『ペンギン・ハイウェイ』炎上の真相|気持ち悪いと言われた理由とお姉さんの正体・お父さん死亡説を考察

2018年8月17日公開の映画『ペンギン・ハイウェイ』。
アニメ映画『ペンギンハイウェイ』は、森見登美彦の同名小説を原作とするSF青春作品です。
原作は第31回日本SF大賞を受賞しており、映画版も国内外の映画祭で高い評価を受けました。
物語は、突然街に現れるペンギンや、森の奥に出現する謎の球体「海」といった不思議な出来事を軸に展開します。
主人公アオヤマくんが恋をする歯科医院のお姉さんの存在も、作品の大きな鍵となっています。
一方で、映画『ペンギン・ハイウェイ』には「気持ち悪い」「炎上したのではないか」といった声も一部で見られます。
特に注目されたのは、小学4年生のアオヤマくんと大人のお姉さんとの関係性や、お姉さんの正体が明言されない点です。
また、「お父さんは死亡しているのではないか」という説も広まりました。
では、本当に映画『ペンギン・ハイウェイ』は炎上したのでしょうか。そして、なぜこれほどまでに意見が分かれたのでしょうか。
管理人
炎上と言われた背景を整理しながら、「気持ち悪い」と感じられた理由、お姉さんの正体の考察、そしてお父さん死亡説の真相まで順を追って解説していきます。
目次
映画『ペンギン・ハイウェイ』は本当に炎上したのか?

公開当時の評価と実際の反応
『ペンギンハイウェイ』は、2018年に公開されたアニメ映画であり、原作は第31回日本SF大賞を受賞した森見登美彦の同名小説です。
公開当時は映像表現や瑞々しい世界観が高く評価され、国内外の映画祭でも注目を集めました。
レビューサイトの平均評価も概ね安定しており、「傑作」「青春SFとして完成度が高い」といった好意的な感想が多数を占めています。
興行的にも5億円超えと大きな失敗作ではなく、作品評価としては成功の部類に入る作品と言えるでしょう。
一方で、公開直後から一部の観客の間で「気持ち悪い」という感想が投稿され始めました。
特にSNSやレビュー欄では、主人公アオヤマくんとお姉さんとの関係性に違和感を覚えたという意見が散見されます。
ただし、ニュースで取り上げられるような大規模な批判騒動や制作側への抗議運動が起こった事実は確認されていません。いわゆる社会問題化するレベルの炎上とは性質が異なります。
管理人
「炎上」という言葉が使われた理由
ではなぜ、映画『ペンギン・ハイウェイ』に「炎上」というワードが結びつくようになったのでしょうか。
背景には、SNS上での感想拡散があります。
特に「気持ち悪い」という強い言葉は印象に残りやすく、共感や反発を呼びながら拡散されやすい性質を持っています。
実際には一部の感想であっても、強い表現が目立つことで炎上した作品というイメージが形成されていった可能性があります。
また、「小学生男子が大人の女性に恋をする」という設定自体がセンシティブに受け取られやすく、現代の価値観と照らし合わせた議論が起こりやすい題材だったことも影響しているでしょう。
結果として、「賛否が分かれた作品」であったことは確かですが、広範囲にわたる炎上騒動が発生したというよりは、特定の描写に対する違和感が強く共有され、炎上という言葉で語られるようになったと見るのが実情に近いと考えられます。
管理人
なぜ「気持ち悪い」と言われたのか?

ペンギンハイウェイが「気持ち悪い」と言われた理由には、いくつかのポイントがあります。
ここでは、実際に挙がった声を整理しながら、その背景を見ていきます。
アオヤマくんのお姉さんへの強い関心
もっとも話題になったのは、主人公アオヤマくんのお姉さんへの関心の描写です。
アオヤマくんは、小学4年生ながらとても理屈っぽく、自分の考えや気持ちをノートにまとめる少年として描かれています。
そんな彼が、お姉さんに恋をし、「将来は結婚する」とまで言う姿は物語の大事な軸になっています。
その一方で、お姉さんに対して恋心を抱き、身体的特徴に強い関心を示す描写があります。
この描写について、小学生にしては違和感があるとの声や身体への注目が強すぎるように感じるという意見が見られました。
ただし、思春期に入る前の自然な興味とも言えたり、少年の目線で描かれた純粋な憧れと受け取る人もいます。
露骨な描写があるわけではありませんが、受け取り方によっては引っかかりを覚える人がいたことは確かです。
管理人
小学4年生と大人女性という関係性
もう一つ指摘されたのが、アオヤマくんとお姉さんの距離の近さです。
作中では、夜にチェスを教わったり、電車で出かけたり、部屋に招かれたりする場面があります。
これについて、年齢差を考えると不自然ではないかとの声や現実なら問題になるのではないかと感じた人もいました。
一方で、あくまで物語の中の関係として描かれていて、少年の成長を描くための存と考える見方もあります。
現実の基準で見るか、物語として受け取るかによって、印象が大きく変わる部分です。
管理人
価値観の違いによる受け取り方
映画『ペンギン・ハイウェイ』が公開された2018年は、未成年の描写や男女の関係について、より敏感に受け止められる時代でもありました。
そのため、少年が大人女性の身体に言及すること、年齢差のある関係が親密に描かれることに対して強く反応する人がいたと考えられます。
一方で、原作は2004年に出版された作品であり、当時の感覚や作風が反映されています。
その違いが、観る人の感じ方に差を生んだ可能性もあります。
このように、「気持ち悪い」という評価は一つの理由だけで生まれたものではありません。
- 描写そのものに違和感を覚えた人
- 時代背景や価値観の変化を意識した人
- 物語として受け止めた人
それぞれの立場によって意見が分かれた結果と言えるでしょう。
お姉さんの正体は何だったのか?

ペンギンハイウェイを観た多くの人が疑問に思うのが、お姉さんの正体です。
映画では、お姉さんの正体がはっきりと説明されることはありません。
しかし、作中に散りばめられた描写を順に整理していくと、ある程度の推測は可能です。
ペンギンはどこから来たのか
まず注目したいのは、ペンギンの存在です。
街に突然現れたペンギンは、お姉さんが投げた空き缶から生み出されていました。
このことから、ペンギンは自然発生したものではなく、お姉さんと深く結びついている存在だとわかります。
つまり、ペンギンはお姉さんの力によって生み出された存在と考えられます。
「海」と呼ばれる謎の球体
映画の中盤で登場するのが、森の奥に現れた巨大な球体「海」です。
この「海」は、空間がゆがんだことで生まれた異常な存在のように描かれています。
触れると吸い込まれるような性質を持ち、現実世界に影響を及ぼしていきます。
この現象は、世界そのもののバランスが崩れていることを示しているようにも見えます。
ジャバウォックの正体
やがて「海」から現れるのがジャバウォックです。
注目すべきなのは、ジャバウォックもまたお姉さんから生み出されているように描かれている点です。
さらに、ジャバウォックはペンギンを捕食します。
ここから考えられるのは、
- ペンギンとジャバウォックは対になる存在
- どちらもお姉さんの力と関係している
ということです。
ペンギンが生まれ、ジャバウォックがそれを食べる。
この循環が続くことで、何かの均衡が保たれていた可能性があります。
お姉さんの役割とは何だったのか
映画が進むにつれて、お姉さんは食事をしなくなっていきます。
これはジャバウォックがペンギンを食べる構図と重なります。
つまり、
- ペンギン=エネルギーのような存在
- ジャバウォック=それを回収する存在
そして、その両方を生み出しているのがお姉さんだと考えると、お姉さんはバランスを保つ役割を持った存在だった可能性があります。
ただし、作中ではお姉さんの正体が明言されることはありません。
- 空間のゆがみを修復する存在
- 別の世界から来た存在
- 世界のバランスを整えるための装置のような存在
さまざまな解釈が可能です。
明言されないからこそ残る考察
『ペンギンハイウェイ』は、すべてを説明する作品ではありません。
お姉さんの正体も、ひとつの答えが提示されるのではなく、観た人が自分なりに考える余地が残されています。
だからこそ、
- 正体が分からず混乱した人
- 深いテーマを感じ取った人
で印象が分かれたとも言えるでしょう。
お父さんは死亡している?噂が広がった理由

ペンギンハイウェイには、「アオヤマくんのお父さんはすでに亡くなっているのではないか」という説があります。
作中でお父さんは、アオヤマくんに冷静な助言を与える存在として描かれています。
出番は多くありませんが、作中の重要な場面で的確な言葉を残します。では、なぜ「死亡説」が生まれたのでしょうか。
管理人
理由①|物語の季節が夏であること
物語の舞台は夏です。
日本では夏、とくにお盆の時期は「亡くなった人が帰ってくる」というイメージがあります。
その連想から、
- 実はお父さんは故人なのではないか
- 夏という設定に意味があるのではないか
と考えた人がいたようです。
ただし、作中でお盆や霊的な演出が明確に示されるわけではありません。
この点はあくまで連想の域を出ないものです。
理由②|アオヤマくんがしっかりしすぎている
アオヤマくんは小学4年生とは思えないほど冷静で、自立した性格として描かれています。
その姿から、
- 父親を亡くしているから精神的に成長したのではないか
- 片親家庭なのではないか
と推測した人もいました。
しかし、これは性格描写からの推測にすぎません。
映画の中で家庭が不自然に描かれているわけではありません。
理由③|妹の反応が強い
作中では、母親の死を想像する場面で妹が強く悲しむ描写があります。
その様子から、すでに父親を亡くしているからこそ過敏なのではないか、と考えた人もいたようです。
ただし、子どもが親の死を想像して強く反応するのは自然なこととも言えます。
この描写だけで死亡を示しているとは言えません。
実際に死亡しているのか?
結論として、作中にお父さんが亡くなっていることを示す明確な描写はありません。
むしろ、
- 喫茶店でアオヤマくんを迎えに来る
- マスターやお姉さんと会話する
- 家族と自然にやり取りをする
といったシーンが描かれています。
これらを踏まえると、お父さんが死亡しているという説は、物語の雰囲気や描写から生まれた推測の一つと考えるのが妥当でしょう。
炎上と言われた本当の理由
ペンギンハイウェイは、公開当時に大規模な炎上騒動が起きた作品ではありません。
しかし一部で「気持ち悪い」という感想が広がり、それが拡散されることで「炎上した作品」というイメージが生まれたと考えられます。
映画『ペンギン・ハイウェイ』をめぐる議論の中心にあったのは、
- 小学生と大人女性という関係性
- 身体への関心を描いた場面
- 正体が明言されない物語構造
といったポイントでした。
これらは、観る人によって受け取り方が大きく分かれる要素です。
違和感を覚える人がいたのも事実ですし、少年の成長物語として自然に受け止めた人がいたのも事実です。
また、お姉さんの正体やお父さん死亡説のように、作中で明確に説明されない部分が多いことも、映画『ペンギン・ハイウェイ』の特徴です。
説明が少ない分、観る側が自分なりに考える余地があり、その自由度が評価にも疑問にもつながりました。
つまり、「炎上した」と言われる背景には、強い言葉が拡散されやすいSNS環境、時代ごとの価値観の違い、作品が持つあいまいさが重なっていたと考えられます。
管理人
結論として、『ペンギンハイウェイ』は社会問題化するような炎上作品ではありませんでした。
むしろ、受け取り方によって印象が変わる作品だったからこそ、賛否が可視化され、「炎上」という言葉で語られるようになった。
そのように整理するのが実情に近いでしょう。
作品そのものの評価よりも、「どう感じたか」が議論の中心になったこと。
それが、映画『ペンギン・ハイウェイ』が炎上と言われた本当の理由だったのではないでしょうか。
『ペンギン・ハイウェイ』のあらすじ

(以下、映画『ペンギン・ハイウェイ』のあらすじです。)
『ペンギン・ハイウェイ』のあらすじ|平和な住宅街に突如現れたペンギンたち
小学4年生のアオヤマくんは、年齢の割に大人びた部分があり、クラスメイトのウチダくんとともに二人で様々な研究を行っていました。
そんなアオヤマくんは、歯科医院で働くお姉さんに恋をしており、彼女にチェスを教えてもらいながら、頭の中ではお姉さんへの興味で溢れていました。
ある日、南極に住むペンギンがアオヤマくんたちが住む住宅街で目撃され、すぐにウチダくんとペンギンの研究を行うこととなります。
同時並行で行っていた水路研究の最中にペンギンを目撃した二人でしたが、ペンギンは森の奥へと逃げてしまい、姿を見失ってしまいます。
ペンギンを探している最中にアオヤマくんたちを何かと目の敵にするスズキくん率いるいじめっ子グループが現れ、ウチダくんは一目散に逃げますが、アオヤマくんは取り押さえられてしまい、自販機に括り付けられてしまいます。
『ペンギン・ハイウェイ』のあらすじ|ペンギンとお姉さんの関係
成す術のないアオヤマくんの前に通りがかりのお姉さんが現れ、からかわれながらも救出してもらいます。
談笑している中でお姉さんが何気なく缶ジュースを空中に投げると、不思議なことに缶がペンギンへと変身し、アオヤマくんは驚きます。
すぐにペンギンの実験を始めたアオヤマ君は、スズキくんが見つけたペンギンを連れて水族館へと向かいますが、街から離れると、ペンギンは力を失ってしまうことが判明します。
調査の過程で、ペンギンのエネルギー源が町の近く、もしくはお姉さん自身にあるという仮説を立てるのでした。
夏休みになり、アオヤマくんも認める頭脳を持つクラスメイト・ハマモトさんが海と呼ぶ森の奥にある球体をウチダくんを含めた3人で研究することになります。
やがて、街には謎の怪物が目撃されるようになり、ハマモトさんの父親である研究者を含めた大人たちのチームが森を探索するようになっていました。
『ペンギン・ハイウェイ』のあらすじ|アオヤマくんとお姉さんの別れ
新学期が始まったある日、膨張を続けていた海がハマモトさんのお父さんたち研究者のチームを飲み込んでしまったというニュースで学校中がパニックになります。
学校に避難するよう呼び掛けられる中、スズキくんたちの協力もあり、学校を脱出して閉鎖されている森へと急ぎます。
道中でお姉さんの元へと向かうアオヤマ君。
お姉さんが以前、街から離れた際にペンギンと同じように力を失ってしまったことやこれまでの経緯から海が地球と世界果ての間に生まれてしまった穴であり、この穴を修復するためにお姉さんがペンギンを作り出していたという仮説を伝えます。
海を閉じなければ世界は飲み込まれてしまうが、海を閉じてしまえばお姉さんには会えなくなってしまうという悲しい事実を前にアオヤマ君は涙しますが、お姉さんが覚悟を決めたように前向きな笑顔を浮かべるのでした。
以上、映画『ペンギン・ハイウェイ』のあらすじでした。
果たして、アオヤマ君とお姉さんはどうなってしまうのか?
『ペンギン・ハイウェイ』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

感想評価(※ネタバレ有)|森見登美彦さんの同名人気小説をアニメ映画化したSFジュブナイルの傑作
映画『ペンギン・ハイウェイ』は、森見登美彦さんの同名人気小説をアニメ映画化した作品として、2018年に全国公開された作品です。
好奇心旺盛な小学4年生・アオヤマ君が町に突如現れたペンギンたちの謎を研究していく中で、成長していく姿を描いたSFジュブナイル作品です。
まず観客に心奪うのはその美しい映像です。スタジオコロリドの初長編アニメーション作品ということで、登場人物の小学生たちとリンクするような青々とした空や自然は観ているだけで心が洗われます。
管理人
主人公のアオヤマくんは、歯科医院に勤めるどこか不思議なお姉さんに興味を抱いています。
誰かに恋をする気持ちにまだ気付いていない小学生の心情を非常にリアルに描いていると思います。
そんなアオヤマくんに恋をしている同級生のハマモトさん、研究仲間のウチダ君、そしてペンギンを自ら作り出すことが出来るという不思議なお姉さん。
そして、アオヤマ君にいつも適切な助言を与えるお父さん。
個性豊かなキャラクターが登場していきますが、そのどれもが真っすぐなキャラクターばかりで鑑賞していて一つも嫌な気持ちにならない点はこの作品の大きな魅力だと思います。
管理人
映画は中盤以降で、街を飲み込もうとする海と呼ばれる球体が地球の果てに繋がる境界らしきものだということが分かります。
そして、お姉さんの役割がその境界を修復することだったという事実が判明します。
かなり荒唐無稽な展開ですので、SF映画に耐性がないという方は、頭が混乱してしまう可能性が高いと思います。
何度か鑑賞して自分なりの解釈を掴むと、より楽しめるかもしれません。
そんな残酷な決断をアオヤマ君は迫られることになるのですが、覚悟を決めてお姉さんと別れる決断をするアオヤマ君の大きな成長には思わず涙が出てしまいます。
いつかまたどこかでお姉さんと会えるかもしれない、そんな前向きな余韻が残る締めくくりも非常に共感が持てます。
エンディングで流れるのは、宇多田ヒカルさんによる主題歌「Good Night」。この曲は映画のために書き下ろしされた楽曲ということです。
管理人
アオヤマ君が20代になって昔を振り返っているイメージで製作され「この頃の僕を語らせてくれよ」という歌詞の一節からもその楽曲のイメージが伝わってきます。
素晴らしい主題歌とともに映画の余韻に浸ることが出来るSFジュブナイル作品の傑作だと思います。
『ペンギン・ハイウェイ』のみんなの口コミ評判レビュー
★★★★☆星4
テンポがいいので面白く追ってしまい、後味もさわやかだったのですが、お姉さん・ペンギンたち・ジャバウォック・海は何の象徴だったのか、この映画はファンタジー映画なのか、それとも子ども特有の鋭い感性が創り出した世界を描いた映画なのか、よく分からないまま見終ってしまった謎多き作品でした。
主人公のアオヤマ君が妹に、お母さんもいつかは死ぬことを話し、妹を泣かせてしまうシーンがあるのですが、この映画は実は、始まりと終わり、物事の有限、生と死のような難しい概念を、子どもの感性でとらえているのかなという気持ちになりました。
表情も仕草もかわいすぎるペンギンたちに惑わされながら、いつかこの映画の真意にたどり着きたい気がします。
50代女性
★★★☆☆星3
もともと原作の本がとても大好きなので、自分の中に確固たるイメージがあって、見るか見ないことにするかだいぶ迷っていました。
見てみたら良かった面と悪かった面があり、良かった点としてはちょっと賢しらぶった小学生とお姉さんが視覚的にみられて面白味がよくわかるということ、悪かった面はやはり自分が小説を読んでいたときに浮かべていたイメージとは違うな、というめんどくさい原作ファンの面が満足しなかったことです。
もう少しおねえさんはミステリアスで、何を考えているか本当は分からない人だったという印象があります。
映像で見ると説明的でした。
ただ、これで興味をもって原作を見てくれる人が増えたら嬉しいですし、決して悪い出来とは思いませんでしたので、私としては満足しています。
30代女性
★★★★☆星4
大人が観ても子どもが観てもわくわくする夏の不思議な出来事がお話の要です。
主人公のアオヤマくんは少し背伸びを従っている小学校高学年の男の子、まだまだ子どもだけど思春期の入り口に差し掛かっていて、通院している歯医者さんの歯科衛生士のお姉さんが気になっています。
その気になるお姉さんのおっぱいについての語り口が軽妙でおかしみがあり、お姉さんと彼のまわりで起きる不思議な現象は、展開の先が読めず驚きの連続です。
難しいことは考えず、子どものころの夏休み、近くの空き地を探検した思い出を懐かしむように鑑賞できるところが良いと思います。
肩の力を抜いてお気に入りのホットドリンクと好きなお菓子を用意しましょう。
チルなひとときにぴったりの映画です。
50代女性
★★★★☆星4
仕事帰りにふと思い出してしまうタイプの映画でした。
正直、最初は子ども向けの不思議ファンタジーだと思っていたのですが、観進めるうちに「これは大人になりかけた人の物語だな」と感じました。
主人公のアオヤマ君の理屈っぽさや観察癖は、社会に出てから何でも理由を求めてしまう自分と重なります。
歯科医院のお姉さんへの憧れも、単なる恋ではなく「手の届かない世界」への入り口のようで、少し胸がきゅっとしました。
ペンギンが現れる理由や海の謎がすべて説明されない点には、もどかしさもありましたが、答えが出ないまま進んでいく感じは、将来に迷いながら働く今の自分の感覚に近いです。派手な感動はないものの、子どもの頃は確かに持っていた好奇心や、世界を信じる力を静かに思い出させてくれる作品でした。
20代女性
*映画『ペンギンハイウェイ』のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。








