映画『リボルバー・リリー』のキャスト相関図の詳細!実在した人物は誰?ひどい理由は?続編の可能性、老婆の正体などあらすじ含み解説。
2023年8月11日公開の映画『リボルバー・リリー』。
第19回大藪春彦賞も受賞した長浦京の原作小説を実写映画化したものです。
監督は『リバーズ・エッジ』や『窮鼠はチーズの夢を見る』などを手掛けてきた行定勲で主演を演じた綾瀬はるかは第47回日本アカデミー賞で優秀主演女優賞に選ばれました。
映画『リボルバー・リリー』の口コミ評判レビューには、
- 綾瀬はるかのアクションシーンが印象的
- アクションシーンのテンポや迫力に引き込まれた
- リアリティがなく残念だった
- 緊張感とスリルがあるアクション映画
- ガンアクション&格闘シーンは絶品
- かなり作り込まれているセットも良かった
- また見たいと思うような作品ではなかった
- 綾瀬はるかの新境地が堪能できる映画
という声が多数集まっています。
- 映画『リボルバー・リリー』のキャスト相関図
- 百合は実在した人物?モデルとなった人物や老婆の正体についても考察解説
- ひどいとの声や続編について解説考察
- 映画『リボルバー・リリー』のあらすじ
- 映画『リボルバー・リリー』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
もし、まだあなたが一度も映画『リボルバー・リリー』を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。
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目次
映画『リボルバー・リリー』のキャスト相関図
『リボルバー・リリー』のキャスト相関図
映画『リボルバー・リリー』のキャスト相関図をまとめました。
映画『リボルバー・リリー』のキャスト相関図の詳細は、このようになっています。
『リボルバー・リリー』のキャスト・登場人物
『リボルバー・リリー』のキャストと登場人物をまとめました。
『リボルバー・リリー』のキャストと登場人物はこの通りです。
小曾根百合 役 | 綾瀬はるか |
細見慎太 役 | 羽村仁成 |
岩見良明 役 | 長谷川博己 |
奈加 役 | シシド・カフカ |
琴子 役 | 古川琴音 |
南始 役 | 清水尋也 |
細見欣也 役 | 豊川悦司 |
山本五十六 役 | 阿部サダヲ |
小沢 役 | 板尾創路 |
津山 役 | ジェシー |
百合は実在した人物?モデルとなった人物や老婆の正体についても考察解説
主人公・小曾根百合は実在した人物?
映画『リボルバー・リリー』の主人公として登場するのが、幣原機関という特務組織で凄腕スパイとして活躍したリボルバーリリーこと小曾根百合です。
作品の中でのリアルな設定から実在した人物では?という噂もありますが、実際はどうなのでしょうか?
管理人
長浦京さんの原作小説
結論として、小曾根百合は実在する人物ではありません。
映画『リボルバー・リリー』は日本の小説家である長浦京さんが2016年に発表した同名小説『リボルバーリリー』が原作となっており、小曾根百合も長浦さんによって創作されたキャラクターであり、実在してはいません。
しかし、実在する人物がモデルになったキャラクターも映画『リボルバー・リリー』にはいます。
海軍大将:山本五十六
映画『リボルバー・リリー』で阿部サダヲさんが演じた海軍の山本五十六は、実在した日本の海軍軍人である山本五十六氏がモデルになっています。
山本五十六は海軍の大将となり、第二次世界大戦下の日本軍において連合艦隊司令長官として真珠湾攻撃作戦を実行した人物として知られており、皇族・華族以外で国葬を受けた最初の人物として知られる偉大な軍人です。
映画『リボルバー・リリー』では若かりし頃の五十六が重要人物として登場します。
気になった方は山本五十六の功績を調べてみるのも良いかもしれません。
管理人
原作小説との違い
原作となった長浦京さんの小説「リボルバーリリー」に比較的忠実に作られた映画『リボルバー・リリー』。
原作では、映画で省略されていた「なぜ弁護士の岩見がランブルの顧問弁護士になっているのか」や、小曽根百合の悲しい生い立ち、筒井国松との関係性、そして百合が所属していた幣原機関の概要なども詳細に描かれています。
映画『リボルバー・リリー』の設定についてもっと深く知りたいという方は、原作小説を読んでみることをオススメします。
きっと作品への理解が深まることでしょう。
管理人
老婆の正体は何者だったのか?
映画『リボルバー・リリー』で謎めいたキャラクターとして登場するのが、白髪の老婆です。
キャラクター名もついていない謎の老婆は、二度作品の中に登場します。
1つ目は百合が細身一家殺人事件が起きた秩父へと向かう汽車のシーンで苦しそうな乗客の首筋に鳥の絵を描いて息を吹きかけ、老婆の不思議な力によって乗客は苦しみから解き放たれたような表情を浮かべます。
2つ目は、怪我を負った百合が岩見の事務所で手当を受けるシーンです。
南始からの銃撃によって背中に大きな傷を負った百合は倒れ込んでしまいましたが、老婆が現れて1つ目のシーンと同じように背中に鳥の絵を描いて息を吹きかけると、翌朝百合は何事もなかったように元気な身体を取り戻します。
そんな謎の老婆の正体ですが一体何者だったのでしょうか?
管理人
生の象徴である老婆の存在
老婆の正体についてですが、作品中で明らかになることはありません。
エンドロールでも具体的な名前ではなく、「謎の老婆」という表記になっており、彼女の素性については明らかになっていません。
百合の命を救った謎の老婆とは対照的に何度も百合の命を狙う南始という狂気的な表情を浮かべるスパイが登場します。
が、映画『リボルバー・リリー』では老婆を「生」の象徴として、南始を「死」の象徴として表現していると考えられます。
管理人
最愛の夫である水野、そして娘を失ったことにより、生きることへの意欲が失われつつあった百合ですが、夫である水野が日本の未来を託した慎太と出会って希望を持ち、死への誘おうとする南始を倒したことから死ぬことからの呪縛から解かれ、再び生きることを決めます。
老婆と南始はそんな百合の感情の変化を表現する上で必要なキャラクターだったと言えます。
謎の老婆を演じたのは、緑魔子さんという方で、1960年代に、その個性的な演技とキャラクターから日本映画界に絶大な影響を与えた伝説的な女優さんです。
映画『リボルバー・リリー』でもその演技力を活かして謎の老婆をミステリアスに演じており、作品に大きなインパクトを与えています。
映画『リボルバー・リリー』を鑑賞した人たちの中には、老婆のあまりのインパクトから誰が演じているのか気になった方も多くいたようです。
管理人
ちなみに、映画『リボルバー・リリー』で筒井国松役を演じた名優・石橋蓮司さんは緑魔子さんの実の夫であり、夫婦揃って映画『リボルバー・リリー』に彩りを加えています。
原作でも登場する老婆
長浦京さんの同名原作小説でも老婆は登場しますが、その際の設定では有名な針灸師となっています。
老婆は百合が経営する喫茶店「ランブル」がある玉の井を訪れた際に百合たちと出会い、親しくなったという経緯があります。
が、映画では省略されていましたので、謎に感じていた方も多くおられたと思います。
ひどいとの声や続編について解説考察
爆死とも言える興行収入はなぜ?ひどいとの声について解説考察
製作費の縮小が叫ばれる昨今の映画界において、異例の10億円以上とも噂される製作費が投じられたことでも話題となった映画『リボルバー・リリー』。
壮大なセット、激しい銃撃戦や綾瀬はるかさんの華麗なアクションシーンなどが高い評価を受けました。
しかし、初週の観客動員ランキングではまさかの7位という結果で興行収入も約2億円という結果になってしまい、最終的な興行収入も約6億円という爆死とも言える結果に終わってしまいました。
前述した製作費、その他の広告費などを加味すると、20億円以上の興行収入でなければ製作費が回収できない状況であったにも関わらず散々な結果に終わり、大赤字になってしまったことが考えられます。
続編を予感させるような新たな敵が登場するシーンで映画は終わりを迎えましたが、続編の制作はよっぽどの事がなければ難しいことでしょう。
管理人
そんな映画『リボルバー・リリー』について、「ひどい」という感想を持つ方も多くおられました。
なぜ、そういったマイナスな声が上がってしまうのか?考察します。
ひどい理由①つっこみどころ満載の内容
ひどいという感想があがってしまう理由の1つ目は「つっこみどころ満載の内容」に原因があります。
まず、アクションシーンですが、陸軍たちが綾瀬はるかさん演じる凄腕スパイの百合を激しい銃撃で狙いますが、どう考えても仕留めれるはずなのになぜか仕留めれないドジな兵士ばかりで観ているとイライラしていきます。
百合も凄腕のスパイという設定なのにも関わらず、慎太をほったらかして単独行動をしている間に敵に捕まってしまうという場面も多々あり、脇の甘さが目立ってしまい、本当に凄腕のスパイなのか疑問に思ってしまいます。
そういったツッコミどころ満載の内容が「ひどい」という感想につながったと考察出来ます。
ひどい理由②テンポの悪い展開
ひどいという感想があがってしまう理由の2つ目は「テンポの悪い展開」に原因があります。
映画『リボルバー・リリー』は、アクションシーンで盛り上がったと思ったら、過去の回想シーンが入ったり、今度こそ銃撃シーンで盛り上がると思ったら、またシリアスな会話のシーンだったり回想シーンが入ったりと、全体的にテンポが悪く、思うように作品が進みません。
このテンポの悪い展開に退屈さを感じる方も数多くいたため、「ひどい」という感想につながったと考察出来ます。
もう少しすんなりと痛快に作品が進み、テンポが良い展開であれば良かったのかもしれません。
管理人
ひどい理由③上映時間の長さ
ひどいという感想があがってしまう理由の3つ目は「上映時間の長さ」に原因があります。
映画『リボルバー・リリー』の上映時間は139分とボリュームたっぷりになっています。
が、先ほど述べたようにテンポが悪く、全体的に間延び感があって退屈に感じる方が多く見受けられました。
そのため、「ひどい」という感想につながったと考察出来ます。
もう少しコンパクトに100分くらいの上映時間に収められれば評価は違ったのかもしれません。
管理人
鈴木亮平が登場のラストシーンで続編の可能性はあるのか?
映画『リボルバー・リリー』では、映画のラストでリボルバーリリーこと小曾根百合と相棒とも言える顧問弁護士・岩見良明が列車に乗ってどこかに移動しています。
そして、車中で岩見が百合に対して愛の告白をしようとした矢先に、二人の前に眼帯を付けた謎の男が現れ、再び戦いが始まっていくという驚きの展開となります。
そんな続編を思わせるようなシーンで映画は終わりを迎えますが、映画『リボルバー・リリー』の続編はあるのでしょうか?
管理人
映画『リボルバー・リリー』は配信が2024年2月にスタートしたばかりです。
2024年9月現在、続編が制作されるという情報はありません。
ただ、先ほども話したように、映画『リボルバー・リリー』の続編が制作される可能性は極めて低いと考えられます。
その理由は、映画『リボルバー・リリー』の興行収入に理由があります。
予算縮小が叫ばれる昨今の日本映画界では異例の約10億円ともいえる予算が投じられ、制作された映画『リボルバー・リリー』。
壮大なアクションシーンや主人公の百合を演じた綾瀬はるかさんによるかっこいいヒロイン像が公開前から話題となり、大ヒット間違いなしと言われていましたが、蓋を開けてみると、初週の興行収入ランキングではトップ3にも入れずにまさかの7位にランクインしてしまいます。
その後も劇場動員が増えることはなく、最終的な興行収入は約6億円と言われており、大ヒットどころか製作費すら回収できない事態となってしまいました。
映画『リボルバー・リリー』については製作費のみならず、TVのCMやメディア出演などの広告費も莫大に発生していることから、製作費の倍である20億円以上はせめて稼ぎ出したかったところですが、大赤字になってしまいました。
そのため、配給会社である東宝は相当な痛手を負ってしまったと考えられるため、続編が制作される可能性は極めて低いと考察できます。
管理人
映画『リボルバー・リリー』の製作時には、メガホンをとった行定勲監督の頭の中の構想では続編制作のプランがあり、鈴木亮平さん演じる眼帯をつけた暗殺者をラストで登場させたのかもしれませんが、続編制作はかなり厳しい状況にあると思います。
もし、今後配信サービス等で映画『リボルバー・リリー』の視聴数が凄まじい数字を叩き出したり、視聴者が高い評価をすれば、続編が制作される可能性が少しは高まるのかもしれません。
が、現在のところ、配信サービスでもそこまでの盛り上がりは見受けられないため、続編については期待せずに待っていた方が良いのかもしれません。
『リボルバー・リリー』のあらすじ
(以下、映画『リボルバー・リリー』のあらすじです。)
『リボルバー・リリー』のあらすじ|細身一家殺人事件を調査するリボルバーリリーこと小曽根百合
かつてその類まれな戦闘能力からリボルバーリリーという異名を持ち、活躍した女スパイである小曾根百合は10年以上前に姿をくらまし、ランブルというカフェを経営していました。
百合は新聞にて知り合いであった笹井国松という人物が資産家である細見一家を惨殺したという事件を知り、真相を探るために現場へと向かいます。
現場には陸軍と思わしき軍人たちが蔓延っており、不審に思っていた百合は帰りの列車の中である少年が軍人たちから追われている様子を目撃します。
少年を救出した百合は、彼が細身一家の生き残りの細身慎太であり父親の欣也から重要物として託された書類とともに「小曾根百合の元へ向かえ」と伝えられていたことを知り、驚きます。
軍人たちの攻撃に遭い、傷を負うもなんとか慎太とともにランバルへと帰って来た百合。
優秀な弁護士である協力者の岩見が細身欣也についてすぐに調査を行います。
『リボルバー・リリー』のあらすじ|細身欣也が隠した裏金のため、息子・慎太の身柄を狙う陸軍
細身欣也は陸軍と手を組んで資産運用を行っていましたが、1億6,000万円という凄まじい金額の裏金を秘密裏に上海の口座に保管しており、行方をくらましたことから陸軍から追われていたのでした。
上海の口座は1年ごとに更新しなければ消滅してしまうという特殊な契約であり、期限は残り10日で更新には息子・慎太の指紋と暗証番号が必要でした。
陸軍の津山大尉は上司の小沢大佐から慎太の身柄を拘束できなければ自決しろと脅し、なんとしても慎太を捕まえるために躍起になります。
百合たちは陸軍に裏金が渡ってしまい、そのお金を元手に戦争が始まってしまうことを危惧します。
慎太が欣也から渡された手ぬぐいに隠された暗号を岩見が解読し、口座の暗証番号が保管されている寺の場所が判明し、翌日の午前9時に集合して寺へと向かうことを決めます。
『リボルバー・リリー』のあらすじ|亡き夫・水野寛蔵の意志を引き継ぎ、慎太を守り抜くことを決める百合
岩見は国益に首を突っ込みすぎだと警告を受け、内務省局員である植松に誘拐されてしまいますが、なんとか脱出し集合場所に現れます。
無事に目的地を訪れ、寺の女性に身分証明書として家族の集合写真を渡す慎太でしたが、その写真によって百合は細見欣也が自身の夫で病死していたはずのスパイ活動の上司であった水野寛蔵と同一人物であったことを知ります。
百合は水野との間に娘を授かっていましたが、度重なる襲撃の末に娘を失ってしまったこときっかけにスパイ活動を引退していました。植松から水野のことを聞かされていた岩見は水野が武力ではなく経済力によって、新しい日本の未来を創ろうとしていたことを百合に伝え、百合は亡き夫のため、そして、日本の未来のために何としても慎太を守り抜く決意を新たにします。
岩見が海軍大将の山本五十六に交渉を行い、一行は慎太を保護してもらため海軍省へと向かうことになりますが、岩見と山本の電話は陸軍によって傍受されており、大量の陸軍兵士が百合たちを待ち構えていたのでした。
以上、映画『リボルバー・リリー』のあらすじでした。
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映画『リボルバー・リリー』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画『リボルバー・リリー』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|美しさと強さを兼ね備えた“リボルバーリリー”を綾瀬はるかが熱演
映画『リボルバー・リリー』は、2016年に発表され、好評を博した長浦京さんの代表作である同名小説を実写映画化した作品となっています。
主人公“リボルバーリリー”こと小曾根百合を演じた綾瀬はるかさんの華麗なるアクションシーンが公開当時大きな話題を呼びました。
そんな映画『リボルバー・リリー』ですが、かつて凄腕のスパイとして活躍し、姿を消した小曾根百合が旧知の仲である国松という男が大変な資産家である細身一家を殺害したという事件を不審に思い、調査に向かうところからストーリーが始まっていきます。
管理人
舞台が大正末期の日本ということもあり、百合が経営するカフェ・ランバルのモダンな雰囲気や街並みなど、当時を忠実に再現したセットや百合が着用する美しい衣装に序盤から引き込まれます。
資産運用を陸軍に任されていた細身欣也が秘密裏に裏金を上海にある口座に保管し、行方をくらましたために陸軍は一家を殺害し、裏金の鍵を握る生き残りの細身慎太を総動員で探しており、彼を保護することになった百合たちと陸軍との壮絶な戦いが始まっていきます。
前述したようにアクションシーンが公開前より話題となっていたこともあり、期待を持って鑑賞した方も多いかと思いますが、腕利きのスパイという設定を活かした綾瀬はるかさん演じる百合の華麗な拳銃捌きがとてもかっこよく描かれています。
ただ、敵である陸軍兵士たちの無駄の多い攻撃などツッコミどころも多くあるため、期待を超えてくるほどの本格的なアクションシーンではなかったように感じます。
後に細身欣也が実は病死していたはずの百合の夫である水野寛蔵であることが分かり、力でねじ伏せるのではなく、経済力によって新しい日本の未来を築いていきたいという水野の思いが明らかになっていきます。
これまで数々の作品を生み出してきた行定勲さんが監督をしていることもあり、ただのアクション映画ではないシリアスなドラマシーンが描かれている点も映画『リボルバー・リリー』の魅力だと思います。
水野の意志を引き継いだ百合が陸軍との最終決戦に臨むシーンがクライマックスでは描かれます。
新調した真っ白なドレスに身を包み、激しい銃撃戦に挑んでいく百合の姿はもちろんのこと、シシド・カフカさん演じる奈加や古川琴音さん演じる琴子など戦う女性が美しくもかっこよく描かれており、この映画のハイライトとも呼べるシーンになっていると思います。
そして、慎太を陸軍から守り切った百合が移動中の列車内で、新たな敵らしき眼帯をした人物に襲撃されるという続編を予感させるようなラストシーンで映画は終わりを迎えます。
アクションシーンには難点もあるものの、綾瀬はるかさんの熱演もあり、美しさと強さを兼ね備えていながらも、内面の繊細さも持ち合わせているリボルバーリリーというキャラクターが魅力的に描かれた良作になっていると感じます。
強い女性ヒロインが観たいという方にぜひオススメしたい作品になっています。『リボルバー・リリー』のみんなの口コミ評判レビュー
『リボルバー・リリー』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「大正ロマンの雰囲気の中で殺し屋を描くという異色の設定が絶妙に融合している」「かなりアクションシーンが良かった」「真面目にストーリを見るとモヤモヤする」「綾瀬はるかさんのアクション映画としてみると最高の作品」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★★★星5
大正時代というのは、奇妙に豊かで、これから太平洋戦争がやってくるということを今の自分たちは知っていて、でもこの作中ではそんな不安もなくというなんともミステリアスな時期です。
そんな東京の片隅にある小さな酒場の女主人・百合(綾瀬はるか)は、かつて裏社会で暗躍したスパイでした。
設定だけでも魅力的なところに、綾瀬はるかさんの千変万化な艶姿!CMではひょうきんだったり、おっとりしたイメージが印象に残りますが。実はこの方、凄まじい身体能力の持ち主で…ガンアクション&格闘シーンは絶品です。
着物、洋装、そして究極の白いドレス。
仕立て屋の野村萬斎さんがそんな百合の全てを知り尽くしているかのようで、その立ち居振る舞いもエレガント!
さらに必見なのが、着物姿でライフルを使いこなす古川琴音&シシド・カフカのお二人!スリリングな銃撃戦はいろんなものを吹き飛ばす勢いで脳に刻まれます!
50代女性
★★★★☆星4
とにかく主演の綾瀬さんの華奢な体から想像つかない程のエネルギッシュでキレのあるアクションシーンが多く、強さと脆さが融合する美しい動きから目が離せませんでした。
セリフが少ないシーンでも綾瀬さんの目元の表情から、女スパイが抱える孤独やたくましさがひしひしと伝わってきて演技力の高さが素晴しかったです。
このお話は主人公の女スパイと少年との出会いや、互いの心が少しずつ触れ合う瞬間等一つ一つ丁寧に描かれているところがとても良く、どの場面も素敵でした。
関東大震災後の時期を舞台にしており女性が活躍することが珍しかった時代ですが、様々な人から慕われ期待されたリリーの活躍が格好良かったです。
主人公と少年のその後が、どうか幸せになって欲しいと願わずにはいられない作品でした。
40代女性
★★★★☆星4
かなり作り込まれているセットが印象的であり、地震直後の大正時代を描くというかなり難解な部分をうまくやっていけているかなと思っています。
綾瀬はるかさんのアクションシーンもなかなかよく、動きに見栄えがあって銃撃戦も悪くない感じがあります。
ただ、ちょっと陸軍側の俳優さんの演技が緊張感を感じられず、もう少し演技によさを出してもらいたかったかなというところ。
底を覗けばほかのキャストさんの動きや演技もまあまあ以上の出来であり、原作を再現するのは難しいと思っていましたが、かなりいい感じで仕上がっている方だと思います。
激動の時代をどんな風に駆け抜けていくのだろうかという壮大さもありますので、映画好きの方にはおすすめです。
30代男性
★★☆☆☆星2
「綾瀬はるかのアクションがすごい!」と話題になっていたので興味を持って見ました。
綾瀬はるかの作品は今まで明るいイメージがだったので、ストーリーは明るいものを勝手にイメージしていたのですが、全く逆でハードボイルドの作品した。
※ハードボイルドはあまり馴染みがなくタイトルからは想像が出来ませんでした
前半から銃撃戦が多く、人が亡くなるシーンも多くて見ているのがしんどかったてす。
出演者はとても豪華でな点と綾瀬はるかの衣装(大正時代っぽいお洋服や髪型)がとってもかわいかったので、その点だけは見応えがありました!
ストーリーは正直なところあまり頭に入ってくるものではなく、集中してみてしまう作品だったというよりは、なんとなく見ている感じになってしまった作品でした。
また見たい!と思うような作品ではなかったてす。
40代女性
★★★★☆星4
大正時代にタイムスリップしたような感覚になれるほど、作りこまれたレトロな雰囲気が良かったです。
行定勲監督と裏方の人の凄さが良くわかる作品です。
また、主演に綾瀬はるかさんを選んだのも見事にハマっていました。
人を魅了する美と演技も素晴らしいが、あれだけ動ける女優さんは中々いないと思います。
緊張感ある鋭い視線も力強く、彼女の魅力を再確認した映画でもあります。
お決まりの陸軍と海軍の責任のなすりつけみたいなシーンは、いい加減にキチンと検証すべきでは?と思いました。少し古いかな?と思います。
若いキャストの緊張感が少し物足りなさを感じましたが、逆に豊川悦司・阿部サダヲさんのベテランの味が光っていて良かったです。
真面目にストーリを見るとモヤモヤしますが、綾瀬はるかさんのアクション映画としてみると最高の作品です。
40代男性
★★☆☆☆星2
映画が始まって一番はじめのシーンで突然スプラッタレベルの惨殺、流血シーンがあり、始まって2分で見たことを後悔しました。
ただ、いちばん血が出るのがそのいちばん最初のシーンなので、ここを超えることができればあとはそこまで怖くありません。
その代わり、2時間以上ひたすら何をしているのかよくわからないつまらないシーンが続きます。
いつもとはまったく違うシリアスな表情のSixTONESジェシーくんを見ることができ、ジャニーズファンにはおいしい役どころなのは嬉しいポイントです。
綾瀬はるかさんのアクションシーンはさすがの一言ですし、見せ場だけ飛ばし飛ばし見るぐらいでちょうどいいのかもしれません。
最後まで意味はわかりませんでした。
30代女性
★★★★★星5
映画館上映の際、TVCMで予告編を見ていて「綾瀬はるかって、こういう役もやるんだ?」と思い、少し興味を持っていたが、結局映画館に足を運ぶことはありませんでした。
今年の夏休み、少し時間があったので有料チャンネルで何か見ようと思ってなんとな~く邦画一覧をみていると『リボルバー・リリー』がありました。
「見てみよう」と思って、本当に「ただの暇つぶし」くらいのつもりで見ていたのですが、ま~、綾瀬はるかがカッコ良い!
「この人って、運動神経凄いんじゃない!?」と感動するほどのアクションをこれでもかと見せてくれます。
ストーリーは大戦前の日本のお話しで、「山本五十六」の名前が出てきたあたりから、なんとなく時代背景も明確になってくると、歴史が苦手な私でも、大分話が解りやすくなりました。
後、出てくる男性俳優が全員本当にカッコ悪い!(役柄が。ですよ)。
特に、そういえばちょうど、綾瀬はるかとの熱愛報道がされ始めたジェシーが敵役なのですが、これがまた誰よりもカッコ悪い。
ただ、その男優陣の不細工さが、綾瀬はるかを筆頭とする女優陣のカッコ良さを際立たせているのは、演出の妙なのかもしれません。
50代女性
*映画『リボルバーリリー』のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。