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『夜明けのすべて』にキスシーンはある?あらすじネタバレや感想評価も

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2024年2月9日公開の映画『夜明けのすべて』。

瀬尾まいこによる原作小説を上白石萌音と松村北斗を主演に実写映画化したものです。

PMS(月経前症候群)の症状に悩まされる藤沢(上白石萌音)とパニック障害の症状で苦しむ山添(松村北斗)が出会い、はじめは衝突するも、徐々に互いのことを理解し、関係性を深めていく人間ドラマを描いた物語となっています。

この順番でチェック
  • 映画『夜明けのすべて』にキスシーンはある?
  • 映画『夜明けのすべて』のあらすじ
  • 映画『夜明けのすべて』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

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映画『夜明けのすべて』にキスシーンはある?

瀬尾まいこの同名小説を原作とした、三宅唱監督作品の映画『夜明けのすべて』。

映画『夜明けのすべて』にキスシーンやラブシーンはあるのか?という点について解説します。

主人公が若い男女ということもあり、こういった疑問が挙がるのではないかと思います。

管理人

映画『夜明けのすべて』に「キスシーンやラブシーンはあるのか」という点について、結論としては「ない」です。

まず、主人公の藤沢と山添の2人についてです。

2人は20代と思われる男女であり、栗田科学という会社で出会います。

それぞれPMS、パニック障害に苦しんでおり、その症状から相手に強く当たってしまうこともありました。

しかし徐々に互いのことやそれぞれの病気について理解を深めていきます。

そして、2人は互いに支え合う、深い関係性を築いていきます。

若い男女が、長い時間を共に過ごしたり、互いの家を訪れたり、一つの仕事を協力してこなしたりといった様子が描かれると、一般的には「恋愛関係に発展するのでは」といった結末を予想してしまいがちです。

しかし、映画『夜明けのすべて』においては藤沢と山添の2人が恋愛関係に発展することはありません。

管理人

そのため、2人のキスシーンやラブシーンといったものは一切描かれていません

次に、その他の人物についてです。

唯一といっていい恋愛模様が描かれたのは、山添と山添の彼女との様子です。

山添には元同僚の彼女がいました。

山添がパニック障害を抱えていることも知っていますが、付き合いは継続し、山添をサポートしていましたが、少しぎこちない様子でした。

そして、そんな彼女の海外転勤が決まったことをきっかけに、2人は完全に別れることとなりました。

このように2人のシーンは複数あります。

山添がパニック障害の発症をきっかけに栗田科学に転職した後の様子ということもあり、少し温度差やすれ違いを感じられるようなシーンが多かったです。

管理人

そういったこともあってか、こちらも特にキスシーンやラブシーンといったものは描かれていませんでした

その他は特に恋愛要素がなく、キスシーンやラブシーンが出てくる余地がありませんでした。

以上のように、映画『夜明けのすべて』はキスシーンやラブシーンはありません。

それだけでなく、そもそも恋愛要素がほとんどありませんでした。

その分1人ひとりの人間性や、抱えている問題などが丁寧に描かれているように感じました。

また、恋愛関係には発展しませんでしたが、藤沢と山添の2人はかけがえのない関係性を築いていき、非常に見ていて心が温まりました。

深い人間ドラマが堪能でき、辛さもありますが、優しい気持ちになれる映画作品となっています。

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『夜明けのすべて』のあらすじ

以下、映画『夜明けのすべて』のあらすじです。

『夜明けのすべて』のあらすじ|生きづらい2人

主人公の藤沢美紗はPMS(月経前症候群)に悩まされていました。

その為、新卒入社した会社でPMSの症状から会社で居眠りしたり声を荒げたりしてしまい、問題になって退職した過去があり、小さな会社栗田科学で働いていました。

栗田科学に最近転職してきた青年、山添孝俊はやる気がありません。

山添はパニック障害を発症し、務めていたコンサルティング会社の退職を余儀なくされ、栗田科学にやってきたのでした。

また、パニック障害の症状で外食や電車に乗ることもできない状況でした。

ある日、藤沢はPMSの症状でつらく感じていた日に、山添の炭酸水のペットボトルを開ける音が気に障り、怒りをぶつけてしまいました。

またある時、藤沢は元の会社の上司である辻本にビデオ通話で相談をしていました。

今の栗田科学での仕事にやりがいを見い出せず、元の仕事に戻りたかったのです。

『夜明けのすべて』のあらすじ|2人の関係性の変化

ある日職場で発作を起こした山添を、藤沢が連れて帰りました。

藤沢は山添に自身がPMSの症状とたたかっていることを打ち明け、一緒に頑張ろうと話しますが、山添には拒否されてしまいました。

山添はなかなか心を開かなかったものの、藤沢と関わるうちに変化が見えてきました。

そして2人は互いの病気について理解を深めていき、お互いが辛い時にフォローしあうなど、奇妙な関係性が築かれていきます。

一方、辻本と栗田科学の栗田社長は同じ遺族の会に参加していました。

辻本は姉を亡くし、栗田社長は弟を亡くした傷が癒えていなかったのです。

『夜明けのすべて』のあらすじ|転機のプラネタリウム

藤沢と山添の2人は、小学校で実施する移動式プラネタリウムのイベントでのアナウンス原稿の作成を担当することになりました。

思うような原稿とならず悩んでいたところ、栗田社長とかつて共に会社を経営していた社長の弟が遺した資料や説明が吹き込まれたテープの内容に引き込まれ、参考にして原稿作成することにしました。

山添は徐々に栗田科学での仕事にやりがい見出すようになり、栗田科学でこれからも働いていくことを決意します。

一方、病により母が一人で生活していくことが困難になった藤沢は、地元企業への転職を考え始めます。

以上、映画『夜明けのすべて』のあらすじでした。

果たして藤沢と山添の2人はどうなるのか?

結末を知りたい方は、実際に映画を見てみることをおすすめします。

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『夜明けのすべて』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

以下、映画『夜明けのすべて』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。

感想評価(※ネタバレ有)|すべてを包み込むやさしい物語

映画『夜明けのすべて』はPMSに悩む女性とパニック障害を患う男性が出会い、徐々に互いを理解し、支え合いながら前を向いていく物語です。

それぞれの症状やそれに伴う悩み、周囲の人々との関わりなどを丁寧に描いた作品となっています。

ストーリーはPMSに悩む藤沢美紗が、問題を起こして会社をやめ、栗田科学という小さな会社に転職するというところから始まります。

管理人

その後、栗田科学にパニック障害を抱えた山添孝俊も加わり、最初はうまく接することのできなかった2人が、互いの病気を知ったところから徐々に関係性を深めていきます。

そんな2人はある時、移動式プラネタリウムのイベントの肝になる原稿を作成するという仕事を任されました。

2人で協力してその仕事に打ち込む中で、山添は栗田科学での仕事にやりがいを見出していきました。

しかし藤沢は病と闘う母のために転職することを考えていました。

そして迎えたプラネタリウムは大盛況となりました。

辻本など関わりのある人々も来てくれて、藤沢と山添が協力して考えた原稿に多くの人が心を打たれ、大成功に終わり2人は達成感を覚えます。

物語の最後、山添は栗田科学で働き、藤沢は地元の企業に転職し、母の介護をしながら暮らす様子が描かれ、映画は終わります。

管理人

映画『夜明けのすべて』で特に魅力的だと感じた点は「あらゆる人を肯定するやさしい物語」である点です。

序盤は藤沢と山添がそれぞれ症状に苦しむ場面が多かったり、途中、家族を亡くした辻本や栗田社長の話が出てきたりと辛い描写もありました。

また、藤沢と山添はそれぞれPMSとパニック障害が原因でもとの会社を辞めることになり栗田科学にやってきたという経緯もあります。

しかし、単につらい、かわいそうといったことではなく、それぞれの抱えている事情なども理解し寄り添ってくれる人たちが周りにいました。

藤沢と山添にとっての互いの存在や、栗田科学の人たちなどです。

そして、少しずつうまくコントロールできるようになったり、自分の状況を受け入れたりすることで、どの登場人物も前を向いていきます。

そういった、包み込むようなやさしさを感じられる作品だったと思います。

管理人

また「恋愛要素の排除」、「キャストの演技やリアリティ」といったところもよかったです。

まず「恋愛要素の排除」についてです。

映画『夜明けのすべて』のメインは藤沢と山添という20代くらいと思われる男女です。

しかし、映画『夜明けのすべて』においてこの2人が恋愛関係に発展することはありません。

互いの病気、症状について理解を深め、かけがえのない関係性を築いては行きますが、恋愛に発展しそうな雰囲気も特になく最終的には別々の道に進んでいきます。

唯一といっていい恋愛要素は山添とその彼女との描写です。

しかしそれも山添がパニック障害を発症してからの様子のみ描かれているため少しギスギスした雰囲気で、ほどなく別れてしまいます。

若い男女の物語といえば、最終的には恋愛関係になるのではないかと思ってしまいますが、映画『夜明けのすべて』ではそれがありませんでした。

恋愛要素が無理に入れ込まれることがないことで、2人の特別な関係性や周囲の人とのかかわりがより際立っているのだと思います。

管理人

次に「キャストの演技やリアリティ」についてです。

映画『夜明けのすべて』で藤沢美紗を演じたのは上白石萌音、山添孝俊を演じたのは松村北斗で、それぞれ映画やドラマで大活躍している若手俳優です。

上白石萌音、松村北斗いずれも繊細な人物を繊細に演じ、非常にリアリティのあるキャラクターとなっていました。

特にPMSやパニック障害の症状が出ているときとそうでないときのギャップや互いにつらく当たったりもした前半と関係性を深めていった後半とのギャップの演じ分け等は圧巻でした。

また、冒頭の上白石萌音演じる藤沢のPMSの症状から前職の職場でミスを犯してしまったり感情をあらわにしてしまったりするシーンや街中で警察に保護されるシーンは印象的でした。

精神状態の不安定さやPMSの症状のつらさ等がひしひしと伝わってくるような演技でした。

管理人

映画『夜明けのすべて』はPMS・パニック障害の症状など丁寧に描かれていて、それらの症状や悩む人たちの想いなどに触れることができる作品です。

それだけでなく、広く、他人や自分の置かれている環境を受け入れる心を持つことの大切さも実感することができるような作品でもあります。

これは唐突な恋愛要素等のノイズがないことやキャストのすばらしい演技によって際立っているように思いました。

一見重いテーマで見ることを躊躇してしまうかもしれませんが、観ると優しい気持ちになれる映画なので、ぜひご覧いただきたい作品です。

『夜明けのすべて』のみんなの口コミ評判レビュー

★★★★★星5

今の世の中に多いパニック障害とPMS(月経前症候群)を抱える2人の男女の物語です。

心の状態は見えなくて他の人には分からないので、こういった作品があるとよりこの症状の理解が進んでいいなと思いました。

どこにでもありふれる現代の問題だからこそ、苦しんでいる人がいるんだよということを色々な人に知ってもらいたいです。

また、今が辛くてもいつか克服できる時が来るので、この映画を見て前向きな気持ちになって欲しいです。

この主人公たちの職場の理解があって回復に向けて支えられていました。

周りの人が理解して支えることが寛解への第一歩なのだと思います。

まだまだ理解が少ない職場も多いようなので、この作品が良いきっかけになったら良いなと思います。

20代女性

★★★★☆星4

女性の体調は不安定なもので、その気持ちはよくわかるし、社会人としてどのように過ごして周りと生きているのかを知りたくて見ました。

主役の上白石さんと松村さんが中心となって映画は展開します。

が、それぞれの悩みや葛藤、それを見守る職場の人たちの関係性がどこか温かく、羨ましくもありました。

ですが、それぞれつらい思いや諦めなければならない、付き合っていかなければならない症状に見ていて苦しくなるものの、受け入れる、受け止める社会であることが今の働く世の中に必要なものではないかと考えさせられました

100%理解してもらえなくても、寄り添ってくれる関係が本当に嬉しいことですし、新たな環境で生きていくにもその気持ちを忘れずに過ごしていきたいと感じる作品でした。

30代女性

★★★★★星5

友情や恋愛を通しての繋がりを超えた、人と人との深い繋がりや支え合いを考えさせられる作品でした。

まず、登場人物が抱える悩みが親近感が沸くものばかりで、共感できるものがありました。

藤沢さんはPMSの症状に悩んでおり、周りに理解されないことにイライラしてしまいます。

私自身もPMSの症状が酷い方なので、藤沢さんの気持ちが痛いほど伝わってきました。

藤沢さんの会社に転職してきた山添くんもパニック障害を抱えており、生きることに消極的になっているのですが、私もパニック障害を抱えていたことがあり、山添くんの苦しみにも共感できるものがありました。

藤沢さんと山添くんが少しずつ寄り添い、お互いのために生きていこうとする姿は、心にぐっとくるものがあり気づけば涙を流しながら見ていました。

支え合うことの大切さ、自分らしく生きることの大切さを学ぶことができた作品でした。

30代女性

*映画『夜明けのすべて』のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。

引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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