『ホーム・アローン3』がひどいと言われる理由とは?【あらすじネタバレや感想評価も】
1998年7月25日、日本公開の『ホーム・アローン3』。
お馴染みマコーレー・カルキンに代わり、2000人ものオーディションの中から選ばれたアレックス・D・リンツが主役を務めた人気コメディーシリーズの第3弾。
前作までの繋がりなども一切なく、キャストも一新され、主人公の姉役にはスカーレット・ヨハンソンも出演しています。
『ホーム・アローン3』の口コミ評判レビューには、
- 1,2の方が面白かった
- スリル感に関しては前作の方が少しだけあるように感じた
- 毎回の如く沢山のアイディアと工夫の罠が面白い
- わかりやすい内容なので、子どもから大人まで楽しめる
- キャストが変わってしまったのは残念
- コメディ映画としては大変満足
- 序盤の伏線が良かった
- 1や2の前作と比べない方が良い
という声が多数集まっています。
- 『ホーム・アローン3』がひどいと言われる理由とは?
- 『ホーム・アローン3』あらすじ
- 『ホーム・アローン3』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
もし、まだあなたが一度も「ホーム・アローン3」を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。
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目次
『ホーム・アローン3』がひどいと言われる理由とは?
映画「『ホーム・アローン3』は、世界的な大ヒットを記録した『ホーム・アローン』、『ホーム・アローン2』の続編として1997年に公開されました。
興行収入3億ドル以上の大ヒットを記録し、クリスマスシーズンの名作として現在でも高い人気を誇る前作に比べて本作は興行収入7,900万ドルという結果に終わり、評価に関しても散々なもので「ひどい」と言う感想を持たれる方も多数おられます。
では、なぜここまでひどいと言われてしまうのでしょうか?
管理人
1,2はマカリスター家の末っ子であるケヴィン・マカリスターが活躍し、その他のマカリスター家のキャストもほぼ同じキャストが集結し、監督、脚本など主要なスタッフに関しても同じスタッフで作られており、ストーリーもしっかりと繋がっておりました。
しかし、今作に関してはキャストやスタッフに関しても様変わりしており、ストーリーも1,2とは全く関連性が無いものになっております。
本作の企画が立ち上がった当初は、これまでのシリーズ同様にケヴィン・マカリスターが登場するストーリーが計画されていたそうですが、ケヴィンを演じていた俳優マコーレー・カルキンが当時俳優業を休業していたこともあり、これまでのような関連性のある作品を作ることが出来なかったそうです。
1,2のシリーズが非常に完成度の高い作品だっただけに従来のシリーズとの関連性を期待して観た方が大半だったため、ひどいと言う感想を持たれる方が多かったのではと考察できます。
管理人
そんな不人気作となってしまった本作ですが、1,2のことを忘れて先入観無しで鑑賞すると4人の犯罪者グループのキャラクターも個性的ですし主人公のアレックスもチャーミングでなかなかに楽しめる内容となっております。
『ホーム・アローン3』あらすじ
(以下、映画「ホーム・アローン3」のあらすじです。)
『ホーム・アローン3』のあらすじ|ラジコンカーを探す4人のテログループ
リーダーのボープレー率いる4人組のテログループはアメリカ空軍から裏のルートで入手したマイクロチップを子供用のラジコンカーの内部に装着して国外への輸送を計画しておりましたが、ラジコンカーの入ったバッグを間違って誰かが持っていってしまいました。
荷物を間違えて持って行ってしまったのはミセス・ヘスという女性で、4人組は彼女を追ってシカゴ行きの飛行機に乗り、バッグを持ったミセス・ヘスを目撃しますが取り戻すことは出来ませんでした。
自宅に帰る途中にミセス・ヘスは荷物が違うことに気付き憤慨しながら、近所に住む少年アレックスに雪かきのご褒美としてラジコンカーをプレゼントしました。
4人組はラジコンカーを探すためにミセス・ヘスが住むワシントン通りを訪れますが、同じような家が建ち並ぶ住宅地のため、見当がつかず昼間住民がいなくなるのを狙って一軒ずつ家に侵入しラジコンカーが無いか確認することにしました。
『ホーム・アローン3』のあらすじ|怪しい4人組に気付く少年アレックス
ラジコンカーをプレゼントされた少年アレックスは水疱瘡にかかってしまったため、学校を休み一人留守番をすることになりました。
アレックスが暇つぶしに望遠鏡で遊んでいると、ポーブレーたちが近所の家に侵入していることに気付きます。
すぐに警察に連絡をしたアレックスですが、警察が到着した際にはすでにポーブレーたちは逃げてしまっており、悪戯だと思われてしまい、警察や母親のカレンにまで叱られてしまいました。
翌日も留守番することになったアレックスは今度はミセス・ヘスの家にポーブレーが侵入していることに気付きます。
警察に連絡をするアレックスでしたが、うまく隠れており警察はポーブレーを見つけることが出来ず、またもや叱られてしまうことになってしまいました。
『ホーム・アローン3』のあらすじ|泥棒たちとの戦いを決意するアレックス
アレックスはラジコンカーにカメラを搭載し、ポーブレーたちが侵入している家に近付き、ポーブレーの姿をカメラの映像に収めました。
ポーブレーはラジコンを見つけ、すぐにラジコンを捕まえようとしますがアレックスの巧みな運転技術によりなんとかラジコンは無事でしたが、カメラのテープは奪われてしまいました。
泥棒の証拠となる映像を収めたテープを奪うことが出来たのにしつこくラジコンを追いかけた姿を不審に思ったアレックスがラジコンの内部を見てみると、中にはアメリカ空軍と記されたマイクロチップが入っており、アレックスはすぐに空軍の事務所へ連絡します。
一方、ポーブレーたちはラジコンを捜査しているのが近所の子供だと推測し、アレックスを狙う計画を立てていました。
その日の夜、アレックスの家にクラスメイトの母と名乗る女性からアレックスにラジコンカーを奪われたという電話があり、アレックスはすぐにポーブレーたちからの宣戦布告だと気付きました。
次の日に泥棒たちが自分を狙いに来ることに備え、自分一人で泥棒と戦う準備をします。
以上、「ホーム・アローン3」のあらすじでした。
>1作目ホームアローンのあらすじネタバレはこちら
果たして、アレックスは凶悪なテロ集団を撃退することが出来るのでしょうか?
結末が気になる方は、実際に映画を観ることをオススメします。
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『ホーム・アローン3』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画「ホームアローン3」の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|「ホームアローン」の続編という先入観を取っ払って楽しむべき作品
本作『ホーム・アローン3』は、世界中で大ヒットを記録し、今なおクリスマスシーズンには必ずテレビで放送される1992年公開の『ホーム・アローン2』から5年後の1997年に公開されました。
『ホーム・アローン3』というタイトルにはなっていますが、1,2のときのようにストーリーに関連性は無く、キャラクターに関しても全く別物の作品になっております。
そのため、これまでのシリーズのようにマコーレー・カルキン演じるケヴィン・マカリスターの活躍を期待したファンから公開当時は落胆の声があったそうで興行収入的にもお世辞にも大ヒットとは言えず、影の薄い作品になっているのは否めません。
管理人
ただ、「ホームアローン」の続編という変な期待感や先入観を捨てて鑑賞すると、子供向けのコメディ作品として幅広い世代が楽しめる内容となっており、完成度は高い作品になっております。
ストーリーに関しては、1と同様に自宅に侵入しようとする泥棒たちを留守番中の少年が知恵を振り絞り、たくさんのトラップを使って退治するという大枠は類似しておりますが、今回は泥棒が2人から4人に増えて、しかも国際的なテロ集団ということから、これまでのシリーズよりも手ごわい相手になっております。
そんな集団が少年アレックスが仕掛ける罠に次々と引っかかり、醜態をさらしていく姿はとても痛快です。
特に天才的な知能を持ち、頭の切れるテロ集団のリーダー・ポーブレーが最終的にはアレックス家で飼っている賢いオウムによって捕まってしまうシーンは最高です。
また、「ホームアローン」シリーズの醍醐味ともいえる家族愛という重要なテーマについても描かれており、末っ子でいつも兄たちから馬鹿にされていたアレックスがたった一人で最終的にはテロ集団を撃退します。
家族から称えられる姿は王道の展開ではありますが、感動してしまいます。
管理人
監督やキャストはこれまでのシリーズから大幅な変更になっておりますが、これまでのシリーズを担当した映画監督ジョン・ヒューズが同じく脚本を担当しているためシリーズの持つ「ドタバタコメディ」、そして、前述した「家族愛」といった魅力に関しては十分に表現されている作品だと思います。
また、アレックス役を演じたアレックス・D・リンツは約2000人という候補者の中から選ばれたということもあり、そのキュートな魅力はマコーレー・カルキンにも負けていないと思います。家族そろってクリスマスシーズンに観るのにぴったりな作品になっております。
『ホーム・アローン3』のみんなの口コミ評判レビュー
『ホーム・アローン3』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「アレックスの仕掛けが子供ならではの賢さを感じて感心させられたため、そういった意味でも楽しめる作品」「以前のシリーズに比べて少し現実的であるように感じた」「今回は警察も信用してくれない中での犯罪グループに立ち向かうという事で今までにないハラハラ感を感じた」「登場人物を一新したアナザームービーといった印象」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★☆☆星3
「ホームアローン」と言えば、マコーレーカルキンだった印象が強いので、1、2に比べると、冬の懐かしくて子供らしいワクワク感や、ほっこりする温かいクリスマスの雰囲気が物足りないかなと思いました。
ホームアローンは、クリスマスの温かい街並みの雰囲気も好きで冬になると良く見たくなります。
3の子役の子も可愛くて冒険心が見ていて面白くて笑えます。
1、2が好きな人でもホームアローン3も家族皆で笑えてほっこり出来て楽しめる映画です。
3の物語の内容はコメディー感がより強いかなと思いました。
私は、ほっこりと出来るところが1、2に比べるとあまりないかなと感じました。
30代女性
★★★★☆星4
大人気シリーズの三作品目。クリスマスというと癖がなくついついこのシリーズを見てしまいます。
前2作品と主役の役者が違ったり、敵役が違って最初は違和感があります。
しかし、本筋のかしこい子供が悪い大人を撃退すると言うところは守られていてやっぱり見ていて楽しいです。
子供の頃は無邪気に主人公に憧れましたが、大人になって見直しみると大人の方が強盗ながら可哀想すぎて泣けてきます。
頭の上に今から植木鉢が落ちてくる泥棒の絶望感が半端なかったです。
でも、今まで単なる泥棒の話だったのが国家レベルの話が出てきてホームアローンも出世したなと思ってしまいました。
20代男性
★★☆☆☆星2
『ホームアローン3』は人気コメディ映画シリーズホームアローンシリーズの第三部作品となります。
監督も主演も変わってしまったので、ホームアローンシリーズが好きな自分にとってはけっこう残念な仕上がりになってしまいました。
前作はマコーレ・カルキンが悪ガキっぽくも無邪気な様子、泥棒を追い出す仕掛けも手作り感があるのがよかったのですが、3になった途端にデジタルな感じが出てしまい、なんだかつまらないなというようなまったく異なる作品に感じてしまいました。
アレックス役の子がこぎれいすぎるし、犯罪者も愛嬌にかけるというか、化学などを駆使しまくっている感じがシラケてしまう感じでほのぼのからは遠ざかったただこらしめてやる感が出ていて全体的に残念でした。
これをホームアローンシリーズに加えてほしくないですね。
30代女性
★★★★☆星4
ホームアローン3は、日本では1998年に公開されました。ホームアローン2から約5年ぶりの続編になります。
ホームアローン3からは、これまで主役を演じてきたマコーレーカルキンからアレックスDリンツに交代となった作品です。
内容はこれまでのホームアローンシリーズ同様、主人公が泥棒を撃退するコメディ映画です。
どのシリーズも大枠は同じですが、それぞれ良さがあり、クリスマスシーズンになると見たくなる作品だと思います。
今回の主人公であるアレックスの魅力ですが、8歳にして機械イジりや、機械を発明したりと天才肌な一面が魅力の一つです。
また、作中、アレックスが嫌っていた隣人ヘスの事も、苦手なのに助けようと手を差し伸べる優しい少年である事も魅力的です。
私はネズミ、オウム、金魚など小さな仲間たちと協力し泥棒を撃退しようとする姿が可愛らしくて好きなシーンです。
FBIのチップがラジコンの中に、という無理矢理な設定ですが、アレックスとチップを狙う泥棒の攻防はハラハラドキドキします。
ですが、毎度同じパターンで視聴者も飽きているのかホームアローンシリーズではあまり人気の無い作品のようです。
やはり、世間はホームアローン=マコーレーカルキンというイメージが強いのでしょうが、個人的には好きな作品です。
30代男性
★★☆☆☆星2
1や2の前作と比べない方が良いかもしれません。ホームアローン3の方が前作と比べて性格の良い子供のように感じました。
ストーリーはこちらの方が良いのかもしれないです。
ただし、高い位置から落とされるバーベルや芝刈り機などで人間であれば明らかに致命的なダメージをえているシーンが多々あるが、無傷という時点でツッコミたくなります。
多少の鼻血ぐらいは最低限表現するべきだったかと思います。トラップが何もかも上手くいきすぎでご都合主義にとてもしらけました。
小さいお子様のいるファミリー向けかと思います。はじめて1を見たときに覚えた面白さと興奮が忘れられないので、この3は少し残念です。
キャスト、登場人物を一新したアナザームービーといった印象です。パワーダウンは否めません。
20代男性
★★★☆☆星3
1,2はケビン・マカリスターのお話だったが、マコーレ・カルキンが使えないためか3では一新されました。
設定としては主人公はおませで上の兄姉からはバカにされているという前作までと同じような境遇です。
そして、泥棒四人組を相手取り自分だけで家を守るというお決まりのパターンです。
ですが、子どもにはこんな罠作れないだろうとか、犯人がたまたまドジって上手くいっただけじゃないかとかツッコミどころはあるものの細かいことを気にしなければコメディ映画としては単純に楽しめます。
序盤の何気ない伏線がラストの犯人を追い詰めるカギとなっているのもあっと驚かせてくれました。
犯人は四人に増えたもののインパクトは無くリーダー以外大して特徴もないのでこんな人数必要だったか?とは思います。
今作ではおマヌケというよりはミスが目立つ感じなので愛すべき悪役という雰囲気でもないです。
また、前作では主人公が家を守ってる一方で、家族は主人公のことを心配して右往左往するからこそお互いの家族愛を確かめる内容になってるのですが、ホームアローン3では大して家族愛が描かれていないためか心温まるムービーとは感じづらいです。
ついでにクリスマス感はほぼゼロ。
30代男性
★★★☆☆星3
正直、期待はしていませんでした。ですが、なんだかいつもと同じだけどちょっと違うテイストでこれもまた良きアローンだと思いました。
期待していなかったというのも、1が面白すぎて2を観た時のがっかり感が大きかったからです。
しかし、子役も変わったということで、新しいホームアローンとして観ることにしました。
いつも通り、誰も信じてくれずにやきもきする前半、そして立ち向かうべく試行錯誤する中盤、試行錯誤がうまくいくかいかないか、少しどきどきしながら、そして、こてんぱにやられる痛快な展開。
大人になればなるほど、勉強になるし心に沁みる言葉や言動がありますね。
昔は子供目線でしたが、今は、親サイドの気持ちも分かりつつ、耳をふさぎたくなるような場面もちらほら。
ストーリーはお馴染みで、安心してみることができました。今回良かったのは、ペットたちの存在だと思います。
アレックスの気持ちや、アレックスが嘘をついていないことを最初から最後まで知っている彼らの存在が、おもしろくもあり、頼もしくもありました。
洋画は字幕派なのですが、ホームアローンに関しては吹き替えにします。
日本語特有の言い回しや冗談など、リズミカルにやり取りされるからです。
しかし、今回のう~ん点としては、字幕にしたのが良くなかった。
吹き替えの寺田こころくんが、感情がこもっていないというか、わざとらしいというか、浅くて、一気にちゃっちい映画になってしまったなと思いました。
30代女性
★★★☆☆星3
『ホーム・アローン3』は、1.2とは違ってマコーレー・カルキンが出ておらず、私は残念です。
オールキャストも変わっており、マコーレー・カルキン版が好きな方からしたら、少し観たくない方もいらっしゃるかもしれないです。
しかし、ストーリー的には、決して悪くなく、家族で楽しめるユーモラスなクリスマス映画となっております。
簡単に解説しますと、悪い人達がラジコンの中にデータのような物を隠しており、そのラジコンに入った荷物が、主人公の男の子の近所に住むお婆さんの持ち物と入れ替わってしまう。
そのお婆さんから、ラジコンを貰った主人公は、その悪者から狙われることになります。
そこから、いつものホーム・アローンの醍醐味、悪者を主人公の男の子が凝らしめるストーリー展開です。
私は、やはりマコーレー・カルキン版の方が好きですね。ほとんどの人がそうだと思います。おそらく、1.2が良すぎたのでしょう。
この映画は、ホーム・アローンの続編としてではなく、単体として観るのをおすすめします。
30代女性
*映画「ホームアローン3」のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。