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『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』を徹底解説!あらすじネタバレや感想評価も

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2007年5月25日、日本公開の映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』。

『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの第3作目で、前作の『デッドマンズ・チェスト』とは2部作のようになっています。

後編となっている今作の『ワールド・エンド』を理解するには前編の『デッドマンズ・チェスト』の視聴が必須となっています。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の口コミ評判レビューには、

  • ラストの大渦の中での戦いは見応えがあった
  • 少し切ないハッピーエンドと美しいラスト
  • 9人の選ばれし船長を集めるという展開はワクワクした
  • ストーリーのスケールがとても大きいことが魅力的
  • 一旦の完結作に相応しい映画
  • 面白さや役者に惹かれる所が少しトーンが落ちた
  • 前作以上に難解さがあったりで大変ややこしかった
  • ドンデン返しの連続で上映時間が長いのも許容できる

という声が多数集まっています。

この順番でチェック
  • 『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』を解説
  • 『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』のあらすじ
  • 『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

もし、まだあなたが一度も「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。

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目次

『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』を解説

解説①|なぜバルボッサが生き返っている?

ジャック・スパロウとブラックパール号を奪い合い、ジャックのライバルとして人気を博すヘクター・バルボッサ。

彼は1作目の『呪われた海賊たち』で不老不死となるアステカの金貨の呪いを解かれ、ジャックによって殺されたはずでしたが、2作目『デッドマンズチェスト』のラストに登場し、今作『ワールド・エンド』では重要な役柄として再度登場します。

なぜ死んだはずのバルボッサが突然生き返っているのでしょうか?

管理人

それは不思議な能力を持つ預言者である女性ティア・ダルマが自らの魔術によってバルボッサを復活させたからです。

バルボッサは海の女神であるカリプソを解放させることを条件にティア・ダルマによって復活します。

復活したバルボッサは2作目『デッドマンズチェスト』のラストでデイヴィ・ジョーンズが操るクラーケンによって命を落としたジャックを救うために海で命を落としたものの、魂が集結する世界の果てにあると言われるデイヴィ・ジョーンズ・ロッカーにウィルやエリザベスたちと一緒に向かうなど大活躍を見せます。

3作目に関しては登場シーンも多く主人公のジャック・スパロウにも匹敵するくらいの存在感がありました。

管理人

1作目では悪役感がたっぷりだったバルボッサですが、今作では戦闘中に結婚式をあげたウィルとエリザベスに立ち会うなど人の良さが垣間見えるシーンもあり、よりバルボッサの人気が高まりました。

バルボッサはその後に公開された4作目『生命の泉』、そして、5作目の『最後の海賊』にも登場するなど主人公のジャック・スパロウ同様にこのパイレーツシリーズにとって無くてはならないキャラクターとなっています。

解説②|なぜ評議会が開かれたのか?召集の歌の意味について

今作『ワールド・エンド』では、世界中に散らばった9人の伝説の海賊たちが一堂に会する評議会が行われるシーンがあります。

自由と裏切りがモットーの海賊たちにとって、評議会というお互いが団結してそれぞれの意見を話し合う場というのは無意味なものでは無いかと思うのですが、なぜこのような評議会が開かれたのでしょうか?

管理人

それは評議会の開催を知らせる召集の歌が歌われたことが原因です。

映画はデイヴィ―・ジョーンズの心臓を手にし、自らの影響力を強め、世界の海を手中におさめようとする欲深いベケット卿によって出された海賊や海賊に関わったものを絞首刑に処するという恐ろしい布告によって、次々とポートロイヤルの住民が処刑されるシーンから始まります。

そのシーンで処刑台に送られた少年が突如美しい歌声を披露し、その後、大合唱が起こるのですがこの時に歌われていた歌こそが「召集の歌」です。

管理人

海賊たちの素晴らしさがメッセージとして詰まこまれたこの歌が歌われると、世界中に散らばる伝説の海賊たちは必ず評議会を開催しなければならないという海賊たちの中の掟があります。

では、なぜ少年や海賊たちは召集の歌を歌ったのでしょうか?

それはベケット卿の独裁がこのまま進めば、海賊たちは一掃され、滅ぼされてしまうという危機的な状況だと判断したからだと思います。

協力を嫌がる海賊たちが評議会を開催しなければならないと判断したこの状況は、海賊たちにとってよほどの緊急事態だということが分かります。

解説③|冒頭に登場した最初の少年がウィルとエリザベスの子供に似ている?

映画を観た方の中には、冒頭でベケット卿が出した布告により、海賊や海賊に関わった人たちが次々と処刑されていくシーンで少年が海賊へ評議会の開催を求める召集の歌を歌う印象深いシーンがあります。

しかし、その召集の歌を歌う少年と映画のラストに出てくるウィルとエリザベスの間に生まれた息子ヘンリー・ターナーが非常に似ているという感想を持たれる方が多くおられます。

確かに2人とも女の子と見間違うような美しいルックスをしており、髪型や顔のパーツもどことなく似ているのですが果たして同一人物なのでしょうか?

管理人

結論を言うと、二人は同一人物ではありません

まず、召集の歌を歌う少年を演じた子役はブレンディン・ベルという1994年生まれの俳優で2022年現在28歳になっております。

今作を含めていくつかの映画に出演していたようですが、現在は目立った活動はないようです。

次にヘンリー・ターナーを演じた子役はドミニク・スコット・ケイという1996年生まれの俳優で2022年現在26歳となっております。

2000年代前半に『シャーロットのおくりもの』や『バイバイ、ママ』、『マイノリティリポート』等の大作映画に重要な役柄で出演し、天才子役として注目を集めました。

現在は大作への出演はありませんが、本人のインスタグラム等を見ると頻繁に投稿はされており、俳優活動は続けているようです。

解説④|ティア・ダルマ(カリプソ)の正体

パイレーツオブカリビアンシリーズの2作目である『デッドマンズチェスト』に初登場し、その不思議な魔術でバルボッサを復活させたティア・ダルマですが、その素性は2作目では謎に包まれていました。

では、謎に包まれた彼女の正体とは一体何者なのでしょうか?

管理人

実は彼女の正体は海の女神であるカリプソだったことが3作目の本作「ワールド・エンド」で判明します

女神カリプソは以前に開かれた海賊による評議会で海賊たちに騙されてしまい、人間の身体に閉じ込められてしまったのです。

閉じ込められてしまった身体こそが、予言者である女性ティア・ダルマの身体でした。

人間の身体に閉じ込められていても、不思議な魔術を使うことは出来たのですが、カリプソは自らの身体の解放を狙っていました。

解放するためには、9人の海賊長たちが持つ銀貨が必要で銀貨を持っている海賊の中にはバルボッサやジャックたちも含まれていました。

だからこそ、ティア・ダルマは1作目で死んでしまったバルボッサを復活させたり、2作目でクラーケンによって海の底に沈み、ディヴィ・ジョーンズ・ロッカーで彷徨うジャックの救出に協力したのです。

管理人

バルボッサに関しては、復活するにあたってティア・ダルマと女神カリプソの解放を条件にする契約を結んでいます。

そんな狙い通りに復活した海の女神カリプソでしたが、自らを閉じ込めた海賊たちへの怒りは収まらず海は大渦を巻き起こし、海賊たちは大混乱に陥ってしまいます。

解説⑤|デイヴィ・ジョーンズとカリプソの関係

海賊たちによって以前開かれた評議会の中で海賊たちによって騙されてしまい、人間の身体に閉じ込められてしまった女神カリプソ。

彼女を騙した首謀者はデイヴィ・ジョーンズでした。

管理人

自分を閉じ込めたデイヴィ・ジョーンズをカリプソは非常に憎んでいますが、なぜ彼らはお互い憎むようになってしまったのでしょうか?

実はジョーンズとカリプソは以前は恋仲でした

カリプソに恋心を抱いたジョーンズは、カリプソから海で死んだ人間の魂を運ぶ仕事を任命されます。

この仕事は10年に1度しか陸に上がることが許されないという過酷なものでしたが、ジョーンズはカリプソの愛ゆえにこの仕事を10年間きちんとこなしました。

10年という長い仕事を終え、カリプソが待っているであろう海岸を訪れたデイヴィ・ジョーンズでしたが、カリプソはそこにはいませんでした。

裏切られたと思ったジョーンズは、これまでのカリプソへの愛が一瞬にして憎悪の感情へと変わり、彼女を憎むようになったのです。

管理人

では、なぜカリプソはジョーンズを裏切ったのでしょうか?

カリプソは元来自由気ままな性格で誰かに縛られるタイプの女性ではありませんので、ジョーンズの約束をすっかりと忘れてしまっていたのだと思います

カリプソにとっては裏切ったという感覚はひょっとしたら無かったのかもしれません。

ジョーンズは愛していた彼女に自らがしたひどい仕打ちについて、強い後悔に悩まされ、嫉妬心を抱いてしまう自らの心を無くすために自らの心臓をデッドマンズチェストに納めて保管したのでした

2人の過去を知ると、恐ろしいルックスをしたデイヴィ・ジョーンズが意外と一途で純粋な恋愛観を持っていることが分かります。

解説⑥|クラーケン(タコ)が死んだ理由

パイレーツオブカリビアンシリーズ2作目の『デッドマンズチェスト』で、デイヴィ・ジョーンズのペットして登場するクラーケン。

イカのような形をした怪物で、船10隻分ともいわれるその巨大な身体でジャック・スパロウを海に引きずり込むなど驚異的な力を見せます。

ブラックパール号の船員たちを恐怖に陥れます。

そんなクラーケンですが、今作の『ワールドエンド』では砂浜で巨大な身体が打ち上げられいるシーンがあり、死んでいることが明らかになります。

管理人

果たして、あれほどまでに強大な力を持ったクラーケンはなぜ死んでしまったのでしょうか?

クラーケンは実は飼い主であるデイヴィ・ジョーンズによって殺されてしまいました

ジョーンズが可愛がっていたクラーケンを殺してしまった理由は、デイヴィの心臓を持っているベケット卿に命令されたからです。

ベケット卿はデイヴィ・ジョーンズを配下に置き、海賊や海賊に関わるものを絞首刑に処する布告を出し、自分にとって疎ましい存在である海賊を一掃して世界中の海を手中におさめるという野望を持っていました。

そんな中でジョーンズが反乱を起こしたときにクラーケンを使用し、自らの野望を台無しにされてしまう可能性もあるため脅威になるかもしれないクラーケンを始末させたと考察出来ます。

クラーケンを可愛がっていたジョーンズにとっては心苦しかったと思いますが、自らの心臓を握られている以上は逆らうことも出来ないため苦渋の選択だったことは容易に想像がつきます。

解説⑦|デイヴィ・ジョーンズやダッチマン号の船員が海洋生物になっているのはなぜ?

デイヴィ・ジョーンズが船長を務めるフライング・ダッチマン号。

船長のデイヴィを含めて船員たちが人間の姿では無く、全員海洋生物の姿になっております。

なぜ彼らは人間の姿をしていないのでしょうか?

また、最後に登場した際は船員たちは全員人間の姿に戻っているのですが、なぜ急に戻ったのでしょうか?

管理人

まず、船員たちが海洋生物の姿になっている理由からです。

デイヴィ・ジョーンズがカリプソに依頼された、海で死んだ者たちの魂を運ぶという任務が原因となっています。

当初この任務をフライングダッチマン号に乗ってしっかりと務めていたジョーンズでしたが、カリプソに裏切られ、彼女を人間の身体に閉じ込めてからは任務を放棄してしまいます。

そのため、デイヴィ・ジョーンズに巻き添えを食らう形で船ごと呪われてしまい、船員たちも全員海洋生物の姿に変えられてしまったのです。

では、なぜ最後に登場した際は船員たちは人間の姿に戻ったのでしょうか?

管理人

その理由は、船長がデイヴィ・ジョーンズからウィルに変わったことが原因です。

今作のクライマックスでウィルは自らの手でデイヴィの心臓を突き刺したことにより、フライングダッチマン号の船長になりました。

呪われていないウィルが船長になったため、船員たちも人間に戻ったというわけです。

ウィルもデイヴィ・ジョーンズと同じように10年に一度しか陸に上がることが出来なくなり、海で死んだ者たちの魂を運ぶという任務を引き継ぐことになったため、今後この任務を放棄した場合は、ウィルも海洋生物のような姿になってしまう可能性もあります。

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『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』のあらすじ

以下、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」のあらすじです。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』のあらすじ|復活したバルボッサとともにジャックを救う旅に出る一行

ノリントンにより、デイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れたベケット卿はデイヴィ・ジョーンズを手下に従え、より権力を増していました。

ポートアイランドには海賊や海賊に関わったものは絞首刑に処されるという戒厳令が敷かれており、次々と処刑されていく中、ある少年が世界中に散らばる9人の海賊たちによる評議会の開催を求める召集の歌を歌ったため、評議会が近日中に開催されることになります。

ウィル、エリザベスと予言者であるティア・ダルマによって復活したバルボッサら一行は伝説の海賊サオ・フェンに会いにシンガポール港へと向かい、9人の海賊の1人であるジャックを救うためフェンの持つ「世界の果てへの地図」を手掛かりにジャックがいる世界の果てにあるデイヴィ・ジョーンズロッカーへとなんとか辿り着きました。

ジャックと再会した一行は元の世界へと戻り、評議会へと向かいますが評議会開催の噂を聞きつけたベケットの命令によって出港したフライングダッチマン号の砲撃に遭い、サオは命を落としてしまいます。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』のあらすじ|評議会により海賊王に就任したエリザベス

サオの船に同船していたエリザベスたちも囚われてしまいますが、ノリントンが命を捨てて手助けをしたことにより、なんとか脱出に成功します。

父であるスワンをベケットが殺したとノリントンに聞かされたエリザベスは復讐を心に誓います。

9人の海賊が集まり、評議会が始まりますが我が強い海賊たちの意見は一向にまとまりません。

そこに現れたジャックの父ティーグ・スパロウの提案により海賊の掟通り投票によって海賊王を決め、海賊王に判断を委ねることになります。

それぞれが自分に投票していく中でジャックだけはサオの代わりに出席したエリザベスに投票し、エリザベスが海賊王に就任します。

エリザベスは海の女神カリプソを解放し、ベケットと戦うことを決めますがその直後にベケットの命令によって艦隊が現れ、評議会を襲います。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』のあらすじ|ベケット卿との最後の戦い

バルボッサがカリプソの解放の儀式を行いますがティアダルマという人間の身体にジョーンズによって閉じ込められてしまったカリプソはバルボッサたちに協力をせず、大嵐を巻き起こしてしまいます。

混乱のさなか、船長を殺害し船を取り戻したジョーンズによってブラッグパール号はフライングダッチマン号に襲撃に遭います。

激しい戦闘中にエリザベスとウィルはバルボッサが立ち会う中、結婚式を挙げました。

しかし、激しい攻撃により、ウィルは追い込まれジョーンズの剣によって刺されてしまいます。

ジョーンズがウィルの父ビルに攻撃しようとしているところをジャックの手助けによってウィルがジョーンズの心臓を突き刺し、フライングダッチマン号はウィルとともに海の底へと消えていきました。

なんとか脱出したエリザベスとジャックでしたが、直後にベケットの乗船したエンデヴァー号がブラックパール号へと攻撃を仕掛けようとしていました。

以上、「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」のあらすじでした。

果たして、ジャックらはベケットを倒すことが出来るのか?

結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。

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『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

以下、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。

感想評価(※ネタバレ有)|三部作の最後を飾るにふさわしいボリューム感たっぷりの上映時間

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』は、ディズニーランドの人気アトラクションを映画したシリーズの第3作目の作品で三部作の最終章を飾る作品となっております。

上映時間も169分と3時間近い時間となっており、これまでのシリーズ5作品の中で一番長い上映時間ということで盛りだくさんの内容となっており、壮大な3部作のラストを飾るに相応しい展開の数々が繰り広げられていきます。

ストーリーに関しては、前作のラストでクラーケンとともに海に沈み、命を落としてしまったジャックを救うために立ち上がるウィルとエリザベスらの前に予言者であるティアによって復活した一作目の悪役であるバルボッサが現れ、協力します。

その目的のためには手段を選ばない冷酷なキャラクターで人気を集めたバルボッサのまさかの復活には驚かされました。

管理人

ジャックを救い、伝説の海賊たちが集結する評議会によって海賊王となったエリザベスの指揮のもと、権力を伸ばし世界を手中におさめようとするベケット卿と最後の戦いを行うことが決定します。

前作でノリントンによってデイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れたベケット卿はデイヴィ・ジョーンズを手下に従え、自分の邪魔となる海賊たちを一掃しようとしていたのです。

評議会後にフライングダッチマン号の襲撃に遭い、エリザベスたちは捕らわれてしまいますがそこでベケット卿に寝返っていたノリントンが現れ、自らの命を捨ててエリザベスたちを助けます。

最後までエリザベスへの愛を貫き通したノリントンはある種、ウィルよりもエリザベスへの愛は深いのかもしれません。

管理人

ウィルはジョーンズとの戦いによって刺され瀕死の状態になりますが、ウィルもジョーンズの心臓を突き刺し、ウィルはジョーンズの代わりにフライングダッチマン号の船長として不老不死となるという衝撃の展開になります。

直後にベケット卿の乗った艦隊をフライングダッチマン号とブラックパール号が協力して倒し、見事一行はベケット卿から勝利を掴むのでした。

戦闘中にエリザベスとウィルはバルボッサの立ち会いの下、結婚をしますが、ウィルは前述したようにジョーンズの心臓を刺したことにより10年に一度しか陸に上がることの出来ない身体となってしまいます。

10年後にフライングダッチマン号に乗ったウィルとエリザベスが再会するという切なくもロマンチックなラストとなっております。

管理人

前2作品もかなり登場人物が多い映画でしたし、難しい設定も多かったため、ついていけなかったという方もおられたと思います。

今作は全2作品に追加して新キャラクターが増え、展開もかなり目まぐるしいです。

一つ一つのシーンを整理しながら観ないとついていけなくなってしまうと思います。

大迫力の映像やジャック・スパロウら個性豊かなキャラクターの魅力だけも十分に楽しめる作品にはなっておりますが、ディヴィ・ジョーンズと女神カリプソの関係やベケット卿の思惑など様々な設定を理解してから観るとより深く楽しめる作品となっていますよ。

管理人

何度か観直して楽しむことをオススメします。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』のみんなの口コミ評判レビュー

『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。

「10年に1回しか陸に上がれなくなってしまうという実に切ないエンディング」「今でも鮮明にストーリーを思い出せるため、良い映画だったのだなと思う」「当然初見ではストーリーは楽しめない」「最終章にふさわしい映画で鳥肌が立った」

それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。

★★★★★星5

『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』はシリーズ3作目であり、一旦の完結編、そして、ウィル・ターナーとエリザベス・スワンのストーリーの完結編とも言える物語となっています。

前作ラスト、バルボッサが復活する展開及び、ジャック・スパロウの行方という物語から始まる以上、前作を見ていないと話が分からないというのは必至ですね。

デイヴィジョーンズとベケットの海賊殲滅を止めるために、9人の選ばれし船長を集めるという展開はワクワクさせたわりに結構肩透かしだったり、デービーの心臓や各々の目的を巡って裏切り合う展開も少々分かりづらくそこがノイズになる人もいそうです。

しかし、ラストの大渦の中でのジャックの戦いっぷり、そしてウィルとエリザベスがついに結ばれる展開に加え、少し切ないハッピーエンドと美しいラストに高い満足感をもたらされる作品でした。

30代男性

★★★★☆星4

パイレーツオブカリビアンは、最初のシリーズから好きな映画で、1作目で引かれ、2作目に続く最終シリーズで期待していました。

これまで名脇役であったウィルとその父親がジョーンズとの戦いが一番好きでジャックの少し面白いところを取り入れつつ話が進んでいくのが面白かったです。

剣さばきのアクションは毎回好きですが、海賊戦通しの大砲の撃ち合いや幽霊であることから死なない設定なのに死んでしまうかのような仕草を見せたりと笑うところもたくさんありました。

主人公のジャックもかっこいいですが、ウィルもかっこいいし、エリザベスも綺麗なところが毎回毎回観たくなるポイントでもありました。

3作目となりそのような面白さや役者に惹かれる所が少しトーンが落ちてしまい、評価はひとつ下げました。

映画に中では飽きさせない工夫はしていたと思います。

40代男性

★★★★☆星4

前作でジャック・スパロウがクラーケンに飲み込まれて気になりすぎていた話の続きです。

デイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れて調子に乗る東インド会社ですが、そりゃあんな化け物手にいれたら調子に乗るよなと納得しました。

世界から自由を愛する海賊が結集して、各々見せ場があると思いきやただ喧嘩するだけでどうしようもないなと思いました。

ある意味パイレーツらしいと思いました。

でも、それ以上にデイヴィ・ジョーンズが負けたくらいで総崩れになる東インド会社もどうなんだと思いました。

話の都合上仕方ないのですが。意外に、ウィルとエリザベスがハッピーエンドと言い切れないのが意外だと思いました。

でも、子供はできている分織姫彦星よりはまだマシだなと思いました。

20代男性

★★★★☆星4

新しい展開や設定を盛って来たなと思いました。

初めの作品では単純明快に海軍と海賊という分かりやすさがありましたが、2作目で徐々にそれ以外の設定を使って海賊の間でも色々な立場や人間関係があるのだと知らしめ、そしてこのワールドエンドでその規模を世界レベルに大きくしたように思いました。

評議会の集まり等いい例ですよね。思惑もそれぞれ違って、見た目も色んなデザインの海賊を見られて楽しかったです。

更に今までも死後の話を語られることはありましたが、今回は死後の世界にまで到達し、時間軸的にも大幅に世界が広かったと思います。

海でさえ繋がっていれば彼らは何処にだって漕ぎ出すことが出来るんだなと思いながら見ていました。

けれどラストの展開でその海こそが繋がっていても恋する2人を分断してしまう皮肉なものだったので、やはり設定を大きく盛ったとしても基本的には「海」に帰結するのだと思いました。

30代女性

★★★☆☆星3

今作は前作以上に難解さを招く描写の連続で大変ややこしかったです。

前作は登場人物たちが目的に向かってある程度ストレートな行動を取っていました。

それに対して今作は「思惑」を持ち始め、ストレートではない行動をとります。

また、背景にある裏ストーリーの説明も避けて物語を進める演出方法も前作を引き継いでいます。

こちらの考察に委ねるようなシーンが繰り返され、腑に落ちない場面もありながら、そこに畳み掛けるようなドンデン返しの連続で当然消化不良のままストーリーが進みます。

当然初見ではストーリーは楽しめないです。ただ今作の良かった所はキャラクターに愛を感じられる所です。

ちょい役のキャラにも「おいしいところ」が律儀に用意されています。そういった点でも上映時間が長いのも許容できました。

20代男性

星4

私がパイレーツオブカリビアンの3作目を観たのは、映画館です。

というのも2作目の終わり方をみたら絶対すぐみたくなる終わり方だったためです。

ただ映画館で見た時、1.2作目と比較すると少し物足りなさがありました。

少し詰め込み過ぎてたかなと。私自身、2作目が1番好きです。見ててワクワク感があり、次の展開が読めずにいた作品です。

それと比較し3作目はもしかしたらこうなるのでは?と思っていたところに想像してた展開になり、こうなってしまったかという印象です。

ただ、面白くないわけではなく是非みんなにお勧めしたい作品の1つであることには変わりありません。

なんならパイレーツオブカリビアンは3作目で完結で良かったと今でも思っています。

30代男性

★★★★☆星4

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールドエンド』はジョニーデップが主演の映画です。

この映画は3部に渡って描かれており本作は最終章となっております。

主人公のジャック・スパロウとデイヴィ・ジョーンズの因縁に終止符を打つことが出来るか否かという内容です。

前2作とは比べ物にならないくらいの壮大な物語となっており、ジャックやそのほかにもカリブ海の海賊が一斉に集いデイヴィ・ジョーンズに挑む光景は圧巻です。

最終の局面ではターナーを助ける為、ジャックが機転を利かせ助けるシーンは感動しました。

最終章にふさわしい映画で鳥肌が立ちました。ラストでは続編を匂わせるシーンが出てきたりもしてわくわくが止まりませんでした。

ジャックの奔放な感じやいざというときに頼りになる感じなどがすごく好きでした。

30代男性

★★★★★星5

『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』は前作、『デッドマンズチェスト』の完全な続きとなります。

現在5作の映画がある中で2部作である本作はやはりストーリーのスケールがとても大きいことが魅力的です。

今作の魅力はやはり、ジャック・スパロウの復活シーンだと思います。

全てが真っ白の空間にたくさんのジャック・スパロウとブラックパール号が取り残されているシーンは、初見では意味がわからず戸惑ったことを覚えています。

実際はたくさんいたジャックは全て妄想で、イマジナリーフレンドを作っていないとやっていられない環境であったことを予見させます。

最後のデイビィ・ジョーンズとの海戦シーンも多くの犠牲を払いながらも迫力があり見応えがあります。

ウィル・ターナーがやられてしまったシーンはかなり衝撃的なシーンでしたが、最後にはジャックらしい機転で見事生還を果たしたところはよかったです。

ラストシーンもハッピーエンドのようになっていたので2部作のラストに相応しい映画だったと思います。

これまで色々な映画を見てきましたが、いまでも鮮明にストーリーを思い出せるため、良い映画だったのだなと思います。

20代男性

*映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。

引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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