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映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編はある?実話・元ネタや感動シーンなどを解説!

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2023年12月8日公開の映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』。

シリーズ累計発行部数100万部を超える汐見夏衛の同名原作小説を実写映画化したものです。

興行収入は40億円を超える大ヒットになり、主演を演じた福原遥は第47回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞しました。

映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の口コミ評判レビューには、

  • 深い感動作品
  • 手紙のシーンで涙が止まらなかった
  • ぜひ多くの人に見てほしい映画
  • 深く考えさせられた
  • 時代と考えの違いを感じた
  • とても引き込まれて感動した
  • 福山雅治の「想望」が映画にマッチしていた
  • 非現実的な場面への展開が面白かった

という声が多数集まっています。

この順番でチェック
  • 続編・続きが原作小説である?その後を解説
  • 実話?元ネタ・モデルとなった人物を解説
  • 彰の最後など『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の感動・印象に残ったシーン
  • 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』のあらすじ
  • 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

もし、まだあなたが一度も映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。

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目次

続編・続きが原作小説である?その後を解説

映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は、2016年に発表された汐見夏衛先生の原作小説を実写映画化したものです。

終戦直前の日本にタイムスリップした女子高生と、出撃を間近に控えた特攻隊員との切ない恋模様が話題を呼びました。

実写映画不況が叫ばれる日本で、興行収入約45億円を超える大ヒット作品となりました。

管理人

そんなヒット作品となった映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』ですが、続編の予定はあるのでしょうか?

続編の予定

映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は2023年12月に公開され、2024年4月26日に配信サービスU-NEXTで独占レンタル配信がスタートしたばかりで、Blu-ray・DVDの発売が2024年6月14日です。

現時点(2024年5月中旬現在)では公開されてまだ間もない作品で、続編の公開予定は発表されていません。

ただ、汐見夏衛先生が描いた原作小説にはその後を描いた続編があります。

管理人

原作小説の続編

原作小説の続編として2020年に発表されたのが『あの星が降る丘で、君と出会いたい。』です。

映画では高校生の設定となっていました。

が、原作では中学二年生の主人公・加納百合がタイムスリップから現代に戻って来たその後が描かれる作品となっています。

現代に戻って来た後、特攻隊員である佐久間彰のことが忘れられずにいた百合のもとに、彰の生まれ変わりである転校生・宮原涼が現れます。

様々な困難を乗り越えて、愛を成就させていく6年に渡る切ない恋愛模様を描いた作品となっています。

前作のストーリーは、第二次世界大戦中が舞台ということもあって、かなりシリアスな場面も多かったです。

が、続編については現代が舞台となっているため、前作に比べて青春恋愛小説の側面が強い作品となっています。

管理人

また、前作では主人公は百合でしたが、映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』のメインの主人公は彰の生まれ変わりである涼となっています。

他にも関連作品として、前作と『あの星が降る丘で、君と出会いたい。』までの彰の魂が涼に生まれ変わっていく姿や。百合への不変的な愛が描かれるスピンオフ作品『君とまた出会うために。』も発表されています。

映画が予想を超える大ヒットを記録し、“追い花”としてリピート鑑賞するファンも多くいました。

これらの続編小説が近い将来、映画化される可能性も十分にあると思います。

管理人

その際は映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』でハマり役だった福原遥さん、水上恒司さんの続投を期待したいところです。

映画を観てその後が気になるという方はぜひ続編を読んでみることをオススメします。

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本ページの情報は2024年3月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。

実話?元ネタ・モデルとなった人物を解説

終戦直前の1945年6月の日本を舞台とした映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』。

登場人物たちのリアリティのある設定から実話という噂もありますが、本当なのでしょうか?

気になる真相について調査しました。

管理人

実話ではなく汐見夏衛先生の原作小説

結論から言うと、映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は汐見夏衛先生の同名小説が原作となっており、実話ではありません

ただ、鹿児島県出身の汐見先生が、中学生の時に社会科見学で訪れた知覧特攻平和会館で受けた衝撃や悲しみによって着想された作品になっいます。

そこで、元ネタモデルになった人物もいます。

管理人

元ネタ?知覧特攻平和会館の展示物

知覧特攻平和会館には、特攻で日本のために命を落とした兵士たちに関連する資料が多数展示されています。

映画では、特攻隊員の石丸に思いを寄せる千代が自分のマスコット人形を出撃前夜の石丸に渡すシーンがありました。

実際、平和会館の資料の中には女子学生から特攻隊員に渡されたマスコット人形も展示されています。

マスコット人形には、人形となって受け取った兵士とともに戦地に赴き、運命を共有し、一致団結したいという思いが込められており、飛行機の操縦席付近に吊られていることが多かったようです。

管理人

また、映画では、百合が資料館で発見した彰からの手紙を見つけて号泣するシーンもありました。

こちらも、平和会館に特攻に向かう兵士が婚約者のために書いた手紙も展示されています。

平和会館に展示された貴重な展示物の数々から着想を得て、原作小説が描かれたと考察することが出来ます。

管理人

その他にも、遺族への思いが書かれた手紙や、特攻に向かうまでの日記なども展示されています。

気になった方はぜひ鹿児島県の南九州市にある知覧特攻平和会館を訪れてみることをオススメします。

作品に対しての新たな理解や、第二次世界戦当時の日本の状況についての理解がより深まるかもしれません。

実在した食堂|モデルとなった人物

特攻隊メンバーの憩いの場所として登場し、百合が住み込みで働かせてもらうことになるのが、ベテラン女優の松坂慶子さん演じる心優しい女将さん・ツルさんが経営する鶴屋食堂です。

ツルさんは、空襲で大切な娘と孫を失ったという悲しい過去を持ちつつも、突然現れた百合をまるで実の娘のようにあたたかく受け入れ、苦しい財政状況において、自身が大事にする着物等をどうにか食材に変えて、ご馳走を振る舞い、特攻隊メンバーにとっても、かけがえのない存在となっています。

そんなツルさんのモデルになった人物が鳥濱トメさんという実在した人物です。

トメさんは鶴屋食堂のモデルとなった陸軍指定食堂の富屋食堂を経営しており、多くの飛行隊員たちに親しまれました。

管理人

映画で隊員たちが検閲を免れるために手紙の投函をツルさんにお願いするシーンがありました。

実際に多くの隊員がトメさんに手紙を託して戦地に向かったそうです。

そんなトメさんは1992年の4月22日に89歳で惜しまれながらこの世を去りましたが、「特攻の母」として現在でもその功績が称えられています。

彰の最後など『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の感動・印象に残ったシーン5選

2023年12月に公開され、大ヒットを記録した話題作『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』

2024年4月26日に配信サービスU-NEXTで独占レンタル配信がスタートということで、これから映画を鑑賞される方もおられると思います。

そこで、必見の感動シーン・印象に残ったシーンについて紹介して行きます。

管理人

①ユリの花が咲く丘に佐久間が百合を連れて行くシーン

第二次世界大戦中の日本にタイムスリップした百合は、鶴屋食堂で住み込みで働くこととなります。

が、佐久間を含めた親しくなった兵士たちが特攻隊員であることを知ります。

日本が間もなく敗戦する運命を知っている百合は複雑な心境になります。

が、そんな百合を心配した佐久間は綺麗なユリが咲き乱れる丘に連れて行きます。

管理人

この場面をきっかけにお互いのことを百合、彰と下の名前で呼ぶようになり、二人の関係は親密になっていきます。

タイトルの由来にもなっている非常に重要なシーンになっています。

②ツルさんが娘と孫の墓に百合を連れて行くシーン

いつも優しく百合や特攻隊員たちを迎える鶴屋食堂の女将・ツルさん。

ツルさんは、百合と出かけた際に墓参りに向かいますが、その墓には空襲で命を落とした実の娘と孫が眠っていました。

ツルの秘めたる悲しい過去を知った百合は涙を浮かべ、喧嘩してしまった母親への反省の気持ちを持ちます。

が、そんな百合に対してツルさんは「母親はどんな時でも子どもを守り抜く」と伝えます。

自分のためにプライドを捨てて、身を粉に働いてきた母親への気持ちを一変させる百合の成長を感じる感動シーンとなっています。

ぜひ親子そろって見て欲しいと思います。

管理人

③百合が警察官に暴行されそうになるシーン

百合は買い出しの際に戦争孤児を見つけ、食べ物を与えている際に「もうすぐ日本は戦争に負けて、新しい国になるから辛抱してほしい」と諭しますが、その発言を偶然聞きつけた警察官によって「非国民」だと責め立てられ、暴行されそうになってしまいます。

間一髪で佐久間が駆け付けたことによって、事なきを得ましたが、警察官に対して佐久間は「警察官をあんな風にした何かが悪い」と告げます。

戦況が悪化している日本で生きている人々がどれほど混乱していたかが分かるシーンになっています。

そんな状況の中でも警察官が悪者なわけではないと考えている佐久間がどれほど人格者なのかが分かります。

管理人

空襲によって両親を失い、孤児になってしまった少年の姿を含めて、戦争の悲惨さが分かる重要なシーンとなっています。

④板倉が基地を脱出するシーン

戦況が悪化し、遂に出撃命令を受ける特攻隊のメンバーたち。

覚悟を決めた様子のメンバーたちの一方で最年少の板倉は空襲によって家族を失い、半身不随になってしまった恋人のことを思い、基地から故郷へと逃げることを他のメンバーたちに訴えます。

生き恥だと非難するメンバーたちでしたが、佐久間、そして、百合の助言によって板倉は恋人の元へ戻ることになります。

国にためにと特攻隊員になることを志願した兵士たちがどんな気持ちで日々を過ごしていたのか、それぞれの思いが分かる切なくも重要なシーンとなっています。

⑤資料館で佐久間の手紙を百合が見つけるシーン

タイムスリップから現代に戻って来た百合は、授業の一環で特攻資料館に向かうことになります。

が、展示物の中に「百合へ」と書かれた佐久間からの手紙を見つけ、自分への愛が込められた手紙の内容に百合は号泣します。

佐久間が百合に対して、好意を持っていることは本編で何度も描かれていましたが「妹と似ている」と伝えており、恋愛感情をストレートに口にすることはありませんでした。

そこで、手紙ではありますが、最後の最後で百合への愛が語られるシーンに号泣したという方も多いと思います。

管理人

あまり多くを語らない少しシャイな佐久間というキャラクターを素敵だと感じる女性ファンも多いのではないでしょうか?

ぜひ恋人や奥様と一緒に鑑賞することをオススメします。

『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』のあらすじ

以下、映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』のあらすじです。

『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』のあらすじ|戦時中の日本にタイムスリップしてしまった主人公・加納百合

高校三年生の主人公・加納百合は、父親を事故で亡くしており、母親の幸恵と二人で暮らしていました。

幸恵は百合をなんとか大学に通わせるためにコンビニでの夜勤などパートを掛け持ちしてお金を稼いでいましたが、百合はそんな幸恵の姿と質素な暮らしに嫌気が差し、進学はしないと訴えます。

人を救うために事故に巻き込まれ、命を落としてしまった父親への意見の食い違いから幸恵と口論になってしまい、大雨の中、百合は家を飛び出し近所の防空壕跡で一夜を過ごすことになります。

目を覚まして防空壕から出ると、辺りは一変し田園風景が広がっていました。

戦時中のような雰囲気の街をふらふらになりながら彷徨っているところを佐久間彰という兵士に助けられ、鶴屋食堂というお店で食事をご馳走になります。

食堂に置かれていた新聞の日付は昭和20年6月14日になっており、百合は戦時中にタイムスリップしていたことに気付きます。

店を飛び出し、防空壕に向かいますが、元の世界に戻ることは出来ず、結局女将の鶴さんのご厚意もあって百合は鶴屋食堂に住み込みで働くことになるのでした。

『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』のあらすじ|特攻へと向かう兵士たちの運命を受け入れられない百合

食堂には助けてくれた佐久間や同僚である石丸、板倉、寺岡、加藤らが度々訪れます。

鶴さんや石丸に好意を持っている女学生・千代ともすぐに打ち解け、百合は少しずつ仕事に慣れていきましたが、佐久間らが敵国へ数日後に攻撃に向かう特攻隊員であることを知り、大きなショックを受けます。

そんな百合をみかねた佐久間はユリの花が咲き乱れる美しい丘へ連れて行きます。

妹のナミにどこか似た雰囲気を持つ百合に好意を持つ佐久間に対して、百合も心を許しますが、2カ月後に敗戦し戦争が終わるという運命を知っている百合は特攻に向かう兵士たちの気持ちが理解できませんでした。

翌日も店を訪れた特攻隊員たち。

故郷に妻と生まれたばかりの子どもがいる寺岡の話を聞いて、国のために命を捧げる特攻への理解が出来ない百合は隊員たちと口論になってしまいます。

そんな百合の様子をあたたかく見守る鶴さんは、百合を空襲によって命を落とした娘と孫のお墓参りに連れて行きます。

母親はどんな時でも子どものことを守るという鶴の話を聞いて、百合はひどい事を言ってしまった母・幸恵のことを思いました。

『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』のあらすじ|とうとう出撃命令が下され、別れが近付く百合と佐久間

ある日買い出しに向かった百合は、戦争孤児を見かけ、食べ物を分けてあげます。

孤児に対して、「もうすぐ日本は戦争に負けて、新しい国に生まれ変わるから我慢してほしい」と諭す百合でしたが、そんな発言を偶然耳にした警察官が百合を非国民だと責め立て、殴りかかろうとします。

通りがかった佐久間の仲裁で命拾いした百合は翌日基地で開催された野球大会に応援に向かい、どんどんと佐久間との関係は親密になっていきます。

しかし、そんな矢先に大規模な空襲が発生。

なんとか九死に一生を得た百合でしたが、とうとう佐久間を含めた5人の特攻隊員にも出撃命令が下されます。

故郷に半身不随の恋人を残してきた板倉は彼女のために死ぬことは出来ないと訴え、口論になりますが、百合と佐久間の助言から他の特攻隊員たちも板倉が故郷に帰ることを認めます。

その後、ユリの花が咲く丘へと向かった百合と佐久間。

百合は佐久間への気持ちを伝え、一緒に逃げるように説得しますが、国のために戦いたいという佐久間の気持ちは変わらないまま、出撃の時間が刻一刻と迫っていました。

以上、映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』のあらすじでした。

果たして、佐久間はこのまま特攻隊員として飛び立ってしまうのか?

そして百合は元の世界に帰ることができるのか?

結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。

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『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

以下、映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。

感想評価(※ネタバレ有)|汐見夏衛さんの同名小説を若手豪華キャストの共演で実写映画化

映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は、恋愛小説を中心に人気を集める小説家・汐見夏衛さんの同名小説を実写映画化した作品です。

福原遥さんや水上恒司さんら若手人気キャストの共演でも話題を呼びました。

物語は、シングルマザーの母親と質素な暮らしをしている女子高校生・加納百合が終戦2ヵ月前の1945年6月の日本にタイムスリップするところから始まります。

管理人

突然現代からタイムスリップし、彷徨う百合に救いの手を差し伸べるのが、水上恒司さん演じる特攻隊の兵士・佐久間彰。

運命的な出会いを果たした二人の切なくも美しい恋愛模様が描かれていきます。

百合をあたたかく受け入れる住み込み先の食堂「鶴屋食堂」の女将・鶴さんや、佐久間を含めた5人の特攻隊のメンバーは、厳しい戦況ながらも極めて明るく過ごし、戦時中の生活に百合は慣れていきます。

が、2ヵ月後に日本が敗戦してしまう運命を知っている未来からやって来た百合。

特攻に志願した兵士たちの気持ちが分からないまま、何度も意見を衝突させます。

現代では平和な日本で自分の進路のことで母親と口論していた百合は、いつ命を落としてもおかしくない戦時中の日本とのギャップに苦悩します。

百合の感情の動きを福原遥さんが見事に表現しており、日本アカデミー賞新人賞を受賞するにふさわしい演技になっていると思います。

管理人

そんな特攻への疑問や戦争への憤りをまっすぐに伝える百合に惹かれていくのが、佐久間。

ですが、日本のために命を尽くしたいという使命感を持って特攻への覚悟を持って常に生活していきます。

メンバーたちのムードメーカーで戦況が苦しい中でも常に明るさを忘れない石丸、故郷に愛する妻と生まれたばかりの子どもを残しながらも特攻に志願した寺岡など、それぞれが日本に住む愛する人々を命をかけて守りたいという気持ちを持っており、強く心を打たれる場面が多々あります。

特攻で命を失くす運命にあることを知りながら、百合と佐久間は愛を深めていきます。

が、熱いキスシーンといった過度な描写はなく、あくまでプラトニックな描写になっています。

そうだからこそ、幅広い方に受け入れられ、共感を呼び、大きなヒットにつながったのではないかと考察できます。

管理人

特攻に向かう日が決定し、百合の説得も虚しく、敵軍へと出発していく佐久間。

そんな佐久間の戦闘機を涙ながらに見送った後、突然百合は現代に戻る事となります。

その後、学校の授業の一環で特攻資料館に向かうこととなり、佐久間を含めた特攻隊員の展示に気付いた百合は、佐久間が百合に宛てた手紙を見つけ、涙します。

これまでのシーンで、直接的に思いを語ることのなかった佐久間の百合に対する強い愛を感じる手紙に号泣してしまったという方も多いと思います。

管理人

ラストは、教師になりたかったという佐久間の夢を叶えるために「大学に進学したい」という素直な気持ちを百合が母親に伝える、非常に前向きなシーンで締めくくられます。

過度な戦闘描写はほとんどないものの、戦争という過ちの悲惨さが強く伝わってくる作品となっています。

ぜひ若い方に鑑賞して頂き、戦争について今一度学ぶきっかけにしてほしい作品となっています。

『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』のみんなの口コミ評判レビュー

『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。

「主人公の百合が自分と同じ目線で映画が進んでいくため映画への感情移入がしやすかった」「どれだけ自分が恵まれているのか、幸せなことなのか改めて考えさせられた」「戦争を勉強してきた人にとってはちょっと恋愛に傾きすぎている映画な気もした」「戦争ものが怖いと思う方や、女性でも見やすい作品」

それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。

★★★★☆星4

私も主人公の百合と一緒で、毎日に嫌々していた時期があっただけに、この作品を見て当たり前の幸せなんて何もないんだということを強く感じると共に、毎日をもっと大切に生きようと思いました。

彰が百合のことを好きだという思いを残しながら、特攻隊として戦地に消えてく姿は、涙なしでは見ることができませんでした。

彰の思いが、主題歌の福山雅治さんの「想望」とぴったり重なっていて、心にぐっとくるものがありました。

また、空襲の中で百合がケガをしてしまい困っていたところに、危険を顧みず彰が百合を助けにくるシーンは彰のかっこ良さに胸がときめきました

どちらかというと、戦争の悲惨さは最小限に描かれており、特攻隊員と現代から来た女の子の恋愛が主体の作品だったので、戦争ものが怖いと思う方や、女性でも見やすい作品だと思いました。

30代女性

★★★★★星5

よくあるようなタイムリープの話かと思っていたが、とても引き込まれて感動した作品でした。

現代であれば当たり前のようにできる恋愛でさえも当たり前ではなくて、想いを伝えることでさえ難しくて、当時の人々はこんなにも辛く悲しい思いをしていたんだなと感じました。

特攻隊という、もしかしたら明日命が終わるかもしれない相手に恋をするということは、他人には想像しきれないほどの辛さがあっただろうなと伝わってきました。

戦時中は実際にそういう経験をされた方もたくさんいるのだろうと考えながら鑑賞していたら途中から涙が出てきました。

周りの支えてくれる仲間も明るく楽しそうであったが、ひょうきんで楽しいの裏には近々特攻に行くという悲しみもあり、深く考えさせられる作品でした。

30代女性

★★★★★星5

冒頭、百合の進路や家庭内情の悩みに向き合う現実的な場面から、防空壕跡で目覚めた街の姿は戦時中にタイムスリップという非現実的な場面への展開が非常に面白かったです。

日本が敗戦してしまうという事実を知っている百合が、特攻隊や親を失った子供に対して、「戦争はもう直終わる」「日本は負ける」「戦争は意味が無い」などといった言葉をかけられる勇気が凄いと思いました。

実際、私が同じ立場なら敗戦の事実は口に出せないと思います。

彰と百合、最後まで確信的な言葉こそなかったものの、お互いに大切だと思い合っている姿が良く、2人が幸せになってほしいと、願うばかりでした。

元の時間軸に戻った百合が、記念館で見つけた彰から百合への手紙。

彰の想いが表れていて、泣き崩れる百合と共に私自身も涙が止まりませんでした。

違う時代に生まれた2人、だけど2人の間には確実に想いが通じ合っていました。

私自身、原作の知識がなく、その日「何かの映画を見よう」と上映中の作品の中からたまたま見つけたこの作品でした。

私自身も百合と共に戦時中にタイムスリップしたような、そして彰へのもどかしい気持ち。映画の中に一瞬で取り込まれ、とても面白い作品でした。

また機会があれば観たい作品になりました。

20代女性

★★★★☆星4

現代を生きる女子高校生・百合が母親と喧嘩したことをきっかけに家を飛び出し、寝て起きたら戦争真っ只中の時代にタイムスリップするという一見ファンタジーのような始まりでした。

タイムスリップした先で、特攻隊の青年・彰と出会い、恋に落ちるという恋愛映画のようですが、映画の多くを占めるのはその時代を生きた百合と同世代の若者が課せられた使命を全うしたいという気持ちと”生きたい”という葛藤をうまく描いた戦争映画でした。

惹かれ合う2人でしたが、彰は特攻隊として百合の花を抱えながら自身の命を捧げ、百合も現代の世界に戻るというラストを迎えます。

その時代を精一杯生きた彰とこれからの時代を生きる百合の二人の姿に“今自分にできることは何か”と感じました

20代女性

★★★★★星5

映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は、大好きなお話です。

戦争や特攻隊を題材にした作品は他にもたくさんあります。

が、過去の手紙を通じて現在と繋がるというシーンは、とても感動的であり主人公の百合の心情が痛いほど伝わってきました。

百合という名前が映画の中で効果的に使われています。

彰に連れて行ってもらう百合の丘や、彰が特攻隊で襲撃する際に、百合に向かって投げる百合の花はとても綺麗だと感じました。

百合がタイムスリップで戦争の体験を通して、過去の自分から大きく成長する姿も逞しく感じられて素敵だと思いました。

戦争という事実が薄れてきている現在、もう一度その悲惨さ、重大さを考えさせられるとても良い作品だと思います。

40代女性

★★★★★星5

見ようと思ったきっかけは、流れてきた映画の予告の俳優の水上君に惹かれて見たのですが、見て良かった映画でした。

わたしは戦争自体も経験したことがなく学校での授業で学んだ出来事の一つだったのですが、まず主人公の百合がそのわたしと同じ目線で映画が進んでいくため映画への感情移入がしやすかったです。

そして、改めてこの映画を見て戦争についてよく知っておかなければならないなと反省しました。

今の平和な日本があるのは、彰のような若くして自分を犠牲にしてきた人だけでなく、多くの犠牲を出しながら成立していることを、普段生活していると忘れがちではありますが、過去があるから今や未来があるように今を生きている私が過去の日本の戦争について知識を深めることはとても重要なことだとあらためて感じた映画です。

現代の女の子と何十年も前の男の子との恋愛映画は言葉だけではなんとなく上部の恋愛映画のように聞こえてしまいますが、それを日本の歴史を絡めながら自分を犠牲にしてまで誰かのために捧げる壮大な内容の映画となっており、考えさせられる非常に良い映画でした。

20代女性

★★★★★星5

映画『あの花が咲く丘で君とまた出会えたら』の原作を小説で読んで映画を見に行きました。

上手く再現されていて感慨深い内容だと感じています。

SNSでは戦争を書くのはどうなのか?と問題にはなりましたが映画を見ると考えが変わると思います。

特攻にいた若い人が脱走するのをみんなで助けるシーンが印象的でした。

とてもきれいな百合の花々が素敵で、忘れられません。

百合が現代に帰った後、博物館で自分あてに書かれた手紙のシーンで涙が止まりませんでした

命を大事に、夢を持つ、人々の幸せを願う。現代では普通ですが。

それができない戦争。今はどれだけ自分が恵まれているのか幸せなことなのか改めて、考えました。

ぜひ多くの人に見てほしい映画です。

30代女性

*映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。

引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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