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ジョジョラビット(映画)のネタバレ含む評価感想。原作は英語版のみ、キャストと監督を解説。

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ジョジョラビット(映画)の評価感想とネタバレ解説!原作は英語版のみ・キャストと監督も豪華!
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第92回アカデミー賞にもノミネートされた『ジョジョ・ラビット』。

注目度もかなり高いのに上映館数が全国で143と少ないんですよね。

注目度も高いのに上映館数が少ないせいか公開されてからは連日ほぼ満席のような勢いでした。

各界からの著名人の絶賛の声も多く、この作品の評価や期待度が伺えます。

第2次世界大戦というシリアスな舞台を上手い具合のコメディで演出してていて、その上で感動できる作品です。

原作はクリスティン・ルーネンズの「Caging Skies」を元に監督のタイカ・ワイティティが脚本を務めています。

現在、『ジョジョ・ラビット』の原作である「Caging Skies」は日本語訳では出版されていません。私も原作が気になり読もうとしたのですが、英語版しかなく断念しました。

管理人

ジョジョラビットを観てきたネタバレ含む感想と評価!感動あり笑いありのリアルな作品

ジョジョラビットを観てきた!感想と評価

第二次世界大戦化のドイツを舞台にしているとは思えないほどのコメディタッチと軽快な音楽で進んでいき、登場するキャラクターも見た目も中身もそれぞれ個性的で、皆んなの圧倒的な演技力とテンポに押されて、感動もありつつも笑える映画になっています。

またメインとしては戦争と差別の2つを主人公のジョジョである子供の視点で描いていく成長していくのですが、このジョジョの成長していく姿には終始、目が離せなかったです。ナチス教でありヒトラーを敬愛し、靴紐も結べなかった10歳の少年が母親のロージーやユダヤ人少女との出会いをきっかけに恋に落ちて、少しずつ社会が間違っているのではないかと気づいて成長していく姿には、心打たれるものがありました。

また、そんなジョジョを見守る「ブラックウィドウ」でお馴染みのスカーレット・ヨハンソン演じる母のロージーの人を愛すること、本当に大切なことは何なのか理解し、息子の身を案じながらも行動を起こした姿があってこそのジョジョの成長だったのだと思います。

ブラックウィドウの時系列や順番の詳細はこちら

戦争映画を決して暗い、辛いだけのものとして描写するのでなく、あの時代の子供たちはどんな目線で過ごしていたのか歴史を知ることの大切さも感じました。

切なく、残酷な場面もあったがコメディも入れつつ、どの世代の人が観てもきっとほっこりする作品なのではないでしょうか。

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ジョジョラビットを観たみんなの口コミ評判レビューまとめ

まずは全体的なレビューや評判サイトの評価から。

どの口コミ評価サイトでも星4を超えてくる辺りは流石というか、どの世代や誰が観てもほとんどの人が高評価をされている証拠でもあると思います。

続いてTwitterにあった口コミ評判・評価レビューを集めてみました。

基本的にはこうやって集めるときは良かった感想と悪かった感想の両方を出来るだけ集めようとしているのですが、今回は悪かった感想と言うのが全くと言っていいほど見つからず。ですので、良かった感想ばかりですがご参考までに。

口コミ参照元:グーグル映画『ジョジョラビット』レビュー

予告以外の前情報なくジョジョラビットを見た。滑稽さと悲惨さが背中合わせで、感情がバグった。戦争なんて本当はバカバカしくて滑稽で笑ってしまうようなものなのに、あまりに残酷で悲壮で過酷で、それゆえ遂行するためには大義が必要になるのかな、そんな事を思った。とてもいい映画だった。泣いた。

女性

レイトショーでジョジョラビットめちゃくちゃ良かった‥ホロコースト映画なんだけど、前向きな気分になれた。スカヨハおしゃれすぎたし、ほんとに大好き!!

女性

なんかすごく良かった(語彙力無さすぎ) 泣いちゃった 泣く映画なのかな? いい映画だったから色んな人に行って欲しい( ;꒳; )

男性

ジョジョラビット観てきた。もうね〜最高にいい映画だったの!後半はめっちゃ感動する。なんか映画観た後になんとも言えないふわふわ〜とした感情になった。

女性

『ジョジョラビット』みました 1917と全く違う角度のポップな戦争映画ですごい面白い! 優しい強い大人が死んでいく理不尽は戦争の辛さそのもの… コミカルだけど感動するまさに傑作! なによりジョジョとヨーキーが可愛い!尊い!!!!

男性

以上がツイッター上での口コミ評判です。ちなみに、当Webメデイアにはこんな口コミ評判も集まりました!

★★★★★5

始めて宣伝を見た時の印象はヒトラーをバカにしまくって、ひたすらコメディ目線の戦争反対B級寄りの映画にみえたので、これは観客から後々叩かれそうだと思いながら面白半分で観に行きましたが、印象とは逆に非常によくできた映画であったので反省しています。

今までに、「シンドラーのリスト」、「帰ってきたヒトラー」など、ナチスやヒトラーをテーマにしたノンフィクションやコメディ映画は沢山見てきたので、正直ナチス映画はもうおなか一杯だよという感じでいましたが、ジョジョラビットはそのジャンル、いえ、戦争映画の中でも映画史に刻むべきものだと私は思いました。

従来の戦争映画では、戦争の悲惨さや滑稽さなどネガティブなものを強調するものが多く、観る前はそれなりの覚悟でないと辛いものが多いですが、ジョジョラビットはそういった強調は少なかったです。どちらかというと今後必要なのは愛と寛容の大切さであるということを抜群に感じさせてくれる、未来に向けてのメッセージが強い戦争映画でした。

そして、コメディ映画といっても戦争を笑い話にしているのではなく、かといって悲惨さをないがしろにはしていません。この映画の良いところは、コメディにすることで主人公ジョジョが受ける母親や周囲の大人たちの愛を受け、その愛を受けていく事で戦争下にいるジョジョが成長していくところを十分に感じられるところです。

ただ、そうはいっても戦争映画なので、実際のところどうなのよという意見もあり、見方によっては賛否両論になるかもしれません。しかし、私たちが今後、再び戦争を起こさないようにするには、大人が「愛と寛容」を子に伝えるという事が、非常に必要であるという事をこの映画は教えてくれます。他のシリアス調な戦争映画とあわせて、未来のために大切にしたい映画でした。

20代女性

ジョジョラビットのあらすじ!シリアスだけど笑いもある内容に

ジョジョラビットのあらすじとネタバレ解説!シリアスだけど笑いもある内容に

(以下、映画『ジョジョラビット』のあらすじです。)

ジョジョラビットのあらすじ|10歳のジョジョは兵士になろうと奮闘する

第二次世界大戦中のドイツ。10歳の少年、ジョジョ・ベッツラーはアドルフ・ヒトラー率いるナチス・ドイツを信奉していました。ドイツ兵となって戦いたい想いを抱いているジョジョは、青少年集団ヒトラーユーゲントの合宿で訓練することになっていました。空想上の友達であるアドルフ・ヒトラーとナチスへの忠誠心を誓い「訓練を楽しんでこい」と送り出されます。

合宿では、片目を戦いで失ったクレンツェンドルフ大尉や教官のラームらの指導による、戦争の仕方を教える厳しい訓練が行われます。

初日は実在する唯一の友達である親友のヨーキーと厳しい訓練を何とか乗り越えます。2日目の訓練では、教官からウサギの命を奪うように命令されます。

そして、オドオドしていたジョジョは、教官に指名されてしまいます。しかし、ウサギの命を奪えないジョジョは、ウサギを逃がそうとするも、ウサギは教官によって命を奪われてしまいます。

ウサギの命を奪えなかったジョジョは、父親と同じで臆病だとバカにされます。ジョジョの父親は軍で働いていたが、2年間も音信不通でナチスの党員たちは、脱走したと決めつけていました。

その場を逃げるように走り出したジョジョに教官たちは、ジョジョ・ラビットと不名誉なあだ名をつけるのでした。森の奥で泣いているジョジョですが、そこに空想上の友達であるヒトラーが現れて臆病ではないとジョジョを激励します。

元気を取り戻したジョジョは、手榴弾の投擲訓練に走って向かっていきます。そして、クレンツェンドルフ大尉が持っていた手榴弾を奪って走り出し投げるも、ジョジョは投擲に失敗してしまい重傷を負ってしまいます。

ジョジョは顔に傷も残り、足も引きずる後遺症を残してしまいます。

戦争に参加できなくなってしまって落ち込むジョジョ。そんなジョジョの気持ちを汲んで母親のロージーはクレンツェンドルフ大尉の元まで行き、怪我が完治するまで仕事を与えるように言い、ジョジョは奉仕活動をすることになります。そして、ジョジョは町中にポスターを貼る仕事を任されます。そんな中、町の広場の真ん中で複数の人が首吊りされている光景を見ます。

絞首刑とされている人たちは、ユダヤ人や反ナチス思想の人々。この頃、ヒトラーによってユダヤ人は次々と迫害される政策が行われていました。残酷な光景に目を逸らすジョジョですが、ロージーはその光景をしっかり見るように言います。

ジョジョラビットのあらすじ|ユダヤ人少女との出会いがジョジョを大きく変える

ある日、ジョジョは1人でロージーの帰宅を待って留守番をしていると2階から物音が聞こえてきます。物音がしたところの部屋に向かってみると、そこは病気で亡くなった姉のインゲの部屋からでした。

部屋の壁に割れ目を見つけて開けてみると、そこには隠し部屋が。中には1人の少女がいました。驚いて逃げるジョジョに少女は追いかけてきてヒトラーユーゲントの合宿で貰ったナイフを奪われてしまいます。

その少女の名はエルサ。ユダヤ人でロージーに招かれたと言います。エルサから、もし通報するようなことをすればロージーも協力者だということを話して巻き添えになり、広場の人のように死刑になると脅されます。

その日の夜、ジョジョはロージーが帰って来ても屋根裏で音がしたとまでしか言えず。ジョジョを寝かしつけたロージーは気になり、エルサの元まで行きます。

ジョジョはナチス教だからエルサがバレたらお終いだと心配します。ロージーは反ナチスで身寄りのないエルサを匿っていました。ジョジョは寝たふりをしながら、その会話を聞いていました。

ジョジョラビットのあらすじ|ユダヤ人のエルサに次第に惹かれていくジョジョ

次の日、ジョジョはアドルフと相談した結果、エルサに交渉してみることに。

ユダヤ人のことを教えてくれれば、家に居てもいいと話します。ジョジョはエルサからユダヤ人の情報を聞き出してユダヤ人を滅ぼす本を書こうと思いついたのです。

それから毎日のようにエルサに会ってはユダヤ人の話を聞きます。しかし、話を聞いているうちにユダヤ人は下等な悪魔だというヒトラーユーゲントの教えが、事実と異なることにジョジョは気づき始めます。

そんな中、エルサにはネイサンという結婚を約束したフィアンセがいることを聞きます。それを聞いたジョジョは、意地悪をしようとネイサンから「別れたい」という手紙がきたと嘘をつきます。

ジョジョの偽の手紙の内容を聞いたエルサは泣き出して隠し部屋に入っていってしまいます。焦ったジョジョは次の日に、またネイサンから手紙が届いたと嘘を言い、「やっぱり別れたくない」と励ましの内容をエルサに送ります。

そうこうしながらもエルサからユダヤ人の話を聞くジョジョ。そんな姿を見て、突然ヒトラーが現れて仲良さそうにするな、ユダヤ人に洗脳されるなと反ユダヤ人主義をジョジョに語ります。

ユダヤ人と知りながらも頭も良く美人なエルサにジョジョは惹かれていく中、ジョジョは母ロージーの反ナチス運動の活動をしているところを見かけます。

ナチスへの忠誠を誓い、ドイツ兵となろうとしているジョジョにロージーは、「ドイツはもう間も無く戦争に負ける」ことを話します。それに対して、怒るジョジョですが、戦争や政治のことなど憎しみばかりに興味を持つのではなく、もっと遊んだりして人を愛することをジョジョに教えようとします。

以上、映画『ジョジョラビット』のあらすじでした。

キャストと監督を解説!豪華なサントラも売ってる

キャストと監督が豪華!サントラは売ってるの?

キャスト:ジョジョ・ベッツラー役のローマン・グリフィン・デイビス

『ジョジョ・ラビット』の主演を務めたのは、ローマン・グリフィン・デイビス。

9歳のときからオーディションだったりを受けていたものの、今まで出演した作品はなく、11歳になってようやく今作で俳優デビュー。映画初出演ながら初主演を務め、初出演作品とは思えないほどの演技力です。

父親は撮影監督であるベン・デイヴィス。

『キック・アス』や『ハンニバル・ライジング』の撮影を務めたり、マーベル作品の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『キャプテン・マーベル』でも撮影を務めています。

また、母親もカミーユ・グリフィンという脚本家でエンタメ一家に生まれた子供です。

『キングスマン』シリーズを手掛けるマシュー・ヴォーン製作の『クリスマス・ナイト』にも出演が決まっている、今後の活躍が楽しみな俳優です。

キャスト:ロージー・ベッツラー役:スカーレット・ヨハンソン

『LUCY/ルーシー』や『アベンジャーズ』シリーズなど有名作品に次々と出演し、今や最も稼ぐ女優に。

2020年第92回アカデミー賞のノミネート作品には、『ジョジョ・ラビット』の他にも『マリッジ・ストーリー』が入っていて出演する作品の勢いが凄まじいです。

2020年5月1日にはマーベルシリーズの『ブラック・ウィドウ』の主演作品が公開しています。

管理人

アベンジャーズの見る順番はこちら

キャスト:アドルフ・ヒトラー役:タイカ・ワイティティ

監督が自らの出演。

しかも、ユダヤ人であるのにヒトラー役を演じるという皮肉さが面白いです。

2017年公開の『マイティ・ソー バトルロワイヤル』で注目を集め、『ジョジョ・ラビット』でも更に名を上げました。

『マイティ・ソー バトルロワイヤル』の続編となるマイティソー4のラブ&サンダーでも監督を務めました。

フリーガイ」でもキャストとして出演していて話題でした。

管理人

キャスト:ヨーキー役:アーチー・イェーツ

ジョジョの良き親友役を演じた、ぽっちゃり体型のアーチー・イェーツ。

ホームアローン5ともなるホームアローンのリメイク版に主演で出演しました。

彼も、ジョジョ役を演じたローマンと同じく、今後が期待される俳優です。

フロイライン・ラーム役:レベル・ウィルソン

オーストラリアの女優でコメディアンでもあります。

イメージ的には『ピッチ・パーフェクト』シリーズの印象が強いですね。

歌って踊れるレベル・ウィルソンですが、2020年1月24日公開の『キャッツ』にも出演していました。

豪華サントラは2020年1月17日に発売済

1月17日の日本での公開日と同時に『ジョジョ・ラビット』のオリジナル・サウンドトラックが発売されました。

劇中ではビートルズやマイケル・ジアッチーノの曲が使われたり、所々使われる挿入歌には時代を感じるような曲が使われていますよね。

ロック、クラシック、ラテン・ミュージック、ジャズ、ポップスなどが多彩な上に、ビートルズなどの曲には映画の舞台のドイツに合わせてドイツ語での音源となっています。また、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、そしてハイチ語と、1枚のCDで5言語も聴けるものとなっていてこれも映画の舞台に合わせるようなかたちとなっています。

管理人

トラックリスト
  1. 抱きしめたい(ドイツ語版) – ザ・ビートルズ
  2. タブー – レクオーナ・キューバン・ボーイズ
  3. ディプシー・ドゥードゥル(feat.チック・ウェブ・アンド・ヒズ・オーケストラ) – エラ・フィッツジェラルド
  4. 大人になんかなるものか – トム・ウェイツ
  5. エヴリバディズ・ガッタ・リヴ – ラヴ
  6. ママ (ドイツ語版) – ロイ・オービソン
  7. ヒーローズ (ドイツ語版) – 2002 Remaster – デヴィッド・ボウイ
  8. ジョジョのテーマ – マイケル・ジアッキーノ
  9. 歌劇《ファウスト》から ワルツと合唱 – ロジェ・ワーグナー、ハリウッド・ボウル交響楽団
  10.  蝶の羽根 – マイケル・ジアッキーノ
  11. ローズのノクターン – マイケル・ジアッキーノ
  12. ワルツ 《春の声》 作品410 – ウィーン少年合唱団(指揮者:ゲラルト・ヴィルト)
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