燃えよ剣が公開されない理由は2つ!口コミ評判に面白くないの声があるのは何故なのか【あらすじネタバレ】
2021年10月15日公開の『燃えよ剣』。
司馬遼太郎の同名小説で、新選組副長・土方歳三の生涯を描いた作品となっています。
1966年にも映画化されたり、テレビドラマや舞台版などの『燃えよ剣』もあり、司馬遼太郎の代表作の1つとなっています。主演の土方歳三役を演じたのは岡田准一です。
映画『燃えよ剣』の口コミ評判レビューには、
- 人によっては混乱してしまう描き方の内容
- 岡田准一の殺陣やアクションが何よりも見応えのある作品
- ある程度歴史を知らないと分かりにくい作品
- 新撰組の終焉を土方歳三の目線から描かれていて面白かった
- キャストの顔ぶれの豪華さ
- 原作は上下巻の長編なので二部作にしても良かった
- 歴史映画だがアクション多めの作品
- 忠実に歴史の出来事と合わせてて、しっかり再現されていた
という声が多数集まっています。
- 公開されない理由はパンデミック以外にも原因があった?
- 『燃えよ剣』で坂本龍馬の登場について
- 面白くないとの声も!『燃えよ剣』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
- 『燃えよ剣』の主題歌や読み方、撮影場所を解説
- 『燃えよ剣』のあらすじ
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目次
公開されない理由2つ!パンデミック以外にも原因があった
『燃えよ剣』は元々2020年5月22日公開の予定でしたが、パンデミックの影響によって延期されてしまいました。
延期当初は具体的な公開日程さえ決まらないという危機的な状況でした。
2020は大作映画のほとんどが同じような憂き目に遭っています。『キングスマン:ファーストエージェント』や『ジャングル・クルーズ』、『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』などのハリウッド大作が軒並み公開延期、『トップガン マーヴェリック』に至っては当初の予定から2年近く過ぎた2022年5月の公開となっています。
そして『燃えよ剣』はパンデミック以前にもう1つのトラブルに見舞われていました。
東宝と共に制作を担当していた「イメージフィールド」という会社が倒産してしまったのです。これは、映画がクランクアップした直後の2019年5月のことでした。
この会社は多くのドラマ、映画を制作する大手でしたが、予算と時間が掛かる司馬遼太郎作品とNetflixの人気ドラマ「全裸監督」を同時並行で制作したことが、そもそも綱渡り状態だった経営状況に決定打となってしまったようです。
管理人
因みに「燃えよ剣」の製作費がおよそ9億円、「全裸監督」は全8話で一話につき1億円が掛かったそうです。
映画製作中に制作会社が倒産するというのは作業の継続はおろか、お蔵入りまで危ぶまれるような一大事です。
原田眞人監督によると『燃えよ剣』も一時は危険な状況に陥ったそうです。
しかし、既に撮影が終わり編集段階に入っていたこと、共同制作を東宝が担当していたことで、何とか公開にこぎ着けたようです。
『燃えよ剣』が公開されない理由の憶測は色々あったと思います。
クランクアップから劇場公開まで2年ものタイムラグが開いたのは、司馬遼太郎作品であることやパンデミックだけでなく、制作側の事情も絡んでいたのです。
本作は制作中に多くの不運に見舞われた作品であり、こうして公開できたことは奇跡と言えるでしょう。
管理人
『燃えよ剣』で坂本龍馬の登場について
坂本龍馬という人物は明治以降、人々の記憶からすっかり忘れ去られていました。
藩の役職に就くこともなく、大政奉還という一大事の影でひっそりと暗殺されてしまったせいでしょう。
その名前を誰もが知るようになったきっかけは司馬遼太郎の名作「竜馬がゆく」でした。この小説によって龍馬はようやくその功績を知らしめることになります。
新選組もまた明治政府では逆賊扱いだったため、語られることも記録に残されることもありませんでした。
その新選組が再評価されるようになったのは、昭和になって小説家の子母澤寛が「新選組始末記」を発表されてからのことです。
管理人
似たような経緯で歴史上の有名人となった両者ですが、実際に関わり合うことはありませんでした。
そして、『燃えよ剣』でも坂本龍馬が登場することはなく、台詞でその存在が示唆される程度です。
坂本龍馬は薩長との交渉や海援隊の活動で全国を飛び回っていたため、京で活動していた新選組に目を付けられることがなかったとも言えます。
しかし、実は京都見廻組とは深い因縁があるのです。
管理人
この京都見廻組とは、京の治安維持を担う集団でした。
管轄が違う上にメンバーは武士だけだったので、よく似ているものの浪人の集まりである新選組とは相容れない関係でした。
見廻組は、坂本龍馬が襲撃を受けた寺田屋事件や1867年に起きた近江屋事件(坂本龍馬暗殺事件)の首謀者とされています。
もしも管轄が違ったら、土方や沖田総司が龍馬と刀を交えるようなこともあったかもしれません。
管理人
面白くないとの声も!『燃えよ剣』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画「燃えよ剣」の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|司馬遼太郎の世界観を完全映画化
『燃えよ剣』は、司馬遼太郎による同名長編の二度目の映画化作品です。
まず初めに考慮するべきは司馬遼太郎の小説を映画化するというのが至難の業であるということです。
国民的作家と呼ばれた司馬遼太郎の作品はどれも長大かつ中身が濃いため、映画で2時間ちょっとの尺にまとめるのは難しいのです。
実際に大河ドラマでは成功しても、映画化された作品の中で高い評価を受けた作品は少ないものです。
管理人
『燃えよ剣』は娯楽時代劇としてとても優れている
そして、「燃えよ剣」は文庫版でも上下巻に分かれる長編です。
1966年に公開された映画版は上映時間がわずか90分、原作の重厚なうま味を全て放り捨てた骨抜きの作品になってしまっています。
原田眞人監督は『関ヶ原』でも司馬遼太郎作品に挑戦していましたが、こちらは豪華なキャストと複雑なストーリーを持て余している印象でした。
148分の上映時間も長く感じられました。
実は「燃えよ剣」も同じく尺は148分なのですが、不思議なことにこちらは全然長く感じません。というのも娯楽時代劇として本作がとても優れているからです。
管理人
ベストすぎる配役
なんといっても、俳優陣の迫力ある演技合戦に尽きます。
近藤勇を演じた鈴木亮平さんは「俺物語」から「天皇の料理番」まで幅広い役柄をこなす俳優ですよね。
近藤勇は今年のベストキャスティングなのではないかと思うくらいの鈴木亮平さんのハマり役です。
近藤の武士道に対する固執や土方と対照的な柔軟性の欠落を器用に演じられています。
そして、思わぬ名演だったのは沖田総司役の山田涼介さんです。沖田総司は一流の剣術を持ちながらも病弱で短命に終わった方でした。
その繊細さと剣豪らしい目の鋭さは山田さんがぴったりだったと思います。
特に後半、土方と病床で最後の対面をするシーンは本作一番の感動ポイントでした。
管理人
土方歳三にふさわしいラスト
土方歳三の最期は多くの作品で描かれてきました。だからこそ作品を唯一無二のものにする工夫が必要になります。
例えば、織田信長が本能寺で自害する「人間50年」の場面、池田屋事件の階段落ちなどは多くの作品で描き尽くされたせいで並みの描写では満足できないでしょう。
『燃えよ剣』における土方歳三の死にざまの特徴は、彼を武士ではなく「喧嘩師」として葬ったところです。
武士道よりも喧嘩を愛したバラガキの人生の終焉にふさわしいラストだと思います。
管理人
残念な点:登場人物たちの心境にもっと迫ってほしかった
ただし、作品全体としては原作の要素を詰め込もうとするあまり、ダイジェストのようなアップテンポな流れになってしまっていました。
登場人物たちの心境に肉薄できていなかったことは残念だと思います。
いっそ大政奉還を区切りにして二部作とするのも良かったとも感じました。
管理人
『燃えよ剣』の皆んなの口コミ評判レビュー
映画『燃えよ剣』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「新選組や時代物はわかりにくいという人にも簡単に見れてお勧めできる映画」「歴史が好きな人からしたら、色々ストーリーが飛ばされていて面白くないと感じてしまうかもしれない」「改めて土方歳三を知りたいと感じレタ作品」「テンポが早い分、激動の時代感がよく表現されていた」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★★★星5
映画『燃えよ剣』は、元V6の岡田准一が主人公新選組鬼の副長土方歳三を演じた話題作です。上映に1年以上かかった作品でもあり、本当に封切りが待ち遠しかった映画です。
私は、新選組が好きで、多くの新選組の映画、ドラマを見てきました。
この映画は、そのいずれもに劣らないスケールで撮影されており、新選組が現代に蘇ったような感覚の映画でした。
原作は、巨匠・司馬遼太郎先生であり、原作を読んだことがあるのですが、原作に近いキャストだったと思います。
この映画の見どころは、なんと言っても殺陣のすごさです。岡田さんすごすぎる。本当に人を刀で、切っているんではないかと心配してしまう程です。
大変満足な映画でした。是非皆様も見てほしいです。満足間違いなしです。
40代男性
★★★★☆星4
主演の岡田准一さんの殺陣やアクションが何よりも見応えのある作品でした。ご自身で殺陣をつけられているようです。
幕末という時代の流れが早い中で、それをどのように描いていくのかなと思っていました。
ネタバレになりますが、まず岡田准一さん演じる土方歳三が異国の仲間にこれまでの経歴を話している。それを最初から話している時点までを映像として描いている。
途中ところどころで、話している様子を挟むことで経歴から一歩引いた客観的な視点を出している感じがしました。
面白い描き方だと感じましたが、人によっては混乱してしまう描き方なのかもしれないとも思う複雑さでした。
史実にどこまで忠実なのか、そこまで歴史に詳しくはないのです。
しかし、大まかな史実を知っている分亡くなってしまうと分かっているが戦に向かう、戦う人の姿は胸が締め付けられました。
20代女性
★★★★☆星4
映画『燃えよ剣』は、累計発行部数500万部超えの大ヒットとなった司馬遼太郎による小説をもとに映画化した作品です。
早速感想を述べると、いちばん印象に残ったのは何と言っても「キャストの顔ぶれの豪華さ」。
一番隊組長の沖田総司役にはHey! Say! JUMPの山田くんが、そして新選組局長の近藤勇役は鈴木亮平、初代筆頭局長の芹沢鴨は伊藤英明。
さらに藤堂平助役にはお笑いコンビ・はんにゃのボケ担当金田哲、山崎烝役にはウーマンラッシュアワーの村本大輔。
ピリピリした場面にお笑い芸人の顔ぶれがあるのは少し驚きなキャスティングでした。
岡田くんや柴咲コウさんが存在感を放っているのはもちろん、映画『関ヶ原』以来の原田眞人監督との再タッグです。
岡田くんが益々ストイックに作品に取り組んでいる熱気がこちらまで伝わってくるような作品でした。
20代女性
★★★★☆星4
映画「燃えよ剣」は、原田眞人監督と岡田准一のタッグにより映画化された作品です。
新撰組は今まで数々の映画やドラマで描かれていると思います。
中には幕末わずか6年間しか存在しない集団ですが、多くの出来事が混在し、他の作品では退屈な歴史の授業になってしまう場合もあると思います。
しかし、『燃えよ剣』では、岡田准一主演ということもあり、今まで歴史に興味がなかった若い人も見れるよう、初めて新撰組に触れる人にもわかりやすく描かれています。
歴史マニアだけでなくとも、楽しめそうです。
また新撰組という枠組みでなく、土方歳三・沖田総司という人物の描写も丁寧にされていたので、物語に入り込みやすかったです。
一方、歴史が好きな人からしたら、色々ストーリーが飛ばされていて納得がいかない人もいるかも知れません。私にとっては重すぎない映画で見やすかったです。
また命懸けで戦う中で、男同志の絆やかっこよさがあり、新撰組というのが何十年経ってもこのように作品として描かれる理由がわかりました。
ジャニーズの中でも、演技派の岡田准一君や山田涼介くんが配役され、ほかにもウーマンラッシュアワーの村本さんもキャスティングされていました。
好きな人ばかりだったので、この映画は好きな作品です。
30代女性
★★★★★星5
この映画は歴史映画ですが、普通の時代劇のようなわけではなくアクション多めの映画です。
そもそも私は歴史が好きで、特に新撰組が好きです。原作の燃えよ剣の小説も見ていてとても楽しみにしてました。映画の公開が伸びてしまい今年公開でやっとの思いでした。
内容も忠実に歴史の出来事と合わせてて、新撰組の内部事情もしっかり再現されてました。土方役の岡田さんはアクション俳優の塊って感じでした。
岡田さんは背がちいさいのでちょっと筋肉ムキムキなのでずんぐりって感じも気になりました。ですが内容はとっても充実してました。
20代男性
★★★★☆星4
原作は読んだことはありません。
今まで、愛とは縁遠い土方歳三を描く映画が多かったと思います。
しかし、最後の死に場に向かう直前に、土方自身の人間味のある生きざまを語ったような作り方になっていたようでした。
新撰組内でのルールと役割分担を考え出したりと、重々しい土方歳三のイメージが強かったです。
ですが主役の岡田准一さんと土方歳三の写真がそっくりで、真の土方は実は岡田さんのような人だったかもしれませんね。
面白かったのは、農民から武士になろうと、武士らしい歩き方を意識していたことや、近藤勇との軽い感じの会話は、今までになかった描き方だったと思います。
今までは、映画を観る前に原作本を読んでいましたが、今回は映画を通じて原作本や様々な角度から、改めて土方歳三を知りたいと感じた映画でした。
50代女性
★★★★★星5
時代物が好きで、中でも幕末が好きなら、絶対に見るべきです。同じ司馬遼太郎さんの幕末物としては『龍馬がゆく』が有名ですよね。
こちらも双璧をなす『燃えよ剣』です。ブルース・リーの『燃えよドラゴン』という映画タイトルにも影響を及ぼしたらしいです。
岡田准一さんは、念願の土方歳三役だったそうですが、とても合っていました。殺陣の監修もなさったそうで、アクション監督としても一流ですね。
最初のほうの格闘技のような立会いの野性味、池田屋をはじめとする真剣での斬り合いの緊張感、そして終盤の大規模戦闘の迫力と、目が離せません。
監督の原田眞人さんの編集も小気味よく、圧巻です。
40代男性
★★★☆☆星3
様々な作品に登場する「新選組」ですが、その始まりから消滅までを描いた作品はそれほど多くはないのではないでしょうか。
本作はコンパクトにその全貌が知りたいという方にこそピッタリだと思います。
主演の土方歳三役の岡田准一はその剣戟に定評があり、見応え十分です。
また、近藤勇役の鈴木亮平の太っ腹な演技力は危なげが微塵も感じられませんし、柴咲コウのお雪と土方との逢瀬のピリッとしたしっとり感もかなり良いです。
ラストはどう転んでもハッピーエンドとは言い難いですね。
しかし、先の見えない状況で己の生きざまを全うするというところが、今日を生きる私たちにも様々なヒントになると感じました。
監督の原田眞人の流儀で台詞が実際に近い感じで、やや聞き取りにくい部分もあるのですが、テンポが早い分、激動の時代感がよく表現されていました。
40代男性
*映画「燃えよ剣」のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。
『燃えよ剣』の主題歌や読み方、撮影場所を解説
『燃えよ剣』に主題歌はない
映画『燃えよ剣』には主題歌がありません。ただ、BGMには2曲が採用されています。
土方歳三と同じ時代を生きたフランスの作曲家であるジョルジュ・ビゼー(1838~1875)の、オペラ・カルメンと真珠採りから「ハバネラ」。
「耳に残るは君の歌声」の2曲が採用されました。
劇中音楽は「関ヶ原」で、「検察側の罪人」で原田眞人監督とタッグを組んだ二胡・ヴァイオリン奏者の土屋玲子さんが手掛けています。
『燃えよ剣』の読み方は「けん」
恐らく、「もえよけん」か「もえよつるぎ」でどちらの読み方が正しいのかと出てきたものだと思われます。
今作の読み方は前者の「もえよけん」と読みます。
「けん」も「つるぎ」も刀を指すものですが、片刃の刀を「つるぎ」呼ぶことはありません。
管理人
日本の刀は片刃ですので、「もえよつるぎ」ではなく「もえよけん」と読むのが、今作のタイトルの正しい読み方となっています。
燃えよ剣の撮影場所・ロケ地
『燃えよ剣』の撮影場所は京都県の西本願寺や奈良県の長谷寺といった国宝建築が使用されています。
西本願寺は、徳川慶喜が松平容保を京都守護職に任命する場面、長谷寺は土方とお雪の場面で観ることができます。
また、岡山県では吹屋ふるさと村、頼久寺庭園(高梁市)、旧岡野屋旅館(真庭市)、吉備津神社(岡山市)など多くの場所でロケーションが展開されています。
重要なシーンが多く撮影されているので、旅行で岡山に行ったときはロケ地巡りをしてみるのも一興です。
管理人
『燃えよ剣』のあらすじ
(以下、映画「燃えよ剣」のあらすじです。)
『燃えよ剣』のあらすじ|土方歳三の青春期
1853年のペリー来航により、江戸は鎖国と開国に揺れ動き、煮え切らぬ幕府に怒りを感じた全国の若き志士たち。
有り余ったエネルギーを尊王攘夷思想に注ぐようになりました。
武州(現在の多摩、八王子)に生まれた土方歳三は幼いころから、家の畑仕事を放り出して剣術と喧嘩に明け暮れる毎日でした。
そのせいで、いつしか地元の者から「バラガキ(いばらのトゲのように鋭い男)」と呼ばれるようになっていました。
いつか武士になるという野望をもって、土方は同郷の近藤勇、沖田総司と共に将軍の護衛役「浪士組」として京へと旅立ちます。
『燃えよ剣』のあらすじ|新選組結成
浪士組は発起人である清河八郎の裏切りによって崩壊寸前に陥ってしまいます。
土方は切れ者の浪人芹沢鴨と手を組み、京で暇を持て余していた浪士たちを統率して本格的な活動を開始します。
そして、京で好き放題に振る舞っていた攘夷派の薩長勢は浪士たちによって次々の成敗されていきました。
彼等は新選組を名乗り、池田屋事件、蛤御門の変など歴史に残る武勲を打ち立てます。
土方は力自慢の若者が集う組を厳格な掟と剛腕でまとめあげました。
その厳格さは規律を乱す芹沢を暗殺するほどでした。武州のバラガキは京で鬼の副長として恐れられるようになります。
『燃えよ剣』のあらすじ|五稜郭、最後の戦い
15代将軍慶喜の大政奉還によって幕府は解体されますが、同時に戊辰戦争の火蓋が着られました。
腹心の友である近藤勇を失った土方は、病床の沖田総司に別れを告げ、自らの死に場所を求める戦に邁進します。
奮戦も空しく戦局が覆ることはなく、幕軍は箱館の五稜郭に追い詰められました。
そんなとき、最後の出陣を控えた土方の元をある人物が訪ねてきました。それは土方が唯一愛した女お雪でした。
以上、「燃えよ剣」のあらすじでした。
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