フォードvsフェラーリは実話なのか徹底解説!感想評価・ネタバレレビュー&口コミ評判は上々!登場する車を一覧でチェック
2020年1月10日、日本公開の映画『フォードvsフェラーリ』。
スポーツカーを作ったこともないフォード社が、レーシング界では絶対王者とも呼ばれるフェラーリに挑んだ実話をもとにした映画です。主演はマッド・デイモンとクリスチャン・ベイル。
第92回アカデミー賞では4部門にノミネートされ、日本アカデミー賞でも優秀外国作品賞を受賞しました。
『フォードvsフェラーリ』の口コミ評判レビューには、
- 車やレースが好きでない人でもオススメの作品
- 車の開発やレースでの勝利に人生をかける男たちに引き込まれた
- レースの裏側も知れて面白かった
- レース映画でもあり、ヒューマンドラマの映画
- 勝って負けての単純なレース展開でなく見所がたくさんあった
- 終始アドレナリンが出るほど傑作映画
- ラストの悲劇には涙した
- 男臭くもあり、ガソリン臭くもあり最高だった
という声が多数集まっています。
- フォードvsフェラーリ|実話なの!?ケン・マイルズの息子の現在について
- フォードvsフェラーリの感想評価と口コミ評判レビュー
- フォードvsフェラーリのネタバレあらすじ
- 登場する車一覧
もし、まだあなたが一度も「フォードvsフェラーリ」を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。
例えば、今ならU-NEXTだと「フォードvsフェラーリ」を初回付与ポイントで実質無料で観ることができますよ!
目次
フォードvsフェラーリ|実話なの!?ケン・マイルズの息子の現在について
ケン・マイルズの息子の現在について
映画でも登場したように、ケン・マイルズの息子にピーター・マイルズという人物がいます。
映画のラストでは、ケン・マイルズがシェルビーに投げたレンチを受け取って終わりました。しかし、ケン・マイルズの息子であるピーター・マイルズは、父親のようにレーサーになったのでしょうか。
そこで、ケン・マイルズの息子である、ピーター・マイルズの現在について調べてみました。
ですが、中々出てこず大変苦労しました。と言うのも、ピーター・マイルズはレーサーにはならなかったようです。
しかし、補助側となる製作・メカニックとしてレース関係に携わった仕事をしていることが、ケン・マイルズの英語版のwikiに記載がありました。
また、メカニックとして働くピーター・マイルズに、ケン・マイルズ役を演じたクリスチャン・ベイルは会いに行ったそうです。インタビューでは、ケン・マイルズの役作りに一番役に立ったのが、息子であるピーターの話だったことを語っています。
実話との違い①|フェラーリ会長がレースに出席
概ね実話通りに作られた今作ですが、いくつか実話との違いがあったのでご紹介していきます。
劇中ではエンツォ・フェラーリ会長は、サーキットの2階席からレースを観戦していましたが、実話ではレースには出席していませんでした。実はエンツォ・フェラーリはサーキットに足を運んでレースを見る人ではないことで有名でした。
それは、自分のドライバーがあまりにもコース上で命を落としてしまっているばかりだったので、それを見たくなかったからだそうです。
実話との違い②|ケン・マイルズの敗退経験
映画では、ケン・マイルズがフェラーリに負けるシーンは描かれていませんでした。しかし、実話ではケン・マイルズがフェラーリに敗退した事がありました。
その敗退した時の反省を活かして、レースカーGT40のチューニングを進め、1966年のル・マン24時間レースでフェラーリに勝利したのです。
実話との違い③|GT40の開発に携わった人数
劇中ではケンとシェルビーの2人と、他の数人のメンバーによってGT40は作られました。
しかし、実話では開発に携わったメンバーはもっと大勢いたのです。「少ない人数」で開発したのだと見せることで、GT40の開発への努力を際立たせる意味が込められていました。
実話との違い④|オンボロ車爆走のレース
映画の最初に行われたウィロースプリングスでのレースは、完全にフィクションです。
叩かないと閉まらないトランク、自身が投げたスパナで壊れた窓ガラスと、こんなオンボロな車で見事優勝したケン・マイルズですが、これは、ケンの破天荒な性格を印象付けるための演出だったのです。
実話との違い⑤|ヘンリー二世が体感した地獄のドライブシーン
開発中のGT40にシェルビーがヘンリー二世を乗せ、アクセル全開でテストドライブを行うシーンは実話にない、フィクションです。勿論、社長を乗せたスピードドライブは実話にもあります。
しかし、実話ではヘンリー二世を乗せて地獄のテストドライブをしたのは、シェルビーではなく、ケンの方だったのです。
フォードvsフェラーリの感想評価と口コミ評判レビュー
(以下、映画「フォードvsフェラーリ」の感想評価と口コミ評判です。)
感想評価|レースだけでなく人間ドラマも楽しめる
この映画は車が好きな人はもちろん、それ以外の人でも大いに楽しめ感動できる映画だと考えます。
映画の中心はフォード社が社運をかけてル・マンのレースで優勝するため、当時の王者だったフェラーリ社に勝つために車の開発に乗り出す物語です。
その過程の中でフォード社の経営者とフェラーリ社の経営者のプライドをかけた戦いの凄さ。そして同じ会社での意見の相違からくる人間関係の難しさ。さらには同じ目的に向かい戦う男同士のかけがえのない友情。
そしてレースで優勝を目指すレーサーの勝利を信じて支える妻や子供との家族愛と共感できる様々な人間ドラマが描かれています。
そんな中で、ラストの悲しい結末には涙が出ました。亡きケンへの思いをピーターに語るシェルビーの姿はとても切なかったですが、迫力あるレース展開に胸が熱くなれました。
口コミ評判レビュー「レース等に興味がない人でも楽しめる」「アカデミー賞4部門にノミネートされたのも納得」
『フォードvsフェラーリ』の口コミ評判レビューには、「レースだけでなく、いろんな人間関係もあり内容の濃い作品」「レース等にそこまで興味がない人でも楽しめる」「主演のマッド・デイモンとクリスチャン・ベイルのバディぶりが最高」「映画館で見とけば思えるほど、レースの迫力があった」という評判が多い印象です。
★★★★★星5
映画「フォードvsフェラーリ」は1966年に開催されたル・マン24時間レースをめぐる実話を映画化したものです。
車の開発やレースでの勝利に人生をかける男たちの物語…本当にかっこいい生き方たと思います。また、155分と長めの映画ですが、それを感じさせないくらい引き込まれました。
迫力のあるエンジン音やレースシーンは迫力のある音響で、とにかくかっこ良く、臨場感あふれる作品です。そしてレースの事だけでなく、シェルビーとケンの友情や家族の愛情、企業との対立なども描かれていて、観客を飽きさせません。感情移入しながら観てしまいます。
車やレース好きの人にはもちろんオススメしたいですが、レース等にそこまで興味がない人でも楽しめると思います。
20代女性
★★★★★星5
マット・デイモンが元レーサーのカーデザイナー、キャロル・シェルビー役、クリスチャン・ベールがレースドライバーのケン・マイルズ役で初共演している豪華キャストの作品である。
この映画は迫力あるカーレースの映画、フォードvsフェラーリのアメリカ対イタリアの国対決の映画、フォードの上層部とレーシングチームとの対決映画と重層的な見方が出来る、非常に内容の濃い作品である。そして、レースシーンは車好き、レース好きではなくてもそこで繰り広げられる人間ドラマが十分に楽しめ、見ごたえある作品となっている。
それは事実を基にしたストーリーを二人の主役がそれぞれに熱演しているからだと思う。特に終盤のル・マンレースのゴールシーンはハラハラ、ドキドキ、ムネアツでクリスチャン・ベールの演技に泣かされる第一級の作品。
久しぶりで正統派の映画を見た気がした。アカデミー賞4部門にノミネートされたのも納得である。
40代女性
★★★★★星5
ル・マン24時間は世界的に知られたレース、名前しか知りませんでしたが話題の映画なので見てみました。鑑賞中からスマホでサーチしたいという衝動を抑えられませんでした。
あらすじは、フォード社が若者受けする車のムスタングのマーケティングのためル・マンでフェラーリを打倒するという話です。レーサーのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)とケン・マイルズ(クリスチャン・ベール)のコンビはよくできていました。マット・デイモンの映画というよりはクリスチャン・ベールの映画かなという印象を受けました。
ビジネスサイドではヘンリー・フォード2世とリー・アイアコッカのコンビも面白かったです。レースに興味のない私のような人間でもこの二人は聞いたことがありアイアコッカは有名な人で本も読んだことありますが、新車のマーケティングという点ではビジネスの勉強のもなりました。
印象に残るシーンはたくさんあります。フェラーリ社長にアイアコッカらが侮辱されるシーンやヘンリー・フォード2世をレース車に乗せて100キロ以上のスピードで彼を怖がらせるシーンは「これは作り話かな?」と考えながら見ていました。
実話に基づいているので、レーサーやアイアコッカらがその後、どういう運命をたどったのか?などはネットで調べればすぐわかります。レーサーの二人の運命はネタバレになるので書きませんが、アイアコッカはフォードを去り倒産寸前のクライスラーを救い全米と日本でもで知られた人になる、と言う裏話もあります。
アメリカでの批評家の評判も良いですが、1960年代のアメリカ車の栄光時代を思い出させたからでしょうか?今のフォードは日本、韓国、ドイツメーカに押されてダメですが、こんな時代もあったんだなと感じさせられます。
ただ、イタリア人やフェラーリのファンが見たらあまりいい感じはしないでしょうね。全般的によくできた映画で、レースに興味のない人も楽しめると思います。
40代男性
★★★★★星5
私は、フェラーリといえば、こち亀の中川しか思い浮かばないほど、車のことはよくわからないのですが、F1レースって、やっぱり見ると興奮します。この映画は、レースの話かなと思いましたが、もっと深い、企業対下請けという感じで、下町ロケットとかそういう雰囲気のある作品でした。
テストレーサーってほんと大変だし、怖い仕事だなと思いました。自分も走ることは好きだろうし、スピードも出したいのでしょうが、まだ試作品に乗るのってとても勇気がいると思います。それができるのはやっぱり信頼関係の賜物なのでしょう。
この映画は実話なので、最後、とても悲しい話があって、泣いてしまいました。主演のマッド・デイモンとクリスチャン・ベイルのバディぶりが最高でした。
30代女性
*映画「フォードvsフェラーリ」のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。
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フォードvsフェラーリのネタバレあらすじ
(以下、映画「フォードvsフェラーリ」のあらすじネタバレとラスト結末です。)
フォードvsフェラーリのあらすじ|絶対王者、フェラーリにフォードが挑む!
1963年、アメリカの巨大自動車メーカーである「フォード・モーター」の会長、ヘンリー・フォード二世は、フォードの経営を立て直すため、「フェラーリ」の買収を試みます。
当時、「フェラーリ」はル・マン24時間レースを4連覇するほどの絶対王者でした。全世界の若者に憧れられている自動車メーカーでしたが、フェラーリも経営の危機に陥っていました。
しかし、契約まであと一歩のところで、フェラーリは突如契約破棄を申し出ます。この交渉決裂を機に、双方の会社は敵対してしまいます。
何としてでもレースでフェラーリを打ち負かしたいヘンリー二世は、ある2人を招集します。
かつてル・マン24時間レースで優勝した元レーサーのキャロル・シェルビー。そして、シェルビーとコンビを組む、型破りのレーサーのケン・マイルズでした。
希望を託された2人はフェラーリを打倒すべく、ル・マン24時間レースに挑みます。
フォードvsフェラーリのネタバレ|フェラーリの買収に失敗
「フォード・モータース」倒産の危機を脱するためには、従来のフォードのブランドイメージを一新する必要がありました。
その為に、自動車を新たに買い始める若者をターゲットに売り出そうと、アイアコッカはヘンリー二世に訴えました。その秘策として、若者が憧れているブランド「フェラーリ」を買収しようと提案します。
双方の会社の利害が一致し、契約まであと一歩。しかし、「フェラーリ」の創業者のエンツォ・フェラーリは、契約書のある一文を見て激怒します。
それは、仮にフォードがレース参戦に反対の立場になった場合は、レースから撤退するという文章でした。スポーツカーの生産よりもレースへの参戦を重要視するエンツォにとって、レースから撤退するなど論外なことだったのです。
交渉に来たアイアコッカたちフォード幹部に破談を言い渡し、続けざまにフォードとヘンリー二世へ罵倒の言葉を浴びせて立ち去ります。自分と会社を馬鹿にされたヘンリー二世は激怒し、ル・マンでフェラーリを打ち負かすことを決意します。
フォードvsフェラーリのネタバレ|コンビ結成
打倒フェラーリを掲げたフォードは、ル・マンで優勝経験がある元レーサーのキャロル・シェルビーに依頼します。カーデザイナーへと転身していたシェルビーは、レースへの情熱を語ったのち、この依頼を引き受けました。
そんなシェルビーがテストドライバーに指名したのが、ケン・マイルズでした。ケンは偏屈で怒りっぽいので扱いづらいと周囲に敬遠されるも、凄腕のレーサーでした。
ケンの優秀さに惚れ込んでいるシェルビーは、ル・マンでフェラーリに勝てるレーサーはケンしかいないと信じていました。
フォードのル・マン参戦発表会に出席したケンは、息子のピーターに注意したレオ・ビープ副社長と揉めてしまいます。そして、アイアコッカに圧力をかけられたシェルビーから、スピーチで自分の名を呼ばれなかったこともあり、ケンはシェルビーからの誘いを断ろうと考えます。
夜、シェルビーはケンの元を訪れ、断ろうとするケンを強引に空港へ連れていきます。そこでケンに、イギリスから空輸されたばかりのフォード・GT40に試乗しないかと誘います。
すると、フォード・GT40にレーサーとしての心を動かされたマイルズは、家族の後押しを受けて、シェルビーと手を組むことを決めます。
フォードvsフェラーリのネタバレ|フォードの思惑、生まれる亀裂
シェルビーとケンは、本格的にGT40の開発に取り掛かります。大会までに準備が終わらない状況でも、シェルビーは当然、ケンがレース本番も出場すると思っていました。
ですが、若者にフォードの車を宣伝するためのレースであると考えるビーブは、イメージに合わないケンをル・マンには出さないと言い出します。
シェルビーからその事を聞いたケンは、開発したGT40の問題点を指摘し、十分注意しろとだけ忠告します。そしてケン抜きで行われたル・マンで、フォードは惨敗します。
ケンが指摘したギアボックスが故障したGT40を含めて、フォードの車は全てリタイアし、5連覇を果たしたフェラーリに負けてしまいます。
後日、シェルビーはヘンリー二世に、敗因はフォードの体制が悪いと話します。何十人もいる重役たちのせいで、現場とヘンリー二世との間の情報伝達が阻害されたと。
しかし、エンツォにフォードの車は速いと証明できたので、まだ勝機はあると話します。それを聞いたヘンリー二世は、シェルビーへの依頼を続行することを決めます。
ル・マンに再挑戦できると報告するシェルビーの、都合の良い態度にケンは怒ります。そんなケンの態度にシェルビーも怒り、2人は取っ組み合いの喧嘩をしてしまいます。
喧嘩をする2人の本音は共闘することで、これを理解していたケンの妻・モリ―の仲裁で2人は和解したのでした。
フォードvsフェラーリのネタバレ|いよいよル・マンへ
再びタッグを組み、共にル・マンへ向けてGT40の開発を再開します。そして、数々のトラブルを乗り越え、24時間壊れずに速く走れるGT40の開発に成功します。
開発したGT40を見に来たヘンリー二世を車に乗せ、シェルビーは猛スピードで走りだします。
この速いGT40を乗りこなせるのは、この車を開発し、熟知しているケンだけです。だから、ル・マンにケンを出させてほしいとビーブの邪魔が入らない車内で、シェルビーはヘンリー二世に説得します。
後日、GT40初レースとなるデイトナで優勝したケンたちは、ル・マン出場に向けてフランスへと旅立ちます。
フォードvsフェラーリのネタバレ|絶対王者、フェラーリと真剣勝負!
翌日午後4時、大歓声に包まれながらル・マン24時間レースがスタートします。
開始早々、脱落していくレーサーもいました。危険なレース、ル・マンでは、その後もあらゆるトラブルやアクシデントが起こっていきました。悪天候の夜、数々のメカトラブル、事故、2台のフェラーリの脱落。
ケンを勝たせまいと邪魔をするビーブの横槍もありながら、様々な試練を乗り越えてきたケンは、次々とラップレコードを更新していきます。
そして、ついに首位を独占していたフェラーリのパンティーニに追いつきます。1周の差を縮め、ようやく本気で勝負できると意気込みます。しかし、まさかのメカトラブルでパンティーニは失速し、脱落してしまいます。これでフェラーリは全滅し、ケンは1位となります。
フォードvsフェラーリの結末ラスト|優勝の行方
そこでビーブは、ケンを減速させ、フォードの車3台同時優勝しようと企みます。それを知ったシェルビーはビーブと対立後、ケンに事情を話して決断を委ねます。ケンは葛藤の末、フォードが望む、引き分け優勝しようと減速します。
そして、フォードの車3台が横一列に並び、同時にゴールしました。ですが、審議の結果、先にゴールを決めたフォードのマクラーレンが1位となります。
フォードのケンとハルムが2位という結果になってしまったのです。3台同時優勝とは真っ赤な嘘で、最初からビーブはケンを優勝させる気は無かったのです。
勝利を盗まれたケンとシェルビーは、悔しさを噛みしめながら、打倒フォードを誓うのでした。
後日、シェルビーとケンは、仲間たちと共に新たな車の開発を始めます。
しかし、ブレーキの故障で制御できなくなった車は爆発し、ケンは命を落としてしまいます。半年後、ケンの死を受け入れられないシェルビーは、以前ケンがシェルビーに投げたレンチを手にケンの家を訪れます。
家の前で会ったピーターに、ジェルビーは涙を堪えながら亡きケンへの思いを語ります。そして、ずっと大事にしていたケンのレンチをピーターにあげたのでした。
以上、「フォードvsフェラーリ」のあらすじネタバレとラスト結末でした。
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映画フォードvsフェラーリに登場する車一覧!画像と共にチェック
フォードGT40
アメリカのフォード・モーターが開発した、スポーツプロトタイプのレーシングカー「フォード・GT40」。劇中でシェルビーとケンたちが開発したレーシングカーです。
この「GT40」にはMk1からMk4まで4種類のタイプがあります。劇中では「フォードGT40」のMk2を巡る物語となっていました。フォードGT40に関してはル・マンで4回の優勝もあり、1960年代の最高のレーシングスポーツカーとも言われています。
フォードGT40良いよね……。いまから半世紀以上前のマシンとは思えないくらいデザインが完成されてるし、「勝つため」のデザインだから狙った美しさよりも性能を優先した結果の美しさ。 pic.twitter.com/bcfu7UsfGl
— がすこいん (@ECCAP3) September 15, 2019
コブラ427
2019年製の「427 Superformance Cobra」を、劇中でシェルビーが乗っていました。
ACコブラ427。こんなオープン2シーターに7000ccのV8エンジン搭載なんてロマンしかない pic.twitter.com/9bFIq2Ao61
— はーさん@ドゥカティ🇮🇹SF848 (@DukeSf848) December 20, 2020
フェラーリ330 P3
フォードのライバル車である「フェラーリ330 P3」。イタリアの自動車メーカー「フェラーリ」がル・マン24時間レースで使用したレーシングカーです。
改良を重ねていた「フェラーリ330 P3」ですが、それまで連勝してきたル・マン24時間耐久レースでは全車がリタイアとなり、フォードGT40に優勝されてしまった不運な車となってしまいました。
Ferrari 330 P3
1966年に投入されたP2の後継機
TSヘッドの3967cc V12はLUCAS製インジェクターと高圧縮比化により420psを発生した
車重は規定ギリギリの720kgまで軽量化され、MonzaやSpaで勝利を飾った
しかし、それまで連勝続きであったLe MansではFord GT40 Mk.llに惨敗、全車リタイアの大敗を喫した pic.twitter.com/cZzO7gfijK— 青パンダ (@blu_panda169) April 25, 2020
ポルシェ906
フォードのライバル車として登場したレーシングカー「ポルシェ906」。しかし、この映画はフォードとフェラーリの対決を中心に描かれているので、ポルシェは劇中にほとんど登場しないのです。
FIA規定のグループ4に合わせて作られており、1966年にデビューしたレーシングカーです。別称「カレラ6(Carrera 6)」。
#ふしん紹介
ポルシェ 906 カレラ6
FIA規定のグループ4に合わせて作られ、1966年にデビューしたレーシングカー。
2リッター以下クラス (S2) のタイトルを獲得するため、フェルディナント・ピエヒ率いる技術陣はポルシェ初の純レーシングカー906を開発した。続く↓ pic.twitter.com/G9PIYYPcPd
— Hiロ (@Por928_Hiro) March 24, 2020