CinemaHitsTV-シネマヒッツ-おすすめの映画が考察や感想評価と口コミ評判レビューから丸わかり!

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の考察|最後のエンドロールの意味とは?あらすじネタバレや感想評価も

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -

2023年11月17日公開。

2018年に放送されたテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の第6期をベースとしたオリジナル作品。

大人向けの内容や評価の高さでロングラン上映となり、興行収入は25億円を超えるヒットとなっています。

鬼太郎の育ての親である水木や目玉親父がどうしてあの姿になってしまったのかなど鬼太郎誕生の出生について明かされる物語です。

映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の口コミ評判レビューには、

  • 想定していたよりも面白くて驚いた
  • 伏線回収も見事だし感動した
  • 何度も噛み締めながら見返したくなる作品
  • 古臭さがあるゲゲゲの鬼太郎を感じることはない
  • 妖怪のバトルの戦闘は迫力があった
  • エンディング最後まで席を立ってはいけない
  • 大人向けとも子供向けとも言える作品
  • バトルシーンの作画も良かった

という声が多数集まっています。

考察|ラストシーン(エンドロール)の意味とは?沙代や人形についても解説

ラストシーン(エンドロール)解説|水木のその後は?

本作『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』のラストでは、時貞が妖怪を操っていた壺をゲゲ郎と水木が破壊し、ゲゲ郎は解放された妖怪たちを抑えるために自らの身体を犠牲にすることを決意、霊毛で作った協力な霊力を持つちゃんちゃんこを水木に渡し、妊娠している妻を託しますが、道中で水木は記憶を失ってしまい、妻もその場からいなくなってしまいます。

その後、水木たちはどうなってしまったのでしょうか?

気になるその後についてはエンドロールにて描かれていますので、その内容について解説していきたいと思います。

エンドロールのストーリー

エンドロールで描かれるストーリーについて解説していきたいと思います。

水木は記憶を失ってしまい、おそらく30代前半と推測できる年齢だったにも関わらず白髪になっていましたが、その理由は記憶を失わないためにゲゲ郎から渡された強大な霊力を持つちゃんちゃんこを身籠っているゲゲ郎の妻の身体を案じて妻に着せてしまったため、記憶を守ることが出来ず、村で体験した凄まじい体験のショックや身体の拒否反応によるストレスによって白髪になってしまったと思われます。

記憶を失ってしまった水木は、妖怪たちを自らの身体で食い止めた際にミイラのような姿になってしまったゲゲ郎の存在について思い出すことが出来ずに、そのおぞましい姿を見て逃げ出してしまいますが、潜在意識の中にゲゲ郎との記憶が残っていたのか再びゲゲ郎夫婦の住処を訪れ、二人の死亡を確認。

妻の遺体を墓に埋葬しますが、その直後に妻が妊娠していた赤子(鬼太郎)が誕生し、墓場から這い上がってきます。

今後災いをもたらすであろう不気味な赤子の姿を見て、水木は墓にたたきつけようとしますが、かすかに残るゲゲ郎との記憶がフラッシュバックし、水木は鬼太郎を自らの手で育てていくことを決意するのでした。

その様子を目玉だけの姿=目玉おやじとなったゲゲ郎が見守るという展開になっています。

水木のその後

水木と鬼太郎がその後どういう生活をしていたかについては映画で語られることはありませんが、劇場入場者に配られた特典のビジュアルカードにはまだ幼い鬼太郎を肩車し、満面の笑みをうかべる水木の姿が描かれており、二人が仲睦まじく生活していたのと思わせられるものがあります。

今作は『ゲゲゲの鬼太郎』アニメシリーズ第6弾をベースとした作品となっていますが原作では、最初は鬼太郎の子育てをしていたものの、次第に鬼太郎の奇怪な行動などにより不審がるようになります。

その後、鬼太郎が持っていた地獄の行きの切符を手にして生きたまま地獄へと落ちてしまいます。

鬼太郎を育てた恩があるとし、何とか現世に戻るも、身体からは死臭がする状態となり、再び鬼太郎たちと暮らすようになります。

原作ではその後、水神の妖怪が鬼太郎のもとに襲いかかる回があり、その時に水木も襲われてしまいます。

水木は鬼太郎に助けを求めるものの、鬼太郎に見捨てらて全身が泡に包まれて溶かされてしまいます。

ここで命を落としたと思われた水木ですが、その後の描写で生存していた描写があります。

しかし、その後の物語に登場することはなく『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を鑑賞してから見ると何とも言えない最後です。

映画内で沙代から東京に行くことを誘われた時に、沙代と一緒に東京に戻っていれば水木もここまで不幸なことにはならなかったのではないでしょうか。

沙代は誰の子供?かわいそうとの声について

本作『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 』で龍賀一族暗殺の鍵を握る重要なキャラクターとして登場するのが、龍賀沙代です。

映画の終盤で一連の殺人の犯人が沙代だったことが明らかとなり、沙代に憑りついていた狂骨を利用して自らに危害を加えようとしていた人物たち(自身に性的虐待をしようとしていた時麿や金銭をゆすろうと脅していた丙江、邪魔をしてきた長田庚子など)を殺害していました。

凄まじい狂骨の力を発揮し、陰陽師の長田をも圧倒した沙代ですが、一体誰の子どもだったのでしょうか?

当主・時貞と乙米との子供

沙代は表向きは、入り婿である龍賀製薬社長の克典と、龍賀家の長女・乙米との間に生まれた子供という設定になっていますが、他者を圧倒する凄まじい霊力を持っていることから当主の時貞と乙米との間に生まれた子供である可能性が非常に高いと思います。

そして、魂を時貞と入れ替えられてしまった時弥も同じく表向きは龍賀家の三女である庚子と哭倉村の村長・長田との間に生まれた子供という設定になっていますが、沙代と同じく時貞と庚子との間に生まれた子供だと考えられます。

自分の霊力を引き継ぐ子孫を繁栄させていくために沙代と時弥を利用し、実の娘たちと身体の関係を作った当主の時貞はあらためて、とんでもない悪人だと感じます。

そんな時貞は球体に魂を変えられ、生きることも死ぬこともできないまま誰にも気付かれずに廃村となった哭倉村にて永遠に苦しみながら時間を過ごす運命をたどりますが、これまで犯してきた数々の悪行をを考えると当然の報いだと思います。

悲劇的な最期を遂げる悲劇のヒロイン沙代

沙代は龍賀家当主の時貞から日常的に性的関係を迫られ、一族の運命から逃れられずにいました。

東京から来た水木に希望を見出し、自身も東京へ出ていきたいという夢を持っていましたが、結局のところ、瀕死の陰陽師・長田によって刺され、命を落としてしまいます。

救いようのない最後や近親相姦という令和の時代にそぐわない悍ましい展開に、沙代について「かわいそう」という声が多く上がったのも当然のことだと思います。

廃村になってから随分と時が経ち、鬼太郎たちが哭倉村を訪れた際に狂骨になってしまっていた時弥が目玉のおやじ=ゲゲ郎との再会により、「僕、ここにいたよ」というメッセージを残し、涙を流しながら成仏する場面がありますが、その際に沙代と思われる魂が迎えに来て、二人が天へと向かっていきます。

天国では、悲劇的な最後を遂げてしまった沙代と時弥が幸せで安らかな日々を送れることを願いたいものです。

人形の意味|冒頭の電車で咳をしている女の子を解説

水木が龍賀一族とのパイプを作るために哭倉村に向かう電車の中で、乗客たちのタバコの煙が影響しているのかずっと咳込んでいる女の子がいます。

女の子は大事そうに市松人形を抱えて座っておりますが、映画の中盤でMの製造現場である地下工場に乙米や長田たちが向かっているシーンの中で、エレベーターを降りた際に市松人形が薄汚れた状態になって無残に捨てられている様子が描かれますが、このシーンは何を意味しているのでしょうか?考察していきたいと思います。

Mの製造に利用された女の子

地下工場ではMを製造するために、幽霊族の血液を人間に輸血し、その人間から採血を行っていて、地下工場ではMの製造の影響で多数の村人の命が奪われていました。

人形が捨てられていたことから、おそらく少女もM製造のために命を失われ、輸血される前に人形は乙米たちによって捨てられたのだと考察出来ます。

咳込んでいたことから、喘息持ちでもしかしたら療養のために空気が澄んでいる田舎で過ごそうと哭倉村を訪れていたのかもしれませんが、希望も虚しく無残な最期を遂げていたと思うと、胸が苦しくなります。

市松人形のその後

映画の冒頭で鬼太郎生誕の謎を取材するために山田新聞記者が廃村となった哭倉村を訪れます。

その後、山田が落下した際に少女が抱えていた市松人形が目の前に立っており、人形の顔がドアップになるシーンがあり、記者の山田は驚きのあまり腰を抜かしますが、おそらくM製造のために未来を奪われ、命を落とした少女が自分の存在に気付いてほしいという思いをずっと募らせ、その思いが怨念となり、人形を立ち上がらせたのではないかと考察出来ます。

人形は少女の怨念とともに廃村になってからもずっと哭倉村に残り続けていたのでしょう。

📖実質無料で映画を観よう!


\好きな映画を無料で1本観る/
※無料期間中に解約すると月額料金は一切かかりません。

\好きな映画を無料で1本観る/
※2週間の無料期間中は映画が見放題です。

\好きな映画を無料で1本観る/

本ページの情報は2024年3月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』のあらすじ

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』のあらすじ|龍賀一族当主・時貞の訃報を聞き、哭倉村へと向かう銀行員・水木

第二次世界大戦の帰還兵である銀行員の水木は、大口の取引先である龍賀一族の当主である時貞が亡くなったというニュースを知り、次期当主となるであろう入り婿の龍賀製薬社長 克典との関係作りのために遠く離れた哭倉村へと向かいます。

哭倉村に到着すると、克典の娘である沙代と病弱な少年・時弥に出会い、友好な関係を築きますが、よそ者である水木を他の村人は警戒している様子でした。

龍賀家の邸宅には関係者が集まっており水木も集まりに同席しますが、次期当主として選ばれたのは克典ではなく、引きこもりと噂されていた長男の時麿で邸宅は大混乱となります。

翌朝、何者かによって時麿が殺害されてしまい、容疑者として村を訪れていた正体不明の男・ゲゲ郎が処刑されそうになりますが、水木の助言によって事なきを得て、ゲゲ郎は牢屋に入れられ、水木も監視役をさせられることとなります。

話を聞くと、ゲゲ郎は行方不明となってしまった妻の気配を感じてこの村を訪れたとのことでした。

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』のあらすじ|謎の製剤・Mの秘密

牢屋から脱出したゲゲ郎を追って、立ち入り禁止と噂されている島を訪れた水木は、奇妙な穴倉を発見し、妖怪たちに襲われそうになりますが、ゲゲ郎によって救出され島を後にします。

実はゲゲ郎はかつて地球を支配していた妖怪族の末裔だったのです。

水木には次期当主との関係づくりの他に龍賀製薬が秘密裏に開発しており、日清戦争以降の日本軍に多大なる影響を与えたと言われる危険な製剤・Mの秘密を探るという目的があり、ゲゲ郎とタッグを組んで、村にまつわる謎を探っていくことになります。

時麿に続いて、次女・丙江も無残に殺害されてしまい、村はますます混乱していきます。

そんな中、村を出て東京に出たいと水木に懇願する沙代の協力もあり、Mの開発場所が立ち入り禁止の島にあった奇妙な穴倉であることを突き止めます。

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』のあらすじ|明らかになる事件の黒幕

幽霊族の血液を生贄となった村人の身体に入れ、製剤Mを穴ぐらで作っていた龍賀一族は多くの幽霊族と村人の命を奪っていました。

秘密に迫る二人の前に長女の乙米と結託し、Mの精製に協力する陰陽師の長田が立ちはだかり、強大な力を持つ狂骨を操ってゲゲ郎は穴倉へと連れ去られてしまいます。

Mの精製に利用されそうになっているゲゲ郎を救うため、穴倉に向かった水木と沙代。

実は沙代は祖父の時貞に長年性的虐待を受けており、強い霊力によって時麿や丙江らを殺害した黒幕が沙代だったことが明かされます。

霊力によって大暴れし、乙米らを呑み込んでいく沙代でしたが、瀕死寸前の長田によって命を落としてしまうのでした。

全てが終わったと思った矢先、時弥の身体に乗り移り、復活を果たした時貞が現れ、ゲゲ郎と水木に立ちはだかるのでした。

果たして、ゲゲ郎と水木はどうなるのか?

結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

感想評価(※ネタバレ有)|知られざる鬼太郎生誕の秘密が明らかになる劇場版オリジナルストーリー

本作『鬼太郎の誕生 ゲゲゲの謎』は、国民的人気漫画として幅広い世代に根強い人気を集める水木しげる先生の『ゲゲゲの鬼太郎』を映画化した作品で、知られざる鬼太郎生誕の秘密が明らかになる劇場版オリジナルストーリーとなっています。

鬼太郎が生誕する前を描いた作品ということで主に活躍するのは、鬼太郎の父であるゲゲ郎(目玉のオヤジ)と、ゲゲ郎とタッグを組む水木という男の二人になり、鬼太郎の登場シーンは少ないですが、物足りなさを感じることはない完成度の高いストーリー展開が非常に魅力的です。

ストーリーは、龍賀一族の当主・時貞が亡くなったという知らせを聞き、次期当主と噂される克典との強いパイプを作るため銀行員である水木が哭倉村という人里離れた閉鎖的な村を訪れるところから始まります。

予想に反し、当主に選ばれた長男の時麿が何者かによって殺害され、次々と龍賀家の人間が命を落とす怪事件が発生し、水木と村に失踪した妻を探しにやってきた妖怪族の末裔・ゲゲ郎とともに巻き込まれていきます。

跡目問題の中で、それぞれの欲望が見え隠れする龍賀家が描かれるシーンは名作「犬神家の一族」を彷彿とさせるものとなっていて、ただの子供向け映画ではないことが分かります。

水木とゲゲ郎が哭倉村で起きた怪事件を調査していく中で龍賀一族が秘密裏に開発し、日清戦争以降の日本軍に多大なる影響を与えたと言われる危険な製剤・Mが妖怪族の血液を村人の身体に入れ、生成されていたという恐ろしい秘密が明らかになります。

龍賀一族は、自分たちの欲望のために多くの妖怪たち、村人たちの命を犠牲にしており、人間の醜さがこれでもかと描かれており、次々と登場する妖怪以上に人間の方が何倍も恐ろしいと感じてしまいます。

龍賀一族の全貌が明らかとなり、一連の怪事件の犯人が水木に協力をしていた克典の娘・沙代だったという展開になりますが、長きに渡って時貞に性的な虐待を受けていたという令和の作品には珍しいほどのショッキングな設定になっており、衝撃を受けたという方も多いと思います。

沙代の暴走によって龍賀一族の面々が命を落とした後、最終的に全てを支配し、まだ幼い子どもである時弥の身体に転生した時貞が登場し、水木とゲゲ郎の前に立ちはだかります。

私利私欲のために全てを奪う愚の骨頂とも言うべき人物として描かれており、近年まれに見るほどの胸糞の悪いキャラクターとなっていますが、最終的に時貞は二人の活躍によって、魂が球体に閉じ込められ、生きることも死ぬこともできない運命となりますので、スカッとしたという方も多かったのではないでしょうか。

内容もかなり大人向けとなっている作品なので、子供向けのアニメ作品という先入観を取っ払って鑑賞することをオススメします。

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の皆んなの口コミ評判レビュー

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。

「ミステリー要素だけではなく、迫力のあるアクションシーンや人間の水木と妖怪である鬼太郎の父の友情等見どころ満載」「ラストからエンドロール後の映像が感動的で思わず泣いてしまった」「ストーリー展開で憂鬱ではありますが最後の昭和感があって良かった「ミステリーありアクションありでとても楽しかった」

それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。

ゲゲゲの鬼太郎ではありますが、鬼太郎誕生の過去エピソードがメインです。

登場人物についてはほとんどが初登場であり、アニメを観ていない人でも充分に楽しめます。

特にホラーandサスペンスを楽しみたい人には満足できるのではないでしょうか。

驚かし系のホラー要素より、ヒトコワ系(ほんとうに怖いのは人間)の要素が含まれており、「因習村(しきたり、言い伝えが残る村)」が舞台のドロドロとした後味の悪さが残ります。

年齢対象PG-12なのですが、個人的にはそのレベルで大丈夫?と思うような描写も多く、想像以上に鬱展開も多いです。

それでも音楽や映像の素晴らしさ、そして鬼太郎の父、水木といったキャラクターを通じて感じる希望や愛情にぐっと引き込まれていくこと間違いないでしょう。

引用:サブカルヲタクの日常

SG

★★★★☆星4

全く予備知識は無しで観に行きました。

映画を見に行くことにはしましたが何を観るか決めておらず、ちょうどいい時間に上映していたからです。

アニメだけどゲゲゲの鬼太郎は昔テレビで見た事があって親しみもあるし、一応評価の星の数だけは見て、あれ?星の数多いなあくらいで観ましたが、納得しました。面白かったです。

何か他のドラマで、昔見た事があるような展開もありましたが、ストーリーの先の展開がどうなるのか気になって集中して見れました。

昔のゲゲゲの鬼太郎のドロドロした感じの絵や話とも違っているように感じましたが違和感もなかったです。

おしゃれな感じの絵になってるなあと思いました。

ミステリーありアクションありでとても楽しかったです。

50代女性

★★★★★星5

公開前は正直気にも止めていませんでしたが、SNSで「女子供であろうと救いがない容赦のない話だけど面白い」という感想がバズっていてリピーターも多く好評だったため観に行きました。

地方の村の閉鎖的な空間や戦後間もない空気感により生み出される人間の欲深さを描いた作品で、何も悪くない子供が犠牲になったり、救いようのない人間が因果応報な末路を辿ったりとなかなか惨い物語です。

それでも「人間も捨てたものではない」と思えるような人物を主人公に物語は進むため、彼とバディを組む事になる鬼太郎の父のように未来に希望を感じられる、ただ辛いだけの作品ではないところがバランスがいいなと思いました。

ミステリー、オカルト、アクション、バディという要素がバランスよく混ざり合っているため何かしら見る人に「刺さる」要素があり、リピーターが続出するエンターテイメントとして楽しめる映画となっているのではないでしょうか。

30代女性

★★★★★星5

周りの友人が「入村してきた(=映画を見てきた)」と次々と語るので早く私も入村したく、つい先日やっと見てきました。

ゲゲゲの鬼太郎を何気なく見ていましたが、目玉親父さんに物語があったことに、なぜお目玉になってしまったのか、そこに深い物語があったことにとても震えました。

はからずも鬼太郎の父とバディを組むことになる水木(作者を彷彿させる)はどこか冷めた態度を取りつつ、鬼太郎父の願い、妻に会いたいという強い思いに少しずつ気持ちを通わせる。二人でお酒を飲み交わす場面とても良かったです。

映像も美しく、鬼太郎父のアクションもとても良かったです。

目玉親父のアクションが見られるとは思ってもいませんでした。

エンディング最後まで席を裁ってはいけません。

目玉親父の思いがつまっています。

40代女性

★★★★★星5

最初は全く見に行くつもりがありませんでした。

ただネットですごい流行ってるな〜程度だったんですが、友達から誘われたので見ることにしました。

ゲゲゲの鬼太郎自体、昔の漫画だし私の好みに合うのかな?って不安だったんですがいざ見てみたらとっても面白くて驚きました。

私のようなゲゲゲを全く知らない初心者でもおもしろい!と思うぐらい内容が濃かったです。

ハッピーエンドとは言えないし、むしろなかなか心にくるシーンばかりですがそれもあって余計に登場人物を応援したくなる。

結局はとてもハマってしまい、7回も見に行ってしまいました。

私はこの映画に出会えて良かったと思います。

最初はそこまで期待してなかったけど、いっきに沼に引き込まれたような感じです。大好きです!

20代女性

★★★★☆星4

だいぶ大人向けの鬼太郎という感じでしたね。

鬼太郎外伝的な作品であるので鬼太郎そのものを意識していくと、ん?と思ってしまうかも。

目玉の親父が五体満足であった時の状態で出てきたり、一応、戦後日本なんですがなかなかにえぐい内容で完全に大人向けって感じです。

想像以上に闇が深い所業が物だくさん。

ある種の物語の不文律である子どもは守られるみたいなこともなくて、今時のバトル漫画、アニメにあるようなバトルでの安心感がなく、ハラハラ感がしっかりとあるのが良かったです。

妖怪よりもある意味人間の方が怖いというのがしっかりと出ていました。音響もよかったです。

アニメといった侮ることなかれ。戦いの臨場感と音響はまさに一見です。

30代男性

★★★★★星5

映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』は水木しげる生誕100周年を記念した新作長編アニメーション映画でした。

公開前は上映規模が比較的小さく、知名度も低かったため、あまり興行収益が伸びないだろうと思われていました。

しかし、上映が始まると、観客たちの口コミ評判がよく、次第に多くの映画館で上映されるようになり、かなりのロングランとなりました。

かなり凄惨でグロテスクな描写が多く、年齢の低い子供やホラー描写が苦手な人にはあまり向いていない可能性があります。

序盤から意味ありげな人形や甲冑が移るシーンがありそこが伏線となっていて、後半には丁寧にそれらが何を表していたのか解答されていました。

伏線回収が鮮やかだったと思います。

後半の水木とゲゲ郎の共闘シーンは映像もさることながら、音響も相まって大迫力でした。

特にキャラクターが吹き飛ばされるシーンや大きな狂骨が暴れまわるシーンは圧巻でした。

水木が戦争上がりである問い設定から、映画中に第二次世界大戦時の過酷な回想や水木の戦時中の癖が描写されていて、水木しげるが長年訴えてきた戦争への強い反対が感じ取れました。

私自身、『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』にかなりの期待を抱いて観に行きましたが、期待以上のものを見ることができました。

10代女性

★★★★☆星4

映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』は、誰もが知るゲゲゲの鬼太郎シリーズの作品でありながら、そのうちの有名なキャラクターたちによる作品ではなく、鬼太郎の父(目玉おやじの過去)と社会人の水木がとある村での体験を描いた作品でした。

私は、ゲゲゲの鬼太郎シリーズは小さい頃にアニメを見た程度で、最近のゲゲゲのアニメを見ていた訳ではありませんでした。

そこに友人から見に行こうと誘ってもらい、前後関係はもちろん、全くの新鮮な気持ちで作品を見に行きました。

そのため、最初は、見覚えのキャラクターたちが主軸ではなく、戦地帰りの会社員の水木という、戦後社会では普通の男性を主軸として描かれていたことに驚きを覚えました。

しかし、その分、最近のシリーズを見ていなかった私も世界観や設定に置いていかれるといった感覚は全くなく、ゲゲゲの鬼太郎シリーズの存在を知っている人であれば、安心して見ることが出来ました。

ストーリー全体を振り返った感想としては、鬼太郎がどのようにして生まれたのかというよりかは、昔の目玉おやじはどのような人物だったのか、どのようにして目玉おやじになったのかのストーリーで、いい意味で期待を裏切られました。

というのも、私はあの特徴的なキタロウ!という声の目玉おやじしかしらず、目玉おやじが普通の人の姿、声でかっこいい人物であると知らなかったのです。

そのため、そうだったのか!そういう世界観なのか!と素人の私も改めて実感できた作品で大変面白かったです。

ただ、2時間の映画ということもあってか、途中途中で展開が早過ぎないか?と思った点は少々あったかなと思います。

このところで評価をら下げる人もいるかな?と思いますが、そこは映画の宿命でもあるなと思うと私は気になりませんでした。

しかし、水木さん!あなた吹っ切れ良すぎるだろ!メンタル強すぎ!!という感想は抱きました。

終盤にて、昔の目玉おやじのかっこいいアクションシーンや、スカッとしたシーンが立て続けに描かれていたので、最後に気持ちが冷めてしまうような間隔などは感じました。

総じて考えると、個人的には素人でも楽しめた良い作品であったと思います。

20代男性

 

この記事を書いている人 - WRITER -

関連記事 - Related Posts -

最新記事 - New Posts -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA