『ジュラシック・ワールド/復活の大地』がひどいのは吹き替えだけのせいではなかった!4つの理由を解説

2025年8月8日、日本公開の映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』。
ジュラシックシリーズはとても人気で、映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』も話題を呼びましたよね。
しかし「吹き替えがひどい」「ストーリーがひどい」といった作品に対する「ひどい」との評価も上がっています。
映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』がひどい理由は4つあると考察されます。
ひどいと評価される理由
- 日本語吹き替えがひどい
- ストーリーに新鮮さがない
- キャラが魅力不足
- 恐竜デザインがイマイチ
では、映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』に寄せられる「ひどい」と言った評価理由を持っと詳しく解説していきます。
他にも作品に対する口コミや感想、あらすじもまとめていくので、チェックしていきましょう。
主演にスカーレット・ヨハンソンを迎え、前作から5年後の世界を舞台にした映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』。
シリーズの繋がりはあまりなく、初見の観客でも入りやすい構成が特徴です。
現在の地球環境では恐竜の生息に適さなくなり数が減少していく中、絶滅の危機にある恐竜たちが暮らす島へ向かい新薬開発に必要なDNAサンプルを求める過程が描かれます。
目次
吹き替えのせいだけではない『ジュラシック・ワールド/復活の大地』がひどい4つの理由

映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』は、映画史に残る人気シリーズ「ジュラシックパーク」「ジュラシックワールド」シリーズの7作目です。
ジュラシックシリーズは全世界で大ヒットを記録してきましたよね。
全世界で大ヒットを記録したも2025年に公開され、全世界で興行収入8億ドルを超える大ヒットを記録し、他のシリーズ作品と同様に興行的に成功した作品となりました。
管理人
しかしながら、映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』の評価は散々なもので「ひどい」という感想が多く寄せられる結果となりました。
なぜ、映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』は「ひどい」と言われてしまうのか、その理由は4つあると考察されます。
ひどい理由①日本語吹き替えがひどい
映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』が「ひどい」と言われてしまう理由は、大きな理由となったのは日本語吹き替えです。
映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』の日本語吹き替えキャストはこの通りです。
吹き替えキャスト
- ゾーラ役/スカーレット・ヨハンソン:松本若菜さん(女優)
- ルーミス博士役/ジョナサン・ベイリー:岩田剛典さん(三代目J-SOUL BROTHERSのメンバー)
日本語吹き替えキャストのお二人ですが、日本語吹き替えを担当するのは映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地が初でした。
お世辞にも吹き替えが上手であるとは言えず、批判が多く集まったことが酷評の原因に繋がったと考察できます。
特に松本若菜さんの演技についてはこんな意見も。
主役の吹き替えに寄せられた「ひどい」の内容
- 「終始棒読み」
- 「スカーレット・ヨハンソンと全く合っていない」
このように、かなり厳しい意見が散見されました。
人気の女優さんや俳優さんが吹き替えを担当することで話題性を集め、国内でのヒットに繋げたいという狙いがあったのかもしれません。
しかし、ここまで「吹き替えがひどい」と酷評だと、逆効果な気がします。プロの声優が担当していれば、評価は違っていたのかもしれません。
管理人
これまでの「ジュラシックワールド」シリーズでも、吹き替えを主人公のオーウェンを玉木宏さん、クレアを木村佳乃さんが担当した際に酷評が集まっていたにも関わらず、懲りずに吹き替え経験の少ない方を器用する理由は謎です。
今後続編が発表されるのであれば、今度こそプロの声優を使うべきだと思います。
ひどい理由②新鮮さのないストーリー展開
映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』が「ひどい」と言われてしまう2つ目の理由は、そのストーリー展開にあります。
DNAサンプルを回収するために禁じられた島を訪れ、恐竜たちに襲われる人間たちの姿が描かれていきます。
この展開は、これまでのシリーズ作品と類似しており、全く新鮮さがありません。
また、デルガド一家の家族愛が描かれる内容も『ジュラシックパーク3』と類似しており、全く新鮮さがありません。
これまでの作品の二番煎じのようなストーリー展開について、退屈に感じる方が多くおり、「ひどい」という感想に繋がったと考察できます。
完全にネタ切れであることを感じさせる内容になっていましたので、もし今後の続編を描くのであれば、大きな路線変更が必要だと思います。
管理人
ひどい理由③キャラクターの魅力不足
映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』が「ひどい」と言われてしまう3つ目の理由は、登場するキャラクターに原因があります。
と言うのも、これまでに「ジュラシックパーク」や「ジュラシックワールド」で登場したキャラクターは今回登場しませんでした。
新キャラクターが活躍する内容となっているんです。
しかしながら、主人公のゾーラ、ルーミス博士もインパクトに欠けており、印象にあまり残りません。
悪役となる製薬会社のマーティンも、中途半端でこれまでに登場した悪役と比べると、明らかに魅力が不足しています。
これまでに登場したキャラクターと少しでも関連性のあるキャラクターが登場していれば、評価は違っていたのかもしれません。
ひどい理由④恐竜のデザイン
映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』が「ひどい」と言われてしまう4つ目の理由は、恐竜のデザインに原因があります。
遺伝子実験によって突然変異的に誕生した、ディストータスレックスとミュータドンという2種の恐竜が都往生しますよね。
しかし、ディストータスレックスを筆頭に、そのデザインはまるでエイリアンのようです。
そんな恐竜デザインがこれまでのシリーズのファンからは不評であったことから、「ひどい」という感想に繋がったと考察できます。
怪獣映画と割り切って鑑賞した方が楽しめるかもしれません。
管理人
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』のあらすじ

(以下、映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』のあらすじです。)
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』のあらすじ|新薬開発のために禁じられた恐竜たちの島へ
DNA研究によって復活した恐竜たちでしたが、現在の地球は彼らの生息に適しておらず、どんどんと生息数を減らし、赤道直下の熱帯地域の島に僅かな数が生息しているのみになっていました。
秘密工作員であるゾーラと古生物学者のヘンリーは、恐竜のDNAサンプルを利用し、新薬を開発しようと企む製薬会社のマーティンに雇われ、立ち入りが禁止されている恐竜たちの島に訪れることとなります。
ゾーラの長年の仕事仲間であるキンケイド、ボビー、ニーナ、ルクレールとともに船に乗り込んだ一行は島へと向かうのでした。
一方、島付近でヨットの航海を楽しんでいたルーデン、娘のテレサ、イザベラ、そしてテレサの彼氏であるザビエルは海中にいたモササウルスに襲われ、絶体絶命の危機に瀕しますが、なんとか生還し、ゾーラたちの船に救出されます。
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』のあらすじ|恐竜たちに襲われてしまう一行
再びゾーラたちの船に現れたモササウルス。
果敢にも恐竜に挑み、DNAサンプルを抽出しますが、スピノサウルスも現れ船を襲い、ボビーとニーナは命を落とします。
テレサは押し問答の末にマーティンによって海に落とされてしまい、ルーデン一家は彼女を救出するため海に飛び込みます。
島に辿り着いたゾーラ、ヘンリー、マーティンたちはかつて恐竜の研究所があった場所のヘリポートを目指しながら、なんとかティタノサウルスのDNAサンプルの抽出に成功します。
一方、なんとか生存していたルーデン一家も島に辿り着いており、ティタノサウルスに襲われながらも力を合わせて研究所へと向かっていました。
ゾーラたちは、ケツァルコアトルスのDNAサンプル抽出に挑み、卵からのDNA抽出に抽出しますが、現れた親によって襲われ、ルクレールは命を落とします。
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』のあらすじ|行く手を阻むティラノサウルス
3つのDNAサンプルを手に入れたゾーラたちは研究所に辿り着き、それから程なくしてルーデン一家も合流します。
急いで研究所のヘリポートに向かう一行でしたが、ディストータス・レックスが現れ、行方を阻みます。
救助のヘリコプターが現れますが、ティラノサウルスの犠牲になってしまい、絶体絶命の危機になります。
マーティンは、DNAサンプルを持った鞄を片手に我先にと一人で車に乗って逃げ出そうとします。
研究所の排水溝の先が海に繋がっており、脱出用ボートが準備されていることが分かり、残された一行は急いで向かいますが、ディストータス・レックスが再び彼らの行く手を阻みます。
以上、映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』のあらすじでした。
果たして、ゾーラたちの運命はどうなるのか?
結末が気になる方はぜひ実際に映画を観てみて下さい。
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

(以下、映画『ジュラシックワールド/復活の大地』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|新たなキャラクターで贈るジュラシックワールド3年ぶりの新作
映画『ジュラシックワールド/復活の大地』は、映画史に残る大人気「ジュラシックパーク」シリーズの7作品目です。
前作から3年ぶりに公開され、2015年からスタートした新シリーズ「ジュラシックワールド」シリーズの続編です。
しかし、ストーリーの連続性はあまりないため、これまでシリーズ作品を鑑賞したことがないという方でも楽しみやすい作品になっています。
管理人
主役の秘密工作員ゾーラを演じたのは、スカーレット・ヨハンソン。
アート作品から大作まで幅広い出演作品で知られ、近年では『アベンジャーズ』シリーズの印象が強いですよね。
長年演じた女性ヒーロー・ブラックウィドウにも通ずる強いキャラクターを演じており、ハマり役だと思います。
そして、相棒となる古生物学者ヘンリーを演じたのは、イギリス出身の演技派俳優ジョナサン・ベイリー。
知的でユーモラスな雰囲気でこちらもよく役柄に合っていると思います。
シリーズでは、それぞれにメインとなる恐竜が登場しますが、今回はDNA研究の突然変異によって誕生したディストータス・レックスが現れ、その「エイリアン」のゼノモーフのようなルックスは強烈なインパクトを与えます。
お馴染みのティラノサウルス、モササウルスらも登場し、人間たちを襲う手に汗握るパニック映画として満足感のある内容になっていると思います。
しかしながら、それぞれのキャラクターの内面について描かれるシーンがかなり少なく、ドラマチックな展開もないため、先が読めてしまうような内容になっており、これまでのシリーズを鑑賞したことがある方は、退屈に感じてしまう部分もあるかもしれません。
悪役となる製薬会社のマーティンも中途半端で、もう少し極悪非道に描いても良かったのではないでしょうか。
せっかく設定は魅力的なのですから、もう少しそれぞれのキャラクターに深堀してほしかったなと感じます。
終盤では救助ボートに乗って島を後にしようとする一行の前にディストータス・レックスが現れ、最後の最後まで手に汗握る内容が描かれます。
が、悪役のマーティンを除いて主要キャラクターは生還するという安心のハッピーエンドで、ご家族で楽しめる内容になっていると思います。
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』のみんなの口コミ評判レビュー
★★★★☆星4
ジュラシックシリーズの7作品目で、脚本家がジュラシック・パークのデヴィット・コープが復帰しているためシリーズファンとして大変期待の作品でした。
ジュラシック・パークの時のような緊張感を感じ、手に汗握る作品になってました。
登場する恐竜達はこれまでのシリーズから引き続き出演しているものの他に、恐竜の遺伝子を組み合わせた突然変異により生まれたほぼモンスターのような見た目の恐竜が登場します。
なんとも言えない見た目からより恐怖感を感じました。
主人公であるゾーラを演じているのは、アベンジャーズシリーズでも活躍していたスカーレット・ヨハンソン。
アクションがかっこよく仲間を大切にする姿がとても印象的です。
今回登場する古生物学者ヘンリーはグラント博士の教え子であり、ファンとしては博士の名前が出てきて作品に繋がりがあることを感じられる嬉しい点でした。
またジュラシックシリーズのお約束、お金に目が眩んでいたり、武器の強さで慢心する傲慢な登場人物はバクバクと恐竜達に捕食され爽快感があります。
休日にお菓子と共に鑑賞することがオススメです!
20代女性
★★★★☆星4
恐竜のダイナミックさを描きながら、人間との共存の可能性を感じさせてくれる、大人気シリーズの最新作です。
視聴してまず感じたのが、恐竜の映像の鮮明さとダイナミックさ、現実実に関してです。
恐竜はCGで生成されたものと思いますが、リアル感がすごく演者との違和感がなかったので、没入感が得られました。
恐竜が海を滑走する中で生まれる水しぶきなど、リアリティ溢れる演出でした。
私は過去作から継続して視聴していますが、以前からの作品からつながる展開が若干少なかったような気がするのが残念でした。
その分、これまでの作品を視聴してこなかった新規の方でも気軽に視聴できる点は、逆に評価できるのかもしれません。
40代男性
★★★☆☆星3
前作の三部作の最後の作品「ドミニオン(新たなる支配者)」が酷評であったのと自分的にもあまり好きになれる作品ではなかったのだが、それの続編ではないがまた一からやるということなので、興味よりも観ないといけないという使命感に駆られ鑑賞した。
感想としては、「ジュラシックパーク」、前作の「ジュラシックワールド」シリーズに比べて面白さは劣っていた。
憶測だが、ネタが尽きた感じがしたのは気のせいか。恐竜が全然怖くないし、弱い。
また、前作クリスプラット主演の三部作と同じタイトルの「ジュラシックワールド」をつけたのだろうか。
新しいタイトルにし心機一転し一から始めたほうがよかったのではないか。一個良かった点を挙げると、モササウルスが出てきたところだけ。
主演がスカーレットヨハンソンということで期待していたが、あまり期待を上回ることはできなかった。
20代男性
★★★★☆星4
『ジュラシックワールド 復活の大地』を観て、私は、映画館で4DXで見たので余計にそう思ったのかもしれませんが、アトラクションを体験したような迫力でした。
全体的にとても面白く、あっという間の上映時間だったように感じます。
これまでの恐竜映画の迫力はそのままに、新たな方向性へと踏み込んだストーリー展開が印象的で、思わず続編がどうなるのか強く気になってしまいました。
特に、従来の恐竜パニックという枠を越えて、どこかエイリアン映画のような雰囲気に進化していたように感じます。
恐竜映画としての魅力を保ちつつも、未知の生物との対峙や暗闇の演出が強まり、シリーズ全体のトーンが新鮮に変化していたのが新たな魅力でした。
この作品が次にどんな世界を見せてくれるのか、今から続編が待ち遠しいです。
40代女性
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