映画娼年は本当にしている?読み方や笑える話なのか考察してみた【ネタバレあらすじ】
松坂桃李主演で送るR18指定の愛のドラマ作品です。R18指定ということで、ちょっと過激なシーンがあったりするのかなと思いきや、想像以上に濡れ場のシーンが凄いです。
読み方は(娼年=しょうねん)と読みます。松坂桃李演じる主人公の森中領が娼夫になることから、このタイトルとなっています。森中領が大学生にして娼夫になることから「娼夫のしょう」と「少年のねん」を組み合わせた造語ですね。
原作は石田衣良の恋愛小説でシリーズ物となっています。今作は第1冊目の娼年が原作で、続編に『逝年(せいねん)』、そしてシリーズの完結作となる『爽年(そうねん)』の全3巻となっています。
今のところ、映画の続編は決定とはなっていないですが原作の続編があったり、公開から2年以上経った今でもVOD配信サイトではランキング上位に常にランクインしている辺りから話題性もあるので続編の可能性も全然あると思います。
三浦監督自身も「続編はあるのかもしれない」と語っていたので、続編が出るようであれば期待したいところです。
そして何よりも「実際にやっているのか?」「どうやって撮影しているの?」「本当にしている?」という口コミ評判が多数あり、確かに観てみると「本当にしている風だけど…」と思う撮影シーンが多いのも特徴です。
・本当にしている?実際の撮影シーンを考察
・笑える映画って本当?観てみた感想評価
・娼年のネタバレとあらすじ
目次
映画「娼年」は本当にしているの?実際の撮影シーンを解説!原作でもセッ◯スシーンが多い!
娼年を見ていると、本当にしているかのような性描写で描かれています。かなりリアルなので実際にやっているのか?と疑問も出てくるぐらいです。
原作でもかなりの数のセ◯クスシーンがありますが、そこを本当にしているかのように映画でも表現されています。このシーンについて、どうやって撮影しているのかを解説していきます。
実は監督が絵コンテを作成して、その上で再現をして撮影をしていくようでした。普通の映画やドラマの濡れ場となると、長回しで3回くらいを撮影し、別アングルのカメラで撮ったものを編集して繋げていくものが多いそうです。
しかし、この映画についてはピックアップして撮ったものを誘導していくやり方で撮っているようでした。例えば「手から胸にいく」「キスをする」というシーンについてはその部分部分を切り取り、それぞれのポイントに対して俳優、女優さんの気持ちを乗せて撮っていく作業を行うようです。
その気持ちを繋がるように、少し前のシーンに戻って撮影を再開したり、少し撮影したらまた少し戻ってという作業を延々と繰り返して撮影を行っているようでした。
実際に、複数の女優さんとセッ◯スシーンを繰り返すというのは、俳優さんのメンタルを削っていくことになります。それが撮影でないとしても普通の男性が恋愛感情もなしに複数の女性とそのような行為を続けるということはメンタルをかなり削られることになると思います。
丸一日、濡れ場の撮影シーンのみの日もあったそうです。それを役としてやってのける松坂桃李さんはとてもすごい仕事をやってのけたのですね。
基本的に「実際にやっているのか」「本当にしている」ことはないありません。しかし、もしかしたら本当にしてるかも…?信じるも信じないも、あなた次第です。(昔の映画だとあったみたいだけど…。。)
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娼年が「笑える」映画ってホント?私が観た感想評価とみんなの口コミ評判レビュー!
映画「娼年」は笑える映画?実際に笑えるシーンがあった!【感想評価】
他のレビューなどを見ていると、娼年は笑えるというコメントを見ることが多いです。しかし、その前情報を知らずに見たのですが吹き出してしまいそうになるシーンがいくつかありました。
主演の松坂桃李さんが、少し攻め気味に演出してセッ◯スをするシーンがあるのですが、彼の性格に合っていないからか、ギャグのように感じてしまいました。乱暴な言葉遣いや性描写に違和感があったことが笑えるポイントだったと思います。
また、女性目線でのレビューではあのやり方でセッ◯スをして欲しくないというコメントがとても多かったです。まるでア◯ルトビデオを見ているかのような派手なセッ◯スの演出で、女性のことを考えていないやり方だったようです。
実際のセッ◯スと比べて見ることで、非現実的なやり方をしていることも笑いを引き起こしてしまう理由になったのかもしれません。その他には、様々な性癖を持つ女性が出てくるので、そういったところも非現実的すぎて笑えるところがあったのかもしれません。
映画「娼年」のみんなの口コミ評判レビュー
★★★☆☆星3
[wp_ulike]衝撃感半端なかった!松坂桃李が素晴らしい俳優ってことは知っていますが、ここまでもやるのかって思ったほどです。まず大方濡れ場シーンが多くて、、、A◯でも見せられているような、、、正直一人で家で見ていてよかった(笑)!これは映画館じゃ見れないです笑
でもどちらかというと芸術に近い?感じがしました。撮り方が綺麗だなっていう印象。なので見ていて不快感はないです。
また主人公の表情の変化に思わず圧巻でした。いろんな人のいろんな欲望というか、世の中にはもちろんいろんな願いの形があって。この人だったら、私の願いをしっかり受け止めてくれそうだな。と思わせる懐の深さが、松坂桃李から感じ取れた気がする。今まで、あまり松坂桃李の作品は観たことがなかったですが、表情の変化がうまく表現されていてとても良かったです。
エ◯さよりも、もっと奥深い、人間味を感じる、そんな映画です。
30代女性
★★☆☆☆星2
[wp_ulike]開始3秒ですでに松坂桃李のア◯ルトビデオかのような女性と身体を重ねるシーンで、さすが18禁映画……と衝撃を受けました。主人公が娼婦としてさまざまな悩みを抱えた女性と身体を重ねながら成長していく物語なのですが、かなり偏った過激な性癖の方々を相手にするので変態プレイが耐えられない方には見るのをお勧めできません。純粋な方が見てしまったらとても可哀想(年齢規制の時点で察するとは思いますが)
個人的には世界観の幅広さに関して興味深く感じられましたが、過激故になかなか人にオススメできないです。松坂桃李さんが好きな方なら尚更!エ◯ティックでリアルで見てほしいけど、見てイメージダウンになるのが怖いというほどのお芝居です。
20代女性
★★☆☆☆星2
[wp_ulike]石田衣良の小説を映画化した松坂桃李主演の本作。R18作品ということもあり、モチロン下心もあって観させていただきました。
物語と設定としては割と非現実的であり、面白い設定であるとは言い難いかと。出演している女優さんも無名な方が多く、R18指定はされていますが安っぽいA◯を観ているような感覚になりました。女性から観ると松坂桃李の濡れ場には興奮するのかもしれませんが、自分は男性だからか物足りなさを感じてしまいます。
原作は面白く好きな作品だっただけに、今回の映画化は個人的にハズレの印象。何よりリョウの成長描写が物足りないし、松坂桃李の無駄遣い感を感じます。少なくともお金払って映画館で観る作品では無いかと。
30代男性
★★★☆☆星3
[wp_ulike]この作品は絶対にテレビでは流れないだろう。Rしては勿論,お茶の間で見れるものではない。全編ベッドシーン,常に裸の松坂桃李が見られます。ファンとしては嬉しいのかこんな桃李君は見たくないのか悩むかもしれません。役者としてみればすごい冒険だし,とらえどころのない男を淡々と演じており感情を抑えた演技がこの映画を文学作品に留めていると思う。恋愛感情のない行為はアクションにも見え,奉仕精神とも思える。困っている人をいかに助けるか,相手のも気持ちのみを尊重して自身の欲望は捨て去る。勿論商売として対価は受け取るとしてもこの仕事は辛いだろうなと思ってしまった。映像のみを捉えるのではなくその奥に潜む人の無限の欲望を見せる映画です。
50代女性
*映画「娼年」のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ずリンクと出典の記載をお願いします。
映画「娼年」のネタバレあらすじとラストの結末!まさかのどんでん返し
(以下、映画「娼年」のあらすじネタバレとラスト結末です。)
娼年のあらすじ|静香との出会い
人生に目標などなく、毎日をつまらなそうに生きている大学生の領は大学には通わずに毎晩バーテンダーのアルバイトをしていました。
しかし、そんな領を見捨てずにバーに顔を出してくれる友人がいました。それは、幼馴染でホストをしている進也と大学の同級生の恵でした。ある日、進也が女性を連れて領が務めるバーに来店します。その女性は進也に惚れ込んでいる客でした。今日が初めての店外デートということで、この女性からどのくらいお金が引き出せるのか、進也の気持ちはとても高ぶっているようでした。
女性の名前は静香で、とても色気のある30代後半くらいの美しい女性です。進也は話のネタとして、領がどれだけ女性に対してドライなのかを静香に話します。領も女性はどうせつまらないと話すのでした。
しかし、静香の反応は違ったのでした。進也と静香が退店した後に、片付けを行います。静香が飲んでいたグラスを下げようとしたとき、何かがあることに気づきます。コースターの下には静香の名刺と「仕事が終わったら待ってます」というメッセージが添えられていたのです。
娼年のネタバレ①|ギリギリの合格
領が仕事を終えて店を出ると、静香が車に乗って待っていました。そして、自宅に領を誘います。領が女性はつまらないと言っていたことについて、セッ◯スもそうなのかと静香は質問します。そして、その答えを見せて欲しいと言われ、領もそれに答えます。
そして、静香の自宅に到着します。しかし、静香と相手するのではなく違う女性を相手するように言われます。その女性は耳が聞こえない咲良という美しい女性でした。
そして、静香が見ている前でセッ◯スを始めてと言います。始めは戸惑っていた領ですが、そんなのは気にならなくなりました。お互いを激しく求めた事後、静香は、あなたのセッ◯スはこれくらいと5000円を領に差し出します。
しかしその後、咲良が自分の5000円を差し出すのでした。それを見た静香はギリギリの合格よと領に伝えたのです。
娼年のネタバレ②|Le Club Passionとの出会い
合格がなんのことかわらかない領に、静香は会員制のボーイズクラブを経営していて、その1時間の料金が最低で1万円だということを伝えます。女性を相手にデートしたり、セッ◯スしたりすることが目的のクラブです。
静香は領のセッ◯スを見て、退屈なセッ◯スをいつまで続けるのかと問います。自分は領のセッ◯スを評価しないが、ここで働く気があるのなら、明日また来るようにと領に話します。
働く決意をした領は、静かの元へ向かいます。女性受けをするための服を静香に購入してもらい、写真撮影をして、クラブへの登録が完了します。そこで、Le Club Passionのエースである東に会います。東は領を見るなり将来きっと売れっ子になると静かに言います。それから領の心は少しずつ変わっていきます。
領が働いているバーに同級生の恵が大学のノートを持ってやってきます。ちゃんと授業に来るようにと注意をしていると、そこに進也が現れました。大学に言っていない領に比べて、自分はセッ◯スに対しては真面目だというのです。値段のつけられないくらいのセッ◯スはどんなものなのかと領の価値観が少しずつ揺らいでいきます。
娼年のネタバレ③|初めての仕事
血液検査の後、静香から初仕事の連絡が入りました。待ち合わせをして向かうと、初仕事の相手はヒロミという女性でした。2人は街を歩き、カフェに入りたわいもない話をします。年上の女性に魅力を感じるという話を領がしたあとに、ヒロミから別れの挨拶をされて去ってしまいます。
失敗したと思いつつ、静香に報告の電話を入れた後に初めての仕事は成功と言われます。戸惑いながらも、明日同じ時間にヒロミから予約が入っていることを伝えられます。そして、翌日に昨日と同じカフェでヒロミと待ち合わせをします。
気に入った男性とはすぐに寝ないというヒロミはカフェで話しをしてからはすぐにホテルに移動したのでした。ヒロミとの激しいセッ◯スを終え、仲良く話しながら帰り、領は事務所へと戻ります。
静香からヒロミが領を専属にしたいくらいだという評価を受け、4時間のデート代を受け取りました。そして、さらに女性のことをもっと知りたいと領に心の変化も出てきます。
翌日、違う指名客との待ち合わせに行くと、そこにはとても真面目そうなイツキという女性がいました。イツキは見た目通りとても真面目でとても知的でした。ディナーをしながらプラトンの話で盛り上がります。たくさんお酒を飲みトイレに立ったイツキは、食後のコーヒーを飲んだら自分の家に行こうと言います。
そこでイツキは自分の昔話を始めます。暑い夏の日、たくさん水を飲んだ後に仲良しの男の子と帰り道が一緒になり、大好きな男の子と話しが長くなってしまいました。どうしてもトイレが我慢できなくなり、漏らしてしまったことが自分の初めてのエクスタシーだったと話します。そして、それを領に見て欲しいのだと言い、領はそれを受け入れて全てを見るのでした。
娼年のネタバレ④|領の過去と原点
領が道を歩いていると静香と咲良に会い、3人で食事に行くことになります。そこで静香は領が顧客から人気が高く、年の差の引け目を感じないという高評価を受けていることを伝えました。そして、それに秘密はあるのかと聞きます。
領は昔のことを思い出しながら2人に語ります。それは10年前に亡くなった自分の母親の話しでした。
風邪を引いてしまって学校を休んでいた日に、その事件は起こりました。いい子にしててと言われ母が出掛けて行った、その後、母は横浜の繁華街で心筋梗塞で倒れているところを発見されました。
亡くなった母の年齢は37歳でした。それ以来、女性に年齢を聞いて37歳という答えを聞くと、なんだか嬉しくなるということだったのです。母親の影を求めつつ、いい子にしている領の気持ちはまだ整理されていなかったのです。
娼年のネタバレ⑤|深みに入っていく
何人もの女性とのデートを重ねて、領は女性たちの欲望のジャングルへと飲み込まれていきます。ある日、熱海まで呼ばれて領は向かいます。呼ばれた旅館へと行くと、車椅子に座った男性と奥ゆかしそうな女性がいました。
2人は夫婦ですが、夫の余命が少ないため、夫の願望に応えたいというお願いでした。そのお願いは、できる限り乱暴に夫の前で見せつけるように自分を犯してほしいということでした。
戸惑いながらも領はその通りに行います。そして、そのことを静香と東に報告すると、その夫婦はストーリーを作ってセッ◯スをするのが好きということを教えられます。そういうことだったのかと拍子抜けする領でしたが、その夫婦からプラスアルファの報酬をもらうことができました。そこで、領はVIPクラスへの昇進が決まります。
領の昇進祝いを兼ねて東と2人でクラブへと行きます。そこで東がなぜ人気No. 1でいられるのか秘密を聞くことができました。東は領に傷だらけの体を見せます。東は可哀想という女性の気持ちをうまく利用してNo. 1に上り詰めたのでした。そして領と東はそこで体を重ねるのでした。
娼年のネタバレ⑥|領の仕事がバレる
進也のホスト仲間がLe Club Passionで働いていたことがある関係で、進也と恵に領の仕事がバレてしまいます。2人には汚い仕事だと反対されます、領には自分の仕事に誇りがあることを話します。しかし、2人には理解されず恵は店を飛び出して行ってしまいます。
もやもやしながら、Le Club Passionの仕事を続ける領は、その日に指名された老人の女性にいきさつを話しながら接客します。そして、領は自分の仕事が間違っていないと確信します。しかし、悩みながらも事務所に戻った領は静香に付き合って欲しいと告白します。しかし、領は断られてしまうのでした。
静香への思いを抱えたまま次の仕事に向かうと、待ち合わせ場所にいたのは恵でした。今日は自分が客だと言って、領に迫ります。事後に、どうしても領が欲しかったという恵ですが、その気持ちには応えられない領は部屋を後にします。
娼年の結末ラスト|静香の秘密
ホテルと出ると静香が迎えに着ていました。そこで静香が昔に娼婦をしていたこと、咲良が自分の娘だということ、自分がエイズに感染していることを打ち明けます。
静香の秘密を聞いてショックを受けた領ですが、そのまま再テストを受けることになりました。再テストの為にまた、静香の目の前で咲良と肌を重ねて相手をします。全てが満たされた時間を過ごした領ですが、その後は抜け殻のようになってしまいます。
そんな抜け殻になっている領のもとへ、咲良が現れます。そして静香からの手紙を渡されます。そこにはLe Club Passionは摘発されたということ、静香の独自の調査で領の母親は娼婦だったこと、自分は病気でいつ戻ってくるかも分からないが、またあの時のような時間を過ごしたいという静香の気持ちが、したためられていました。
Le Club Passionはなくなってしまいましたが、新しい生き方を見つけた領は、咲良、東と共にLe Club Passionを立ち上げて静香を待つのでした。
以上、映画「娼年」のあらすじネタバレとラスト結末&エンドロールのまとめでした。