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『渇き。』が気持ち悪い、ひどいと言われる理由とは?加奈子は生きてるのかやキャスト相関図解説!

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2014年6月27日公開の映画『渇き。』。

『告白』で日本アカデミー賞を受賞した中島哲也監督の作品で、小松奈々が日本アカデミー賞の新人俳優賞、役所広司がカタロニア国際映画祭の最優秀男優賞を受賞するなどしました。

原作は第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した深町秋生の「果てしなき渇き」です。

映画『渇き。』の口コミ評判レビューには、

  • バイオレンスな雰囲気の映画で賛否両論分かれそうな作品
  • 分かりやすくて面白い映画を求める人には向いていない
  • キャストが豪華で改めてじっくり見てみたい作品
  • 思っていた映画の想像を遥か超えて、衝撃的だった
  • 胸を抉り倒されたような感覚になる
  • 気持ちが悪い映画だと感じた
  • 人間のリアルな部分を上手に表現した作品
  • 考察や一風変わった映画を見たい方にはおすすめ

という声が多数集まっています。

この順番でチェック
  • 過激なシーンやストーリーに気持ち悪いやひどい、グロいとの声について多数!
  • 加奈子は生きてる?キスシーンについて
  • 映画『渇き。』のキャスト相関図
  • 『渇き。』のあらすじ
  • 『渇き。』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

もし、まだあなたが一度も「渇き。」を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。

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映画『渇き。』の過激なシーンやストーリーに気持ち悪いやひどい、グロいとの声について多数!

映画『渇き。』は、中島哲也監督が以前監督した映画『告白』以上に賛否両論を巻き起こし、気持ち悪いひどいとの感想を持たれる方も多くおられます。

その理由としては、やはり作品中の過激なシーンとストーリー展開にあると思いますが、「気持ち悪い」「ひどい」「グロい」などと言われることをまとめました。

過激なシーンに気持ち悪いやグロいとの声

暴力、殺人、薬物、売春、レイプなど、犯罪のオンパレードなのがこの作品です。

あまりにも日常的に暴力や殺人が行われ、レイプシーンや子供の売春なども普通に出てきます。

それは、愛川が容赦なく妻を射殺するシーン、裏切ったために半殺しの状態になった松永の内臓が飛び出ているシーン、少年少女たちがレイプされるシーン、瀬岡が遠藤の耳をカッターで切り取るシーンなどで、思わず目を背けたくなるほどグロいシーンが次々と繰り広げられていきます。

ショッキングな映像に耐性が無い方が作品を観たときに気持ち悪いという感想を持つのは致し方ないことなのかなと思います。

身勝手な登場人物たちがひどい?

主人公である役所広司演じる藤島昭和は、とにかくロクデナシのキャラクターとなっています。

元妻や愛川の妻をレイプするだけでも胸糞が悪いのですが、なんと実の娘の加奈子にも関係を迫る気持ち悪さです。

男女構わず暴力を振るい、場合によっては殺人も平気で犯します。

自分の気持ち優先で、他人を気遣う描写なども作中ではありませんでした。

悪人が主人公の映画は多数ありますが、ここまで理解に苦しむ主人公は稀なのではないでしょうか。

管理人

そして娘の加奈子や愛川も、他人の気持ちや命に対して非常に軽薄です。

他にも、自分の欲に忠実な人物が多く登場しています。

狂っているとも言える、身勝手な登場人物たちの行動に共感できるものはなく「ひどい」という印象を受けるのも無理はありません。

また、ストーリー展開に関しても、登場人物のほとんどが死亡したり、破滅の道に向かうなどハッピーエンドとはほど遠い展開になっています。

観終わった後に心にぽっかりと穴が開いたような衝撃を受ける映画になっているため、ひどいという感想を持つ方の気持ちも共感出来ます。

このように映像もストーリー展開も狂気に満ちた作品になっているので観る前にしっかりと覚悟を持って観るのをオススメします。

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映画『渇き。』加奈子は生きてる?キスシーンについて

加奈子は生きているのか考察解説

映画『渇き。』のラストで行方不明になっていた加奈子。

彼女の担任の教師だった東が、自らの娘の晶子に売春の斡旋をした怒りから凶器によって加奈子を殺害したことが判明します。

しかし、藤島は東に加奈子を探し出すように命じます。

東によって殺害されているのは本人の供述からも明らかなのにも関わらず、藤島は加奈子が必ず生きていると言います。

果たして、本当に加奈子は生きているのでしょうか?

管理人

藤島が雪山で必死に探しますが、加奈子の遺体が最後まで見つからないので、生きているという可能性はゼロではありません。

しかし、東がナイフで刺し、加奈子が大量に出血しているシーンもあることから命を落としている可能性が非常に高いと考えられます。

では、なぜ藤島は加奈子が生きていると言ったのでしょうか?

その理由は、藤島が父親として娘を彼なりに愛しており、素直に加奈子に生きていてほしいという願望があったからだと推測できます。

元妻の桐子を暴力的に抱いた後、家族を愛して何が悪いと叫んでいることからも分かるように、彼の心には家族への愛が確かにあります。

ただ、その愛し方は非常に身勝手で歪んでおり、家庭が崩壊してしまったのも当たり前のことだと思います。

加奈子を見つけ出して、自分の手で殺すという発言は愛し方を知らない父親の非常に歪んだ愛情表現と言えるでしょう。

キスシーンについて

今作で加奈子を演じた小松奈々は、この映画で本格的な演技初挑戦にも関わらず役所広司、中谷美紀、國村隼、清水尋也、高杉真宙、星野仁ら男女問わず6人とのキスシーンを演じておりますが、新人とは思えない堂々とした演技には度肝を抜かれます。

その透明感のある美しさと不思議なカリスマ性を持った加奈子に登場人物たちは魅了されます。

キスシーンには、そんな加奈子の危うい魅力が詰まっていると思います。

管理人

作品の中で内面が描かれるシーンは少ないため、加奈子がなぜ売春に協力をしていたのか、彼女の動機や思想が明らかになることがありません。

しかし、だからこそ、観た人はみんな登場人物たちと同じように加奈子のミステリアスな魅力に夢中になってしまうのだと思います。

映画『渇き。』のキャスト相関図

『渇き。』のあらすじ

以下、映画「渇き。」のあらすじです。

『渇き。』のあらすじ|行方不明になった娘

暴力事件を起こし刑事をクビになり、警備員として働く藤島はコンビニで3人が殺害された事件の目撃者として元部下の刑事・浅井から取り調べを受けます。

程なくして、元妻の桐子から娘の加奈子が失踪したと連絡を受け、マンションの加奈子の部屋を訪れるとカバンには覚せい剤の入った袋やクローゼットに並んだ高価な洋服を見つけますが、桐子は一緒に住んでいながら加奈子のことを全く把握していませんでした。

加奈子の行方を探すため、加奈子の同級生たちとのコンタクトに成功した藤島は、加奈子が自殺した緒方という少年と付き合っていたことを知ります。

そして、ガラの悪い不良である松永や遠藤との付き合いがあったことも判明し、加奈子は自分たちが思っていた品行方正な優等生では無かったことが明らかになります。

同級生の森下は特に加奈子を嫌っており、長野は加奈子に対して怯えている様子でした。

『渇き。』のあらすじ|加奈子と瀬岡の出会い

浅井の写真によりコンビニでの殺害事件の被害者である小山の後輩が加奈子と交流のあった松永であり、彼らがヤクザと協力して薬物の売人をしていたことが判明します。

加奈子が様々な問題をかかえており、依然として行方不明な状況にも関わらず捜査を楽しむような表情を見せる藤島は、嫌がる桐子を暴力で抑えつけながら桐子を無理やり抱こうとします。

瀬岡は桐子の浮気相手を車から引きずり降ろして、何度も殴りつけたことにより刑事をクビになり、妻とも離婚したのです。

シーンは遡って3年前、いじめられっ子の瀬岡はいじめによって怪我をした際にタオルを差し出してくれた加奈子に思いを寄せており、屋上で会った加奈子に瀬岡は自分も加奈子にとっての緒方のような存在になりたいと好意を伝えたのでした。

それ以来、なぜかいじめが無くなり、平和な毎日を送っていましたが自分をいじめていた生徒が大けがをしている様子から加奈子の仕業だと推測します。

しかし、加奈子に夢中な瀬岡は疑いながらも松永たちのパーティーに誘われ、参加する事にします。

会場で睡眠薬入りの酒を飲まされ、気を失った瀬岡が目を覚ますと拘束されており、中年男性に犯され、その様子を撮影されていました。

シーンは現代に戻り、桐子が出ていき自暴自棄になった藤島が酔っ払いながら自宅に戻ると、謎の集団に襲撃されます。

娘が隠したものがどこにあるのか尋ねる男たちでしたが、藤島が何も知らないことに気付くとそのまま出ていきました。

『渇き。』のあらすじ|明らかになった加奈子の悪事

翌朝、森下が長野から預かったロッカーのカギを藤島に渡しますが、長野はすでに殺害されていました。

ロッカーの中には中年男性が少年少女たちをレイプする様子を収めた写真があり、その中には加奈子や長野を犯す警察の官僚の姿もありました。

加奈子のことを知る心療内科の辻村への捜査により、加奈子が石丸組というヤクザと関係を持つチョウという実業家と手を組み、少年少女を薬漬けにして売春させていたことが判明します。

その後、藤島は石丸組に襲われ加奈子が松永の協力のもと、顧客情報や売春の様子を収めた写真を盗み出していたことを知ります。

組を裏切った松永はすでに瀕死の状態でした。

石丸組の咲山にチョウが雇っている殺し屋で表向きは刑事で愛妻家の愛川を始末しろと命じられた藤島は愛川の妻子を人質にとり、デパートの屋上に誘き寄せます。

殺人に取りつかれた愛川は雇い主であったチョウを殺害しており、失望した妻までも射殺しました。

藤島との死闘の末、駆け付けた浅井ら警察によって愛川は射殺されます。警察の目を盗み、藤島は逃亡に成功します。

以上、「渇き。」のあらすじでした。

果たして、加奈子はどこにいるのか。

そして、藤島はこの後どうなってしまうのか。

続きが気になる方は実際に映画を観る事をオススメします。

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『渇き。』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

以下、映画「渇き。」の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。

感想評価(※ネタバレ有)|鬼才・中島哲也監督の狂気が詰まった問題作

瀬岡は加奈子の行方を探す中で遠藤を襲い、かつて緒方も松永とチョウによって売春させられていたこと知り、復讐のために加奈子は彼らと親交を持っていたと推測します。

加奈子が滞在するホテルにたどり着いた瀬岡は加奈子の命を奪おうとしますが、加奈子への思いから命を奪うことが出来ず愛川によって殺害されてしまいます。

命を落とすぬ寸前に緒方が好きだった?と尋ねる瀬岡に対し、加奈子は好きだったから命を奪ったと告げるのでした。

藤島も加奈子が滞在していたホテルにたどり着き、おびただしいほどの売春の写真の中から加奈子の担任であった東の娘・晶子が写っている写真を見つけ、東のもとを訪れます。

小学生の晶子は加奈子に勧められて売春をし、そのお金で欲しかった携帯電話を買ったのです。

そのことを知った東は、悪びれる様子も無く笑顔を浮かべる加奈子を殺害していたのでした。

藤島は加奈子の死体を埋めたという雪山に東を連れて行き、加奈子を見つけるまでは何年かかっても娘には会わせないと告げます。

逃げ出そうとする東を捕まえて、早く掘り起こせと命令するのでした。


映画『渇き。』は、深町秋生の小説「果てしなき渇き」を中島哲也監督が映画化した作品となっております。

中島監督と言えば、映画『告白』が大ヒットを記録するも、その過激な描写と独特の映像表現で賛否両論を巻き起こしましたが、本作は『告白』以上に過激な表現と映像、そして、ストーリー展開になっており、その作品に詰め込まれた溢れんばかりの狂気に圧倒されます。

娘である加奈子を主人公である父・藤島が探すというミステリーになっておりますが、いじめられっ子の瀬島を中心とした青春映画の要素や藤島の捜査の様子は昭和の刑事ドラマのような演出があったり、後半の愛川との死闘はクライムアクションのような迫力があったりと、様々な要素が詰め込まれたバラエティ豊かな作品になっており、中島哲也という監督の器用さには驚かされます

作品の混沌とした内容はまるで藤島や加奈子の頭の中を表現しているようです。

管理人

主人公の藤島、そして、娘の加奈子を筆頭に登場人物が全員常軌を逸しているのも、この作品の特徴ですが、個人的には表の顔は愛妻家の完璧な夫、裏の顔は殺人に取りつかれた愛川のキャラクターが一番ぶっ飛んでいると思いました。

加奈子を演じた小松奈々は当時18歳という若さでオーディションによって選ばれましたが、ミステリアスで不思議なカリスマ性を持った加奈子というキャラクターを見事に演じております。

この映画が初めての本格的な演技だとはとても思えない演技力は後の活躍を予感させます。

藤島を演じた役所広司は、真面目な役柄が多いイメージがありますが、今作ではネジの外れた藤島という男の迸る狂気を見事に演じており、その演技力の高さを堪能する事が出来ます。

思わず目を背けたくなるような描写も多々ありますが、矢継ぎ早に展開されていく刺激的なシーンの数々やぶっ飛んだキャラクターの魅力など不思議な中毒性のある映画となっております。

とにかく刺激的な映画が観たいという方にぜひオススメしたい作品です。

『渇き。』のみんなの口コミ評判レビュー

『渇き。』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。

「1度見ただけではこの映画の魅力は伝わりにくいと感じた」「内容は結構ハードでグロテスクでビビットに表現した映画」「ストーリーの胸糞悪さと意味の分からなさが進んでいくかんじ」「衝撃的なラストまでノンストップで物語は進み、救いのないラスト」

それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。

★★★★☆星4

深町秋生のミステリ小説「果てなき渇き」を原作に、「告白」「来る」(「来る」は今作後公開)の中島哲也監督がグロテスクでビビットに表現した映画です。

内容は結構ハードです。売春、児童買春、暴力、警察の内部腐敗等々割と重めのテーマが設定されており、中島監督の極彩色でビビットな世界観が滅茶苦茶合ってて個人的に視覚的な部分で好きな作品の一つになります。

内容については原作との相違点があったり、名前が合ってるけど別人みたいになってたり、説明端折られてるしなんだか読んだ時と違うような感覚を持つ人は多いかと思うので、原作知ってる人には別物の作品だと思って見た方が楽しめるかと思います。

生々しい演出と効果的に使われるアニメーションとビビットな配色感で劇薬エンターテイメントと銘打ったCMは伊達じゃないです。

悪辣的な映画が見たい人は是非。

30代女性

★★☆☆☆星2

『下妻物語』や『告白』などの話題作を手掛けてきた中島哲也監督の作品で、ベストセラーとなった小説を原作にしたヒューマンサスペンス映画です。

衝撃的な予告編を見て気になり、視聴しました。

人気アイドルグループ「でんぱ組.inc」の劇中歌や、途中でアニメーションが挿入されるところ、クラッシックを迫力ある演出に挿入しているところなど新しく斬新な演出に魅了されます。

ですが、とにかくストーリーの胸糞悪さと意味の分からなさ、時系列がバラバラでよくわからないまま話が進むなど感情移入できず、よくわかないまま終わってしまいました。

色々な要素が詰め込まれ過ぎてよくわからない映画だと思います。

小松奈々さん、役所広司さんの鬼気迫る演技はよかったです。

20代女性

★★★★☆星4

『渇き。』はタイトルに惹かれなんとなく映画一覧から選んで観た作品でした。

出演している役者さんも知っている方が多く、このような人間のダークな部分を描いた作品は大好きだったのですごくわくわくした気持ちで見始めました。

感想としては、それぞれの登場人物の狂気的な面が全面にでていてとても面白かったです。

どの場面でも次の展開が予想出来ず場面の見せ方と役者さんの演技力に惹き込まれました。

皆が加奈子という人物に惚れ、惹き付けられ狂っていく。そしてその加奈子という役を演じる小松菜奈さんがとても美しく本当に適役だと思いました。

ただ、場面ごとの時系列が難しいことと、言葉で語られない部分もあったため、初めは理解するのが難しかったです。

しかし、逆にそれがもう一度観たいと思わせられる作品だなと感じました。

30代男性

★★★☆☆星3

『渇き。』は2013年当時から人気が高かった小松菜奈さんが出ているということで話題になりました。

役所広司さんが元刑事役だということも事前情報で知っていたため、普通のサスペンスものかなと思い見たことを覚えています。

元刑事の父親が行方不明になった娘を探し回ります。

娘の知らない一面をどんどん知っていくのですが、父親がショックを受けて乱暴になっていく様がとても見事に描かれていました。

終盤になるにつれて内容がどんどん過激になっていくのですが、映画全体的に色彩豊かで音楽もポップなものが使ってあるのであまり後味の悪い感じではありませんでした。

娘の真の姿を追っていくミステリー要素がありながら映像のポップさが全面に描かれていて面白い作品でした。

30代女性

★★★★☆星4

中島哲也監督作なのでショッキングな作品だろうと思ってはいましたが、想像を超えてのショックさでした。

役所広司演じる父親が始終最低、娘の失踪をきっかけにいろんなほころびが発見されるのですが、一番の癌は父親でしたね。

薄汚く、なりふり構わない父親を役所広司が圧巻の演技力で魅せます。

登場人物が誰一人まともではなく、見ていて始終気持ち悪く2時間が苦痛、なにを見せられているんだろうという気持ちにもなりました

小松菜奈演じるミステリアスな女子高生、かなこにも、そこまで男を惑わす妖艶さがあったか疑問。

衝撃的なラストまでノンストップで物語は進み、救いのないラストを迎えます。

ラスト真っ白な雪と汚れた役所広司の対比が焼き付いて離れません。

40代女性

★★★★☆星4

映像の撮り方や音楽がおしゃれだなと最初に感じた作品でした。

痛々しい表現があったりするので苦手な人は最後まで見られないかもしれないと思います。

物語の内容も何回か見直したほど疑問点がいくつか出てくるような感じでした。

ですが役者さんが豪華で、演技が素晴らしいので観てよかったなと思う点でした。

特に小松菜奈さん演じるかなこは儚くも魅力的な女の子で、私は女性で既婚者ですが、思わず恋をしてしまいそうになりました。劇中の少年が小松菜奈さんの天使のような見た目で中身が小悪魔のような女の子に惹かれて痛い思いをするというのは普通の日常の中でありそうだなと思います。

現代の日本の若者の怖い部分、闇が綺麗に描かれていると思います。

賛否両論分かれるとは思いますが、私は観てよかった作品です。

20代女性

★★★☆☆星3

小松菜奈が一躍有名になった作品で、公開当時とても話題になっていたので映画館に見に行きました。

映画は、過激なシーンや意味不明なシーンがとても多く、一回観ただけでは全てを理解することが難しかったです。

ジェットコースターに乗っているかのように次々といろんなことが起こり、気づいたら映画が終わっていました。

ビジュアルの良い、有名な俳優・女優が勢揃いしていて、その人たちがいるからこそ成り立つ不思議な世界観でした。

当時、自分は小松菜奈を全く知らなかったので、最初のシーンで彼女をとても魅力的だと感じました。

綺麗でお人形のように整った顔とプロポーションで、可愛さだけが溢れた世界に彼女が溶け込んでいるところは今でもよく覚えているシーンです。

20代男性

★★★★☆星4

『渇き。』は私が高校生の頃に映画館で見ました。

見に行った理由は、加奈子役の小松菜奈が好きというそれだけの理由でした。予告を見たこともなく、どのような映画かもわからないまま始まりました。

映画の感想としてグロテスクなシーンもあり目を伏せてしまうことも多く、またサイコパスな感じな世界観が高校生の頃の私には、最後まで内容を理解するのが難しかったことを覚えています。

その中でも印象的なのはとにかく加奈子が謎な存在だったということです。

加奈子は多くの登場人物と出会っては各登場人物が加奈子に惹かれるが加奈子は消え、不幸が訪れ…の繰り返しで、エンディングで加奈子は既に殺害され埋められていたということでした。

時系列もバラバラであったので分かりにくかったのですが、加奈子の復讐が描かれた作品だったのでは?と大人になった今ではなんとなくわかった気がします。

とにかく、キャストが豪華で改めてじっくり見てみたい作品です。

20代女性

*映画「渇き。」のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。

引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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