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『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のデッドプール生きてるフラグ,時系列,ラスト,エンドロール後を解説。口コミ評判レビューを独自調査。

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2009年9月11日、日本公開の映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』。

ウルヴァリンの過去を描いたスピンオフ作品で、どのようにして「不死身の肉体」と「アダマンチウムの爪」を手に入れたのか、その誕生の秘密に迫る物語です。

これまでの『X-MEN』シリーズで語られてこなかったローガンの過去が明かされ、兄ビクターとの確執、そして運命を決定づけるウェポンX計画が描かれます。

アクションの迫力だけでなく、ウルヴァリンの苦悩が描かれたシリーズの原点ともいえる1本です。

YouTubeの予告動画

エンドロール後|デッドプールは生きてるフラグを解説。

映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』にはデッドプールが登場します。

ストライカーによって生物兵器ウェポンイレブンに改造されウルヴァリンと戦うこととなるデッドプールことウェイド・ウィルソン。

死闘の末に敗れてしまいますが、エンドロール後のシーンではカメラ目線でこちらに口止めを求めるような仕草をします。

果たしてデッドプールは生きていたのでしょうか?実は、2024年公開の『デッドプール&ウルヴァリン』でも、この“生きていた伏線”がメタ的に回収されています。

管理人

結論から言えば、エンドロール後の描写からも分かるように、デッドプールは生きていた可能性が高いと考えられます。

首を切断された後でも再生能力を示すような動きを見せており、原作同様の治癒・再生能力を持つキャラクターとして描かれていたことが分かります。

しかしながら、この設定は後続作品では引き継がれず、シリーズ全体としては無かったことにされてしまいました。

気になるデッドプールのその後についてまとめます。

無いものにされてしまった『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』でのデッドプール

映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』でのデッドプールは、エンドロール後に実は生きていておそらく単独でのスピンオフ作品が企画される予定だったと考えられます。

しかしながら、映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』が期待していたようなヒットにはなら図、批評面でも大きな成功をおさめられませんでした。

そこで、『ウルヴァリン:SAMURAI』や『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』などのリブート作品が公開されることとなり、企画が立ち消えに

映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』でのデッドプールは無いものにされてしまったと考えられます。

管理人

2016年よりスタートした『デッドプール』シリーズ

2016年よりスタートした映画『デッドプール』シリーズ。

映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』と同じく、ライアン・レイノルズがデッドプールを演じたことから、同一人物ではないかと考える人も少なくありません。

しかし、映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』に登場したデッドプールは、ストーリー上1950年代生まれと推測されます。

2016年版のデッドプールは30代に見えることから、設定上は別キャラクターとして扱われています。

映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のデッドプールは名前こそ同じですが、原作ファンからは「性格も能力も全く別物」と酷評されるほど原作と異なるキャラクターでした。

管理人

一方、2016年版『デッドプール』シリーズは、原作に忠実でメタユーモアや暴力表現を大胆に描いたことが支持され、R指定ながら世界的な大ヒットを記録。

結果的に黒歴史を自らネタにできるほどの人気シリーズとなりました。

『デッドプール&ウルヴァリン』で黒歴史が回収される

そして、2024年公開の『デッドプール&ウルヴァリン』では、この黒歴史とも言える映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のデッドプールが、タイムマシーンを使って自ら過去の出来事を修正・抹消するというメタ的な展開が描かれます。

この演出は、ファンの間で長年ネタにされてきた「ZERO版デッドプール」を公式に“なかったこと”にする、いわばセルフパロディ的な救済シーンとして話題になりました。

管理人

こうしてデッドプールは、シリーズ内で最もメタ的な形で生き返り、ついにウルヴァリンとの正式な共演を果たすこととなります。

初登場時に生きていた伏線が、十数年の時を経てメタ的に回収される構成は、まさにデッドプールというキャラクターならではの展開と言えるでしょう。

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『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』の時系列

映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』を観て、「X-MENシリーズってどの順番で観ればいいの?」と感じた方も多いのではないでしょうか。

そこで、シリーズ初心者の方でもわかるように、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』がどの位置にあるのか、時系列の流れを解説します。

旧タイムライン(時系列が変更される前)

元々『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』は、1960年代を舞台にした『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011年)に続く物語として位置づけられていました。

その後は、以下のように旧3部作へと繋がっていきます。

  • 『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011年)
  • 『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009年)
  • 『X-MEN』(2000年)
  • 『X-MEN2』(2003年)
  • 『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(2006年)
  • 『ウルヴァリン: SAMURAI』(2013年)

この流れが、いわゆる改変前のタイムライン(旧時間軸)でした。

『X-MEN:フューチャー&パスト』で時系列が書き換えられる

ところが、2014年公開の『X-MEN:フューチャー&パスト』で、1973年の出来事をきっかけに過去そのものが書き換えられるという大きな展開が起こります。

その結果、未来も変化し、これまでの旧3部作と『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』の物語は存在しなかったことになってしまいました。

これ以降は、新しい時間軸として以下のような流れに変わります。

新タイムライン(改変後の時系列)

  • 『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011年)
  • 『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014年)
  • 『X-MEN:アポカリプス』(2016年)
  • 『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019年)

この新しいタイムラインでは、「ウルヴァリンの過去」も一部が変更されています。

シリーズを通して観ると物語の繋がり方やキャラクターの運命が微妙に異なって見えてきます。

ファンの間でも賛否両論となった“時系列リセット”

『フューチャー&パスト』によって旧3部作の物語が無かったことになったのは、ファンの間でも賛否両論を呼びました。

「壮大な物語を作り直した」と評価する声もあれば、「これまでの作品が無意味になった」と感じたファンも多く、シリーズの転換点として非常に印象的な出来事です。

映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』を鑑賞して気になった方はぜひ他のX-MENシリーズについても鑑賞することをオススメします。

管理人

『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のあらすじ

(以下、映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のあらすじです。)

『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のあらすじ|特殊能力を持つ兄弟・ビクターとローガン

1845年・病気がちな少年ローガンは、異父の兄ビクターとともに平和な生活を送っていましたが、ビクターの父親がローガンの父親を殺害した様子を目撃します。

ショックのあまりに特殊能力が目覚め、長い爪によってビクターの父親を殺害してしまいますが、男は死ぬ直前に自分が実の父親であると明かします。

それ以来、同じく特殊能力を持っていたビクターとともに生活を送り、100年以上に渡って多数の戦争に参加しましたが、徐々にビクターは凶暴性が増し、上官を殺害してしまったことから庇ったローガンともども牢獄に収監されることとなります。

そんな中、二人の特殊能力に目を付けた軍人のストライカーからスカウトを受け、同じように特殊な能力を持った男たちの部隊チームXに加入することとなります。

ストライカーが捜索する謎の鉱石を在処を探すために村を制圧したチームでしたが、目的のために罪のない人々を傷つけるチームのやり方に納得いかなくなったローガンはビクターを残し、チームを脱退します。

『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のあらすじ|再びローガンの前に現れるチームXを率いたストライカー

6年が経ち、木材加工の仕事をしながら恋人のケイラと平和な生活を送っていたローガンでしたが、突然ストライカーとチームXのメンバー・ゼロが現れ、同じく元メンバーであったクリスやウェイドが何もかに殺害されたことから犯人探しの協力を依頼します。

当然のように拒否するローガンでしたが、愛するケイラがビクターによって殺害されてしまったことから一連の犯人もビクターであると確信します。

復讐のために戦いに挑むローガンですが、返り討ちに遭ってしまいます。

怒りに震えるローガンは、ストライカーを問い詰め、凶暴性を増幅させていたビクターを檻に閉じ込めていたところ脱獄し、復讐のためにチームのメンバーを殺害していることを明かします。

復讐に燃えるローガンに対し、ストライカーはアダマンチウムという合金を利用した人体改造実験を提案、実験は成功したものの凄まじい激痛のためローガンは気を失ってしまいますが、ストライカーが自身の記憶を消し生物兵器として利用するという計画を意識が朦朧とする中で知り、施設から逃亡します。

ゼロ率いる兵士たちがヘリコプターでローガンを追いますが、アダマンチウムによる改造で凄まじい攻撃力と回復力を手に入れたローガンは返り討ちにします。

『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のあらすじ|ストライカーによるミュータントの人体実験

ローガンは、ストライカーとビクターの行方を知るために昔の仲間であるジョンとフレッドの元を訪れ、ストライカーがある島に特殊能力を持つミュータントを集めて人体実験を行っていることやその島から逃亡したガンビットという男の情報を入手します。

戦いの末にガンビットと協力して施設があるスリーマイル島を訪れたローガンは、施設に死んだはずのケイラがいることに驚きます。

実はケイラもミュータントであり、ストライカーに妹を人質に取られてしまったことからローガンを監視するよう命じられていたのです。

ショックを受け、立ち去ろうとするローガンでしたが、ケイラを襲おうとするビクターを倒し、ケイラの自身への愛が本物であったことを知ったローガンは集められていたミュータントを解放し、島から脱出しようとします。

そんなローガンの前にストライカーがチームXのメンバー・ウェイドを改造し開発した最強のミュータント・ウェポンイレブンが立ちはだかるのでした。

以上、映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のあらすじでした。

結末が気になる方はぜひ実際に映画を観てみて下さい。

『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

(以下、映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)

感想評価(※ネタバレ有)|知られざるウルヴァリンの過去が描かれたX-MENスピンオフ作品

映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』は、2000年からスタートした『X-MEN』シリーズの4作品目の作品です。

シリーズ屈指の人気キャラクターであるウルヴァリンを主人公にしたスピンオフ作品として、2009年に公開されました。

これまでの作品でウルヴァリンがストライカーという人物によって人体実験を施されていたことは明らかになっていましたが、詳しい過去が明かされることはありませんでした。そんなウルヴァリンの知られざる過去が描かれており、幼少期に父親が殺害される姿を目撃したショックからミュータント能力が開花し、兄のビクターとともにその特殊能力を活かして兵士として活躍していた様子が冒頭で描かれます。

管理人

何を隠そうビクターは後のセイバートゥースであり、1作目で戦ったウルヴァリンとセイバートゥースが兄弟だったという事実に驚いた方も多いと思います。

これまでの作品のイメージ通り、正義感あふれるウルヴァリンは、特殊能力を活かして非人道的なスパイ活動を行うチームXを脱退し、恋人のケイラとともに平和な生活を送っていました。

しかし、ケイラがビクターによって殺害されてしまったことをきっかけに、ウルヴァリンは再び戦いに身を投じていきます。

ところが、実はすべてがストライカーによる罠だったのです。

ケイラは妹をストライカーに人質にとられており、その監視のためにウルヴァリンへ近づいていたことが明らかになります。

ミュータントを憎むストライカーは、ウルヴァリンやその他のミュータントたちを利用し、最強の人造ミュータントを開発してすべてのミュータントを抹殺しようと企んでいたのです。

かなり盛り沢山な内容になっているため、ストーリーについていけない部分もあるのですが、上映時間が約108分とコンパクトなため、テンポの良い展開となっており、飽きる暇を与えない内容はさすがです。

ウルヴァリンはもちろんのこと、凄まじい拳銃捌きで立ちはだかるエージェントゼロ、圧倒的な力を持つセイバートゥース、エネルギーを自由自在に使い分けるガンビット、そして、後の作品『デッドプール』で人気を集めることになるウェポンイレブンなど魅力的なミュータントたちが多数登場し、それぞれの能力を活かしたアクションシーンが展開され、見応えは十分です。

映画のラストでは、ストライカーによって隔離されていたミュータントたちを解放したものの、記憶を失い、愛したケイトの存在すらも忘れてしまうウルヴァリンの切ない姿が描かれ、後のX-MENシリーズへとつながっていきます。

ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンの魅力が詰まった作品となっていますので、X-MENファンは必見の作品です。

『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のみんなの口コミ評判レビュー

★★★☆☆星3

タイトルに「ZERO」とある通り、ローガンことウルヴァリン誕生にまつわるストーリーとなっています。

ウルヴァリンに焦点が当たっているものの、ミュータント全般の扱いにも注目してみると面白いと思います。

作中でウルヴァリンは生物兵器として戦争に使われるといったような過酷な描写がありますが、彼以外のミュータント、特に終盤に出てくる実験施設で地下に閉じ込められた子どもたちなどの扱いを見るに、後々にプロフェッサーが「恵まれし子らの学園」を作った理由も垣間見えるように思います。

そういった意味で「ZERO」と考えると、より深みを感じられるのではないでしょうか。

含みのあるラストシーンと同時に、ローガンの生き様を現すようなラストはなんとも渋みを感じました。

40代男性

★★★★★星5

ウルヴァリンはX-menシリーズのヒーローの中でも圧倒的な近接戦闘能力を誇り、その実力はトップクラス。

性格にアウトロー的なところがあるものの人を惹きつける魅力があり、以前から興味を持っていました。

何故今のようなウルヴァリンになったのか、何故そのような強さを持っているのかが明らかになってスっとしました

中でも印象的だったのはウルヴァリンに兄がいたことです。

しかも実の兄と殺し合いまで経験していたとは驚きです。最後の最後で和解としたとはいえ、それまでの経緯が衝撃的でした。

あとはウルヴァリンの生い立ちも分かったのが良かったです。

意外にもかなりの長寿だったこともわかりましたし、見た目が30代のカッコイイオジさんっていうだけに、意外でした。

50代男性

*映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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