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『X-MEN:ファイナル ディシジョン』のラストとエンドクレジットを解説。最後の意味、感想、あらすじ、口コミレビュー。

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2006年9月9日、日本公開の映画『X-MEN:ファイナル ディシジョン』。

当初は前2作を手掛けたブライアン・シンガーが続投予定でしたが、『スーパーマン・リターンズ』の監督に就任したため途中降板。

その後、交渉されたマシュー・ヴォーンも家庭の事情で降板し、最終的にブレット・ラトナーが監督を務めることになりました。

映画『X-MEN:ファイナル ディシジョン』では、人類とミュータントの間に治療薬(キュア)が登場したことにより、社会全体が揺れ動き、X-MEN内部でも対立が深まっていきます。

さらに、前作で命を落としたジーン・グレイが「フェニックス」として復活する2つの内容になっています。

ラスト・エンドクレジット解説|最後のマグニートーとプロフェッサーXの今後への繋がり

『X-MEN:ファイナル ディシジョン』は、X-MENオリジナル三部作の最終作です。

ラストシーンでは、マグニートーが再び力を使うかのような場面や、死んだはずのプロフェッサーXが別の人物として登場する最後が描かれます。

「なぜ能力を失ったはずのマグニートーが?」「プロフェッサーXは本当に死んだのでは?」と思わず首をかしげるこれらの最後のシーンについて、作品の設定や続作との繋がりを解説していきます。

管理人

マグニートー|最後に能力を奪われるも時間経過でその能力を取り戻したのでは

映画『X-MEN:ファイナル ディシジョン』で、マグニートーはミュータント治療薬であるキュアを射たれて、その能力を奪われました。

しかしながら、ラストでは、金属製のチェスの駒を少しではありますが、動かすことに成功しています。

この最後のエンドクレジットから、キュアの効果は一時的なものでしかなく、時間が経過するにつれてその能力を取り戻すことが出来たのではないかと考えられます。

その説を裏付けるかのように、映画『X-MEN:ファイナル ディシジョン』の続編となる2014年公開の『X-MEN:フューチャー&パスト』では、マグニートーは本来の能力を取り戻すことに成功しています。

管理人

プロフェッサーX|最後に入院中の男性に意識を転送し肉体乗っ取りに成功

映画『X-MEN:ファイナル ディシジョン』のラストで、脳死状態になっていた入院中の男性が突然意識を取り戻します。

そして、彼に治療を行っていた医師モイラ・マクタガートが「チャールズ!」と叫ぶシーンが描かれます。

エンドクレジットでのこの最後は、わかりにくいと感じた方も多いのではないでしょうか。

映画『X-MEN:ファイナル ディシジョン』では、ジーン・グレイの別人格フェニックスの力に飲み込まれ、プロフェッサーXは死亡したはずでした。

しかし、身体が消滅する直前に、ラストで描かれた入院中の男性に自らの意識を転送し、その肉体を乗っ取ることに成功していたのです。

ちなみに、この脳死状態の男性は、原作設定においてチャールズ・エグゼビアの双子の兄弟とされています。続編である2014年公開の『X-MEN:フューチャー&パスト』でプロフェッサーXがこれまでと変わらぬ姿で登場できたのは、この兄弟の肉体に意識を移していたからだと解釈できます。

管理人

また、エンドクレジットで登場したモイラという登場人物は、コミックでも重要な立ち位置を持つ人物です。

遺伝子学の専門家であり、ミュータント研究に深く関わる存在として知られています。

映画『X-MEN:ファイナル ディシジョン』では、エンドクレジットで登場したモイラは名前のみの登場しています。

しかし、後のリブートシリーズ2011年公開の『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』などで、エンドクレジットで登場したモイラは本格的に描かれています。

チャールズとの関係やX-MEN結成における重要な役割が明らかにされていきます。

管理人

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『X-MEN:ファイナル ディシジョン』のあらすじ

『X-MEN:ファイナル ディシジョン』のあらすじ|亡くなったはずのジーンの声に導かれるスコット

前作での戦いによって、メンバーたちを守るために犠牲になってしまったジーン・グレイ。

ジーンの恋人だったサイクロプスことスコットは、事件以来、心を塞ぎ込ぎこんでいました。

そんな中、スコットはどこからともなく聞こえるジーンからの声に導かれるようにジーンが亡くなったアルカリ湖を訪れます。

そして、なぜか生きていたジーンと再会しますが、ジーンの表情は別人のようであり、スコットは生気のようなものを奪われてしまいます。

スコットの行方を探し、アルカリ湖にやってきたウルヴァリンとストームは気を失っていたジーンを発見し、学園へと連れて帰ります。

『X-MEN:ファイナル ディシジョン』のあらすじ|明らかになるジーンの別人格フェニックス

実はジーンにはフェニックスと名乗る別人格があり、凄まじい力を有することによる危険性からプロフェッサーXが封印をしていたのですが、前回の事件によってフェニックスの封印が解かれてしまったことが明らかになります。

スコットも目覚めたフェニックスによって、殺害されてしまっていたのでした。

一方、ミュータントである息子のために治療薬の開発を続けてきたワージントンが10年の期間を経て、遂にミュータント治療薬であるキュアの開発に成功します。

米国政府からキュアについての情報が公開され、ブラザーフッドを率いるマグニートーは、多くのミュータントたちを扇動し、キュアの撲滅のためにキュアを所持したアメリカ軍への攻撃を計画することとなります。

『X-MEN:ファイナル ディシジョン』のあらすじ|キュア保護のためにアルカトラズへと向かうX-MEN

フェニックスが目覚めたことに勘付いたマグニートーは、実家に隠れていたジーンに接見しようとします。

同じタイミングでプロフェッサーXもジーンを説得しようとしますが、フェニックスによる強大なパワーの前に歯が立たず、殺害されてしまいます。

そして、ジーンはブラザーフットと行動を共にすることとなってしまうのでした。

プロフェッサーXが亡くなってしまったことにより、学園の存続が危ぶまれ、X-MENのメンバーも悲しみに包まれてしまいますが、ストームが学園をなんとしても存続させると決断します。

そんなストームに後押しされるように残ったウルヴァリン、ビースト、アイスマン、キティ、コロッサスはキュアを守るために研究所のあるアルカトラズへと向かうのでした。

『X-MEN:ファイナル ディシジョン』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

感想評価(※ネタバレ有)|ミュータント治療薬「キュア」を巡り、壮絶な戦いが繰り広げられるシリーズ第3

映画『X-MEN:ファイナルディシジョン』は、MARVELの人気コミックX-MENを実写映画化したシリーズの第3弾です。

オリジナル3部作の一応の完結編として2006年に公開され、全世界での興行収入4億5000万ドルを記録し、3部作で最もヒットした作品となりました。

人間と特殊な能力を持つミュータントは共存できるのか?というテーマが描かれてきた本シリーズ。

「キュア」というミュータント治療薬が開発され、その治療薬により、ミュータントの絶滅を狙うアメリカ軍、そして人間たちを憎み、キュアを破壊しようと企むマグニートー率いるブラザーフッドとの壮絶な戦いが繰り広げられていきます。

両者の共存のために尽力を尽くすX-MENにも大きな変化があり、前作で亡くなったはずのジーン・グレイが実は生存しており、プロフェッサーXが封印していた強大なパワーを持つ別人格フェニックスが目覚めてしまい、最強の敵としてX-MENの前に立ちはだかることとなります。

1作目では、自分の能力に半信半疑だったジーンが嘘のように凄まじい力を発揮し、恋人だったサイクロプスことスコット、そして恩師であるプロフェッサーXを殺害してしまうというまさかの展開に衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか。

管理人

そんな盛りだくさんな内容で展開されていく映画『X-MEN:ファイナル ディシジョン』ですが、なんといっても最大の魅力は最終作にふさわしいミュータントたちのバトルシーンにあると思います。

ウルヴァリン、ストームといったお馴染みのキャラクターはもちろんのこと、新たなに仲間になった獣のような力を持ちながら知性に満ちたビースト、自由自在に物体をすり抜けられるキティといった新キャラクターがバトルを盛り上げます。

アイスマン、そして学園を退学し、ブラザーフッド側についたパイロとの同級生バトルも必見です。

金属を自在に操るマグニートーがゴールデンゲートブリッジを浮き上げて、キュア製造所があるアルカトラズまで繋げるシーンは凄まじいスケール感のある映像に仕上がっており、圧巻です。

最終決戦では、アメリカ軍、ブラザーフット、X-MENが混ざり合い、前述したように最終作に相応しい迫力あるバトルが展開されていき、遂にX-MENはマグニートーを倒し、治療薬キュアを守ることに成功します。

そんな彼らに最後の敵として立ちはだかるフェニックスことジーン。ファイナルディシジョン=最後の決断という副題に相応しく、苦渋の決断によってウルヴァリンがジーンを倒し、世界には再び平和が戻ってくるドラマチックな展開も魅力的です。

管理人

105分というかなりコンパクトな上映時間になっているため、各キャラクターの心理描写が弱い点が残念です。

しかし、テンポも良く、どなたでも観やすい作品になっていると思います。

最後のシーンでは、マグニートーがまだ力を失っていないことも示唆されていて、エンドクレジットではプロフェッサーXのその後の伏線にもつながります。

ラストまで飛ばさずに観て、次作品に続く繋がりまでチェックしておいて下さいね。

『X-MEN:ファイナル ディシジョン』のみんなの口コミ評判レビュー

★★★★☆星4

ミュータントと呼ばれる人間離れした能力を持った人々の戦いや葛藤を描いた2000年公開の「X-MEN」シリーズ三部作の最終作品になります。

性格や生い立ち、能力の違う個性豊かなキャラクター達の群像劇と非現実的なアクションが魅力のシリーズです。

映画『X-MEN:ファイナル ディシジョン』ではミュータントを普通の人間にできる治療薬が見つかった事と最強のミュータントが目覚めてしまった2つの問題が絡み合い、人間と人間を敵とみなすミュータント、そして人間と共存したいミュータントの3つの派閥での争いが勃発します。

特殊な能力があるが故に大事な人に触れられない、親から避けられてしまう、迫害されるされてしまうなど様々な悩みを抱えたミュータント達がどのような選択をするのか、そのために親しい人々と戦わざるを得ない悲哀が魅力ですが、火や嵐を操ったりサイコキネシスなど派手でバリエーション豊富な超能力バトルがワクワク感や緊張感も味わえてシリアスなだけにならない大変面白い映画です。

30代女性

★★★★☆星4

ストーリーは非常に良かったと思います。

プロフェッサーXやサイクロップスといった主要なキャラクターが次々と姿を消していくところや、反人間派で数々の抗争を巻き起こしてきたマグニートやミスティークがミュータントとしての力を失うなど、完結作であることがはっきりと表れている作品でした。

それでいて主人公のウルヴァリンが愛するシーン・グレイを自らの手にかけて世界を救うなど、彼の心の葛藤を描いたシーンも見受けられて感動することができました。

また、最後に力を失ったマグニートがチェスの駒に指をかざし、それがかすかに動いたところでストーリーは幕を下ろします。

ラストで「マグニートは本当にミュータントとしての力を失ったのか」という疑問が生じ、続編があるのではないかという期待を起こさせる終わり方も良かったです。

映画の前半でジーン・グレイが自らの力でサイクロップスの能力を制御し、サングラスを外したところが非常に印象的でした。

作品中サングラスをかけっぱなしで彼のハンサムな顔が見られませんでしたが、最終作でそれが見れたことに感動しました。

50代男性

★★★★☆星4

映画『X-MEN:ファイナル ディシジョン』は、1作目と2作目を担当した監督が他作品に移ったり、サイクロプスを演じていた役者もその作品へ一緒に移ったりという事情があって、コミックの2つのストーリーを合わせた構成になっているようですが、コミック版を観ていない身としてはそれほど違和感がありませんでした。

ミュータントが病気であるとして作られた治療薬の存在が、人間に戻る為の本来の作用とミュータントの力を奪う武器としての側面があるのは面白いと思います。

薬一つで大騒動になる点は現代社会の風刺にも見えます。

アクションシーンは見応えがあり、ウルヴァリンらそれぞれの決断を見られる作品になっているので、割とまとまった作品だと感じます。

40代男性

*映画『X-MEN:ファイナル ディシジョン』のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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