天使にラブソングをのあらすじ!キャストの吹き替え声優一覧から主題歌が入っているサントラまで紹介!
低予算ながらも人気を博し、アメリカでは6ヶ月をも超える大ヒットロングラン映画となりました。テレビ放送されることも多く、日本でも馴染みのある映画ですね。
今ではミュージカル版もあり、日本でも公園が行われています。
この作品から人気が出ていった女優も多く、主演のウーピー・ゴールドバークは不動の地位を築いたと言っても過言ではないでしょう。また、『天使にラブソングを』に出演する前から有名でしたが、ハリーポッターでお馴染みのマクゴナガル先生役のマギー・スミスも出演しています。
- キャストが亡くなった?
- ハリポタのマクゴナガル先生が出てる?
- 天使にラブソングをのあらすじとネタバレ
- 感想評価とみんなの口コミ評判レビュー
- 吹き替え声優一覧|その後の活躍は?
- ゴスペル映画代名詞ともなった『天使にラブソングを』のサントラ、主題歌の紹介!
目次
「天使にラブソングを」のキャスト一覧!亡くなったキャストは?マクゴナガル先生も登場?
デロリス 役-ウーピー・ゴールドバーグ
今作の主人公。
「ムーンライトラウンジ」というクラブで働く歌手だったが、愛人であるギャングのヴィンスが殺人を行う現場を目撃したことにより追われることとなり、修道院で匿われることとなります。
修道院では持ち前の歌唱力を活かして聖歌隊のリーダーとなり、シスターたちとの友情や絆を深めていきます。
演じたのは、エミ―賞、グラミー賞、アカデミー賞、トニー賞という4つの賞を受賞した経験のある演技派女優ウーピー・ゴールドバーグです。
彼女は歌手として活動した経験はありませんでしたが、役を完璧に演じるため撮影の開始前にボーカルトレーニングを受けており、その努力のかいもあって今作では見事な歌唱を披露しています。
「天使にラブソングを」大好きな映画なのだけど、ウーピーのブレスレットが麻雀牌だということに生まれて初めて気付いてから話がうまく入ってこない(°▽°) pic.twitter.com/rlCnzVYD4u
— 高岡 凛 (@rintakaoka627) May 15, 2020
修道院長 役-マギー・スミス|ハリポタのマクゴナガル先生で有名
デロリスが匿われた聖キャサリン修道院の院長。
厳格で真面目な性格をしており、デロリスは衝突しますが聖歌隊の活動等からシスターたちがデロリスのことを心から信頼している様子を感じ、最終的にはデロリスと和解します。
演じたのは、イギリスを代表する女優として幅広い作品に出演し、近年では「ハリー・ポッター」シリーズでマクゴナガル先生役を演じたことでも知られるマギー・スミスです。
マギーは修道院長を演じるうえで、ただの意地悪な院長にならないように心掛けたそうです。
そんなマギーの心掛けもあり、修道院長は厳しさの裏側にシスターたちを危険な状況から守るために奮闘する優しさも見え隠れする魅力的なキャラクターとなっています。
『天使にラブ・ソングを…』の修道院長役のマギー・スミスさんの若い頃も美しいからしゅき…#金曜ロードショー #天使にラブソングを pic.twitter.com/rvqLvD6k0P
— 🙋 (@koooooota2) May 15, 2020
メアリー・ロバート 役-ウェンディ・マッケナ
デロリスが匿われた聖キャサリン修道院のシスター。
おとなしい性格で自己肯定感が低く卑屈になりがちな性格だが、デロリスとの出会いを通して自分に自信をつけていきます。
演じたのは、アメリカの女優ウェンディ・マッケナです。
歌声がエミール・アルドリーノ監督のイメージに合わなかったということで彼女の歌唱シーンのみ、アメリカで活動する歌手アンドレア・ロビンソンの吹き替えとなっております。
ちなみにウェンディの歌声は続編である「天使にラブソングを2」のエンディング曲である“Ain’t no mountain high enough”で聴くことが出来ます。
天使にラブソングを
のウェンディさん
まだ3〜4歳の頃から大好きやった(笑)
一番笑顔の好きな女性ですね😀
絶対わかる人いるはず🤔 pic.twitter.com/ZM8IW2wH4v— KAN (@kankan182) August 9, 2022
メアリー・パトリック 役-キャシー・ナジミー
デロリスが匿われた聖キャサリン修道院のシスター。
非常に明るい性格をしており、修道院内のムードメーカー的な存在になっております。演じたのは、声優としても活躍しているアメリカの女優キャシー・ナジミーです。
キャシーはパトリックを演じるにあたって「明るさ」を意識したと語っており、キャシーの好演もあってパトリックは本作でも1,2を争う人気キャラクターになっております。
海外ドラマ『Numbers』の豪快な新学長役のキャシー・ナジミーって何処かで観た女優だと思ってて、なかなか思い出せなかったんですが、さっき『天使にラブソングを』に出演していたのにやっと気付いて、めっちゃスッキリ😻#キャシーナジミー#Numbers#天使にラブソングを pic.twitter.com/JSZFPo4Nsc
— 恐山にゃる🍎100日後に痩せる鰐🍎愛だろっ愛。💖✨】 (@nyaruponringo) August 30, 2021
メアリー・ラザラス 役-メアリー・ウィックス
デロリスが匿われた聖キャサリン修道院のシスター。
キャサリン修道院の中では一番年長のシスターで修道院長同様に気難しい性格をしておりましたがデロリスと打ち解けていく中で次第に明るさを取り戻していきます。
演じたのは、名女優として数々の映画に出演し、ディズニー映画「101匹わんちゃん」の悪役クルエラのモチーフとしても知られるメアリー・ウィックスです。
メアリーは1995年にこの世を去りましたが、その功績が称えられ2004年にはエンターテイメント業界で目覚ましい活躍を見せた人物が選ばれるウォークオブフェイムにその名前が刻まれました。
このクルエラの実写モデル、メアリーウィックスだったのか。天使にラブソングをのメアリーラザラス!! pic.twitter.com/ye9KS1wUBV
— TORI (@TORI198674) August 22, 2014
ヴィンス・ラ・ロッカ 役-ハーヴェイ・カイテル
マフィアのボスでデロリスの愛人。
組織の裏切り者を殺害したところをデロリスに目撃されたことからデロリスを付け狙うようになり、デロリスが修道院に匿われるきっかけを作った人物。
演じたのは、マーティン・スコセッシ監督の名作「タクシードライバー」、「ミーン・ストリート」での好演が印象深いアメリカの俳優ハーヴェイ・カイテルです。
ハーヴェイは共演したウーピー・ゴールドバーグの演技を非常に高く評価しており、クライマックスのデロリスがカイテルとの別れ際に「Bless you!」と感情豊かに伝えるシーンが特に素晴らしいと後に語っております。
今日は #ハーヴェイカイテル 80歳の誕生日おめでとうございます🎊
超売れっ子で、名優の域に達する彼でも、アクターズスクールに10年連続不合格だったり、暴力的な役しかつかなくて悩んだこともあったそうです。
靴のサラリーマンや、裁判所の速記官だった時代もあり pic.twitter.com/2VYqroJXof
— まゆー (@degu_mayu) May 12, 2019
「天使にラブソングを」のあらすじネタバレ|シスターと修道院の物語
(以下、天使にラブソングをのネタバレとあらすじ、ラスト結末とエンドロールです。)
「天使にラブソングを」のあらすじ|ナイトクラブの歌手がシスターに
歌手デロリスは、ナイトクラブで歌う傍らマフィアのボスであるヴィンスの愛人でもありました。妻と別れる気のないヴィンスに振り回されつつも、歌手として仲間と日々舞台に立ち続けるデロリスでしたが、ある日ヴィンスが部下を始末する姿を偶然にも目撃してしまいます。
目撃者として命を狙われる身となってしまったデドリスは、隙をついて何とかその場から逃げ出して警察に自身に起きた出来事を訴えます。警部補サウザーはヴィンスの裁判が始まる2か月後まで、安全のために修道院で身を隠せとデロリスに提案します。
「天使にラブソングを」のネタバレ①|型破りなシスター メアリー・クラレンスの誕生
修道院で匿ってもらうことになったデロリスですが、夜の街で歌手として生きてきた彼女にとって、厳しい規則で縛られる修道院の習慣は未知の存在です。修道院の院長はデロリスのこれまでの事情を知り、自身の修道院にまで危険が及ぶのでなはないかと恐れ拒否しようとします。しかし協力することによって警察から寄付がもらえると知り、苦渋ながらも受け入れることを決めます。
ですが、一目デロリスを見た瞬間、その自由な態度と風貌に再び頭を悩ませます。デロリスと修道院長、互いに正反対の生き方をしてきた2人は相性が合わず、会ったその日から対立を始めます。そして2人は、お互いに干渉し合わないという誓いを立て、デロリスはシスター メアリー・クラレンスとして修道院での生活を始めます。
天使にラブソングをのネタバレ②|慣れない修道院での日々
タバコも酒も禁止、地味な制服、早寝早起きから始まり、掃除片付け、針仕事、畑仕事、そして下手な聖歌隊と、これまでの生活とは正反対の出来事ばかりで、次第に苛立ちを募らせるデロリス。
ストレスを溜め込んだデロリスは、ある夜一人修道院を抜け出してシスターの制服を着たまま近くのクラブへと出掛けてしまいます。馴染のあるクラブの空間を楽しんでいましたが、そこへ同じ修道院のメアリー・ロバートとメアリー・パトリックがやって来ます。
修道院で偶然外出するデロリスの姿を目撃して心配した二人は、共にデロリスを追ってクラブへとやって来たのです。初めて経験するクラブという空間に戸惑いつつも、興奮を隠せない2人。高揚した気分の2人を連れそそくさと修道院へ戻ると、修道院長と鉢合わせてしまいます。抜け出したことが見つかってしまったデロリスは、罰として一つの仕事を任されます。それが聖歌隊の指導です。
聖歌隊の歌唱力の低さを目の当たりにしていたデロリスですが、その指導を引き受けます。歌手として培ってきた歌唱力だけでなく持前の明るさとパワーを携え、聖歌隊の一人一人を鍛え上げていきます。
シスター達のことを怒ったり欠点を指摘したりすることなく、笑顔とユーモアを交えて声の出し方を教え、音楽を楽しむことを体現する彼女の指導を受けることで、自信をなくしていた聖歌隊の面々にも次第に笑顔が広がりはじめます。
天使にラブソングをのネタバレ③|修道院に起きた革命
デロリスの指導のもと練習してきた聖歌隊メンバーが、その成果を初めてミサで披露する日が来ました。以前よりも格段に上手くなった聖歌隊の歌声に驚いたのは、ミサに参加していた神父や修道院長や信者だけではありません。外を歩いていた若者たちまでもが、教会から漏れてきた歌声に興味を持ち、足を踏み入れてきます。
歌声の美しさだけでなく、指揮をするデロリスと聖歌隊の面々が笑顔で歌いあげる様子は、厳格で習慣の多い静かな教会に、突如新しい風が吹き込んだ瞬間でした。合唱だけでなく、これまでの聖歌とは一線を画す斬新で現代版ともいえるアレンジは、好評を博しミサの参加者から拍手を浴びます。
ミサ終了後、大胆なアレンジが加えられた聖歌に対して、修道院長からはお叱りを受けてしまいます。その一方で参加していた神父からは感動したと絶賛を受けて、大司教様に報告するとまで言われます。
退屈な修道院生活でも、自分らしく楽しもうとするデロリスと、破天荒でも強さや優しさを持つ彼女に親しみを感じ始めるシスター達は、次第に心を通わせ始めます。
一方で修道院長は、自身がこれまで長く尊重してきた修道院の伝統と、突如現れた新しい価値観との間に挟まれ、戸惑いを隠せません。デロリスの行いを受け入れところで、今後自身がこの新しい価値観を継続していけるのか。また、長い間修道女としてまっすぐに生きてきた修道院長は経験を積んできた彼女にしか分からない不安を抱えていました。
それと同時に、反発するデロリスに悪意のないこともまた知っていた修道院長は、自分の歩んできた道を信じながらも、少しずつ新しい価値観を受け入れる努力もしていました。そして悩んだ修道院長は、辞職届を出し他の修道院へ行くことも考えていました。
天使にラブソングをのネタバレ④|ミサ前日の誘拐
斬新な聖歌隊の活動は話題を集め、テレビの取材までやってきて教会の様子が報道されます。しかし警部補サウザーは、テレビに映り込んでしまったデロリスの姿を見て焦り、正体がばれてしまうのではないかと心配を募らせます。
そんな心配とは裏腹に、注目を集めた修道院のミサには連日多くの人が訪れて遂にはローマ法王までもが駆けつけることが決まります。
一方警察内部では、ヴィンスの事件について警察に内通者がいたことが発覚します。サウザーにより内通者は確保されますが、その働きによりデロリスが修道院で匿われていることがヴィンスに知られてしまいます。
修道院では明日に迫ったローマ法王を迎えるミサを前に、聖歌隊の練習が行われていました。デロリスの居場所がばれたことを心配したサウザーはデロリスに逃げるよう伝えに行きますが、彼女は皆んなをを見捨てるなんてできないとサウザーから逃げようとします。
ところがその時、デロリスを追っていたヴィンスの部下たちが修道院に現れてデロリスと偶然居合わせたメアリー・ロバートの2人が共に誘拐されてしまいます。車で連行される途中、機転をきかせたデロリスによりメアリー・ロバートは脱出に成功し、後を追ってきていたサウザーに誘拐犯達の目的地を伝えます。
逃げ出したメアリー・ロバートからデロリスが誘拐された話を聞いたシスター達は、デロリスの正体について修道院長から初めて聞かされます。
全てを知ったシスター達は、それでもデロリスを助けたいと団結します。修道院長を筆頭に全員が、チャーターしたヘリコプターに乗り込み、目的地のカジノ街へと繰り出します。
これまでずっと保守的な教会の中で過ごしてきた彼女たちが、シスター・メアリークラレンスと出会って身に着けた行動力で、彼女を助けるために自身の危険を顧みず街中を走り回ります。
天使にラブソングをのネタバレ⑤|カジノ街を駆け回るシスター達
一度はデロリスを捕らえたヴィンスの部下2人は、再びデロリスの殺害を命じられますが、彼女が尼僧だからという理由で撃つことを躊躇していました。そんな彼らの心理を読み取ったデロリスは、またも一瞬の隙をついて逃げ出します。
一方その頃、ヘリコプターで駆けつけたシスター達も街に到着してデロリスと再会を果たします。無事に再会したデロリスとシスター達は、追っ手を巻きながら逃走を図ります。
同じような恰好をしたシスターが大勢現れカジノ中をバラバラに逃げ回りだしたことで、誰がデロリスなのかなかなか見つけることが出来ず、混乱する部下達。逃げまとうデロリス達ですが、最後にはカジノの奥でヴィンス達に追い詰められてしまいます。
銃を向ける彼らに対し、シスター達を傷つけたくないデロリスは彼女らに手は出さないでと、自らヴィンス達の前に出ます。
しかし、相変わらずシスターの恰好をしたデロリスを撃つことにヴィンスの部下たちは抵抗を感じます。そんな部下たちに対してヴィンスはあいつは尼僧じゃなくて、ただの女だと言います。
するとその言葉を聞いた修道院長は、前へ出て真っすぐな瞳で語り掛けるように否定して彼女は尼僧の鑑ですと言い切ります。
天使にラブソングをのラスト結末|大成功のコンサート、そしてエンドロール
部下たちが戸惑う中それでもヴィンス本人がデロリスを撃とうとしたその瞬間、後から駆けつけたサウザー警部補が現れて間一髪のところで彼女達は助け出されます。そしてヴィンス達は逮捕され、デロリスには無事平和な生活が戻ります。
修道院へ戻った一行は、翌日修道院長が笑顔で見守る中無事にミサを開催します。より一層団結を増した聖歌隊のパフォーマンスは、観客やローマ法王からスタンディングオベーションとともに拍手喝采を浴び、大成功を収めました。
新聞雑誌や、レコードのジャケット写真を飾るデロリスとシスター達の写真ありました。
以上、天使にラブソングをのネタバレとあらすじ、ラスト結末とエンドロールでした。
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「天使にラブソングを」の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー
「天使にラブソングを」の感想評価|小学生でも楽しめる名作
主人公の「ギャングの愛人でクラブの歌手」が「シスターとして身をひそめる」という聞いただけですでにワクワクしてくるようなストーリーです。
彼女の周りを、面倒見のよい味方の刑事、厳格な修道院長、どこか憎めないちょっとヘタレな敵たち等、個性豊かな脇役たちが固めます。テンポ感が良くコメディらしい笑いが随所にちりばめられていて、子供でも十分に楽しめます。
ウーピー・ゴールドバーグ扮する主人公シスター・メアリークラレンスには、その圧巻の歌唱力だけでなく一緒にいる人たちを笑顔にする大きなパワーがあります。
最初は我儘に見える彼女の言動も、それは自身を信じる強さの表れであり自分の価値観を信じることの大切さを教えてくれます。そして戒律だらけだった教会に、少しずつ新しい風を吹き込んでいきます。
また、厳格な教会の教えに従ってきたシスター達も徐々にそれぞれの個性が見え始めると、ひょうきんだったりお調子者だったり人知れず悩みを抱えていたりと最高にキュートです。
そしてあまりにも有名な聖歌のパフォーマンスシーンは、何度見ても感動します。戒律という古い殻を破り新しい風をとりいれようとする姿、そして何より音楽を心から楽しむ彼女たちの姿は、観ていて自然と笑顔が溢れまます。
現代版聖歌ともいえるアレンジも秀逸です。
現実離れな設定や予定調和なハッピーエンド感もありますが、世界が少し元気をなくしている昨今、こんな風に痛快な主人公と素晴らしい音楽が楽しめる映画は必要だと思います。
初めて小学生の時に見て楽しんだ作品ですが、、大人になった今も子どもの頃と同じように楽しめる、大好きな作品です。
みんなの口コミ評判レビュー
★★★★★星5
主人公はナイトクラブでクラブ歌手を務める、デロリスという女性です。ある事件に巻き込まれ、修道院でシスターに扮して身を隠すことになります。ここまでの概要はシリアスですが、終始コメディータッチで老若男女問わず楽しめるようなストーリーとなっています。
まずは、豪快でアウトローなシスター・デロリスのキャラクターにとても惹きつけられます。先輩シスターや同僚に対する、歯に物着せぬ言動は、見ていて爽快な気持ちにさせてくれます。
そして、窮屈な生活を強いられる彼女ですが、聖歌隊の指揮を任され、本来の歌手としての実力を発揮することとなります。讃美歌のアレンジは強烈で、どれも最高にかっこいい楽曲ばかりです。デロリス役のウーピー・ゴールドバーグさんはさることながら、他の役者さんたちの歌唱もパワフルで見事なものです。
本作映画公開の翌年には、「天使にラブ・ソングを2」も公開されており、今度は舞台が高校に移ります。こちらも、デロリスと高校生たちの歌声は圧巻です。コロナの影響で、なんとなく世間全体が元気のない日々が続いていますが、明るくて勇気をもらえるこの作品は、この時期に是非、観ていただきたい作品です。
20代女性
★★★★★星5
アカデミー賞を博した『ゴースト~ニューヨークの幻~』同様、ウーピー・ゴールドバーグの豪快かつ破天荒なキャラクターと馴染みやすい物語が人気を博した『天使にラブソングを』。どこかしらでこのおばちゃん見たことある!なんて人も多いのではないでしょうか?
しがないクラブ歌手のデロリスがギャングの殺人現場を目撃したことから修道院へ逃げ込むことで物語が発展するわけですが、このスピーディーな展開なら小さいお子さんも飽きずに観れるのではないかと思います。
また、『ハリー・ポッターシリーズ』のマクゴナガル先生こと若きマギー・スミスが潜伏先の修道院長を演じていたり、よく聞く讃美歌が明るいソウルやロックとしてアレンジされるなど、物語に触れたことない世代でもあっという間にこの世界に引き込まれるはずです。
最後のシーンでは皆んなが主人公のために力を合わせたり、シスターたちが奮闘する姿が何とも可愛らしく、心が温かくなりました。素敵なハッピーエンドで良かったです。
30代女性
★★★★★星5
クラブ歌手のデロリスがひょんなことから修道院で生活することになり、聖歌隊を通して修道院とデロリスが成長していく物語です。コメディー映画とされていますが、私にとっては感動作です!
伝統ある修道院がまったく別世界の価値観を持ったデロリスによって徐々に変わっていく…。ゴスペルを通して一人ひとりが成長し、修道院さえ変えていき、大きな力になる…。新しいことにチャレンジするドキドキ感や成長することの喜びをこの映画を通して感じることができます。
しかも成長した聖歌隊のゴスペルが本当に美しい!映画の歌にこんなに心を動かされたのははじめてです成長前のひどい聖歌隊がこんなに成長するなんて…その成長過程を見ている分、エンディングのゴスペルは圧巻!涙が止まりません。
30代女性
★★★★★星5
何回見ても面白い映画です。展開がわかってても笑ってしまうシーンがたくさんあります。ウーピー・ゴールドバーグの圧倒的な歌唱力も魅力的です。まずギャングの愛人が修道院に身を隠すというストーリー自体がそもそも面白いです。ショーパブのスターのデロリスが修道院の下手な聖歌隊をたてなおして、さらにはダンスなども取り入れてゴスペルのショーのようにしてしまうところが好きです。聖歌隊がどんどん上手になっていって、途中その歌声を聞いた若者たちが教会にはいってくるところは、歌には人を惹きつける力があるんだなと思いました。自分がそんなに歌が上手ではないので、歌が素敵な映画はとても楽しいです。こんな風に歌えるようになったら楽しいだろうなと思って見ています。最後デロリスがさらわれてしまって、殺されそうになってしまう時に、「本物のシスターになってしまった!」とためらうシーンは笑えます。カジノにシスターがぞろぞろ吸い込まれるように入っていくシーンもクスっとしてしまいます。終始笑えて明るくなれる映画です。
30代女性
*「天使にラブソングを」のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンク「ChinemaHitsTV-シネマヒッツTV」の記載をお願いします。
吹き替え声優一覧|その後の活躍は?
デロリス・ヴァン・カルティエ/シスター・メアリー・クラレンス 役:ウーピー・ゴールドバーグ
吹き替え声優ソフト版:後藤加代
吹き替え声優テレビ番:中村晃子
EGOT(エミー賞、グラミー賞、オスカー(アカデミー)賞、トニー賞の4つの賞をすべて受賞)の一人。女性として初めてアカデミー賞授賞式の司会を務めています。2007年にCNNの番組内で女優を引退しトークショー等の司会に務めています。
修道院長 役:マギー・スミス
吹き替え声優ソフト版:京田尚子
吹き替え声優テレビ番:藤波京子
「ハリー・ポッター シリーズ」でのミネルバ・マクゴナガル役で有名。イギリス王室より、1970年に大英帝国勲章第3位を、1990年には大英帝国勲章第二位を叙勲されています。
ヴィンス・ラ・ロッカ 役:ハーヴェイ・カイテル
吹き替え声優ソフト版/テレビ版:堀勝之祐
「ピアノ・レッスン」で、オーストラリア映画協会賞主演男優賞受賞。その他「レッド・ドラゴン」「グランド・ブタペスト・ホテル」「アイリッシュマン」等に出演。
メアリー・ロバート 役:ウェンディ・マッケナ
吹き替え声優ソフト版:石川悦子
吹き替え声優テレビ番:矢島晶子
テレビ番組にも多く出演している。舞台では1999年にトニー賞ベスト新作プレイ部門に輝いた『Side Man』に主演。
メアリー・パトリック 役:キャシー・ナジミー
吹き替え声優ソフト版:信沢三恵子
吹き替え声優テレビ番:さとうあい
続編の『天使にラブ・ソングを2』にも同じ役柄で出演し、このシリーズでの演技で1993年にアメリカン・コメディ・アワードを受賞。テレビアニメ『キング・オブ・ザ・ヒル』では声優として参加しており、2001年にはアニー賞も受賞。
エディー・サウザー(サウザー警部補)役:ビル・ナン
吹き替え声優ソフト版:西村友道
吹き替え声優テレビ番:玄田哲章
「海の上のピアニスト」「スパイダーマン シリーズ」等。2016年9月24日自宅で逝去。62歳没。
ゴスペル映画代名詞ともなった『天使にラブソングを』のサントラ、主題歌の紹介!
サントラも販売されていて、2作目も観たかた用に1作目と2作目の曲が入ったサントラなんかも販売されています。聴くと映画のシーンが蘇ってくるような感じになれますね。
また、以下では劇中で歌っていた曲を紹介しています。主題歌と公式になっている曲はないのですが、『Hail Holy Queen』や最後に歌う『I Will Follow Him』なんかは人気で知っている方も多いのではないでしょうか。
・『Hail Holy Queen 』-ミサで聖歌隊がデロリスと最初に披露した曲
・『My Guy(My God)』-2回目のミサのシーンで聖歌隊が歌った曲
・『I Will Follow Him』-最後のミサで聖歌隊が歌った曲
・『Rescue Me – フォンテラ・バス』-修道院で生活するデロリスのバックで流れていた曲。
・『Just A Touch Of Love』-街で清掃活動をするシスター達のバックで流れていた曲
・『Gravy』-修道院を抜け出した夜にクラブで聴いた曲