『クロユリ団地』の出演子役が亡くなるとの情報はデマ?実話なのかやひどいと言われる理由についても解説
2013年5月18日公開の『クロユリ団地』。
『リング』や『仄暗い水の底から』などホラー映画を手掛けてきた中田秀夫監督作品。
映画の前日章となる秋元康企画の『クロユリ団地〜序章〜』のテレビドラマもあります。
日本ホラー映画では大ヒットとも言える、興行収入10億円を超えていて中田監督は続編についても匂わせる発言をしています。
映画『クロユリ団地』の口コミ評判レビューには、
- ストーリーもお粗末なもので入り込めなかった
- 違和感ばりばりのクライマックス
- さほど怖くなく個人的にガッカリだった
- 伏線回収も消化不良な感じ
- 内容にリアリティーがないため感情移入ができない
- 前田敦子のファンだったら楽しめると思う
- 初心者や子ども向けのホラー作品
- 終始とても怖くて、目を覆いたくなるラストだった
という声が多数集まっています。
- 映画『クロユリ団地』で子役が亡くなるとの情報はデマ?子役の現在について
- 映画『クロユリ団地』は実話なの?クロユリ団地は実在するのか解説
- ひどいとの声が多数?『クロユリ団地』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
- 『クロユリ団地』のあらすじ
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目次
映画『クロユリ団地』の子役が亡くなるとの情報はデマ?子役の現在について
映画『クロユリ団地』の映画紹介を見ていると、子役行方不明や子役が亡くなったというワードがちらほら目に付きます。
クロユリ団地の子役とは、明日香の弟かミノルのどちらかでしょうが、恐らく明日香や笹原を追い詰めていく少年の幽霊ミノルのことだと思われます。
このミノルを演じていた子役の俳優さんが撮影中に行方不明になり、遺体で見つかったや亡くなったという噂がインターネット上で囁かれています。
ミノル役をしていた子役は田中奏生(たなか かなう)さんと言われる役者さんです。ミノルを演じた時は7歳でした。
管理人
調べたところ本当に亡くなったという情報はなく、現在は16歳となっています。
最近では竹内涼真主演のゾンビサバイバルテレビドラマ『君と世界が終わる日に』など出演していたりと、俳優として元気に活躍されています。
では何故、行方不明や亡くなったなどの噂があったのでしょうか?
コメントでもデマだと他の人が書いていたりと、ホラー映画なだけに先入観により広まってしまったのかもしれません。
他の方も質問サイトなどで子役が死んだことについての真偽について質問している方も多く、様々なSNSを使って噂が広まったと考えます。
出演していた子役の方は今も元気に活動されていますので、心配だった方も安心してください。
実話なの?クロユリ団地は実在するのか解説
クロユリ団地は古びた団地とその周辺が舞台ということもあり、実際にありそうな話ですよね。
元々は「リング」や「仄暗い水の底から」を手がけた中田秀夫監督の作品です。
実話ではないですが、撮影場所は実際にあった団地を使用しています。
管理人
東京都の調布市緑が丘で、仙川駅から徒歩で10分くらいの場所にある仙川団地がロケ地になっています。
映画内では架空の市の名前がついおり、明日香たちもそこに家族で越してきました。
珍しい形の給水塔が目印の仙川団地は、かなり趣のある風貌をしています。
近くにはミノルが遊んでいた砂場や映画で渦巻きながら赤紫に光を放っていたジャングルジムもありますね。
『クロユリ団地』のロケ地と知っていて見ると、少し不気味に感じます。
管理人
クロユリ団地というものは実在はしませんが、ロケ地となった仙川団地は劇中では名前を変えて恐怖の根源となっています。
映画のモデルになったような事件も見当たらないので、完全にオリジナルで実話ではないでしょう。
「実話なのでは?」と様々な噂が出るのも、私達の身近にある風景が舞台であり、古い団地や老人の孤独死、子どもの遊び中の不慮の事故など、ありそうな設定が見る人の想像力をかき立てているのかもしれませんね。
ひどいとの声が多数?『クロユリ団地』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画「クロユリ団地」の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|初心者向けホラー映画
クロユリ団地は悲しい事故で無惨にもこの世を去った少年が引き起こす怨念の物語です。
明日香や笹原、お爺さんなど孤独や罪悪感を共通点として持つ人々を取り込み呪い殺していきます。
明日香の不自然な家族構成、繰り返される会話に違和感を持った方も多いのではないでしょうか?
明日香の家族は旅行中の事故で命を落としてからかなり経っていて、劇中で描かれていた家族の団欒は明日香の妄想だということが明らかになります。
叔父夫婦の元で暮らしていた明日香は、進学のためクロユリ団地に一人で引っ越してきていたのでした。
笹原も事故を起こし、恋人を植物状態にしてしまった過去を持っています。
どうしても明日香といたいミノルは、邪魔者である笹原や霊媒師を攻撃します。
笹原はミノル自身同様に燃え、霊媒師は口から血を吐き命を落とします。
笹原を助けられなかった明日香は精神を病んでしまい、結末はバッドエンドで終わります。
一見何が言いたいのか分からないホラー映画に見えますがミノルの存在、狙わた人々の境遇を深く考えると奥が深い作品です。
管理人
ミノルの残虐性や諦めの悪さは、子どもそのもので邪悪というより寂しさや悲しみが伝わってきます。
また、明日香と笹原の優しさは、この物語では命を脅かす悪い方向に突き進みます。
心に深い闇を抱えながら生きている人々をミノルは見つけ、クロユリ団地に呼ぶのだと思いました。
どうしようもない心の暗い部分をいつも邪悪なものは狙っているというメッセージなのであれば、どんなにボロボロでも生きるなら立ち止まる事なく、前を向いて生きなければいけないよ、ということを伝えている映画なのかもしれません。
管理人
明日香は家族の思い出と生き残った罪悪感に、笹原は恋人への罪悪感に、お爺さんも過去に囚われていたのでしょう。
ミノルと同じく、過去から抜け出せなかった登場人物たちは命を落としていきました。
公園の遊具が光るシーンなどCGが少し雑ですし、意味不明な部分やミノルの命の落とし方などありえないと感じる部分は何度かあり、そこは残念でした。
しかし、前田敦子さん演じる二宮明日香が少しづつおかしくなっていく部分は表情、視線、顔色などまさに憑かれているということが伝わり見どころがありました。内容もスピード感があるので気軽に視聴できる映画です。
管理人
また、今作が酷評されたりもしていますが、設定が甘いという点が大きなマイナスになっていると思います。
ホラー映画は考察や過去と現在の繋がりの深さ、伏線回収を面白さと評価する人も多く、クロユリ団地は設定の甘さやそんなわけないだろう感が多く、ミノルがゴミ箱に閉じ込められ、誰も気づかないまま燃やされる、笹原が何故かドアを簡単に開けちゃう部分などは確かに引っかかりました。
テンポは良いのですが、それぞれの登場人物の背景まで踏み込みきれていません。
映画における登場人物の情報不足ゆえに、映画の世界に入り込める人が少なかったのかなと思います。
前田敦子さんの徐々にやつれていく演技についても悪い評価が散見されます。
しかし、取り憑かれ追い詰められていく様子や、過去の記憶に囚われている姿を表情や動作でうまく演じておられると思っています。
細かな伏線回収や整合性のありなし、考察が好きな方には少し退屈だと思います。
ただ、ホラー映画としては分かりやすい部類に入るので、気になる方は是非作品を見てみることをおすすめします。
ひどいなど酷評多め|『クロユリ団地』のみんなの口コミ評判レビュー
『クロユリ団地』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「前田敦子と成宮寛貴の演技も良かったが、ホラーとしては物足りない作品」「適度に怖くないホラー映画」「ありきたりなホラーと言った感じで面白みがなかった」「中田監督のファンだが、ガッカリのホラー」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★☆☆星3
「リング」や「仄暗い水の底から」を監督した、中田秀夫さんの作品ということで観ました。
クロユリ団地という場所に関わりのある子ども「ミノル」がこの物語のキーパーソンです。
映画の冒頭に不気味に登場したので、おそらく何か関わりがあるのだろうなとは思っていましたが、まさか「元凶」だとは思いませんでした。
その子どもの亡くなり方は、とても残酷なエピソードであり、昔の団地に設置されていた焼却炉で起きた事件としては、現実にありえそうな設定とも言えます。
途中、前田敦子さん演じる二宮明日香の過去が判明しますが、ここは少々分かりにくかったかなと感じました。唐突な感じがしました。
最初から家族構成がわかる展開だったのですが、それが全て二宮明日香の過去を映し出した幻想だったという展開は、ある意味怖いのでしょうけれど、一回見ただけではすぐに飲み込めないかもしれないと感じます。
『クロユリ団地』という作品は、ホラー映画の中では若干マイルドな方かなと思います。
リングなどの作品を見た後の期待感や、中田監督のファンというバイアスもかかっていたのでしょうが、少々物足りなさを感じました。
特に、少年ミノルの何のために人を呪うことを続けているのかという動機付けが弱いのかなと思っています。
リングが怖いと感じるのは、怨念という行為に至る所以がしっかりと描かれているからなのではと思っています。
そういった点でいうと、ミノルの「恐ろしさ」はあるのだけれど、なぜ?という疑問が最後まで付きまとってしまいました。
あとは、最恐の呪いであるはずが、少年の設定が幼すぎるのもアンバランスな感じがしました。
ジャパニーズホラー映画の入門編という意味では、とっつきやすい作品であるのかもしれません。
30代男性
★★☆☆☆星2
予告を見てすごく楽しみにしていた記憶があります。ですが、結論から言うと残念な映画でした。
前田敦子さんや成宮 寛貴さんの演技力は流石と言えるほど大変良かった印象です。ですが、内容が酷いです。
起承転結が無く雑に場面転換しているように感じました。
老人の孤独死まではかなり良くこれからのストーリーに期待できましたが、その後は内容がよく入ってこず、惰性のまま映画が終わったような感じでした。
内容にリアリティーがないため感情移入ができずあまり面白いとは感じませんでした。
最後まで見ずに帰る人もチラホラいるほどでした。私自身ホラー好きですが、今まで見た中で1位2位を争う酷さでした。
10代女性
★☆☆☆☆星1
楽しそうで見てみましたが、前田敦子の演技が下手だったり、怖いと有名でしたがあまり怖くなかったです。
古い団地の話になりますがすごい奇妙な程の外装です。古い団地に引っ越してくる人がどんどん奇妙な怪奇現象に巻き込まれていく恐怖で、評価も好評でしたが見るとそうでもなくて、すごく怖いと思ってましたが全く怖くなくむしろ面白い映画でした。
子役の子も演技がすごく上手いわけでもなく、これも冷めてしまった1つの要因です。
出てくるキャストがみんな豪華な人ではなくて、演技が下手な人もいれば上手い人もいるし、うーんと思えるような映画で見ていてあまり面白くなかったです。
30代女性
★★★☆☆星3
老朽化した団地を舞台にした怪奇現象という題材は良いと思います。前田敦子さんと成宮寛貴さんの演技も悪くなかったです。
ただ、心理的な怖さを描いたり、音や映像でびっくりさせたりする部分が中途半端な気がしました。その結果、怖さを感じにくく仕上がっています。
この作品には、富江や呪怨のような気持ち悪さ、リングシリーズの貞子の不気味さのようなものがあまりなかったです。
そういった面でホラー作品としては損をしています。
映像の薄暗さで、団地で何かが起こっているという雰囲気作りは出来ていると思うので、その辺をもう少し活かせる演出が欲しかったです。
唯一、ミノル君の存在感はなかなか強かったと思います。ミノル君の異常な強さと不幸な出来事のインパクトが強かったです。
40代男性
★★★★☆星4
『クロユリ団地』は、『リング』や『スマホを落としただけなのに』、で有名な中田秀夫監督の作品です。
当時AKB48を卒業したばかりだった前田敦子が主演の映画で、世間で話題となっていたので映画館に観に行きました。
公開当時、前田敦子の演技が下手と言われたり、面白くない映画だと酷評されたりしていました。
しかし、実際に映画館で鑑賞してみたら、めちゃくちゃ怖くて面白い映画でした。
さすがホラー映画の巨匠の中田監督だな、と当時中学生だった私でもそう感じました。
ホラー映画は、チープな作りだったり俳優の演技が下手くそだと急に興醒めすることがあります。
ただ、この映画は終始とても怖くて、ラストは思わず目を覆ってしまいたくなりました。
20代女性
★★☆☆☆星2
「着信あり」の秋元康企画、「リング」の中田秀夫監督、「苦役列車」の前田敦子主演で贈るサスペンスホラー。
古い団地に引っ越してきたヒロインが次々と不気味な怪現象に見舞われていく恐怖を描いてます。
共演は「逆転裁判」「のぼうの城」の成宮寛貴。老朽化が進むクロユリ団地に家族とともに引っ越してきた二宮明日香。
そこは、近所では出ると噂される団地だったが、明日香はそのことを知らなかった。
数日後、彼女は隣室に一人で暮らしていた老人が亡くなっているのを発見してしまいます。
「リング」ほどのホラー感はなく、リングの中田監督だったので、楽しみにしていたのですが、さほど怖くなくガッカリでした。
俳優陣の演技も悪くなく、伏線も張り巡らせている割には回収できず、消化不良な感じがしました。
50代女性
★☆☆☆☆星1
怖いのかなーと思って見て見ましたが、全く怖いと思わなかったです。話が何を伝えたいのかも全く分からなかったです。
前田敦子の棒のような大根演技にも恐怖を覚えました。もうこの時点で話が全く頭に入らなかったです。
何故、前田敦子をキャスティングしたのか気になる所…。今では懐かしい、成宮寛貴の演技はとってもよく、見入ってしまいました。
エンディングは訳分からないし、本当に終始集中しても見れないし、意味の分からない映画でした。
時間とお金がもったいなかったな…と、とっても思います。
リングとか別作品は、怖くて意味も分かって楽しかったのに、クロユリ団地は本当にハズレ作品でした。
いくら無料だと言えども、時間の無駄になるので、二度と見ることは無いでしょう。
20代女性
★★★☆☆星3
「クロユリ団地」は、当時大人気アイドルだった前田敦子さん主演のホラー映画でした。
古びていて怖い噂のある団地という、いかにも怖い場所が舞台です。
主人公の明日香はその団地の一件に家族と暮らしているのですが、家は明るく仲の良い家族に見えます。
けれど、この時点でどこか不気味な感じがし、この後に明らかになる事実の伏線になっていたことに驚きました。
私は楽しめましたが、ネットの評判としてはあまり良くなかったです。
たしかにホラーとしては恐怖演出がチープだったと思います。
お隣の孤独死したおじさんは大きい音で驚かせるだけ、黒幕の少年の遺体はマネキンが貼り付けてあるようでした。
カメラワークも、明日香が床を掻きむしる所を下から撮るなどちょっと笑えてしまいます。
ただ、物語としては面白く、適度に怖くないホラー映画です。怖い話が苦手な方でも楽しめるホラー映画だと思います。
30代女性
*映画「クロユリ団地」のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。
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『クロユリ団地』のあらすじ
(以下、映画「クロユリ団地」のあらすじです。)
『クロユリ団地』のあらすじ|恐怖の始まり
クロユリ団地と呼ばれる集合団地に家族が引っ越してきました。
4人家族で、長女の二宮明日香は母親にお向かいに挨拶の菓子折りを持っていくように頼まれます。
菓子折りを持って向かいのドアをノックするも反応がありませんでした。
何だか気味が悪く、明日香はお菓子をドアに引っ掛けて町の探索へと向かいます。
公園で砂場遊びをしている少年を見つけ声をかけますが少年は逃げていきます。そのまま自宅に帰るとドアノブに引っ掛けたお菓子はなくなっていました。
家族が朝ご飯を食べながら次の休みの話をしています。
それから、明日香の新生活が始まりました。
『クロユリ団地』のあらすじ|近づいてはいけないモノ
朝5時半隣の部屋のけたたましい目覚ましで明日香は目が覚めます。
明日香は介護の専門学校へ入学することになっており入学式の朝、両親から時計をプレゼントされます。
まだ小さい弟から羨ましがられ両親は次の休みの話をしていました。
公園で遊ぶ少年と明日香は交流を持つようになり少年はミノルと名乗りました。
お爺さんがいるというミノルは自分の家の向かいさんの部屋を指差し明日香は戸惑います。
目覚まし時計の音は毎朝うるさく、ついに明日香は向かいの家に向かうことにします。
鍵は空いており、住人の老人は中で孤独死していました。
『クロユリ団地』のあらすじ|本当の呪いの正体
孤独死したお爺さんの部屋の片付け業者として来た笹原と明日香は知り合います。
そんな中、明日香はお爺さんの霊につきまとわれており、日に日に追い詰められていきます。
ある日、明日香の家に遊びに来たミノルにもお爺さんの霊は危害を加えようとします。
笹原を頼り霊媒師に依頼しますが、霊視を終えた霊媒師は狼狽する明日香に怪異の原因はミノルであると話します。
実は、ミノルはすでに亡くなっている子だったのです。
以上、「クロユリ団地」のあらすじでした。
続きが気になる方は実際に映画を見てみることをおすすめします。