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映画『モンスターハンター』で受付嬢は死亡したのか?続編やひどいとの声も解説考察【あらすじネタバレや感想評価も】

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2021年3月26日に日本公開した映画『モンスターハンター』。

カプコンの大人気ゲームシリーズを実写映画化。映画化の構想自体は2008年頃からされていて、実写映画『バイオハザード』シリーズでも監督を務めたポール・W・S・アンダーソン監督が映画化の権利を獲得しました。

また、日本人キャストとして山崎紘菜が受付嬢役として出演しています。

映画『モンスターハンター』の口コミ評判レビューには、

  • 途中テンポが悪いところもあり、ひどいと感じた
  • 仲間と協力していくところもあり、面白かった
  • 序盤・中盤・終盤飽きることなく楽しめた
  • ハリウッドならではの映像クオリティが観れる
  • ホラー感が強すぎてモンハンじゃなく、ひどい感が否めない
  • 最後は続編を匂わせるシーンでしたが、今後期待したい
  • ゲーム経験者からすると設定や細かい点など賛否両論があるかなと思う
  • 監督が同じなせいか『バイオハザード』に近い印象

という声が多数集まっています。

映画モンスターハンターの受付嬢は死亡したのか?

すべての鍵をにぎるテンロウに向かうナタリーたちは、テンロウを守るために存在するリオレウスと戦うことになります。

そのパーティには、モンスターハンターでは欠かせないキャラクター「受付嬢」も参戦します。

その受付嬢はリオレウスとの戦闘中に、そばに合った岩ごと吹き飛ばされるシーンを最後に映画の終わりまで姿を見せません。

その状況に「受付嬢は死亡したのか?」と疑問に思っている人もいます。

今回はその疑問の回答について、考察していきたいと思います。

まず受付嬢とはゲーム『モンスターハンター』シリーズでは毎作登場する定番キャラクターとして知られ、よき相棒としてプレイヤーのサポートをしてくれる重要な存在です。

映画では唯一の日本人キャストとして山崎紘菜さんが演じています。

その衣装はゲーム『モンスターハンター:ワールド』に登場する受付嬢のコスチュームをモデルとしており、その再現度の高さにゲームファンからも絶賛の声が上がっています。

山崎紘菜さんは、衣装スタッフからも「その衣装は特別」と言われたと語っているように、この映画における受付嬢への熱量がわかります。

では、次にコスチュームのモデルになったゲーム『モンスターハンター:ワールド』中の受付嬢についてどんな存在なのか書いていきたいと思います。

モンスターハンター:ワールド以前の作品における受付嬢は、クエスト受注の受付を担当する、ヒロイン的な存在でした。

そのため非常に人気が高い受付嬢ですが、モンスターハンター:ワールドの受付嬢は販売直後からアンチコメントが乱立するほど嫌われた存在となりました。

海外からの評判も悪く、「相棒らしい仕事は何もしない」「謝らないし反省もしない」「トラブルメーカー」「食べ方が汚い」などネットで調べると多くのアンチコメントがでてきます。

しかし、この受付嬢は「明るく礼儀正しい」「探求心が強い」「観察眼に優れており研究者として優秀」「食欲旺盛」「祖父の夢を代わりに叶えるという思いを持つ」などといった設定があり、ゲーム制作者側がキャラクターを作りこんでいることがわかります。

つまり、これだけでも他の受付嬢とは違い、存在感があるとも言えます。

他にも人気の受付嬢がいるにも関わらず、このモンスターハンター:ワールドの受付嬢を映画のモデルに採用したのは理由があると考えられます。

映画製作者側が特別だというこの受付嬢ですが、映画ではまだそのキャラクターのもち味を十分に発揮できておらず、登場シーンも少ない状態です。

そのため役割を果たせていないともいえるこの状況に、受付嬢は死亡しておらず、生存していると考察します。

続編が公開されるのであれば、そのキャラクターを十分に魅せてほしいと思います。

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映画『モンスターハンター』がひどいと言われる理由について考察解説

世界的大人気ゲーム『モンスターハンター』の実写化を手掛けるのはバイオハザードシリーズでおなじみのポール・W・S・アンダーソンとミラ・ジョヴォヴィッチ夫妻です。

その期待が高まるも、映画が公開されると評価は一変し、ひどいと言われるようになります。

この映画は2020年12月に全米で公開され、6000万ドルの予算に対して日本公開前ですが、全世界合計で3180万ドルの興行収入という爆死とも言えるの結果に終わっています。

なぜ、このような結果になってしまったのでしょうか。

その理由は2つ考えられます。

ひどい理由①|テンポの悪さ

1つ目は、ストーリーのテンポの悪さです。

映画は、ハンターがモンスターに襲われている場面から始まり、主人公のナタリーが異世界に行くまでの流れと現代の兵器がいかに無力であるのかを伝えています。

ナタリーたち特殊部隊がなすすべなく次々に殺されていくシーンは見ていて惹きつけられますが、その場面が長く続きます。

その結果、ナタリーとハンターが最初の討伐モンスター「ディアブロス」との戦闘が開始されるまでに約1時間かかってしまっているのです。

そのため、「モンスターを狩る映画じゃなくてモンスターに狩られる映画になっている」や「ナタリーとハンターの人対人の戦闘場面は本当に必要だったのか」など、映画のテンポの悪さを指摘する意見が多く見られます。

その後の展開はスムーズに進んでいきますが、前半で時間を使いすぎたためか最後が中途半端ですっきり感はあまり得られません。

リオレウスを討伐し、さらなる強敵を匂わせつつもナタリーが世界を守るために異世界に戻る決意をする、という場面で終わってしまうのです。

そのため、結局テンロウとは何か、ナタリーたちはどうなったのかなど、なにも真実が解明されないまま終わりを迎えてしまいます。

この中途半端とも言える終わり方に「ひどい映画」と考える人もいるようです。

ひどい理由②|原作の世界観との違い

2つ目の理由は、原作の世界観があまり反映されていない点です。

ゲーム『モンスターハンター』は、クエストをこなす中で、野原や山、砂漠といった広大な自然に触れながら物語が進んでいきます。

映画にも砂漠などの自然が出てきますが、モンスターの恐ろしさを表現するためか暗い場面が続くため「モンスターハンターの世界観と違う」と評価する人もいます。

逆に一定数の視聴者が「モンスターハンターとして見なければいい作品」と述べているのです。

このことから、原作と異なる点が多いこの映画を、ひどいと感じる人がいるのではないかと考えます。

この映画はグラフィックやアクションがすごい、映像が綺麗など評価されている部分もあるため、モンスターパニック映画として鑑賞するのであれば楽しめる内容になっているのではないでしょうか。

映画『モンスターハンター』興行収入は爆死と言われても続編製作か

映画『モンスターハンター』は、興行収入が良くなかったですよね。しかし、ラスト結末を見ていると、続編を考えて制作されていたような終わり方でした。

続編の可能性を考えて制作されたシーンを解説

エリート部隊を率いるアルテミス大尉が消息を絶った仲間の捜索のため向かった砂漠で嵐に遭い、巨大モンスターが棲む新世界に迷い込んでしまったというストーリーの映画「モンスターハンター」。

仲間はモンスターたちにやられたものの、現地の住人でモンスター狩りの戦士、ハンターやその集団を率いる提督たちとの出会いで、ラストには元の世界に戻ることに成功しました。

ただアルテミスのいる世界と新世界のポータルとなるスカイタワーが存在する限り、どちらの世界にも平和が訪れないことを知りアルテミスは新世界に戻って行き、エンディングロールでもアルテミス、ハンター、提督の3人がモンスターたちと闘うシーンが描かれていました。

また、その3人が闘う様子を塔の上から見守る人物の姿が描かれていたことからも続編の可能性を考えて制作されたことが考察されます

ちなみに映画から見ていれば気にならない方もいるかもしれませんが、劇中に登場した料理長アイルーや受付嬢・ハンドラーたちは、ゲームファンにはおなじみの登場人物です。活躍シーンが少なかった理由は、続編への顔繋ぎであって欲しいところです。

続編からがモンスターハンターの本番なのでは

また、ハンター自体もアルテミスの補佐的な活躍だった気が否めません。初回作はアルテミスと視聴者を新世界に導入させる役割で、いよいよ続編からがモンスターハンターの本番という形ではないでしょうか。

大型モンスターも5体しか登場していないことも含め、一作のみで完結させる方が難しい作品だと思います。

また、本作の監督、ポール・W・S・アンダーソン監督が手掛けたアクション映画「バイオハザード」も、アルテミスを演じたミラ・ジョヴォヴィッチが主演していますよね。バイオハザードは最終第6作とシリーズ化したので、映画『モンハン』も、続編はすでに構想済みという見方がされています。

ですが、ネックなのが興行収入問題です。製作費が6000万ドルと言われている今作ですが、すでに製作費の6000万ドルを上回るのが難しいとされています。

そして、公開前のことですが、日本人と中国人に対する差別的セリフがあったとして、中国では公開が中止となっています。ただ、問題のシーンはすでにカットされいます。

映画モンハン続編の考察まとめ

アンダーソン監督は『バイオハザード』シリーズのように、シリーズ化したい考えでしょうが、映画『バイオハザード』がシリーズ化できたのは興行収入があってこそのものです。

映画『モンスターハンター』も興行収入が振るわなければ、シリーズ化は厳しいものなのではないかと予想されます。

映画『モンスターハンター』のあらすじ

『モンスターハンター』のあらすじ|現代の特殊部隊員VS未知のモンスター

特殊部隊ファルコンに所属するナタリー大尉は、「嵐の接近」「何かがいる」という言葉を残し、消息を絶ったブラボーチームの捜索をすることになります。

ナタリー率いる5人のメンバーはその痕跡を探しますが、一切見つかりません。

そうしていると、目の前に嵐が出現します。

ブラボーチームの残した「嵐の接近」という言葉を思い出し、一同に緊張が走ります。

バギーで逃げますが嵐に巻き込まれてしまい、気が付くと見知らぬ砂漠にいた6人は、そこで2台の壊れたバギーと黒焦げの死体を発見します。

それは、探していたブラボーチームのものでした。

砂がガラスと化すほどの熱量で焼かれた状態に、ナタリーはその場から離れることにしますが、そんなメンバーの前に1本の矢が飛んできます。

戦闘態勢に入るナタリーたちが、矢を射てきた男の意図を理解する前に、大地を揺らしながら巨大な2本の角をもつモンスター「ディアブロス」が姿を現します。

応戦しますが全く効果が得られず、次々とメンバーがやられていきます。

なんとか岩山まで避難した4人ですが、巨大なクモのようなモンスター「ネルスキュラ」に襲われ、ナタリーも倒れてしまいます。

『モンスターハンター』のあらすじ|凶悪モンスター『ディアブロス』との決死の戦闘

ナタリーが目を覚ますと、薄暗い繭の中にいました。

そこから這い出しあたりを見渡すと、そこはネルスキュラの巣でした。

そこには変わり果てたメンバーの姿もあります。

命からがら巣から逃げだしたナタリーを、太陽を苦手とするネルスキュラが岩陰から見ています。

夜になるとネルスキュラが巣穴から出てくると察し逃げ道を探しますが、岩山の周囲はディアブロスの縄張りです。

安全な場所を探していると、ディアブロスに襲われたときに矢を射てきた男「ハンター」と遭遇します。

言葉が分からない2人はハンターの隠れ家に場所が移った後も子供のように喧嘩を続けます。

しかし、ハンターがネルスキュラに襲われるのを助けたことをきっかけに2人は協力するようになります。

ハンターは「ネルスキュラの毒を用いてディアブロスを倒す」ことを提案します。

ナタリーは同意し、来る日の決戦に向けて準備をすることになりました。

そして決戦の日、ネルスキュラの毒を採取する際におとりになったナタリーですが、今度はハンターがおとりとなり、ディアブロスを引きつけます。

作り出した武器とナタリーの世界の武器を駆使し、なんとかディアブロスを倒すことに成功します。

『モンスターハンター』のあらすじ|すべての原因、古代文明の塔テンロウとその守護者リオレウス

長い道のりの末、2人はオアシスに到着しますが、安心しているのも束の間オアシスは火の海に飲まれていきます。

多くのモンスターが逃げ惑う中、ハンターの仲間が助けに来てくれたことで難を逃れますが、ナタリーを警戒したハンターの仲間に捕まってしまいます。

ハンターの説得で解放されたナタリーは、ハンターたちの長からすべての真実を聞くことになります。

古代文明の時代、古代人はナタリーの世界とこの世界とを行き来しており、それが高度なテクノロジーで作られた塔「テンロウ」にあるといいます。

古代文明が滅んだ後もテンロウとその塔を守る、強烈な炎を放つ飛竜「リオレウス」は存在し続けているそうです。

長たちはテンロウを調査しようとしましたが、ディアブロスに襲われたため、負傷者の手当てとハンターの捜索で足が止まっていたといいます。

テンロウに行くためにはリオレウスを倒さないといけないため、長はナタリーにリオレウスの討伐の協力を仰ぎ、そのかわり元の世界に戻るために力を貸すことを提案します。

ナタリーはそれに同意し、リオレウス討伐に向かうのでした。

果たしてナタリーはリオレウスを討伐することができるのか?

結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。

映画『モンスターハンター』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

感想評価(※ネタバレ有)|原作好きにはたまらない迫力満点のアクション映画

原作のゲーム『モンスターハンター』は、多くのシリーズがあり、シリーズ累計売り上げが1億本を超える大人気ゲームが原作ということで、見る前から期待していた映画でした。

しかも、主演を務めるのがバイオハザードでおなじみのミラ・ジョヴォヴィッチであるという情報にアクションにも期待ができると楽しみにしていました。

現代の武器がほとんど効かない状況に実際に遭遇したらこんな感じになるのかと恐怖を感じるほどの迫力があります。

ナタリー率いるエリート特殊部隊もなにもできずにやられていき、ナタリーも一歩間違えばやられていました。

それだけ、モンスターハンターの世界は生存していくのが難しいということを物語っていると感じました。

また、お肉を焼くシーンやアイルーが料理をするシーンなどモンスターハンターならではのシーンも多くあります。

アイルーを初めて見たらと想像してしまい、ナタリーがアイルーをずっとみて微笑んでいるシーンには共感を覚えます。

少し残念なのが、出てくるモンスターの数の少なさです。

ゲームをする上でのアイルーとの共闘は必須であるためその場面がないことにも、もの足りなさを感じさせます。

しかし、一匹一匹のモンスターが凶悪で簡単には終わらない戦闘シーンは迫力があり、もう少し他のモンスターも見たいと思う反面、これ以上ないアクションシーンが続くため満足感が得られます。

そして、映画のラストで次回作を感じさせるようなシーンがでてきます。

ナタリーはリオレウスとの戦闘中に現代の世界に戻ることができますが、ナタリーを追ってリオレウスも現代に現れます。

そして、救助隊を全滅させてしまうのです。

途中で参加したハンターとともにリオレウスを倒しますが、テンロウがある限り自身の世界を脅かすと感じたナタリーは、モンスターのいる世界に戻ることを決意するというところで映画は終わります。

そこにはリオレウス以上のモンスターがでてくる予感を残しているため次回作への期待が高まります。

また、エンディングの途中でアイルーが戦闘に参加するのを匂わせる場面もあるため個人的にも次回作を心待ちにしています。

モンスターハンターのゲームをやったことがある人はもちろん、アクションが好きという方にもオススメの作品となっています。

映画『モンスターハンター』のみんなの口コミ評判レビュー

『モンスターハンター』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。

「クライマックスは画面が暗くモンスターの動きが速すぎてよくわからないシーンが多々ありひどいと思った」「ハンドガンを用いたりゲームには存在しない武器を使うところは残念」「モンスター達の鳴き声や細かい仕草などがゲーム版の動きを忠実に再現していた」「モンスターなど映像技術は高く、実際に目の前に現れたときの緊張感や恐怖感がストレートに伝わってきた」

それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。

★★☆☆☆星2

私自身、モンスターハンターはゲームからのファンでしたし、主演のミラ・ジョヴォヴィッチのファンでもありましたので今回の実写版の話を知った瞬間に必ず映画館へ観に行こうと思っていました。

ですが鑑賞後率直に思い浮かべた感想は、この監督はモンスターハンターという世界観をどのように思いこの映画を製作したのだろうかという疑念でした。

まず、ゲームのモンスターハンターはモンスターを狩猟する為に植物や鉱石、モンスターから剥ぎ取った皮や爪等の材料を使い武器・防具等を作り、より強力なモンスターを仲間と協力して狩猟していくものです。

その爽快さやドキドキ感、達成感を求めていましたが映画にはそのスパイスが少ししか感じることが出来ませんでした。

モンスターの迫力は凄まじくドキドキ感はありましたが、ホラーサバイバル感が前面に出すぎている様な気がし私的にはあまり納得のいくストーリーではありませんでした。

ゲームに登場するモンスターを大画面で味わいたい方、またゲームを知らない方には向いている作品だと思いました。

30代女性

★★★★☆星4

映画はとてもよかったです。この作品で一番感動したのは映像の美しさです。具体的にはゲームで出てきたモンスターがとてもリアルに表現されていて見ていて圧倒されました。

私自身モンハンのゲームを1000時間以上プレイしたこともあって、元からゲームでのモンスターは3D表現されていますが、それが映画では物凄く鮮明にそして美しい映像で迫力ある表現がされているのでとても映画に魅了されました。

また、登場するモンスターの強さがリアルで、現実に存在したらこれぐらいの破壊力や攻撃力はあるだろうなあと感心させられました。作品のストーリ性については賛否両論あるかもしれないですが、モンスターの映像美は万人が評価するだろうと思ました。

私が、映画を見ていて感動したシーンは基本的にほぼすべてモンスターとの戦闘シーンです。それがすべてと言っても過言ではありません。モンハン経験者という事もあって戦闘シーンばかりが気に入っています。

映画で物足りないと思うところがあるとすればもっと沢山のモンスターを登場させてほしかったです。歴代の有名モンスターの映像美を堪能したかったです。

最後に、エンディングの演出ですが、個人的には良かったともいます。完結しなかった感は否めないですが、皆でモンスターを狩るという演出はゲーム経験者からするとモンハンっぽさが表現されていてよかったです。

30代男性

★★★★☆星4

ハリウッドで実写映画化と聞いて、ここまで胸が躍った作品はなかなかありません。SNS上でも「まさか、あのモンハンが実写化?や、ひどい作品になるのでは?」というコメントばかりだったのが懐かしいです。

『モンスターハンター』は大人気ゲームが原作の実写映画です。シリーズも多く、多数のファンがいるいうことで世界観やモンスターの表現など不安な点はありました。しかし、日本発の狩猟ゲームがミラ・ジョヴォヴィッチ主演ということで期待値は爆上がり。さらに「モンハンといえばこのモンスター」といわれるほど高人気のリオレウス参戦で日本上映を待ち侘びんだファンも多いはずです。

そして私自身も、公開日を首を長くして待っていた原作ファンの一人です。予告動画を見たり、発売されたばかりの新作をプレイしたりして楽しみにしていました。

いざ、観てみると感無量。まさにその言葉です。

映像は綺麗で感情移入しやすく、すぐに夢中になりました。ゲームでお馴染みのアイルーは、マグに入った飲み物を勝手に飲んで毛を混入させるというお茶目な場面も。なにより、肉焼きシーンも再現されていて「上手に焼けました~!」と脳内で鳴り響いてしまいます。

また、リオレウスやディアブロス亜種、アプケロス、ネルスキュラなど、モンスターたちが「生きている」と感じられたのも満足です。あくまでもモンスターは人間に対する「脅威」として描かれていることが多かったので、生態調査のように彼らの生活をもっと描いて欲しかったかもしれません。

フィールドの関係上、登場キャラは限られてくるのですが、ネルスキュラの捕食対象のゲリョスやリオレウスのつがいとなるリオレイアなど他のモンスターも登場させても良かったのでは?と思います。

狩猟後のモンスターからの剥ぎ取りや武器作成も「こうなっていたの?」とゲームの裏側を知れたようで興味深かったです。ただし、大量のネルスキュラは、ただただ恐怖です。クモが苦手な方は注意が必要かもしれません。

それでも一番の魅力といえば、世界観の設定だと思います。モンハン世界を異世界とすることで、現代世界や武器、軍隊をより自然に落とし込んでいることに関心しました。現代銃火器が最強ではなかったのも大満足です。カプコン製ヘリもやはり爆発します。

ストーリー自体は荒削りですが続編があるかのような終わり方だったので、ハンターたちの後日談があればぜひ観てみたいと思っています。

20代女性

★★★☆☆星3

結論から言うと、「モンハンの名前を借りただけの別物」というのが率直な感想です。

モンハンというと「一狩り行こうぜ!」という前向きなキャッチコピーが売りで、協力プレイや爽快アクションのイメージがあると思います。

バイオハザードようなホラーだったり、キングコングのようなグロテスクなモンスターが出てきたりしてモンハンって、ホラーアクションゲームだったっけ?と思いながら見ていました。

車や軍隊が登場したりとゲームの独特な世界観は全くなかったですし、独特の世界観を壊したのはひどいと思いました。一応アイルーも登場していましたが、無理やり感しかなかったです。

サバイバルホラーが好きでモンハンとは別物と割り切って見るのであれば楽しめます。ひどい部分もあったので、モンハンのタイトルで製作するのであれば爽快なアクションに重点を置いて作ってほしかったです。

20代男性

 

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