『るろうに剣心最終章TheBeginning』のタイトルに込めれた意味とは?あらすじネタバレや感想評価も
2021年6月4日公開の映画『るろうに剣心最終章TheBeginning』。
2012年に公開された実写映画『るろうに剣心』の完結作です。
追憶編をベースにした今作は2012年公開の第1作目より前の話となっていて、主人公の緋村剣心がかつて人斬り抜刀斎と恐れられた過去を描く物語となっています。
映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の口コミ評判レビューには、
- とても心打たれる作品だった
- 巴役の有村架純の演技に感動した
- 時代劇とるろうに剣心好きにはおすすめできる
- 10年間の集大成を見せてもらったような作品
- 静かで暗いお話と世界観が魅力の一本
- 一作目をまた観たくなるお話
- 恋愛要素が強めで他のシリーズとは異なる作品
- 過去作と比べアクションシーンは少なめ
という声が多数集まっています。
- るろうに剣心最終章TheBeginning|タイトルの意味が知りたい!ラスト作品でなぜBeginningなのかを解説
- るろうに剣心最終章TheBeginningのあらすじ
- 映画『るろうに剣心最終章TheBeginning』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
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目次
るろうに剣心最終章TheBeginning|タイトルの意味が知りたい!ラスト作品でなぜBeginningなのかを解説
本作『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は2011年に制作がスタート、2012年に全国公開された実写版「るろうに剣心」シリーズの5作目の作品となり、シリーズの最後を飾る作品になっております。
制作期間を合わせると約10年という長い年月に渡ったロングシリーズの最後の作品になっていますが、サブタイトルは“はじまり”を意味する英語である“The Beginning”と名付けられています。
シリーズの最後の作品にも関わらず、なぜ“The Beginning”と名付けられたのでしょうか?
管理人
その理由は、今作が4作目である「The Final」の続きを描いた作品では無く、1作目の前日談を描いた作品という点にあります。
本作は剣心がかつて緋村抜刀斎と名乗り、明治維新のために江戸幕府の要人たちを問答無用に斬り、「人斬り抜刀斎」と恐れられていた隠された過去を描いております。
そのため、作品の全体に漂うムードはこれまで以上にシリアスで、緋村抜刀斎のキャラクターもどこか殺気立った暗いキャラクターに描かれており、違和感を抱く人も多いのでは無いでしょうか。
そんな緋村抜刀斎が悪名高い「人斬り抜刀斎」という名前を捨て、殺さずの誓いを作り、「流浪人(るろうに)剣心」として新たなスタートを切るまでの過程を描いた作品のため、“はじまり”を意味する“The Beginning”と名付けられました。
5作品すべての主題歌を担当し、剣子心を演じた佐藤健とプライベートでも親交の深いONE OK ROCKが記念すべき1作目に提供した主題歌のタイトルも「The Beginning」でしたので、関連性を感じ、ファンにはたまらないタイトルになっていると思います。
『るろうに剣心最終章TheBeginning』のあらすじ
(以下、映画「るろうに剣心最終章TheBeginning」のあらすじです。)
『るろうに剣心最終章TheBeginning』のあらすじ|人斬り抜刀斎と恐れられた緋村剣心
時は幕末、新しい時代を切り開くために江戸幕府に立ち向かう倒幕派の長州藩と江戸幕府、江戸幕府を支持する新選組が激しい抗争を繰り広げており、倒幕派である長州藩の緋村剣心は幕府側の要人たちを次々と暗殺し、人斬り抜刀斎として恐れられておりました。
ある日の夜、いつものように夜道を歩く要人たちに切りかかった際に婚約者との結婚を控えていた清里だけは婚約者のために何度切りつけても、立ち向かい、剣心の頬に切り傷をつけましたが、結局は暗殺されてしまいました。
清里の生きることへの執念を目の当たりにし、緋村の倒幕のための信念が揺らぎかけます。
剣心は1年前、これからの新しい時代のために長州藩の奇兵隊に入隊し、隊長の桂小五郎の下、暗殺者として活動することになったのでした。
『るろうに剣心最終章TheBeginning』のあらすじ|謎の女性・巴との出会い
剣心が居酒屋で食事をしていると、後ろに座っていた女性客に絡むチンピラたちがおり、緋村が追い払いました。
店を出ると、チンピラたちやその仲間たちが待ち伏せしており、剣心は斬りますが、一部始終を目撃した女性客はその衝撃に気絶してしまい、仕方なく剣心は長州藩が寝床にしている旅館に連れて帰ることにします。
女性客の名前は雪代巴と言い、その日以来、巴はお手伝いとして旅館で働くことになりました。
初めは巴を警戒していた緋村でしたが、次第に彼女に心を開くようになります。
平和を目指すための戦いのために大切な人々の命が犠牲になってしまうことに疑念を持つ巴に対し、剣心は誰かが犠牲にならなければならないと答えますがその心中は複雑でした。
一方、長州藩の藩士たちが旅館の池田屋に集まっていることを聞きつけた新選組は襲撃に向かいます。
『るろうに剣心最終章TheBeginning』のあらすじ|剣心に忍び寄る幕府の秘密組織・闇之武
剣心は急いで池田屋に加勢に向かいますが、新選組の沖田と遭遇し、壮絶な戦いを繰り広げていたところ、隊長である桂が無事に生還したという情報を聞き、その場を後にしました。
新選組に襲撃をされ、勢いを失った長州藩は京の町を離れることを余儀なくされます。
桂の命令によって、緋村は巴とともに農村に向かい、二人で生活をすることになります。
そして戦いを離れた剣心は巴と一緒に穏やかな日々を過ごし、幸せという感情を知ります。
ある日、巴に縁という弟がいることを初めて知った緋村は巴にはかつて要人である婚約者がおり、この幕末の動乱の中で命を落としてしまったという悲しい過去を知り、巴を守り抜くことを決意します。
その頃、長州藩の連絡係であった飯塚は剣心の命を狙う幕府の組織 闇之武に寝返っており、巴との穏やかな日々の中で剣心にかつてのような殺気を感じなくなった飯塚はリーダーの辰巳に緋村を暗殺するタイミングが来たと報告するのでした。
以上、「るろうに剣心最終章TheBeginning」のあらすじでした。
果たして、剣心はどうなってしまうのか?
そして、隠された巴の正体とは?
結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。
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映画『るろうに剣心最終章TheBeginning』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画「るろうに剣心最終章TheBeginning」の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|剣心の隠された悲しい過去に迫るエピソード0的作品
本作『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は、週刊少年ジャンプに連載された和月伸宏先生による人気漫画「るろうに剣心」を実写映画化したシリーズの5作目となっており、主人公の緋村剣心がかつて人斬り抜刀斎と恐れられた過去を描くエピソード0のような作品となっております。
これまでのシリーズでは、敵たちとの死闘の際の闘志に燃える表情と普段の穏やかなキャラクターのギャップが剣心の魅力でした。
しかし、本作は剣心が笑顔を見せるシーンは非常に少なく、これまで見たことの無い剣心の表情を観ることが出来ます。
管理人
終盤で剣心は、巴の婚約者だった人物は自分が殺害した清里だったことを知り、強く動揺します。
巴は実は、婚約者を殺害した剣心に復讐をするために闇之武のリーダーの辰巳の指示の下、剣心の動向を探っていたのでした。
ですが、巴は自分の婚約者を殺害した憎むべき剣心を深く知っていくうちに人々の平和のためを強く思い、平和のために戦っていることを強く感じ、許されないとは思いながらも剣心をいつの間にか愛すようになっていました。
剣心もまた、自分が心から愛した人物の宿敵が自分だったということに深い後悔の感情を抱きます。映画のラストで、闇之武の襲撃に遭って視力を失い、絶体絶命の危機に陥った剣心は、巴が自らの命を犠牲にして辰巳の攻撃を止めたことによって、辰巳を倒します。
剣心は巴や犠牲になってしまった人々の命を無駄にしないためにも幕府を倒すまで、人斬り抜刀斎として暗躍し、倒幕を成功させ新しい時代が到来したと同時に長州藩を去り、「るろうに剣心」として新しい生活を送ることになるのでした。
これまでのシリーズ同様、ネオチャンバラと呼ばれるような凄まじいスピード感と迫力に満ちた戦闘シーンが満載で相変わらずそのかっこよさにしびれますが、この作品が他のシリーズと大きく違う点は剣心と巴の悲劇的なラブストーリーが主軸として描かれている点にあります。
巴との出会いによって、戦いの末に失っていた人を愛するという感情に心を動かされていく剣心の心理描写がこれまでの作品以上に描かれています。
より剣心というキャラクターの内面を知ることが出来ます。
管理人
剣心を演じた佐藤健はその端正なルックスや激しいアクションシーンも魅力ですが、2022年には主演映画『護られなかった者たちへ』で日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞するなど演技力にも定評があり、本作は彼の役者としての魅力を堪能できる作品になっております。
原作のファンやアクション映画好きはもちろんのこと、ラブストーリーが好きな方にもぜひオススメしたいです。
『るろうに剣心最終章TheBeginning』のみんなの口コミ評判レビュー
映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「アレンジしてるところも含めて更にストーリーの内容も素晴らしく、感動できる映画」「どのカットも映像がとても美しく、また音楽ともマッチしていた」「今から観始める場合は公開順とは逆にBeginning→Finalでもいい気がする」「過去作とのつながりや、伏線回収もされており見やすい作品」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★★☆星4
The Finalを観た後に観ました。原作を知っている者としては、The Beginningの方が先にした方がよかったかなと思います。
賛否はあると思いますが、原作を見たことがない人には、縁の復讐理由を語ってからの方がFINALの内容がわかりやすかったのではないかと思います。
内容は切ない、悲しい物語で剣心も巴もほとんど笑顔シーンがあまりなく、2人とも悲しみを背負って生きてるのがひしひしと伝わってきて寂しくなりました。
アクションシーンは良かったと思います。
他の作品での逆刃刀のアクションシーンはこれで倒せる?みたいな感じはありましたが、容赦ない斬撃と血しぶきはバトルに説得力を与えてくれてました。
実在の志士たちとの絡みも、歴史の裏側モノって感じ面白かったです。
40代男性
★★★★★星5
今までの映画シリーズよりも原作に忠実だったので違和感がなく見ることができました。
巴役が有村架純さんと聞いてちょっと若いのではないか?と心配していたのですが、巴のミステリアスな雰囲気が伝わってきて素晴らしい演技だと思いました。
剣心もいつもとは違い、いつも以上に孤独感のある少しダークな演技が印象に残りました。
特に新選組の斎藤一、沖田総司との対決も歴史の深みを感じるシーンでした。
他にも幕末期の歴史上の人物が活躍していきますが、剣心を助ける存在になる桂小五郎を演じる高橋一生さんがるろうに剣心の世界観に合っていてめちゃくちゃかっこよかったです。
剣心と巴との悲しい別れは最終章 the Finalを見てしまうとわかってしまうので、ネタバレした上で見るという映画である点は少し異質かもしれません。
だからこそ映像美や役者さんの演技が見ごたえがないと見る意味がないんだろうなと思います。
30代女性
★★★★☆星4
過去作とのつながりや、伏線回収もされており見やすい作品となっていました。
今までの作品を通して観てきた視聴者としては満足のいく作品でしたが、過去作と比べアクションシーンが少なかったことに関しては少し残念でした。
るろうに剣心の最大の見どころとしてはアクションシーンだった分、緋村剣心と雪代巴の恋愛模様が多すぎた気がしました。
また、全体的に内容が暗くて鑑賞後のどんより感は否めなかったと思います。
前作のファンからすると充実していましたが、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』を初めて見た人は暗すぎて過去作を見返したいとは思えないのではないかと感じてしまいました。
20代女性
★★★★★星5
るろうに剣心シリーズは、単行本も全巻揃え、アニメも何度も繰り返し見ている大ファンです。
The finalに続き、The Beginningも楽しみにしていました。見たところ、その期待を裏切ることがなかった作品でした。
有森架純さんの巴役がはまっていました。この作品は巴にすべてが左右されるので、キャスティングが有森さんで良かったです。他の方では無理だったでしょう。
剣心とのやり取りがせつなすぎて、何度も泣きました。映画を見ながら、もし巴が生き続けていたら剣心の人生はどうなっていたんだろうとも思いました。
巴は感情も表しにくく、演技も難しいと思うのに、セリフが無い場面でも目線だけですべてを表すのは圧巻です。
恋愛要素が強めであり、他の作品とはだいぶ異なるのがThe Beginningです。
40代女性
★★★★★星5
漫画が原作のものが映画になると賛否両論ある場合が多いと思いますが、私はるろうに剣心の映画シリーズは実写化してとても良かった作品だと思っています。
るろうに剣心のシリーズを全て拝見してきましたが、この章は私的にシリーズ最大に面白かったと思います。
剣心の過去の物語ですが、若い時の暗殺者の心情がとてもリアルで驚きました。
巴の自分の幸せを奪った人が大切な人へと変わっていく葛藤や深い愛情が切なくでも強く感じました。
アクションシーンが中心というよりも、人斬りだった剣心が人の心と目の前にある幸せに気づきそれでも新しい時代のために戦わないといけないという覚悟を強く感じとれました。
原作を全て忠実に再現というよりも、上手く肉付けをしながら実写映画らしさを足しながら作られており、原作ファンが見てもまた別の面白さがあるのではないかと思います。
最高でした。
20代女性
★★★★☆星4
るろうに剣心は、私にとって漫画・アニメが好きになるきっかけの作品です。
原作ファンとしては、抜刀斎時代が実写化になった時は微妙なんじゃないと思いました。
また有村架純さんの雰囲気が全然雪代巴に似合わないんじゃないのと思いました。
ですが「The Beginning 」を見て静かに佇んでる儚げなイメージぴったりで驚きました。
演技も前よりお上手になっていたので流石役者さんだなっと思いました。有村架純さんの演技に感動しました。
これまでも戦闘シーンが見どころだったのですが今回も凄かったです。
原作を知っているので、アレンジしてるところも含めて更にストーリーの内容も素晴らしく、感動できる映画です。
殺伐としている世界の中でどうやって優しい剣心になったのか分かる物語です。
時代劇とるろうに剣心好きにはおすすめできる作品です。
30代女性
★★★★★星5
2012年に公開された「るろうに剣心」からはや10年、いよいよ剣心の過去が解き明かされる物語の最終章であり、不殺の誓いを立てて新たな人生を歩み始める始まりとしてはなくてはならない物語・作品でした。
高校生だった頃に初めて映画館でるろうに剣心を見た時の衝撃は今でも忘れられず、映画が公開するたびに映画館に駆け込んでいました。
今回の作品は、今までとは違う剣心の過去の物語。人斬りだった彼を変えた出来事が解き明かされました。
有村架純さん演じる雪村巴は儚く切ない、かつて婚約者を殺されてしまった恨みがあるにも関わらず剣心の心に触れるたびに人柄に惹かれていく自分との葛藤がとても繊細に描かれていて観ていて涙が止まりませんでした。
命を奪いたいほど憎い男のはずなのに、最後には自分の身を挺して守ろうとするその強さにとても惹きつけられました。
シリーズを通して全ての作品が私は大好きですが、10年間の集大成を見せてもらったような作品がこの「るろうに剣心 最終章 The Beggining」だったと思います。
どのカットも映像がとても美しく、また音楽ともマッチしていてとても大好きな作品になりました。
20代女性
★★★★☆星4
剣心の人斬り時代が描かれて、完結編ですが時系列としては一番最初に当たるお話となる『Beginning』。
これまでとは打って変わってコメディ要素がほとんどなく、静かで暗いお話と世界観が魅力の一本だと思いました。
かつて人斬りとして活動していた剣心が、どうして明治になって人助けや後輩(志々雄)退治にあれほど頑張るのか、その理由が描かれていきます。
これを観た後で他のシリーズ、特に一作目をまた観たくなるお話で、そういう点ではこれを完結編に持ってきたのは上手いですね。
ただ同時に、あまりにも暗いので完結編に持ってこない方が良かったのではとも思ってしまいました。
ここから一作目に戻って視聴し直してまた楽しむ分にはいいのです。
しかし普通にここで視聴を終わりにすると、この暗くて静か過ぎるイメージのまま剣心シリーズが幕を閉じるのでかなり寂しく感じます。
これはFinalの前に持って来て、最後はFinalのあのラストで爽やかに終わるのも良かったのではないか、と。
既に五部作全てが完成している今なので、今から観始める場合は公開順とは逆にBeginning→Finalでもいい気がしますね。
30代男性
*映画「るろうに剣心最終章TheBeginning」のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
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