『禁じられた遊び』のラストの意味やひどい理由を考察解説【あらすじネタバレや感想評価も】

2023年9月8日公開の映画『禁じられた遊び』。
『リング』シリーズや『スマホを落としただけなのに』シリーズなど、多くのホラー作品を手掛けてきた中田秀夫監督作品です。
清水カルマの同名小説を原作とし、主演には橋本環奈とジャニーズWESTの重岡大毅が務めています。
- 『禁じられた遊び』のラストの意味について考察解説
- 『禁じられた遊び』がひどいと言われる理由
- 『禁じられた遊び』のあらすじ
- 『禁じられた遊び』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
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ラストの意味について考察解説
映画『禁じられた遊び』のラストでは、主人公の直人が亡くなってしまった春翔の指を土に埋めて、かつて春翔が美雪にしたように何度も呪いの呪文「エロイムエッサイム」を唱え、春翔と思われる物体が動き出し、家を訪れていた比呂子が驚愕するというシーンが描かれます。
この不穏なラストシーンには一体どういった意味が込められていたのでしょうか?考察していきます。
管理人
映画『禁じられた遊び』の不気味なラストシーンには、呪いが続いていくという意味が込められていると考察できます。
美雪や春翔のように不思議な力を持ち合わせていない直人でしたが、最愛の妻と息子を失ってしまったことから精神的に破綻してしまい、美雪の霊に襲われ、危険な思いを経験したにも関わらず、なんとか春翔を復活させたいという思いでずっと呪いの呪文を唱え続けていました。
その思いが通じたのか、春翔が復活しようとしており、呪いがこの先もずっと続ていくという意味が込められた絶望感のあるラストになっていると思われます。
そもそも「エロイムエッサイム」とは悪魔を召喚する際に使用される呪文であり、ヨーロッパにて広まった「大奥義書」という魔術書に記された呪文となっています。
日本では、水木しげる先生の漫画『悪魔くん』にて主人公の悪魔くんは悪魔を召喚される際に必ずこの呪文を唱えることから世間でも広まり、その後、小説『魔界転生』や漫画『四月は君の嘘』といった作品でも使用されています。
直人自身は不思議な力を持ってはいないものの、何度も呪文を繰り返し唱えたことから、まるで怨念のようにも感じるその強い気持ちが通じて悪魔が召喚され、春翔が復活しようとしていたと考察できます。
また、直人の家の周辺には、寂れた古い神社があると描かれており、もしかするとその神社には強い力が秘められており、その力が通じて春翔を復活させようとしているのかもしれません。
どちらにしても、マイホームを手に入れ、幸せいっぱいだった直人の映画冒頭の姿を思い返すと、胸が苦しくなってしまうようなラストシーンになっていると思います。そして、復活した春翔によって、比呂子は殺されてしまう運命を辿ってしまうのかもしれません。
管理人
ひどいと言われる理由
映画『禁じられた遊び』には、高く評価する声がある一方、「ひどい」という感想を持つ方も多々見受けられました。
ルネ・クレマン監督の名作「禁じられた遊び」を引用した内容。
ホラー映画でありながら、人間の業について考えさせられる切ない内容。
こういった点は、高く評価されています。
しかし、なぜ「ひどい」という声が上がってしまうのか。その理由について考察していきます。
管理人
ひどい理由①怖くない
「ひどい」という声が上がってしまう理由の1つ目はホラー映画でありながら怖くないという点です。
お笑い芸人であるシソンヌの長谷川忍さんが演じたうさんくさい霊能者・大門が登場するシーンなど、コメディの要素が感じられるシーンが、映画『禁じられた遊び』では挟まれています。
ホラー映画初心者の方からすれば、観やすい作品になっているのですが、全体的な緊張感が薄れて、怖さが半減していることから「ひどい」という感想につながったと考察できます。
また、ファーストサマーウィカさん演じる美雪の霊についても、特殊メイクがなんとも中途半端で全く怖い仕上がりになっておらず、ホラー映画が好きな方にとっては物足りなく感じてしまうようになっています。
ホラー映画なのに怖くないというのは、本末転倒だと思いますので、コメディの要素をなくして、もう少し緊張感のある内容にすれば評価は違っていたのかもしれません。
管理人
ひどい理由②チープなCG
「ひどい」という声が上がってしまう理由の2つ目は、チープなCG映像です。
美雪のバラバラになった身体が再び元に戻ったりするシーンや、春翔と美雪が雷にうたれ発火するシーン等でCGが使われていますが、2020年以降に作られた映画とは思えないチープな仕上がりになっており、「ひどい」という感想につながったと考察できます。
予算が限られてしまっていたのかもしれません。
が、重要なシーンだと思いますので、もう少しきちんとした仕上がりにしてほしかったと残念に感じてしまいます。
管理人
ひどい理由③下手な演技
「ひどい」という声が上がってしまう理由の3つ目は、役者陣の演技です。
特に演技について、不満の声があがっていたのは、比呂子を演じた橋本環奈さんです。
元々演技が上手という印象がある女優さんではないものの、どのシーンでも一本調子な演技となってる印象でした。
そこで、物足りなく感じてしまう方が多くおり、「ひどい」という感想につながったと考察できます。
もう少し演技が達者な女優さんが主演をしていれば、評価は違っていたのかもしれません。
管理人
『禁じられた遊び』のあらすじ
(以下、映画『禁じられた遊び』のあらすじです。)
『禁じられた遊び』のあらすじ|交通事故によって妻を失ってしまう主人公の直人
主人公の直人は妻の美雪と息子の春翔の三人家族で、念願だったマイホームに引っ越してきました。
穏やかな時間を過ごす中、庭でトカゲを見つけた春翔にトカゲの自切について説明すると、尻尾がまた生えてくることに驚いた反応を見せます。
残った尻尾からも新しい身体が出来るのかと春翔から聞かれた直人は、土に埋めて呪文を唱えると新しい身体が出来ると冗談で伝えましたが、春翔は信じ、それ以来毎日尻尾を埋めた土山に呪文を唱えると、本当に新しい身体のトカゲが誕生し草むらへと消えていきました。
そんな幸せな時間も束の間、交通事故によって美雪は命を落としてしまい、春翔も重体となってしまいます。
幸い春翔は奇跡的に助かったものの、直人は深い悲しみを負っていました。
自宅に帰ってきた春翔は美雪の遺体から指の一部を切り離して持ち帰っており、直人の許可を得て庭に埋めてトカゲの時のように呪文を唱え続けるのでした。
『禁じられた遊び』のあらすじ|美雪の死後、怪奇現象に悩まされるようになる比呂子
一方、かつて直人の同僚で現在は映像ディレクターの仕事をしている比呂子はテレビで事故のことを知り、美雪の葬式へと足を運び、直人と春翔に会います。
7年前、直人は上司から無理やり身体の関係を迫られていた比呂子を助け、それ以来、比呂子は既婚者である直人に密かな恋心を抱いていました。
しかし、同時に怪奇現象に悩まされるようになり、それが美雪の生き霊であることを知ります。
自宅に現れた美雪の生き霊に襲われそうになった比呂子は謝罪し、会社を辞めてからは怪奇現象に悩まされることはなくなりました。
テレビで美雪のニュースを見てから再び怪奇現象に悩まされるようになった比呂子は番組で知り合った怪しげな霊能力者である大門から凄まじいものに憑りつかれているので一度事務所に来るべきと言われ、聞き流しますが、帰り道に亡くなったはずの美雪から直人に近付くなという忠告の電話があり、車のフロントガラスに瀕死状態のカラスが落ちてくるという怪奇現象に襲われ、大門の事務所に行くことを決めます。
『禁じられた遊び』のあらすじ|遂に姿を現す美雪の霊
大門は比呂子に会って以来、呪われてしまい、ひどく狼狽し切った様子で呪いを断ち切るには蘇ろうとする者の肉体を破壊するしかないとアドバイスした後に、身体を乗っ取られてしまい、大門も助手の絶命してしまいます。
美雪の身体を滅ぼすために直人の家に向かった比呂子は、美雪の呪いについて説明し、最初は直人も認めようとしませんでしたが、日頃から美雪の得体の知れない怖さに気付いており、春翔が呪文を唱え続けた結果、美雪であろう肉塊が動く姿を目の当たりにしていた直人はやがて比呂子の言うことを信じ、美雪の霊を滅ぼす覚悟を決めます。
土山からは遂に霊になった美雪が完全に再生し、やがて悍ましい姿となり、二人を襲います。
なんとか逃げた二人は、線路を見つけ、電車に美雪を轢かせる計画を無事に成功させ、美雪の身体はバラバラとなり、ようやく身体を滅ぼすことが出来たと安堵します。
しかし、直人が帰宅すると、両親の家に預けていたはずの春翔が姿を現し、美雪の肉塊を再び元に戻そうとしており、今回の呪いが美雪と同様に不思議な力を持っていた春翔が作り出していたものだと気付くのでした。
以上、映画『禁じられた遊び』のあらすじでした。
果たして、直人と比呂子はどうなってしまうのか?
結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。
『禁じられた遊び』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画『禁じられた遊び』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|清水カルマの人気小説を「リング」の中田秀夫が実写映画化
映画『禁じられた遊び』は、人気小説家・清水カルマさんが2018年に発表した同名小説を『事故物件 恐い間取り』や『仄暗い水の底から』などジャパニーズホラーの巨匠である中田秀夫監督が実写映画化した作品です。
交通事故によって妻の美雪を失った主人公である直人と元同僚である比呂子の前に現れた美雪の霊が2人を襲うというホラー映画になっていますが、ルネ・クレマン監督の名作映画『禁じられた遊び』をオマージュしています。
トカゲの自切を知って不思議な力を持つ息子の春翔が亡くなった美雪の指を埋めて呪文を唱えることで、美雪の身体を再生させようとする純粋さ故の行動がホラー映画でありながら切なさを誘うという設定の映画です。
映画のオープニングではマイホームに引っ越してきた伊原家の仲睦まじい姿が描かれますが、美雪が亡くなり、霊となって怪奇現象を巻き起こすようになってからは幸せな家庭の雰囲気が一気に変わっていき、ホラー映画ならではの展開となっていきます。
管理人
美雪は強い嫉妬心を持っているという設定になっています。
比呂子が直人に少しの恋心を抱いただけで彼女に憑りつく様子などは女性の霊ならではの怖さがあると思います。
美雪を演じたのは、バラエティ番組でも活躍するファーストサマーウィカさん。
特殊メイクを施された姿で熱演しており、バラエティ番組では感じることの出来ない魅力を堪能することが出来ます。
美雪の霊が登場してからは前述したようにTHEホラー映画といった展開になっていきます。
しかし、お笑い芸人の長谷川忍(シソンヌ)さんや清水ミチコさんが登場するシーンにはコミカルな要素もあります。
ホラー映画が苦手という方でも観やすくなっていると思います。
管理人
映画の終盤では、美雪の霊を作り出していたのが、不思議な力を持つ春翔であったことが明らかとなる衝撃の展開となります。
春翔は雷鳴に撃たれて絶命し、再び平穏な日常が訪れます。
しかし、今度は春翔の指を庭に埋めて、何度も呪文を唱える直人が映し出され、呪いが続いていくことを暗示させる不気味なシーンで映画は締めくくられます。
中田監督の代表作『リング』ほどの怖さはないかもしれません。
しかし、失った家族を取り戻したいという純粋な願望が悲劇に変わっていく姿が描かれる、切なくも悲しいホラー映画になっています。
管理人
子育て世帯の方には特に響く内容になっていると思います。
ホラー映画を普段観ないという方にもぜひチェックしてもらいたい作品です。
『禁じられた遊び』のみんなの口コミ評判レビュー
★★☆☆☆星2
中田秀夫監督によるホラー映画作品です。
自己でなくなった夫を生き返らせようとして呪いが生まれるという、見たことのあるような設定でした。
悪くもないけど、特別良くもない。
終始ストーリー展開に新鮮味がなく、どこかで見たことのある王道ホラー映画の羅列のように感じました。
ラストも、一件落着かとおもったら実は真犯人が…というホラー映画にありがちなオチで、うーんという感じでした。
あとはファーストサマーウイカさん演じる怨霊(美雪)は見た目こそ貞子のようなジャパニーズホラー定番の幽霊の風貌だが、顔が美しく、いまいち迫力と恐怖に欠けます。
とはいえ、奇抜過ぎず王道なホラー展開なので、ハマる人にはハマると思います。
恐怖映像の中でも橋本環奈ちゃんがかわいいです。
30代女性
★★☆☆☆星2
かなり期待していたところからの落差があるかなという感じでした。
最初の段階にて、主人公の直人はマイホームを建て、妻・美雪と息子・春翔と夢のような幸せな暮らしをしている時に、美幸が事故で帰らぬ人に。
母親にを失ったショックで意気消沈している春翔は、ちょっと前に主人公が春翔に対して付いた嘘によって、母親を生き返らせたいと思ってやった行為が・・・。
という最初の段階では面白い感じではあるものの、そこからがちょっとずつ?っという流れになっていくのがなんとも残念。
シソンヌ長谷川、清水ミチコと「あれ?これはホラーだったよな?」と思うような展開と起用にちょっと面白みが減ってしまっており、ミスマッチがどうしても頭によぎってしまいます。
橋本環奈もかわいいというだけで、あまりホラーには向いていないのかなという感じでした。
その後の展開もあまりよくなく、もうちょっと最初の感じを生かしてほしかったなあという感じでした。
30代男性
★★☆☆☆星2
『リング』や『スマホを落としただけなのに』が良かったため、同じ中田監督ということもあり期待していました。
といいつつ、あまりホラーは得意ではないため、かなりビビりながら鑑賞しました。
結論から言うと、なんだったんだ…?で終わりました。
ちゃんと怖くて、ホラー作品として楽しめた反面、なんか変にギャグを狙っている…?というシーンが何回があり、ビビってる自分が馬鹿らしくなりました。
今思えばギャグシーンのお陰で最後まで見れたのかもしれませんが…
私みたいなビビりはホラー作品として楽しめましたが、ホラーに耐性がある方はホラー作品としても楽しめなかったんじゃないでしょうか。
ファーストサマーウィカ(美雪)のラストーシーンでの登場シーンは迫力がありビビりながらも、ファーストサマーウィカということが分かっているせいか少し面白さも感じました。
前半の人間としての美雪の方が正直怖かったです。
色んな意味で。
20代女性
*映画『禁じられた遊び』のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。
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