『シン・ウルトラマン』の登場怪獣一覧!海外の反応では駄作と評価?【あらすじネタバレ】
2022年5月13日公開の映画『シン・ウルトラマン』。
特撮ドラマ「ウルトラマン」を現代で表現されたリブート版となっています。
『シン・ゴジラ』同様に監督は樋口真嗣、脚本は庵野秀明が務めています。
映画『シン・ウルトラマン』の口コミ評判レビューには、
- 今の子供にも、我々50代の世代にも受ける内容
- キャストも西島秀俊、斉藤工、長澤まさみなど豪華
- 特撮の安っぽい雰囲気が全くなかった
- ストーリーもしっかりしていて良かった
- 大人のウルトラマンといった感じ
- 初代ウルトラマンを観てたりすると、より楽しめる
- 場面場面の内容は薄かった
- 政治的な要素もあり、今のご時世を反映した内容
という声が多数集まっています。
- 『シン・ウルトラマン』の怪獣一覧・登場怪獣
- 『シン・ウルトラマン』は駄作と評価?海外の反応について
- 『シン・ウルトラマン』には「気持ち悪い」や「怖い」と言った評価はなし?
- 『シン・ウルトラマン』の感想評価
- 『シン・ウルトラマン』みんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
- 『シン・ウルトラマン』のあらすじ
もし、まだあなたが一度も「シン・ウルトラマン」を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。
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目次
『シン・ウルトラマン』の怪獣一覧・登場怪獣
本作「シン・ウルトラマン」に登場する個性豊かな怪獣たちを11種類、まとめてみました。
登場怪獣①|ゴメス
ゴメスは、テレビドラマ「ウルトラQ」をはじめとしたウルトラシリーズに登場する同名の古代怪獣がモデルとなっています。
ウルトラマンという作品の前身となる作品「ウルトラQ」では第一話で登場しましたが、今作の『シン・ウルトラマン』においても初の巨大不明生物として、トンネル工事中の地中から突如姿を表しました。
作中では、人類が最初に遭遇した禍威獣となっています。
人類の予想を遥かに超える甚大な被害をもたらしましたが、自衛隊の総力戦により駆除されました。
モデルとなっているゴメスの着ぐるみは、ゴジラとして制作されたものが流用されており、「シン・ウルトラマン」でも「ウルトラQ」に登場したゴメス同様に、ゴジラの3DCGモデルが流用されています。
巨大不明生物第1号
「ゴメス」#禍威獣 pic.twitter.com/W04PtrSX8F— 映画『シン・ウルトラマン』公式アカウント (@shin_ultraman) June 28, 2022
登場怪獣②|マンモスフラワー
マンモスフラワーは、特撮テレビドラマ「ウルトラQ」の第四話に登場する巨大植物ジュランがモデルとなっています。
作中では別名としてマンモスフラワーという名前で呼ばれており、『シン・ウルトラマン』においてはこちらの名称が正式名称として採用されています。
マンモスフラワーのデザインは、ムクゲという花をモデルにデザインされたものであると言われています。
『シン・ウルトラマン』の中では、ゴメスに続く巨大不明生物の第2号として東京駅に出現しました。
多量の花粉を撒き散らすことで被害を及ぼしていましたが、官民学によってマンモスフラワーの弱点を発見し、炭酸ガスと火炎放射で駆除されました。
「ウルトラQ」のジュランも同様の方法で駆除されています。
巨大不明生物第2号
「マンモスフラワー」#禍威獣 pic.twitter.com/Qj09ncyx0A— 映画『シン・ウルトラマン』公式アカウント (@shin_ultraman) June 29, 2022
登場怪獣③|ぺギラ
ペギラは、「ウルトラQ」第五話で登場する、口から冷凍ガスを吐く同名の冷凍怪獣がモデルとなっています。
ペギラの吐く冷凍光線の温度はマイナス130度にもなると言われています。
『シン・ウルトラマン』では巨大不明生物第3号として東京に出現し、その冷凍ガスの放出によって東京に大寒波を発生させました。
ペギラは東京一帯を氷河期並みの気候にするなどといった被害をもたらし、未曾有の危機に陥りました。
しかし、ある女性生物学者がこのペギラの弱点を発見し、見事駆除されました。
このペギラの襲来以降、巨大不明生物に敵性大型生物「禍威獣(カイジュウ)」という名称がつけられることとなりました。
「ウルトラQ」では2回登場しており、どちらも逃亡という結果になっていますが、今作の『シン・ウルトラマン』では人類によって倒されています。
巨大不明生物第3号
「ペギラ」#禍威獣 pic.twitter.com/fOdM7SgOfE— 映画『シン・ウルトラマン』公式アカウント (@shin_ultraman) July 1, 2022
登場怪獣④|ラルゲユウス
ラルゲユウスは、「ウルトラQ」第十二話で登場する、古代怪鳥と呼ばれる怪獣がモデルとなっています。
巨大不明生物が「禍威獣」という呼称に改められて、初めて出現した禍威獣になります。
第三氷河期以前に生息していたと言われる鳥の一種です。普段は文鳥のような小さいサイズですが、夜になると大きくなり、巨大怪鳥として姿を表します。
『シン・ウルトラマン』では、日本の城の近くに飛来しました。暴風を巻き起こして猛威をふるいましたが、そのまま取り逃して飛び去って行ってしまい、駆除されることはありませんでした。
消息は不明のままとなっており、「ウルトラQ」でも同様の結果となっています。
ラルゲユウスの登場は、ウルトラシリーズにおいて「ウルトラQ」以来の登場となり、約56年ぶりの映像作品の出演となりました。
敵性大型生物第4号
飛翔 #禍威獣「ラルゲユウス」 pic.twitter.com/ziYw58rA63— 映画『シン・ウルトラマン』公式アカウント (@shin_ultraman) July 3, 2022
登場怪獣⑤|カイゲル
カイゲルは、「ウルトラQ」第二十四話に登場した貝獣の「ゴーガ」がモデルとなっています。
『シン・ウルトラマン』において、敵性大型生物「禍威獣」第5号として登場しました。
サザエのような貝殻を背負い、カタツムリのような姿をしています。
モデルであるゴーガという貝獣と容姿はよく似ていますが、ゴーガと違い、殻のドリルが複数ついているデザインとなっています。
目から発射される溶解液で、あらゆる建物や人間までも溶かしてしまう恐ろしい能力を持っています。
カイゲルは、度重なる禍威獣の襲来で、対策として設立された「禍特対」が初めて対処することになった禍威獣です。
自衛隊との連携攻撃により、カイゲルを駆除することに成功しました。
「カイゲル」という名はモデルである「ウルトラQ」第二十四話のNG脚本「生きている化石」で使用されていた名称です。
敵性大型生物第5号
溶解 #禍威獣「カイゲル」 pic.twitter.com/nIvY0sqeDY— 映画『シン・ウルトラマン』公式アカウント (@shin_ultraman) July 4, 2022
登場怪獣⑥|パゴス
「ウルトラQ」第十八話に登場した地底怪獣パゴスがモデルとなっています。
『シン・ウルトラマン』において、敵性大型生物「禍威獣」第6号として出現しました。
デザインは、モデルとなったパゴスからかなりアレンジが加えられたものになっています。
出現した当初は「地底禍威獣」と呼ばれていましたが、ウランという放射性物質を捕食し、同じように放射性物質を含んだ光線を口から発射することから「放射性物質捕食禍威獣」という呼び名に解明されました。
原子力発電所を襲撃し、放射性物質を周囲に撒き散らしたことで、その被害は広範囲に及びました。
この件は「パゴス事案」と呼ばれ、政府関係者にも大きな打撃を与えましたが、自衛隊と禍特対の連携作戦により全身を石のように凝固され、体を崩壊させることで駆除されました。
敵性大型生物第6号
地底 #禍威獣 改め放射性物質捕食禍威獣「パゴス」 pic.twitter.com/X3EUASMWBU— 映画『シン・ウルトラマン』公式アカウント (@shin_ultraman) July 5, 2022
登場怪獣⑦|ネロンガ
ネロンガは、「ウルトラマン」の第三話に登場した透明怪獣です。
『シン・ウルトラマン』において、敵性大型生物の第7号として登場しました。
デザインは基本「ウルトラマン」のネロンガを踏襲したものとなっています。
ネロンガは、普段は透明な体をしているため、その姿を視認することができません。
ですが、主食としている電気エネルギーを吸収することにより、姿を確認することができます。
頭にツノが生えていますが、ツノから吸収するのではなく、エネルギーは口から吸収しています。
透明化していても視覚の情報を維持する目的のためか、眼球のみは透明化していないという特徴があります。
ネロンガは、『シン・ウルトラマン』で初めてウルトラマンと交戦した怪獣になります。
ウルトラマンに放電攻撃を浴びせるものの、それをものともせず進んでくるウルトラマンを前に、山へ逃げようとしますが、ウルトラマンのスペシウム光線を受け、倒されました。
敵性大型生物第7号
透明 #禍威獣 「ネロンガ」 pic.twitter.com/CBlqtuUOpn— 映画『シン・ウルトラマン』公式アカウント (@shin_ultraman) June 2, 2022
登場怪獣⑧|ガボラ
ガボラは「ウルトラマン」第九話に登場した怪獣です。
敵性大型生物の第8号として出現しました。
デザインにはかなりアレンジが加えられており、頭部と背中についている装甲がドリルのように回転し、地底を掘り進んでいきます。
パゴスと同じく「地底禍威獣」の名が付けられ、パゴス同様にウランという放射性物質を捕食します。
戦闘時は頭部についたヒレをドリルのようにして顔を覆っていますが、放射線を含む光線を浴びせた際にその攻撃を防がれ、そのままウルトラマンのパンチを頭部へ一発受けて倒されてしまいます。
頭部における防御の弱さは「ウルトラマン」のガボラと同様に弱点となっていました。
放射性物質を含んだガボラの死体はウルトラマンによって抱え上げられ、そのまま空へと運ばれ処理されました。
敵性大型生物第8号
地底 #禍威獣 「ガボラ」 pic.twitter.com/pct6BUOVRG— 映画『シン・ウルトラマン』公式アカウント (@shin_ultraman) June 8, 2022
登場怪獣⑨|外星人ザラブ
外星人ザラブは、「ウルトラマン」をはじめとする様々なウルトラシリーズに登場する「ザラブ星人」にあたる星人です。
『シン・ウルトラマン』において、外星人第2号として地球に来訪しました。
従来のザラブ星人と同じような見た目をしていますが、より宇宙人らしい見た目にアレンジされています。
背面から見ると背中が抉れたような異様な姿をしていますが、体が半分しかないのではなく、背中側の半分が透明化していることによって、体が半分しかないような容姿になっています。
掌を発光させて、電子機器に干渉することや、相手を眠らせてしまう催眠能力を持っており、接触した主人公・神永も気絶させてしまいます。
政府に接触し、日本政府との友好協定を締結するものの、その内容は人類にとって不平等なものでした。
ザラブの真の目的は、マーカーを確認した星に存在する知的生命体を無条件に滅ぼすというものでした。
それを阻止しようとするウルトラマンを、ニセのウルトラマンに擬態し街中で暴れることで日本政府にウルトラマンを危ない存在だと認識させ、抹殺しようと企てました。
ザラブの擬態するウルトラマンは実に本物そっくりで、「ウルトラマン」で登場したにせウルトラマンよりも擬態能力に優れていますが、唯一目の形だけが違っています。
ベーターカプセルを取り返したウルトラマンとの激しい攻防戦を繰り広げ、スペシウム光線も自身の光線で相殺するという善戦ぶりを見せますが、その後放たれた八つ裂き光輪を避けることができず、空中で真っ二つに切り裂かれ、倒されました。
【新情報】
映画『#シンウルトラマン』
予告映像にも映り込み
本作での登場が明らかになった
‟外星人(ガイセイジン)#ザラブ”の声を#津田健次郎 が担当!津田さんからのコメントも到着!
ザラブの声はぜひ劇場で!
どうぞご期待ください!https://t.co/MWVkru5Bal#5月13日公開 pic.twitter.com/oxIZYbMkMd— 映画『シン・ウルトラマン』公式アカウント (@shin_ultraman) April 25, 2022
登場怪獣⑩|外星人メフィラス
外星人第0号メフィラスは、「ウルトラマン」をはじめとするウルトラシリーズに登場する宇宙人がモデルとなっています。
モデルとなったメフィラス星人よりもスマートで、より知性を感じさせるデザインになっています。
ザラブ星人よりも先に地球に来訪しており、地球に訪れた最初の外星人です。それまでは裏で暗躍しており、ザラブが倒された後から表立った行動を始め、禍特対の前に姿を表します。
今まで起こった巨大生物の突然の出現から始まる一連の事件は、ウルトラマンをこの地球に誘き寄せるために、ほとんど全てメフィラスの手によって仕組まれた出来事でした。
ウルトラマンと同じように巨大化させることのできる「ベーターシステム」を有しており、人類にそれを提供する代わりに自分を上位の存在として認めさせるといった密約を日本政府と結びます。
外星人の中でも特に優れた頭脳を持っており、友好的で善意のある態度を見せながら、人類を自身が扱える有効な戦力の一つとして管理しようと目論んでいました。
政府との密約調印式内で、政府に譲渡する予定だったベーターボックスをウルトラマンに強奪され、そのまま交戦することになります。
エネルギーを自身より早く消耗していくウルトラマンを前に優位に立ちますが、ウルトラマンと同じ星からやってきた外星人の姿を目撃したことにより、事態が厄介になっていることを察したメフィラスは、戦いをやめ大人しく引き下がりました。
おはようございます、#T・ジョイ久留米 営業開始です!
本日はなんと #ウルトラマンの日 !当館では『『シン・ウルトラマン』テレビシリーズ「ウルトラマン」(1966年)メフィラス登場回付き特別上映』を13:55に上映!#シンウルトラマン #ウルトラマン#地球をあげます#私の好きな言葉です pic.twitter.com/KnOOuPazZP— T・ジョイ久留米@シアター1はT-LEX! (@tjoy_kurume) July 9, 2022
登場怪獣11|ゼットン
ゼットンは「ウルトラマン」の最終話に登場する宇宙恐竜と呼ばれる怪獣がモデルとなっています。
ウルトラマンを初めて倒した怪獣として、歴代のウルトラシリーズの怪獣の中でも最強と謳われており、今作の『シン・ウルトラマン』でもラスボスのような存在として君臨しています。
『シン・ウルトラマン』においては、怪獣ではなく、天体制圧用最終兵器という名が付けられています。
その名の通り兵器として登場しており、今作では光の星での最終兵器として、光の星の担当者だけが使用権限を持っています。
惑星を丸ごと滅ぼしてしまうほどの攻撃力を持ち、「ウルトラマン」のゼットン同様、1兆度の火球を放ちます。
その威力は地球を星系ごと蒸発させ、数光年先まで影響を及ぼすと言われるほどでした。
大きさもこれまでの星人や禍威獣と桁違いのサイズで、地上からでもその姿が確認できるほどです。
その圧倒的な力を前に、日本政府は国民への報告を行わずに、何も知らないまま地球が破滅する時を待つという選択をすることになります。
天体制圧用最終兵器
「ゼットン」 pic.twitter.com/39LdgDP2Ia— 映画『シン・ウルトラマン』公式アカウント (@shin_ultraman) June 25, 2022
『シン・ウルトラマン』は駄作と評価?海外の反応について
1966年に放送がスタートし、それ以来、50年以上に渡って愛され続ける「ウルトラマン」のリブート作品である映画『シン・ウルトラマン』。
監督を務めたのは、樋口真嗣です。
日本を代表するキャラクターであるゴジラのリブート作品として大ヒットを記録した『シン・ゴジラ』の監督でもあります。
そして、企画・脚本は庵野秀明が務め、こちらの二人が再集結したことでも話題となっています。
そして、続く仮面ライダーのリブート作品『シン・仮面ライダー』についても早くも注目が集まっております。
日本国内では興行収入30億円を超える大ヒットを記録し、2022年の邦画実写映画ナンバーワンのヒットになっていますよ。
作品の内容についての評価も上々です。
管理人
国内での大ヒットを受けて、スイス、カナダ、そして、アメリカの3カ国の海外映画祭への出品も決定しています。
日本の特撮映画に影響を受けた映画『パシフィック・リム』が大ヒットを記録し『シェイプオブウォーター』でアカデミー賞作品賞を受賞した巨匠ギレルモ・デル・トロ監督が、200万人のフォロワーがいる自身のTwitterで作品について言及したことから、海外での注目度も加速しています。
では、作品の内容について海外の反応はどうだったのでしょうか。
海外の批評家の意見を覗いてみると、『シン・ゴジラ』に込められた政治的なメッセージが薄れており、作品としてのリアリティに欠ける点を批判する意見や、映画としての完成度は低くテレビシリーズのままで良かったのではないか?という意見などがありました。
駄作とはいかないものの、厳しい意見も多々見受けられました。
管理人
とはいえ、バラエティ豊かな巨大怪獣との戦闘シーンなどを評価する声もありますので、海外でも大ヒットを記録する可能性は大いにあると考えられます。
映画シン・ウルトラマン|「気持ち悪い」「怖い」といった評価はなし?の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画「シン・ウルトラマン」の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|ウルトラマンへのリスペクトが詰まった新たなリブート作品
1966年に放送が開始され、今なおシリーズ化され国民的な人気シリーズとなっている「ウルトラマン」。
それを現代流に描いたリブート作品が映画『シン・ウルトラマン』です。
映画『シン・ウルトラマン』では、ゴジラを同じく現代流にリブートした作品『シン・ゴジラ』の制作スタッフが集結しました。
監督を務めた樋口真嗣を筆頭に、脚本・企画を務めた庵野秀明などですね。
劇中では、メフィラス星人は光の国から地球を訪れた今作最大の敵であるゾーフィの気配を感じ、戦いをやめます。
単純なヒーロー映画であれば、ウルトラマンとメフィラスとの一騎打ちでエンディングを迎える形になるのかもしれません。
しかし、今作では映画のラストで光の国の掟を破り、人類と融合したウルトラマンに対して地球滅亡を宣言するゾーフィが現れる展開です。
最後まで無駄のない満足感のある作品となっていました。
管理人
ウルトラマンはゾーフィが地球滅亡のために起動した凄まじい攻撃力を持つ兵器ゼットンに立ち向かい、地球を救います。
しかし、人類のために自らの身を捧げるウルトラマンの姿を見て、ゾーフィがウルトラマンの意思を尊重し、神永を元の世界に戻します。
ゾーフィはウルトラマンに対して「そんなに人間が好きになったのか」と疑問に思います。
ただ、映画ではウルトラマンがなぜここまで人類に惹かれたのかが細かく描かれておらいません。
各キャラクターの心理描写に関しても不十分だった点は残念でした。
管理人
とはいえ、CGを全面的に使ったウルトラマンや怪獣たちの躍動感あるアクションなど迫力のある映像は文句なしに素晴らしく見応えがありました。
キャラクターデザインに関しても初代ウルトラマンやウルトラセブンを担当した成田亨のデザインが活かされており、音楽に関してもお馴染みのテーマ曲が使われるなどウルトラマンへの溢れんばかりのリスペクトが詰まっています。
元々のウルトラマンのファンも納得の出来になっております。
管理人
全体的なストーリーに関しては、初代ウルトラマンの人気エピソードをアレンジしながらも、メフィラス星人やザラブ星人に不平等な条約を押しつけられる日本政府の姿が描かれており、『シン・ゴジラ』同様に日本政府への風刺が表現され、これまでに無い大人向けのウルトラマン作品となっております。
頼りない政府が存在する中で自らを犠牲に地球を守ろうとするウルトラマン、そして、禍特対のメンバーの姿に胸を打たれました。
豪華キャストの共演も話題を呼んでいますが、特に素晴らしかったのは主人公の神永を演じた斎藤工です。
彼の時代に流されない魅力は、大人から子どもまで愛されるウルトラマンのイメージにピッタリだったと思います。
ウルトラマンを知らない人にも自信を持ってオススメできる本格的な特撮映画ですね。
管理人
『シン・ウルトラマン』のみんなの口コミ評判レビュー
『シン・ウルトラマン』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「全く新しいウルトラマンの物語として十分以上に楽しむことが出来た」「それほどパッとする戦闘は無く残念」「子供も大人も楽しめるいい映画」「既存ファンからしたらかなり『シン』・ウルトラマンな内容」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★★★星5
庵野秀明さんの『シン』シリーズはゴジラもエヴァも話題を呼んでいましたが、いよいよウルトラマンの登場ということで劇場で鑑賞しました。
昭和の時代にTV放映されたオリジナルを知っている層からすると「え?〇〇がそんなキャラで?」と驚いてしまうことが幾つかありました。
特に最後に登場するアイツは難攻不落という点ではオリジナルと同様ながら『兵器』として扱われたことに「そう来たか!」と思わざるを得ませんでした。
もちろんオリジナルへの敬意もふんだんに感じられました。
例えばドラマパートでは田村班長の喫煙シーンをこの時代にどうしてタバコを銀幕に映すのか不思議に感じた人もいたでしょう。
オリジナルの隊長だった村松キャップがたびたびパイプを使う愛煙家だったからです。
また、禍特対オフィスの電話の鳴る音もオリジナルの科特隊のそれと同じ音でした。
特撮パートでも特撮と形容する程ではありませんが、飛行するウルトラマンを引きで撮ったシーンも昭和の特撮でおなじみだった人形を飛ばす手法と同じように見える、特殊技術もしくはCGで表現してくれていました。
そして、BGMも抜群に良くてメフィラス戦のそれはTVCMで使われていた音楽であり、これから始まる戦闘への緊張感を高めるものでした。
最も良いBGMはザラブ(偽ウルトラマン)戦での音楽で、オリジナルではウルトラマンが怪獣と戦う時によく流れていたものです。
これを耳にしながら、夜のビル群を背景に颯爽と登場した本物ウルトラマンが目に入ったシーンに「これだよ、これ!」と声に出しくなる程の高揚感がありました。
オリジナルを知らない世代はどう感じたかはわかりませんが、オリジナルを知る私にはまさしく『新しい』し、古きも大切にするウルトラマンだったと思います。
40代男性
★★★☆☆星3
昭和生まれでウルトラマンは小さいころにおそらく再放送版をテレビで視聴していた世代です。
そのため、ウルトラマンと言えば、わかりやすいストーリーと昔ながらのいかにも作り物、チープな演出に慣れていました。
平成のウルトラマンにはあまり馴染みがなく、シン・ウルトラマンは30年以上ぶりに視聴するウルトラマンということになりました。
感想としてはつまらなくもないが面白くもない、という感じです。
ストーリーがサクサク進んでいく感じがして、引っ掛かりがあまり無いように思いました。
これは新規参入者向けにそうしているのかもしれませんが、映画版のウルトラマンなので、昭和のテレビシリーズに10話に1話くらいある重めで考えさせられ、胸の奥にズーンと残るものを期待していただけに残念でした。
戦いのシーンは最近の技術を駆使しながらも、昔の特撮っぽさを残してくれていて、懐かしさを感じることができました。
30代男性
★★★★★星5
事前情報をなるべく入れないまま観に行ったこともあり、見ながらどんどんこの後どうなるか惹きつけられていきました。
鑑賞後の感想としては、「とても良かった」に尽きます。
ストーリーはテンポがよく、2時間弱の中でも多くの怪獣が出てきますが、慌ただしい感はなく十分にそれぞれの個性を楽しませてもらいました。
そして大人向けの映画らしく、政治と宇宙人の絡みも非常に興味深く、リアルに宇宙人と遭遇した場合はこのようになるのかと想像を膨らませるのも楽しかったです。
そして何よりも庵野監督が特撮が好きで堪らないと感じさせる演出の数々がツボに入りました。
カメラワークが独特で斬新であるにもかかわらず、いきなりチープな演出やおどろおどろしい音楽も入れてきておりなど、遊び心が満載です。
ドラマを撮ったわけではなく、「特撮」を作ったということをまざまざと見せつけられて大満足でした。
30代女性
★☆☆☆☆星1
シン・ウルトラマンを観た感想を一言で表すとつまらなかったです。
正直、この映画はつまらない2時間にわたる異常なまでに淡白なストーリーは、台本のト書部分をそのまま映画にしたような印象でした。
飛行ポーズのまま(ソフビ人形の様に)動き回る所などは、戦闘のCG映像は少し安っぽつつも楽しく観れましたが、上映後に沸いた拍手に疑問符が浮かぶくらいには残念な映画でした。
劇中に出てくる怪獣は、ウルトラマンファンには懐かしく嬉しいような感じがあったかもしれませんが、予備知識が無い自分にとっては、飛沫防止の為の声出しルールを破ってまで、周囲の観客が驚く理由が分かりませんでした。
ただ、長澤まさみは綺麗でした。それが唯一良い点でした。
30代男性
★★★★★星5
『シン・ウルトラマン』はウルトラマンを知らずに初めて見ても楽しめる映画でした。もちろんウルトラマンを見ていた人はより楽しめるものと思います。
登場人物はウルトラマンの時と異なりますが、キャラクター達の立ち位置はだいたい一緒です。
ストーリーはウルトラマンがきて強大な敵から地球を守るという流れです。
庵野監督が作っただけあって、『シン・ゴジラ』と同様敵とのバトルだけでなく、人間として如何に未知の生命体と戦うのかという政治的立場や現場とのやり取りなどをリアルに描いている場面が多く、何度も見たくなる映画でした。
この『シン・ウルトラマン』は庵野監督が当時の技術では無理だった描写などを現代の技術力で表現しているだけあって、人間にとって本当はウルトラマンも恐ろしい未知の生命体であるということを感じた作品でした。
敵の怪獣たちもベースは昔と一緒ですが、着ぐるみとは違う迫力のあるCGに凄くハラハラドキドキし、鳥肌が立ち感動しました。
主人公の斎藤工の演技もすごく評価出来るポイントのひとつです。
30代女性
★★★★☆星4
まず、初代ウルトラマンをリアルタイムで観ていた世代からすると、出てくる小ネタにクスッとなり続けました。
それ故に小ネタが分からない世代の観客にこの映画がどれほど訴えたのかが分かりませんでした。
「シン・ゴジラ」の世界観のままに”現代にウルトラマンが現れたら?”ということがテーマなのですが、日本にしか現れないカイジュウや外星人の理由付けがあやふやなまま進んでしまうことにも疑問符が付きました。
そんなことを横に置いてでも、現代CGで格好良く大暴れするウルトラマンの勇姿だけでも劇場で観る価値は昭和のオヤジには充分ありました。
また、成田亨のデザインを忠実に再現したウルトラマンの姿は、それを見たかった世代にはグッとくる物がありました。
40代男性
★★★★☆星4
エヴァンゲリオンの監督が、今回のシンウルトラマンと同じ監督だということでネットでは前々から騒がれていましたが、結末がハッピーなのか、はたまたアンハッピーなのかどちらとも取れる自分で結末を考えさせられるような感じで終わったところが、エヴァの終わりとかなり似ていたと思います。
まさかシンウルトラマンの代わりを斎藤工がやっているとは思いませんでした。
アニメのウルトラマンと実写のウルトラマンで同じところと違うところがあって、アニメ好きの人にはもってこいではなかったのかなと思いました。
私は、アニメのウルトラマンを見たことはなかったけれど、映画だけでも充分楽しむことができたので、アニメ観ていない方でも全然気軽に観に行くことができる作品です。
20代女性
★★★★☆星4
ウルトラマンは初代から見ていますが、昭和の雰囲気が漂い懐かしさがこみ上げてきました。
ウルトラマンが山の中に登場した時は本当に日常に馴染んでいる感じがして、映画館を出たら山の上にいるんじゃないかと錯覚してしまうくらいでした。
怪物と人間では力の差がはっきりしています。
それでも「人類には賢明なところもある。そう簡単にはいかんぞ」と仲間と知恵を出し合い協力していく姿は感動します。
困難な事があっても1人1人の力は弱くても協力すればなんとかなる、と元気をもらえました。
戦闘シーンの曲もテンポがよくてマッチしています。
特に序盤にウルトラマンが高速回転からキックを繰り出すシーンは目を見開いて体も自然と動いてしまいました。
全体的に面白かったのですがウルトラマンの「シュワッチ」というセリフが大好きなのでそこがなかった事は残念でした。
昭和の童心に戻りながら楽しめた映画でした。
40代女性
*映画「シン・ウルトラマン」のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。
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『シン・ウルトラマン』のあらすじ
(以下、映画「シン・ウルトラマン」のあらすじです。)
『シン・ウルトラマン』のあらすじ|禍威獣(カイジュウ)が次々と出現する日本
日本に禍威獣(カイジュウ)と呼ばれる巨大生物が次々と出現し、国民は危険な状況に陥っていました。
政府は「禍威獣特設対策室専従班」通称「禍特対(カトクタイ)」を設立し、禍威獣から人々を守るため対策を練っていました。
「ネロンガ」と呼ばれる禍威獣が現れ、隊員の神永は逃げ遅れた子供を保護するため現場を訪れます。
しかし、突如謎の銀色の巨人が出現し、光線によってネロンガを粉砕しました。
巨人の対策のために禍特対に配属された分析官の浅見によって巨人は「ウルトラマン」と名付けられました。
『シン・ウルトラマン』のあらすじ|ニセウルトラマンの出現
禍威獣ガボラの持つ放射線が周りに影響を与えないように宇宙でガボラを処理したウルトラマンに対して、政府はウルトラマンに対して味方ではないかと考えますが、続いて現れたザラブ星人がウルトラマンの正体である神永を監禁し、偽のウルトラマンを出現させ、街を破壊します。
ザラブ星人の企みによってまんまとウルトラマンがやはり敵だと騙された政府は、高い知能を持ち日本との友好条約を持ち掛けるザラブ星人の提案によりウルトラマンを抹殺する計画を立てます。
ですが、特殊塗料によって居場所を伝え、浅見によって救出された神永はベータカプセルによって変身し、ニセウルトラマンとザラブ星人を倒しました。
『シン・ウルトラマン』のあらすじ|メフィラス星人の思惑
政府によって追われた神永と浅見でしたが、突如巨大化した浅見が出現し、町は騒然となります。
メフィラス星人がウルトラマンの変身原理と同じベータシステムを使い、浅見を巨大化させていたのです。
政府に対し外星人から人間を巨大化させ自衛すべきと伝え、ベータボックスを譲る条約を結ぶことを提案します。
彼らの思惑は地球人をシステムによって強力な兵器として利用することでした。
神永にも協力を求めるメフィラスでしたが、神永はこれを拒否し、政府が受け取る前にベーターボックスを奪う作戦を計画します。
隠されたベータ―ボックスを浅見の匂いを頼りに奪うことに成功し、メフィラスとの一騎打ちが始まります。
しかし、両者互角の戦いで次第にウルトラマンの体力は奪われて行きました。
そんな中、メフィラスは何者かの気配を感じ突如戦いを止めて、姿を消しました。
以上、「シン・ウルトラマン」のあらすじでした。
果たして、なぜメフィラスは突如戦いをやめたのか?
そして、ウルトラマンと地球の運命はどうなってしまうのか?
結末が気になる方は、実際に映画を観る事をオススメします。