『アベンジャーズ/エンドゲーム』がひどいと言われる理由4つ!死亡キャラクターについても解説
2019年4月26日公開の映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)11年の集大成として制作されたシリーズ第22作目。
前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でサノスによって宇宙の半分が消し去られた絶望的な結末から物語は始まり、残されたヒーローたちが再び立ち上がる姿を描きます。
シリーズ集大成も相まって世界中で記録的なヒットを飛ばし、全世界興行収入は約28億ドル(約3000億円)に到達。
公開当時は『アバター』を超えて歴代1位の興行収入を記録しました。
目次
ひどいと言われる4つの理由を解説
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、アベンジャーズシリーズの集大成として2019年に公開されました。
前作がまさかの事実上のアベンジャーズの敗北が描かれたこともあり、大きな期待が集まっていました。
結果的に全世界の興行収入が約27億ドルを超える記録的なヒット作品となりました。
が、作品の中身について一部では「ひどい」という声があがる結果となりました。
では、なぜ映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』はひどいと言われてしまうのか。その理由は4つあると考察されます。
管理人
ひどい理由①上映時間の長さ
1つ目の理由は、「上映時間の長さ」です。
これまでのMCUシリーズの上映時間は約120分~140分でした。
が、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は上映時間181分と3時間を超える長丁場の作品となっており、MCUシリーズで最長の作品になりました。
そのため、この長さに慣れていない方が多く退屈に感じられてしまったため、ひどいという感想に繋がったと考察できます。
また、前半に関しては、サノスによって人口の半分が消滅してしまった後の世界が描かれることからかなりシリアスな展開になっており、従来のMCU作品とは毛色が違う雰囲気になっていることから拒否反応を示す方が多くいたことも要因になっていると考えられます。
管理人
ひどい理由②アクションシーンの少なさ
2つ目の理由は、「アクションシーンの少なさ」です。
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は量子世界を利用してタイムトラベルを行い、インフィニティストーンを回収する様子が中盤までメインで描かれます。
最終決戦では、アベンジャーズが勢ぞろいして戦う様子が描かれるものの、従来の作品よりはアクションシーンが少ないです。
そんなアクションシーンが少ないのに物足りなく感じてしまった方がいたため「ひどい」という感想に繋がったと考察できます。
管理人
ひどい理由③キャラクターの崩壊
3つ目の理由は、「キャラクターの崩壊」です。
エンドゲームの前半で、雷神ソーは、引きこもりの生活を送っており、ピザを食べながらアルコール中毒者のような姿になってしまっていました。
鍛え抜かれた身体はビール腹になっています。
これまでのイメージとは違いソーのキャラクターが崩壊した姿にファンはショックを受けてしまったため、「ひどい」という感想に繋がったと考察できます。
両親、そして義理の弟であるロキを失い、自身の王国であるアスガルドも失ってしまったソーの精神状態を考えると、無理もないのかもしれません。
が、強靭なイメージが強かったソーだけに、コミカルないじられキャラのような姿を観るのは、ファンにとってはショックが大きかったのかもしれません。
管理人
ひどい理由④タイムトラベルという設定
4つ目の理由は、「タイムトラベルの設定」にあります。
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、アントマンの提案によって量子力学を利用し、タイムトラベルを行ってこれまでのインフィニティストーンを回収し、サノスのデシメーションによって失った人々を取り戻すという展開になっていきます。
が、このタイムトラベルについては、タイムパラドックスの影響を受けないという設定になっています。
この都合の良い設定について懐疑的な意見を持つ方が多くおり、「ひどい」という感想に繋がったと考察できます。
管理人
『アベンジャーズ/エンドゲーム』における主要キャラクターの死亡まとめ
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』で死んでしまった4人のキャラクターをまとめました。
死亡キャラクター①ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)
スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフ。
ソウルストーンの回収を担当しており、惑星ヴォ―ミアへとホークアイことクリントと一緒に向かいます。
愛する者を犠牲にしなければならないということから、自らの命を犠牲にして、ソウルストーンを回収するという衝撃の死を遂げてしまいます。
死亡キャラクター②トニー・スターク(アイアンマン)
ロバート・ダウニー・Jr演じるアイアンマンことトニー・スターク。
6つのストーンを手に入れ、デシメーションを行い、サノスの軍団を倒すことに成功しますが、その強大なパワーの反動によって名誉の死を遂げてしまいます。
死亡キャラクター③サノス
ジョシュ・ブローリン演じるサノス。
2023年においてはソーに首を斬られて殺害され、2014年の過去から現れたサノスに関しても、アイアンマンのデシメーションによって死亡しています。
その他、2014年の過去から現れたエボニー・マウ、カル・オブシディアン、プロキシマ・ミッドナイト、コーヴァス・グレイブも同じくアイアンマンのデシメーションによって死亡しています。
死亡キャラクター④アキヒコ
映画冒頭で登場する真田広之演じる日本のヤクザ・アキヒコ。
家族がデシメーションによって消滅し浪人となっていたホークアイことクリントによって、首元をぱっくりと斬られ、死亡しています。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のあらすじ
(以下、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のあらすじです。)
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のあらすじ|量子力学のよるタイムトラベルの計画を立てるアベンジャーズ
サノスによるデシメーションによって、全宇宙の生命の半分が消えてしまってから3週間の月日が経ち、宇宙を漂流していたトニー・スタークことアイアンマンとネビュラは、SHEILDのフューリーからのシグナルを受信したキャプテンマーベルによって救出され、地球に戻ることが出来ました。
キャプテンアメリカなど残されたアベンジャーズたちは、隠居生活を送っていたサノスの居場所を突き止めますが、すでにサノスによってインフィニティストーンは消滅されており、息の根を止めることが出来たものの消えてしまった仲間を救うことは出来ませんでした。
それから5年の月日が経ち、それぞれの生活を送っていたアベンジャーズのもとに量子世界から脱出することに成功したアントマンから量子力学を利用したタイムトラベルの提案があり、ブルース・バナー、そしてトニーによって装置を開発することに成功します。
自堕落な生活を送り、見るも無残な状態になっていたソー、家族を失ったことにより自暴自棄になっていたホークアイも集結し、一行はインフィニティストーンを回収するために過去の世界へと向かうことになります。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のあらすじ|インフィニティストーンの回収
2012年のニューヨークでは、ブルース・バナーがエンシェントワンからタイムストーンを預かることに成功、キャプテンアメリカとアイアンマンもスペースストーン、マインドストーンを回収する事に成功します。
2013年のアスガルドにロケットとともに舞い降りたソーは、全てを察した今は亡き母フリッガからの温かい言葉を受け、戦士としての自身を取り戻し、リアリティストーンと武器のムジョルニアの回収にも成功します。
続く2014年の惑星モラグを訪れたネビュラとロ―ディがパワーストーンを回収し、ローディは一足先に地球へと戻りますが、サイボーグであるため未来の自分が来たことにより、記憶ファイルが混戦してしまった2014年のネビュラはサノスによって捕らえられ、未来のアベンジャーズの計画をサノスが知ってしまうのでした。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のあらすじ|迎えるサノスとの最終決戦
2014年の惑星ヴォーミアに向かったブラックウィドウとホークアイは、待ち構えていたレッドスカルからソウルストーンを入手するためには愛する者を犠牲にしなければならないと聞かされ、苦悩します。
家族を失った深い悲しみを味わったホークアイを守るために自ら犠牲になることを決めたブラックウィドウは崖から飛び降り、命を落とします。
ナターシャの犠牲によって全てのインフィニティストーンを回収したアベンジャーズ。
ガントレットを嵌めたハルクがデシメーションを行い、失った者たちの命を取り戻すことに成功しますが、ネビュラのデータから情報を入手したサノスの軍勢がアベンジャーズを襲うのでした。
果たして、サノスを倒し、平和な世界を取り戻すことが出来るのか?
結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|崩壊してしまったアベンジャーズの再生が描かれるシリーズ最大の超大作
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、マーベルシネマティックユニバースの22作品目の作品となります。
マーベルの人気ヒーローたちが同じ世界観で活躍する姿を描いています。
全世界で興行収入27億ドルを超える驚異的なヒットを飛ばした映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』。
ですが、アベンジャーズシリーズの一応の完結編ということもあり、上映時間3時間超えの超大作となっています。
インフィニティストーンによるサノスのデシメーションによって、全宇宙の生命の半分が消滅してしまった後の世界が描かれていきます。
アベンジャーズが事実上の敗北を喫した後ということもあり、全体的に絶望感が漂っており、サノスを倒したもののインフィニティストーンが破壊されていたことから失った人々が戻ってくることはなく、それぞれが苦悩を抱えながら、その後の5年間生活をしていた様子が描かれ、これまでの作品にはない重苦しい空気に驚いた方も多いのではないでしょうか?
管理人
我が子のような存在だったスパイダーマンことピーター・パーカーを失ったアイアンマンの絶望感。
そして、特に印象的なのが、アスガルドを失い、家族を失ったことから酒浸りの生活になってしまったソーの姿です。
お腹は中年男性のようなビール腹になっており、ショックを受けた方も多いと思います。
それだけサノスとの戦いの影響が強かったことをリアルに表現している点が、エンドゲームが他のヒーロー映画と一線を画す点だと感じます。
そんな重苦しい雰囲気の前半ですが、量子力学によるタイムトラベルをスコット・ラングことアントマンが提案したことによって、解決の糸口が見え、少しずつ和らいでいき、崩壊したアベンジャーズが徐々に再生していく姿が描かれます。
管理人
タイムトラベルによりインフィニティストーンを回収していく過程で、まさかのブラック・ウィドウことナターシャが死亡してしまうという衝撃の展開がありつつ、映画のクライマックスでは遂にサノス軍勢とアベンジャーズの全面戦争がスタートしていきます。
このクライマックスまで、これまでのようなアクションシーンがなかったことから物足りなく感じてしまった方も多かったかもしれませんが、これまでのキャラクターが集結し、激しいバトルを繰り広げるこのシーンの迫力はすさまじいものがあります。
そして、アイアンマンがデシメーションを行い、サノス軍勢を消滅させ、失ったものの命を取り戻したものの、デシメーションの反動によってアイアンマンが名誉の死を遂げてしまうというブラックウィドウに続く衝撃の展開が待ち受けます。
人気キャラクター二人がまさかの死を遂げてしまうという事態には驚かされますが、アベンジャーズシリーズのラストに相応しい超大作になっています。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の皆んなの口コミ評判レビュー
★★★★★星5
キャプテン・マーベルが一番強いと再確認できた作品です。
女性キャラクターが活躍するシーンが多かったので楽しかったです。
ブラック・ウィドウはハルクと結婚してほしかったですが、彼女らしい最後と言えば最後でした。
アイアンマンが犠牲になるしかないのかなと思い、私自身ドクターストレンジのように何度も考えましたが、やはりこの終わり方になるのかなとも思います。
「アイアンマン1」から全作品お付き合いしましたが、もう10年以上になるのかと思いました。
エンドゲームという名前に相応しい内容で、それぞれのキャラクターがきちんと作用していて、すべてにおいて愛おしい時間でした。
見終わった後は一つの仕事をやり切ったような感覚になります。
50代女性
★★★★☆星4
前作の「インフィニティ・ウォー」でサノスが指を鳴らしたことで、アベンジャーズも人類も半分減ってしまい、「エンドゲーム」で復活するのかどうかドキドキしていました。
お気に入りのガーディアンズのグルートや、スパイダーマン等が復活し、アベンジャーズが相当、苦戦しながらも一致団結してサノスを倒せたのは満足でしたが・・・。
妻子もいたトニー(アイアンマン)が帰らぬ人になったこと、スティーブ(キャプテン・アメリカ)が年老いてサムに盾を渡したことなど、何だかもの悲しさが残った分、星マイナス1です。
ご都合主義でもアベンジャーズ全員、幸せな生活に戻ったり、引き続きヒーローとして活躍してほしかったです。
アベンジャーズシリーズは、全編ヒーローも完全無敵ではなかったり、見解の違いから敵対してしまったり、敵の野望も全く理解できないものではなかったりと、迫力あるアクションを楽しみつつ、考えさせられることも多かったです。
40代女性
★★★★★星5
アベンジャーズシリーズの最終章。
アイアンマンや、キャプテンアメリカの映画からずっと見続けてるマーベルシリーズだったのですごい楽しみでした。
特にアイアンマンファンの僕からすると、今までの伏線回収だったり、BGM、セリフ、一つ一つが感動しました。
3時間という長尺ではあるのですが、一回も飽きずに見られました。
アメコミが好きな僕からしたらアベンジャーズは僕の中で最高のヒーローです。
今まで観てきた映画の中でもダントツで1番でした。
アベンジャーズ エンドゲームを映画館で観られた事。
あの瞬間に立ち会えたことに感謝しています。
20代男性
★★★★★星5
私は根っからのアイアンマンファンで、アイアンマンから、色々なMARVEL作品を見ていきました。
まず出だしでアイアンマンが生きながらえていることに嬉しさがありました。
無事に地球に送り届けてくれたキャプテンマーベルにも感謝です。
その後のストーリーは過去に戻ってストーンを一旦借りて、消えた皆を取り戻した後に元に戻しに行くというのがストーリーですが、過去に戻った時に色んな作品の過去をいっているような感覚で見ていてとても面白かったです。
過去作品を見ているからこそ楽しめるシーンだと思います。
正直、何度観ても最後のアイアンマンのシーンは大号泣です。
スパイダーマンとも、ペッパーとも、お別れの話をするあのシーンはボロボロ涙が出ます。
それと、最後の最後、キャプテンアメリカが、過去に戻って自分が冷凍保存されなかった場合の人生をしてきておじいさんになっても帰ってきたとわかった瞬間の鳥肌も、物凄かったです。
自分の盾も次の世代へ継承するシーンも感動しました。
エンドゲームはとにかく、感動と涙の連続でした。
20代女性
★★★★★星5
初めてマーベル作品に出会った時はすでに『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開されてからでした。
面白いと会社の同僚に聞き時系列や見るべきポイントを教えてもらい最初の『キャプテン・アメリカ』から映画を見始めすぐにマーベル作品の虜になりました。
エンドゲームをどうしても映画館で見たいと思ったため2週間くらいでその時に出ていた作品は全て見ていざ映画館へ。
作品を見終えたばかりなのでエンドゲームの話が初めからすぐに入ってきてあっという間に終わりました。
1番良かった所は最後のアベンジャーズの生き残った者達対サノス軍団で戦いをしていたが途中で生き返ったアベンジャーズチームが合流して戦いに参加した所で音楽もあいまって興奮しました。
まさか最後にアイアンマンが死んでしまうとは思いませんでしたがそれはそれで良い作品として伝説のキャラクターになったと思います!
30代男性
*映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。