茶飲友達の口コミ評判レビュー

『茶飲友達』のみんなの口コミ評判レビュー
★★★★★星5
オリジナルをリスペクトしつつも庵野監督作品としてリメイクした「仮面ライダー」。 それ以上でもそれ以下でもない映画だったかなと。 カメラワークやカット割り、背景のコントラストなど映像としての美しさは随所で感じられましたがアクションシーンや物語はもう少し頑張って欲しかったところ。 個人的には仮面ライダーの仮面から出ている髪の毛の襟足はメチャクチャ恰好良かったので、ライダーレイヤーさん達はぜひ! あとエンドロールで出演者をチェックしていましたが、特殊メイクのせいでどの役を演じているのかが分からなかったです。
男性
★★★★☆星4
映画『茶飲友達』は、人々が現代社会で抱える孤独や不安といった感情を描いた、深い感動を与える作品でした。
映画のストーリーは、主人公の高校生・清水智久が、ある日突然現れた謎の女性・千春と出会い、茶道を通じてお互いに助け合いながら成長していくというものです。
千春は、普段は取り繕った態度を見せていたものの、実は孤独な人生を送っていたことが明らかになります。
その一方で、智久も自分自身と向き合い、自分自身を受け入れることで成長を遂げていく過程が描かれます。
この作品は、二人の登場人物が茶道を通じて深い絆を築いていくという点が非常に印象的でした。
茶道の風習や美学が描かれることで、茶道の美しさや奥深さが伝わってきます。
また、人間関係を築く上での大切さや、人々が抱える孤独や不安といった感情を共感することで心が癒されるというメッセージが込められていると感じました。
映画の演出や音楽も素晴らしく、ストーリーと相まって作品全体として深い感動を与えてくれました。
特にラストシーンは、心に響く感動的なシーンで、涙が止まらなくなってしまいました。
『茶飲友達』は、茶道を通じて人々の絆や心の交流を描いた感動作品であり、見る人々に心温まる時間を与えてくれる作品だと思います。
40代男性
★★★★★星5
映画『茶飲友達』は、外山文治監督が2013年に起きた高齢者売春クラブの摘発事件をモチーフにした社会派群像劇です。
高齢者専門の売春クラブ「茶飲友達」を運営する若者たちと、そこで働く高齢女性たち、そして利用する高齢男性たちの人間模様を描いています。
この作品は、現代社会の孤独や寂しさ、貧困や閉塞感などをリアルに表現していると思います。
登場人物たちはそれぞれに悩みや苦しみを抱えており、生きる希望や目的を見失っています。
しかし、「茶飲友達」で出会った仲間や相手との交流を通じて、少しずつ心の支えや変化を見つけていきます。
特に主人公のマナ(岡本玲)は、「茶飲友達」の代表として強く振る舞いながらも、家族との確執や自分自身の将来に不安を感じており、複雑な感情が表情や言動に現れています。
この作品は売春というセンセーショナルな題材を扱っていますが、それだけではなく、高齢者と若者という異なる世代がどう共存していくべきかという問いかけも含んでいます。
また、演技力の高いキャスト陣が作品に深みを与えており、とても印象に残っています。
この作品は超高齢化社会の現実に向き合う必要性を訴える作品だと思います。
20代女性
★★★★★星5
友人がとても良い作品だったと教えてくれて、ぜひ観た方がいいと勧められてこの作品を観ることにしました。
あらすじを読んだところすんなり受け入れられるお話ではないと感じ、あまり乗り気ではなかったのですが、実際に見た感想としては、多くの人に観てほしくもっと広まってほしいと感じました。
マナ役を演じる岡本玲さんのお芝居がとても素晴らしかったです。ハマっていました。
あと個人的に、映画の色味やテイストが好みでした。
明るい感じではなく、この作品の内容に沿ったような暗さで、落ち着いていて、煌びやかではない、そんな雰囲気を感じることができて素敵でした。
ラストの展開、私は好きでした。
リアルで劇的ではない、これこそ人間らしいと感じました。
20代女性