『ソー:ラブ&サンダー』がひどい理由3つ。ゴアの娘との最後シーンの意味,ヘラクレスの登場,ジェーン死亡を徹底解説。

2022年7月8日、日本公開した映画ソーの4作目である映画『ソー:ラブ&サンダー』。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』から3年、ソーの主役作品としては3作目『バトルロイヤル』以来5年ぶりとなる作品です。
サノスとの激闘を終え、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと共に宇宙に旅立ったソーの前に新たな脅威が現れます。
そして、何故か同じマイティ・ソーの力を得た、かつての恋人ジェーンと再会する内容となっています。
映画『ソー:ラブ&サンダー』の口コミ評判レビューには、
- シンプルな展開と派手なアクションで楽しめた
- MAVEL作品に「神様」的な人が増えすぎた感はある
- コメディ要素を多く含みながら感動のラスト
- ソーとジェーンの2人の絆に胸を打たれた
- 作品単体でもちゃんと楽しめるようになっている
- コメディもありシリアスもありで飽きずに楽しめた
- 何も考えずに楽しく観れる映画
- ゼウスの住んでいる都が綺麗で世界観に引き込まれた
という声が多数集まっています。
目次
『ソー:ラブ&サンダー』がひどいと言われる理由3つ
マイティソーシリーズ第4作目として公開された『ソー:ラブ&サンダー』。
全世界で大ヒットを記録し、日本でも興行収入は約13億円を突破、シリーズ最大のヒット作となりました。
しかし、その興行的成功とは裏腹に、実際に鑑賞した観客からは「ひどい」との感想も少なくありません。
なぜ映画『ソー:ラブ&サンダー』は、そのような評価を受けてしまったのか、ひどいと言われる理由は3つあると考えらるので、整理して解説していきます。
管理人
ひどい理由①シリアスさに欠けるストーリー展開
映画『ソー:ラブ&サンダー』で特に指摘されるのは、物語全体に「シリアスさ」が不足している点です。
神々に見捨てられ娘を失い、神殺しへと転じたヴィラン・ゴア。
さらに、癌に苦しむヒロインのジェーンという重い設定が物語に用意されていながらも、前作『バトルロイヤル』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのようにコメディ要素が前面に押し出されています。
そのため、深刻なテーマと軽妙なギャグの落差に違和感を覚える観客も多く、「ひどい」という評価に繋がりました。
コメディテイストがかなり強めな作品なので、クリストファー・ノーラン版の『バットマンシリーズ』や『ジョーカー』といったシリアスなヒーロー作品が好きな方は苦手な内容かもしれません。
また、ソー自身も回を重ねるごとにコミカルなキャラクターへと変化しており、初期の荘厳でヒーローらしいイメージを好んでいたファンにとっては落胆を招いた部分でもあります。
ひどい理由②詰め込み過ぎで浅くなった描写
映画『ソー:ラブ&サンダー』は119分という上映時間をあっという間に感じさせてしまう、数多くの要素が盛り込まれています。
映画冒頭からガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが登場し、ヘイムダルの息子アクセルの存在、ジェーンの病気の発覚、ゼウスとの対面、そしてゴアの暗躍と、次々と展開が繰り広げられます。
テンポの速さで「飽きさせない」という長所もありますが、その分ひとつひとつの場面が十分に描き込まれておらず、結果として雑な印象を残しました。
観客の中には「詰め込み過ぎて内容が浅い」と感じる人も多く、これが「ひどい」という感想に繋がったと考えられます。
ひどい理由③ガンズ・アンド・ローゼズ推しへの賛否
主題歌・挿入歌は、ガンズアンドローゼズの楽曲が多く使用されています。
ガンズアンドローゼズは、1980年代後半から1990年前半にかけて世界中で絶大なる人気を誇ったアメリカ出身のハードロックバンドです。
現在もライブツアーを行い、日本でも根強い人気があります。
ガンズギタリスト・スラッシュによるギターリフが印象的な名曲「SWEET CHILD O’ MINE」は劇場予告編でも使われ、頭に残ったという方も多いと思います。
ハードロックファンにとっては、このガンズの起用はたまらないものとなっています。
が、ロックに興味が無い方の中には楽曲について古臭い印象やダサいという印象を持つ方が多くおり、「ひどい」という感想に繋がったと考察できます。
さらに、ヘイムダルの息子が「アクセル」と名乗る場面など、ガンズへのリスペクトが強調され過ぎた演出もあり、「やりすぎ」と感じた人もいたようです。
監督であるタイカ・ワイティティ自身の趣味が強く反映された選曲と見る向きもあり、この大胆な音楽演出は好みが分かれる要因となりました。
管理人
シリーズ最大ヒット作なのに「ひどい」と批判された理由は従来のファンの期待を裏切ったから
『ソー:ラブ&サンダー』は、シリーズ最大のヒット作です。
しかし、「シリアスさに欠けるトーン」「詰め込み過ぎの構成」「音楽演出の偏り」といった点から賛否を呼ぶ結果となりました。
MCUのなかでもコメディ色を前面に出した作風は、多くの観客を楽しませました。
しかし、従来のソー像を期待していたファンにとっては受け入れがたい作品だったのかもしれません。
最後のシーンで明かされたゴアの娘ラブの意味、ヘラクレス登場シーン、ジェーン死亡を解説。
ソーの養子となったゴアの娘
映画『ソー:ラブ&サンダー』のメインヴィランであるゴアの娘として登場するのが、少女ラブです。
ラブは、永久(トコシエ)によって復活し、ゴアの代わりにソーが彼女を養子として育て、シングルファザーとなった様子が映画のラストでは描かれ、『ラブ&サンダー』というサブタイトルがラブとその義理の父親となったソーを意味していたことが明らかとなります。
そんな後あの娘でるラブについて、紹介していきたいと思います。
管理人
ラブは映画オリジナルキャラクター
原作コミックでは、ゴアが失ったのは息子という設定になっており、ラブは映画オリジナルキャラクターです。
そんな彼女は目から光線を放つ様子が描かれていることから、何らかの能力を持っていると予想されています。
その能力については今後の作品で明らかになるかもしれません。
演じたのはソー役クリスヘムズワースの実の娘
ゴアの娘であるラブを演じたのは、インディア・ローズ・ヘムズワースという子役となっています。
彼女は何を隠そう長年ソーを演じているクリス・ヘムズワースの実の娘です。
ローズは、しっかりとオーディションを経てラブという役を手にしており、監督を務めたタイカ・ワイティティは彼女の演技を絶賛しています。
ラストシーンでは、ソーがラブとの家族生活をスタートさせる様子が描かれましたが、このシーンを提案したのはクリスだったということで、家にいる時と同じ雰囲気を意識していたそうです。
かなりナーバスになっていたクリスとは対照的に、娘のローズは役を演じることをリラックスして楽しんでいたそうで、その大物っぷりに驚かされます。また、映画『ソー:ラブ&サンダー』で、ラブの父親ゴアを演じた演技派俳優クリスチャン・ベールも彼女の演技を「素晴らしかった」と高く評価していたようです。
管理人
そんなローズの今後の俳優活動については、まだ何の予定も立っていないそうです。
もしかすると映画『ソー:ラブ&サンダー』が最初で最後の演技になるかもしれません。
その堂々たる演技は前述したように監督や共演者からも絶賛されていますし、両親ともに名の知れている俳優でもあります。
ぜひ今後とも俳優活動を継続して頂き、今後のMCU作品での更なる活躍に期待したいところです。
ゴアは『ヴェノム』シリーズに登場するヌルとの繋がりがある
映画『ソー:ラブ&サンダー』のメインヴィランとなるのが、神殺し=ゴッドブッチャーの異名で知られるゴアです。
演じたのは、クリスチャン・ベール。
クリストファー・ノーラン版『バットマン』シリーズ以来、10年ぶりにヒーロー映画に出演した演技派俳優で、強烈なインパクトを観客に残しましたよね。
そんなゴアについて、ネクロソードに選ばれた理由やヌルとの繋がりをまとめて解説します。
管理人
ネクロソードに選ばれたゴア
ゴアがゴッドブッチャーとして活動する事になったのは、信仰していた神・ラプーに原因があります。
民のほとんどが死に壊滅寸前となった惑星で娘であるラブを失ってしまい、それでもなお、神ラプーが救ってくれると信じていたゴアでしたが、目の前に現れたラプーは一切ゴアを救おうとはせず、それどころか嘲笑い、挙句の果てに自らの生贄となれと言う始末。
熱心にラプーを信じていたゴアは、その反動からラプーへの怒りも凄まじく、その結果、神々を殺す力を宿す古代の武器・ネクロソードに選ばれ、ラプーを殺害、ゴッドブッチャーとして活動することとなりました。
そんなゴアですが、元々は家族思いの良き父親でした。
そして、最終的には、何でも願いを叶えてくれる場所「永久(トコシエ)」で、神殺しを願うのではなく、亡くなってしまった愛娘のラブを復活させソーに託すなど、完全な悪人とは言えない部分を持っている点も魅力的な点だと思います。
ヌルとの意外な繋がり
ゴアは、MARVELのキャラクターであるヴェノムを題材にした映画『ヴェノム:ザ・ラストダンス』に登場したヴィラン・ヌルと原作では意外な繋がりがあります。
関連記事▶︎『ヴェノム:ザ・ラストダンス』がひどい理由3つ。エンドロール後のゴキブリの意味やヴェノムは死亡したのか考察解説。
実は原作では、元々ネクロソードはヌルが所有していた武器だったのです。
神への信仰心を捨て彷徨っていたゴアは偶然にも宇宙から不時着した意識不明のヌルを発見します。
そこで、握っていたネクロソードを奪い、元々持っていた神々への不信感が憎しみに変わり、ゴッドブッチャーとなった経緯が描かれています。
ネクロソードは、武器という紹介をしましたが、厳密に言うと、自分の意思を持った生物であり、宿主に寄生してその能力を発揮するヴェノムのようなシンビオートに近い存在として原作では描かれています。
管理人
ポストクレジットシーンでヘラクレスの登場
ポストクレジット後のシーンでは、神ゼウスが再び登場し、彼がまだ生きていたことが分かります。
人々が神を敬わなくなったことに対して、怒りを覚え、スーパーヒーローへの恨み節が止まらないゼウスは、自身を倒したソーへの復讐のために ブレット・ゴールドスタイン演じる息子のヘラクレスを差し向けるシーンが展開されていきます。
そんなヘラクレスですが、原作コミックではハーキュリーズという名前で登場しており、力の王子とも称され、圧倒的なパワーを持ったキャラクターとなっています。
原作ではソーとは大親友という間柄で描かれますが、映画では敵としてソーの前に現れることになるのかもしれません。
今後どのようにヘラクレスが作品に登場していくのか、とても楽しみです。
管理人
エンドクレジットシーンでは死亡したジェーンが再登場
エンドクレジット後のシーンでは、死亡したジェーンが再登場します。
死亡したジェーンはヴァルハラに召され、かつてのソーの相棒であるヘイムダムに迎えられるシーンが描かれます。
ヴァルハラは、アスガルド王国で“名誉ある戦死を遂げた勇士の魂”が送られる場所とされています。
つまり、戦いにより死亡したジェーンは、アスガルド王国の勇士として認められたことが分かります。
ジェーンを演じた女優ナタリー・ポートマンは、ジェーンについてかっこいいキャラクターとコメントしており、役の続投について好意的な様子であることから、今後ジェーンがシリーズに再登場する可能性は高いと思います。
管理人
『ソー:ラブ&サンダー』のあらすじ
(以下、映画『ソー:ラブ&サンダー』のあらすじです。)
『ソー:ラブ&サンダー』のあらすじ|神殺しの異名を持つゴア
神ラプーの信者であるゴアは壊滅寸前の惑星で娘であるラブを失い、それでもなお、救いを求めてラプーへの祈りを捧げていました。
不思議な声に導かれるまま、神ラプーと会うことが出来たゴアは救いを求めますが、ラプーは拒否し、あろうことか生贄となれと嘲笑います。
怒りが頂点に達したゴアは、神を殺す力を宿すネクロソードを手にし、ラプーを殺害。
それ以降、神殺し=ゴッドブッチャーとして名を轟かせることとなります。
ガーディアンズオブギャラクシーのメンバーと活動を共にしてきたソーでしたが、旧友である女戦士シフの救難信号を受けてコーグとともにシフの元へと向かい、ゴアの脅威とニューアスガルドが次なる標的となっていることを聞き、急いでアスガルドへと向かいます。
一方、ソーの元恋人であるジェーンは癌を患い、どんどんと彼女の身体を蝕んでいました。
有効な治療法も見つからないまま藁をもすがる思いで様々な文献を読み漁ったジェーンは、かつてソーが所有していた鉄槌・ムジョルニアに回復能力があることを知り、その破片が展示されているニューアスガルドへと向かうと、粉々になっていた欠片が彼女に強い反応を示します。
『ソー:ラブ&サンダー』のあらすじ|戦士になったジェーンとまさかの再会を果たすソー
アスガルドに帰還したソーは、襲撃に現れたゴアたちとの戦いに加勢しますが、そこにはムジョルニアに選ばれ、新たに戦士となったジェーンもおり、二人は久々に再会を果たします。
ゴアによってアスガルドの子どもたちが全員誘拐されてしまったことから、憧れの神であるゼウスが取り仕切る神々が集まるオリンポスの神殿にて、ソーはゼウスに協力を求めます。
ゼウスはゴアの狙いが何でも願いが一つだけ叶う場所「永久(トコシエ)」で神々の全滅を願うことだと知っていました。
しかしながら、ゼウスはゴアが永久へ向かうことは出来ないと考え、自身の保身のために一切の協力をせず、挙句に武器であるサンダーボルトを貸すことすら拒否し、ゴアにオリンポスの場所が知られないようにソーたちを捕らえようとします。
相棒のコーグが破壊されてしまったことで堪忍袋の緒が切れたソーはゼウスを倒し、サンダーボルトを奪って神殿を後にします。
『ソー:ラブ&サンダー』のあらすじ|癌に蝕まれるジェーンを止め、単身で永久へ向かうジェーン
ゴアの拠点へと辿り着いたソーたちでしたが、実はゴアの罠であり、ゴアはソーが持つストームブレイカーの力を利用して永久へと向かおうとしていたのでした。
ヴァルキリーが致命傷を負い、地球への帰還を余儀なくされたソーたちでしたが、その過程でストームブレイカーをゴアに奪われてしまいます。
地球に辿り着いたソーは、ジェーンが癌であることを初めて知り、ムジョルニアを利用したことによって、彼女の身体がどんどんと死に近付いていることを知ります。
子どもたちのために戦いを続けようと願うジェーンを止め、ソーは単身でゼウスから奪ったサンダーボルトの力を利用し、永久へと向かおうと試みるゴアの元へと向かうのでした。
以上、映画『ソー:ラブ&サンダー』のあらすじでした。
果たして、ソーはゴアを止めることが出来るのか?
結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。
『ソー:ラブ&サンダー』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画『ソー:ラブ&サンダー』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|アベンジャーズの人気ヒーロー・ソーが活躍する映画シリーズ第4弾
映画『ソー:ラブ&サンダー』は、アベンジャーズの人気ヒーロー クリス・ヘムズワース演じる雷神ソーの活躍を描いたシリーズの第4作品目となる作品として、2022年に公開され、大ヒットを記録しました。
マーベル映画のソーシリーズは1、2作目に関しては、神話がモチーフとなったシリアスな世界観が印象的な作品でしたが、前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』から監督がタイカ・ワイティティに変更になり、コメディの要素が強い作品へと方向転換しましたが、映画はそんな前作のコメディテイストがより強まった内容となっています。
映画冒頭は神に裏切られた結果、神殺しを行うことになってしまった映画『ソー:ラブ&サンダー』のヴィランであるゴアのエピソードや、映画『ソー:ラブ&サンダー』で再登場となったソーの元恋人であるジェーンが癌に侵されている姿が描かれ、かなりシリアスなムードで始まりますが、ガーディアンズオブギャラクシーの仲間たちとソーとのコミカルなやりとりが続いていくため、身構える必要はありません。
物語は前述した神殺しを行うゴアによって狙われるアスガルドを救うためにソーたちが立ち向かっていくという展開になっていきますが、まさかのジェーンがムジョルニアを持ってソーとともに戦士として戦う姿やラッセル・クロウ演じる個性豊かな新キャラクター・ゼウスが登場するなど、観客を1秒たりとも飽きさせることのない展開が続いていきます。
特にラッセル・クロウ演じる自堕落な神・ゼウスとのやりとりはコミカルで観客に大きなインパクトを与えます。
また、ハードロックバンド・ガンズアンドローゼズの軽快なロックナンバーが要所要所で使用されており、その楽曲にマッチしたような軽快なアクションシーンがとても魅力的です。
映画の終盤では、願いが叶う場所「夢久」にて神々の全滅を願おうとするゴアが、自らの命を犠牲にして戦いに挑むジェーン、そんなジェーンを支えようとするソーの二人の支え合う姿を見て改心し、娘であるラブの復活を願い、ラブをソーに託して命を落とすという感動的な展開となります。
ジェーンも命を落としてしまうという展開はかなりショッキングでしたが、ラストシーンでは、ラブを養子に迎えて慣れない子育てに悪戦苦闘しながらも幸せそうな姿を見せるソーが登場し、今後娘のラブとともにどのような活躍を見せていくのか続きが楽しみになるシーンで映画は終わりを迎えます。
笑いあり、涙あり、アクションありの盛りたくさんな内容が詰め込まれていますので、これまでのシリーズを観たことがないという方にもぜひオススメしたい作品です。
『ソー:ラブ&サンダー』のみんなの口コミ評判レビュー
『ソー:ラブ&サンダー』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「バトルロイヤルからコメディ色が強くなって、『ソー:ラブ&サンダー』では更にコメディ要素が濃くなった印象」「コメディ感を出しつつもジェーンが亡くなるシビアな展開が若干アンバランス感だった」「ガーディアンズの新作にソーが仲間入りしたスピンオフのような印象」「アメコミらしさやコメディ要素も入っていて気軽に見れる作品」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★★★星5
アベンジャーズのエンドゲームが公開されて、MCU作品のフェーズ3が完結し、フェーズ4の作品が続々と公開されてきました。
エンドゲームでは初代アベンジャーズのヒーローの半数が引退し、ハルク、ホークアイ、ソーのみが残留しましたが、ハルクとホークアイは自分の後継者を育てるドラマシリーズが作成され、現役で残るのはソーだけとなりました。
予告では女性版ソーが公開されマルチバースの幕開けかと思いましたが、過去にソーがムジョルニアに託した愛(ラブ)で新たなマイティ・ソーとして覚醒したジェーンでした。
また、最後にヴィランの娘であるラブを引き取り二人で宇宙の人助けを行う活動し副題である「ラブ&ダンダー」と呼ばれることになるなど、しっかりと「ラブ」がある映画の構成となっておりお見事でした。
また、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと共との掛け合いは常にニコニコしてしまうほどファンにとっては楽しいものでした。
他のヒーローが後衛を育てるなか、ソーも同様の道に進むことになり、きっとハルク,ホークアイと自分の後衛自慢をするシーンがくるのかな?って思ったりして、今後のMCU展開もが楽しみになる作品でした。
20代女性
★★★★☆星4
アベンジャーズエンドゲームの最後のあたりで、ソーがガーディアンオブギャラクシーの一味らと一緒に戦いを終えて戻るシーンを見て、当時からこの仲間達とソーの続編はあるのだろうなと期待し待っていたので、公開後すぐに映画館で観ました。
圧倒的に相手を蹴散らつ姿は爽快感もあり、さすがソー、お茶目な面も良いけど、やっぱソーはこうやってカッコよくなくっちゃと胸が熱くなりました。
ストーリー全体として、同じMARVEL作品のドクターストレンジ・マルチバース・オブ・マッドネスのように、複数の次元が出てきたりして複雑すぎる事もないし、前作の予習も特に必要なく誰でも気軽に何も考えずに見れるのも良いかなと思いました。
次作も期待しております。
40代男性
★★★★☆星4
映画『ソー:ラブ&サンダー』は相変わらず笑いあり、感動ありの面白い作品でした。
冒頭から前作から続いている旅の流れのガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーの登場。
彼らとの絡みは相変わらず面白く、最初から吹き出す場面が続出でした。
そして元カノジェーンの登場。やっぱり2人は今でも思いあっているんだなと言ういい感じの流れ。
見る前からポスターで少し気づいていましたが、ジェーンがソーになるというちょっと無理矢理の設定はありましたが、それはそれで結果見てみると納得できる、最後は感動でした。
戦闘シーンも相変わらず迫力があって、ただ最後子供がめちゃくちゃ戦う所も無理がある設定でしたがそれもそれなりに結果楽しめました。
また続編がありそうな終わり方だったので、次の作品も楽しみにしています。
50代女性
★★★★☆星4
ソーの単独作品としては、2017年のバトルロイヤル以来なので約5年振りの作品になります。
アップテンポの音楽と作中のセルフオマージュが多く使われていて、MCU過去作を見ている方には楽しめる作品になっていると思います。
ソーとジェーンが共闘するシーンは胸を打たれました。
終盤では若干の尻すぼみ感があって、アクションシーンが少しわかりづらい描写があったのが残念な点です。
ゴアザゴッドブッチャーは原作でも重要なキャラなので、もう少しスポットが当たってもよかったなと思います。
エンドクレジットのシーンは、今後のMCUの様々な展開が考察できるので、ワクワクできます。
なにはともあれ、ソーとタイカ監督の相性は抜群で、まだまだ活躍してもらいたいです。
20代男性
★★★★★星5
ソーは神様なのに神様らしくないところが魅力だと思います。
アベンジャーズのシリーズではシリアスに比重が多く、コメディ要素よりストーリーの展開の重厚さがありました。
この映画はいろんなソーの表情が見れました。情けなかったり、ジェーンに未練たっぷりだったり。
二人の再会後の掛け合いは、夫婦のような息の合い方でした。
ガーディアンギャラクシーのメンバー達も相変わらず個性が強くて好きだったのでまた、見られて嬉しかったです。
今回の撮影はグリーン背景を合成したのではなく、スタジオの360度に実際に風景を映したそうです。
演技の熱の入り方にも影響があるとメイキングで語っていました。
撮影技術の進歩によって映像が素晴らしくなる一方で、コントのような劇の場面もあり、マーベルの過去作品の見逃せない小さいネタもあって楽しめました。
40代女性
★★★★★星5
映画『ソー:ラブ&サンダー』は予告編をシネコンで観たときから絶対観なければ!と思っていました。
もともとは、めちゃめちゃシリアスな神話的な路線で始まったはずのマイティ・ソーでしたが、マーベルで単独主演シリーズとアベンジャーズのさまざまな作品を経てソー自身のキャラクターと物語の傾向が変転、ついにここまで吹っ切れたコメディというか、陽気なドラマになるとは、予想もしていませんでした。
もちろんアクションも素晴らしいし、今回もクリス・ヘムワースの鍛えまくられた肉体の見事さは圧巻で、彼を見ているだけで現実離れした世界にぐいぐい引き込まれて行きます。
アベンジャーズのシリーズを追いかけていたファンにはもちろん、あまり詳しくない人でも公式サイトなどをサラッと読んでおけば十分に楽しめる豪華なドラマに仕上がっていますよ!
バトルの迫力は勿論だけど、観終わってハッピーな気分になれるところが最高です。
50代女性
★★★★☆星4
まず最初に私はこのシリーズ、マーベルシリーズの映画を1つ、しかも海外の映画館で鑑賞した経験しかないので、あまりキャラクターやそのシリーズの関連など予備知識は一切なく、youtubeでの予告編だけを観た状態での映画鑑賞でした。
ですが、映画自体の内容はシンプルで分かりやすく何も情報がなくても最初にあらすじまではいきませんが、すんなりストーリー性とコメディも入ってきました。
最初に言っておくとそれなりにマーベルシリーズの登場人物を知っておくと、映画の中も「あ!このキャラクターは!」という身内ネタに笑えたりすると思います。
私自身も、海外の映画館で鑑賞したマーベルシリーズの映画のキャラクターが登場してきたときに知ってるキャラクターだ!と嬉しい興奮がありました。
ストーリーも初見でもわかりやすいうえに、映像もふんだんにCGなど使っているおかげで見飽きないと思います。
ストーリーはあまり感情移入はしませんでしたが、全体的に楽しかったです。
ただ予告編を見るとかなりコメディ感強いのかなと思っていましたが、そういうわけではなかったです。
最後にも今後が気になる!といううまい終わり方をして(これはマーベルというとても大きなシリーズなのであるあるなのかもしれませんが)鑑賞終了しました。
マーベルは、今回ので2作品しか観たことがありませんでしたが、映画館で良い音響でどでかいスクリーンで観るのが一番面白いんだろうなと思いました。
30代女性
★★★★☆星4
ガーディアンズオブギャラクシーや、ソーシリーズの初期に登場していたジェーンが再登場するということでかなり楽しみにしていた作品です。
コメディータッチに描かれていて、過去のシーンを振り返るシーンもあり、初めてソーシリーズを観る方でも楽しめると思います。
エンドゲームで、ソーがガーディアンズオブギャラクシーに加わり、冒険が始まるところで終わったので、ガーディアンズとの共演を期待していました。
今回のガーディアンズとの共演は、冒頭部分だけだったので少し残念でした。
しかし、ソーと一緒に戦うシーンはかっこよく迫力があり、自由奔放なキャラクターばかりなので絡みも面白かったです。
また、ジェーンのマイティ・ソーとしての活躍もかっこよく、ソーに守られていたジェーンが一緒に戦っている姿は新鮮でした。
しかし、ジェーンが病気をわずらっているという事実が明かされたときは、かなり驚きました。
ソーがヴィランを倒すことよりもジェーンと過ごすことを選んだシーンは、ジェーンを大切に思うソーの気持ちが溢れていて感動的でした。
ジェーンとの別れは予想しておらず、衝撃的な結末でしたが、新たな相棒ができたソーがこれからどんな冒険をするのか、次回の作品が楽しみになりました。
20代女性
*映画『ソー:ラブ&サンダー』のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。