映画『きさらぎ駅』のエンドロール後や続編について考察解説!元ネタやどこにあるか?についても詳細まとめ。
2022年6月3日公開の映画『きさらぎ駅』。
2004年に「2ちゃんねる」に投稿された怪奇体験談をもとに実写映画化した作品です。
都市伝説としてはトップの人気さがある「きさらぎ駅」ですが、監督は『2ちゃんねるの呪い 劇場版』で監督デビューした永江二郎、主演は映画初主演となった恒松祐里。
映画『きさらぎ駅』の口コミ評判レビューには、
- 物足りない内容
- 案外怖かったので観てみて良かった
- 少し後味の悪い終わり方
- ホラー映画としてはそこまで高く評価できない
- 好きな題材であっただけに残念
- 物語が終わっても色々考えてしまう展開が良かった
- ガチガチの怖い話というわけではないのがちょっと残念
- 評価は悪かったけどまあまあ面白かった
という声が多数集まっています。
- 映画『きさらぎ駅』の考察解説!エンドロール後の映像から続編が決定?
- 「きさらぎ駅」の元ネタやどこにあるのかについても解説。
- 映画『きさらぎ駅』のあらすじ
- 映画『きさらぎ駅』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
もし、まだあなたが一度も映画『きさらぎ駅』を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。
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目次
映画『きさらぎ駅』の考察解説|エンドロール後の映像から続編が決定?「きさらぎ駅」の元ネタやどこにあるのか
エンドロール後や続編の可能性について
映画『きさらぎ駅』は、春奈が異世界に留まり、明日香だけが現実世界に戻ることができ、待ち構えていた純子と再会するシーンで終わりを迎えます。
しかし、実はエンドロール後にも続きがあります。
管理人
それは純子の姪っ子の女子高生がきさらぎ駅を訪れるというシーンです。
叔母の純子が経験し都市伝説として有名である「きさらぎ駅」に目をつけた姪っ子は閲覧者数を稼ぐために友達と一緒に「きさらぎ駅に行く」というタイトルでYoutubeと思わしき動画プラットフォームで生配信をし、一人できさらぎ駅に行くことになってしまいます。
姪っ子がきさらぎ駅にたどり着くと、同乗したメンバーはサラリーマンの花村、美紀・大輔・翔太の三人組の他に現実世界に戻ることが出来た明日香の代わりに女子大生の春奈が追加されており、春奈が異世界にずっと取り残されていることが明らかになふシーンで終わります。
そんな続編を予感させるようなラストで終わりを迎える映画『きさらぎ駅』ですが、続編は制作されるのでしょうか?
管理人
結論から言うと、2023年7月現在 続編制作についてのニュースや公開の予定はありません。
公開されたのが2022年6月ということで、まだ1年ほどしか経ってないことから、続編が制作されるにしてももう少し先の話になりそうです。
ただ、低予算でありながら映画『きさらぎ駅』は3ヶ月に渡り全国で順次上映されるロングランのスマッシュヒット作品になりました。
また、辛口のレビューが多い映画レビューサイトFilmarksでも高評価を獲得など上映館数が少ない映画の中では異例の評判を読んだ作品です。
監督を務めた永江監督もこんなにヒットした経験が無いので驚いているとインタビューで語っているほど。
管理人
手応えを感じていることから続編が制作される可能性も十分にあると思います。
明日香役を演じた本田望結さんもきさらぎ駅が帰ってくることを期待したいと語っていますよ。
続編出演に前向きな姿勢を示していることから良い知らせがあることを期待したいですね!
ラストの大きな目の正体は?そもそも「きさらぎ駅」とは何だったのか?
映画『きさらぎ駅』のラストでは、春奈と明日香は純子の話では聞いたことのなかった大きな屋敷を訪れることになり、そこで化け物のようになった男たちに襲われてしまいます。
絶体絶命のピンチの中、彼女たちの前に光の扉が現れ、純子の話から後から光の扉をくぐった方が現実世界に戻れると聞いていた春菜は、自分が現実世界へ戻るために明日香に対して先に光の扉をくぐるように伝えます。
ですが純子は明日香を助けるために嘘をついており、先にくぐった方が現実世界に戻ることができたため明日香は無事に生還し、春奈は現実世界に戻ることが出来ないままきさらぎ駅のいる異世界に閉じ込められてしまいます。
その際に空に大きな黒い目玉が現れ、それを見つめた春奈の目も襲ってきた男たちのように黒くなってしまいますが、大きな目の正体は一体なんだったのでしょうか?
また、そもそもきさらぎ駅とは一体何だったのでしょうか?考察します。
管理人
まず、ラストに出てくる大きな目の正体についてですが、作品で明らかになることはありません。
ただ、あの目玉に見つめられた直後に春奈の顔が作品中で登場した化け物のようになってしまっている人間たちと同じような顔に変わりつつあったので、強大な力を持ったきさらぎ駅がある異世界の神、あるいは門番のように異世界を支配している存在であると考察できます。
そんな異世界を支配している目玉に発見されたことにより、春奈が現実世界に戻ることが出来ず異世界を彷徨うことになってしまったことをあのシーンでは表現していると考察できます。
続いて、「きさらぎ駅」が一体何だったのか?についてですが、作品で明らかになることはありません。
そもそも都市伝説なので、何なのかについては誰も正確な答えを出すことはできないと思います。
ただ、現実世界とは別の世界に存在している可能性が非常に高く、きさらぎ駅は異世界の入り口の意味が込められた駅なのかもしれません。
「きさらぎ駅」の元ネタ解説
映画『きさらぎ駅』は主人公の大学生である堤春奈が神隠しをテーマにした論文を制作する過程で、インターネットに「きさらぎ駅」という、見たことも聞いたこともない謎の駅に下車した際の自身の不思議な体験を投稿していた女性・葉山純子に取材を申し込むことから物語は始まっていきます。
自身もきさらぎ駅で不思議な体験をすることになるというホラーファンタジーとなっていますが、元ネタや原作はあるのでしょうか?
管理人
元ネタについてですが、2004年に匿名インターネット掲示板の2ちゃんねるにはすみと名乗る女性が投稿した内容が元ネタとなっています。
当時、はすみさんは新浜松駅から私鉄に乗ったが目的の駅になかなか辿り着かない不安な様子をリアルタイムで掲示板のスレッドに投稿しており、ようやく停車した駅が謎の無人駅である「きさらぎ駅」だったのでした。
深夜なのに祭囃子が聞こえてきたり、話しかけてきた老人がいきなり姿を消したりと、きさらぎ駅周辺で起きた不思議な現象についても投稿しているのですが、通りがかった車に乗せてもらったという報告以降、書き込みが途絶えており、その後のはすみさんがどうなったのかは分からない状態となっています。
このきさらぎ駅は2ちゃんねるを中心にインターネット上で人気を集め、都市伝説として投稿から20年近く経った現在でも語り継がれています。
管理人
7年後の2011年にはすみさんを名乗る女性から都市伝説まとめサイトに「ようやく現実世界へ戻ることが出来ました」という書き込みがあり、大変な話題となりましたが、本人であるかどうかについては分からない状態です。
映画『きさらぎ駅』のストーリーは、そんなきさらぎ駅の都市伝説をモデルとしてスレッドで書き込まれていた内容を参考にしながら実写版『鋼の錬金術師』シリーズで知られる脚本家の宮本武史がまとめた、オリジナルストーリーとなっています。
スレッドに書き込みをしていたはすみさんのモデルが純子となっており、映画ではまとめサイトでの書き込みを参考に7年後にきさらぎ駅から無事に現実世界へ生還することが出来たという設定です。
管理人
スレッドで投稿されていたきさらぎ駅での不思議な現象の一部も映画で再現されているので、元ネタを知ってから鑑賞をすると新たな発見があるかもしれません。
きさらぎ駅はどこにある?
映画『きさらぎ駅』の元ネタとなり、2004年に登場してから現在に至るまで人気を集めている都市伝説・きさらぎ駅。
ですが一体、きさらぎ駅は、どこにあるのでしょうか?
管理人
実在するかどうかについては定かではありませんが、2004年当時に体験者のはすみさんという女性がインターネット匿名掲示板の2ちゃんねるに書き込んだ内容によると、はすみさんは新浜松駅から遠州鉄道の電車に乗り込んだという情報があることから、きさらぎ駅は遠州鉄道の沿線上にあるのではないかと予想されています。
2004年から7年経った2011年にTwitterやYoutubeを中心にきさらぎ駅が再び注目を集めた際には、遠州鉄道本社にも多数の問い合わせがあったようです。
この多数の問い合わせがあったという話について、さぞかし遠州鉄道はきさらぎ駅という都市伝説について迷惑しているのでは?と感じた人も多いと思いますが、実際はそうではないらしく、2022年にはこのきさらぎ駅人気に便乗して遠州鉄道はきさらぎ駅行きのレプリカ切符を販売するなどうまくこの都市伝説を利用しているようです。
このレプリカ切符は販売後なんと1時間で完売したとのことで、きさらぎ駅の圧倒的な人気に驚かされます。
管理人
また、きさらぎ駅のモデルが遠州鉄道のさぎの宮駅ではないかという噂もあり、こちらの駅にも連日のようにきさらぎ駅ファンが多数訪れているとのことです。
映画『きさらぎ駅』がスマッシュヒットしたこともあり、このきさらぎ駅人気は当分の間衰えることはなさそうです。
映画『きさらぎ駅』のあらすじ
(以下、映画『きさらぎ駅』のあらすじです。)
映画『きさらぎ駅』のあらすじ|不思議な体験をした純子の取材に訪れる主人公・春菜
大学で民俗学を専攻している春菜は「神隠し」をテーマに論文を作成することになり、自身が経験した不思議な体験をインターネット掲示板に投稿した葉山純子という女性を取材することになり、純子は自身が経験した恐怖体験を語り始めます。
高校教師であった純子が終電に乗っていると、あたりがいきなり昼間となり見たことないもない場所を電車は走っていました。
電車は「きさらぎ駅」という無人駅に停車し、同乗していたサラリーマンの花村、美紀、大輔、翔太と若者三人組、そして、純子が勤めている高校の女子生徒である明日香の五人と共に純子は下車しました。
『きさらぎ駅』のあらすじ|きさらぎ駅での恐怖の体験
人の気配が全く無く不気味な周辺の雰囲気に危険を感じた一行は線路を歩いて駅を離れますが、不思議な現象が彼らを襲い、生き残ったのは純子と明日香だけになってしまいました。
神社にたどり着いた二人は光の扉を見つけ、明日香が先にその扉に入ると扉と一緒に明日香は消滅してしまい、気付けば純子だけが現実の世界へと生還していました。
明日香は未だに行方不明のままで先に自分が光の扉に入っていれば彼女を救えたかもしれないと悔やんでいることを純子は春菜に伝えます。
純子の当時の行動を調べると二度電車を寝過ごしていたことが分かり、春菜は二度乗り過ごして一往復して終電に乗れば「きさらぎ駅」に行けるのではと考え、早速その日の夜に試してみることにしました。
『きさらぎ駅』のあらすじ|純子からの情報をもとにきさらぎ駅へと向かう春菜
手順通りに終電に乗った春菜は、予想通りに「きさらぎ駅」へと辿り着きました。
同乗しているメンバー、そして、彼らの会話や巻き起こる不可解な現象まで純子から聞いた話と全く同じだったことから一人でも多くのメンバーを元の世界へと戻すために春菜は奮闘しますが、純子の話には出てこなかった屋敷を訪れることになります。
屋敷には化け物のような姿になった男たちが現れ、美紀と大輔が襲われてしまい残ったのは明日香と春菜の二人だけになってしまいます。
化け物たちが迫りくる中、彼女たちの目の前には光の扉が現れるのでした。
以上、映画『きさらぎ駅』のあらすじでした。
果たして、春菜は無事に元の世界へと戻ることが出来るのでしょうか?
結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。
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映画『きさらぎ駅』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画『きさらぎ駅』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|2ちゃんねるの都市伝説を映画化した新感覚ホラー作品
映画『きさらぎ駅』は、匿名インターネット掲示板2ちゃんねるに投稿され話題となった都市伝説である「きさらぎ駅」に基づいたオリジナルストーリーで恐怖体験を経験することになる主人公たちの姿を描いたホラー作品です。
監督を務めたのは、ホラー作品を数多く手がけ『トモダチゲーム』シリーズが話題を呼んだ永江二郎監督ですが、永江監督のデビュー作が映画『きさらぎ駅』と同じく、2ちゃんえるを題材にした『2ゃんねるの呪い 劇場版』ということで、映画『きさらぎ駅』で永江監督がメガホンはとったのは必然の流れだと言えるでしょう。
ストーリーは、大きく分けて前半と後半に分かれています。
管理人
前半では終電に乗っていたところ電車が聞いたこともない「きさらぎ駅」という駅で停車し異世界に行ったという純子という女性に大学生の春菜が取材をし、彼女の恐怖の体験が語られます。
後半では、純子の取材によって知った情報により自らも「きさらぎ駅」に辿り着いた春菜が純子が語った恐怖体験を自らも経験することとなります。
FPSという映像手法を使って、純子と春奈の視点で映像が展開していくため、観客はまるで自分がその場にいるかのような体験をすることが出来ます。
全体的な低予算感が否めない作品ではありますが、このFPS映像を使うことによって低予算ゆえの安っぽさは気にならない作りになっています。
管理人
春菜がきさらぎ駅を訪れる後半部分の終盤では、純子が助けることが出来ずにずっと後悔している明日香と春菜の前に現実世界に戻ることが出来るという光の扉が現れます。
純子から光の扉を後からくぐった者が現実世界に戻れると聞いていた春菜は、自分が助かるために何も知らない明日香に対して先に光の扉へ向かうように指示するのですが、実は先にくぐった方が現実世界に戻れることになっており、純子は明日香を救うために春菜には嘘の情報をついていたという事実が明らかになります。
結果的に明日香は生還し、主人公の春菜は現実世界に戻ることが出来なくなるという衝撃の展開になっており、予想を良い意味で裏切る結末に驚かされたという方も多いと思います。
エンドロール後には今度は純子の姪っ子がきさらぎ駅を訪れるというシーンが展開され、82分という上映時間の最後の最後まで観客を楽しませてくれるサービス精神にあふれた作品となっています。
管理人
ホラー映画が苦手な方にはオススメできませんが、前述したFPSという映像手法をふんだんに使用した斬新な作品です。
普通のホラー映画には飽きたという方にぜひオススメしたい作品ですね。
映画『きさらぎ駅』のみんなの口コミ評判レビュー
映画『きさらぎ駅』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「結末が予想できてワクワクしなかった」「2ちゃんねるのきさらぎ駅を期待して観ると期待したのとは違ってくる」「都市伝説という部分をあまり上手く表現できたとは思えなかった」「ストーリー構成は悪くないですが、はすみの実体験にフォーカスした作品だと良かったと思う」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★☆☆星3
2チャンネルへの投稿から広まった「きさらぎ駅」の話。
投稿からもう何年も経つのに色あせない内容で、何度聞いてもその世界観に興味が湧いてきます。
実際には存在しない駅についての話はきさらぎ駅のほかにもいくつかあるようですが、やはりきさらぎ駅はその名前の美しさや想像を掻き立てる描写が群を抜いているのではないでしょうか。
当時の投稿が実況という形なのも興味を引き立てるのに一役買っているのでしょう。
そんな都市伝説「きさらぎ駅」が映画になったと聞いて見るのを楽しみにしておりました。
見終わってみて、この映画は「きさらぎ駅」という話を元に広げた別物だと感じました。
「きさらぎ駅」についての投稿を行った「はすみ」と思われる葉山純子という女性から、民俗学を専攻し卒業論文で神隠しを題材に調べ始めた主人公の堤春奈が取材をするという流れで話は始まります。
堤春奈は取材の話からきさらぎ駅へとたどり着くのです。
そして当時、「はすみ」とともに行方不明となっていた女子学生たちと共にきさらぎ駅のある世界からの脱出を図るというストーリーになっていました。
映画の途中で出会ういくつかの怪奇は、当時の「はすみ」の投稿にあった内容の通りでしたが、描写はなるほど・・・、映画になると想像の域を出ないというか、これ以上の描写にはならないんだなぁ・・・というがっかり感がありました。
できれば素直に世間が知っている「きさらぎ駅」の話をそのまま映画にしてもらいたかったです。
そして余計なグロテスク(にしたいと頑張る)描写は不要かと。ちょっと雑すぎてコメディチックにも感じます。
どちらかと言えば日本人は想像力が高く、洋画にある目に見えて音に聞くような恐怖よりも心理的描写から恐怖を感じる人種だと思うのです。
映像化してしまうとどうしてもこんな感じに(チープに)なるものなんだなぁ、という再確認の映画でした。
怖い話に長けた皆様には物足りないと思われる内容でしたが、自分が小学生くらいだったら素直に怖かった、ドキドキした、面白かったと言える映画でした。
50代女性
★★★★☆星4
きさらぎ駅はTwitterで話題になっていたため、Amazonプライムでみました。
映画の元となっている、掲示板のきさらぎ駅はすでまとめサイトを読んでおり知っていましたが、元の幻想的な怖さはまったくなくなっており驚きました。
語り手からきさらぎ駅からの脱出方法を知ってからの主人公の行動力と怪異への適切な対処には、別の物語として面白く思え、笑わせてもらいました。
映像も美しいわけでなく、物語も突飛なものとなっていますが、この面白さの中には、ホラーとしての怪異が襲ってくるルールがきちんとあるので、物語として成立しており、映画としてたのしめました。
そして一番恐ろしい点は、主人公の怪異への興味だと感じました。
きさらぎ駅に迷い込み、人を助け、怪異を倒し続ける彼女の末路を考えると恐ろしくなります。
30代女性
★★★☆☆星3
ホラー映画としては雰囲気がしっかりとっていると思いますし、深夜に見るのであればとても良いものだと思います。
映像の点に関しては、一見してわかる程の低予算映画でB級映画なので、正直なところ物語の中盤で少し無理かなと食わず嫌いのような感じになってしまいました。
しかし、見続けているとしっかりと異世界のような不気味な雰囲気が出ていて、これからどうなってしまうのかという不安感が伝わってきました。
なので、見ていてホラーな雰囲気がしっかりと伝わってきました。
しかし、きさらぎ駅という題材に対しての説明や深い考察がある訳ではないので、きさらぎ駅を見たいと思うのであれば合わないかもしれません。
私としては、この映画はワッと驚かせばいいだろうというものではなく、じりじりと伝わってくる恐怖感でむしろ好感すら持ちました。
あくまで深夜に薄暗くして自分で雰囲気を作って見るホラー映画としては良いものだと思いました。
30代男性
★★★☆☆星3
都市伝説好きなので、きさらぎ駅もネット記事で読んだことがあり、知っている役者さんも結構でていたので期待度が高めで見たせいもあり、とっても面白かったかといわれると、本当に普通というのが私の感想です。
女子大生がきさらぎ駅から戻ってきた人に話を聞き、自身も興味本位で異世界へ行き、みんなを救うために聞いた話を思い出しながらトラブルを回避していく事は、見ていて面白かったです。
終始、不気味な感じなのかなーと思っていたのですが、笑えるシーンもありました。
ラストは、「そういう事だったのねー」という終わり方でした。
ネタバレになりますが、主人公が捨て駒だったのがハッピーエンドとバッドエンドが混ざって少し後味の悪い終わり方でした。
30代女性
★★☆☆☆星2
同じようなストーリーが繰り返されていたため、結末が予想できたというのが正直なところです。
最初は女学生の学校の先生の視点できさらぎ駅の1回目が始まり、その話をその時助かった女学生の学校の先生から聞いた女子大生が同じようなことが起きないように回避をする。
そのストーリー性は正直結末が予想できたのでワクワクすることはなかったです。
また、ホラー映画と言うよりかはどちらかと言うと異世界もの、SFみたいに感じたのでホラー映画と楽しんでみると残念な気持ちになります。
きさらぎ駅に行く方法などを描いていたのはいいと思いますが、正直そこ以外はうーん、という感じです。
リピートしたり友人に進めたりするほどの映画ではないかなと思います。
10代女性
★★☆☆☆星2
きさらぎ駅は2ちゃんねるに投稿されたお話が原作ということと、予告を見て面白そうだなとおもって見始めました。
主人公が過去にあった話を聞き、その話がどんなものだったのか、話を聞いた相手の回想シーンによって話が進んでいく様が面白いなと思いました。
しかし、話が進むにつれて少しずつ現実とは離れていくような感じがして私は微妙だなと思ってしまいました。
途中人がどんどん消えていくシーンが少し雑なように感じてしまい、そこからあまり見る気がなくなってしまいました。
話自体は面白いのに、映像が中途半端だったのでもう少し怖さを足してくれたらもっと引き込まれるんじゃないかなと思いました。
最後の結末もよくわからなかったのでリピートはないかなと思います。
20代女性
★★☆☆☆星2
『きさらぎ駅』の公開当時はあまり興味はありませんでした。
ただ、Netflixで公開されSNSなどを通して話題になっていたので、見てみようかなと思い見てみました。
私はあまり期待はしておらず、犬鳴村などのようにB級感あるホラーなのでは?と思って見始めました。
始めは先生がきさらぎ駅で体験した話で、ここからどう展開していくのか?と思いましたが、主人公が先生から聞いたきさらぎ駅に行く方法になぞって体験していったのであーなるほどと思いました。
ただ最後に脱出する方法を先生が嘘ついていたことにはびっくりしました。
この嘘が先生の親族にも影響することにもびっくりしました。
総じてまぁまぁ面白かったですが、真面目に見なくてもいいかなと思いました。
20代女性
★★★★☆星4
いわゆるオカルト掲示板の都市伝説から話は始まっていくのですが、トータル的に思ったのは起承転結の流れが良くできているというのが第一印象でした。
話の導入から中盤までの流れは結末で納得させる伏線として機能しています。
登場人物も少なく静かな流れで進行していきますが、それがホラーチックで徐々に話の世界に引き込まれていく要素にもなっています。
中盤からは時間軸がループする展開となっており、どちらかというとホラーというよりSFっぽいなとも感じました。
エンドロールまで工夫がちりばめられており最後まで飽きさせない作りで、82分の作品が短く感じられました。
作品全体のインディーズっぽい感じも何となくいい味になってたと思います。
40代男性
*映画『きさらぎ駅』のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。