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『パッセンジャー』がひどいと言われる理由2つ| ラストで子供が生まれる?アーサーが秘密を話したのはなぜ?徹底解説

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2017年3月24日、日本公開の映画『パッセンジャー』。

宇宙船での長い航行中、目的地に到着する90年前に目覚めてしまった男女二人の運命を描いたSFラブストーリー。

壮大な宇宙空間とロマンチックな設定を持つ一方で、公開当時から「ひどい」「納得できない」といった否定的な感想も多く、評価が大きく割れてきました。

なぜ『パッセンジャー』は、これほどまでに賛否を呼ぶ作品となったのでしょうか。

この記事では、『パッセンジャー』がひどいと言われる理由を整理しつつ、議論を呼んだラストの解釈や、バーテンダーのアーサーが秘密を話した意味について解説していきます。

『パッセンジャー』がひどいと言われる2つの理由

『パッセンジャー』が「ひどい」と言われる背景には、物語の中核に関わる問題点がいくつか存在します。

ここでは特に指摘されることの多い2つの理由に絞って整理していきます。

ひどい理由①ジムの行動が美化される構図に納得できない

映画『パッセンジャー』が「ひどい」と言われる最大の理由は、主人公ジムの行動にあります。

ジムは冬眠カプセルの故障によって、到着まで90年残っているタイミングでたった一人目覚めてしまいました。

誰にも会えない状況で約1年を過ごし、孤独に耐えられなくなった末に、冬眠中の女性オーロラを起こしてしまいます。

ここで引っかかるのは、ジムの選択が「仕方なかった」で済ませられないほど重い点です。

冬眠から目覚めることは、人生そのものを奪うのと同じ。

本人の同意なく起こせば、極端に言えば殺人に近い結果になります。

ジムの行為は「寂しかったから」という理由で他人の人生を変えたものであり、身勝手だと感じる人が多いのは自然でしょう。

さらに強い反発につながったのが、映画の着地点です。

オーロラが真実を知りジムを拒絶する展開はあるものの、最終的に彼女は冬眠には戻らず、ジムと共に生きる道を選びます。

この結末が「罪が帳消しになった」「ジムの行動がロマンチックに見えるように処理された」と映り、ひどいという感情を後押ししてしまったと考えられます。

ただし一方で、映画『パッセンジャー』はここに観客の判断を突きつけてもいます。

孤独が人をどう壊すのか。

極限状態で人間はどこまで正しさを保てるのか。

ジムの行動を「絶対に許せない」と切り捨てるのか、「自分でも同じ選択をしてしまうかもしれない」と怖くなるのか、この分かれ目が評価が割れる最大のポイントです。

ひどい理由②設定や演出のご都合主義が目立つ

もう一つ、「ひどい」と言われる理由は、作品全体のツッコミどころです。

舞台となるアヴァロン号は、5000人以上を乗せて宇宙を航行する大規模な移民船です。

それほどのプロジェクトであるにも関わらず、システム面の脆さや対応の杜撰さが目立ちます。

代表的なのは、緊急時の安全設計に関する違和感です。

地球へメッセージを送るのに55年も要する設定や、小惑星衝突で船が致命的な状態へ陥っていく展開はスリルを生む反面、「そこまでの大企業プロジェクトなら冗長化や対策がもっとあるはず」と感じる人も多いでしょう。

加えて、細部の便利すぎる仕掛けも引っかかりやすいポイントです。

たとえば、乗組員が眠り続ける中でアンドロイドのバーテンダー・アーサーだけが稼働していることの不自然さや、瀕死の状態からでも完全回復させられる医療ポッドの万能さなど、都合よく配置された装置が目につくと「ご都合主義だ」「雑に見える」と評価されやすくなります。

こうした粗が積み重なることで、ジムの倫理的問題がより強く浮き上がってしまうのも映画『パッセンジャー』の特徴です。

物語の前提に説得力があれば究極の選択として見られたものが、設定の穴によって「無理やり成立させた話」に見えてしまう。

その結果として「ひどい」という感想が広がった、と整理できます。

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ラストで子供がいるエンディング説は本当なのか?

映画『パッセンジャー』のラストについて、「ジムとオーロラの間に子供がいたのではないか?」という考察を目にした人も多いのではないでしょうか。

確かに終盤の演出には、そのように解釈したくなる要素が含まれています。

しかし結論から言うと、公開された本編の中で子供の存在が明確に描かれているわけではありません。

では、なぜこの説が広まったのか。その理由を整理していきます。

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公開版ラストで描かれているのは「子供」ではない

映画のラストでは、冬眠から目覚めた乗組員たちが、オーロラの遺言メッセージを受け取り、宇宙船内に広がる豊かな植物を目にする場面で締めくくられます。

この描写から分かるのは、

  • ジムとオーロラが長い年月を船内で過ごしたこと
  • 人の手によって生活環境が大きく変えられていたこと

までであり、子供の姿や存在を直接示す描写はありません。

あくまで「二人が人生を全うした痕跡」が描かれているに留まっています。

そのため、「子供がいた」と断定するのは、映画の情報だけでは難しいと言えるでしょう。

それでも「子供がいた説」が生まれた理由

ではなぜ、多くの観客が「子供がいたのではないか」と感じたのでしょうか。
その背景には、映画『パッセンジャー』の初期脚本案の存在があります。

公開版とは異なる構想段階の脚本では、

  • 冬眠ポッドの大規模な故障
  • 他の乗組員が目覚めることなく命を落とす展開
  • ジムとオーロラだけが生き残る状況

といった、より救いのない設定が用意されていました。

この案では、遺伝子バンクを利用して人類を存続させる、つまり子孫が誕生する未来が示唆されていたと言われています。

この情報が知られるようになったことで、「本来は子供が生まれるエンディングだったのではないか」という解釈が広まったと考えられます。

なぜそのエンディングは採用されなかったのか

この初期案が採用されなかった理由としては、いくつかの要因が考えられます。

  • 他の乗組員が全滅する展開があまりにもホラー寄りだった
  • ジムの行動を正当化しすぎてしまう危険性があった
  • 観客に与える後味が重くなりすぎる

もしこの脚本がそのまま映画化されていれば、ジムがオーロラを目覚めさせた行為は「結果的に人類を救った選択」として描かれ、現在とはまったく違う評価を受けていた可能性もあります。

ラストが曖昧だからこそ評価が割れた

公開版の『パッセンジャー』は、子供の存在を含め、多くを語らないラストを選びました。

その曖昧さによって、観客は「希望」と「後味の悪さ」のどちらも同時に受け取ることになります。

この中途半端さこそが、「考察したくなる映画」であると同時に、「納得できず、ひどいと感じてしまう映画」になった理由の一つだと言えるでしょう。

バーテンダーのアーサーはなぜ秘密を話したのか?

『パッセンジャー』の中でも、特に違和感を覚えやすいのが、アンドロイドのバーテンダー・アーサーの行動です。

ジムから「オーロラを目覚めさせたことは秘密にしてほしい」と頼まれていたにも関わらず、ある日突然その事実をオーロラに話してしまいます。

なぜアーサーは、それまで守っていた秘密を打ち明けてしまったのでしょうか。

作中の描写から考えられる理由を整理していきます。

アーサーは「秘密が共有された」と勘違いした

最も自然に読み取れる理由は、アーサーの判断ミスです。

バーでの会話の中で、オーロラはアーサーに対し「ジムとの間に秘密はない」と語ります。

それを受けてアーサーがジムに確認したところ、ジムははっきりと否定せず、同意したようにも取れる返答をしてしまいました。

このやり取りからアーサーは、

  • すでにジムは真実をオーロラに打ち明けた
  • 自分が話しても問題はない

と解釈してしまったと考えられます。

アーサーは人間の感情や嘘を完全に理解できる存在ではなく、あくまで会話の文脈から論理的に判断する存在です。

そのため、「秘密を守る」という指示よりも、「秘密は存在しない」という情報を優先してしまった結果、すべてを話してしまったと見ることができます。

船の異常が影響していた可能性

もう一つ考えられるのが、アヴァロン号自体の異常です。

映画の後半では、小惑星との衝突をきっかけに、船内のシステムが徐々に不調をきたしていきます。

重力制御や設備だけでなく、アーサーの判断ロジックにも何らかの影響が出ていた可能性は否定できません。

ただし、作中でアーサーの明確な誤作動が描かれているわけではないため、この点は補助的な解釈に留まります。

アーサーは「物語を動かすための装置」だった

アーサーの行動を、キャラクターとしてではなく構造的に見ると、別の理由が浮かび上がります。

もしアーサーが最後まで秘密を守り続けていた場合、

  • ジムは罪を告白しないまま生き続ける
  • オーロラは真実を知らないまま人生を終える

という展開になってしまいます。

つまり、アーサーが真実を明かす役割を担わなければ、物語は「ジムの身勝手な行動が表面化しないまま終わる」構造になってしまうのです。

アーサーは、ジムの罪を可視化する存在として観客に「これは許される行為なのか?」と問いを突きつける装置として配置されており、物語を転換させるために必要な役割を担っていました。

アーサーの行動が「ひどい」と感じられる理由

アーサーが秘密を話してしまう場面が不自然に見えるのは、その行動が人間の感情よりも物語の都合を優先しているように感じられるからです。

しかし同時に、その違和感こそが、ジムの行為の重さや取り返しのつかなさを観客に強く意識させる役割も果たしています。

アーサーは単なるミスキャラではなく、『パッセンジャー』という物語が抱える倫理的な問題を浮き彫りにする存在だったと言えるでしょう。

『パッセンジャー』のあらすじ

(以下、映画『パッセンジャー』のあらすじです。)

『パッセンジャー』のあらすじ|90年も早く、冬眠から目覚めてしまった主人公ジム

宇宙船アヴァロン号は、5000人の乗組員を乗せ、120年かかる目的地へと向かっていましたが、30年が経過した頃に冬眠ポッドの故障により、技術者であったジムが目覚めてしまいます。

まだ目的地まで90年かかるにも関わらず、冬眠ポッドに戻ることは出来ず、地球へのSOSメッセージが届くのも50年以上かかってしまうということで絶望したジムは成す術もなく、バーテンダーのロボット・アーサーを話し相手にしながら孤独な生活を送っていました。

孤独な生活が1年経過し、冬眠ポッドで眠るオーロラという女性に興味を持ったジムは、彼女と接したいという気持ちを持つようになり、冬眠から目覚めさせるかどうか悶々とした日々を過ごすようになります。

『パッセンジャー』のあらすじ|ジムによって、冬眠から目覚めてしまうオーロラ

苦悩しながらも、孤独に耐えることが出来なくなったジムは遂に彼女を冬眠から目覚めさせてしまいます。

アーサーに口止めをし、オーロラと交流を深めるようになったジム。

二人は次第に愛し合うようになり、ジムの孤独な生活は一転しました。

それから、しばらくの月日が経過し、ジムはオーロラにプロポーズをしようと食事に誘いました。

良い雰囲気が続き、立ち寄ったバーで、「二人の間に秘密はない」という言葉を勘違いしたアーサーが冬眠ポッドを壊した犯人がジムであることを明かしてしまい、オーロラは怒りに震え、ジムを拒絶するようになります。

『パッセンジャー』のあらすじ|アヴァロン号の危機

オーロラとの関係を修復しようと必死なジムでしたが、二人の仲はどんどんと険悪な状態になっていきました。

そんな二人の関係とリンクするかのようにアヴァロン号は、不具合が続くようになり、冬眠ポッドが故障した影響で甲板長であるガスが目覚めます。

ガスによると、アヴァロン号は惑星との衝突によって核融合炉が暴走状態にあり、このままでは危険であるとのこと。

しかしながら、ガスは冬眠ポッドの故障によって身体に異常をきたしており、程なくして命を落とします。

ガスから船のすべての施設へのアクセス権を引き継いだジムとオーロラは協力して、船の修理に向かうのでした。

果たして、二人はどうなってしまうのか?

結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。

以上、映画『パッセンジャー』のあらすじでした。

結末が気になる方はぜひ実際に映画を観てみて下さい。

『パッセンジャー』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

(以下、映画『パッセンジャー』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)

感想評価(※ネタバレ有)|宇宙を舞台にしたロマンティックなラブストーリー

映画『パッセンジャー』は、目的地まで120年以上かかる宇宙旅客船で90年も早く目覚めることになってしまった男女二人の姿を描いたSFラブストーリーとなっており、人気俳優クリス・プラットとジェニファー・ローレンスの共演ということで大きな話題を集めた作品です。

クリス・プラットは、『ガーディアンズオブギャラクシー』シリーズの主人公スターロード、そしてジェニファー・ローレンスは『X-MEN』シリーズのミスティークを演じたことで知られており、ヒーロー映画ファンにとっては魅力的な組み合わせになっているのではないでしょうか?

冬眠ポッドの故障によって、90年も早く目覚めてしまい、誰もいない広い宇宙船アヴァロン号の中をたった一人で孤独に生活する主人公ジムの姿が冒頭から描かれますが、最初に目を奪われるのは、その美しい映像です。

洗練された宇宙船内部や設備のデザイン、そして宇宙の映像は目を見張るものがあり、SF好きはたまらないと思います。

映画の中盤では、孤独な生活に発狂寸前のジムが一目ぼれした女性作家オーロラを目覚めさせるという禁忌を犯してしまい、何も知らないオーロラとのラブロマンスが始まっていきます。

宇宙船の中で繰り広げられる二人のデートは、未来的でありながらも普遍的で、恋愛映画が好きな方でも十分楽しめると思います。

バーテンダーのアンドロイド・アーサーがジムの秘密を打ち明けてしまったことから、二人の関係は最悪な状態となるというサスペンス的な要素もあり、盛りだくさんな内容となっています。

そして、映画の終盤ではアヴァロン号が危機的な状況にあることが分かり、二人が再び団結して危機に立ち向かっていく展開となっていきます。

自らの命を犠牲にして宇宙船の核融合炉へと向かうジム。

そして、それを見守るオーロラ。

この展開は、『アルマゲドン』を彷彿とさせるドラマチックなものになっています。

宇宙船の危機を救い、医療ポッドによってなんとか一命を取り留めたジムは、偶然にも発見した冬眠ポッドをオーロラに譲ろうとしますが、オーロラはジムとの生活を選び、映画のラストでは88年の時を経て、目覚めた乗組員たちが緑いっぱいの宇宙船でオーロラからの遺言のメッセージを聞くというシーンで締めくくられます。

SF映画好きはもちろんのこと、恋愛映画が好きな方にもオススメできる作品となっています。

『パッセンジャー』のみんなの口コミ評判レビュー

★★★★☆星4

別の惑星に移住するための宇宙船に乗ったが、故障によって1人だけ起きてしまった主人公の苦悩を書いた作品だと思います。

まず、到着までにじぶんが死んでしまうことやメッセージを地球に送ろうとしても返信が届くまでに数十年かかってしまうという絶望から始まり、自分以外の乗客は全員寝ている状況で何とか自分ももう一度眠りにつこうと技術者の知識を活かして努力するが眠ることはできず船内で唯一見つけたと思った人は「人」の見た目をしたロボットだった時の絶望はなんとも言えないです。

さらに、寝ている乗客のひとりを起こすかどうかで悩んでいる所も「人としてはやっては行けないこと」と分かっているが「孤独に耐えられない」という人間らしい苦悩が描かれており、見ていて共感すると共に罪悪感を感じるようになっていました。

その後も絶望的な事が起こるけどその中でも「今」の生活を精一杯楽しんでいたりと前向き生きようとする描写もあり今の自分に不満を抱えている人にオススメの作品だと感じました。

30代男性

★★★☆☆星3

シチュエーションとしてはまぁまぁみたことがあるような気がするものでしたね。

孤独に堪え切れず、眠っている女性を起こしてしまう、ということです。

このあたり、SF系の漫画とかでもいくつか見たな、というのが最初の印象としてきました。

ここが倫理的な問いらしいのですが、いや最悪だよ、というのが素直な感想です。

人は一人では生きていけないというなテーマを描いているわけですが、最後は自己犠牲、そして許容と許しとなり、まぁ素直にいい話だなとは思いました。

ただ、やはりヒロインの心の流れ、というか心情の変化的な部分がやや強引かなという感じではありました。

それとSFとしての映像のクオリティは高かったのでそこは評価したい。

40代男性

★★★★★星5

宇宙移住を目的として、宇宙船の人工冬眠ポッドに入り移動するところから始まる。

主人公のジムだけが運悪く、目覚めてしまう。

宇宙を移動するには1世紀近くかかるため、目覚めてしまうと宇宙船の中で歳をとっていくしかない。

途中、主人公は今後の未来について絶望している中、人工冬眠中の人々の中で、1人一目惚れした人物を起こしてしまう。

誰しもが今後の人生が1人と悟ってしまうと、咄嗟に予期もせぬ行動をとってしまうだろうと考えるシーンだった。

その後、ヒロインも今後の未来について考えると絶望をするが、次第に主人公とも打ち解け、惹かれあっていく。

ただ、一筋縄に行かないのがSF映画。

ヒロインも、故意に人工冬眠ポッドから起こされたことを知り、2人の間に溝が生まれたり、宇宙船にも問題が起きたりと、見ていて飽きない内容。

自分だったらどうするだろう。と考えさせられる映画でもあった。

30代女性

*映画『パッセンジャー』のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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