『デッドプール』はマーベルじゃないと言われる理由、俳優死亡、X-MENとのつながり、見る順番を解説。

2016年6月1日、日本公開の映画『デッドプール』。
2016年に公開された『デッドプール』は、マーベル・コミックスを原作とし、20世紀フォックスが製作した実写アクション映画です。
映画『デッドプール』はX-MENシリーズと同じ世界観に属しており、主人公ウェイド・ウィルソンが違法な人体実験によって特殊な治癒能力を得たことをきっかけに「デッドプール」として生まれ変わる物語が描かれます。
皮肉と過激なユーモアを特徴とするアンチヒーローとしての個性など、これまでとは真逆なヒーロー映画で、R指定ながら世界的な成功を収めました。
目次
デッドプールはマーベルじゃない?DC・マーベルどっち?

映画『デッドプール』はMARVELコミックを原作とする映画でありながら、「マーベル作品なのにアベンジャーズにいない」「そもそもDCじゃないの?」といった疑問が多く語られてきました。
映画をきっかけにデッドプールを知った人の中には、所属や権利関係が分かりづらいと感じる人も多いようです。
デッドプールがマーベルなのかDCなのか、その立ち位置を整理していきます。
映画化の権利はディズニーへ
結論から言うと、デッドプールはDCではなく、MARVELコミックのキャラクターで間違いありません。
しかしながら、『アベンジャーズ』や『アイアンマン』などMCU作品の映画化権を持っているウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズではなく、『X-MEN』シリーズの映画化権を持っている20世紀フォックスが『デッドプール』の映画化権を持っていました。
そのため、MCU作品にX-MENやデッドプールのキャラクターが登場することがなかったことから、MARVELコミックではないという噂が浮上したと考えられます。
しかしながら、2019年にウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズが20世紀フォックスを買収したことから、MCU作品にX-MENやデッドプールが登場しても全く問題ない状況となりました。
X-MENとMCU作品とのクロスオーバー
2023年に公開された3作目となる続編『デッドプール&ウルヴァリン』はMCUの34番目の作品となり、同作には『アイアンマン』でお馴染みのハッピーや一瞬ではありますが、『マイティソー』シリーズのソーが登場するなどファンを驚かせました。
33番目の作品である『マーベルズ』にもX-MENのビーストことハンク・マッコイがエンドロール後に登場しています。
今後もMCU作品にどんどんとX-MENのキャラクターやデッドプールが登場していくと思いますので、どんな風に世界観がクロスオーバーしていくのか楽しみで仕方ありません。
『デッドプール』俳優死亡の真相

『デッドプール』について検索すると、「出演俳優が死亡した」という情報を見かけることがあります。
中には主演俳優が亡くなったという噂までありますが、これは事実を正確に踏まえていない誤解が広がってしまったものです。
この噂の背景には、シリーズの続編で起きたある事故が関係しています。
主演ライアン・レイノルズ死亡説はデマ
まず結論から言えば、デッドプール役のライアン・レイノルズが死亡したという情報は完全なデマです。
SNSや動画サイトなどで「俳優死亡」という誤ったタイトルが拡散されたことで噂が広まりましたが、信頼できる報道機関や公式の発表は一切ありません。
また、ライアン・レイノルズ本人がユーモアを交えた発言や自虐的な宣伝スタイルを多用することから、ネット上ではフィクションと現実が混同されやすい傾向があり、それも噂を加速させた原因の一つと考えられます。
亡くなってしまったスタントマン
この噂のきっかけとなったのは、2018年に公開された続編『デッドプール2』の撮影中に発生した事故です。
劇中でXフォースのメンバーであるドミノのスタントを担当していたスタントライダー、ジョイ・“SJ”・ハリスさんが、撮影中のバイクシーンで命を落としてしまいました。
ジョイさんはアフリカ系女性として初めてプロのロードレーサーとして活動した人物でしたが、映画スタントとしての参加は今回が初めてでした。
撮影はノーヘルメットで行われており、走行中にバイクが制御不能となって建物に衝突し、そのまま死亡事故へとつながってしまいました。
事故後の調査では、安全管理の不備やスタント実施に関する判断ミスが指摘され、製作プロデューサー陣は最終的に安全義務違反として28万9,562ドルの罰金を科されています。
デッドプールを演じている俳優のライアン・レイノルズは、彼女の死について追悼のメッセージを送り、残された遺族を気遣う言葉を残しています。
X-MENとのつながり|原作と映画の違いも解説

映画『デッドプール』はマーベルの人気シリーズ『X-MEN』と同じ世界観を共有しており、物語の随所でそのつながりが示されています。
劇中にはX-MENのメンバーであるコロッサスやネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドが登場し、ウルヴァリンへの言及も多く見られます。
しかし、その関係は単純なクロスオーバーではなく、「原作コミックでの設定」と「映画シリーズでの扱い」が異なる点も多く存在します。
ここでは、デッドプールがX-MENとどのような関係にあるのかを、原作と映画それぞれの視点から整理し、そのつながりを分かりやすく解説していきます。
原作コミックでのつながり
デッドプール(本名ウェイド・ウィルソン)は、1991年に発売されたコミック『ニュー・ミュータンツ』第98号で初登場したキャラクターです。
登場当初は、X-MEN関連作品における**暗殺者や敵役(ヴィラン)として描かれていました。
彼は末期がんの治療のためにカナダ政府の極秘プロジェクト「ウェポンX計画」に参加し、そこでウルヴァリンの細胞から抽出されたヒーリング・ファクター(治癒能力)を移植されます。
その結果、驚異的な再生能力とほぼ不死に近い肉体を手に入れますが、その副作用により全身がただれたような外見となり、精神も不安定になってしまいました。
さらにコミック版では、デッドプールが不死になった理由はもう一つ存在します。
宇宙の征服者サノスから「不死の呪い」をかけられているのです。
これは、デッドプールと「死」を司る存在ミストレス・デスの関係をサノスが嫉妬したことが原因で、サノスがデッドプールに死ねない呪いを与えたという異色の設定です。
そのため、デッドプールは「実験で得た再生能力」と「サノスによる呪い」という二重の不死性を持つキャラクターとして描かれています。
デッドプールはミュータントではなく「ミュータント治療研究の被験者」という立場であり、X-MENと同じ世界に存在しながらも正式なX-MENメンバーではありません。
しかし、コロッサスやウルヴァリン、ケーブルなどX-MEN側のキャラクターと関わる機会が非常に多い存在であり、のちにはケーブルに誘われてX-Forceに参加したこともあります。
また、デッドプール最大の特徴は物語の第四の壁を破るメタ的な演出です。
読者や作者に話しかけたり、X-MENシリーズ自体をネタにする発言も多く、X-MEN世界の異端キャラとして唯一無二の存在感を放っています。
映画でのつながり
デッドプールが最初に実写映画で登場した作品は、ウルヴァリンのスピンオフ作品である2009年公開の『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』です。
この作品で、デッドプールはストライカーによって結成されたミュータントの特殊部隊チームXのメンバーとしてウルヴァリンと顔を合わせることとなります。
演じたのは、映画『デッドプール』と同じくライアン・レイノルズですが、キャラクターのイメージは少し違っており、終盤ではストライカーによってウェポンXI(イレブン)という生物兵器に改造され、喋れなくされてしまった上でウルヴァリンに敗北を喫するという散々な扱いを受けています。
また、能力や設定についても原作に忠実は描かれておらず、直接的な繋がりはない作品となっています。
しかしながら、デッドプールにとっては黒歴史となっており、続編である『デッドプール2』では、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』に出演した記録を抹消するというデッドプールらしいユニークな展開も描かれています。
デッドプールの見る順番

デッドプールはマーベル作品の中でも型破りなアンチヒーローとして人気を集めていますが、これからシリーズを観ようとすると「どの作品から観ればいいのか分からない」「X-MENシリーズとつながりがあるって本当?」と迷ってしまう方も多いと思います。
デッドプールは単独シリーズでありながら、『X-MEN』の世界と深く結びついており、さらに2024年公開の『デッドプール&ウルヴァリン』ではMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にも参戦しました。
そのため、作品のつながりを整理してから鑑賞すると、キャラクターの背景や物語の流れがより理解しやすくなります。
まずは結論として、デッドプールシリーズを初めて観る方におすすめの鑑賞順を紹介します。
| 順番 | 作品名 | 公開年 | 補足 | 
|---|---|---|---|
| ① | ウルヴァリン:X-MEN ZERO | 2009年 | デッドプール初登場(設定は後年と一部異なる) | 
| ② | デッドプール | 2016年 | 単独シリーズ第1作(誕生の物語) | 
| ③ | LOGAN/ローガン | 2017年 | ウルヴァリンの未来を描く重要作 | 
| ④ | デッドプール2 | 2018年 | ケーブル登場/物語と世界観が拡張 | 
| ⑤ | デッドプール&ウルヴァリン | 2024年 | シリーズ最新作/MCU合流の節目 | 
この順番で観ると、デッドプールの背景やX-MENとの関係、そして最新作への流れを無理なく追えます。
ここから各作品のポイントを簡潔に解説していきます。
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009年)
ウルヴァリンの歴史が描かれたスピンオフ作品。
この作品では、設定が全く違うものの、ライアン・レイノルズが演じたデッドプールが初めて登場します。
ストーリーの本筋は、あまり映画『デッドプール』とは繋がっていませんが、デッドプールとX-MENのつながりを知る上で鑑賞しておいた方が良いと思います。
関連記事▶︎『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のデッドプール生きてるフラグ,時系列,ラスト,エンドロール後を解説。口コミ評判レビューを独自調査。
『デッドプール』(2016年)
凄腕の傭兵ウェイド・ウィルソンがいかにして超人的な治癒能力を持つデッドプールになったのかが描かれたシリーズ第1作です。
恋人ヴァネッサのために人体実験を受けたウェイドは、特殊能力を得る代わりに顔と全身を醜く損傷してしまいます。
ブラックユーモアとメタ発言を多用する唯一無二のヒーロー映画として世界的ヒットを記録しました。
『LOGAN/ローガン』(2017年)
2029年の荒廃した未来を舞台に、老いと肉体の限界に苦しむウルヴァリンの最期を描いたスピンオフ作品です。
ミュータントがほとんど存在しなくなった世界で、ローガンはかつての仲間チャールズ(プロフェッサーX)を守りながら生きています。
映画『デッドプール』はウルヴァリンというキャラクターの集大成であり、『デッドプール&ウルヴァリン』の物語背景にも深く関係する重要な作品です。
関連記事▶︎『LOGAN/ローガン』でのミュータントが絶滅した理由。なぜ老化したのか、死亡理由、時系列まで解説考察。
『デッドプール2』(2018年)
続編となる映画『デッドプール』では、未来で大量虐殺を起こすミュータント・ラッセルを止めるため、タイムトラベラーのケーブルが現代にやって来ます。
デッドプールは彼と手を組み、ラッセルの運命を変えようと奔走するよりパワーアップした続編です。
『デッドプール&ウルヴァリン』(2024年)
20世紀FOX製作の『X-MEN』映画シリーズから続いてきた物語が、映画『デッドプール』をきっかけにMCU本編へと繋がるかたちになれました。
これまで別の世界として扱われてきたデッドプールが、ついにアベンジャーズの世界へと足を踏み入れることで、今後のマーベル映画にも影響を与える可能性が高い注目作です。
『デッドプール』のあらすじ

(以下、映画『デッドプール』のあらすじです。)
『デッドプール』のあらすじ|謎の人体実験の被験者となる末期がん患者のウェイド
凄腕の傭兵であるウェイドは、親友のウィーゼルから依頼を受け、トラブルの解決屋として生活をしていましたが、ある日ウィーゼルの経営するバーで娼婦のヴァネッサと運命的な出会いを果たし、二人は恋に落ちます。
しかしながら、幸せな日々は長くは続かずウェイドは末期がんと診断され、日に日に衰弱していきました。
そんな中、ウェイドはウィーゼルのバーで怪しげな男からがんが治ると言う謎の人体実験の誘いを受け、ヴァネッサのために被験者となることを決意します。
ウェイドは、フランシスという男から拷問とも言うべき度重なる実験を受けることとなります。
『デッドプール』のあらすじ|元の姿に戻るため、フランシスの行方を追うデッドプール
フランシスたちの組織は、難病患者に血清を打ち、ミュータントとして売り払うことでした。
実験の末に凄まじい身体能力と治癒能力を持ったミュータントになったウェイドでしたが、副作用によって顔が火傷でただれたような醜い姿になってしまいます。
施設から脱出することに成功したウェイドでしたが、その醜い姿からヴァネッサに会う勇気はなく、偶然知り合った盲目の老婆アルの家に居候することになります。
ウィーゼルのアドバイスを参考にマスクを被ってデッドプールと名乗り、元の姿に戻ってヴァネッサを迎えに行くためにフランシスの行方を追います。
そして、フランシスに関連する人物を片っ端から襲撃し、1年がかりでようやくフランシスの居場所を聞き出したデッドプールは、高速道路上でフランシスの組織と壮絶なバトルを繰り広げます。
『デッドプール』のあらすじ|デッドプールの正体を知り、ヴァネッサを人質にとるフランシス
ようやくフランシスを追い詰めたデッドプールでしたが、騒ぎを聞きつけた正義のミュータントチームX-MENのメンバーであるコロッサスとネガソニックに邪魔をされてしまい、フランシスを逃がしてしまいます。
デッドプールの正体がかつて実験を行ったウェイドであることを知ったフランシスは人質としてヴァネッサの身柄を拘束してしまいます。
怒り心頭のデッドプールは、コロッサスとネガソニックの協力のもと、ヴァネッサ救出のためにフランシスのアジトへと向かうのでした。
以上、映画『ッドプール』のあらすじでした。
『デッドプール』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

(以下、映画『デッドプール』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|型破りなヒーロー・デッドプールが大暴れるR-15指定のヒーロー作品
映画『デッドプール』は、MARVELの人気キャラクター・デッドプールの活躍を実写映画化したスーパーヒーロー作品となっています。
これまでのヒーロー像とは真逆のコミカルなデッドプールの姿が好評を博し、全世界で興行収入7億ドルを超える大ヒットを記録しました。
この記録はX-MENのスピンオフ作品ではあるものの、当時X-MENシリーズで最大のヒットとなっており、R-15指定の映画としても異例の大ヒットとなりました。
そんなデッドプールは、2009年に公開された『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』に登場しており、メインのキャラクターとして描かれることはなかったものの、シリアスな作品とは対照的なよく喋るそのキャラクターは観客に大きなインパクトを与えました。
X-MENシリーズは、正統派のヒーロー作品といった印象ですが、映画『デッドプール』は前述したように型破りなヒーロー作品となっており、R-15指定ということもあって、冒頭でデッドプールがフランシスの組織と戦うシーンでは、一切の躊躇をしないまま、まるで楽しんでいるかのうように次々と敵を容赦なく殺害する姿が描かれていきます。
戦闘中も独り言を繰り返し、第四の壁を破って観客に問いかける姿に衝撃を受けたという方も多いのではないでしょうか。
アメリカのコメディ映画を彷彿とさせるようなキツイ下ネタも次から次に繰り広げられますので、ブラックなジョークが苦手という方は不快感を覚えるかもしれませんので、鑑賞には十分注意が必要です。
『テッド』や『ハングオーバー』といったコメディ映画が好きな人にはピッタリだと思いますが、家族や恋人とは一緒に観ずに、気兼ねない友人たちと一緒に観る方が絶対良いと思います。
そんな型破りなヒーロー・デッドプールですが、中盤では愛する恋人ヴァネッサのために人体実験を受けた末、がんの完治と凄まじい身体能力・治癒能力を授かった代償に身体中が大火傷を負った醜い姿となってしまった悲しい過去が描かれ、その二面性も彼の大きな魅力になっていると思います。
終盤では、自身に人体実験を行い、愛する恋人ヴァネッサを人質にとったフランシスのアジトへと向かい、壮絶なバトルが繰り広げられます。
このバトルシーンに関しては、ヒーロー映画ならではの迫力ある映像に仕上がっていますので、従来のX-MENシリーズのファンも十分に楽しめると思います。
仲間に復讐を止められるものの、躊躇なくフランシスを殺害するデッドプールの姿は痛快です。
ラストでは、醜い姿を気にせずに受け入れたヴァネッサとウェイドが結ばれるハッピーエンドで締めくくられ、上映時間108分があっという間のテンポの良い作品となっています。
普通のヒーロー映画に飽き飽きしているという方にぜひオススメしたい作品です。
『デッドプール』のみんなの口コミ評判レビュー
★★★★☆星4
デッドプールはヒーロー映画の常識をぶち壊すようなかなりぶっ飛んだ作品でした。
主人公のセリフひとつひとつがツッコミどころが満載で、笑いながらこんなのありか?!って何度も叫びそうになりました。
観客に投げかけてくる面白い発言、敵を倒すのに容赦ないアクションシーン、それでいて時々見せてくる人間くさいシーンなどそのギャップがらたまらない作品です。
ヒーローだけど、完璧ではなくむしろダメなところだらけなところがむしろ頑張れ!って応援したくなっちゃいます。
他のヒーロー映画では全然味わえないような悪ふざけのセンスと本気の愛が混在していて、最後にはこれこそがヒーローだ!と胸を張って言いたくなる。
最高にイカれててカッコいい作品です。
 30代女性
30代女性
★★★★☆星4
フランシスという男を探している最強の主人公の過去を紐解く話しで、主人公のウェイドが末期がんの治療で施設に行って最強の体を手に入れたがそれと同時に顔が腐ったアボカドのようにゴツゴツになってしまったというもの。
吹き替え版で見ましたが、例えやギャグのセンスが秀逸で面白かったです。
グロテスクなシーンも主人公のウェイドが面白く話すので少し笑いが勝つところはすごくいいです。
タクシーの運転手や一緒に生活してる盲目の薬物中毒のおばさんなどのキャラが濃すぎるし、その人たちとの会話も面白いです。
「さすがマーベルなのに金曜ロードショーでできないんだな」と思わせるような発言が多数あって大人には面白いし、とにかくアクションが多く、人情とか感動とかはあまりなく飽きずに楽しむことができるいい映画だと思います。
 20代男性
20代男性
★★★★★星5
もともと原作コミックを読んでいて、皮肉屋でハチャメチャなキャラクターが大好きでした。
映画でもその魅力がしっかり生きていて、初めて観たときは「これだ!」と思いました。
ブラックジョークも下ネタも全開で、人によっては引くかもしれないけど、私にとっては最高に笑えるツボです。
登場人物もみんなクセがあって、何よりライアン・レイノルズが完璧すぎる。
彼がマーベルに正式参加したときは本当に嬉しかったです。
コメディでありながら、アクションも激しくて、どこかロマンチックな部分もある。
どんな気分の時でも観られるし、人生のどんな時期でも不思議と心にハマる作品です。
観ている間だけは、普段感じている憂うつな気持ちがスッと消えてる気がします。
この映画を観ている時間だけは本当に救われる感じがします。
笑って、スカッとして、ちょっと泣ける。
本当におすすめです。
 30代女性
30代女性
★★★★☆星4
Foxの映画らしいというか、まあ完全にスパイダーマンを下敷きに、「勧善懲悪ではない本音のヒーロー」を誕生させた感じです。
「癌」をネタにするところが今っぽいし、顔がボロボロなところをはじめ、スパイダーマンから綺麗ごとを取り去った感満載です。
勿論、ショットガンで頭吹っ飛び満載、自身の身体も破裂したりと、ごはん食べながら見れない感じ満載ですが、時々人間としてというか、一人の男として愛する女性を思う気持ちの吐露があったりと、こういう局面で同性愛とかジェンダーレスに走ったりしないのがFoxの映画で、なおかつ前トランプ政権下に作られた映画なんだなあと強く感じました。
また、こんだけ無茶苦茶やっても、アメリカンコミックのノリを崩さないところが、やはりFoxの映画なんだなあと思いました。
 50代男性
50代男性
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