『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のキャスト相関図と見る順番を徹底解説。ロケット過去は3作品目で明らかに。

2014年9月13日、日本公開の映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。
2014年に第1作が公開され、その後シリーズ化されました。
物語は、宇宙を舞台にスターロード(ピーター・クイル)を中心とする寄せ集めのチーム「ガーディアンズ」が、様々な脅威に立ち向かう姿を描きます。
メンバーはガモーラ、ロケット、ドラックス、グルートなど多様な種族から構成されており、独特のコメディ要素と70〜80年代の音楽を取り入れた作風が特徴です。
本シリーズはMCUにおける宇宙設定を広げる役割を持ち、後のアベンジャーズ作品や関連作にもつながっています。
目次
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ相関図
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのキャスト相関図
キャスト・登場人物
ピーター・クイル/スターロード 役 | クリス・プラット |
ガモーラ 役 | ゾーイ・サルダナ |
ロケット 役 | ブラッドリー・クーパー |
グルート 役 | ヴィン・ディーゼル |
ドラックス 役 | デイヴ・バウティスタ |
ネビュラ 役 | カレン・ギラン |
マンティス 役 | ポム・クレメンティエフ |
ヨンドゥ・ウドンタ 役 | マイケル・ルーカー |
クラグリン・オブフォンテリ 役 | ショーン・ガン |
ロナン・ジ・アキューザ 役 | リー・ペイス |
サノス 役 | ジョシュ・ブローリン |
アイーシャ 役 | エリザベス・デビッキ |
アダム・ウォーロック 役 | ウィル・ポールター |
ハイ・エボリューショナリー 役 | チュクウディ・イウジ |
ガーディアンズオブギャラクシー3作品の見る順番!ロケットの過去も明らかになる
ガーディアンズシリーズ本編3作品の見る順番・内容を整理します。
まずはこの3作を観ておけば、ガーディアンズの結成から完結までの物語をしっかり追うことができます。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年)
記念すべきシリーズの1作目で、ガーディアンズが結成されるまでの姿が描かれます。
原作コミックの知名度は低かったものの、全世界で興行収入7億ドルを超える大ヒットとなりました。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017年)
関連記事▶︎『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』を解説して徹底考察!エゴの目的やクイルの正体について。
続編となる映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では、主人公ピーター・クイルの父親である天人エゴが登場。
仲間入りを果たすマンティスも初登場し、物語はさらに広がります。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(2023年)|ロケットの過去が明らかになる
関連記事▶︎『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の徹底考察!最後女の子ファイラとは?ガモーラはなぜ戻ってこなかった?感想,口コミレビューを独自調査。
3作目にして完結編の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』は、2023年に公開されました。
ロケットの壮絶な過去が描かれ、シリーズの集大成といえる重厚な内容になっています。
ロケットの過去についてここで明らかにすると、壮大なネタバレとなってしまいますので、ぜひ実際に作品を見て涙を流してください…。
ガーディアンズシリーズをさらに楽しみたい人のための関連作品
ここでは、本編の合間に位置づけられる関連作品の見る順番・内容を紹介します。
必須ではありませんが、キャラクターの変化やエピソードを理解できるため、物語をより深く楽しめます。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)
本編2作目『リミックス』と3作目『VOLUME 3』の間の物語です。
サノスが全宇宙の生命を半分にしようと企む中、ガーディアンズのメンバーもアベンジャーズと共闘。
ガモーラの衝撃的な結末が描かれ、シリーズ全体に大きな影響を与えます。
関連記事▶︎『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の見る前に予習したい内容と作品を解説!最後に消えた理由なども
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)
『インフィニティ・ウォー』直後の物語です。
サノスのデシメーションで半分の命が消えた世界。
量子力学によるタイムトラベルでアベンジャーズが再び立ち上がり、ガーディアンズの生き残りメンバーも戦いに参加します。
関連記事▶︎『アベンジャーズ/エンドゲーム』がひどいと言われる理由4つ!死亡キャラクターについても解説
『ソー:ラブ&サンダー』(2022年)
関連記事▶︎『ソー:ラブ&サンダー』がひどい理由3つ。ゴアの娘との最後シーンの意味,ヘラクレスの登場,ジェーン死亡を徹底解説。
『エンドゲーム』直後の物語です。
ソーと共に惑星を救出するガーディアンズが描かれるのは映画冒頭のみです。
出番は短いですが、「エンドゲーム後の彼らの姿」を知ることができる貴重な補足作品です。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』(2022年)
Disney+配信のスピンオフ作品で、『ラブ&サンダー』と『VOLUME 3』の間の物語です。
ガモーラを失い落ち込むピーターを励ますために仲間たちがクリスマスを企画。
ピーターとマンティスの関係が明らかになり、3作目へとつながる重要な内容になっています。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のあらすじ
(以下、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のあらすじです。)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のあらすじ|オーブを盗み出したことから追われる身になってしまう主人公クイル
トレジャーハンターであるクイルは、モラグという惑星の遺跡からオーブを盗み出そうとしていたところを、同じくオーブを探しに来ていたクリー人将軍ロナンの手下コラスに遭遇し、命からがら惑星から脱出することに成功します。
クイルの育ての親である海賊ラヴェンジャーズのリーダー・ヨンドゥはオーブを横取りされたことに怒り心頭でクイルに多額の懸賞金を掛けます。
ロナンもクイルを捕えるため銀河の支配者であるサノスの養女である暗殺者ガモーラを派遣します。
依頼人が待つノバ帝国のザンダーに向かったクイルでしたが、依頼人はオーブをロナンが狙っていることを知った途端、恐れ戦き、取引は中止となってしまいます。
取引先の店から出た途端にガモーラに襲われてしまったクイルでしたが、クイルに多額の懸賞金が掛けられていることを知った賞金稼ぎのロケットとグルートのペアが加わり、激しい取っ組み合いになり、騒ぎを聞きつけたノバ軍の警察によって4人は捕まってしまい、刑務所に収容されることとなります。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のあらすじ|刑務所からの脱獄を計画する5名
サノス、そして、ロナンによって酷い仕打ちを受けた過去がある囚人たちはガモーラへの敵意を剥き出しにし、特にロナンによって家族を殺された経験のあるドラックスは彼女を殺害しようとしますが、彼女を生かしておけば必ずロナンがいずれ現れるとクイルが説得することに成功します。
ガモーラもサノスによって両親を殺害された後に養女になった過去があり、サノスとロナンを嫌悪していることを知ったクイルは、オーブを売り払って大金を山分けしようと持ち掛けます。
クイル、ガモーラ、ロケット、グルート、そして、ドラックスの5人は協力して脱獄し、クイルの船でオーブの買い手がいるノーウェアという惑星へ向かいます。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のあらすじ|ロナンの計画を阻止するためにザンダーへと向かう一行
オーブの買い手であるコレクターのティヴァンはオーブの中身が惑星ごと消し去る強大な力を持つパワーストーンであることを知っていましたが、オーブを開けた瞬間に使用人であるカリーナがストーンに触れてしまったことから大爆発が発生してしまいます。
惑星に着き、酔った勢いでドラッグスがロナンにコンタクトをとってしまい、ノーウェアにロナンが軍団を引き連れて到着し、あっさりとドラッグスを倒してパワーストーンを奪ってしまいます。
そして、パワーストーンを手にしたロナンは惑星ザンダーを破壊した後にサノスを倒すと宣言し、ザンダーへと向かいます。
クイルを追ってきていたヨンドゥにロナンからパワーストーンを奪う作戦を持ち掛け、ラヴェンジャーズからの協力を受けることになったロナンたちはザンダーを救うためにロナンとの戦いへと向かうのでした。
以上、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のあらすじでした。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|個性豊かなメンバーが大活躍するMCUの記念すべき第10作目
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は、MARVELの人気キャラクターを題材にした映画シリーズ、マーベルシネマティックユニバースの記念すべき第10作目となっており、同名の人気アメリカンコミックを実写映画化した作品となっています。
2014年に公開されると、全世界で興行収入7億ドルを稼ぎ出す2014年を代表する大ヒット作品となりました。
そんな映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の最大の魅力は、登場する個性豊かなキャラクターにあると思います。
主人公のスターロードことクイルを演じたクリス・プラットは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマーティ・マクフライと『スターウォーズ』のハンソロを混ぜたようなキャラクターをイメージしていたようで、ポップですがどこか影のあるクイルは、これまでのMCU作品の中でも共感を得やすいキャラクターになっていると思います。
その他にも、両親を殺したサノスの養女となり、暗殺者として育てられたガモーラ、アライグマの姿でありながら中身はとても豪快なロケット、木のヒューマノイドで不器用ながらチームのために戦うグルートなどどのキャラクターもとてもユニークで魅力的です。
そして、これまでのMCU作品はシリアスなムードになる作品が多かったですが、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』はこれまでの作品よりもコメディの要素が強くなっており、これまでシリーズに苦手意識を持っていた方でも受け入れやすい作品になっていると思います。
ガーディアンズオブギャラクシーの5名のやりとりも非常にコミカルで思わず笑ってしまうこと間違いなしです。
これまでのシリーズでも登場したインフィニティストーンを今回のヴィランであるロナンから奪い返すために少しずつ団結していくガーディアンズオブギャラクシーのメンバーはラストのザンダー星での戦いに挑みます。
凄まじい力を放つストーンの力をメンバー全員が共有して、ロナンを倒しますが、バラバラだったチームのメンバーがようやく一つになった姿はとても感動的で映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のハイライトとも呼べるシーンだと思います。
賞金稼ぎ、暗殺者といった職業や家族を失った過去など様々な背景を持ち、社会の外れ者になっていたメンバーたちが宇宙を救うヒーローになっていく姿もとても痛快で、映画を観終わった頃にはすっかりキャラクターたちのことが大好きになっていると思います。
前述したようにコメディ要素が強く、それでいてしっかりとしたドラマも描かれいるバランスの良い作品になっており、これまでMCU作品を観たことないという方でも受け入れやすくなっていると思いますので、ぜひ苦手意識を捨てて鑑賞することをオススメします。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のみんなの口コミ評判レビュー
★★★★☆星4
マーベル作品の新作として、面白そうだなと思って見ました。
最初は登場人物の1人であるグルートだけに興味があって、どんな感じかなと思っていたら予想外の始まりと、思ったよりもグルートが可愛くないとショックを受けました。
しかもマーベル作品にしては主人公達が異色で、最初は子悪党な感じなのが珍しいと思いました。
ですが、物語は主人公が大事にするカセットテープの音楽のようにアップテンポで進んでいき、ド派手な銃撃戦や宇宙を舞台にした宇宙生命体との戦いは見ていて飽きずに面白い。
仲の悪いチームだった主人公達も次第にお互いを知って仲良くなっていき、最終的には子悪党から正義のヒーローに変わるところが好きです。
好きなキャラクターのグルートも最後に大活躍した結果、死んで終わりかと思えば大復活してよかったです。
30代女性
★★★★☆星4
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は、とにかくノリが最高なSFアクション映画でした。
最初から最後までテンポが良くて、見ていて全然飽きない。
主人公ピーター・クイルをはじめ、ロケット、グルート、ガモーラ、ドラックスと、クセの強いメンバーが集まって、最初はバラバラなのにだんだん仲間になっていく流れが燃えます。
SFものらしく、人外キャラクターが沢山出てくるのが魅力的でした。
遺伝子改良されたアライグマのロケットと樹木型人間のグルートのペアがマスコット的存在で癒やされます。
劇中は70年代・80年代の音楽が最高で、戦闘シーンでも感動シーンでもいい感じにハマっています。
笑えるところも多いですが、家族や仲間との絆をテーマにした場面では意外とグッとくる緩急がしっかりした描写をしています。
ビジュアルもカラフルでポップだから、楽しく見られるのもポイントです。
ヒーローものだけど、いい意味で「ゆるさ」があって、肩肘張らずに楽しめる映画でした。
SF初心者にもオススメの作品です。
20代女性
★★★★☆星4
ガーディアンズオブギャラクシーは全3作全て視聴しましたが、特に1作目が面白かったです。(次作品から設定が色々追加されて難しくなってくる)
視聴のきっかけも、映画館での予告編を見て特にロケットとグルートが可愛らしく面白そうだなと感じたからです。
ピーターがお母さんから誕生日にもらったカセットテープを鳴らしながら陽気に踊るシーンも好きです。
それぞれの設定や生い立ちはダークなところがありますが、テンポの良いストーリー展開と好感のもてるキャラクターが多く、親子で楽しめて、面白くてクスッと笑えるSFアクション映画です。
アベンジャーズとも繋がっていて、特異点やインフィニティーストーンなど、関連するマーベル作品独特の、複数視聴したくなる仕掛けがあり面白かったです。
20代男性
★★★★★星5
MCUを全て観ていたわけではなかったのですが、ジェームズ・ガンが超大作を、しかもアメコミヒーローものを監督すると知って観ないわけにはいかないと思い観に行きました。
今振り返ればMCUの中でも超重要なクロスオーバー作品ではあるものの、この映画単体でも十分に面白く魅力的で、とても楽しませてもらいました。
特殊メイクやCGだったりするので意外と気付きませんが超豪華キャストだったりもする。
当時はクレジットさえされてませんでしたが(もちろん敢えてですが)アベンジャーズが戦うことになるサノスはジョシュ・ブローリンだったり(絶対言われないとわからない!)、グルートがヴィン・ディーゼル(セリフは『グルート』のみ!!)、ロケットがブラッドリー・クーパーと、どれだけ贅沢なんだ!と後から思いました。
キャラクターたちのカッコいい部分とゆるーい部分のバランスが絶妙で、それはキャラクターに限らず物語、演出に至るまで同様のバランス感覚が素晴らしく誰でも観やすく、楽しめる映画に仕上げているあたり、ジェームズ・ガン大人になったんだなと妙な感慨を感じました。
今やDCの中心人物になってしまいましたが、これからも楽しい映画を作り続けてほしいと願っています。
40代男性
*映画『ガーディアンズオブギャラクシー』のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。