『犬鳴村』はどこ?実在するのか解説。何があったのか,ひどい理由5つ,最後の犬化などを徹底考察。

2020年2月7日公開の映画『犬鳴村』。
「実在する心霊スポット」としても名高い福岡県の犬鳴トンネルを題材に、都市伝説を映画化したホラー作品です。
監督は『呪怨』シリーズで世界的に知られる清水崇氏が務め、日本古来の因習や血筋にまつわる恐怖を映像化しました。
公開当時には“本当にあった場所を題材にした映画”として話題を呼び、興行収入10億円を超える大ヒットとなりました。
目次
犬鳴村はどこにある?福岡県に実在せず都市伝説。何があったのか実話事件も解説。
映画『犬鳴村』は、福岡県に実在する旧犬鳴トンネルや周辺にまつわる都市伝説を題材にしたホラー作品です。
では、噂に登場する「犬鳴村」は本当に存在するのでしょうか?
その真相を先にお話しすすると、犬鳴村は都市伝説で実際には存在しません。が、旧犬鳴トンネル、犬鳴トンネルは実在しています。
旧犬鳴トンネルは現在老朽化により閉鎖されていて、現在は新しいトンネルである犬鳴トンネルが地元民の方に使われています。
そして、旧犬鳴トンネル周辺では実際に事件も起こっています。
それでは、福岡県に実在せず都市伝説となっている「犬鳴村」と、実際に起こった旧犬鳴トンネル周辺との関係について解説していきます。
管理人
福岡県に存在するとされた犬鳴村はあくまで都市伝説
犬鳴村は、福岡県宮若市犬鳴にある犬鳴山付近に存在すると噂される村です。
しかし、この存在すると噂される村である「犬鳴村」はあくまでも都市伝説であり実際に存在した記録はありません。
都市伝説によると、犬鳴村は外界との接触を絶った村であり、観光客が不用意に近付けば村人に襲われるといった恐ろしい噂が広まっています。
その他にも、このような怪談めいた話が語られています。
- 老婆が一人で暮らしている
- 訪問者が凶器を持った男に追われる
- 自衛隊がヘリで物資を投下している
さらに「武器を持った青年が村人を皆殺しにして廃村になった」という噂もあります。
しかし、これは実際に岡山県で発生した「津山三十人殺し事件」を基に創作されたものと考えられていて、実際に起こってはおらず事実無根と言えます。
映画でも登場する「犬鳴族が存在する」「日本国憲法が通じない治外法権の地」といった設定も都市伝説に由来しています。
他の部分は、映画オリジナルと見て良いでしょう。
管理人
なお、2020年1月には、映画の完成披露試写会が犬鳴山のある宮若市で行われました。
ただ、市の関係者は「心霊スポットとして注目されるのは複雑だが、話題性としては大きい」と語っていました。
実在する犬鳴トンネル周辺で起こった事件
一方で、映画に登場する犬鳴トンネルは実在します。
福岡県宮若市と久山町を結ぶ旧犬鳴トンネルは老朽化により閉鎖されており、現在は立ち入り禁止となっています。
そして、新たに作られたトンネルが犬鳴トンネルです。
実は、この旧犬鳴トンネル、犬鳴トトンネル周辺では事件が相次ぎ、「心霊スポット」として知られるようになりました。
有名な実際の事件は2つあります。
犬鳴トンネル周辺に実際に起こった事件
- 1988年:車を貸さなかった青年が少年グループに監禁され、ガソリンをかけられて焼殺される事件が発生。
- 2000年:近くの犬鳴ダムで死体遺棄事件が発生。
その他にも、交通事故も多発していて、心霊スポット化の要因となっています。
こうした実際の凄惨な事件が、都市伝説と結び付いて語られてきた背景があります。
管理人
犬鳴村は実在せずあくまで都市伝説だが、犬鳴トンネルは実在し心霊スポットになっている
「犬鳴村」という村そのものは存在しません。
あくまで都市伝説として語られているだけで、実際に航空写真から見ても、旧犬鳴トンネルから繋がる奥には村は尊愛していないとのことです。
しかし、旧犬鳴トンネル周辺で実際に起きた事件により、都市伝説に現実味を与えました。
そこで、恐怖の舞台として語り継がれてきて映画『犬鳴村』が作られることになりました。
映画の影響もあってますます心霊スポットとして有名になりましたが、実際に事件も起きていて、犬鳴ダムも近いので特に夜は危険な雰囲気があります。
なお、旧犬鳴トンネルは、現在は老朽化したことにより閉鎖されていて立ち入り禁止となっています。危険な状態にあるため、好奇心から不用意に近付くことは避けるべきでしょう。
管理人
『犬鳴村』がひどいと言われる理由5つ。批判の理由を徹底解説
映画『犬鳴村』は、都市伝説を題材に、『呪怨』で海外でも名を轟かせたジャパニーズホラーの巨匠・清水崇監督が手掛けたホラー映画です。
その話題性は大きな注目を集め、興行収入10億円を超えるヒットとなりました。
しかし一方で、「ひどい」と感じた観客も少なくありません。ひどいと言われる理由は5つあると考察されます。
管理人
ひどい理由①怖さが物足りない
犬鳴村に行った直後から精神に異常をきたした西田明菜が鉄塔から飛び降りる場面や、悠真の後輩たちが電話ボックスの中で溺死する場面など、ショッキングな描写が多くあります。
しかし、ホラー映画好きにとっては恐怖演出がやや弱く、全体的に「怖さが中途半端」と受け取られました。
そのため「ひどい」との評価が生まれたと考察されます。
ひどい理由②後半の展開が分かりにくい
映画の後半、主人公・奏が犬鳴村で救った赤ん坊が、実は自分の母方の祖母であり、物語がタイムスリップしていたことが明らかになります。
ところが、なぜタイムスリップが起きたのか説明はありません。
また、村の関係者が犬へと変貌する展開についても説明が不足しており、唐突な出来事が続くことで消化不良に感じる観客が少なくありませんでした。
これも「ひどい」と言われる大きな要因と考察されます。
ひどい理由③都市伝説とかけ離れた内容
映画『犬鳴村』は心霊スポットとして有名な犬鳴トンネルや、ネットで語られてきた犬鳴村伝説をモチーフにしています。
ところが、実際の都市伝説とはかけ離れたオリジナル要素が強く盛り込まれており、都市伝説の再現を期待していた観客には不評でした。
結果として、「都市伝説と違いすぎる」と落胆する声が上がり、「ひどい」という感想に繋がったと考察されます。
ひどい理由④設定の矛盾や違和感
犬鳴村の過去が描かれる場面では、1950年代〜60年代を思わせる時代背景にもかかわらず、登場人物が着物といった和装で登場します。
当時は高度経済成長期の真っただ中で、完全な和装は時代とそぐわない描写でした。
また、生活の糧として山犬を食べていたという設定もありますが、山犬(ニホンオオカミ)は1900年代初頭にすでに絶滅しています。
こうした設定の甘さに不満を抱いた観客も多く、それが「ひどい」という評価に結びついたと考察されます。
ひどい理由⑤恐怖回避バージョンへの賛否
ホラーが苦手な人でも楽しめるように、恐怖回避バージョンというものも公開されました。
『犬鳴村 恐怖回避ばーじょん 劇場版』は、恐怖シーンに可愛らしい犬のキャラクターやコミカルな加工を加えたが公開されたもので、大きな話題を呼びました。
一方で、恐怖回避バージョンには「ホラー映画なのに笑いを誘う演出は作品を茶化している」と感じた観客もいたようです。
この恐怖回避バージョンという企画自体が「ひどい」と捉えられる要因にもなったと考察されます。
犬鳴村の最後で犬化した理由、『お友達によろしく』の意味など分かりにくい部分を解説。
「お友達によろしくね」のセリフの意味
ラストで遼太郎が奏に伝えた「お友達によろしくね!ママが。」というセリフは非常に意味深です。
これは遼太郎の母親が犬鳴村の出身であり、奏も犬鳴族の血を受け継ぐ存在であることを示しています。
奏が犬化した瞬間、遼太郎の母は奏を完全に仲間として認め、「お友達によろしく」と伝えたと解釈できます。
このことから、遼太郎自身も犬鳴村の血を色濃く引いており、いずれは犬化していく可能性があると考えられます。
奏と遼太郎は「同じ血筋を持つ者同士」として出会うべくして出会った存在なのです。
管理人
奏が犬化した理由
映画のラストで奏の口元から牙が覗いたシーンは、犬鳴村の呪いを象徴する場面です。
ではなぜ、奏だけが犬化したのでしょうか?
考えられる理由は「犬鳴族の血を受け入れたから」です。
奏は曽祖母・摩耶のことを否定せず、むしろ肯定的に捉えました。この姿勢が「血を受け入れた」と判断され、犬化に至ったと考察できます。
一方、弟の康太はまだ犬化していません。
しかし、心境が変わり「血を受け入れる」時が来れば、同じ運命を辿る可能性は大いにあるでしょう。
山野辺が呪われた理由
一見すると関わりの浅い山野辺が呪われた理由は、原作小説で補足されています。
彼の祖先は森田源次郎と共にダム建設に加担し、その見返りに財を築きました。
さらに検視でも森田側に便宜を図っていたため、祖先の罪と自身の行動が呪いを呼んだと考えられます。
一方で、奏や康太のように犬鳴村の血を継ぐ者は生き残っています。
つまり「血を持つ者は呪われず、外部の血筋は容赦なく取り込まれる」という理が働いているといえます。
映画と原作の違い
映画と原作小説『犬鳴村』は大筋に大きな違いはありません。
ですが、小説では、過去の犬鳴村がより深く描かれています。
小説で詳細に描かれている部分
- 成宮健司や籠井摩那の存在
- 奏の祖母・耶英の出生が「犬との交配」の可能性として示唆
- 遼太郎の母親が犬鳴村出身であること
映画『犬鳴村』では曖昧だった血筋や呪いの正体が、原作を読むことで浮かび上がります。
そして、物語全体が「犬鳴族の血を受け入れるか拒むか」というテーマに収束していきます。
映画『犬鳴村』のあらすじ
(以下、映画『犬鳴村』のあらすじです。)
『犬鳴村』のあらすじ|心霊スポット・犬鳴トンネル
病院でカウンセラーの仕事をしている奏は昔から霊感が強い女性でした。
務めている病院に患者として現れた遼太郎という少年も同じく霊感があるようで、もう一人のママと言われる存在に手を振っており、奏も幽霊と思われるママを目撃し、担当を変えてもらおうと洩らします。
そんな中、恋人である明菜の様子がおかしいと兄の悠真から連絡を受け、奏は実家へと戻ります。
悠真と明菜は少し前に正体不明の村・犬鳴村に通じると言われる心霊スポットとして悪名高い犬鳴トンネルを訪れており、それ以来、明菜は不可解な行動や言動を重ねるようになっていました。
ほどなくして、明菜は悠真の目の前で鉄塔から飛び降り、自殺を図ってしまいます。
『犬鳴村』のあらすじ|行方不明になってしまった悠真と康太
明菜の死に大きなショックを受けた悠真は仲間を引き連れて再びトンネルへと向かいますが、怖気づいた仲間たちは悠真を置いて逃げてしまいます。
こっそり付いてきていた弟の康太もトンネルに入ってしまい、悠真と康太は行方不明となってしまいます。
二人が行方不明になったことを受けて、仲間たち、奏、両親が警察を引き連れて現場の前を訪れますが、捜索がすぐに出来ないことを聞いた母の彩乃がまるで野犬のように凶暴化して父の晃に噛みつき、すぐに彩乃は正気に戻ったものの昔から奏は晃が彩乃に対して冷たく当たっていることを不審に思っていました。
二人の関係について探るために母方の祖父の家を訪れた奏は、奏と同じように不思議な力を持っていた祖母が元々捨てられていた赤子であり、犬鳴村出身の可能性があることを知ります。
『犬鳴村』のあらすじ|明らかになる犬鳴村の悲しい過去
祖母との記憶を思い出していく中で幼い頃に見えていた青年の霊が祖母が眠る墓の近くにいることに気付きます。
健司と名乗る青年は、奏に過去の犬鳴村の映像を見せます。
独自の文化が形成されていた犬鳴村でしたが、ダム建設のために多くの村人の命が犠牲となり、建設の首謀者が晃の祖先であったことが明らかとなります。
ダム建設の関係者は、犬鳴村を周囲から孤立するために彼らの悪評を周囲に流していたのでした。
自分のルーツを知った奏は健司の案内のもと、犬鳴トンネルを訪れ、行方不明になった悠真と康太の救出へと向かうのでした。
以上、映画『犬鳴村』のあらすじでした。
映画『犬鳴村』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画『犬鳴村』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|都市伝説を題材に、謎の廃村・犬鳴村の恐怖を描いたホラー作品
映画『犬鳴村』は、都市伝説・犬鳴村を題材に『呪怨』などで知られるジャパニーズホラーを代表する監督・清水崇監督が心霊スポット“犬鳴トンネル”を訪れたことによって、恐怖の体験をすることとなる登場人物たちの姿を描いたホラー作品となっています。
そんな映画『犬鳴村』は、冒頭から若いカップルが犬鳴トンネルを訪れるシーンから始まります。
二人が撮影するハンディカメラのような映像が展開されていきますが、終始手振れしているような雑な映像が、逆に恐怖感を際立たせています。
場面が変わって、三吉彩花さん演じる主人公・奏が霊が見える男の子・遼太郎と出会うシーンが描かれ、ここでも遼太郎が“あっちのママ”と言う女性の霊が登場するシーンもあり、冒頭から観客を恐怖の世界へと誘います。
そして、ストーリーは本筋へ。
冒頭にトンネルを訪れていた奏の兄・悠真とその恋人である明菜ですが、明菜の様子がトンネルを訪れてからおかしくなり、鉄塔から投身自殺を図ってしまいます。
その後、明菜の呪いの真相を探るために再びトンネルを訪れた悠真と好奇心が内緒で付いてきていた康太もトンネル内で行方不明となり、悠真の後輩たちも謎の死を遂げるなど被害者が増えていきます。
そして、調査していく中で自分たちの母方のルーツが犬鳴トンネルから通じる犬鳴村にあることを知った奏が犬鳴村の出であると思われる男の霊・健司の案内のもと、犬鳴トンネルを訪れることとなります。
犬鳴村の悲しい過去が展開されるシーンでは、戦後をイメージしたと想定される古ぼけたフィルム映像で村人が迫害を受けるシーンが描かれ、まさにジャパニーズホラーと言えるような不気味さに満ちていますが、不快に感じてしまう方もいると思いますので、ホラー映画に免疫がないという方には注意が必要だと思います。
ダム建設のために消えたはずの犬鳴村がなぜか存在しており、捕らえられていた悠真と康太を救出しようと試みる奏ですが、凶暴化した犬やまるで獣のような姿になった村人に襲われるなどパニック描写満載となっており、手に汗握る展開となります。
悠真が犠牲になりつつも、なんとか康太とともに村を脱出することが出来た奏でしたが、健司から託された赤ん坊が、自分たちの祖母で実は奏たちはタイムスリップしていたというSF映画のような急展開のオチとなります。
ハッピーエンドで締めくくられると思いきや、奏が犬鳴村の村人と同じように獣のような牙を見せるという後味の悪いシーンがラストに描かれ、最後の最後まで気が抜けない作品となっています。
都市伝説やジャパニーズホラーが好きという方にぜひオススメしたい作品です。
『犬鳴村』のみんなの口コミ評判レビュー
★★★★☆星4
映画『犬鳴村』は清水祟監督の作品です。
犬鳴村付近の公衆電話で動画撮影を行う森田悠馬とその彼女の登場から物語が始まります。
彼女のオカルトに関する動画撮影に付き合わされている悠馬は嫌々ながら犬鳴トンネルへ侵入し犬鳴村へと足を進めていきます。
そこで2人を恐ろしい出来事が襲います。急いでその場から逃げた2人は悠馬の実家へと逃げ帰ります。
しかし、彼女の様子が明らかにおかしいのです。
不気味な絵を書き、トイレに行くと言い、何故か家の外に出てしまいました。
たまたまその様子を見た悠馬の弟がそのことを悠馬と姉に伝えました。
急いで3人は彼女のことを探しますが、彼女は悠馬の目の前で投身自殺をしました。
これを機に悠馬、姉、弟は犬鳴村へと自然と呼び寄せられていき、周りの人へも影響を及ぼしていきました。
作中のなかで、様々な伏線があり、少しづつそれらがつながっていき物語の題名でもある犬鳴村が深みを増していきました。
私はこの映画はとても好きな部類に入るのですが、何故星5にしないかというと、生きている人間が犬のように歯が急に変形し、目の色も変わるということがあったので、そこの部分が私は少しもやもやしたものがありました。
それ以外は何も映画自体に不満はありませんでした。むしろ、伏線が色々繋がっていったので、ワクワクしながら見ることができました。
20代男性
★★★★★星5
映画『犬鳴村』はホラー好きの中で都市伝説のような存在の話を元にした映画になっています。
私もホラーが大好きで犬鳴村と聞くと、あ!あれね!となるくらい有名な心霊スポットです。
犬鳴村とは、九州にある旧犬鳴トンネルの向こうにある村と言われ、“入ると絶対生きて帰ってこれない”“日本国憲法が無効とされる村”と言う噂が多々あります。
実際村があったのか無かったのか定かではありませんが、現在の犬鳴ダムに沈んでいると言う噂もあります。
犬鳴村の映画はその都市伝説を元に作成された映画で、内容は犬鳴村と関わる家族のお話になるのですが一番興味のある犬鳴村の廃村だったり犬鳴村で起こった事件などを細かく再現してあり、入るとどうなるのか、本当に犬鳴村があるのかなど、現代で都市伝説になっていることが明らかになっていくので、ホラー好きには堪りませんでした。
エンディングではドローンを使用した犬鳴ダム・旧犬鳴トンネルの撮影もあり、最初から最後まで見入ってしまいました。
20代女性
★★★★★星5
この映画は、実在する心霊スポットである「犬鳴トンネル」を題材としたホラー映画です。
トンネルは本当にありますが、映画のタイトルである村は都市伝説で語られています。ただ怖いというだけでなく、昭和初期の村風習的な感じが良く描かれていました。
クライマックスのシーンで主人公がひいおじいさんとされる人物と犬鳴村に入っていき主人公の家族のルーツを知ることになるのですが、ひいおじいさんは村を貶めようとした電力会社の人間だったのかがハッキリしなくすっきりしませんでした。
ラストのシーンでは主人公が母方の祖母を母の実家に置いてくるといった時空を超えた不思議な現象の演出も魅了されました。この辺りが、他のホラー映画とは違い、意味深い作品だったと思います。
40代男性
★★★★☆星4
キャストはあまり知らない方ばかりでしたが、三吉彩花主演ということとホラー映画が大好きいうことで妻と2人で観に行きました。
元々、犬鳴村という地図上にない村があるというのは、インターネットを見てて気になっていました。ノンフィクションではありますが、実際にこのような村があったら、恐怖ですし、遊びでも立ち入りたくない村であると感じました。
知らない方ばかりでしたが、どの方も演技力が高く、終始見入るものがありました。
三吉彩花が出ている作品は基本的に全て見ているのですが、『犬鳴村』は相当仕上がっていると思います。
三吉彩花を知らない方ももちろん大好きな方も必ず劇場に足を運んでみる価値のある作品です。
是非多くの方に見ていただきたいです。
20代男性
*映画『犬鳴村』のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。