映画『ブラックナイトパレード』の原作漫画は完結せずに打ち切り?つまらないとの声や続編などを考察解説
2022年12月13日公開の映画『ブラックナイトパレード』。
『今日から俺は!!』や『新解釈・三國志』など数々のコメディ作品を手掛けてきた福田雄一監督作品です。
原作は中村光による2016年〜週刊少年ジャンプで連載された作品で、吉沢亮が主演を務めました。
映画『ブラックナイトパレード』の口コミ評判レビューには、
- キャストが豪華
- 想像以上に笑えた
- 福田監督作品にしては笑いや小ネタが少な目
- 少し物足りなさが残る映画だった
- テンポもよく、ギャグシーンもかなり笑える
- 原作未読のため、ちょっとわかりにくい部分もあった
- ビジュアルも音楽も最高で世界観に引き込まれた
- 俳優推しや監督推しの方は観て損はない
という声が多数集まっています。
- 映画『ブラックナイトパレード』の原作漫画は完結せずに打ち切り?
- 映画『ブラックナイトパレード』がつまらないと言われる理由について
- 映画『ブラックナイトパレード』の帽子さんやネズミの正体、続編について考察解説
- 映画『ブラックナイトパレード』のあらすじ
- 映画『ブラックナイトパレード』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
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目次
映画『ブラックナイトパレード』の原作漫画は完結せずに打ち切り?
映画『ブラックナイトパレード』ですが、日本の女性漫画家である中村光さんの代表作である原作漫画を実写映画化した作品です。
そんな原作漫画ですが、ストーリーが完結せずに打ち切りになったという噂がありますが、真相はどうなのでしょうか?
結論から言いますと、原作漫画は現在も完結しておらず、連載中の作品となっています。
管理人
2016年に週刊誌である集英社の「週刊ヤングジャンプ」にて連載がスタートし、その後の2019年10月号からは同じく集英社の月刊誌である「ウルトラジャンプ」に移籍し、現在も連載中となっており、2023年8月時点で8巻まで単行本が出版されています。
連載中にも関わらず、なぜ打ち切りという噂が出ていたのでしょうか?
その理由は2021年8月から休載になっていたことが原因だと考えられます。
管理人
映画『ブラックナイトパレード』は前述したように2019年10月号からは月刊誌である「ウルトラジャンプ」で連載中でしたが、2021年8月から作者の中村光さんが育児休暇をとられるということで休載となりました。
ちなみに中村光さんが当時連載中であった人気漫画『聖☆おにいさん』も映画『ブラックナイトパレード』同様に休載という流れとなりました。
その後、中村先生は2022年1月号から再び連載をスタートさせましたが、育児休暇での休載ということを知らずに「ウルトラジャンプ」を読んだ漫画ファンが誌面に『ブラックナイトパレード』が掲載していない状況を打ち切りになったと勘違いし、今回の噂につながったと考察出来ます。
月刊誌での連載で作品が進むスピードが週刊誌ほど早くはありませんが、続きが気になる9巻は、これまで2巻と5巻を除くその他の巻が全て12月に発売されているというデータから、2023年12月には発売されるのではないか?と予想されています。
管理人
ちょうどクリスマスに差し掛かる時期かと思うので、作品を読むのにもぴったりな季節になるのではないでしょうか?
映画『ブラックナイトパレード』がつまらないと言われる理由について
映画『ブラックナイトパレード』はクリスマスを題材にした作品ということで2022年12月に公開されました。
そして、『THE FIRST SLAM DUNK』や『すずめの戸締まり』、そして『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』といった名だたる強豪作品に囲まれる中、週間興行収入ランキングで初登場4位という大健闘な結果を見せました。
コミカルな役柄を演じた吉沢亮や中川大志、橋本環奈といった若手人気キャストの演技を評価する声が挙がっています。
管理人
原作を知らない映画ファンからもまずまずの評価を受けました。
そんな映画『ブラックナイトパレード』ですが、映画を観た感想の中には「つまらない」という感想を持つ方も多数います。
なぜ、そのようなマイナスな感想を持たれてしまうのか考察してみます。
その理由は大きく分けて2つあると考察出来ます。
管理人
つまらない理由①|独特の笑いのセンス
まず、1つ目の理由は「福田雄一監督の笑いのセンス」です。
監督を務めた福田雄一さんは、これまでドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズや映画『銀魂』や『今日から俺は!!』など、数多くのヒット作品を発表してきたヒットメーカーで、ムロツヨシさんや佐藤二朗さんといった福田作品御馴染みのキャストを使った独特のシュールな笑いが特徴の監督となっています。
映画『ブラックナイトパレード』でも、橋本環奈さん演じる北条志乃が実はスキンヘッドだったという衝撃のシーンや、佐藤二朗さん扮するコンビニ店長やムロツヨシさん演じる帽子さんによる独特なお笑いのシーンが盛り込まれています。
ですが、笑いには当然好みがあり、福田監督のお笑いセンスについていけない方や何が面白いのか全く分からないという方も一定数いますよね。
そこで、「つまらない」という感想につながったのではないかと考察出来ます。
管理人
これまでの福田監督の代表作を鑑賞して自分とは笑いのセンスが合わないという方は、注意して鑑賞することをオススメします。
つまらない理由②|消化不良なストーリー
2つ目の理由は「消化不良なストーリー」です。
映画『ブラックナイトパレード』は、現在も連載中の漫画「ブラックナイトパレード」を原作とした映画となります。
しかし、クネヒトは一体何者なのか?やなぜネズミはクリスマスを嫌っているのか?なぜ赤いサンタは殺されてしまったのか?など、謎に包まれたまま作品が終わってしまっています。
なので、消化不良に感じてしまう方が多くおられたのではないでしょうか。
そこで、「つまらない」という感想につながったのではないか?と考察出来ます。
管理人
また、そもそも「サンタクロースハウス」はどうやって収益を得て会社を経営しているのか?などといったツッコミどころもありますよね。
作品の完成度を疑問視する方が多くいた点も、ネガティブな感想につながった原因だと思います。
ブラックナイトパレード|帽子さんやネズミの正体、続編についても考察解説
映画『ブラックナイトパレード』には、ひょんなことから「サンタクロースハウス」に入社が決まってしまった主人公である日野三春の他に、顔がなく黒いサンタクロースの格好をしているサンタクロースハウスの社長クネヒト、天才的ハッキング能力を持つ美少女・北条志乃など、数多くの個性的なキャラクターが登場します。
その中でも特に印象的なキャラクターが石炭課の帽子さん。三春の上司にあたる可愛らしいサンタクロースの帽子のようなルックスが特徴的です。
そして、クリスマスを憎み、サンタクロースたちを襲うネズミたちも印象的ですよね。
そんな印象的な「帽子さん」、そして「ネズミ」という二つのキャラクターの正体は一体何なのでしょうか?
管理人
帽子さんの正体は?演じていたのはムロツヨシ
工場を務める可愛らしいルックスが印象的な帽子さんですが、喋り方や態度はおっさんそのもので可愛らしさのかけらもありません。
三春への上司としての対応もパワハラ気味ですし、腕毛ももじゃもじゃで中身は昭和カタギのおっさんなのかもしれませんが、その正体については映画で明かされることはありません。
ただ、映画『ブラックナイトパレード』で帽子さんを演じたのが俳優のムロツヨシさんです。
管理人
なので、おそらく40代~50代くらいのおっさんを想定していると考察出来ます。
ちなみに帽子さんの中身は体臭も凄いらしく、ネズミを寄せ付けないという特殊な効果があるようです。
ネズミが寄せ付けないとのことですので、どのくらい酷い匂いなのか気になりますね。
そんな帽子さんの周りには仕事をサポートする子帽子たちがいますが、この子帽子たちを従わせるために実は帽子さんの着ぐるみは子帽子たちの親の皮を使った素材で出来ているという恐ろしい裏話が原作には登場します。
こういったダークなエピソードも映画『ブラックナイトパレード』の魅力の一つかもしれません。
ネズミの正体
近作の悪役として登場するネズミ。
クリスマスとサンタクロースを憎んでおり、三春たちの前に立ちはだかります。
しかし、残念ながら映画ではなぜネズミがクリスマスとサンタクロースを憎んでいるのかは明かされていません。
したがって、その正体も分からないままになっています。
管理人
現在8巻まで連載中の原作漫画では、ネズミの正体が映画では登場しなかったサンタクロースハウスの創設者であるドロッセルマイヤーが、トナカイたちの死体を利用して作ったものであるという、これまたダークなエピソードが展開されているようです。
気になった方は原作漫画を読んでみることをオススメします。
映画『ブラックナイトパレード』の続編はある?
映画『ブラックナイトパレード』は映画の後半で、トナカイ試験の実技試験を受けることになった三春が、ネズミたちからの襲撃に遭いながらも、志乃、鉄平、そして、カイザーという仲間の協力をあり、無事に子供たち全員にプレゼントを配り終わり、無事にトナカイ試験に合格します。
その後、赤いサンタクロースの肖像画が三春の父親にそっくりだったことから、父親が赤いサンタクロースだったことを知った三春がサンタクロースを目指すという続編を予感させるラストシーンで映画は終わりを迎えます。
果たして続編の予定はあるのでしょうか?
管理人
結論から言うと、2023年8月現在続編が公開されるという予定はありません。
映画自体が昨年の2022年12月23日に公開され、5月17日にBlu-ray・DVD化されたばかりです。
なので、続編が公開されるにしても、もう少し先のことになりそうです。
続編が公開されるにあたっては、当然映画自体がヒットしているかどうかが大きな判断基準となります。
映画『ブラックナイトパレード』は公開週の映画ランキングで第4位にランクインする好調な滑り出しを見せたものの、興行収入10億円に届かない結果となったため、大ヒットと呼ぶには遠い数字となってしまいました。
そのため、続編がそもそも企画されるかどうかも厳しいところがあるかもしれません。
管理人
5月に発売されたBlu-ray・DVDが爆発的なヒットとなり、再注目されれば話は違うかもしれませんが、Blu-ray・DVDの売れ行きもそこまでのヒットではないため現状では続編が公開される可能性はかなり低いと思われます。
もし続編が公開されるにしても、映画『ブラックナイトパレード』ほど予算をかけて大々的な宣伝を行った作品にはならずに映画『ブラックナイトパレード』よりも大幅にスケールダウンする可能性も高いと思うので、続編については期待せずにいる方が良いかもしれません。
映画『ブラックナイトパレード』のあらすじ
(以下、映画『ブラックナイトパレード』のあらすじです。)
『ブラックナイトパレード』のあらすじ|サンタクロースハウスに就職した日野三春
大学受験にも就職活動にも失敗してしまった主人公の日野三春はコンビニのアルバイトで生計を立てていました。
クリスマスで世間が浮かれ気分の中、同僚のカイザーには嫌みを言われ、バイト先の店長にも怒られてしまい、やさぐれながら帰りに近くのホルモン屋さんに立ち寄りました。
そこで出くわした黒いサンタクロースの格好をした怪しい男クネヒトに連れ去られてしまい、目が覚めるとクネヒトが経営する「サンタクロースハウス」という子どもたちにクリスマスプレゼントを配る会社にいました。
怪しみながらも、手取り30万円という好条件に惹かれ、バイトを無断欠勤したことからコンビニ店長から鬼電が来ていたこともあり就職することを決めます。
料理長のサンタ・古平鉄平と天才的なハッキング能力を活かし、良い子・悪い子の判別を行うサンタ・北条志乃から会社について紹介を受けた三春は悪い子向けのおもちゃを作る石炭課という部署に配属され、真面目な仕事振りによって工場長の帽子さんや同僚からも一目置かれるようになりました。
『ブラックナイトパレード』のあらすじ|トナカイ試験への挑戦
仕事を真面目にこなす三春でしたが、悪い子にプレゼントを渡す際のがっかり指数をシュミレーションする石炭課での三春の仕事は精神的に負担がありました。
そんな時、会社の花形であるトナカイ部署の試験があることを知った三春は1,000万円という高額の手当に惹かれ、鉄平や志乃とともに試験に申し込むことにしました。
試験会場に向かうと、講師を務めていたのはなぜか同僚のカイザーでした。実は三春が勤めていたコンビニはサンタクロースの名門養成所として有名で、知らないままに三春はサンタクロ—スとしての育成をされており、コンビニの店長も養成所の所長だったのです。
一次試験は腕相撲であっさりと負けてしまいますが、適性があると認められなぜか合格となります。
そんな三春に対してクネヒトはトナカイでなく赤いサンタクロースに向いていると伝えます。
赤いサンタクロースは19年前にクリスマスを憎むネズミによって殺されてしまい、クリスマス存亡の危機が迫っていると聞いた三春は命を狙われたくないと断りますが、カイザーが自分と身代わりとなりネズミたちに狙われていることを知ります。
『ブラックナイトパレード』のあらすじ|三春たちに迫りくるネズミの大群
三春が急いでカイザーの部屋に向かうと、ネズミの大群が押し寄せていました。
三春はフライパン片手にネズミに立ち向かいますが、すぐに吹っ飛ばされてしまいます。
一人で次々とネズミを倒していくカイザーは実はカイザーは自身のバイトの大きな失敗を助けてくれた三春に強い感謝の気持ちを抱いており、借りを返したいと思っていたのです。
トナカイ試験の実技が行われることになり、三春、鉄平、志乃、そして、カイザーの四人一組で膨大な数のプレゼントを明け方までに子どもたちに配り終えることを命じられます。
四人で協力し、犯罪すれすれの配達方法によって残りはあと一人となりました。
明け方が近付く中、三春とカイザーが高層マンションを登っているとまたしてもネズミの大群が襲ってきて、マンションから落とされてしまうのでした。
以上、映画『ブラックナイトパレード』のあらすじでした。
果たして、三春は無事にトナカイ試験を合格することが出来るのか?
結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。
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映画『ブラックナイトパレード』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画『ブラックナイトパレード』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|中村光の原作漫画を福田雄一監督が実写映画化したファンタジーコメディ作品
映画『ブラックナイトパレード』は「荒川アンダーザブリッジ」や「聖☆おにいさん」などで知られるギャグ漫画家 中村光さんの漫画「ブラックナイトパレード」を実写映画化した作品です。
監督を務めたのは『銀魂』、『今日から俺は!!』、『斉木楠雄の災難』など漫画原作の映画を数多く手がけるヒットメーカー福田雄一監督です。
福田監督が中村光さんの漫画を実写化するのはテレビドラマ「聖☆おにいさん」以来、二度目ですが、近作でも原作の設定を活かしつつも福田監督らしい笑いがちりばめられた作品となっています。
ストーリーは就職活動に失敗し、コンビニでアルバイト生活を送るフリーターの主人公・日野三春が謎の黒いサンタクロース・クネヒトに連れ去られ、サンタクロースハウスと呼ばれるサンタクロースになって、子どもたちにクリスマスプレゼントを配る会社に就職するところから大きく展開していきます。
そこで様々なサンタクロースの業務がコミカルに描かれていきます。
管理人
登場するムロツヨシさん演じる可愛いルックスながら中味はおっさんの帽子さん、天才的なハッキング能力で子どもの手紙の筆跡から住所特定、更に良い子なのか悪い子なのかまで判別していく橋本環奈さん演じる北条志乃、いつも冷静沈着なまとめ役である渡邊圭祐さん演じる古谷鉄平、見た目や生活はチャラいが仲間思いのカイザーなど個性豊かなキャラクターも登場し、独自の世界観に引き込まれていきます。
三春を演じた吉沢亮さん、そしてカイザーを演じた中川大志さんなど普段かっこいい役柄を演じることの多いイケメン俳優が、映画『ブラックナイトパレード』では三枚目の役柄をコミカルに演じている点もこの作品の大きな魅力だと思います。
会社の花形部署であるトナカイ部署の試験を受けることになった三春、カイザー、鉄平、志乃は実技試験として明け方までに子どもたちにプレゼントを配るという指令を受けてタイムリミットが迫る中、協力してプレゼントを配っていきますクリスマスを憎み、赤いサンタクロースを殺したと言われているネズミの大群が彼らを襲い、行く手を阻みます。
このネズミたちのボスはモンスターのようなルックスになっており、大群たちの描写も少しホラー映画っぽくなっているのでネズミが苦手な方は注意が必要です。
管理人
一度は撤退した一行でしたが、再びネズミたちと格闘しながらプレゼント運びを決行し、トナカイ部署のリーダーであるルドルフの助けもあり、実技試験を見事クリアし、晴れて四人ともトナカイ部署試験に合格するのでした。
ラストには実はネズミに殺された赤いサンタクロースが三春の父親であると暗示させるシーンがあり、続編を予感させて映画は終わりを迎えます。
ストーリーの合間に福田作品にはお馴染みの佐藤二郎さん演じるコンビニ店長のシュールなやりとりや志乃が実はスキンヘッドだったという衝撃のシーンがあったりと福田監督らしい笑いが盛り込まれており、福田監督のファンは必見の作品になっています。
細かいことを考えずに映画を観て思いっきり笑いたいという方にオススメしたい作品です。
映画『ブラックナイトパレード』のみんなの口コミ評判レビュー
映画『ブラックナイトパレード』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「福田雄一監督らしいテンポの良い展開と笑いのセンスに引き込まれた」「コメディとファンタジーの要素を組み合わせた、楽しくてハチャメチャな作品」「気楽に楽しく見ると思えば、ちょうどいい作品」「原作通りに実写化されており、漫画はもちろん映画としてもとても楽しめた」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★☆☆星3
『ブラックナイトパレード』の原作は「聖☆おにいさん」で有名な中村光です。
吉沢亮演じる元コンビニバイトの冴えない青年がクリスマスに突如拉致され、黒いサンタクロースしかいない秘密組織で働かされる話で、息をも継がせず繰り出されるシュールなギャグの数々には抱腹絶倒でした。
橋本環奈が演じるヒロインの志乃も可愛いだけじゃない魅力をよく表現しており、頭を空っぽにして見れるドタバタコメディーに仕上がっていました。
一方で現実のブラック企業やクリスマス商戦を皮肉ったネタは毒が利いており、クリスマスに良い思い出がある人もそうじゃない人も、今一度その意義を考えさせられます。
従来のサンタクロースと一線を画す黒い衣装に最初は違和感を覚えますが、慣れてくるとこれはこれでいいなと感じました。
30代女性
★★★★☆星4
まず、原作の漫画が面白いです。「聖☆おにいさん」、「荒川アンダーザブリッジ」の中村光なので間違いない面白さ。
過去2作も実写化されており、面白かったので実写映画にも期待できました。
キャストも原作にかなり近く、メインキャラクターの顔が良いです。
話も原作通りに実写化されており、漫画はもちろん映画としてもとても楽しめました。
テンポもよく、ギャグシーンもかなり笑えます。橋本環奈さんの鉄板の変顔も決まっていて、女優として体張ってるなと感じました。
難しい内容ではないので気軽に観れ、続きが気になるような感じで終わったので、続編を期待しています。
20代女性
★★★☆☆星3
福田雄一監督作品に数多く出演してきた吉沢亮さんの初主演、更にこちらも常連である橋本環奈さんや中川大志さんも出演するという公開前からとても話題になった作品です。
私自身も原作を読んでいたため、作風がとても福田監督とマッチするなと感じましたし、ビジュアル含めてとても期待値が高いものでした。
結論からいうと、良くも悪くもない作品でした。内容も120分にまとめられており、特に前半部分は原作にとても忠実です。
吉沢さんのとても綺麗な顔とは裏腹に、三春の情けない役柄が非常に合っており、原作から飛び出してきたかのような姿に驚きました。
橋本さん演じる志乃、中川さん演じるカイザー共にコメディー演技がすごく上手く、映画館でもつい笑いが起こるほどです。
ですが、顔芸が多いため一度観ると飽きてしまう類の笑いではありました。
後半は原作のお話を生かしつつ映画用にアレンジを加えていたのですが、こちらも盛り上がりに欠けると感じました。
元々アクションやバトルをする漫画ではないため仕方ない部分もあるとは思いますが、映画にねずみと戦うシーンを入れた以上は何か引き込まれるポイントがあって欲しかったです。
少なくとも、「このシーンいる?」と思わない程度には…。
全体を通して面白い作品ではありましたが、人にオススメするかと言われると微妙です。
現在は配信があるので別ですが、お金を払ってまで観る必要はないかなと思いました。
ただ、やはり圧倒的ビジュアルと福田作品の独特な間など、俳優推しや監督推しの方は観て損はないです。
20代女性
★★★★★星5
こちら原作を少しだけ読んだこととがあり、とても気になっていました。
冴えない主人公の日野三春役をイケメン俳優の吉沢亮さんが演じられることに驚きましたが、さすが様々な役をこなしてこられただけあって表情豊かな三春が面白くもかわいらしかったです。
ヒロイン的立場の北条志野役に橋本環奈さんでしたが、髪の毛ピンク色だったんだ、と驚きましたが不思議と役柄にぴったりでした。
三春が徹底的にみじめに描かれていました。
内定がもらえなさ過ぎて、クリスマスの日にサンタクロースに就職したことには、不思議ながらあまりロマンチックな印象はなくちょっと不気味な上司と好待遇な職場と同僚たちにこれってやはり現実ではないのでは?と思わせる世界設定がとても面白かったです。
30代女性
★★★★☆星4
『ブラックナイトパレード』は、吉沢亮さんの演技が本当に素晴らしかったです。
彼の表情や声のトーンが、キャラクターの内面を見事に表現していて、感情移入せずにはいられませんでした。
ストーリーも非常に感動的で、人間の葛藤や成長を描いていて、心に響くシーンがたくさんありました。
特に主人公が自身の過去と向き合いながら、自分自身を受け入れていく姿には勇気と希望を感じました。
また、映像美も素晴らしく、暗い雰囲気と美しい映像が絶妙に融合していました。
音楽も映画の世界観にぴったりで、感情を一層引き立てていました。
ただ、一部のシーンが少し長く感じられたり、ストーリーの一部がわかりにくかったりする部分もありました。
それでも全体的には非常に魅力的な作品でした。
吉沢亮さんの演技に加えて、脚本や演出も素晴らしく、心に残る映画体験を提供してくれました。
30代男性
★★☆☆☆星2
福田監督作品が好きで、吉沢亮さんのファンです。原作の漫画は見たことがないので、映画で初めてストーリーを知りました。
クリスマスに起きるドタバタ感を笑える楽しいコメディ映画と思っていましたが親子の愛とか友情とかがあって感動シーンもちらほら。
けど、私が思うに、今回の作品は少々ハズレかな、、、。
福田監督作品にしてはいつもより笑いや小ネタが少な目かなと思います。
過去の監督作品から使いまわしたなーとわかる内容のギャグもあったのですが、それに気づいてる人は少な目なのかいまいち笑いも起こらずな感じでした。
涙涙というほどの感動もいまいちなく、福田組らしいくだらなさ(バカっぽさ?)も控えめで物足りなさが残る映画でした。
30代女性
★★★☆☆星3
キャストが豪華なところに惹かれて、軽い気持ちで見に行きました。
おもしろコメディ映画だとは思っていましたが、想像以上に笑えました。
わたしは原作は読まずに行きましたが、内容が盛りだくさんで、かなりスピーディーに展開します。2時間でオチをつけるには仕方ないのかな?と思いましたが。
キャストはかなりハマっているのではないでしょうか?キャラが立ちすぎなくらいで、寒そうなオーバーリアクションも許せてしまいます。
何もかも振り切ったような環奈ちゃんと中川くんがツボでした。環奈ちゃんの美しさとのギャップもよかったです。
最後まで見ても解決しなかったこと、サンタクロースが殺された理由など、少し疑問も残りました。
いろいろ散らかっている印象もありますので、もし続編ができて、これらが明らかになったら面白いなと思いました。
福田監督作品だと意識したり、壮大な演出などを期待するよりも、気楽に楽しく見ると思えばちょうどいい作品ではないでしょうか?
30代女性
★★★★☆星4
公開初日に映画館で『ブラックナイトパレード』を観ました。
前知識ゼロ、原作をまったく知らない状態で観ましたが、結論から言うととっても面白かったです。
クリスマス映画が好きなので、とにかく雰囲気が最高。毎年クリスマスが近づいてきたら観たい映画の1本になりました。
ビジュアルも音楽も最高で、特に序盤は世界観にぐいぐい引き込まれました。
ちょっと意味深な部分や伏線的な描写もあり、それがまた考えさせられる要素になっていてよかったです。
ただ、原作未読のため、ちょっとわかりにくい部分もあったかな。
そのへんが理解できず、やや中だるみ感もあったかな?でも、まぁこんなもんだろうと映画は映画で楽しめる人は満足できると思います。
終わり方的にまだ続きそうな雰囲気だったので、これ1本できれいに終わる映画じゃないと知っておくとより良いかもしれません!
30代女性
*映画『ブラックナイトパレード』のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。
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