実写映画『次元大介』がひどい理由とは?キャストは誰がよかった?あらすじネタバレや感想評価も
2023年10月13日公開の映画『次元大介』。
『ルパン三世』シリーズに登場する次元大介を主人公とした実写映画です。
2014年に公開された映画『ルパン三世』で、主演は小栗旬で玉山鉄二が次元大介役でしたよね。
映画『次元大介』でも、次元大介役は玉山鉄二です。
そして、監督は、『探偵はBarにいる』や『劇場版 シグナル』の橋本一が務めました。
- ひどいと言われる理由は?実写「次元大介」役は誰が良かったのか?
- 実写映画『次元大介』のあらすじ
- 実写映画『次元大介』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
もし、まだあなたが一度も実写映画『次元大介』を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。
U-NEXTなら、初回付与ポイントを使って新作品も実質無料で観ることができますよ!
見放題作品もあり、おすすめです!
▼今なら見放題作品かも!実写映画『次元大介』の配信チェックはコチラ▼
ひどいと言われる理由は?実写「次元大介」役は誰が良かったのか?
モンキーパンチ原作の国民的漫画『ルパン三世』に登場する人気キャラクター・次元大介を主人公にした、スピンオフ作品の実写映画『次元大介』。
永瀬正敏や真木よう子といった豪華キャストの熱演を評価する声がある一方、作品について「ひどい」や「つまらない」といったマイナスな意見を持つ方も多々見受けられました。
そこで、なぜ「ひどい」と言われてしまうのか?その理由について考察していきます。
管理人
ひどい理由①ありきたりなストーリー
1つ目の理由としては、「ありきたりなストーリー」です。
実写映画『次元大介』のストーリーは長年愛用した銃・コンバットマグナムの修理を凄腕のガンスミス・矢口に依頼、修理を条件に孤児であるウタという少女を救うため、泥魚街を牛耳る組織・鯉のぼり、そして組織のリーダー・アデルと戦うといったものです。
が、展開が非常にありきたりで誰でもその後どういった展開になるのか予想できてしまうもので「ひどい」という感想につながったと考察出来ます。
管理人
そのありきたりなストーリーが分かりやすくて良いという感想も一部にはありました。
が、映画ファンを納得させるような脚本ではなかったのだと思います。
また、「恋人・瑠璃のためにも泥魚街を良いものにしたい」という信念のもと、アデルに協力し、変幻自在に姿を変える永瀬正敏演じる川島。
そして、泥魚街を手中に納める美しき鯉のぼりのリーダー・アデルといった、魅力的なキャラクターが多数登場します。
しかし、キャラクターの心理描写が甘く、魅力的なキャラクターを活かしきれていない印象もあります。
その点もマイナスな評価につながったと考察出来ます。
管理人
ひどい理由②ガンアクションの物足りなさ
2つ目の理由としては、「ガンアクション」の物足りなさです。
次元大介といえば、凄腕のガンマンというイメージが非常に強いキャラクターです。
そのイメージを忠実に再現するかのように映画の序盤からポーランドの腕利きガンマンBSJとの早撃ち対決が描かれます。
が、その後の鯉のぼりのアジトに次元が単身乗り込んでいくシーンまでは目立ったガンアクションシーンが少なく、「ひどい」といった感想につながったと考察出来ます。
管理人
孤児の少女ウタへの優しさといった人情味溢れる次元が描かれるシーンも悪くはなかったのですが、迫力のあるド派手なガンアクションを期待したという方が多かったため、マイナスな評価につながったのでしょう。
もう少し、ガンアクションのシーンを増やして次元のかっこよさを描いたシーンが多ければ、評価はもう少し違っていたのかもしれません。
ひどい理由③ディテールの甘さ
3つ目の理由としては、「ディテールの甘さ」です。
次元大介が向かう泥魚街については、多分セットだと思いますが、異国がイメージしている日本のような安っぽい街並みとなっており、「ひどい」という感想につながったと考察出来ます。
管理人
また、次元が使用するコンバットマグナムは38口径にも関わらず、アデルは45口径の弾丸を次元に渡しています。
そして、次元も口径の合わない弾丸をマグナムに詰め込むという、拳銃を取り扱った映画を制作する上で外してはならない大きなミスを犯しています。
一つ一つのディテールの甘さが作品全体の安っぽさにつながっていると思います。
もう少し丁寧に作品作りを行っていれば、評価は違ったのかもしれません。
ひどい理由④次元を演じた玉山鉄二
4つ目の理由は、「次元を演じた玉山鉄二」です。
玉山鉄二といえば、2014年に実写映画化された「ルパン三世」でも次元大介を演じており、お馴染みというファンも多いと思います。
が、イメージと違うという意見も多く挙がっており、「ひどい」という感想につながったと考察出来ます。
管理人
アニメや原作漫画の次元といえば、細身のスーツをクールに着こなしているイメージがありますよね。
しかし、玉山鉄二は少し体型ががっちりとしており、輪郭も丸く、イメージと違うという意見につながったのではないでしょうか。
実写化を成功させる鍵を握るといっても過言では無いキャスト問題ですが、果たして、実写映画『次元大介』は誰が演じるのが良かったのでしょうか?
実写は誰が良かったのか?
前述したように次元大介といえば、不健康そうにタバコをくゆらし、細身のスーツをクールに着こなしているイメージが強いキャラクターです。
なので、細身の役者さんが演じる方がイメージに合うと思います。
例えば、英語も堪能で玉山鉄二とも同年代である俳優・伊勢谷友介はイメージに合うと思います。
また、国際的に活躍し、世界的な知名度も高い金城武も次元のイメージに合うのではないでしょうか?
とはいえ、漫画やアニメ作品の実写化というのは、それぞれが持つキャラクターのイメージがあります。
なので、誰もが100%納得するキャストを起用するのは、困難な点があります。
管理人
原作者のモンキー・パンチさんは2014年の実写化の際にそれぞれのキャラクターを演じたキャストについて「不安だったが、次元が一番よく出来ていた」という感想を述べており、玉山鉄二の次元大介も決して失敗ではないと思います。
実写映画『次元大介』のあらすじ
(以下、映画『次元大介』のあらすじです。)
『次元大介』のあらすじ|長年連れ添った相棒コンバットマグナムの修理のために日本を訪れる次元大介
ポーランドの腕利きのガンマン・BSJとの早打ち勝負に勝利した次元大介。
でしたが、相棒のコンバットマグナムの操作に違和感を覚え、メキシコのガンスミス・ケリーのもとを訪れます。
ですが、あまりにも古いコンバットマグナムを修理することは出来ずに、新しい銃の購入を勧められてしまいます。
ケリーから日本に世界一のガンスミスがいるという情報を教えてもらった次元。
そこで、違法賭博と風俗の町・泥魚街を訪れ、金城という男か情報を仕入れます。
金城は泥魚街は鯉のぼりという組織が牛耳っており、次元が街を訪れていることも筒抜けだと前置きした上で表向きは時計屋を営んでいるガンスミス・矢口の情報を次元に伝えます。
早速矢口のもとを訪れた次元。
でしたが、長年連れ添ってきたマグナムの不調について見抜けなかった次元に呆れた矢口はガンスミスは廃業したと伝え、修理を拒否します。
『次元大介』のあらすじ|マグナムの修理のため、少女オトと行動を共にすることとなる次元
一方、鯉のぼりでは、子どもたちの血液を利用して薬物を製造して金儲けをしていました。
悠也と恭子という男女は、鯉のぼりから少女を誘拐して逃亡していました。
街のヤクザ・猪田は悠也を捕まえ、子どもたちを利用した危険薬物の件で鯉のぼりをゆすろうとします。
が、リーダーのアデルによって悠也とともに暗殺されてしまいます。
情報屋から矢口の技術の素晴らしさを再度教えられた次元は再び矢口のもとを訪れ、少女が時計を持って店に訪れている場面に出くわします。
その時計はかつて、鯉のぼりによって妊娠していた子どもを奪われた恭子に銃の引換券として渡したものでした。
そこで、矢口は恭子の危険を察知し、コンバットマグナムを修理することを条件に次元への協力を求め、次元も仕方なく応じます。
店を訪れた少女オトと恭子の隠れ場所に向かいますが、すでに恭子は処刑されており、オトはショックを受けます。
中に敵が待ち伏せしていることを察知した次元はその場を後にします。
が、アデルの部下である川島がオトの件について次元が関わっていることを報告します。
『次元大介』のあらすじ|オト救出のため、鯉のぼりのアジトへと向かう次元
オトは過去の強いトラウマによって失声症を患っていました。
そして、同じように幼年期の体験で異常状態となったストレスホルモンを持つ子どもたち。
彼らを利用して老化を止める薬物を大量生産しようと、アデルは企んでいました。
変幻自在に姿を自由に変えるアデルの部下・川島によって次元は重傷を負い、オトを人質にとられてしまいます。
矢口は警察に相談しようとしますが、重賞から回復した次元が警察では解決できないと訴えます。
元来子ども嫌いの次元でしたが、オトと接する中で失声症のオトが思いっきり笑っている姿が見たいと伝えます。
そして、矢口から代わりの銃を預かり、泥魚街にある鯉のぼりのアジトへと向かうのでした。
以上、映画『次元大介』のあらすじでした。
果たして次元はオトを助け出すことができるのか?
結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。
▼参考▼初月31日間の無料トライアルあり!映画『次元大介』を今すぐ観たいならコチラで配信チェック▼
実写映画『次元大介』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、実写映画『次元大介』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|『ルパン三世』の人気キャラクター・次元大介の活躍を描いたスピンオフ作品
実写映画『次元大介』は、モンキー・パンチ原作のアニメーション作品として国民的な人気を集める作品『ルパン三世』に登場する人気キャラクター・次元大介の活躍を描いたスピンオフ作品です。
気になる次元大介を演じたのは、2014年に公開された実写化作品でも次元を演じた玉山鉄二。
7年ぶりに次元を演じるということでも話題を呼びました。
管理人
そんな実写映画『次元大介』は次元を主人公にした作品ということで、とにかく次元のクールなかっこよさが溢れた作品となっています。
物語は冒頭から次元と異国のガンマンとの早打ち勝負から始まります。
勝利した次元が、長年の相棒である銃コンバットマグナムの操作に違和感を抱くところから始まります。
日本に世界一のガンスミス(銃を作ったり修理する人)がいることを聞いた次元は、泥魚街と呼ばれる風俗や賭博がはびこる街へと足を運びます。
そこで、表向きは時計屋のガンスミス・矢口のもとを訪れることとなります。
が、泥魚街の雰囲気はいわゆる風俗街といった雰囲気で、そのダークな雰囲気の場所を次元が颯爽と歩くだけで絵になります。
管理人
マグナムの修理の代わりに誘拐された少女・オトの保護を矢口から依頼された次元。
少女の血液を利用して老化防止の危険薬物で金儲けを企む組織・鯉のぼりと戦うこととなります。
この鯉のぼりのリーダーとして登場するのが、アデルという女性で妖艶な雰囲気が演じた真木よう子です。
作品にマッチしていて作品に大きなインパクトを与えています。
また、その部下として登場する変幻自在の男・川島を演技派俳優の永瀬正敏が演じており、作品に重厚感をプラスさせています。
物語の後半では、泥魚街の鯉のぼりのアジトに次元が単身で乗り込み、矢口から修理してもらったコンバットマグナムによって敵を撃ちまくるかっこいい次元が堪能できます。
管理人
遂にアデルとの一騎打ちとなり、早撃ち勝負となりますが、スローモーションを使った緊迫感のあるシーンに仕上がっていて魅力的でした。
鯉のぼりとの戦いを制し、オトを救うことに成功した矢口。
矢口とオト、次元の三人で笑顔で食卓を囲むハッピーエンドで映画は終わりを迎えます。
映画の冒頭からクールな早撃ちシーンが描かれ、作品に一気に引きこまれます。
が、次元が泥魚街のアジトに乗り込むまでのシーンでは迫力のあるアクションシーンが少なく、退屈に感じてしまう部分もありました。
管理人
後半での次元の銃撃シーンは魅力的だったので、もう少し前半のストーリーを短縮しても良かったのでは?と感じてしまいます。
とはいえ、ストーリーもかなり分かりやすく、次元大介を知らないという人にも十分に楽しめる作品になっていると感じます。
『ルパン三世』のファンはもちろんのこと、次元を知らないという方にもぜひ鑑賞してもらいたい作品です。
『次元大介』のみんなの口コミ評判レビュー
★★★★★星5
玉山鉄二さんが演じる次元大介は10年前に公開された映画『ルパン三世』で初登場でしたが、当時でも話題になったマンガ・アニメ版の次元の実写再現度の高さが素晴らしかったのです。
まさか、彼が主人公で一本の映画になるなんて!と驚かされる一本でした。
日本を舞台にしているにもかかわらず、どこか無国籍風の趣のある作品で、そこがルパンワールドっぽくて良いなと思います。
そして、意外過ぎるヒロイン(?)が時計屋を営む千春さん…草笛光子さん、御年90歳でコンバットマグナムを扱う世界一のガンスミス(鉄砲職人)なんて、かつてどんな女優さんが演じたでしょうか?!もうそれだけでも十分に見る価値があります。
次元はどちらかというと巻き込まれる形でトラブルに身を投じていきます。
が、そこでも粋を極め、男の美学を体現して、誰かを助け、誰かを微笑ませて街を去っていくのです。
これ、できれば大きなスクリーンで観たかったな…と思います。
50代女性
★★★☆☆星3
アニメのルパン3世が好きで、中でも一番次元大介が好きなので、必ず見たい映画でありながら、自分のイメージが崩れてしまうのではと見るのが怖い映画でもありました。
次元大介役の玉山鉄二さんはきっと役作りを相当されて挑んだのだと思います。
見た目は違和感がありませんでしたが、声の渋さや間の取り方がアニメの次元大介とは違っていました。
ただそこは別物と割り切って見るように努力しました。やはり見どころはガンアクションシーンです。迫力があり見ごたえがありました。
大音量で見ることをオススメします。脇を固める俳優さんも豪華で、特に永瀬正敏さんは特別な存在感があります。
永瀬さんによって作品全体の格が上がったように思いました。
40代女性
★★★★☆星4
原作の次元大介のイメージをあまり気にせずに見たなら、結構楽しめる作品だと思います。
ストーリー、出演者、アクション、映像などそれなりにしっかりとしていいて見応えはありました。
拳銃シーンだけでなく、女性の奇妙な刺客が出てくるところや、謎めいた少女と次元大介の心の交流もよかったのではないでしょうか。
欲を言えば、次元の仲間の絵がい方がもう少しコミカルに描かれていると、作品全体のバランスが良くなったのではないかと感じています。
ただ、唯一気になるところは、次元大介があそこまでイケメンに描かれているところでしょうか。
原作を知る者からすると次元大介の本当の魅力はハードボイルドな渋さです。
ぴったりのイメージの役者が浮かんできませんが、強烈な渋さ、不器用さなどを含めた孤高のガンマン感があってもよかったのかなと思いました。
40代男性
★★★★★星5
建物などの背景や車、衣装にしても、とにかく映像がかっこよくておしゃれな作品でした。
薄汚い泥魚街でさえかっこよかったです。アニメの世界観もありつつ、実写でも浮くことがないような絶妙なバランスが素晴らしいと思いました。
そしてなんといってもキャストが全員ハズレがないくらいハマっていて楽しめました。
2枚目な次元大介でした。
が、映画の雰囲気には合っていましたし、喋り方がどことなくアニメの次元と似ていたので違和感を感じず物語に入り込めました。
アクションシーンが印象的で、真木よう子さん演じるアデルの車椅子での早撃ちのシーンがものすごくかっこよかったです。
クライマックスの次元の銃撃戦もドラム缶を転がしながら盾にしたり、予想を超えていて面白かったです。
40代女性
★★★☆☆星3
まず、この映画は映画の「ルパン三世」のスピンオフだそうですが、前回の映画を見なくても話がわかりました。
また、アニメの「ルパン三世」は見たことがあるので、主人公のルパンらが悪いやつから泥棒するというのを知っていました。
今回もルパン三世のコンセプトを忠実に守っていて、また、今回の主人公の次元大介が拳銃で悪と戦うというのも守っていました。
拳銃を使ったアクションシーンが多く、よかったと思います。
それから、次元役を俳優の玉山鉄二さんが演じていましたが、もう少し痩せた方が次元に似ていて、良かったのではないかと思いました。
でも、アクションシーンはよかったと思うし、敵のアデルの車椅子でのアクションシーンも見事でした。
アデル役の真木よう子さんは映画の『孤郎の血』にも出ていて、ヒール役が板についてきたと思います。
50代女性
★★★☆☆星3
ルパンの、あの!次元が実写映画になったという事で楽しみに視聴しました。
見始めてからの感想は、ストーリーのテンポがまったりしてるなぁ…と感じました。
もう少しテンポが良くても良かったんじゃないかなと思いましたがラスト30分からのアクションはなかなか見応えのあるものでした。
いつもはルパンと五右衛門とのチームワークで危険なシーンを乗り切っているので、今回は次元だけでハラハラしましたが流石次元!
落ち着いて、渋くやってくれてます!
タバコがこんなに似合うのは、次元かワンピースのサンジぐらいでしょう。カッコよかったです!
アニメでお馴染みの次元の料理が観れたのも嬉しかったです。
最後のクレジットをちゃんと見てると、“おぉ!”てちょっと嬉しくなるシーンがありますのでエンドロールが流れても止めないで!お見逃し無く!
40代女性
*実写映画『次元大介』のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。