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『エイリアン:コヴェナント』が酷い?続編中止説やエリザベスの死亡理由など考察解説【あらすじネタバレや感想評価も】

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2017年9月15日、日本公開の映画『エイリアン:コヴェナント』。

1979年公開『エイリアン』の前日譚として制作された『プロメテウス』の続編です。

監督は前作に引き続いてリドリー・スコットが務めました。

が、前作での未解決部分が映画『エイリアン:コヴェナント』でも謎のままで終わってしまい、賛否両論の作品となってしまいました。

映画『エイリアン: コヴェナント』の口コミ評判レビューには、

  • 映像美と緊張感のある演出が印象的
  • 賛否両論ありそうな内容
  • シリーズのファンには見逃せない作品
  • 単体映画としては面白く感じる
  • ラストは予想通りといった感じ
  • ストーリーに没頭できなかった所は残念
  • クルー達がツッコミどころ満載の行動
  • なんだか迷走しているように思えた

という声が多数集まっています。

この順番でチェック
  • 『エイリアン:コヴェナント』が酷いと言われる理由とは?
  • 『エイリアン:コヴェナント』でエリザベス死亡や続編中止の噂の真相
  • 『エイリアン:コヴェナント』でデヴィッドはいつ入れ替わったのか?その後を解説考察
  • 『エイリアン:コヴェナント』のあらすじ
  • 『エイリアン:コヴェナント』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

もし、まだあなたが一度も映画『エイリアン:コヴェナント』を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。

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目次

『エイリアン:コヴェナント』が酷いと言われる理由とは?

映画『エイリアン:コヴェナント』は、1979年公開の『エイリアン』の前日譚として制作された前作『プロメテウス』の続編として2017年に公開されましたが、製作費9,700万ドルに対し、アメリカ国内の興行収入は7,400万ドルとかなり厳しい数字を記録してしまいました。

批評家からの評価もかなり散々なものになっており、「酷い」という感想を持つ方も多く見受けられました。

続編が予定されていた映画『エイリアン:コヴェナント』。

しかし、そういった興行的・評価的な失敗により、結果的に続編の計画はなくなってしまったようです。

なぜ映画『エイリアン:コヴェナント』は「ひどい」と言われてしまうのか?その理由について考察した結果、3つの理由が考えられます。

管理人

酷い理由①ツッコミどころ満載のシーン

「酷い」と言われてしまう理由の1つ目はツッコミどころ満載のシーンです。

映画『エイリアン:コヴェナント』には思わずツッコみたくなってしまうような杜撰なシーンが多数存在します。

例えば、コヴェナント号の乗組員が未知の惑星に辿り着いた際に防護スーツやマスクを着用しておらず、ほとんど何の情報もない惑星なのにも関わらず不用心すぎるとツッコみたくなってしまいます。

これまで下調べをしてきた惑星オリガエ6から進路を変更して未知の惑星に向かうというオラム船長の決断も意味不明ですし、会ったばかりのアンドロイドのウォルターの安全な場所であるという発言を鵜呑みにしてしまうなどこれまでのシリーズでも特に間抜けな船員たちにツッコみたくなる部分が多々あり、「ひどい」という感想につながったと考察できます。

管理人

酷い理由②ありきたりなエイリアンとのアクションシーン

「酷い」と言われてしまう理由の2つ目はありきたりなエイリアンとのアクションシーンです。

前作『プロメテウス』がエイリアンのシーンが少なく、これまでのファンの反感を買ったことから映画『エイリアン:コヴェナント』ではエイリアンとのアクションシーンが大幅に増えています。

しかし、エイリアンとの追いかけっこのようなアクションシーンは、これまでのシリーズと同じで全く真新しさがなく、ありきたりです。

単純につまらないと思った方が多く、「酷い」という感想につながったと考察できます。

管理人

酷い理由③エンジニアの謎

「酷い」と言われてしまう理由の3つ目はエンジニアの謎が要因になっています。

前作『プロメテウス』で人類の創造主として登場したエンジニアですが、彼らがエイリアンの起源ともされる黒い液体のような生物兵器をなぜ作り出したのか、そして黒い液体とは一体何だったのかについて、前作では明らかになっておらず謎のままでした。

前作のラストでは、エリザベスとデヴィッドがエンジニアが住む惑星に向かうというシーンで終わっていたため、続編である映画『エイリアン:コヴェナント』でエンジニアの謎が遂に明らかになるのでは?と期待されていました。

が、結局映画『エイリアン:コヴェナント』でデヴィッドがエンジニアを全滅させてしまったという展開になったため、謎のままになってしまい、がっかりした方が多くおり、「酷い」という感想につながったと考察できます。

管理人

映画『エイリアン:コヴェナント』が興行的に失敗してしまったことから、続編の制作は絶望的になってしまっているため、エンジニアの真意は現在もなお分からないままになってしまっています。

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エリザベス死亡や続編中止の噂の真相|デヴィッドはいつ入れ替わったのかなどその後を解説考察

エリザベス死亡について

多くの謎を残した前作『プロメテウス』の主人公として登場したのが、ノオミ・ラパス演じる科学者のエリザベス・ショウ博士でした。

彼女は惑星LV226で生き残り、ボロボロの状態でなんとか動作を続けるアンドロイドのデヴィッドと共に、なぜエンジニアが生物兵器を作ったのか?

そして、なぜ地球に生物兵器を拡散させ人類を滅亡させようとしたのか?

それらの動機を探るために彼らが住む惑星へと向かうシーンで前作は終わりを迎えます。

続編である映画『エイリアン:コヴェナント』でエリザベスが再度登場し、エンジニアたちの謎が明らかになると思われましたが、エリザベスはすでに死亡しており、謎が明らかになることはありませんでした。

管理人

デヴィッドは彼女が着陸時の事故で死亡したと当初語っていましたが、最終的にデヴィッドによって殺されたことが明らかになります。

なぜ、エリザベスは殺されてしまったのでしょうか?

デヴィッドの実験材料として使用された

結論として、エリザベスはデヴィッドの実験材料として使用されるために殺害されました。

エリザベスは頭だけのボロボロの状態になっていたデヴィッドを修理し、デヴィッドはそんなエリザベスに対して他の人間とは違う愛情を抱いていました。

しかし、完全な生命体を作り、自らを作り出した人間を超越するという欲望から逃れることが出来ず、エリザベスを殺害し実験材料として使用したと考察できます。

自らの欲望を満たすためにはエリザベスの殺害は仕方がないという判断をしたのだと思います。デヴィッドの実験室で発見されたエリザベスは安らかな表情を浮かべていることから、おそらくハイパースリープ中にデヴィッドの実験に使用されたと考えられます。

管理人

大人の事情との噂

映画『エイリアン:コヴェナント』でエリザベスが死亡してしまったことについては、エリザベスを演じたノオミ・ラパスが降板したという大人の事情があったのではと噂されていますが、真相は明らかになっていません

もしこの噂が本当なのであれば、エリザベスが死亡したという展開にするのは仕方のないことだったのかもしれません。

続編中止の噂の真相について考察解説

『プロメテウス』の続編として2017年に公開された映画『エイリアン:コヴェナント』。

アンドロイドのデヴィッドがコヴェナント号を乗っ取り、たくさんの入植者とともに惑星オリガエ6に向かうという続編を予感させるラストで映画は終わりを迎えますが、公開から7年が経過した2024年現在、未だにコヴェナントの続編は制作されていません。

続編中止の噂もありますが、その真相は果たしてどうなのでしょうか?それは、期待を大きく下回る興行的な失敗です。

映画『エイリアン:コヴェナント』の続編が中止した理由について、真相は明らかになっていませんが、興行的な失敗が原因という説が有力となっています。

管理人

前作『プロメテウス』は製作費1億3,000万ドルに対し、全世界で興行収入4億万ドルという大ヒットを記録しました。

そのため、映画『エイリアン:コヴェナント』の興行収入も大きく期待されました。

そんな映画『エイリアン:コヴェナント』ですが、製作費9,700万ドルに対し、全世界の興行収入は2億4千万ドルということで前作と比べて2分の1の結果となり、配給会社の20世紀フォックスが期待したような数字を記録することは出来ませんでした。

製作費は回収できていますが、マーケティング費用などを考えると、大きな赤字となっており、特に全米での興行収入は7,400万と厳しい結果となってしまいました。

監督を務めたリドリー・スコットは続編に意欲的で映画『エイリアン:コヴェナント』に続く3作目の企画が進行していましたが、配給会社の20世紀フォックスは前述した興行的な失敗を考慮した結果、制作についてゴーサインを出さずに続編制作が中止になったと考えられます。

また、公開から2年後の2019年に配給会社の20世紀フォックスがウォルトディズニーカンパニーに買収されたため、続編の制作が更に厳しくなったという説も噂されています。

デヴィッドはいつ入れ替わったのか?

映画『エイリアン:コヴェナント』では、アンドロイドのデヴィッドが究極の生命体を作りあげるために人間やエイリアン、そしてエンジニアに対して実験を繰り返していた黒幕だったことが明らかになります。

それを知った主人公のダニエルズに襲い掛かりますが、後続のアンドロイドであるデヴィッドと瓜二つのアンドロイドであるウォルターが駆け付け、デヴィッドを撃退したかに思われましたが、映画のラストではデヴィッドとウォルターが入れ替わっており、コヴェナント号はデヴィッドによって乗っ取られてしまうという衝撃の展開を迎えます。

果たして、デヴィッドとウォルターはいつ入れ替わったのでしょうか?その真相については明言されていませんが、考察できる理由を2つ解説します。

管理人

①デヴィッドがウォルターの身体を乗っ取った

1つ目は、「デヴィッドがウォルターの身体を乗っ取った」という説です。

ウォルターがデヴィッドを殴り、防戦一方といったデヴィッド。

しかし、直後にデヴィッドは何らかの方法によってウォルターの身体を乗っ取り、ウォルターの記憶や思考データを消去したのではないかと考えられます。

ウォルターは知性の面ではデヴィッドと比べて簡略化されていたので、高度な知能を持つデヴィッドの作戦を阻止することは出来なかったのかもしれません。

管理人

②デヴィッドとウォルターは入れ替わっていなかった

2つ目は、「デヴィッドとウォルターは入れ替わっていなかった」という説です。

ウォルターは、デヴィッドと同様に人間への不信感を抱くようになります。

そこで、デヴィッドに共感して彼の記憶を引き継ぎ、コヴェナント号を乗っ取ったのではないかと考察できます。

前述したようにウォルターは知能が簡略化されているために高度な知識を持つデヴィッドの話を聞いて、人間を裏切ったのではないでしょうか。

デヴィッドの目的やその後を考察解説

映画『エイリアン:コヴェナント』で、作品の鍵を握るキャラクターとして登場するのがアンドロイドのデヴィッドです。

デヴィッドは前作『プロメテウス』のラストで主人公のエリザベスとともに生き残り、エンジニアの真意を知るために彼らの惑星へ向かいました。

しかし、映画『エイリアン:コヴェナント』で、生物兵器としてエンジニアが開発した黒い液体によって、エンジニアを全滅させます。

さらに、エンジニアのみならずエリザベスやエイリアンを利用して生物実験を繰り返していたことが判明。

コヴェナント号の船員たちもその餌食になってしまいます。

そんなデヴィッドの目的とは一体何だったのでしょうか?創造主である人間を超えようとしたことだと考察されます。

管理人

デヴィッドは、実験を繰り返すことによって自身の創造主である人間を超えた完全な生命体を作り出そうとしていました。

究極の生命体を自身が作り出すことによって、創造主でいわば神とも言える人間を超越した存在になることがデヴィッドの目的であると考えられます。

デヴィッドは自身の創造主であるウェイランド氏に従順なアンドロイドでした。

が、人間たちと関わる中で彼らの不完全さに嫌気が差す場面に多数直面したのだと思います。

例えば、愛する誰かがエイリアンによって殺されてしまったことにより気が動転してしまい、新たな被害を産んでしまったコヴェナント号の船員などが例として挙げられます。自分であれば、感情に振り回されて過ちを繰り返してしまうような不完全な人間を完璧な人間に作り出すことが出来るといつしか思うようになったのかもしれません。

管理人

不完全さを補い、完全な究極生命体を作り出すことが人間を救うことにもつながると考えたのかもしれません。

映画『エイリアン:コヴェナント』のラストで多数の入植者たちを乗せたコヴェナント号を乗っ取り、惑星オリガエ6へと向かったデヴィッド。

彼はオリガエ6に降り立ち、自身が神として新たな世界を作り出そうと計画しているのかもしれません。

『エイリアン:コヴェナント』のあらすじ

以下、映画『エイリアン:コヴェナント』のあらすじです。

『エイリアン:コヴェナント』のあらすじ|急遽未知の惑星へと向かうことを決めたコヴェナント号

植民計画を進めるため、2,000人もの入植者を乗せたコヴェナント号は、惑星オリガエ6に向かっていました。

そんな中、宇宙爆発によって事故が発生し、15人の乗組員は冷凍睡眠から目覚めますが事故によって船長のブランソンが死亡してしまい、代わりに副船長のオラムが船長を務めることになります。

修理作業中に謎の信号を受信し、偶然にもオリガエ6より信号元の惑星が居住に適合していることを知ったコヴェナント号は、オラムの指示の元、計画を変更して信号元の惑星へと向かいますが、愛する夫であるブランソンを亡くした移住計画の責任者であるダニエルズはこの計画変更について猛反対していました。

コヴェナント号から11人の乗組員が脱出艇に乗って惑星へ到着しますが、生物学者のカリンに同行していたレッドワードの身体に黒い胞子のようなウイルスが侵入したことにより、身体に異常をきたし、すぐに脱出艇に戻ろうとします。

一方、アンドロイドのウォルター、ダニエルズたちは信号が発信されていた宇宙船を発見しますが、ハレットの身体にも黒い胞子が侵入します。

『エイリアン: コヴェナント』のあらすじ|エイリアンに寄生された乗組員、そして、救出に現れるプロメテウス号の生き残り・デヴィッド

脱出艇に戻ったカリンとレッドワードでしたが、レッドワードの体内を破ってネオモーフと呼ばれる生命体が誕生し、カリンがネオモーフに向けて発砲したことから燃料タンクから引火し、脱出艇は爆発してしまいます。

脱出艇からのSOSを知り、急いで帰還しようとするダニエルズたちでしたが、ハレットの体内を破って二匹目のネオモーフが誕生し、コヴェナント号に救出要請を求めますが、通信障害によって連絡が取れず絶体絶命危機に陥ります。

そんな中、彼らを救ったのはウォルターに瓜二つの11年前に行方不明となっていたプロメテウス号のアンドロイドであるデヴィッドでした。

デヴィッドは、プロメテウス号の乗組員であったエリザベスとともに惑星に辿り着いたが、離陸の際にエリザベスは事故死し、居住していた宇宙人たちもウイルスによって全滅したと説明し、たった一人で研究を続けていたと伝えます。

『エイリアン:コヴェナント』のあらすじ|デヴィッドの恐ろしい野望に気付くダニエルズ

コヴェナント号との連絡が取れない状況の中、警備担当のローゼンタールがネオモーフに殺害されてしまい、彼女を殺害したネオモーフとデヴィッドがコミュニケーションを取っている場面を目撃したオラムはネオモーフを射殺し、デヴィッドの行動を怪しく思いますが、デヴィッドはオラムを自身の研究室に案内し、オラムにフェイスハガーを寄生させて、ゼノモーフを誕生させてしまいます。

実はデヴィッドは、プロメテウス号の乗組員に被害をもたらした黒い生物兵器を利用してエンジニアたちを全滅させ、究極の生命体を作り出すことを目標に実験を繰り返しており、エリザベスも彼の実験台として利用されていたのでした。

ようやくコヴェナント号との連絡がついたダニエルズたちは脱出の計画を立てます。

そんな中、デヴィッドは自身の研究資料を見て野望に勘付いたダニエルズを襲うのでした。

以上、映画『エイリアン: コヴェナント』のあらすじでした。

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『エイリアン:コヴェナント』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

以下、映画『エイリアン:コヴェナント』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。

感想評価(※ネタバレ有)|前作の壮大な雰囲気を残しつつも、旧シリーズを彷彿とさせるアクションシーンが追加されたシリーズ第6作目

映画『エイリアン:コヴェナント』は、エイリアンシリーズの第6作目として2017年に、エイリアン1作目の前日談として制作された前作『プロメテウス』の続編として公開されました。

前作については、生命の起源まで話題が及ぶ壮大な作品になっていましたが、エイリアンシリーズでお馴染みのゼノモーフは登場せず、どちらかというと人類の起源である創造主・エンジニアとのエピソードが比重を占めており、物足りなさを感じた方も多かったと思います。

しかし、映画『エイリアン:コヴェナント』では久々にゼノモーフやフェイスハガーなどお馴染みのエイリアンたちが登場しています。

前作の壮大な雰囲気を残しつつも旧シリーズを彷彿とさせる作品となっています。

ストーリーは植民計画のために入植者を乗せて、オリガエ6という惑星に向かっていたコヴェナント号が謎の信号を受信し、計画を変更して居住環境が整っている信号元の惑星へと向かうところから始まります。

管理人

居住に適合していると予測されていた惑星は、前作『プロメテウス』のラストで主人公エリザベスとアンドロイドのデヴィッドが向かったエンジニアが居住していた惑星でしたが、すでにエリザベスはこの世を去っており、更にはエンジニアも全滅していて、唯一生き残っていたアンドロイドのデヴィッドが映画『エイリアン:コヴェナント』の鍵を握る重要なキャラクターとなっています。

前作では、従順であったデヴィッドが、ストーリーが展開していく中で人間を超えた完全な生命体を作るためにエンジニアやエイリアンを利用して実験を繰り返しており、エリザベスも実験台として利用されたという衝撃の謎が明らかになります。

映画『エイリアン:コヴェナント』ではデヴィッドと瓜二つの容姿をしている新型のアンドロイド・ウォルターも登場しますが、二体のアンドロイドの奇妙な交流や心の葛藤も作品の魅力になっていると思います。

船員たちはデヴィッドの目論見通りにネオモーフやゼノモーフに襲われていきますが、このあたりの地獄絵図のようなグロテスクな描写は旧シリーズを彷彿とさせるものがあり、前作が物足りなかったという方も満足できると思います。

フェイスハガーによって最終的に二体のゼノモーフが登場しますが、主人公ダニエルズによって宇宙空間へ放り出すという始末の仕方も1作目のオマージュのようにも感じます。

たくさんの犠牲者を出しながらも、どうにかコヴェナント号へと帰還したダニエルズとパイロットのテネシーが元の目的地であるオリガエ6を目指すためにアンドロイドのウォルターに管理を託して冷凍睡眠に入りますが、その直後にウォルターだと思っていたアンドロイドが実はデヴィッドだという事が分かります。

たくさんの入植者を積んだコヴェナント号でデヴィッドが不敵な笑みを浮かべるなんとも後味の悪いバッドエンドとなっており、一筋縄ではいかない結末もエイリアンシリーズならではだと感じます。

『プロメテウス』にあったストーリーの神秘性やミステリアスさは減少しているものの、『プロメテウス』にはなかったエイリアンとのアクションシーンの魅力が追加されているため、旧シリーズのファンという方にはぜひオススメしたい作品となっています。

『エイリアン: コヴェナント』のみんなの口コミ評判レビュー

『エイリアン: コヴェナント』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。

「恐怖と緊張が一気に高まる瞬間が何度もある」「リドリー・スコットのビジョンが存分に発揮された映画」「エイリアンシリーズの原点に立ち返る恐怖感が見事に融合した作品」「エイリアンシリーズへと繋がるような部分はあまりない」

それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。

★★★☆☆星3

エイリアンの前日譚の二作目。エイリアンの前日譚というよりかは『プロメテウス』の続編と言った方が正しいかも。

というのも『プロメテウス』はエイリアンシリーズに繋がるような内容だったり、伏線を回収していたりという感じだったけれど、映画『エイリアン:コヴェナント』ではエイリアンシリーズへと繋がるような部分はあまりないです。

代わりに前作で生き残った主人公のショウ博士と首だけになってしまったデヴィッド(アンドロイド)がどうなったのかが分かります。

とは言え、正体不明の何かに感染され・独特の閉塞感のある空間での未知の相手との恐怖という意味ではエイリアンシリーズのそれを継承しています。

ちなみにではありますが、前作の『プロメテウス』と違い割とがっつりと御馴染みのエイリアン(ゼノチーフ)が登場してたりしてゼノチーフファン必見です。

ただ残念なのは昔のSFのVFXと違いCGを使っているのですが、正直これの出来がいまいちです。

これがなければ星4でも良かったです。

40代男性

★★★★☆星4

観ている最中から嫌な予感はずっとありました。前作主人公の姿が一瞬ありましたが、非常に無残な姿でした。

何があったのだろうと色々勘ぐりたくたくなる様な、エイリアンと融合しているかの姿だったので。

ハッピーエンドでは終わらないシリーズだと思っていましたが、結果やはりハッピーエンドではありません

しかしそれだからこそ最近の映画は非常に面白いのです。

人類の敵で憎いデヴィッドですが、彼なりの理想と叶えたい夢があって、それを必死に追い求めていた狂人ですがすごい存在と感じました。

2体現れた時点で入れ替わりは予想できました。色々と先が読める作品ですが、救いを逆に求めてしまう、そんな映画でした。

続編がないと前日譚である『プロメテウス』の謎が謎のままなので是非お願いしたい作品です。

30代男性

★★★☆☆星3

リドリー・スコットがSF映画の巨匠として、ジョージ・ルーカスに対抗しようとしたかどうかは定かではありませんが、「スター・ウォーズ」シリーズ同様、「エイリアン」シリーズの前日譚として『プロメテウス』と『エイリアン:コヴェナント』を制作しました。

この作品は第1作の冒頭へとつながるストーリーを描いています。

ただし、全体の構想が初めからあった「スター・ウォーズ」と比べると、こちらの前日譚には少し後付け感があるのが否めません。

見事にストーリーをつじつま合わせているとは思いますが。『プロメテウス』をまだ観ていない方は、事前に見ることをおすすめします。

そうしないと、マイケル・ファスベンダーの二役について理解できないかもしれません。

「コヴェナント」は作中で宇宙船の名前ですが、「契約」や「誓約」といった意味があります。

辞書には神とイスラエル人との契約の例も紹介されています。

映画『エイリアン:コヴェナント』では、創造主と新しい種との契約を示唆している可能性があります。

明確には示されていませんが、観る人によってさまざまな解釈ができると思います。

20代男性

★★★☆☆星3

前作『プロメテウス』と比べて派手な演出も増えてエイリアンの出番が復活してました。

しっかりとエイリアンが登場し暴れてくれてそこは予想していたよりも楽しめました。

しかし、エイリアンシリーズとしてはあまりオススメはできないです。

エイリアンが出てきてもリプリーのような魅力的な主人公が不在ではストーリーに入り込めません。

リプリーが主人公だったエイリアンシリーズは娯楽映画として楽しめたのですが、『プロメテウス』から始まるこのシリーズは哲学的というか今までと違うことをやろうとしているのは分かりますが残念ながら迷走しているように思えました

コヴェナントは、プロメテウスにはなかった怖さがあってそこは良かったのですが、芸術的な映像が減っており今後シリーズが続くのであれば、良い部分はそのままでさらにパワーアップした続編が見たいです。

あと魅力的な主人公にも登場してほしいと思います。

40代男性

★★★☆☆星3

宇宙になぜどうやってとかの背景説明はありませんでした。

冒頭でトラブルにあい修理中に拾った雑音を聞いて、また冬眠につくのが嫌というだけの理由で進路を変更したりと、クルー達のツッコミどころ満載の行動には流石においおいって所あります。

異星人がなぜあのウィルスをバラまいたのかは不明ですし、何も明かされてない気がします。

エイリアンはアンドロイドが花粉みたいなやつから交配させたまごの形にしたって言う事?賢すぎたアンドロイドは気をつけなはれやって事なのか?エイリアンいっぱい育ててどうするつもりって思う作品でした。

プロメテウスから続くエイリアン1への完全な補完作品のようで、目新しさや驚きはほとんどありません

40代女性

★★☆☆☆星2

エイリアンシリーズでは賛否の否が多くなるのではないか。と思う仕上がりでした。

単体映画としては面白く感じますが、エイリアンと言えば、賢くて強い女性が割とフィジカルにエイリアンと闘う姿が好きだったので、若干の肩すかしを受けた印象です。

他のシリーズと比べて、全体的に戦闘シーンは少なく、アンドロイドの野望や、人間と時間を共にした他のアンドロイドの苦悩が多く描かれており、切なくなるような演出もあるため、その点では他との差別化が図れていたと思います。

ラストは予想通りといった感じだったので、敢えてもう少しハッピーエンドにして欲しかったです。

乗組員達が襲われていくわけですが、各々の危機管理能力の無さや判断ミスなどが目立ち、観ていてイライラしてしまい、ストーリーに没頭できなかった所は残念でした。

30代女性

★★★★☆星4

シリーズで1番面白かったかなと感じました。

これまでの設定全無視したおやおやシーンも多かったけど気味悪さとアクションのバランスが1番好みでした。

ラストの展開はまあそうなるよなあって予想できる範疇だったけどそのバレ方がお洒落で好きです。

ただエイリアンの大繁殖が地球産のアンドロイドの自分らしさ探しっていう思春期の女の子みたいなしょうもない理由で引き起こされたっていうのがスケール小さすぎてちょっと萎えてしまったのが率直な感想です。

エンジニアが何者なのかっていうのと人類誕生の秘密的なのも何も明かされてないなと。シリーズとしては上手くまとまってない感じがしちゃってそこは微妙でした。

エイリアン1に繋がってるのかもよくわかりませんでした。

20代女性

★★★★☆星4

前作『プロメテウス』と繋がっており、タイトルにエイリアンが付いている通り過去作のようなエイリアン(ゼノモーフ)も登場します。

<コヴェナント>というのは映画『エイリアン:コヴェナント』に登場する宇宙船の名前で、前作の宇宙船よりもさらに大きい移民船となっています。

とある植民惑星に向けて向かう途中に事故に遭遇し、船の修理作業を行っている途中に謎のメッセージを受信。

そして発信元の惑星へ調査に向かった乗組員達が恐ろしい目に遭うというのが物語の大まかな流れです。

残念ながら、映画『エイリアン:コヴェナント』でもストーリーや登場人物の行動について、少し首を傾げたくなる場面があります。

不用心な行動をする人がいたり、恐ろしい怪物に襲われたのに単独行動に出る人がいるなど、突っ込みどころがいくつかありました。

どうやら各種レビューサイトなどでも指摘されているようです。

しかしSFホラーである以上、現代の安全な環境で映画鑑賞している我々の視点で物事を考えても仕方ありません。

ある種のお約束だと割り切ってしまった方が楽しめるかと思います。

一方、エイリアンの造形や暴れっぷりは見事なものでした。旧4部作や前作にも登場していない新しいエイリアンも出ます。

欲を言えば、まだるっこしい登場人物達のやり取りを少し減らしてエイリアンの出番をもう少し増やしてくれると良かったです。

恐らく、私だけでなく大半のファンが望んでいた事でしょう。

残念な部分もありましたが、エイリアンが出てくるシーンだけでもたまに見返したくなる良い作品だと思います。

30代男性

*映画『エイリアン: コヴェナント』のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。

引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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