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ヤクザと家族の原作小説を解説!あらすじとネタバレ含む感想評価やキャスト相関図

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2021年1月29日公開の『ヤクザと家族』。

第43回日本アカデミー賞にて、『新聞記者』で最優秀作品賞を受賞した藤井道人監督の新たな作品です。

主題歌はmillennium paradeの『FAMILIA』です。millennium paradeは『King Gnu』のメンバーである常田大希率いる音楽集団で、主題歌の『FAMILIA』のボーカルには、同じく『King Gnu』のボーカルを務める井口理が歌っています。

また、映画『ヤクザと家族 The Family』の口コミ評判レビューには、

  • 最後はもう号泣でしばらく動けませんでした
  • ラストの磯村勇人くんの表情の演技が秀逸
  • 今までの任侠ものとは一味も二味も違う作品
  • 3つの時代からなる3部構成になっていますが、とてもテンポが良かった
  • 映画を見終わった時の虚無感、悲哀感は半端なかった
  • 綾野剛演じる賢治の痛いほど真っ直ぐな生きざまには心を奪われた
  • 最後は悲しくて悲しくて号泣しました
  • 生き方を考えさせられる素晴らしい映画

という声が多数集まっています。

映画「ヤクザと家族」のまとめ
  • 原作について
  • ヤクザと家族 The Familyのあらすじ
  • ヤクザと家族 The Familyのネタバレ含む感想評価と口コミ評判でのレビュー
  • ヤクザと家族 The Familyの時代別キャスト相関図

ヤクザと家族|原作について

映画『ヤクザと家族 The Family』の原作本について、解説します。

映画『ヤクザと家族 The Family』の原作ですが、実は、原作はありません。映画『ヤクザと家族 The Family』の監督である藤井道人のオリジナル脚本です。

アカデミー賞を受賞した『新聞記者』の製作期間中には、すでに今作『ヤクザと家族 The Family』の企画が動き出していたそうです。

しかし、映画『ヤクザと家族 The Family』の原作本についてはないと書きましたが、ノベライズである小説版については、映画公開から2ヶ月後に発売されるかたちとなりました。

映画と同じストーリーですが、映画では描かれなかったエピソードなども書かれたりしています。内容的には映画より、詳しく書かれているなという感じです。

登場人物の関係性もより理解できると思いますし、映画でハマった人には満足できる1冊かと思います。

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ヤクザと家族 The Familyのあらすじ

以下、映画「ヤクザと家族」のあらすじです。

ヤクザと家族 The Familyのあらすじ|柴崎組との出会い

時代は1999年。19歳の山本賢治は葬式に似つかわしくない上下白色の格好をして参加します。賢治の父親は証券マンでしたが、バブル崩壊後に覚醒剤にハマってしまい自ら命を絶ったのでした。

母親もいない賢治でしたが、悪友である細野と大原とつるむ生活を送っていました。

そんなある日、賢治は覚醒剤を売買してるところを目撃します。父親とも親交があった密売人で、賢治は密売人から覚醒剤を奪います。そして、こんなのはゴミだと言って覚醒剤は海に投げ捨て、お金だけ奪うのでした。

その後、賢治は細野と大原と共に行きつけの食堂へとご飯を食べに行きます。食堂では、まだ赤ん坊である翼を抱えながら、シングルマザーである愛子が1人で切り盛りしていました。

そこに、柴崎組の組長である柴崎博がやって来ます。愛子の夫である木村は柴崎の弟分で組と組の抗争により命を落としていました。そんな中、柴崎の命を奪おうとヤクザが店に乗り込んできます。

ヤクザ同士の争いが始まる中、1人の男が柴崎に銃を向けます。そこに背後から賢治が殴り、お前らうるさいと言います。警察のサイレンが聞こえてきて、大原と細野に連れられて、その場を離れる賢治ですが、柴崎にとっては命を救われる結果となりました。

ヤクザと家族 The Familyのあらすじ|ヤクザの道へ

翌日、賢治のところに柴崎組の1人が訪れます。柴崎組のビルへと案内された賢治の前には柴崎をはじめ、柴崎組の幹部連中がいました。

身寄りもない賢治に、柴崎は組に入らないかと誘います。覚醒剤を売買してるようところには入りたくないと言う賢治ですが、柴崎組を覚醒剤などの売買は行っていませんでした。

賢治は柴崎の名刺だけ受け取り、町を歩いていると細野から逃げろとの電話が入ります。気付くと、すでにヤクザ連中が賢治のことを囲んでいました。走って逃げますが、捕まったしまい殴られて気を失ってしまいます。

目が覚めると、大原と細野は血だらけで倒れていて、賢治もボコボコにされて血だらけの状態でした。

賢治たちを捕まえたのは、麻薬密売人の大元である侠葉会の加藤と川山でした。覚醒剤を海に捨てられたことを知った加藤たちは賢治たちを港まで連れて行き、香港行きの船に乗せて臓器を売ろうととします。

しかし、賢治のポケットから柴崎の名刺が見つかると、加藤たちの態度が変わります。実は侠葉会と柴崎組は最近まで揉めていた件に手を打ったばかりでした。再度、揉めることを避けるために、賢治たちは開放されます。

そんな賢治に柴崎は行くところはあるのかと優しく声を掛けます。自暴自棄な自分を助けてくれた柴崎に、賢治は恩を感じます。そして、柴崎と親子の盃を交わして、柴崎組へと入るのでした。

ヤクザと家族 The Familyのあらすじ|由香との出会い

賢治が柴崎組へと入ってから、6年が経ち2005年となりました。25歳になった賢治は細野と大原に慕われながら柴崎組で男としての格を上げ、すっかりヤクザらしくなっていました。

ある日、柴崎組が管理しているホステスからケツモチとして呼び出されます。金額に文句を言っている客の様子を見に行くと、そこには侠葉会の川山がいました。賢治がケツモチとして来ることが分かっていての川山の行動でした。

そして、川山は町の北側から柴崎組は手を引くようにと言います。更に川山は6年前のようにボコボコにしてやろうかと挑発もします。怒りを抑えていた賢治ですが、去り際に柴崎のことを侮辱され、キレた賢治は川山の頭をガラス瓶で殴ります。

頭から血を流しながら、侠葉会と柴崎組の戦争だと川山は言ってきます。その後、店に務めるホステスの由香が賢治の手に刺さったガラスを優しく取り除いてくれます。その優しさに賢治は由香に好意を抱きます。

ヤクザと家族 The Familyのネタバレ含む感想評価と口コミ評判レビュー

以下、映画「ヤクザと家族」のネタバレ含む感想評価と口コミ評判です。

ネタバレ注意!感想評価|近年の圧倒的ベスト作品

2021年の公開映画でこれを超える作品は早くもないと言っていいくらいで、アカデミー賞など賞レースに入るのは間違いないくらいの大傑作です。

社会の中におけるヤクザとはどういう存在であるのかを、昔かたぎの組長と、彼に救われた孤独な男が結んだ「親子」の絆を通じて、哀愁と慈愛と美しさと切なさで見事に描き出しています。

綾野剛がやんちゃ坊主から壮年期までの主人公山本の数十年を一人で通して演じ切ったのが凄い。組長の「愛」を山本と競り合う、真面目な一本気な兄貴分の中村を演じる北村有起哉も素晴らしいです。

そして、最も重要なのが、柴咲組組長を演じる舘ひろしです。舘ひろしの極道役がもう、愛に満ち、貫禄がありながらも怖いという、この役を演じるために彼のキャリアはあったのだと言い切りたくなるほどのベストキャストです。

彼らの想いを受け継ぐ半グレのリーダー翼を演じる磯村勇斗がラストで彩と会うシーンは感動的で、エンドロールでは泣いている方も多かったです。

来年のアカデミー賞が早くも楽しみですね。

ネタバレ含む口コミ評判でのレビュー「綾野剛さんの凄さを見せつけられました」「今までの任侠ものとは一味も二味も違う作品」

映画『ヤクザと家族 The Family』の口コミ評判レビューには、「ラストシーンは涙が止まりませんでした」「1週間ほどは思い出しては泣けてくると言う体験をしました」「見る前と後で、人としての生き方や、人に対する見方が大きく変わる、満足感の高い映画」「最後は本当に切なくて辛いものでしたが、millennium parade の「FAMILIA」が流れると胸がいっぱいになりました」という評判が多い印象です。

★★★★★星5

タイトルから、ヤクザものの映画は怖そうなので、最初はあまり興味のない作品でした。ですが、主題歌となったmillennium paradeのファンで、曲も絶賛されていたため、足を運びました。

綾野剛さんの渾身の作品だと感じました。暴力的なハードな場面が苦手なので、そこは目を瞑っていましたが、ストーリー全体の展開はとても面白く、心が揺さぶられました。1人の男性の20年間を、1人で演じ切った綾野剛さんの凄さを見せつけられました。

また、磯村勇斗さんの演技も素晴らしく、最後の表情が強く印象に残りました。今後も追いかけたい俳優さんになりました。見る前と後で、人としての生き方や、人に対する見方が大きく変わる、満足感の高い映画でした。

30代女性

★★★★★星5

昨年、「新聞記者」で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した藤井道人監督の、これまた現代社会に隠れている問題を鋭い視点で描いたオリジナル脚本の作品です。

前半の勢いと狂気あふれるヤクザたちが、時代の移り変わりによりことごとく社会から排他されていく、今までの任侠映画とは違う、リアルで優しくない現実を突きつけてきます。

孤独に生きてきた一人の男が、ヤクザの組長との出会いで家族の温かみを知る、愛情を知る、しかし知ったときにはもう普通に生きることさえ困難な現実が待っていた、男が欲しかったのは家族の愛情だけだったのに。主演の綾野剛の演技がより一層この映画に深みと哀しさをもたらしています。

ラストシーン、ずっと可愛がってきたヤクザの弟分に刺されるシーンは涙が止まりませんでした。過激な暴力シーンも少ない演出で、今までの任侠ものとは一味も二味も違う作品です。

20代女性

★★★★★星5

私自身はまじめな両親に育てられ、今まで不良やヤクザなどになる方の気持ちが理解できませんでした。そして私の勝手な偏見からやくざ映画が苦手だったのですが、夫に誘われて先日この映画を見に行きました。

銃声や罵声が迫力がありドキドキしましたが、なんといっても、綾野剛さんと尾野真千子さんの演技が素晴らしくて、すぐに映画に入り込んでしまいました。

ヤクザ映画をよく見ている夫曰く、普通のやくざ映画とはかなり違って人間ストーリーが主なので、私のようにヤクザ映画が苦手なタイプの人でも楽しめます。

ケン坊が殺されかけた後、血だらけになり、親父に【家族にならないか】と言われ涙したシーンがとても印象的。最後は悲しくて悲しくて号泣しました。そしてエンドロール。主題歌の歌詞が映画とリンクしていてさらに大号泣。

生き方を考えさせられる素晴らしい映画だったと思います。

30代女性

★★★★★星5

個人的に綾野剛の作品にはハズレはないと思っていて監督と他のキャストを確認して迷わず劇場へと足を運びました。

主人公賢治は実の親との愛は知らないけれど、少年期に出会ったヤクザの親分柴崎とその道上の「親子盃」を交わし文字通り親子となっていく。
彼を取り巻く人々もそれぞれ大切な人を守り抜くための「愛」が溢れ、始終心がヒリヒリと凍てつくような感覚でした。

綾野剛さんと尾野真千子さんは共演数も多くさすがの演技ですし仲間役の市原隼人さんも大事な家族を守るが故の心の機微をとてもよく表現していたと思います。

3つの移り変わる時代を描いていますがラストではさらに次の世代へと繋ぐストーリーとなっていて、このラストの磯村勇人くんの表情の演技が秀逸でした。そしてすべてを見終わった直後 頭に浮かんだのはズバリ「愛が溢れてる」でした。

今まであったようないわゆるヤクザ映画とまったく違う視点で作られた映画です。一般には知ることがないであろう部分に触れていてもう一度見に行きたいと思っています。

40代女性

*映画「ヤクザと家族」のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

ヤクザと家族 The Familyの時代別キャスト相関図

それでは、映画『ヤクザと家族』の相関図についても見て行きます。

映画『ヤクザと家族』の相関図を1999年と2005年、2019年の3つに分けてまとめました。

ヤクザと家族 The Family|1999年の相関図

まずが、映画『ヤクザと家族』の1999年の相関図からです。1999年の相関図がこちらです。

ヤクザと家族 The Family|2005年の相関図

そして、次に映画『ヤクザと家族』の2005年の相関図です。2005円の相関図がこちらになります。

ヤクザと家族 The Family|2019年の相関図

映画『ヤクザと家族』の2019ねんお相関図がこちらです。

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