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映画デッドプール&ウルヴァリンの関係と時系列。見る前に知っておくべき見る順番を解説。

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2024年7月24日、日本公開の映画『デッドプール&ウルヴァリン』。

デッドプール主役で更にウルヴァリンも登場する作品で「二人の因縁深い関係はどう始まったの?」と気になる方も多いはず。

実は、デッドプールはヒーローになりたいと思っていて、『X-MEN』の看板ヒーローであるウルヴァリンに嫉妬心?を持ってるようです。

そんなデッドプール&ウルヴァリンの関係について、時系列を追って徹底解説していきます

最後まで読めば、「なるほど!デッドプールとウルヴァリンってこんな関係だったのね」と理解できるはずです。

映画『デッドプール&ウルヴァリン』の作品紹介

映画『デッドプール』では3作品目で、『X-MEN』シリーズのウルヴァリンが登場するということでも話題を集めましたよね。

公開後は各国で記録的な興行成績を伸ばし、世界興行収入は約13億3,000万ドルを突破。

MCUフェーズ5作品の中でも最大のヒット作となり、R指定映画としても歴代トップの興行収入を更新しました。

お馴染みの暴走ギャグ、激しいアクション、そしてシリーズを越えたキャラクター同士の掛け合いなど、旧X-MENシリーズのファンもMCUファンも楽しめる要素が詰まった作品となっています。

目次

デッドプールとウルヴァリンの関係を時系列を追って解説。

MCU入りを果たしたデッドプールと、長年X-MENシリーズを背負ってきたウルヴァリン。

これまで映画シリーズの流れの中で時に交わり、時に完全に別ラインとして描かれてきた二人ですが、ついに同じスクリーンで本格的にタッグを組むことになりました。

寡黙で孤独を背負う戦士ウルヴァリンと、軽口を叩き続ける破天荒なデッドプールと性格も価値観も戦い方もまったく違う二人ですが、原作コミックでは深い因縁と繋がりを持ち続けてきました。

原作におけるデッドプールとウルヴァリンの関係

原作コミックでは、ウルヴァリンとデッドプールは「ウェポンX計画」という同じ組織の被験者として繋がりを持っています。

この計画は、政府が超兵士を生み出すために行った非人道的な実験プロジェクトで、ウルヴァリンはその結果として「自己再生能力」と「アダマンチウムの骨格」を得ました。

一方デッドプールは、がんに侵された体を治すために同様の実験を受け、ウルヴァリンの治癒因子を移植されたことで超人的な再生能力を獲得します。

しかしその副作用として精神が不安定になり、デッドプールは正義よりも快楽と破壊に突き動かされるアンチヒーローへと変貌。

ウルヴァリンとは正義のあり方や手段を巡って幾度も衝突し、時には仲間として、時には敵として戦う関係が描かれてきました。

特に1990年代のコミックでは、ウルヴァリンがデッドプールを止めるために直接対決するシーンも多く、二人の戦闘は名バトルとして知られています。

実写映画での初共演と黒歴史の始まり

実写映画で二人のキャラクターが初めて顔を合わせたのは、2009年公開の『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』です。

この作品はローガンがウルヴァリンになるまでの過去を描いたスピンオフで、ウィリアム・ストライカーが率いる特殊部隊チームXの仲間としてウルヴァリンとデッドプール(ウェイド・ウィルソン)が登場します。

この頃のウェイドはよく喋る性格ながら、現在のようなコメディ色の強いキャラクターではありませんでした。

黒歴史の抹消がTVA(時間変異事務局)に目を付けられたきっかけ

そんな二人の出会いとなった『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』は、ウェイドにとって黒歴史扱いされています。

中盤でストライカーによって改造され「ウェポンイレブン」となりウルヴァリンと戦うも、彼のアダマンチウムの爪によって敗北。

その後『デッドプール2』ではタイムマシンを使ってこの黒歴史を抹消するというメタ的行動をとり、さらに自身を演じるライアン・レイノルズが出演した『グリーン・ランタン』までも消し去るというギャグを展開します。

この歴史改変がTVA(時間変異事務局)に目を付けられるきっかけとなり、『デッドプール&ウルヴァリン』ではウルヴァリンとタッグを組む展開へと繋がります。

正反対な二人が生む化学反応

ウルヴァリンといえば、X-MENシリーズの正統派の人気キャラクターとして長きに渡って君臨しているので、デッドプールは彼に対して嫉妬のような気持ちも抱いていたと考えられます。

正統派のヒーローであるウルヴァリン、そして、型破りなヒーローであるデッドプール。

正反対な二人が生み出す化学反応が功を奏し、全世界での興行収入が12億ドルというデッドプールシリーズで最大のヒット作となりました。

私生活でも親友同士の二人

デッドプールを演じたライアン・レイノルズとウルヴァリンを長きに渡って演じるヒュー・ジャックマン。

二人は『ウルヴァリン:X-MEN ZERO*での共演をきっかけに交流を深め、SNSで度々2ショット写真を投稿し話題を集めるなど、親友であることで知られています。

私生活での仲の良さが分かる二人の息の合った演技が、映画『デッドプール&ウルヴァリン』の最大の魅力とも言えるでしょう。

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『デッドプール&ウルヴァリン』の時系列。

映画『デッドプール&ウルヴァリン』は、過去作で起きた出来事が複雑に絡み合う構造を持ちます。

そのため、“どの時点の世界”を描いているのかを一度整理しておくと、物語が格段に理解しやすくなります。

また、映画『デッドプール&ウルヴァリン』では、アンカービーイングという重要な概念が登場します。

これは その世界(ユニバース)の分岐を安定させる中心となる存在 のことで、その人物が死んでしまうと 世界そのものが崩壊しはじめるという、TVA(時間変異事務局)が定める重要な設定です。

この前提を押さえると、映画『デッドプール&ウルヴァリン』がなぜウルヴァリンの死(=『LOGAN』)と深く結びつくのかが理解しやすくなります。

ここからは、時系列の流れと見る前に知っておきたい関連作品を順に紹介していきます。

管理人

2018年:『デッドプール2』ラストでのタイムトラベル

ウェイドはケーブルのタイムマシーンを使い、自身の黒歴史を修正(消去)していく。

2018年:アベンジャーズ面接(アース616)

デッドプールはMCU世界=アース616へ向かい、アベンジャーズ加入面接を受けるが不採用に終わる。(※時期的には『インフィニティ・ウォー』直前と推測されます)

2024年:TVAに召喚される

中古車販売会社で働いていたウェイドは、過去のタイムトラベルが原因でTVA(時間変異事務局)に拘束される

そこで知らされる事が、こちらの二つの事柄です。

  • 『LOGAN』(2029年)の世界でアンカービーイング=ローガン(ウルヴァリン)が死亡した
  • その影響でデッドプールたちのアース10005が安定を失い、ゆるやかに崩壊しているという重大な事実

 パラドックスを修正するため、各ユニバースを巡る

TVAの装置(機会)によって、ウェイドは複数のユニバースを渡り歩くことに。

その中で、史上最悪と呼ばれる別世界のウルヴァリンと出会い、無理やり協力関係に引き込んでいきます。

映画『デッドプール&ウルヴァリン』では別世界のウルヴァリンという設定で登場しますが、公式にユニバース番号までは明らかにされていません。

劇中では マルチバースで最悪のウルヴァリン”と評されていますが、これはその世界においてウルヴァリンが重要な役割(アンカービーイング)を果たせず、結果的に世界崩壊を招いたという設定に基づいています。

詳細な背景は断片的にしか描かれておらず、あえて謎を残した演出とも言えます。

 そして、ウルヴァリンと共に虚無空間へ。流れの中で二人は 虚無(Void)に送られてしまい、そこでレジスタンスたちと交錯するというのが映画『デッドプール&ウルヴァリン』へと繋がります。

管理人

デッドプール3を見る前に知っておきべき予習作品を優先度で解説。

デッドプール(2016年)見る順番優先度:★

デッドプール誕生の物語。

容姿の変化、ヴァネッサやアルとの関係、X-MENとの距離感など、シリーズの基礎がすべて理解できます。

デッドプール2(2018年)見る順番優先度:

ラッセルとケーブルをめぐる物語。

ラストのタイムマシーン改変が、映画『デッドプール&ウルヴァリン』のTVA召喚の原因となります。

ピーター、ユキオなど、今回も登場するキャラの関係性もここで把握可能です。

LOGAN/ローガン(2017年)見る順番優先度:

2029年の未来を描いた、ウルヴァリンの決定的なスピンオフ。

  • ウルヴァリンがアンカービーイングであること
  • ローガンの死がアース10005崩壊の引き金になった理由
  • 冒頭で掘り起こされる遺体の位置づけ
  • 虚無空間で協力したローラが彼を信頼する根拠

これらが映画『デッドプール&ウルヴァリン』と直結して理解できます。

 アベンジャーズ:インフィニティウォー(2018)見る順番優先度:★

 『アベンジャーズ:インフィニティウォー』を見ておけば、デッドプールが加入面接を受けた時期のアベンジャーズの状況が分かります。

マーベル作品でアベンジャーズとの関係を確認しておきたいなら、見ておくことをおすすめします。

ドラマ ロキ(2023)見る順番優先度:★

ドラマ『ロキ』では、TVA(時間変異事務局)の仕組みや概念が把握できます。

『デッドプール&ウルヴァリン』でつまづく点は、マルチバース化した作品に付いていけるかどうか、です。

しかし、ドラマ『ロキ』を見ておけば、マルチバースやTVA(時間変異事務局)の仕事について理解できるので、見ておくと理解度が上がります。

レジスタンス関連キャラを知るための作品

レジスタンス関連キャラを知るための作品はこの通りです。

  • ローラ → 『LOGAN/ローガン』
  • ブレイド → 『ブレイド』(1998)
  • エレクトラ → 『デアデビル』(2003)、『エレクトラ』(2005)
  • ジョニー・ストーム → 『ファンタスティック・フォー 超能力ユニット』(2005)

虚無の世界でレジスタンスとしてデッドプールたちに協力するローラについては、2017年公開の『LOGAN/ローガン』。

ブレイドについては、1998年公開の『ブレイド』。

エレクトラについては、2003年公開の『デアデビル』。2005年公開の『エレクトラ』。

ジョニー・ストームについては、2005年公開の『ファンタスティック・フォー 超能力ユニット』を鑑賞すれば、そのキャラクターの概要がよく分かります。

これらの作品については、『デッドプール&ウルヴァリン』を鑑賞してそれぞれのキャラクターについて知りたくなったら鑑賞するくらいの気持ちで良いと思います。

管理人

アベンジャーズに加入できなかったのはなぜ?面接に落ちた理由

デッドプールは、憧れのアベンジャーズに加入するために、神聖の時間軸であるとされるアース616に向かいます。

そして、アイアンマンことトニー・スタークの部下であるハッピーに面接をしてもらいます。

しかし、結果としては不合格でアベンジャーズに加入することが出来ず、その事がヒーローになる目標の挫折となり、恋人ヴァネッサとの関係が悪化するきっかけとなってしまいました。なぜ、デッドプールは面接に堕ちてしまったのでしょうか?その理由2つについて解説しています。

管理人

アース616では知られていない存在

デッドプールが面接で落ちてしまった理由は、彼がアース616では知られていない存在であったことが原因であると考えられます。

アース10005では、その名を轟かせているデッドプール。

しかし、アベンジャーズのいるアース616では全く知られておらず、ハッピーが彼の圧倒的な戦闘能力や治癒能力を知りませんでした。

そこで、発言に対して信用されなかったために、面接を落とされてしまったと考えられます。

その強さを知れば、結果は違ったのかもしれませんが、突然他のアースから現れたわけの分からない男の発言が信用に値するわけがないため、面接に落ちてしまったのは当然だと感じます。

ヒーローらしくない下ネタ発言

デッドプールといえば、R15指定の作品ですよね。

ドギツい下ネタや容赦のない戦闘シーンが醍醐味です。

しかし、彼のヒーローらしくない型破りなキャラクターはアベンジャーズには相応しくないと判断され、落とされてしまったと考えられます。

『デッドプール&ウルヴァリン』のあらすじ

(以下、映画『デッドプール&ウルヴァリン』のあらすじです。)

『デッドプール&ウルヴァリン』のあらすじ|ウェイドの前に現れるTVAのエージェントたち

デッドプールことウェイド・ウィルソンは、アベンジャーズへの加入を夢見て、面接を受けますが、残念ながら落ちてしまい、それ以来ヒーローを諦めました。

それから、6年の月日が経ち、中古車販売店に勤めていたウェイドの元をTVA(時間変異事務局)と名乗る男たちが現れ、エージェントのパラドックスから前作でケーブルのタイムマシンを利用し、仲間たちを救ったことを指摘され、その功績からアベンジャーズたちの時間軸に招待されることとなります。

意気揚々と新調してもらったスーツと武器を手にしたウェイドでしたが、現在ウェイドがいる世界アース10005は近い将来に重要人物=アンカービーイングであるウルヴァリンことローガンが死亡してしまうことから緩やかに滅亡に近付いていることを聞かされます。

パラドックスは自身が開発中のタイムリッパーというマシンを利用して滅亡を早めようと計画していました。

『デッドプール&ウルヴァリン』のあらすじ|虚無の世界へ送られてしまうデッドプールとウルヴァリン

ウェイドは慌ててパラドックスの機械を利用し、アンカービーイングの代わりとなる様々なユニバースのウルヴァリンと出会いますが、連れてきたのは史上最悪と言われるウルヴァリンであったことからパラドックスによって二人は虚無の世界へと送られてしまうのでした。

虚無の世界では、凄まじいテレキネシス能力を持つカサンドラ・ノヴァが部下であるパイロなどを従えて支配していました。

要塞に連行されてしまったデッドプールとウルヴァリンはなんとか脱出することに成功しますが、仲違いをしてしまい、二人で死闘を繰り広げることとなります。

死闘の末に気絶してしまった二人は、ブレイド、エレクトラ、ガンビット、ローラ率いるレジスタンスのアジトで目を覚まします。

彼らはパラドックスによって、いきなり虚無の世界に連れて行かれており、カサンドラへの反撃のチャンスを伺っていました。

デッドプールの提案により、協力してカサンドラを倒そうと要塞へと向かいます。

『デッドプール&ウルヴァリン』のあらすじ|虚無の世界以外を破壊しようとするカサンドラ

レジスタンスたちがカサンドラの部下たちと戦い、ミュータント能力を無効化させるジャガーノートのヘルメットを奪う事に成功。

デッドプールとウルヴァリンがカサンドラにヘルメットを被せ、彼女を取り押さえることに成功しますが反逆のチャンスを伺っていた部下のパイロにカサンドラは銃撃され、重傷を負います。

ウルヴァリンがカサンドラに慈悲をかけ、パイロを倒したことからその礼にスリングリングを利用してアース10005へのゲートを開けてくれました。

急いでパラドックスの元へと向かう二人ですが、タイムリッパーの存在を知ったカサンドラがパラドックスを連行して虚無の世界以外の時間軸を全て破壊しようと企んでいました。

ウルヴァリンとデッドプールを足止めするために様々なユニバースの100人以上のデッドプールが送り込まれ、壮絶な戦いが始まるのでした。

以上、映画『デッドプール&ウルヴァリン』のあらすじでした。

結末が気になる方はぜひ実際に映画を観てみて下さい。

『デッドプール&ウルヴァリン』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

(以下、映画『デッドプール&ウルヴァリン』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)

感想評価(※ネタバレ有)|二大ヒーロー デッドプールとウルヴァリンがまさかのタッグを組む歴史的ヒット作品

映画『デッドプール&ウルヴァリン』は、毒舌と下ネタ、容赦ない戦いっぷりの破りなヒーローとしてアメリカだけでなく、日本でも人気を博し、R指定にも関わらず、記録的なヒットとなったデッドプールの3作品目の作品となっています。

なんとウルヴァリンとタッグを組むということで、X-MENシリーズで長年演じてきたヒュー・ジャックマンが再びウルヴァリンを演じるということで公開前から大きな話題を集めていました。

結果的に全世界での興行収入は10億8,000万ドルを超えて、R指定作品で歴代最高のヒット作品となるという快挙を打ち立てました。

そんな映画『デッドプール&ウルヴァリン』の最大の魅力はなんといっても、デッドプールとウルヴァリンの絡みにあると思います。

TVA(時間変異事務局)のミスターパラドックスという人物によって、虚無の世界に落とされてしまったデッドプールとウルヴァリンは、その正反対な性格からいがみ合い、序盤では二人で死闘を繰り広げますが、痛々しく迫力がありながらも、どこかコミカルなバトルシーンは映画『デッドプール&ウルヴァリン』の醍醐味と言えるでしょう。

管理人

そんな二人が旅を続ける中で少しずつお互いを理解していくようになり、同じく虚無の世界に落とされてしまったヒーローたちとともに虚無の世界を支配するカサンドラに立ち向かっていきます。

このヒーローたちもブレイドやエレクトラ、そして映画『LOGAN/ローガン』に登場したローラなどこれまでのMARVEL実写作品に登場したヒーローたちとなっており、長年ヒーロー映画を追いかけているファンにはたまらない展開になっていると思います。

なんとか虚無の世界から戻ってきた二人ですが、パラドックスの開発したマシンを利用して虚無の世界以外の世界を破壊しようと動くカサンドラを止めるために奔走します。

カサンドラが送り込んだ様々な世界の総勢100人以上のデッドプールと戦うことになりますが、そのどれも個性豊かでシリーズのファンは思わず笑ってしまうこと間違いないです。

最終的にはデッドプールとウルヴァリンが命を犠牲にする覚悟でマシンを破壊し、世界に平和が訪れるというハッピーエンドとなります。

あれだけいがみ合っていた二人が力を合わせ、唯一無二の親友になっていく展開には胸が熱くなります。

型破りなヒーローであるデッドプールとX-MEN屈指のクールなヒーロー・ウルヴァリンという正反対な二人の関係性がどのように変化していくのか、注目しながら鑑賞することをオススメします。

『デッドプール&ウルヴァリン』のみんなの口コミ評判レビュー

★★★★★星5

R指定ということもあり、下ネタもグロ表現もメタ発言も遠慮なく盛り込まれている点がとても良かったです。

デッドプールの口の悪さと、ウルヴァリンの無言で押し切る暴力性が絶妙に噛み合っており、思わず笑ってしまいました。

正直、近年のマーベル作品は設定が複雑すぎてついていけないこともあったのですが、『デッドプール&ウルヴァリン』は非常に分かりやすく楽しめました。

過去作への皮肉も次々と飛んできて、ヒュー・ジャックマンが黄色いスーツを着ているだけでテンションが上がりましたし、『グレイテスト・ショーマン』のネタまで入れてくるサービス精神には驚かされました。

アクションもキレがあり、特に終盤のバトルは本当に熱かったです。

マドンナの「Like a Prayer」が流れる中での戦闘は、笑えるのにどこか感動もあり、不思議な気持ちになりました。

過去作を予習しておくとさらに楽しめますが、正直なところ初見でも十分に笑えて、泣けて、燃えられる作品だと思います。

デッドプールの過去作やウルヴァリン関連の映画を観ておくと、細かなネタを拾ってニヤニヤできるかもしれません。

30代男性

★★★★★星5

観て損なしです。

デッドプールの下品な感じの自虐的ギャグがありましたが、ウルヴァリンの渋い感じの雰囲気とぶつかって、変人と頑固オヤジの喧嘩みたいになっててかなり笑えました。

また、アクション満載だったのが良かったです。

かなりバイオレンス感満載だったので、平気な人であれば楽しめます。爪と剣のバトルは爽快だったので見どころ。

R指定なので自由度があり、グロいコミカルって感じです。過去のX-MENを茶化すネタがファン心をくすぐります。

ストーリーは意外にも熱い友情。ふたりは傷だらけのヒーローだから、お互いを救う姿にもグッときました。

エンドロール後のオチがあるので気をつけてください!

ただ、ギャグ多すぎて疲れる人もいるかも。総じて傑作でした。

30代女性

★★★☆☆星3

痛快なエンターテインメントとして複雑になってしまったマーベル実写化の歴史を取りまとめ、同時に盛大なファンサービス映画として成立させられるのは、デッドプール以外にはいなかったのではないかと感じました。

私としては、映画『デッドプール&ウルヴァリン』は単純な娯楽作品としても、歴史を整理し肯定する作品としても見事だった一方で、デッドプールシリーズの続編としてはやや不満が残る部分もありました。

マーベル実写映画の歴史は非常に複雑です。特にMCUという本流がシリーズ化して大成功したことで、その周辺に位置づけられる作品群は、どうしても歪な扱いを受けてきました。

そこには大人の事情が多分に絡んだ凸凹な歴史があったわけですが、映画『デッドプール&ウルヴァリン』がその歴史そのものを肯定してみせた点には、大きな力を感じました。

不満点としては、ウェイドとヴァネッサの物語についてです。

前作までで強い絆やウェイドの成長が丁寧に描かれていたにもかかわらず、映画『デッドプール&ウルヴァリン』では二人の関係性の描写が薄くなっていた点は残念でした。

シリーズ全体をまとめるという大きな役割を優先したことで、恋愛要素が後景に押し出されてしまったのではないかと感じます。

総合すると、不満点こそあるものの、非常に個性的で魅力的なエンターテインメント作品であったと思います。

20代男性

★★★★★星5

子どもには見せられないようなグロいシーンもありましたが、笑いあり、涙ありの面白い映画でした。

私自身、デッドプールシリーズを観るのは初めてでしたが、初めて観る人でも楽しめる内容かと思います。

車内での戦闘シーンでは、使用されている車種がホンダのオデッセイであり、アメリカの映画ではありつつも親近感を覚えるものになっています。

ただ、車はボコボコになるのでオデッセイに愛着がある人はショックを受けるかも…

カサンドラとの戦闘シーンでは、どうやっても勝てないでしょと思いながら観ていましたが、協力しあってカサンドラの無力化に成功するシーンがドキドキはらはらです。

ディズニー映画でこんな内容良いの?!というほどの良い意味でクソ映画ですが、本当に笑いあり涙ありです。

夫婦やカップルで観に行くのはおすすめです♪

20代女性

*映画『デッドプール&ウルヴァリン』のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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