映画『BLUE GIANT』がひどい?実話をもとにした作品なのかも徹底解説してみる【あらすじネタバレや感想評価も】
2023年2月17日公開の映画『BLUE GIANT』。
ビッグコミックにて2013年〜連載中の石塚真一によるジャズをテーマにした漫画をアニメ映画化したものです。
内容としては〜2016年まで連載された、原作漫画の全10巻ある東京編までのストーリーとなっています。
2022年時点ではシリーズ累計発行部数は840万部を記録し、マンガ大賞を多く受賞する以外にもアメトークで紹介されたり、有吉弘行、小峠英二(バイきんぐ)、吉沢亮、岡田准一など多くの芸能人も『BLUE GIANT(ブルージャイアント)』のファンであることを公言しています。
『BLUE GIANT』の口コミ評判レビューには、
- 一言でいうと最高
- ライブのCGのシーンは賛否ありそう
- 原作も読んだことなかったが凄い楽しめた
- CGが気になるというのは確かにあった
- 最高のジャズ映画
- 作画がほんとに傑作
- ラストシーンの演奏はとても感動
- 3Dモデリングの出来は少し気になった
という声が多数集まっています。
- 映画『BLUE GIANT』がひどいと言われる理由
- 映画『BLUE GIANT』は実話をもとにした作品?
- 映画『BLUE GIANT』のあらすじ
- 映画『BLUE GIANT』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
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目次
映画『BLUE GIANT』がひどいと言われる理由には3つあると考察
映画『BLUE GIANT』は、人気漫画家・石塚太一の同名漫画をアニメ映画化したものです。
石塚太一は、小栗旬主演で2011年に映画化もされた『岳』の作者としても知られていますよね。
ジャズを題材にした作品です。
グラミー賞に輝く日本が誇るジャズピアニスト・上原ひろみが担当した劇中の本格的なジャズミュージック、原作漫画全10巻の内容を2時間という上映時間にバランスよくまとめた脚本、山田祐貴や間宮祥太朗など声優陣の熱演を高く評価する声が挙がっています。
しかし、その一方で、ひどいという感想を持つ方もいます。
そこで、なぜ、ひどいと言われるのか考察してみました。理由は3つあると考えられます。
管理人
ひどい理由①|ストーリー展開
ストーリーは主人公の大が世界一のジャズプレーヤーを目指すために上京するところからスタートします。
大は天才ピアニストの沢辺、そして、初心者ドラマーの玉田と“ジャス”という3ピースバンドを組み、10代のうちにジャズ界の武道館とも言われるジャズクラブ「SO BLUE」のステージに立つという目標を掲げ、活動を行い、それぞれの日々の練習や地道なライブ活動で動員を増やし、作品の終盤でその目標を達成しまし。
ですがこの展開について「うまくいきすぎている」や「バンドマンに失礼」という意見を持つ方がいて、ひどいという感想につながったと考えられます。
管理人
確かに、大や沢辺は圧倒的なスキルとエモーショナルな表現能力を持っているプレーヤーとして描かれていますが、それだけでライブを開く度に動員が増えていくほど音楽活動は甘くないと思います。
実際にバンド活動を行っている方など音楽活動を行っている人たちからこのような意見が出てしまうのもおかしくは無いでしょう。
もう少し日々の練習風景などそれぞれの血がにじむような努力が伝わってくるシーンが多ければ、印象は変わっていたのかもしれません。
ひどい理由②|終盤の衝撃展開
作品の終盤で“ジャス”の三人は目標であったSO BLUEのステージに立つチャンスを掴みますが、ステージの前日にピアノの沢辺がアルバイト中にトラックに追突される事故により、片腕をつぶされてしまう重傷を負い、入院してしまうという衝撃の展開になります。
残された大と玉田でSO BLUEのステージに立ち、熱演を見せ、アンコールでは病院から抜け出した沢辺が片腕だけで演奏に加わり、最高のライブを披露します。
しかし、この終盤のいきなりの衝撃展開に否定的な意見を持つ方がおられ、ひどいという感想につながったのだと思います。
管理人
原作でも、この衝撃の展開には賛否両論が巻き起こりました。
原作では沢辺がアンコールで演奏に参加するシーンはありません、
しかし、映画でこのシーンが追加された理由については「沢辺が不憫すぎる」という感想を少しでも和らげるためだったのかもしれません。
ひどい理由③|3Dアニメーション
映画『BLUE GIANT』は世界一のジャズプレーヤーを目指す主人公の姿を描いた作品のため、演奏シーンが非常に重要な作品です。
そんな重要な演奏シーンでは、躍動感を表現するために3Dアニメーションが使用されています。
しかし、この3Dアニメーションがかなり違和感のある仕上がりで、中には「雑過ぎる」という厳しい意見を持つ方もいて、ひどいという感想につながったのだと思います。
管理人
上原ひろみや馬場智章といった国内の名だたるジャズプレーヤーが担当した演奏が非常に素晴らしかっただけに、演奏シーンの3Dアニメーションにはもう少し頑張ってほしかったところです。
続編が今後公開されることがあれば、ぜひともこの3Dアニメーションについては改善してほしいものですね。
『BLUE GIANT』は実話ではないが、作者の経験を基にした作品
世界一のジャズプレーヤーを目指し、宮崎から上京した主人公・宮本大を描いた映画『BLUE GIANT』。
そのリアリティのある世界観から作品が実話なのでは無いか?と思った方も多くおられると思います。
果たして実話なのでしょうか?
管理人
結論から言うと、映画『BLUE GIANT』は実話ではありません。
ストーリーは、小学館の人気雑誌「ビッグコミック」に連載されていた石塚太一の同名漫画を原作としていて、フィクションとなっています。
ただ、原作である石塚太一は、20歳の時にブルースバンドでギターを演奏している際に、サックスを華麗に演奏する友人を見てジャズに興味を持ち、その後、アメリカ・カリフォルニア州のサンノゼに留学していました。
そして、現地でたくさんのジャズバンドのライブを鑑賞し、ジャズに夢中になったという過去を持っています。
つまり、作者のそのジャズへのほとばしる愛が映画『BLUE GIANT』のリアリティにつながっていると考察出来ます。
管理人
原作者がジャズを知らない人間や作品作りのためにジャズを聴き始めた人だったのであれば、ここまでジャズファンを唸らせる作品にはならなかったことでしょう。
そんな映画『BLUE GIANT』で名前が挙がるジャズアーティストは実在するアーティストも多います。
例えば、上京した大が初めて訪れたジャズバー「TAKE TWO」で、マスターであるアキコが流したのは、アメリカのサックスプレーヤーであるソニー・スティットのアルバムです。
また、初心者の玉田がドラムの練習の際にひたすら聴いていたのが、現在のジャズ界に大きな功績を残したドラマーであるアート・ブレイキーのアルバムです。
このように、随所にジャズへの愛を感じることが出来ます。
管理人
映画『BLUE GIANT』を観てジャズという音楽ジャンルに興味を持った方は、作品で名前が挙がったアーティストたちの作品を聴いてみるのも良いかもしれません。
映画『BLUE GIANT』のあらすじ
(以下、映画「BLUE GIANT」のあらすじです。)
『BLUE GIANT』のあらすじ|世界一のジャズプレーヤーを目指し、上京した宮本大
主人公の宮本大は高校卒業後、仙台から世界一のジャズプレーヤーになるため、愛用しているテナーサックスとともに上京します。
大は高校時代の友人で東京の大学に進学していた玉田の家に転がり込み、バイトと河原でのサックス練習に明け暮れる日々を送るようになります。
ある日、立ち寄ったジャズバー“Take Two”のマスターからジャズバンドの演奏が聞ける店を教えてもらった大は、お店で超絶なテクニックでピアノを演奏していた沢辺雪折に出会い、雪折をバンドに誘います。
大と同じ18歳ながら4歳からピアノを演奏している雪折はまだサックス歴3年の大をまともに取り合おうとはしませんでしたが、後日Take Twoに呼ばれた雪折は大の才能と日々の凄まじい努力を感じさせる演奏に驚愕し、バンドに加入することを承諾します。
『BLUE GIANT』のあらすじ|三人のバンド“ジャス”の初ライブ
バンドをすることになった大と雪折は、マスターのご好意でTake Twoで練習に励みますがドラムがいないため演奏にまとまりが出ないままでいました。
一方、玉田は大学のサッカーサークルに所属していましたが、周りとの温度差を感じてしまい、思い描いていたキャンパスライフとのギャップに思い悩んでいました。
そんな中、大の練習を手伝ったのをきっかけにドラムに興味を持ち、バンドに加入させてほしいとお願いします。
大賛成した大とは対照的に初心者の玉田を冷たくあしらっていた雪折でしたが、拙いながらも一生懸命二人についていこうとする玉田の演奏を見てバンドへの加入を許可しました。
バンド名を「ジャス」と名付け、まばらなお客の中で初ライブを行い、確かな手ごたえを感じた大と雪折はその日から日々練習とライブに明け暮れる日々を過ごします。
初ライブの後、自分の不甲斐なさに落ち込んでいた玉田も二人に付いていこうと必死にドラムに打ち込みました。
『BLUE GIANT』のあらすじ|目標はジャズ界の武道館と言われるSO BLUEのステージ
葛飾で行われるジャズフェスに参加することが決定したジャスは、大トリのバンド「アクト」のメンバーに挑発されながらも凄まじい演奏を披露し、会場中の拍手喝さいを浴びました。
少しずつライブの客足が増えてきたジャスのメンバーは、ジャズ界の日本武道館と言われるジャズクラブ「SO BLUE」のステージに10代で立つという目標を掲げます。
雪折はSO BLUEの支配人である平の連絡先を入手し、平にジャスのライブを観に来てもらいます。
ライブ後、確かな手応えを感じた雪折は平のもとを訪れますが痛烈なダメ出しを受け、強いショックを受けます。
雪折は大と玉田に自信を失っていることを打ち明けますが、大は自分で壁を乗り越えるしか無いと冷たく言い放ち、玉田はそんな大の態度に激怒し、三人はバラバラになってしまいます。
以上、映画『BLUE GIANT』のあらすじでした。
果たして、ジャスのメンバーはどのような運命を辿るのか?
結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。
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映画『BLUE GIANT』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画『BLUE GIANT』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|原作以上にジャズという音楽の素晴らしさを堪能できる作品
映画『BLUE GIANT』は、ビッグコミックで連載されていた石塚太一による同名漫画を長編アニメ映画化した作品です。
世界一のジャズプレーヤーを目指す10代の少年・宮本大の姿を描いたストーリーです。
全10巻ある漫画の東京編を二時間に凝縮した内容で、宮本大が高速バスに乗って単身上京するところからスタートします。
管理人
大は大学に進学していた玉田の家に転がり込み、アルバイトとサックスの練習に明け暮れる日々。
そんな中、立ち寄ったジャズクラブで同年代の天才ピアニスト・沢辺雪折と出会い、必死な説得の末、ともにバンドを組むことになります。
大学生活のぬるさに飽き飽きしていた玉田はドラムをやらせて欲しいと二人に頼み込み、三人はバンド名を“ジャス”として活動を始めることとなります。
ジャスはライブを重ね、大と雪折の圧倒的な演奏で少しずつ知名度を上げ、ライブの動員も少しずつ増えていき、10代で国内最高のジャズクラブと言われる「SO BLUE」のステージに立つという目標を掲げることになります。
その後、「SO BLUE」支配人 平の指摘による演奏のスランプやメンバー間の衝突を乗り越え、なんとか「SO BLUE」出演を決めた三人でしたが、出演の前日に雪折が交通事故に遭い、片腕が使えない状態となってしまいます。
急遽サックスとドラムという編成でステージに立つことを決めた大と玉田はすべてを出し切るような凄まじい演奏を披露します。
演奏シーンでは、彼らの熱い演奏に思わず涙を流して感激する観客たちの表情も映し出され、映画を観ている人たちもジャスのライブを観に来ているような感覚を味わうことが出来ます。
アンコールの前に病院を抜け出してきた雪折が現れ、片腕で演奏をすることを伝えると同時に、世界一のジャズプレーヤーを目指す大の更なる飛躍のためにこのライブでジャスを解散しようと訴え、三人は最後の演奏に向かいます。
最高の仲間と出会い、これまで以上に自由に力強く演奏する大と片腕ながらそのずば抜けたセンスで美しくピアノを演奏する雪折、そして、ドラムを始めた当初は簡単な8ビートすら叩けなかった玉田が、ドラムソロを披露するなど、まさにこれまでの集大成とも言えるパフォーマンスを見せ、映画は終わりを迎えます。
原作漫画は、「音が聴こえてくる漫画」と高い評価を受けていますが、ジャズにあまり詳しくない場合、実際に大たちはどんな演奏をしているのかいまいち想像がつかない方も多かったと思います。
管理人
映画『BLUE GIANT』では、グラミー賞の受賞経験もある日本最高のジャズピアニストである上原ひろみが担当した劇中の音楽によって、どんな音が鳴っているのか明確になり、原作以上にジャズという音楽の素晴らしさを堪能することが出来ます。
演奏シーンは3Dアニメーションが用いられ、アニメーションでありながらそれぞれのプレーヤーの躍動感が表現されているので、迫力が素晴らしかったです。
二時間という上映時間の中に原作の要点がうまく詰め込まれていて、原作ファンはもちろん原作を知らない方にもオススメしたい作品です。
映画『BLUE GIANT』のみんなの口コミ評判レビュー
映画『BLUE GIANT』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「テンポよく話が進んでいくのが良かった」「登場人物もストーリーも演出も全てがたまらなかった」「ジャズはあまり馴染みはないが、素人の私でも感動した」「もう一度映画館で観たい作品」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★★★星5
ジャズのアニメと聞いて『坂道のアポロン』を思い出して、それなりに良いけど無理やりな感じの展開が否めず音楽よりは青春ものの印象でした。
タイトルは知っていましたが、ジャズに特別思い入れはないし原作漫画を読んだことがなかったので、見たいような観たくないような思いでした。
しかし、すごく良かったから絶対観るべき、と珍しく娘に強く勧められ鑑賞しました。
原作の一部を切り取られたもので説明がなく、のっけからサックスの技術はぴか一の青年、なぜこの自信とちょっと違和感がありました。
しかし、仲間が揃うにつれ、友情、葛藤、世間の風当たり、各要素がもつれるように主人公たちを襲い、展開へのワクワク感が増してゆきます。
初心者ながら必死にしがみつきもがくドラマーのともだちは応援したい思いがこみあげるし、天才肌でイケメンのピアノマンは、もっと生意気かと思ったら意外といいやつで、3人のチームワークは危なっかしくも好感が持てました。
なにより素晴らしいのは演奏シーンの数々です。
音楽担当をした上原ひろみの演奏が極上なのはもちろんなのですが、作曲家としての彼女のセンスについては知らなかったので、その垢ぬけた乗りの良さも拍手喝采です。
演奏した後から動画をあてはめ作ったというが、アニメーションの動きのしなやかさ、迫力は文句なしです。
だからといって、観なくても音だけ味わっても行ける。つまりアニメファンじゃなくても聴く楽しみで十分堪能できます。
私としては大満足でした。
50代女性
★★★★★星5
『BLUE GIANT』はビッグコミックで連載当初から読んでいます。
実写化されるのかと思っていたらアニメだったので、これは原作に近い!と思い上映されるのを楽しみにしていました。
しかも原作では今やっとダイがユキノリに事故以来初めて会う!というところ。あまりにもタイミングが良くてドキドキしました。
口コミでは人間の動作がCGと合ってなくて違和感があるという人がいましたが、私は逆にまるで人間が動いてるように見えました。
すごーい!と思いました。
それに迫力がある演奏。映画館で観なきゃあの迫力は味わえないと思います。とにかく全身鳥肌が立ちました。
ジャズはあまり馴染みはないのですが、素人の私でも感動しました。
最後、ユキノリが事故に遭って動く方の手だけで演奏する場面は涙が出ました。
玉田も漫画では分からなかったけど実際に観たらあんなに上達してたんだなと驚きました。
とにかく、今まで雑誌の作画だけで、どんな音なのか、聞いてみたいと長年思っていたのが実現したので最高でした。
ただ、やっぱり実際の漫画の方がダイもユキノリも、もっとカッコいいのに…とそれだけが少々残念でした。
50代女性
★★★★★星5
ジャズというジャンルは一切知らず、原作も読んだことがない自分でもすごい楽しめました。
確かに原作を読んでいた方がわかるんだろうなというような描写もいくつかありましたが、テンポよく話が進んでいくので気にならなかったです。
音が聞こえる漫画といわれる原作を、音が聞こえる映画で表現することのハードルの高さを悠々と超える出来栄えで、音楽を担当した上原ひろみさんの力量がすさまじいんだなと思いました。
とにかく劇中で主人公も言っているようにジャズというジャンルのイメージをいい意味で覆されました。
ジャズは確かにおしゃれでクールな感じもありますが、暑くてかっこいい音楽でもあるなと感じました。
CGが気になるというのは確かにありますが、それを忘れされるぐらい後半の勢い、熱さがすさまじくて何回も泣かされました。
20代男性
★★★★★星5
『ボヘミアン・ラプソディ』や『ゼロ・グラビティ』のような劇場で見ること一択という作品ですね。とにかく熱量がすごい。
圧倒的なジャズパフォーマンスは原作漫画では表現に限界がありますので、映像化に適した作品と言えるでしょう。
少し気になった点は3Dモデリングの出来です。CGCGしちゃっていますので若干違和感があります。
『鬼滅の刃』のようなアニメーションがベストでしたね。
構成面では大成した演奏家として主人公のインタビューが折々差し込まれるというのが気になりました。
『スラムダンク』でも思ったのですが、こういう演出は基本的にテンポを阻害して好みでない演出方法です。
また、現在進行系度合いが少なくなり、未来が見えてるのでなんか予定調和感もそこに出ちゃっているんですよね。
基本的にエネルギッシュで圧倒的な演奏作画は現在リアルで起きてる事象という感じを全面に感じたいためそこは残念でしたね。
とは言え全体的にラストめっちゃ感動しますし、見て良かったです。
30代男性
★★★★★星5
映画『BLUE GIANT』を見て、夢の実現のためには熱い信念が大切だと改めて感じました。
主人公の宮本 大は、「世界一のジャズプレイヤーになる」という夢があり、沢辺雪祈(ピアノ)と玉田(ドラム)ともに夢に向かっていきます。
この映画で特に印象に残っているのは、ラストシーンです。
映画において日本の頂点のジャズクラブである「So Blue」で、大・雪祈・玉田のトリオ(JASS)は最後の演奏をします。
このトリオにはここで演奏するまでに大きな試練があったため、ラストシーンの演奏はとても感動し、涙でスクリーンがぼやけるほどでした。
私自身もジャズの演奏をしていて、音楽で思いを伝えたいと改めて感じました。
また、主人公のように目標に向けて自分の信念を持って突き進もうと思います。
20代女性
★★★★★星5
最高のジャズ映画でした。登場人物もストーリーも演出も全てがたまらなかったです。
実写化ではなくアニメーションっていうのが更に良いですね。作画がほんとに傑作でした。
演奏の時のカメラワークとか重圧がある演奏とは比較的に観客は気分が上がってる演出とか半端ないですし、闘気を身にまとって自分の感情を1回の演奏で伝える力強さがカッコよすぎです。
登場人物も素晴らしい。
ただひたすら必死に3年間サックスを続けてきた宮本大。幼い頃からピアノを引き続けてきた沢辺雪折。ジャズの良さに気づき素人ながらくらいつく玉田俊二。
この3人の人間ドラマもたまらなかったです。3人とも葛藤があって、乗り越えようとする感じも最高でした。
30代男性
★★★★★星5
『BLUE GIANT』の原作漫画が好きで公開初日に観に行きました。一言でいうと最高でした。
大と玉田と雪祈、それぞれが主人公でした。
ライブのCGのシーンは賛否あるようですが、私はライブが最高だったので気にしませんでした。
音楽が本当に最高で、ライブのシーンになるたびに涙が溢れてきました。
泣くときって悲しいとか良かったとかあると思うのですが、この作品は音を聞いただけで泣いてしまう不思議な映画でした。
感動しているんですが、明確に言語化できない感じです。なにか熱いものを感じて、体が反応してしまうというか。
原作では雪祈が好きで映画も雪祈を観にいったのですが、玉田の頑張りが好きになってしまい玉田をいつの間にか推していました。
もう一度映画館で観たい作品です。
40代男性
★★★★★星5
『BLUE GIANT』という映画は、天才的なジャズ・サックス奏者を目指す高校生、鉄平が音楽と向き合いながら自己実現を行う姿を描いた感動的な作品です。
映画『BLUE GIANT』は、音楽に情熱を込めて主人公の鉄平が、苦難や挫折を乗り越えてジャズ・サックス奏者として成長していく姿を描いています。
その過程で、鉄平は自己の内面に向き合い、自分について考始めます。
また、鉄平の人間関係や、音楽に向き合う苦悩や葛藤など、非常にリアルに描かれていて、観る者を深く感動させています。
他にも、映画の音楽にも注目すべき点があります。
鉄平がジャズ・サックスを演奏する場面は、見事に再現され、圧巻です!
総合的に見て、『BLUE GIANT』という映画は、音楽と人間の成長を描いた感動的な作品であり、音楽愛好家はもちろん、音楽に興味のある方にもオススメできる作品です。
30代女性
*映画『BLUE GIANT』のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。
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