『ゴールド・ボーイ』の続編は?原作やキャスト相関図解説【あらすじネタバレや感想評価も】
2024年3月8日公開の映画『ゴールド・ボーイ』。
原作は、中国の作家である紫金陳(ズー・ジンチェン)の「悪童たち」です。
中国では「バッド・キッズ 隠秘之罪」というタイトルでテレビドラマ化もされていて、舞台を沖縄にして映画化されました。
- 続編『ゴールドボーイ2』はある?エンドロール後やその後について
- 映画『ゴールド・ボーイ』は実話なの?原作について解説
- 映画『ゴールド・ボーイ』のキャスト相関図
- 映画『ゴールド・ボーイ』のあらすじ
- 映画『ゴールド・ボーイ』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
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目次
続編『ゴールドボーイ2』はある?エンドロール後やその後について
映画『ゴールド・ボーイ』は2024年3月に公開され、その完成度の高さから好評となっています。
イタリアのウーディネ極東映画祭など数々の海外の映画祭に出品されるなど、話題を集めています。
そんな映画『ゴールド・ボーイ』ですが、続編はあるのでしょうか?調査しました。 管理人
エンドール後から続編を考察
結論から言うと、まだ続編について公開が決定したという情報や製作が決定したという情報は現時点ではありません。
そもそも、映画『ゴールド・ボーイ』は2024年の3月に公開されたばかりであり、全国の映画館で順次上映されているような状況です。
そのため、続編製作については少し先の話になると思われますが、続編が製作される可能性は極めて高いのではと考察できます。
その理由はエンドロール後の映像にあります。 管理人
主人公の朝陽と刑事の厳が横断歩道越しに向かい合うシーンで映画は終わりを迎えますが、エンドロールの後に意味深なアニメーションが流れ、「ゴールデンボーイ2?」という大きなタイトルバックが登場します。
単なる製作者側の悪ふざけとも考えられますが、アニメーションについては何かしらを示唆するような意味深なものになっていましたので、もしかすると、続編のストーリーをイメージしたアニメーションになっているのかもしれません。
映画批評サイトfilmarksにて5点中4点という高得点を記録するなど作品の評価的に高い評価を受けている映画『ゴールド・ボーイ』。
興行収入やストリーミングでの視聴が好評な場合、続編が公開される可能性は非常に高いと思います。
吉報を期待して待ちましょう。
その後はどうなった?
映画『ゴールド・ボーイ』のラストは夏月から届いた手紙によって、朝陽の悪事や企みを母親である香が知ります。
その後、香からの通話によって朝陽の狂気を知った江口洋介演じる刑事の厳が横断歩道越しに朝陽と向かい合うシーンで映画は終わりを迎えます。
その後、朝陽はどうなったのでしょうか? 管理人
その後については明言されていませんが、朝陽が口癖のように話していた通り、少年法によって13歳の朝陽は守られています。
刑事責任能力がないとみなされるため、大きな罪に問われることはないと思います。
おそらく少年院などに収容された後に日常生活に戻ることが考えられます。
が、朝陽の歪んだ性格や内に秘めた狂気性が治る可能性は低いため、再犯してしまう可能性が高いと考察できます。
続編が公開されるのであれば、もしかすると、少年院から出所した後の朝陽の犯罪が描かれるのかもしれません。
実話なの?原作について解説
映画『ゴールド・ボーイ』のストーリーについてですが、実話という噂もありますが、実際はどうなのでしょうか?
結論から言うと映画『ゴールド・ボーイ』は実話ではありません。
映画『ゴールド・ボーイ』は、中国の人気小説家である紫金陳(ズ:ジンチェン)が発表した小説「懐小孩」を原作としています。
「懐小孩」は日本語訳され、「悪童たち」として日本でも発売されています。
「懐小孩」は中国で「バッドキッズ隠秘之罪」というタイトルでドラマ化され、2020年6月に中国の配信サイトiQIYI(アイチーイー)で配信開始されるやいなや総再生数20億回を超える大ヒット作品となり、登場人物である東昇のセリフが流行語になるなど中国国内で社会現象となりました。
そんな人気作品を日本で映画化した作品が映画『ゴールデン・ボーイ』となっています。
ドラマや原作に関しては、少年少女3人組が殺人事件の一部始終を録画してしまうというあらすじは一緒ですが、3人組が遊びに行ったのは海ではなく山だったり、東昇の職業が御曹司ではなく教師だったりと違う部分もあります。
日本でもAmazon primeやU-NEXTといった配信サイトで鑑賞することが出来ますので、気になった方はぜひ鑑賞することをオススメします。 管理人
より作品を深く知ることが出来るかもしれません。
また、前述した原作小説「懐小孩」も「悪童たち」として翻訳され、全国の書店で購入することが出来ます。
ドラマや映画よりも、原作小説はかなりエグい描写もあるようなので注意して読むことをオススメします。
ちなみに原作小説は「推理之王」という3部作のシリーズとなっていて、「懐小孩」は第2部です。
第1部「無証之罪」は「バーニングアイス無証之罪」、第3部の「長夜難明」は「ロングナイト沈黙的真相」というタイトルでそれぞれドラマ化され、これらもU-NEXTといった配信サイトで鑑賞することが出来ますので、『バッドキッズ』や『ゴールド・ボーイ』にハマったという方にはオススメです。
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映画『ゴールド・ボーイ』のキャスト相関図
キャスト相関図
キャスト・登場人物
キャスト・登場人物 | |
東昇 役 | 岡田将生 |
安室朝陽 役 | 羽村仁成 |
上間夏月 役 | 星乃あんな |
上間浩 役 | 前出燿志 |
東静 役 | 松井玲奈 |
安室香 | 黒木華 |
東巌 | 江口洋介 |
打越一平 | 北村一輝 |
打越遥 | 花澄 |
『ゴールド・ボーイ』のあらすじ
(以下、映画『ゴールド・ボーイ』のあらすじです。)
『ゴールド・ボーイ』のあらすじ|事故死に見せかけ、義両親を殺害する娘婿の東昇
中学生の安室朝陽は母親の香と二人暮らし。
離婚した父親と再婚者の娘である同級生が自殺するという事件が発生し、再婚者の打越遥は朝陽が娘を殺したと思い込んでおり、付きまとわれるなどの被害が朝陽と香を苦しめていました。
夏休みになり、友人の上間浩と父親の再婚相手の連れ子である妹の夏月が朝陽の家を訪れます。
襲われそうになった夏月は包丁で義父を刺し、二人は慌ててその場から逃走、その日から朝陽と三人で行動を共にすることになります。
一方、東ホールディングスの会長夫婦はかつてプロボーズした岬に娘婿の昇を案内していましたが、記念撮影中に昇に突然突き落とされ、夫婦は即死してしまいます。
昇の目論見通りに事故死扱いとなりましたが、妻の静は昇を疑っており、従妹で刑事の厳に自分が死んだら昇の犯行だと思ってほしいと伝えていました。
『ゴールド・ボーイ』のあらすじ|昇の犯行を偶然撮影し、大金を要求する中学生たち
昇が会長夫婦を突き落とした際、朝陽たちは写真を撮影しに事件が発生した海岸にいました。
偶然にもデジタルカメラで昇が夫婦を突き落とした一部始終を録画してしまった朝陽たちは昇が東グループの御曹司であることを知り、昇と接触します。
証拠映像と引き換えに6,000万円を要求しますが、婿養子である立場から時間が必要であることを説明し、朝陽たちは昇からの連絡を待つことになります。
そんな中、妻である静も愛人とともに交通事故で死亡してしまい、莫大な資産が昇に入ることになります。
表向きは交通事故であると公表されていましたが、実際は覚せい剤使用によるオーバードーズであり、不審に思った厳は昇の身辺を捜査します。
一方、昇が薬物によって静を殺害したことを知った朝陽はお金の代わりに母親と自分を苦しめる父と再婚相手である遥を殺害してほしいと要求します。
『ゴールド・ボーイ』のあらすじ|毒殺に成功し、犯行を祝う昇と朝陽たち
昇は薬の準備と遺体の処理を手伝うことを快諾、朝陽にいつから恋をしていた夏月が殺害を行い、朝陽はアリバイ作りのために学校の補習授業に出席することになりました。
娘の墓参りに訪れていた夫婦を待ち伏せし、ライターを借りたお礼に振る舞った毒入り饅頭にて二人を毒殺、遺体は昇と浩によって準備していた落とし穴に埋められました。
奥深くまで埋められていた遺体でしたが、犬を散歩中だった男性に発見され、警察が捜査に動きます。
厳は昇と朝陽たちに奇妙な関係があることに気付き、事件は朝陽たちの犯行であると考え、昇の滞在するホテルへと向かいます。
一方、犯行の成功を祝してささやかなパーティーを行っていた昇と朝陽たちでしたが、昇によって振る舞われていた飲み物によって朝陽たちはもがき苦しみ死亡してしまいます。
その様子をほくそ笑む昇でしたが、昇を疑ってただ一人飲み物を吐き出し生存していた朝陽によって刺されてしまうのでした。
以上、映画『ゴールド・ボーイ』のあらすじでした。
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『ゴールド・ボーイ』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画『ゴールド・ボーイ』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|中国の大ヒットドラマを巨匠・金子修介が日本で映画化
映画『ゴールド・ボーイ』は、中国でドラマ化され大ヒットを記録した紫金陳の小説「悪童たち」を平成ゴジラシリーズで知られる金子修介監督が映画化した作品となっています。
映画は、冒頭から幸せそうに見える高齢夫婦が婿養子である岡田将生演じる東昇に崖から突き落とされる衝撃シーンで始まり、観客は一気に作品に惹き込まれていきます。
事故死に見せかけることに成功し、完璧に見えた昇の犯行でしたが、偶然にも現場にいた中学生三人組に一部始終を録画されており、大金を要求され、昇と中学生たちの奇妙な関係が出来上がっていきます。
これまで正統派イケメンや憎めない役柄が多い印象の岡田将生ですが、映画『ゴールド・ボーイ』では自分の欲望のために義両親や妻までもを躊躇なく殺害していくサイコパスを演じており、そのギャップに驚かされたという方も多いと思います。
管理人
そんな岡田将生演じる東昇と共犯関係を築いていく中学生グループたち。
主人公の安室朝陽はどこにでもいる心優しい純朴な少年といった印象ですが、父親の再婚相手から娘を殺害したという疑いを持たれていたり、昇に大金を要求する際も妙に堂々としていたりと得体のしれない不気味さがあります。
かと思えば、親密な関係になっていった友人・浩の義妹である夏月とデートする姿はまさに10代の少年の純粋さに満ち溢れていて、作品が進むにつれて見え隠れするその二面性に観客は惑わされていきます。
昇が妻を毒殺したことを知った朝陽は、大金の代わりに自分に疑いをかける父親の再婚相手、そして愛する母親を苦しめる父親を殺害してほしいと昇に要求し、昇と朝陽たちの三人組は無事に殺害を成功させますが、住民によって遺体が発見され、警察が本格的に昇と朝陽たちの関係について捜査を進めていくこととなります。
一連のシーンでは、殺害された夫婦の遺体が映し出されるシーンがありますので、グロテスクな描写が嫌いな方は注意が必要です。
管理人
犯行の成功を祝って、昇の滞在するホテルにてささやかな食事を楽しむ昇と朝陽たちは、昇が振る舞った飲み物によってもがき苦しみ始め、三人とも死亡したかに思われましたが、朝陽だけは昇の犯行を予期しており、飲み物を事前に吐き捨てており、昇を殺害するという展開を見せます。
実は朝陽は、最初から父親と再婚相手を殺害するために計画を進めており、浩と夏月を利用していたことや、再婚相手の娘も自殺ではなく自らが殺害していたことも明らかになっていき、朝陽が実は昇以上のサイコパスであったという衝撃の結末を迎えます。
すべてが朝陽の手の中に仕組まれていたことが明らかになり、ゾっとしたという方も多いと思います。
管理人
母親からの通話によって朝陽の悪事を知った刑事の厳と、朝陽が横断歩道越しに見つめ合うという、続きが気になるラストシーンで映画は終わりを迎えます。
先の読めない展開やサイコパスなキャラクターたちなど刺激的な作品に仕上がっています。
日常に刺激が足りないという方にぜひオススメしたい作品となっています。
『ゴールド・ボーイ』のみんなの口コミ評判レビュー
★★★★★星5
沖縄を舞台にしたサスペンスですが、あまりに美しく眩しい海と空を背景にして起こる凄惨な事件と、子供たちが抱えた闇、そしてほぼサイコパスとも言うべき岡田将生さんが演じる東昇の存在感から目が離せません。
朝ドラや『ラストマイル』で最近目にすることが多い岡田将生さんですが、そのどちらとも異なる、美しい鬼とも言うべき東昇…隠し通してきた底なしの欲望と悪意が露呈するきっかけは、子供たちが何気なく撮影していた動画でした。
東と対峙する少年、安室朝陽を演じた羽村仁成さんは無邪気さをにじませた冒頭から次第に目つき、表情が変わり、子供なりに人生をかけた闘いを東に挑んでいくのです。
予告編でぞくっとしたまさに戦慄を感じ、これは見逃せないと思いました。
そしてその予感は大当たり。
岡田将生さんの美貌と、まるで刃を交えているかのような羽村さんたちとのやりとりは必見です。
50代女性
★★★★☆星4
凄まじい「カルマ」のようなものが渦巻いている作品。
重々しい作品が忌避される時代に、このレベルの重さのものは珍しいです。
傷を背負った登場人物が多いですが、出発点が欲望のままに義父と義母を殺害した昇という点も実にカルマを感じます。
そしてそのカルマからはこの作品において誰一人として逃れることが出来ないのです。
ストーリーはかなり重々しく、主要登場人物もなんだかアレだがその点があるから作品全体として嫌悪感のようなものは感じなかったです。
ただ残念なのは頭脳明晰(たちが悪い方にだけど)なはずの朝陽の行動が妙に軽々しくて子供っぽいというか、スキがある感じです。
子供なんだから当然だろ、と言われればそれまでなんだけど、考えてる事がサイコパスちっくなだけにもうちょい大人っぽくても良かったかな~という感じでした。
終わり方も陰惨なものではあるが、朝陽の母親がカルマの清算をする立ち位置なので自分的には上手くまとまった話になっていると思います。
40代男性
★★☆☆☆星2
岡田さんが好きで期待が大きかっただけにストーリーや見せ方、セリフが少し残念な部分が多かったです。
岡田さん演じる東昇は良い味出してましたし、キャストは良かったとは思います。
昇がサイコパスなのはわかるんです。
殺人犯して狂気に満ちていく様は確かに怖いし迫力はありました。
でも、中学生の息子朝陽までサイコパスで人をただ楽しく殺してる二人って感じでメリハリが無かったです。
殺害の仕方は結構リアルで良かったと思いますね。
穴掘って埋めたり、毒餅で複数人一気に躊躇なくやれる朝陽はもはやホラーでした。
ただストーリー的には深みがなく、何も悪くない人をただ殺すだけってのは胸糞悪いってなりました。
対照的な人物が居ればもう少し楽しめたかもです。
30代男性
★★★★☆星4
ストーリーがただただ面白くて、一度見てしまったら止まらなくなる内容の映画です。
テンポもいいから萎えることも飽きることもないし、あれよあれよと映画の世界観に惹きこまれてしまいます。
岡田将生さんがイケメン爽やか系でなくて、サイコパスを演じるというところがたまらなくいいし、メチャクチャ演技が上手で完全にもっていかれちゃいましたね。
岡田将生さんだけでなく、俳優さん陣の演技が上手すぎるのでその辺とかにもぜひぜひ注目してみてほしいです。
三人の少年少女の演技も素晴らしいものがりました。
最後までどうなるのか全く分からない感じとかもよくて、本当に素晴らしかったですね。
ラストシーンは本当に予想がつかない感じで度肝抜かれてしまいましたね。
30代男性
*映画『ゴールドボーイ』のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
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