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『水曜日が消えた』の考察|なぜデータを改ざんしていたのか?最後の意味がわからない部分など解説【あらすじネタバレ感想評価】

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2020年6月19日公開の映画『水曜日が消えた』。

曜日ごとに人格が変わっていく姿を「火曜日」の視点で描く物語で、主演は中村倫也。

監督は映画『水曜日が消えた』がデビュー作となった吉野耕平です。

映画『水曜日が消えた』の口コミ評判レビューには、

  • 中村倫也が今回の役にピッタリ
  • エンドロールでほっこりした
  • 今を⼤切にしようと思わせてくれた
  • ⼈⽣や時間について考えさせられる映画
  • なんだかんだで良いエンディング
  • 穏やかで優しい気持ちになれる映画
  • ファンとしては色んな中村倫也が見れて最高
  • 最後のエンドロールは必ず見てほしい

という声が多数集まっています。

この順番でチェック
  • 考察解説|なぜデータを改ざんしていたのか?最後の意味がわからない部分を解説
  • 『水曜日が消えた』のあらすじ
  • 『水曜日が消えた』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

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考察解説|なぜデータを改ざんしていたのか?最後の意味がわからない部分を解説

映画『水曜日が消えた』は、交通事故の後遺症によって脳に障害を持ち、曜日ごとに7つの人格を持って生活を送る青年の姿を描いています。

古野耕平監督の映画『水曜日が消えた』ですが、「意味が分からなかった」という感想を持つ方もおられます。

特に意味が分からないという意見が寄せられている内容について解説していきます。

管理人

考察解説①なぜデータを改ざんしていたのか?

作品の中盤で主人公である斎藤の長年主治医であった安藤医師が診察データを改ざんしていたことが明らかとなります。

なぜ、安藤医師はデータを改ざんしたのでしょうか?

その理由については、安藤医師は7つの人格について、実の親のようにそれぞれに愛情を持って接していたからだと考えられます。

安藤医師は、事故から年月が経過することによって、7つの人格が徐々に1つの人格にまとまっていく様子に気付いていました。

しかし、幼い頃からそれぞれの人格と接し、愛情を持っていた安藤はそれぞれの人格が消えてしまうことを残念に思っており、人格が完璧に1つに統合するまではそれぞれの生活を尊重するため、データの改ざんを行い、無理に治療を行わないようにしたのだと考察できます。

スケッチブックに描かれたそれぞれの人格による安藤医師の似顔絵を安藤医師は大事そうに保管しており、愛情を持って接していたことが分かります。

すべての人格がなくなり、病院を信用しておらず診察を受けなくなっていた月曜日が火曜日の人格のふりをして安藤医師に会いますが、その際に「久しぶり、大きくなったな」と安藤医師は伝えており、すぐに月曜日が火曜日のふりをしていることに気付いています。

それぞれの人格を尊重しながら、接してきたからこそ安藤医師は月曜日のことを見抜けたのでしょう。

考察解説②そもそもなぜ7人の人格になった?

そもそも斎藤はなぜ7人の人格を持つようになったのでしょうか?

その理由については、映画内で明らかになっていません。

斎藤はおそらく解離性同一性障害という一人の人間の中に全く別の性格を持つ複数の人格が現れてしまう神経症を患っており、この神経症は幼い頃に激しい苦痛や虐待といったトラウマによって発生することが多いようです。

交通事故という激しい苦痛によって自身の精神が壊れてしまうような経験をした斎藤は、複数の人格を持つことによって苦痛を軽減させた結果、解離性同一性障害となり、7人の人格を持つようになったと考えられます。

よっぽど大きな心的外傷であったために、7人という大人数の人格を持つようになったのではないでしょうか?

作品では交通事故に遭った際の回想シーンで破損したドアミラーに鳥が映るシーンがありますが、序盤では7羽に別れていますが、作品が展開するにつれてその数が減っており、斎藤の人格が徐々に減っていることが表現されていますが、この映像には細部まで拘る古野耕平監督のプロ意識を感じます。

考察解説③防犯ブザーについて

映画の終盤で印象的に登場するアイテムが、防犯ブザーですが、このアイテムは一体何を表現しているのでしょうか?

この防犯ブザーは、斎藤が小学校を転校した際に親友であった一ノ瀬からもらったプレゼントです。

斎藤は可愛らしい熊の人形がついた防犯ブザーを引っ越し先に向かう車の中で引っ張ってしまい、驚いた父親が運転を誤り、交通事故に遭ってしまいます。

つまりは、この防犯ブザーは事故の原因を作ってしまったアイテムというわけです。

管理人

一ノ瀬は、自分が事故の原因を作ってしまったことについてずっと罪悪感を抱いており、斎藤が多重人格者になったことを知って、安藤医師のお願いにより、それぞれの曜日の友人になりました。

一ノ瀬が特に火曜日と親しく、好意を持っていたのは、火曜日が一番元の斎藤の人格に近かったからだと考えられます。

映画の中盤では、図書館で働く水野という女性に火曜日が恋をし、一ノ瀬がデートの後押しをするシーンがありますが、一ノ瀬の火曜日への恋心を考えると、なんとも切なくなってしまうシーンになります。

火曜日と一ノ瀬の恋が今後成就することを祈りたいところです。

考察解説④手術する経緯や同意書について

斎藤は安藤の後任となる医師である新木から、安藤のデータ改ざんと手術をしなければならない深刻な事態にあることを告げられます。

この手術の経緯は一体どういったものだったのでしょうか?

おそらく7つの人格を持つことによって脳には負担があり、人格を統合する手術を本当は早くしなければならなかったのですが、それぞれの人格を尊重したかった安藤はデータの改ざんによって、手術の必要性をなくし、人格が自然な形で1つに統合する日までそれぞれの人格を残すようにしていました。

安藤のデータ改ざんを知った新木は、斎藤の身体のために手術を勧めたわけですが、同意書に月曜日が7人分の署名を行ったことにより、7つの人格を残すため治療を行いながら生活を行えるような手術を受けたと考えられます。

エンドロール中の付箋でのやり取りでは、7つの人格が以前よりもコミュニケーションをとっていたように思いますので、それぞれがそれぞれを尊重しながら今までよりも楽しい生活を送ってほしいものです。

管理人

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『水曜日が消えた』のあらすじ

以下、映画『水曜日が消えた』のあらすじです。

『水曜日が消えた』のあらすじ|曜日ごとに7つの人格を持つ主人公の青年・齋藤数馬

斎藤数馬は小学生時代に経験した交通事故の影響で曜日ごとに7つの人格を持つようになり、生活を送っていました。

趣味の釣りを楽しむ日曜日や奔放な性格の月曜日とは対照的に火曜日は几帳面な性格で他の曜日からの雑用を押し付けられることにうんざりしていました。

図書館は火曜日閉館のため訪れることが出来ず、事故に遭ってからの主治医である安藤の診察を受けるルーティーンに嫌気が差しており、唯一の友人である一ノ瀬という女性に愚痴をこぼしていました。

そんな火曜日でしたが、次の日に目覚めると自分が水曜日を生きていることに気付き、戸惑いますが水曜日の生活を楽しむことを決め、念願だった図書館に訪問、水曜日とは顔見知りらしい職員の水野という女性に好意を持ち、楽しい時間を過ごしました。

次の火曜日になり、いつも通り主治医の安藤の元を訪れますが、歩行訓練がいつものように出来ず身体に異変が起きていることを感じます。

そんな様子を新任の医師である新木が注意深く観察していました。

『水曜日が消えた』のあらすじ|水曜日だけでなく、木曜日まで生きるようになってしまう火曜日の自分

翌日、またしても水曜日を生きることになった火曜日は水曜日のふりをして図書館に向かいますが、一ノ瀬にはすぐに見抜かれ、事態を白状し彼女のアドバイスもあって水野とのデートの約束を取り付けます。

次の水曜日になり、火曜日は予定通り水野とのデートで映画館に行き、その帰りに水野から告白されますが彼女が恋しているのは火曜日の自分ではなく水曜日の自分であることを確信し、複雑な心境になります。

すると、突然意識が途切れてしまい、パニックになった火曜日は水野を置き去りにして急いでその場を後にします。

病院へと向かうと、重要な診察データの改ざんがあったということで安藤医師の荷物が押収されていることに気付きます。

実は新木医師は安藤医師の改ざん調査のために派遣されており、脳が危険な状態にあるため斎藤は手術を勧められます。

いよいよ木曜日まで生きることになった火曜日は、図書館に向かい水野に謝罪、水野のために消えてしまった水曜日を取り戻すことを決めます。

『水曜日が消えた』のあらすじ|最終的に唯一残った人格が下す決断とは

手術のために電話をしようとする火曜日でしたが、意識が途切れ途切れになってしまい、歩くこともままならなくなります。

スマートフォンのムービーには月曜日の自分が映っており、彼が病院に行くことを阻止していることに気付きます。

実は水曜日が火曜日、水曜日、木曜日の3日間を生きているように、月曜日が金曜日、土曜日、日曜日、月曜日の4日間を生きるようになっており、医師のことを信用していない月曜日はこのまま自分が他の曜日も支配しようとしていたのです。

混乱する状況の中、火曜日と月曜日は交通事故が起きるまでの過去がフラッシュバックし、直前に小学校時代の一ノ瀬に会っていたことを思い出しました。

目を覚ました月曜日は、家を訪ねてきた一ノ瀬に火曜日のふりをして会いますが、一ノ瀬はすぐに火曜日でない事に気付きます。

一ノ瀬が火曜日のことを大切に思っていることを知った月曜日は、病院へと向かい、ある決断をするのでした。

以上、映画『水曜日が消えた』のあらすじでした。

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『水曜日が消えた』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

以下、映画『水曜日が消えた』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。

感想評価(※ネタバレ有)|7つの人格を持つ男性の姿をコミカルに描いた古野耕平監督のデビュー作

映画『水曜日が消えた』は、幼い頃に交通事故に遭い、その後遺症によって曜日ごとに7つの人格を持って生きることとなった主人公の青年・斎藤数馬の姿を描いたドラマ作品となっています。

監督を務めたのは、映画『水曜日が消えた』が監督デビュー作となり、その後『ハケンアニメ!』や『沈黙の艦隊』などの話題作を発表している新進気鋭の監督・吉野耕平さんです。

物語は7つの人格の中でもっとも大人しく几帳面な性格である火曜日を主人公として進んでいきます。

家の中に人格ごとに7つのスペースがあり、それぞれが個性を持って生活していることがコミカルに描かれており、序盤から作品に引き込まれていきます。

吉野監督は数多くのミュージックビデオの監督をしていたこともあり、そのセンスあるヴィジュアルセンスによって曜日ごとの個性を表現しており、とても魅力的な映像に仕上がっています。

管理人

閉館日のため図書館に訪れることが出来ず、生活が制限されていることを不満に思っていた火曜日でしたが、翌日となり、自分が水曜日を生きていることに驚き、戸惑いながらも念願だった図書館を訪れるなど水曜日の生活を楽しむようになりますが、遂には木曜日まで生活するようになってしまい、斎藤の身体に明らかな異変が起きるようになっていきます。

そして、水曜日の自分に好意を持っている女性と出会い、彼女のために水曜日を取り戻そうとしますが、同じように金曜日、土曜日、日曜日を生活するようになっていた月曜日と衝突するようになっていきます。

独特な映像表現によって、月曜日と火曜日という正反対な人格のバトルを描いており、スマホのムービーによって初めて違う曜日の人物の対面するというシチュエーションは強烈でとても面白いです。

管理人

主人公の斎藤を演じたのは、若手演技派俳優である中村倫也さんですが、それぞれに全くちがう7つの人格を表現力豊かに演じており、彼の俳優としての魅力を堪能することが出来ます。

最終的に人格として残った月曜日は、それぞれの曜日について大切な思いを持った人々や思い出があることを思い知り、医師に7つの人格を残すことを条件にして手術と治療を受けることを決意するという展開となり、これまでよりも他の曜日と繋がりを持つようになった様子で7つの人格が活き活きと生活するシーンで映画は終わりを迎えます。

多重人格という設定はサスペンスドラマや犯罪スリラーなどで使われることが多いですが、映画『水曜日が消えた』はシリアスな要素はあるものの、全体的にはポップな仕上がりとなっており、どんな世代でも楽しめる作品となっています。

自分の中に違う人格があったらどんな生活を送るだろうかなどと考えながら、鑑賞するのも面白いのではないでしょうか。

『水曜日が消えた』のみんなの口コミ評判レビュー

『水曜日が消えた』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。

「中村倫也さんの演技がすごくリアル」「それぞれのキャラクターを上手く演じわけていた中村倫也さんは、すごいなと感じた」「7人の人格、水曜日が消えてしまう、という設定が秀逸」「エンドロールは飛ばさないで絶対にちゃんと見てほしい」

それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。

★★★★☆星4

月曜日から日曜日の一週間、毎曜日人格が違う。

さらに、記憶も共有できないので、ノートをとってあったことを共有する。

一番地味との説明の火曜日が主人公です。

ある日、火曜日かと思ったら次の日の水曜日ってことで、火曜日が2日間自由にできることになります。

火曜日は、喜んで、毎週火水の2日間を楽しみます。

夜更かしするのに感動したり、毎週火曜日が定休日だった図書館に行って感動したりと面白いです。

ただ、そんな楽しい日々は続きません。後半は、ちょっと怖かったり、ドキドキしたりする展開があります。

でも、最後はなんだかんだで、良いエンディングでした。最後のエンドロールは必ず見てほしいです。付箋による各曜日の会話がとても好きです。

40代男性

★★★★☆星4

サブスクに入っていて、おすすめ欄にあったのでみました。

主演の中村倫也さんが好きだったので気になってはいたのですが、水曜日が消えたというタイトルであまりピンと来ず魅力を感じてはいませんでした。

実際に家で鑑賞したら面白かったです。7日分の人格からなる多重人格の持ち主で水曜日の人格だけ消えてしまう。

水曜日の彼になりきるために他の人格が頑張る健気な姿や自分には関係ないとする人格など色んなキャラクターが出てきますが、全て中村倫也さんが演じていてすごいなと思いました

服装や髪型の変化だけではなく、性格やしぐさ目の光まで違うように感じましたまさにカメレオン俳優だなと。

水曜日の人格で関係を気付き上げた女性の違和感を感じながら他の曜日の主人公との会話もさぐりさぐりで面白かったです。

20代女性

★★★★☆星4

中村倫也さんの演技が素晴らしかったです。

それぞれの曜日をちゃんと演じ分けていて、個性がちゃんと感じられました。

中でも特に好きだったのは、やはり火曜日です。

ずっと行けなかった図書館に初めて行く様子や、そこで司書の子を好きになっていく様子が、とても嬉しくそして切なく感じてしまいました。

皆んなちゃんと曜日によって意識があるからこそ、結末も納得のいくものになって良かったです。

こういうストーリーは、結局1つにまとまっていくお話が多かったように思いますが、いい意味で裏切られました

みんな違う個性だからこそみんなで共存していくという所が素晴らしいと思います。

彼らが今どんな生活を送っているのか、ちょっと見てみたいです。

30代女性

★★★★★星5

『水曜日が消えた』は、1週間各曜日人格がバラバラな自分がいることに驚きを感じた主人公が各曜日の人格と向き合っていく映画で、中村倫也の演技力が凄かったです。

本当に別人で各曜日で、どうしようもない人格の曜日がいるとウンザリしたり、唖然にさせられたり。

ちゃんとしている曜日がいたら、「火曜日の合う曜日の人格がいて良かったねぇ」とほっこりさせられる場面もあって、だけど好きな人ができて、その人が自分が嫌いな曜日に恋してたのはなんだか切ないなと思いました。

本当の自分ではない人格を好きになられても寂しいだけだなと。

最終的に、7人の人格として生きていく前向きな結末がお見事でした。

誰にでも人や場所で自分を使い分ける姿はあるし、それも全部自分なんだなぁと思わせてくれて納得させられる映画でした。

40代女性

★★★★☆星4

一人の人間の内側で曜日ごとに人格が入れ替わって暮らし、日記を通じてバランスが取れていた。

しかし一番地味であった火曜日が水曜日に目覚めたことからストーリーが展開していく物語。

水曜日の僕は一体どこに消えてしまったのか…

俳優、中村倫也がカメレオン俳優と評される理由がこの映画を観てわかった気がします。

月曜日は少々攻撃的、木曜日はマイペース。演じ分けをするのは大変だったと思います。

それぞれ、”推し”の曜日の僕が見つかるかもしれないです。

ちなみに私は木曜日。なんとなく中村さんご本人にも近そうな気がしました。

火曜日の僕が水曜日を過ごして、初めての恋をして物語が進んでいきますが伏線が回収されていく様子が気持ちいいです。

7人の人格、水曜日が消えてしまう、という設定が秀逸だと感じました。

私は付箋でやりとりする様子が描かれているエンドロールが好きでした。

20代女性

★★★★☆星4

中村倫也の演技が素晴らしく、くるくる変わる人格が見ていて楽しかったです。

特定の曜日でしか生きられないことによる制約が現実的で面白いです。(図書館に行けない、など)

自分も毎日違う人格で生きないといけないとしたら、どうするだろう?どんなことが困るだろう。とか、どうせ担当するならお休みの日がいいなあ。などと思ってしまいました。

でも、そうなると。つきつめて考えると、「元の自分」「本当の自分」はどの人格なんだろう?

「私」は「本物?」という疑問も生まれそうではあります。

エンドロールの付箋のやりとりも面白いし、字にも個性が出ていて面白いです。(こちらも中村さんが書かれてるのでしょうか?)

中村さんの演技が良いので、ひとりの人が演じているのに、見ていて満足感がありました

30代女性

★★★★☆星4

『水曜日が消えた』は中村倫也さん主演の日本映画です。

曜日ごとに人格が変わる、7人で1人の青年が主人公です。

7つの人格はみんな性格がばらばらでしかも互いに記憶を共有していないので、メモや痕跡でやりとりするという、ちょっと不思議な生活をしていて面白いです。

ミステリー部分は原作がなく、展開が予想しにくいため、ヒントを見逃してしまうこともあり、少しわかりにくかなと思いました。

注目ポイントはラストの主人公の決断です。私はそこでスッキリしました。

基本的にはイメージ通りの優しい中村倫也さんを見られるので、ファンは好きな映画だと思います。

ロケ地となった図書館が子供の頃よく通っていた場所なのでとても嬉しかったです。

穏やかで優しい気持ちになれる映画でした。

30代女性

★★★★☆星4

中村倫也ファンとしてはもう色んな倫也が見れて最高でした。

物語は解離性同一性障害のお話しで火曜日の人格が主人公って感じで。

割と繊細な内容がテーマだなと思いましたが、割と序盤はポップなというかテンポよく進んでいて入り込みやすかったです。

全部、中村倫也なのにそれぞれにしっかりと個性があって、別人になってるのが本当にすごくて七変化が面白かったです。

人たらしな月曜日も割と好きです。

それぞれの曜日と直接会うことができないから置き手紙とか付箋でやりとりしていて、それぞれのパーソナルスペースもきちんとあって、ルームシェアのようで私ももし解離性同一性障害になったとしたらその生き方いいなと思いました。

あとこれから見る方にはエンドロールは飛ばさないで絶対にちゃんと見てほしいです。

とってもほっこりしました

30代女性

*映画『水曜日が消えた』のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。

引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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