『スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼』の車のシーンや最後の意味は?キャスト相関図解説【あらすじネタバレ感想評価】
2020年2月21日公開の映画『スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼』。
2018年に公開された『スマホを落としただけなのに』の続編映画。
今作では前作にも出演していた千葉雄大が主演となり、千葉雄大の恋人役として松田美乃里役を演じた白石麻衣や前作での犯人・浦野などを中心に舞台が繰り広げられます。
- 車のシーンや最後の意味を解説
- 『スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼』のキャスト相関図
- 『スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼』のあらすじ
- 『スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
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目次
車のシーンや最後の意味を解説
車のシーンについて
本作『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』でインパクトのあるシーンとして観客の高い注目を集めたのが、終盤の車のシーンとなっています。
果たして、どんなシーンだったのでしょうか?詳しくまとめていきたいと思います。
白石麻衣さんの体当たりの演技
観客の高い注目を集めた終盤の車のシーンというのは、白石麻衣さん演じる今作のヒロイン・美乃里が音尾琢真さん演じる男に拉致されてしまい、手足を縛られ、車に連れ込まれてしまうシーンのことです。
犯人である笹岡からの指令を受けた男は車内で美乃里を襲い、シャツを破られ、下着が露わになり、胸を乱暴にまさぐられ、ストッキングまで破かれてしまいます。
ヌードまではいかないものの胸元が露出されるかなり際どいシーンになっており、体当たりの演技になっています。
白石麻衣さんは国民的なアイドルグループ乃木坂46の元メンバーでグループでは中心的存在として活躍し、ファッションモデルとして活躍するなど女性からも高い人気を集める女優さんです。
公開当時はまだメンバーの一員であったため、国民的アイドルである白石さんの今作でのショッキングなシーンに一層の高い注目が集まったと考察できます。
車内が揺れるような描写があったことから、ファンの中には美乃里が本当に性的暴行を受けてしまったのか心配になった方もいたようですが、必死に抵抗した影響で車内が揺れてしまっただけであり、直後に加賀谷が救出に現れたため未遂で終わっていると考えられます。
とはいえ、ショッキングなシーンには間違いがないため、彼女のファンの方が鑑賞する際には十分な注意が必要だと思います。
気合十分で撮影に挑んだ白石麻衣さん
白石さんは公開当時のインタビューによると、大ヒットした前作が素晴らしい作品だったことから、負けないくらいに良い作品にするために自分の持てる気持ちを出し切ろうと気合十分で撮影に挑んだそうです。
そのため、前述した車のシーンも鬼気迫るシーンのため中途半端にならないように自分が持っている以上の力で演じたと語っていて、襲う男を演じた音尾琢真さんからも賞賛の声があがったそうです。
映画が公開された1ヶ月後の2020年3月25日にグループ卒業を控えていたこともあり、グループから卒業して今後芸能界で一人で頑張っていこうという彼女の強い決意が今作の演技には感じられます。
今後の白石麻衣さんの女優としての活動にも注目していきたいと思います。
ラストシーンやエンドロール後について考察解説
本作のラストでは、成田凌さん演じる死刑囚・浦野が脱獄して海外に逃亡。
逃亡先から余裕の表情を浮かべながら、千葉雄大さん演じる刑事・加賀谷に電話をかけ、加賀谷が怒りに満ちた表情で必ず捕まえてみせると伝える展開になりますが、実はエンドロール後にも隠されたシーンがあるのはご存知でしょうか?
ご存知で無かったという方のために、エンドロール後にどんなシーンが展開されたのか、お伝えしていきたいと思います。
管理人
エンドロール後は逃亡先である海外の街並みを歩く浦野が登場、その姿を何者かがスマホで撮影するという短いシーンが展開されます。
この撮影者が警察の関係者なのか、浦野の協力者なのか、はたまた、浦野を狙っている人物なのか、全く分かりませんが、続編を予感させるシーンということは間違いないと思います。
2024年11月1日からはシリーズ3作目となる『スマホを落としただけなのに~最終章~ファイナルハッキングゲーム』が公開されておりますので、このエンドロール後のシーンと待望の続編がどういう繋がりを見せていくのか、期待したいところです。
『スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼』のキャスト相関図
キャスト相関図
キャスト・登場人物
キャスト・登場人物 | |
加賀谷学 役 | 千葉雄大 |
浦野善治 役 | 成田凌 |
松田美乃里 役 | 白石麻衣 |
笹岡一 役 | 鈴木拡樹 |
安西優香 役 | 奈緒 |
兵頭彰 役 | 井浦新 |
吉原宏樹 役 | 平子祐希 |
神宮寺紗綾子 役 | 高橋ユウ |
『スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼』のあらすじ
(以下、映画『スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼』のあらすじです。)
『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』のあらすじ|前作から数か月、新たな事件が発生
前作から数か月の月日が経ち、浦野の被害にあった富田と麻美の結婚式に恋人の美乃里と一緒に出席した加賀谷。
幸せいっぱいの結婚式の帰り道、自分たちの結婚について煮え切らない態度をとる加賀谷に対して美乃里の怒りが爆発し、喧嘩別れしてしまいます。
すぐに同僚を呼んで喫茶店で愚痴をこぼす美乃里は店のフリーwi-fiを利用しますが、何者かによって仕組まれた偽のwi-fiであったために美乃里のスマホにある個人情報が店にいた謎の人物に流出してしまうことになります。
そんな中、かつて浦野が遺体を遺棄した山でカップルの遺体が発見され、関連性を確かめるために警察は拘置所で黙秘を続ける浦野への接見を加賀谷へと任せます。
浦野は加賀谷が自身と同じ幼少期の親から受けたトラウマに悩まされていることを知っており、シンパシーを抱いていました。
『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』のあらすじ|犯人M逮捕に向けて、浦野に捜査協力を依頼
浦野は事件の犯人がダークウェブ上で影響力を持ち、自身も殺人の方法を学んだMという人物であることを明かし、浦野の情報提供からMのアジトを探りますが身元不明の遺体を発見しただけでMに近付く手がかりはありませんでした。
同時に世間では仮想通貨ルナコインの大量流出事件が発生し、ホワイトハッカーであるJK16が被害を食い止めたということで世間から賞賛を浴びていましたが、Mからの脅迫状が届いた数日後にJK16が拉致・殺害されてしまいます。
JK16が殺害されてしまったことから世間からの大きなバッシングに晒されてしまった警察は高性能パソコンとスペースを与えて浦野に捜査協力を依頼、担当になった加賀谷の過去の傷を何度もえぐり、加賀谷の感情が爆発してしまいます。
美乃里も加賀谷の過去を知り、なんとか母親との関係を修復しようとしますが、そんな矢先に美乃里のスマホにMからの脅迫状が届いてしまいます。
『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』のあらすじ|何者かによって連れ去られてしまう美乃里
警察は美乃里にも協力を依頼、犯人特定の捜査を続け、浦野によって顔に傷を負ったMらしき人物の特定に成功し、護衛による警備を強化します。
ですが同時期に神奈川県警のサイトがハッキングされウイルスに感染、サイトにアクセスした人々もウイルスに感染してしまったことから大パニックになってしまい、加賀谷は対応に追われますが、パニックに乗じて浦野が逃亡してしまいます。
一方、美乃里についていた護衛がMらしき人物を見つけ、追いかけますが、一人ぼっちになってしまった美乃里は何者かによって連れ去られてしまいます。
美乃里が連れ去られてしまったことを知った加賀谷は追跡アプリによって、急いで美乃里の後を追うのでした。
以上、映画『スマホ落としただけなのに2』のあらすじでした。
果たして、加賀谷は美乃里を救う事ができるのか?
そして、浦野はどこに向かうのか?
結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。
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『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|ミステリーの要素がプラスされ、パワーアップした続編
本作『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』は、2018年に公開され、スマッシュヒットを記録した『スマホを落としただけなのに』の2年ぶりの続編として2020年に公開されました。
本作では、前作で犯人・浦野を追い詰めた刑事・加賀谷とその恋人である美乃里の二人が中心として描かれ、前作で細かく描かれなかった加賀谷の過去も明らかになっていきます。
今作では冒頭でカップルの白骨遺体が発見される事件が発生し、事件の容疑者とみられる浦野の師匠・Mの捜査のために警察は投獄中の浦野に協力を依頼、自分の過去のトラウマをえぐる浦野と加賀谷はタッグを組むことになるのですが、殺人犯と刑事という一風変わったバディムービーのような要素が新たに盛り込まれており、パワーアップした内容となっています。
浦野を演じた成田凌の怪演もよりパワーアップしており、浦野のサイコパスな魅力を前作以上に堪能することが出来ます。
Mの犯行と見られるホワイトハッカーの殺人事件も発生し、遂には加賀谷の恋人である美乃里も拉致されてしまうという事態に陥ってしまいます。
美乃里を演じたのは、元乃木坂46のメンバーで同性からの人気も高い白石麻衣さんですが、今作では強姦に襲われてしまうシーンや謎の人物に監視されるシーンなどもあり、体当たりの演技を見せています。
今作では浦野の他に、美乃里を監視する火傷を負った井浦新演じる謎の人物やかつて加賀谷が勤めていたシステムセキュリティ会社社長の笹岡など怪しい人物が多数登場し、ミステリーの要素も強くなっていますので誰が殺人を行っているのか推理しながら鑑賞するのも面白いと思います。
火傷を負った謎の人物が警視庁公安部の兵頭という人物であり、殉職した加賀谷の父のかつての部下であったことやホワイトハッカーを殺害し、美乃里の拉致を仕組んだのが意外にも笹岡であったことなど、すべての謎が明らかになっていく怒涛の後半からの展開は瞬きを忘れるほどに楽しめます。
白骨遺体を遺棄したMはすでに浦野によって殺害されており、浦野は警察を泳がせて用意周到に脱獄の計画を立てており、浦野が海外に逃亡するという続編を予感させるラストで映画は終わりを迎えます。
前述したようにバディムービーの要素やミステリーの要素がプラスされ、パワーアップした内容となっており、前作以上の満足感を与えてくれる作品となっていますので、なんとなく興味を持てないという方も先入観を取っ払って鑑賞することをオススメします。
『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』の皆んなの口コミ評判レビュー
★★☆☆☆星2
前作の続きとなる2作目の作品です。
タイトルの「スマホを落としただけなのに」という設定は前作より生かされておらず、警察VS連続殺人犯の構図展開がほとんどです。
事件の協力を得る代わりにネット環境が整った個室を与えられた死刑囚、監視は1人でそれも監視カメラもロクに見ないような看守。
当たり前に脱獄されます。
それはそうなるだろ…という展開が多く、あまりの警察のポンコツさにイラっと感じる人も多いでしょう。
さらに殺害予告を受けているヒロインの護衛も1人!
こちらもやはり誘拐されてしまいます。
最終的に犯人は海外に逃亡。
エンドロール後にアジアのどこかの国を歩いている浦野が移り、また続編に続くような終わりでした。
正直、またこの終わり方?いつになったら終わるの?と、煮え切らない作品となりました。
30代女性
★★★★☆星4
1作目もラストまで怖がりながら面白く見ましたが、2作目の方が、犯人が誰か分からず、ストーリーがどこに落ち着くかも分からず、ハラハラしながら見ました。
インターネットやスマホが当たり前の今の時代が怖くなってくるし、成田凌さん演じる浦野のような、知恵が回りすぎる人がきっと実在するのも恐ろしいです。
フィクションですが、起こってもおかしくない内容なので、自分の身に起こったらどうしようという恐怖も感じました。
頭がきれすぎる殺人鬼、成田さんの浦野は演技が上手すぎて、怖くて震えましたが、千葉雄大さん演じる刑事の加賀谷も闇が深くて、全く別の怖さがありました。
千葉さんの刑事役は優しすぎるかと思いましたが、役が抱える闇の面を考慮すると、繊細さが出せて結構いい配役だったように感じます。
50代女性
★★★★☆星4
前回の続きでストーリーで、新キャラも加わり全体に厚みが出た感じが良かったです。
成田凌の緊張感ある演技が良かったし、どのシーンもドキッとしながら視聴できました。
白石麻衣のお色気シーンは代役かな?メリハリがあるし、効果音の迫力も凄いので、映画館で見るべき作品かな?と思いました。
今回も犯人に対して恐怖を感じるぐらい変な汗が出ました。
日常生活でスマホを落とす可能性があるので、妙にリアルに感じました。
描写の矛盾は所々にありますが、それでも最後のシーンはハラハラとスリル感に襲われながら見れたし、次シリーズも見たいと思える終わりか方が良かったです。
40代男性
★★★☆☆星3
フリーWi-Fiに繋ぐごく普通の行為の怖さ、それをいかようにも悪用できるのかもと思うと、現代の情報リテラシーが信用全く出来なくなってしまいました。
でも実際に十分ありえるシチュエーションでありました。
こわいの一言につきます。
成田さんや千葉さんの圧巻的なとち狂った演技がさらに拍車をかけ、非現実的な怖さと現実的な怖さが重なったり重ならなかったりと終始ハラハラドキドキする感じでした。
もはや日本に限らず世界中で1人あたり1台以上は当たり前に保有するスマートフォンのありがたさとこわさ、そして人間の裏と表と本音と建前、何が自分を信用させてくれるのか、何を信じて何を疑えば良いのか。
難しく世知辛いのだけど現実世界が怖くなり警戒が高まりました。
30代女性
*映画『スマホを落としただけなのに2』のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
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