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「君の膵臓をたべたい(2017)」で通り魔はなぜ桜良を襲ったのか解説&考察。登場人物相関図やあらすじネタバレ感想評価!

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2017年7月28日公開の映画『君の膵臓をたべたい』。

原作者・住野よるのデビュー作で、原作小説が数々の賞を受賞して実写映画化されました。1年後にはアニメ映画化もされています。

「キミスイ」と略されて呼ばれることが多いですが、興行収入は35億円を超えて2017年公開の邦画映画第2位の記録となりました。

第41回日本アカデミー賞の優秀作品賞にも選ばれ、ダブル主演の浜辺美波と北村匠海は新人賞を受賞しています。

主題歌はMr.Childrenの「himawari」です。

映画「君の膵臓をたべたい」のまとめ
  • 君の膵臓をたべたい考察解説|通り魔はなぜ桜良を襲ったのか
  • 君の膵臓をたべたい考察解説|実話なのか
  • 君の膵臓をたべたいの原作小説との違い!追加された部分について
  • 君の膵臓をたべたいの登場人物・キャスト相関図
  • 君の膵臓をたべたいのあらすじ
  • 君の膵臓をたべたいのネタバレ含む感想評価と口コミレビュー
  • 君の膵臓をたべたいのテレビ放送・地上波の予定一覧

目次

君の膵臓をたべたいを考察して解説①通り魔はなぜ桜良を襲ったのか。実話なのか。

君の膵臓を食べたいの解説考察①|通り魔はなぜ桜良を襲ったのか、それは作者からのメッセージ

桜良は退院したあと、春樹の元へ向かう途中で通り魔に刺されてしまいます。

その通り魔は以前から近辺で多く出没されていれると騒がれていました。

病気ではなく、突然の死を迎えさせたのは原作者のメッセージではないかという見解があります。

桜良は春樹に人はいつ死ぬか分からないということを伝えていました。

桜良は命の期限が限られていましたが、春樹はその期限までは必ず生きるとのだと思い込んでいました。

しかし、そこまで生きられるのかということも分からないのです。

今を大切に生きなければいけないということを桜良の死を通して原作者は伝えていたのではないでしょうか。

管理人

君の膵臓を食べたいの解説考察②|映画タイトルである「君の膵臓をたべたい」の意味

これに関しては2つの意味が考えられます。1つは初めてのデートの際に桜良が言っていた意味です。

昔の人は自分の身体の悪いところの臓器を食べれば病気が治るという風に信じていました。

なので、この言葉は桜良が病気を治すために春樹に対して言ったことだと考えられます。

2つ目は、人に食べてもらうと魂がその人の中で生き続けるという意味です。

これは屋上で2人が話しているときの会話に出てきていました。

桜良が春樹の中で生き続けたいという想いのこめられた言葉でもありますが、最後のメールで春樹が打ったメッセージでもあります。

春樹も自分の中で桜良に生きていてもらいたい、桜良になりたいという想いが込められた言葉でもあると思います。

管理人

君の膵臓をたべたいの解説考察③|主人公の名前と原作などで主人公の名前が伏せてある理由

主人公の名前は志賀春樹です。原作では桜良が亡くなった後、お母さんとの会話の中で初めて名前が出てきます。

原作での桜良と春樹の会話の中で、春樹は名前を呼ばれたときに周りの人が自分のことをどう思っているか想像しているという桜良の発言があります。

この物語は春樹の目線で描かれているため、本当は名前で呼ばれているのにも関わらず、春樹の中で相手が自分のことをどう思っているのかということが示された呼び方に変換されていると考えられます。

それを示す証拠に、桜良の呼び方は地味なクラスメイトくんから秘密を知っているクラスメイトくん、そして仲良しくんへと変わっていきます。

管理人

君の膵臓を食べたいの解説考察④|「いけないこと」とは

桜良は死ぬまでにやりたいことリストで「恋人じゃない男の子といけないことをしたい」と挙げていました。

恋人じゃない男の子というのは最初から春樹のことを指しているのだと思います。

2人が福岡に旅行に行った際、春樹は桜良は恋人ではないという発言をしています。

桜良は春樹が恋人になるつもりがないということを分かっていたので、恋人じゃない男の子と表現し、残りわずかな人生において春樹と一つになってみたいと思ったのではないでしょうか。

君の膵臓をたべたいの解説考察⑤|通り魔の犯人は誰?元彼説について

元彼である隆弘が粘着質な性格であることが桜良の会話からも隆弘の行動からも分かります。

そして、ストーカー紛いな行動もしていたため、元彼が通り魔の犯人だと考えられてもおかしくありません。

しかし、映画では前半の図書館のシーンで、最近通り魔事件が起きていることについて触れられています。

原作でもどこの誰かも知らない犯人という風に表現されていることから、元彼である可能性は極めて低いと考えられます。

映画で隆弘はお葬式にも出席して悲しそうな顔をしています。桜良は、物語には関係ない通り魔に偶然出くわしてしまい命を奪われたのでしょう。

管理人

君の膵臓をたべたいの解説考察⑥|桜良の病名

原作では桜良が自分の患った病気について、ほとんどの人がすぐに死んでしまう病気の王様という風に言及をしています。

しかし、病名は出てこず、原作者も架空の病気としているそうです。

君の膵臓をたべたいの解説考察⑦|続編について

アニメ映画版の入場者プレゼントに「父の追憶の誰かに」という短編の物語があります。

大人になった春樹は出版社に勤め、しっかりと家庭を築いていました。

春樹と桜良のお兄さんの娘が2人で桜良のお墓参りに行き、それを春樹の娘のふゆみが浮気と勘違いしてしまいます。

恭子とガムをくれる友人の娘であるあんずも協力し、2人で春樹を尾行するというお話です。

君の膵臓をたべたいの解説考察⑧|実話なの?

『君の膵臓をたべたい』は実話ではありません

住野よるさんによるフィクション小説になっています。

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君の膵臓をたべたいの原作小説との違い。追加された部分について

まず、小説では、春樹が大人になった12年後の世界は描かれていません。

なので勿論、春樹が将来何になったのかも分からないし、恭子が結婚したことも誰と結婚したのかも分かりません。

映画では結婚式のときに初めて友達になりますが、小説では高校時代に既に仲良くなっており、恭子と春樹が一緒に桜良の墓参りに行く場面も描かれています。

そして、映画では早い段階で春樹の名前が明らかになりますが、小説ではずっと【僕】という形で物語が進み、桜良が死んだ後に名前が明らかになりました。

また、星の王子様の本の扱いも違います。

原作では桜良が春樹を家に呼ぶための口実として使われていましたが、映画では序盤に桜良から読みなさいと渡されます。

君の膵臓をたべたいの登場人物・キャスト相関図

キャスト・登場人物相関図

登場人物・キャスト一覧

登場人物とキャストを一覧にすると、この通りです。

  • 山内桜良 役-浜辺美波
  • 志賀春樹(僕) 役-北村匠海(学生時代):小栗旬(12年後)
  • 滝本恭子 役-大友花恋(学生時代):北川景子(12年後)
  • 宮田一晴(ガム君) 役-矢本悠馬(学生時代):上地雄輔(12年後)
  • 隆弘(委員長) 役-桜田通
  • 栗山 役-森下大地
  • 桜良の母 役-長野里美

君の膵臓をたべたいのあらすじ

以下、映画「君の膵臓をたべたい」のあらすじです。

君の膵臓をたべたいのあらすじ|高校時代を振り返る春樹

高校教師である志賀春樹は、退職を考えていました。校内の図書館が解体されるということで蔵書整理を頼まれた春樹は図書館に向かいます。かつてこの学校の図書委員だった春樹は、その時のことを思い出します。

春樹と同じクラスの桜良が話すようになったきっかけは病院での出来事でした。盲腸の手術を終え、待合室で座っていると1冊の本が春樹の前に落ちます。1ページ目には共病文庫と書かれており、次のページからは日記が綴られていました。そこには膵臓の病気を患っており、あと数年の命と書かれていました。

その本が自分のものだと声をかけてきたのが桜良でした。桜良はクラスの人気者だったため、春樹は驚きます。地味なクラスメイトの春樹に重大な秘密を知られてしまったのに、桜良は笑っていました。

君の膵臓をたべたいのあらすじ|図書委員になる桜良

次の日から春樹の生活は一変します。

誰とも関わらないことで自分の領域を守ってきた春樹でしたが、桜良はその領域を踏み荒らしてきたのです。

桜良は春樹と同じ図書委員に立候補します。

そして自分の残り少ない人生の手助けをさせてあげると春樹に言うのです。

待ち合わせ場所と時間を告げ、ろくに仕事をせずに去っていきました。

君の膵臓をたべたいのあらすじ|初めてのお出かけ

春樹は仕方なく待ち合わせ場所に向かいます。

すると桜良はホルモンを食べに行くと言い出します。

膵臓を食べるという桜良に春樹はどう反応をしたらいいのか困ってしまいます。

桜良はそんな春樹の困った様子を楽しんでいるようでした。

桜良は病気のことを家族以外の誰にも言っていませんでした。

クラスメイトに言うと動揺させてしまうし、引かれてしまうと思ったからです。

しかし春樹はそんな反応を見せず、平気そうにしています。

1番辛いはずの桜良が悲しい顔を見せないのに、他の誰かが泣いたりするのはお門違いだからと言う春樹をじっと見つめ、にっこり笑った後、桜良はスイーツパラダイスに向かいました。

女性ばかりの店内で、居心地の悪さを感じる春樹に、桜良は更に質問攻めにして追い詰めます。

好きなった女性について聞かれ、春樹は仕方なく何にでも「さん」をつける女の子のことを話します。

桜良はどうなのかと聞くと、最近彼氏と別れたと話し出しました。

家に帰り、桜良から読めと渡された星の王子さまを読んでいてると、桜良からお礼のメールが届きます。

今日のことを共病文庫に書いたと言うので、春樹は自分の名前は書かないよう頼みました。

以上、映画『君の膵臓を食べたい』のあらすじでした。

君の膵臓を食べたいのネタバレを含む感想評価と口コミ評判レビュー|5段階中5の評価が多数

以下、映画「君の膵臓をたべたい」のネタバレを含む感想評価と口コミ評判です。

感想評価|魅力的な主人公が送る、悲しい感動作

『君の膵臓をたべたい』の小説を読んだことがあるので、その素晴らしい世界観が壊れてしまわないかと不安で見ることができないでいた作品でした。

しかし、小説とは違う場面がいくつかあったものの、同じように感動することができました。

それは主演の2人が小説のイメージ通りだったからだと思います。

特に北村匠海さんは春樹そのもののようでした。

春樹というキャラクターがこの作品の1番の魅力です。

理屈っぽいところもありますが、自分にも相手にもまっすぐに向き合って、桜良が感じていたような強さがありました。

高校生とは思えない落ち着いたところも好きでした。

管理人

そんな春樹が桜良に振り回され、どんどんと人と関わる楽しさを感じている様子を見ていると嬉しくなりました。

1番好きなシーンは真夜中に病院に駆けつけるシーンです。春樹はとるとは思えない思い切った行動だったので驚きました。

それだけ春樹の中で桜良の存在が大きいものになっていることが感じられ、切なくなりました。

そして、退院した桜良を胸をわくわくさせながら待っているときの様子は可愛くてたまりませんでした。

そんな春樹を北村さんが演じたことで、より魅力的に感じたのだと思います。

映画のオリジナルストーリーも小説の世界を壊すものではなかったのでとてもよかったです。

映画キミスイの口コミ評判レビュー

★★★★★星5

膵臓の病気を隠しながら高校生活を送っている桜良とその秘密を知ってしまった僕の青春がすごく切ないけどキュンとしていい作品だなと思いました。

浜辺美波さんの儚いけど強い女子高生の感じのお芝居がすごく良かったなと思いました。

僕の弱気な感じが北村匠海さんの雰囲気に合っていてすごくいいキャストだなと思いました。

桜良と僕が二人で旅行に行って真実か挑戦かゲームをするシーンが印象に残っていて好きなシーンです。

原作にない12年後の恭子とガム君の結婚式に僕が行くというストーリーもすごく良かったなと思いました。

ラストの桜良が亡くなってしまう理由が予想外すぎて衝撃的でした。

普段は明るく振舞っている桜良の心情を共病文庫で語られるのがすごくいい演出だなと思いました。

20代女性

★★★★★星5

はじめ映画の告知をCM等で知った時に主題歌がMr.Childrenであったので興味を持ちました。

普段から主題歌に抜擢されているアーティストが自分の好きなアーティストだったらそれだけで見に行こうという気がします。

正直主演の北村匠海と浜辺美波は全然知らなかったし、タイトルが斬新だなと思いながらもとりあえず映画館へ見に行きました。

全く原作を知らなかったのですが、主演の2人の演技と小栗旬の演技がすごいよくて、世界観に引き込まれ終始泣いていたように思います。

またタイトルの「君の膵臓を食べたい」の意味もそういうことか!と思いそれでまた涙しました。

とても感動的ないい作品で、エンドロールで流れる「himawari」がまた最高によかったです!

30代女性

★★★★★星5

「君の膵臓食べたい(実写版」は住野よるの同名ベストセラー小説を実写映画化した青春ドラマでした。

原作自体は話題がありますし、映画は人気俳優と脚本者を担当していたので、評価がいいと思います。

私は原作を読んだことないですが、最初映画のタイトルを見てちょっと怖いけど、興味を持ってました。

性格が全然違う二人は秘密の日記帳によって縁を繋いでいきます。そして、お互いのことを憧れしながら、成長していきます。

私は桜良は生きるための努力自体が、すごいと思います。だからこそ最後道で刺されて亡くなることを悲しいと思います。

「僕」は桜良と付き合うの間に考え方や行動が益々大人になっていく、その成長の重さが伝わります。

この作品が高校時代を舞台にして、人それぞれの喜び、苦しみ、悲しみを表現して、感動を溢れる作品だと思います。

20代女性

★★★★☆星4

主人公、浜辺美波ちゃんが可愛い。そして準主役の北村匠海くんがかっこいい。これに尽きます。

ストーリーとしては明るい青春、不治の病、意外な結末、といったところでしょうか。

明るい青春の中で美波ちゃんはキラキラ輝いていたし、北村くんは影の中にも本当は明るいところへ行きたい、という上手さを醸し出していました。

美波ちゃんが天性の笑顔で北村くんを引っ張っていたような気がします。

美波ちゃんの不治の病を知ったときの北村くんの独特の演技のあとは二人でこの映画を作り、二人でもっとキラキラ青春の中を走り、そしてエンディングへと続く意外な伏線があり、涙する、でした。

北村くんの大人になった俳優さんが小栗旬さんでちょっとだけ違うかな、と違和感があったのが残念でした。

40代女性

*映画「君の膵臓を食べたい」のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

『君の膵臓をたべたい』のテレビ放送・地上波の予定一覧

『君の膵臓をたべたい』の過去のテレビ放送は、このようになっていました。

  • 2018年8月19日、日曜プライムでテレビ放送
  • 2020年9月4日、金曜ロードショーでテレビ放送

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