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『アナと雪の女王2』のストーリーがひどい?エルサかわいそうやクリストフ気持ち悪いとの声やエルサがなぜ凍ったのか解説【アナ雪2】

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2019年11月22日公開。

2013年に公開され世界中で大ヒットを記録した『アナと雪の女王』の続編。

前作から3年後を舞台にエルサの魔法のルールが描かれる作品となっています。

ストーリーがひどいと言われる理由

世界中で大ヒットを記録し、社会現象となった前作から6年後の2019年に公開された本作『アナと雪の女王2』。

続編の後悔を心から待ちわびていた世界中のファンが劇場に駆け付け、前作同様に大ヒットを記録しました。

そんな本作ですが、映画を観た人の中にはストーリーがひどいという感想を持つ方も多々おられます。

なぜ、ストーリーがひどいと言われてしまうのか?

その理由について考察していきたいと思います。

ひどい理由①まとまりのない展開

ストーリーがひどいと言われてしまう理由の1つ目は、まとまりのない展開にあります。

アナとエルサというすれ違う姉妹が絆を取り戻していく姿を描いた前作に対して、本作はエルサの魔法のルーツを探る作品となっていますが、魔法の森での過去の事件、大地・水・火・風という4つの精霊の登場など慌ただしく展開していくため、ついていけなくなったという方も多くおられると思います。

その合間にクリストフが何度もアナにプロポーズするという能天気な展開があったりと、ストーリーがすっきりと収まっていた前作に比べて、本作はごちゃごちゃとした印象があり、まとまりがない展開になっているため、ストーリーがひどいという感想につながったと考察できます。

これから映画を鑑賞するという方は、ある程度の前情報を入れて鑑賞する方がより映画を楽しめるかもしれません。

一度観て内容が掴めなかったという方はもう一度鑑賞すると作品への理解が深まると思います。

ひどい理由②すっきりとしない結末

ストーリーがひどいと言われてしまう理由の2つ目は、すっきりとしない結末にあります。

本作では最終的にアナがアレンデール王国の女王に即位し、エルサは精霊と人間たちの架け橋になるため、アレンデールを離れ、魔法の森に住むこととなってしまいます。

姉妹が自由に会えはするものの、離ればなれになってしまうというすっきりとしない結末がストーリーがひどいという感想につながったと考察できます。

これまでの生活を捨てて、魔法の森で生活をすることとなったエルサに対して同情する声があがった点も原因になっていると考えられます。

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エルサかわいそうやクリストフ気持ち悪いとの声について

本作を鑑賞した人の中で多くの声があがったのが、「エルサがかわいそう」という意見と「クリストフが気持ち悪い」という二つの意見です。

なぜ、そういった声があがってしまったのか?

それぞれの理由について考察していきたいと思います。

エルサがかわいそうと言われてしまう理由

エルサがかわいそうと言われてしまう理由は、エルサが背負う辛い過去と大きな責任にあります。

まず辛い過去についてですが、今作ではエルサとアナの両親が死亡してしまった理由がエルサの不思議の力のルーツを明らかにするためにアートハランへ向かったことが原因だったことが明らかになっています。

自身のせいで両親が死亡してしまったとエルサは自分を強く責めるシーンがあり、そんなエルサの境遇を見て同情する人が多々おり、かわいそうという声があがったと考察できます。

続いて、大きな責任についてですが、映画の終盤でエルサこそが自然の精霊たちと人間の架け橋となる第5の精霊であったことが明らかになります。

その結果、アナがアレンデール王国の女王となり、エルサはアレンデールから魔法の森に移住、精霊と人間たちが平和に生活するための橋渡し役という責任重大な仕事を担うこととなります。

せっかくアレンデールの住民とも打ち解けることが出来たにも関わらず、王国を離れて森に移住しなければならなくなったエルサの状況について不憫に思う方が多々おり、かわいそうという声があがったと考察できます。

クリストフが気持ち悪いと言われてしまう理由

続いて、クリストフが気持ち悪いと割れてしまう理由については、今作での彼の行動に原因があります。

魔法の森を訪れ、エルサとアナが真剣にどう行動すべきか考えているのに対し、クリストフはアナにどうやってプロポーズすべきかばかり考えており、空回りばかりしています。

そんなスト―リーの本筋とは全く関係のないことばかりしているクリストフの行動について不快感を抱く方が多々おり、気持ち悪いという声につながったと考察出来ます。

80年代のミュージックビデオ風に編集されたクリストフの歌唱シーンについても古臭い印象があり、不評の様子でした。

結果的にプロポーズが成功して良かったですが、作品に入り込んで鑑賞している人にとっては今作でのクリストフは邪魔で仕方なかったかもしれません。

とはいえ、今作は全体的にかなりシリアスな展開がありますので、クリストフの存在がなければ、重苦しい雰囲気になりすぎていたかもしれません。

そう考えると、クリストフは今作をマイルドな雰囲気にさせる清涼剤のような役割になっていたのではないでしょうか。

エルサはなぜ凍ったのか解説

アナとオラフを置いて、たった一人でアートハランへと向かったエルサは、そこで自身の祖父であるルナード国王が仕掛けたことによって、アレンデール王国とノーサルドラ一族の戦争が始まってしまったという驚愕の事実を知ります。

その後、エルサは凍ってしまい、絶体絶命の危機に陥り、エルサの魔法が消えたことによって雪だるまのオラフも粉々になってしまいます。

なぜ、エルサは突然凍ってしまったのでしょうか?

考察していきたいと思います。

愛が消えてしまった

エルサが凍ってしまったのは、祖父のルナード国王の非道な真実を知り、心の中の誰かを愛するという感情が消えてしまったからだと考えられます。

前作でアナが魔法によって凍ってしまった際に、エルサのアナへの真実の愛によって溶かすことが出来ました。

今作では、ルナード国王によるあまりに愛のない行動を知って、エルサの中にある愛が負の感情によって支配されてしまい、愛が消えて、凍ってしまったのだと考えられます。

ルナード国王の非道な行動がなければ、もっと早くにアレンデール王国とノーサルドラ一族は友好関係を築けていたでしょうし、精霊を怒らせることなく、アナとエルサの両親が死亡することもなかったと考えられますから、ルナード国王の罪はとても大きいものだと思います。

アートハランの怒りに触れた

エルサが向かったアートハランは、すべての記憶を持つ魔法の川になっていますが、前述したルナード国王の行動については、精霊たちも大きな怒りを持っており、その記憶にエルサが触れてしまったために、怒りの感情がエルサに流れ込んでしまい、凍ってしまったと考えられます。

王国の民のために、たった一人でアートハランへ向かい、最終的に人間と精霊の橋渡し役になるために魔法の森へと移住することになったエルサの勇敢さには惚れ惚れしてしまいます。

『アナと雪の女王2』のあらすじ

『アナと雪の女王2』のあらすじ|ずっと閉ざされたままでいる魔法の森へと向かうことになるエルサとアナたち

前作から3年の月日が経ち、アレンデール王国の女王であるエルサは妹のアナやオラフ、クリストフ、スヴェンらとともに平和な日々を過ごしていました。

そんな中、エルサはどこからともなく聞こえる不思議な歌声に悩まされるようになります。

やがて、歌声に導かれるように力を解放したエルサでしたが、突然王国が大災害に襲われてしまいます。

国民を高台に避難させたエルサは、災害の原因が精霊たちにあると考え、幼い頃に両親から聞いていた霧に閉ざされた魔法の森へとアナたちとともに向かうこととなります。

かつてアレンデール王国と魔法の森に住むノーサルドラの民は友好的な関係を築いていましたが、ダム建設の祝典の際に戦争が始まってしまい、精霊たちの怒りによってそれ以来は森は深い霧によって閉ざされるようになってしまったのでした。

『アナと雪の女王2』のあらすじ|精霊たち、そして、ノーサルドラの民との出会い

魔法の森に辿り着いた一行を風の精霊と火の精霊が襲いますが、なんとかエルサの魔法によって鎮めることに成功すると、アレンデール王国の兵士とノーサルドラの民が姿を現し、彼らは森が封鎖された後もずっと戦いを続けていたことを知ります。

話し合いによってなんとか戦いを鎮めたアナとエルサでしたが、エルサが使用していた母親の形見であるスカーフがノーサルドラのものであったことから母親であるイドゥナがノーサルドラの出身であることが判明し、アレンデール王国とノーサルドラの民を団結させることに成功します。

みんなを危険に晒してしまうことを危惧したエルサとアナ、そしてオラフは三人だけで歌後を頼りに北へと向かいます。

道中で両親が乗っていた難破船を発見し、両親がエルサの謎を解明するためにダークシーを乗り越え、魔法の全てを知るアランハートへと向かう際中に水難事故によって死亡していたことを知ります。

『アナと雪の女王2』のあらすじ|アランハートで明らかになる森が閉ざされてしまったことの真実

アランハートへの道のりが険しいものであることを悟ったエルサはアナとオラフを置き去りにし、たった一人でアランハートへと向かいます。

何度も険しい水の精霊からの試練を乗り越えたエルサは、ようやくアランハートへと辿り着き、実はアレンデール王国の兵士とノーサルドラの民の戦争が魔法の力を脅威に感じていた祖父ルナードによって仕掛けられたものであり、建設されたダムも精霊たちの力をおさえるために作られたものであることを知ります。

驚愕の真実を知ったことにより、力を失い凍っていくエルサは最後の力を振り絞り、魔法によってアナへ真実を伝えます。

エルサが力を失ったことによってオラフが崩壊してしまい、一人になってしまったアナは精霊たちの怒りの原因となっているダムを崩壊させることを決意、兵士たちとノーサルドラの民の協力のもと、大地の精霊である凶暴なアースジャイアントをダムへと誘導するのでした。

『アナと雪の女王2』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

感想評価(※ネタバレ有)|歴史的大ヒット作品となった『アナの雪の女王』の6年ぶりの続編

本作『アナと雪の女王2』は、2013年に公開され、世界中で大ヒットを記録し、日本でも社会現象となる大ヒットを記録した『アナと雪の女王』の続編となります。

こちらも2019年に公開され、全世界で興行収入14億ドルを超える大ヒットを記録しました。

前作は、魔法の力を持つ姉エルサと天真爛漫な妹であるアナが姉妹の深い絆を取り戻していく再生の物語として描かれましたが、本作ではエルサの魔法のルーツが描かれていきます。

妹のアナ、仲間のクリストフ、雪だるまのオラフやトナカイのスヴェンラとともに平和な毎日を過ごしていたエルサでしたが、不思議な歌声に悩まされるようになり、歌声に導かれるまま閉ざされた自身のルーツが隠された魔法の森に向かうこととなります。

森にダムを建設し、無駄な争いを引き起こしたアレンデール王国の兵士たちを閉じ込めていた精霊たちが登場しますが、幻想的な映像によって表現された風景は現世を忘れさせ、映画の世界へと観るものを誘います。

物語の中盤では、両親がエルサの魔法の原因を探るために全ての真実を知る川・アランハートへと向かう途中に死亡してしまったことや祖父ルナードが引き起こした戦争によって精霊たちの怒りを買い、森が閉ざされてしまったことが明らかになるなど、前作よりもシリアスな内容にはなっているのですが、前作以上にコミカルなオラフ、そしてアナへのプロポーズがうまくいかずに失敗ばかりしてしまうクリストフの存在がいることにより、シリアスになりすぎない丁度よいバランスが保たれていると思います。

そして、『アナと雪の女王』と言えば前作の“Let go”に代表される美しい挿入歌が印象的でしたが、本作でも前作に引き続いて作曲家のクリストフ・ベックが音楽を担当しているためその魅力は健在となっており、新曲である“into the unknown”も非常に壮大で作品のイメージにぴったりな楽曲となっています。

物語の終盤では、アランハートへと辿り着いたものの、力尽きてしまった姉エルサのピンチをアナが知り、森が閉ざされる原因となったダムを全員の協力で崩壊させ、再び森とアレンデール王国には平和が訪れるハッピーエンドとなります。

前述したようにエルサのルーツが作品のテーマとなっているため、前作以上にエルサの出番が多くなっており、エルサのファンという方は大満足の内容になっていると思います。

シリアスな展開はあるものの、全体的な内容としては大人から子どもまで楽しめるディズニー作品らしい夢と希望に満ちた内容となっていますので、日常を忘れて映画の世界にどっぷりと浸かりたいという方にぜひオススメしたい作品となっています。

『アナと雪の女王2』の皆んなの口コミ評判レビュー

★★★★★星5

前作は、この作品のための前座だったと思えるほど、作り込まれたストーリーと映像美、キャラクターたちの心情に寄り添う劇中歌すべてが素晴らしい作品です。

前作は、作品の舞台がアレンデール内のみでしたが、今作はアナ雪の舞台の元となったノルウェーの美しい自然が余すことなく生かされた森や滝、海、氷河がCG効果によって非常に綺麗に描かれており、映像技術の素晴らしさに引き込まれます。

また、主人公のアナとエルサが姉妹としてお互いを思いやりながら試練に立ち向かっていくところが、前回後ろ向きなエルサと前向きなアナとして対照的に描かれていたところと対照的になっていて、時間軸の流れを観客に違和感なく見せているところがとてもよいと思いました。

個人的には、絶対英語で見ていただきたい作品です。

劇中歌の、into the unknownとshow yourselfは圧巻です。

30代女性

★★★★☆星4

主題歌Let It Goで大ヒットしたアナと雪の女王の2作目。

前作の3年後を舞台に、エルサの魔法の力の秘密を解き明かすために、姉妹の冒険の旅が始まります。

前作の主題歌もとても中毒性のあるメロディーと歌詞でしたが、今作の主題歌もまた個性的でとても印象的でした。

前作よりも全体的に大人向けなストーリーになっており、「なぜ人とちがうのか」という生きにくさをテーマにしており、大人なら共感できる内容になっていると思いました。

個人的にはアナとクリストフのカップルがとても可愛く掛け合いが面白かったです!

男女の考え方の違いがはっきりと出ていて、とても現代的なカップルの印象を受けました。

最終的にエルサの魔法の謎も解けましたが、エルサが第5の精霊だというオチには少し無理やり感も感じました。

前作までとは言えませんでしたが、映像も綺麗でとても楽しく鑑賞できました!

30代女性

★★★☆☆星3

前作のアナと雪の女王に出てきたキャラクターが今回の作品でも重要な役割をになっていたので、前作を見ていた人にとっては面白かったのではないかと感じました。

エルサがなぜ氷の力を持っているのかということやアナとエルサのふたりの両親について深く掘り下げられていたので、前作を見て気になっていた部分が明かされる展開となっていたので個人的には面白かったし、見ていてすっきりとしました。

最後にエルサが精霊として森に生きることになり、アナが王国の女王に即位するという展開は、綺麗におさまってはいるものの、ありきたりな展開だった感じがしなくもなかったので、もう少し意外な展開になって終わったり、続きがあるような感じで終われていたら、続編にも繋げやすく、かつ気になって次も見たいと思える人が多かったのではないかと感じました。

20代男性

★★★★☆星4

ディズニーの大ヒット作品『アナと雪の女王』の続編です。

1作目がとても面白かったので、期待して子どもと一緒に観ました。

内容的には1作目よりも少し複雑で、小学高学年以上向けかなと感じました。

しかし、小さな子どもに内容は理解しにくいかもしれませんが、お馴染みのキャラクターや素晴らしい音楽とミュージカル形式の展開が見ているだけで楽しいので年齢問わず飽きずに楽しめると思います。

豪華声優陣は健在。

歌唱力の高さに思わず息を飲みます。

オラフ役は残念ながら1作目とは違う方が担当されていますが、キャラクターの個性を上手に表現されていて、何の違和感も感じませんでした。

アナ役は今は亡き神田沙也加さん。

あの美しい歌声や表現力が次回作から聞けなくなるのが大変辛くなりますが、神田沙也加さんの素晴らしさが詰まった作品だと思います。

姉妹の愛は永遠。とても胸が熱くなる、大人も楽しめる作品です。

40代女性

★★★★★星5

ディズニープラスで久々に鑑賞。

大ヒット映画『アナと雪の女王』の続編で、エルサが氷の力を持っている理由や、アナとエルサの両親についての謎などが解き明かされます。

前作では姉妹の愛を中心に描かれていたのに対し、今作は精霊の秘密を探るために魔法の森を冒険するイメージが強かったです。

自然の表現はCGとは思えないぐらい美しかったです。

特に、風は命を持っているかのように生き生きと動いている様子は、流石ディズニーと思うぐらい力が入っているように感じました。

また、楽曲も前作に負けないぐらい印象に残るものが多く、特に”Into the Unknown”は未知の世界に飛び込もうとするエルサの気持ちが伝わってきました。

前作と合わせて見ると、納得がいく伏線が回収されているので、1作目と合わせて見るのがおすすめです。

20代女性

★★☆☆☆星2

アナ雪は1がとても姉妹愛を感じることが出来て好きだったので、2はどんな感じなのかなとワクワクして観に行きました。

私的には1だけで終わらせた方が良かったかなと思いました

色々なテーマがあり、全体的にまとまりがなく何に重きを置いてるのかわからなかったです。

前回はミュージカル性もありましたが、音楽も少し落ちた感じで姉妹愛より、プロポーズ大作戦があったり、オラフが1度消えてしまったり何をしたいのかよくわかりませんでした。

1より盛り上がりに欠けたのはそういった点もあるのかなと感じました、子供と観に行きましたがまだ、難しかったのかなと思いました

ただ、絵は綺麗ですし前作にも負けない映像美はあったと思います。

プリンセス物すべてに王子と結ばれるみたいな要素はいらないかなと思いました。

20代女性

 

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