お酒・カクテルが出てくるオススメ映画8選｜映画の世界に没入しながら2倍楽しめる！
お酒を飲みながら映画を見ることは、至福を得られる楽しみ方の1つです。
お酒が登場する映画作品も数多く存在し、映画内に出てくるお酒を飲むことで、より映画の世界に没入し雰囲気を楽しむこともできるものです。
今回はそんなお酒をテーマにしたり、カクテルが数多く登場するオススメな映画を8つ紹介していきたいと思います。
カクテルなどのお酒好きや映画好きな方はぜひ参考にしてみてください。
目次
お酒（カクテル）が出てくるオススメ映画8選一覧！
映画が好きな人であれば、どれかはどれかは必ず見た事がある！という作品が並んでいます。個人的におすすめは、やはり「カクテル」。
他の映画も魅力たっぷりなので、それぞれの映画について、より楽しく観てもらうために詳しく解説していきます。
カクテルが出てくるオススメ映画①｜カクテル
当時『トップガン』の大ヒットによって一躍世界的な映画スターの仲間入りを果たしたトム・クルーズ主演で1988年に公開された青春映画『カクテル』は大きな野心を抱き、大都会ニューヨークに引っ越しバーテンダーとして働くことになった若者の姿を描いた作品となっております。
前述したように主人公ブライアンがバーテンダーとして働くという設定のため、「セックスアンドザビーチ」や「レッドアイ」など有名なカクテルが多数登場します。
また、フレアバーテンディングと呼ばれるかっこいいカクテル作りパフォーマンスのシーンもあり、カクテルが好きな方にはたまらない作品となっております。
ですが、作品の中身に関しては脚本や中途半端なストーリー展開など消化不良な面が多くその年の最低作品を選ぶゴールデンラズベリー賞で不名誉にも二部門を受賞するなど決してオススメできる内容ではありません。
主演のトム・クルーズ自身も黒歴史扱いしているとの噂もあります。
ただ、トム・クルーズが好きな方やカクテルが好きな方には楽しめる部分もあると思いますので一度鑑賞する価値はあると思います。
カクテルが出てくるオススメ映画②｜ハングオーバー！消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
後に映画『ジョーカー』が大ヒットし、巨匠の仲間入りを果たすトッド・フィリップス監督がブラッドリー・クーパーやエド・エルムズを迎えて制作した『ハングオーバー！消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』。
親友のためにラスベガスでバチェラーパーティーを開いたメンバーがハメを外し過ぎて記憶を失い、とんでもないトラブルに巻き込まれていく姿を描いたコメディ作品になっており、続編となる2作目や3作目も公開される大ヒットとなりました。
本作でメンバーたちが史上最悪の二日酔いを引き起こしてしまうきっかけとして登場するのがドイツ産のリキュールであるイエガーマイスターです。
欧米でパーティードリンクとして知られるイエガーを4人が乾杯で飲んだことにより、狂乱の夜が幕を開けることになります。
この映画を観ると、気の合う仲間たちとお酒を遅くまで楽しんでいるような気分を味わうことが出来ますので気分が落ち込んでいるときに鑑賞するのをオススメします。
また、お酒を飲みすぎて失敗したことがある方も反省の意味で鑑賞するのも良いかもしれません。
カクテルが出てくるオススメ映画③｜ラブ・アゲイン
2011年に『40歳の童貞男』で知られるスティーブ・カレルと『ラ・ラ・ランド』で知られるライアン・ゴズリング主演で公開された『ラブ・アゲイン』は妻の浮気がきっかけで離婚してしまい、一人ぼっちになってしまった冴えない40代男性キャルがプレイボーイのジェイコブと出会ったことから生活が一変していく姿を描いたロマンティックコメディ作品となっております。
キャルがジェイコブと出会う場所がバーということもあり、たくさんのカクテルが映画には登場しますが、特に印象的なのがライアン・ゴズリング演じるジェイコブがエマ・ストーン演じるハンナを自宅に招き、アメリカンウイスキーをベースにしたカクテル「オールドファッションド」を作るシーンです。
レコードをかけながら、慣れた手つきでカクテルを作るジェイコブの姿はライアン・ゴズリングの端正なルックスと相まってとてもかっこよく非常に魅力的なシーンとなっております。
ジェイコブと出会ったことにより、プレイボーイへと変身したキャルがやがて真実の愛に回帰していく姿がテンポ良くコミカルに描かれており、誰しもが楽しめるロマンティックコメディの傑作となっております。
カクテルが出てくるオススメ映画④｜グッドフェローズ
1990年に実在したヘンリー・ヒルという人物を通してアメリカのマフィアの姿を『タクシードライバー』などで知られるマーティン・スコセッシがとことん描いた『グッドフェローズ』では、マフィアたちが計画を企てるシーンにてたくさんのお酒が登場します。
特に印象的なのは、その冷酷さで悪名高いロバート・デニーロ演じるジミー・コンウェイが注文する「セブンセブン」というカクテルです。
アメリカンウイスキーを炭酸飲料のセブンアップと一緒に楽しむカクテルで飲みやすさから人気の高いカクテルとなっております。
人生において体験することが無いであろうマフィアの世界を垣間見ることが出来る作品となっておりますが、『ゴッドファーザー』のような重苦しさは無くテンポも良いため意外と観やすい作品になっており、オススメです。
カクテルが出てくるオススメ映画⑤｜ラストベガス
2013年に公開され、マイケル・ダグラス、ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、そして、ケヴィン・クラインという豪華キャストが集結したことで話題となりました。
『ラストベガス』は若い女性と結婚することになった友人を祝うために開かれたバチェラーパーティーで幼馴染の70代男性4人組がラスベガスで友情を取り戻していく姿を描いた作品となっております。
ノーブルスタッグやマティーニ、そして、若者たちの間で大人気のレッドブルウォッカやブラッディメアリーなど様々なカクテルが登場し、映画を盛り上げます。
演技派俳優たちの渋い演技が堪能できる秀作となっております。
カクテルが出てくるオススメ映画⑥｜セント・オブ・ウーマン/夢の香り
1992年に『スカーフェイス』で知られるアル・パチーノ主演で公開された『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』は盲目の退役軍人と心優しい学生との交流を描いたヒューマンドラマ作品となっています。
また、主人公のフランクを演じたアル・パチーノがアカデミー主演男優賞を受賞するなど高く評価されました。
映画ではジャックダニエルといったウイスキーやスクリュードライバーやシーブリーズといった有名なカクテルが登場します。
人生の絶望から少しずつ希望を取り戻していく退役軍人の複雑な心模様を丁寧に描いた感動作となっているので、カクテルをゆっくりと嗜みながら自分の人生と照らし合わせたりして鑑賞するのをオススメします。
カクテルが出てくるオススメ映画⑦｜コンスタンティン
2005年に『マトリックス』で知られるキアヌ・リーヴス主演で公開された『コンスタンティン』はアメリカンコミック「ヘルブレイザー」を原作とした悪魔祓いの男ジョン・コンスタンティンの活躍を描いた作品となっており、全世界で2億ドルを超える大ヒットを記録しました。
作品の中でコンスタンティンが愛飲するのが泥炭を燃料にして麦を乾燥させることにより、独特の香りを楽しむことができるクセのあるカクテル「アードベック」です。
タバコを吹かしながらアードベックを楽しむコンスタンティンの影のあるかっこよさがたまらないシーンとなっております。
アメリカンコミック原作の映画ではありますが、宗教色の強いストーリー展開でマニアックな魅力が溢れる作品となっておりますので、普通のヒーロー映画では物足りないという方にオススメしたい作品となっております。
カクテルが出てくるオススメ映画⑧｜華麗なるギャツビー
2013年に『ムーラン・ルージュ』などで知られるバズ・ラーマン監督がレオナルド・ディカプリオ主演で公開した『華麗なるギャツビー』はアメリカ文学きっての名作として名高いF・スコット・フィッツジェラルドの原作小説を映画化した作品となっており、謎に包まれた富豪ギャツビーの姿を豪華絢爛に描いた話題作です。
映画ではギャツビーが開く豪華なパーティーでたくさんのお酒が登場し、ミント、砂糖、氷を入れたグラスにバーボンを注いだ冷たいカクテル「ミント・シュレップ」も登場します。
バズ・ラーマンらしい音楽と映像の相乗効果が素晴らしい作品となっており、お酒のみならず音楽が好きな方にもぜひオススメしたい作品となっております。
