実写映画『はたらく細胞』がひどい4つの理由。

2024年12月13日公開の実写映画『はたらく細胞』。
『はたらく細胞』は、清水茜による人気漫画を原作とし、アニメ化もされた話題作を実写映画として映像化した作品です。
豪華キャストの共演や大規模な宣伝展開も相まって、興行収入60億円を超える大ヒットを記録しました。
しかしその一方で、作品の内容に対しては「ひどい」「期待外れだった」といった否定的な感想も一定数見受けられます。
興行的には成功を収めたにもかかわらず、なぜこのように評価が分かれてしまったのでしょうか。
実写映画『はたらく細胞』は、原作漫画ならではの表現や世界観を実写というフォーマットに落とし込む過程で、いくつかの大きな変更や再構築が行われています。
その結果として生じた原作漫画との違和感や評価のズレが、「ひどい」と感じられる要因になっている可能性があります。
そこで、映画全体の立ち位置を整理しつつ、なぜ実写映画『はたらく細胞』が否定的に受け取られやすかったのか、その背景を冷静に考察していきます。
管理人
実写映画『はたらく細胞』が「ひどい」と評価される背景

実写映画『はたらく細胞』は、月刊少年シリウスで連載された清水茜さんの同名漫画を実写映画化したものです。
アニメ化もされた人気作品ということで公開前から話題を集めており、豪華キャストの共演という宣伝効果もあって、興行収入60億円を超える大ヒット作品となりました。
そんな大ヒットを記録し、大きな成功を収めた実写映画『はたらく細胞』ですが、肝心の作品の評価については「ひどい」という感想を持つ方も多く見受けられました。
なぜ、実写映画『はたらく細胞』は「ひどい」と言われてしまうのか?気になるその理由4つについて考察していきます。
管理人
ひどい理由①原作漫画とのギャップ
何兆もある人間の細胞を擬人化して、体内を一つの世界に見立てて描くこれまでにない全く新しい発想の内容が話題となった原作漫画『はたらく細胞』。
漫画ならではのコミカルな表現やキャラクターたちの表情、アクションが魅力だったわけですが、実写映画ではその魅力が表現しきれておらず、原作漫画との大きなギャップがあったことから「ひどい」という感想につながったと考察できます。
ひどい理由②チープな衣装とセット
原作漫画のキャラクターを再現するため、佐藤健さんや永野芽衣さん、山本耕史さん、仲里依紗さん、深田恭子さん、Fukaseさんら豪華キャストがそれぞれにメイクや個性的な衣装を着て映画に登場しますが、そのチープな衣装やメイク、そして作品全体の安っぽい舞台セットについて「まるで学芸会レベル」と批判が集まったことにより、「ひどい」という感想につながったと考察できます。
アニメと比べると、勢いがない実写日本映画については、少しでも興行的な成功の可能性をあげようと、人気漫画を実写映画化する方向に動くことが多くありますが、その大半が原作ファンの裏切る結果となってしまってることが多くなっています。
すべての原作ファンを納得させる完成度の作品を作るのは、なかなかに難しいのかもしれません。
ひどい理由③人間キャラクターの登場
原作では、あくまで人間の体内が舞台となり、擬人化された細胞たちが活躍する作品だったわけです。
が、実写映画『はたらく細胞』では細胞たちが存在する身体の持ち主である人間のキャラクターたち映画オリジナルのキャラクターとして登場します。
芦田愛菜さん演じる漆崎日胡、阿部サダヲさん演じる父親の茂、そして日胡の彼氏である武田新。
映画の中盤で日胡が白血病となってしまい、懸命にサポートする姿が描かれていきますが、この改変については否定的な声が多く挙がり、「ひどい」という感想につながったと考察できます。
原作通りに細胞だけを全編で描いてしまうと、作品が単調になってしまうことから、より多くの観客が楽しめるドラマチックな作品に仕上げるために人間パートが追加されたわけですが、原作ファンからすると、魅力が損なわれてしまったと感じてしまうかもしれません。
しかしながら、芦田愛菜さんと阿部サダヲさんは、大ヒットドラマである『マルモのおきて』以来の共演ということで、公開前から大きな話題を集めており、その話題性がヒットに繋がった要因の一つにもなっています。
ひどい理由④主演女優のスキャンダル
作品の評価というわけでは無いですが、主人公の赤血球を演じた永野芽郁さんが公開から約4カ月後の2025年4月に不倫報道というスキャンダルが報じられ、永野さんについてはこれまで演じてきた役柄もあり、清純派女優のイメージが強かっただけに大きなバッシングを受けることとなってしまいました。
その結果、主演を務めていた実写映画『はたらく細胞』についても、「ひどい」という感想があがる状況になってしまいました。
作品に罪は全くないと思いますので、先入観なしで観賞する方が楽しめると思います。
映画『はたらく細胞』のあらすじ

(以下、映画『はたらく細胞』のあらすじです。)
『はたらく細胞』のあらすじ|自分のはたらきに自信を持てずにいる赤血球AE3803
人間の身体は、何千もの細胞によって形成されており、その一つ一つが大切な働きをしています。
赤血球のAE3803は、赤芽球だった頃に骨髄球に救われ、それ以来立派な赤血球になることを夢見ていましたが、無事に赤血球になった今でも酸素を届けるという大事な役目をこなせている自信が持てずにいました。
体内にある菌をヘルパーT細胞が察知し、キラーT細胞が出動、加えてNK細胞も登場し細菌を駆除するなど立派な働きを見せる中でAE3803は、酸素を運ぶ際中に菌に襲われ、白血球のU-1146に救出される始末。
自信を無くすAE3803を、U-1146は優しく励ますのでした。
『はたらく細胞』のあらすじ|細胞たちが暮らす身体の持ち主・漆崎日胡
AE3803らが暮らす身体の持ち主は女子高生の漆崎日胡です。
母親を病気で亡くしている日胡は医学部合格を目指し、勉強に励みながら、憧れの先輩である新に恋をするなど充実した日々を過ごしていました。
一方、父親の茂は日胡の学費を稼ぐために長距離ドライバーとしてハードワークを行っていましたが、生活の不摂生が原因となり、彼の体内の細胞は劣悪な環境にありました。
日胡は念願だった新のデートを楽しみ、帰り際に告白され、幸せの絶頂を感じますが、別れ際に茂が倒れたと電話を受け、新とともに職場へと向かいます。
幸い命に別状はなかったものの、その日以来、食生活にも気を付け茂は健康を取り戻していきます。
『はたらく細胞』のあらすじ|白血病細胞の成長によって、衰弱していく日胡
一方、日胡の体内にも変化が訪れていました。
白血球になれなかった骨髄球の中には悪に転じるものがおり、白血病細胞が成長してしまい、日胡は白血病となり、入院することを余儀なくされます。
体内で猛威を振るう白血病細胞を前にキラーT細胞、そしてNK細胞も歯が立たずにどんどんと病は進行していくこととなります。
最終的な手段として骨髄移植が行われることとなり、最後の力を振り絞ってU-1146は白血病細胞に挑み、AE3803も新しい細胞のために必死に酸素を運ぶのでした。
以上、映画『はたらく細胞』のあらすじでした。
果たして、日胡の身体はどうなってしまうのか?
映画『はたらく細胞』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

(以下、映画『はたらく細胞』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|体内ではたらく細胞たちの活躍がドラマチックに描かれた2024年の大ヒット作品
実写映画『はたらく細胞』は、清水茜さんの同名人気漫画を実写映画化した作品として、2024年の12月に公開されました。
そのきわめて漫画的な表現から実写化は難しいのではないか?と噂されていた作品がまさかの実写映画化ということや豪華キャストの共演という話題性もあり、興行収入60億円をこえる大ヒットを記録するなど成功を収めました。
「はたらく細胞」というタイトル通り、人間の生命維持のために年中無休で働く細胞たちが擬人化され、活躍する姿が描かれていきます。
映画の冒頭では、人間の細胞のはたらきについて簡単な説明があり、立派な赤血球になるために奮闘する主人公の永野芽郁さん演じるAE-3803、まるでヒーローのように頼れる存在である佐藤健さん演じる白血球のU-1146、その他にもクールな一匹狼のような仲里依紗さん演じるNK細胞など豪華キャストが演じた個性豊かな擬人化された細胞たちが登場し、一気に作品の世界観に惹きこまれていきます。
体内の細菌も、片岡愛之助さんや小沢真珠さんらがコミカルに演じており、佐藤健さんのアクションシーンも魅力的です。
お子様が鑑賞する際は、身体の仕組みについて勉強できる教材のような魅力もあり、子どもから大人まで楽しめる作品になっており、家族そろって安心して鑑賞ができます。
細胞たちのストーリーとは別に細胞たちが住む身体の持ち主である芦田愛菜さん演じる女子高生・漆崎日胡ら人間たちのストーリーも描かれていき、ちょっとした恋愛要素もあってバラエティ豊かな内容になっています。
そんな日胡の体内では、Fukaseさん演じる白血病細胞が猛威を振るい、映画の中盤以降は細胞たちが窮地に立たされる様子が描かれていきます。
残された骨髄移植という選択肢によって、これまでの細胞は一掃され、新しい細胞へと生まれ変わっていくことになりますが、身体を持続させるために最後の力を振り絞って白血病細胞を撃退するU-1146、そして自らの役目を全うし、立派な赤血球として全力を尽くすU-1146の姿が描かれます。
細胞たちの頑張りもあり、日胡は回復し、映画のラストでは念願だった医学部の入学式に阿部サダヲさん演じる父親、そして加藤清史郎さん演じる恋人とともに向かうシーンが描かれ、コミカルな要素がありがらもドラマチックな締めくくりとなり、全体的なバランスの良い作品となっています。
ぜひ家族そろって鑑賞し、健康な身体作りへのモチベーションを上げるきっかけにしてはいかがでしょうか?
映画『はたらく細胞』のみんなの口コミ評判レビュー
★★★☆☆星3
大人、ファン向けの映画だなと思いました。
はたらく細胞はもともと体の中の赤血球や白血球を擬人化したような、大変に教育的な側面を持つ漫画なのですが(子供が勝手にTキラー細胞なんて言葉を覚えたりしていて、すごいです)小さい子には起こる出来事がちょっと痛々しくて厳しいかなと思いました。
原作ファンとしては、なかなかの出来の良い映画で、いいカンジに2次元を3次元にしてくれたものだと感心したのですが、かなり人気があり、間口も広そうに見えるためか、親子連れも多くいる中、正直あまりターゲット層じゃないような小さい子もいて、その子は怖がっていてちょっと辛そうでした。
とても良い映画なのですが、年齢や、出血やその他の抗体や免疫についての描写が大丈夫かは確かめておいた方がよさそうです。
私としてはそこを見どころだと感じたので、本当に良かったのですが。
30代女性
★★★★☆星4
自分の身体の仕組みをキャラクターの個性とともに知ることができ、子供から大人まで楽しめる作品だと思います。
覚えにくい名前もキャラクター含めてだと覚えやすいので、医療業界の人にもおすすめな気がします。
配役もとても印象的で、みんなそれぞれのキャラクターに合った人選だったと思います。
世界感もよく作られていて2時間ほどの映画もあっという間だったように思います。
続編も期待できるような内容で、他にももっと人間の身体の仕組みをわかりやすく表現してくれそうな作品だと思います。
コメディ感も強いため、老若男女が面白おかしく、みることができる作品です。
映像もこだわられていて、カラフルだけど世界観が表れていて良かったと思います。
30代女性
★★★★★星5
アニメ、漫画などは未視聴の者です。
体内の細胞たちが擬人化された視点と、体の持ち主である親子視点で展開される物語というのが新鮮でした。
特に赤血球ちゃんのピンチを何度も救う白血球さんの強さに見どころを感じました!
人間sideの甘酸っぱい青春模様にキュンキュンしたり、運転途中で極限状態な父に爆笑したり、闘病中の様子にハラハラしたりと、笑いあり涙ありで見ました。
特に後半部分の主要人物がバタバタと退場していく場面はヒヤヒヤものでした。あんなに強い白血球さんでも苦戦する相手に押されている時は絶望の一言です。
もうコレあかん•••と諦めていた時のドンデン返しがすごかったです!
この映画をキッカケに漫画やアニメも見てみたいと思うようになりました。
クシャミの原理や、嬉しい時に出てくる細胞、大便の仕組みなどなど(笑)、映画を見ながら体の仕組みを知ることができる一石二鳥な作品だと思います!
20代女性
★★★★☆星4
もともと漫画を読んでいて好きだったので、とても期待して映画を鑑賞しました。
私は医療の知識がありますが、登場人物みなさんが本当にハマり役だと思いましたし、衣装もそれぞれの細胞や最近の特徴をよく表していました。
特に印象に残ったのは黄色ブドウ球菌役の小沢真珠さんです。
悪さをする菌役がぴったりでした。
子どもにとって体の仕組みを理解するのは複雑で容易なことではありませんが、興味を持つきっかけとしてとてもいい映画だと思います。
4歳の息子はまだ菌のキャラクターを怖がりそうなので、もう少し大きくなったら必ず一緒に見せたいなと思います。
今回の映画の内容は、漫画のごく一部だったので、映画の続編やドラマでさまざまな体の仕組み、細菌やウイルスについても描いて欲しいと思いました。
30代女性
★★★★☆星4
漫画やアニメがあるのは知っていたので、実写作品も気になって鑑賞しに行きました。
結論から言うと、面白かったびっくり作品にとても引き込まれる世界観でした。
どうしても、コスプレ感が否めない部分はありますが、外側の人間の症状と、細胞の活動の様子と言う構成が、あまり知識がないものにも見やすく、没入することができました。
学生の頃に、生物の授業などで暗記しようと思った赤血球や、白血球の働きが、こんなにもわかりやすくなるなら、自分が学生の時代にもこのような作品に触れられたらよかったのになと思います。
NK細胞の1匹狼のような感じがかっこよかったです。
原作を知っている友人からは、原作の方が、もっと体の仕組みについてしっかり書かれていると聞いたので、原作も読みたいなと思いました
20代女性
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