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事故物件恐い間取りで「助けて」と謎の声が!ネタバレ感想評価、実話となった元ネタや原作小説についても解説!

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2020年8月28日公開。

売れないお笑い芸人の松原タニシが番組の企画により、事故物件に住むことになっていったという実話を亀梨和也主演で映画化。

興行収入は20億円を超えて2000年代に公開された邦画のホラー映画では一番の記録となっています。リピーターも多く、はやくも続編を期待する声も上がっています。

近年、孤独死や自殺者が多い中、知らず知らずに潜むもっとも身近なホラー要素と言える作品です。

映画「事故物件恐い間取り」のまとめ
  • 事故物件恐い間取りの劇中で「助けて」と謎の声が
  • 事故物件 恐い間取りのあらすじネタバレ
  • 事故物件恐い間取りの感想評価と口コミ評判レビュー
  • 事故物件恐い間取りの原作・実話となった元ネタ解説

それでは事故物件恐い間取りのネタバレとあらすじ・感想評判の前に、「助けて」と謎の声が入っていた真相を確かめましょう!

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事故物件恐い間取りの劇中で「助けて」と謎の声が!幽霊なのか?作り物なのか?

「助けて」と声が聞こえるのはどこのシーン?

公開して、すぐに話題になったのが、劇中で「助けて」と声が聞こえるというものです。

これは主人公である山野ヤマメが2軒目の事故物件に住んでいる時に行われているサイン会でのシーンです。サインが終わり、女性に「気いつけて」言うシーンがありますが、ここで「助けて」と男性の声が聞こえるのです。

SNSでも話題になり、ネットニュースでも注目されました。

人によって聞こえ方が違う「助けて」って怖いくね?

SNSを見てみると、人によっては聞こえたり聞こえなかったり、また女性の声だと言う人もいれば男性の声だと言う人もいました。1回目は聞こえたけど、2回目観に行ったときは聞こえなかったという人もいるようなので不思議なところです。

中田監督はこのシーンでは「助けて」という声は入れてないし、現場では誰も発していないということを語っています。

ヤマメが「気をつけて」という言葉がたまたま「助けて」と聞こえたという声もあれば、2軒目の事故物件の老婆の声なのではとも議論されましたが、真相は分からずです。

ちなみに、この他にもヤマメが1軒目の事故物件で自転車を取りに行くシーンがありますが、このシーンで一瞬だけ白い影が映り込んでいるとのことです。

筆者は声に関しては確認できたものの、白い影に関しては分かりませんでした。気になる方は、ぜひ鑑賞して確かめてほしいです。

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事故物件恐い間取りあらすじネタバレ|番組撮影から始まる恐怖

以下、映画「事故物件怖い間取り」のあらすじネタバレとラスト結末です。

事故物件 恐い間取りのあらすじ|番組の撮影の為に事故物件へ住むことに

山野ヤマメは相方である中井と共に「ジョナサンズ」というお笑いコンビをやっていました。売れない芸人の2人で、お笑いライブをやるも観客は全然ウケてくれませんでした。

それに見かねて中井は放送作家になるからコンビを解散しようと言い出します。ジョナサンズのネタは全て中井が考えていて、ネタも書けないヤマメはピン芸人としてやっていくのは無理だと落胆します。

後日、コンビ解散の挨拶回りをする事になりました。そこでプロデューサーである松尾に、ピン芸人としてやっていくことになったヤマメの面倒を見てもらえるようにお願いします。

すると、番組で事故物件だった部屋に住むのは面白いのではないかという案が出ます。何か撮れたら番組の新コーナーを作ってやるとプロデューサーの松尾からは言われます。

そんな中、テレビ局でメイクアシスタントとして働くことになった小阪梓と出くわします。梓はジョナサンズのネタに唯一ウケてくれていた子で、以前は出待ちをしてくれていたこともありました。

事故物件ということであまり気乗りしないヤマメでしたが、カメラを渡されて事故物件に住む事となりました。

事故物件 恐い間取りのネタバレ|1軒目の事故物件

最初に住んだ事故物件は以前、女性が殺害されたと同時に違法建築が発覚したマンションでした。また不思議なことに、そのマンションの6階は立ち入り禁止となっていました。

そこの部屋ではヤマメ1人だったのにも関わらず、松尾プロデューサーが電話すると女の人の声がしたり、ビデオカメラにはオーブと呼ばれる人魂のようなものが映り込んでいました。

これがテレビ放送されることになり番組で反響が出ます。ヤマメも喜び、中井と梓の3人でご飯に行くことになりました。そこでヤマメは自身がお笑い芸人を目指すことになった経緯を語ります。

ヤマメが小さい頃、病気だったおばあちゃんがいました。おばあちゃんに元気になってもらおうと、ヤマメはいろんなボケをして、おばあちゃんを笑わせました。

余命3ヶ月と言われていたお婆ちゃんでしたが、それから1年間生き続けたのでした。ヤマメは笑いで人を救いたいという思いからお笑い芸人を志したのでした。

事故物件 恐い間取りのネタバレ|梓の霊感能力

その後、話の流れから、3人でヤマメの家に行こうということになりました。霊感がる梓はマンションに着くと、自転車置き場で黒い塊のような物を見ます。

そしてヤマメの部屋の前で男の霊に襲われるような姿を見た、梓は取り乱して帰ってしまいます。ヤマメは中井にも帰るように言いますが、中井は放送作家の仕事が上手くいっておらず、事故物件の番組に協力するから一緒に住まわせてほしいと言うのでした。

それからヤマメと中井で事故物件に住み続ける何ら心霊現象が起きない日々が続きました。その為、松尾プロデューサーからも何か撮ってきてくれと強く言われます。

何とか心霊現象を撮りたいヤマメは霊感がある梓に協力をお願いします。梓が霊を見えた先にカメラを向ければ何か映るのではないかと考えたのです。

何も起こらない状態が続き、休憩しようとした矢先、赤い服を着た女の人が以前見た男の人に襲われる姿を目撃します。それは以前、殺人事件があった再現のようなものでした。

その後、ヤマメと中井は映像を確認するも、その瞬間だけ映像が何故か途切れてしまっていました。

次の日、ヤマメと中井は別々の場所にいたにも関わらず、同時に赤い服の女の人を目撃して、同時に車に轢かれる事故がありました。ヤマメは軽傷で済んだものの、中井は全治2ヶ月の重傷でした。

しかし、この事が話題になり事故物件住みます芸人としてレギュラー番組が決まります。

事故物件 恐い間取りのネタバレ|事故物件専門の不動産屋

それから、ヤマメは次の事故物件を探しに不動産屋へと訪れます。何かしらの事件が起こった物件に、次の人が住む場合は不動産屋は報告義務があるが、1度誰かが住んだ後の事故物件なら報告義務がなくなる為、不動産屋の横水はヤマメを歓迎します。

そして、横水からいくつか事故物件を見せてもらい、ヤマメは殺人事件があったと言う事故物件を選択します。

早速、中井と共に引っ越したところ、畳の裏に血痕があることに気が付きます。更に風呂場ではタイルが張り替えられた後や、排水口には白髪が詰まっているなど不気味な部屋でした。

その頃、ヤマメは事故物件住みます芸人として有名になりつつありました。イベント会場でファンの人から写真をお願いされ、近くにいた梓にカメラをお願いします。

梓がカメラを撮ろうとすると、そこには居ないはずの老婆が不気味に映り込むのでした。

事故物件 恐い間取りのネタバレ|呪いの連鎖

それから、ヤマメと中井は何か心霊現象が起こらないカメラを回し続けるも何も起こらない日々が続きます。そこで、再び霊感がある梓に協力をお願いします。

ヤマメの家に訪れる梓ですが、ヤマメに電話が掛かってきて1人きりになってしまいます。そして風呂場にいた梓は老婆の霊に襲われて、洗面台に溜まった水に顔を押し付けられます。

異変を察知したヤマメが助けるも、危ないことに巻き込んでしまったことを反省して梓を巻き込まないことを約束します。この事故物件は老婆が無職の息子に命を奪われていた物件だったのです。

新たなネタが入ったことで喜ぶヤマメですが、中井が急遽実家に帰ることになりました。母親が倒れて、更に父親が仕事場の工場で火事にあい、大火傷を負ったのでした。

偶然じゃないことを感じ取った中井は、ヤマメにもう事故物件に住むことは辞めるように提案します。しかし、ヤマメは新たな事故物件を探しに不動産屋の横水の元を訪れるのでした。

事故物件 恐い間取りのネタバレ|呪いの部屋

3軒目の事故物件は、ドアノブで女性が首吊り自殺をしたという物件でした。この頃から、1軒目の事故物件から梓には見えていた死神のような霊がヤマメに見えるような感じになっていました。

ヤマメは部屋に入るなり、ロフトへのハシゴに凹んでいる部分を見つけます。しかしヤマメはいきなり頭痛が酷くなり、起き上がる事が出来ないほど身体がダルくなります。

一方で、新たな事故物件に住んだヤマメを心配して梓が家を訪れていました。梓がインターホンを鳴らして出てきたヤマメですが、首にはロープが巻いてありました。

梓に言われるまで、ヤマメは気付かず、知らず知らずのうちにヤマメは首吊り自殺をしようとしていたのでした。その後、ネットで家のことを調べてみると、男性がロフトのハシゴを使って首吊り自殺を図った場所である事がわかりました。

部屋自体がそうさせてしまうような場所なのか、2人連続の事故物件の場所だったのです。

事故物件 恐い間取りのネタバレ|東京進出

それからヤマメは自身の怖い経験談を話す講演をしたり、番組も全国放送されるようにまでなりました。そして、東京でも事故物件に住むことになり、不動産屋の横水の元を訪ねます。

大阪と比べると家賃の高さが気になっているヤマメに横水は千葉にある事故物件を紹介します。そこはカップルが住んでいたものの、女性が無理心中を図った事故物件でした。

千葉へと引っ越すことになったヤマメは梓に別れの挨拶をします。しかし、物件の間取りを見た梓は、ここだけ絶対に住むのをやめるようにと言います。

笑わすことによって人を救おうとしていた昔のヤマメに梓は自分が救われたことを話します。今のヤマメは誰も救えていないことを話すも、ヤマメにとっては10年間も芸人をやってきて、やっと巡ってきたチャンスだと言い、梓の忠告を迷惑だと言って東京に向かうのでした。

東京に着いたヤマメは神社で働いてるという怪しい伊崎に声を掛けられます。伊崎からはお祓いを受けた方がいいと言われ、お守りを貰うのでした。

事故物件 恐い間取りのネタバレ|死神の霊

4軒目の事故物件の部屋に入ると、ヤマメは倒れてしまいます。インターホンの音で目覚めたヤマメですが、玄関のドアを開けるも誰もいません。しかし、人が通ると反応するセンサーライトが光るのでした。

その後も部屋のドアが勝手開いたり、不気味な声が聞こえてくる現象が起きます。

次の日、ヤマメは自宅からライブ配信を行いました。奇妙な現象が起き続ける様子を配信し続けていると、ヤマメの顔が黒ずんでいきます。配信コメントでも心配される声が投稿される中、ヤマメのライブ配信を梓も見ていました。

その様子に心配する梓に、ヤマメから貰ったビニール傘が倒れます。嫌な予感がした梓はヤマメの元に向かうのでした。

一方で、配信を終えたヤマメは寝ようとすると電気が急に消えます。そして、老人の幽霊がヤマメに襲いかかってきます。更に、無理心中した男女の幽霊、屋根裏や冷蔵庫からも、この家で亡くなった幽霊が出てきてヤマメを取り囲みます。

とっさにヤマメは伊崎から貰ったお守りを幽霊にかざして倒していきます。しかし、以前からヤマメのことを追いかけていた黒装束の格好をした死神のような幽霊が現れてお守りを破壊します。

事故物件 恐い間取りの結末ラスト|終わっていなかった呪い

ヤマメが追い詰められる中、梓がヤマメの元に駆けつけます。しかし梓は死神のような幽霊に操られてしまい、無理心中を図った男女のように梓はヤマメに馬乗りになって包丁で刺そうとします。

絶対絶命のピンチの中、中井が現れます。中井は不動産屋の横水の指示でヤマメを助けに来て、幽霊対峙するお祓い道具を持ってきていました。中井は横水の指示のもと、線香に火を付けて教わった言葉を唱えます。

そして線香を吹きかけて、飛び散った火花で死神の幽霊に対抗します。火花はヤマメたちに押し返されますが、梓が持ってきていたビニール傘を広げて、再び火花を押し返します。

ついに死神の幽霊を退治できて、3人は部屋から脱出するのでした。

それからしばらく経ち、ヤマメと梓は2人で同棲できる物件を探しに横水の元を訪れていました。事故物件ではなく、普通の物件を案内してもらおうとしますが、横水は急に霊に取り憑かれてしまいます。

操られた横水は道路に飛び出して車に撥ねられて命を落とします。ヤマメと梓は不動産屋を後にするも、2人の姿を死神の霊が見ているのでした。

エンドロール、エンドロール後

現在、モデルとなった松原タニシが10軒目の事故物件に住んでいる事や、映画内で出てきた4軒の事故物件の部屋の写真が流れます。また、エンドロールの文字がふやけるエフェクトとなっています。

以上、「事故物件怖い間取り」のあらすじネタバレとラスト結末でした。

 

事故物件の感想評価と口コミ評判レビュー|一度は観たいホラー映画

以下、映画「事故物件恐怖の間取り」の感想評価と口コミ評判です。

 感想評価|ラスト以外は良しのホラー映画!

「リング」などを手掛けた中田監督の作品ということで、全体的には怖い仕上がりになっています。原作にあった実話も忠実に再現も出来ていたと思います。ただ、ホラー要素に関してはあと1歩足りない感じはあります。欲を言えば、もう少し何か欲しかったです。

役者陣に関しては良かったと思います。亀梨くんが芸人の松原タニシを演じるということで、正直不安ではあったのですが鑑賞してみると、見事に松原タニシの雰囲気を出していてハマっていましたね。

ホラー映画として終盤まで良かった分だけ、ラストに関しては残念でした。お化けを退治する際の方法はガッカリでした。不動産屋さんなどギャグを入れたことによって最後まで持っていっていた緊迫なシーンがあれで台無しになった印象を受けました。

納得いかないシーンもあるかもしれませんが、ホラー好きなら見ても損はないかなと思える作品です。

口コミ評判レビュー|星4以上の高評価多数

★★★★☆星4

原作が”事故物件住みます芸人”という松原タニシさんによる体験談、ノンフィクションをもとにしているのですが、まさに彼をモデルにした微妙に売れない若手芸人の”山野ヤマメ”を亀梨和也さんがいつものアイドルとしてのオーラを見事に消して演じています。

お笑い番組から飛び出した企画で自らヤバい物件に住むことになったプロセス、そしてそこからずぶずぶと怖い世界に足を踏み入れて深みにはまっていくヤマメの様子が、笑えません…。

とはいえ、現実には松原タニシさんがご存命であり、今なお”そういう物件”に次々と住み替えているので結末は大丈夫だろうと思って観に行きましたが…正直めちゃめちゃ怖かったです。

生きている人間の理不尽は勿論ですが、得体のしれない、そんな理不尽さも吹っ飛ぶほどの視覚的な恐さが心臓に突き刺さるような感じ。

夏に観るにはぴったりの、ぞわぞわくるホラー映画に仕上がっていました。ただし…家に帰るのがさらに怖いというおまけがつきますので、ご注意ください。

40代女性

★★★★☆星4

ホラー映画が好きで、今回怖いもの見たさに「事故物件 恐い間取り」を観に行きました。

ジャニーズの亀梨くんが出ているということ、またアニメーションのようなCG感丸出しの演出があったことにより、本当の怖さというよりは驚かされるような意味での怖さという展開が多かったです。

しかし、実話ということでストーリー性が一貫してあり、十分に怖いと思えたし、わたし自身は奈緒さんの演技がとても魅力的に感じました。

また、最後の展開があまり予想がつかないものでしたが、中途半端な終わりかたのように感じました。結局はこのあとどうなったんだろう?という終わりかただったので、それも考えさせられるための演出なのかもしれませんが、、。

総じての評価はとても面白かったです。

10代女性

★★★☆☆星3

下馬評の高さにより久しぶりに期待できるホラー映画であり、ホラー作品好きの私としてはこれは必ず見ないといけないと思っていた映画でした。予想以上の恐さと期待していたのですが実のところどうだったのか。それでは感想を述べたいと思います。

結果から言うと望みの恐さであり久しぶりに恐いホラーと出会うことができ感謝している。そんな思いがしました。

映画館の大スクリーン、大音響の中で鳥肌を立てることができた。このような経験は久方ぶりだったのでゆっくりとその余韻を楽しむことができました。

ホラー映画にありがちな驚くこと、また身震いする悪寒がするほどの恐さとこの両方の恐さを味わうことができました。しかしながら終盤にかけて少々締まりの悪い映画でやり、コミカルなシーンを入れることは良いのですが、そのコミカルな部分が実にくだらなく無理やりフィクションを取り入れることにより少々萎えてしまう部分がありました。

私が作るならばもう少し早い段階で終わらせることにすると思いました。

40代男性

★★★★★星5

告知を見て面白そうだなと思って見てみました。率直にいうと、事故物件住みます芸人の実話を元にされたということもあり、リアル感があって怖すぎずおもしろかったです。

亀梨和也、奈緒、瀬戸康史の3人はとくにキャラクターがそれぞれとても合っていて良かったです。彼らのそれぞれの演技力にも圧倒させられました。ホラー映画ですが、ただ単に怖いだけでなく笑ってしまうようなコメディ要素も含まれていて、それが非常に良かったです。

ラストのシーンも予想していたものとかなり違う展開が待っていたので、最後まで楽しんで鑑賞できました。震えるほど恐ろしいというようなホラー作品ではないので、気軽に色々な年代の男女に見てほしいオススメ映画です。

20代女性

*映画「事故物件恐怖の間取り」のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

原作・実話となった元ネタ解説

映画『事故物件 恐い間取り』は芸人の松原タニシによる『事故物件怪談 恐い間取り』が原作小説になっています。松原タニシが事故物件に住みはじめたきっかけは「北野誠のおまえら行くな。」というテレビ番組からで事故物件で幽霊を撮影できたらギャラが貰えるという企画でした。

原作小説では松原タニシが実際に住んだ事故物件での起きたことや知り合いから聞いた怪談話、幽霊が出ると噂の旅館に泊まった時のことなどが書かれています。

そして今回映画となった事故物件は実際に松原タニシが住んだ4件の事故物件が元となっています。原作小説では、いくつもの怪談話が載っているのですが、その中でも特に恐い話が選ばれたなという印象です。

松原タニシが経験した実話ですし、事故物件に住んでいてカメラを回しているとオーブと言われる霊の魂である白い玉のようなものが映ることもしばしばあるそうです。

事故物件1件目

映画でも1件目に住んでいた事故物件は、松原タニシにとっても初の事故物件だったそうです。場所的に家賃相場は7万円台のはずが4万5千円で住めたとのことです。

しかも、松原タニシが住んだ部屋だけでなくマンションの全部屋が安いというマンション全体が事故物件扱いとなっているところです。オーブと呼ばれる丸い発光体も初日から映り込み、1年程住んだそうです。

また、映画内ではヤマメと中井が同時に轢き逃げにあうシーンがありましたが、実際に同じようなことが起こっていたようです。松原タニシが住み始めてから1週間後に轢き逃げにあい、引っ越しを手伝ってくれた2人の後輩芸人も別の場所で同時期に轢き逃げにあっていたのです。

その後、怪談イベントで共演してた加藤さんという人が偶然にも同じ物件に住んでいたと話を聞きます。

加藤さんも同じ場所で3回も轢き逃げにあっていたのでした。しかも毎年12月のことで3年連続だったとのことです。松原タニシや後輩芸人も轢き逃げにあったのは12月だったらしく、もう1年住んでいたら、再度轢き逃げにあっていたのかもと語っています。

事故物件2件目

映画では老婆の霊が出てきた物件ですが、実際の間取りは2DKで家賃は2万6千円だったそうです。後輩芸人と2人で割って住んでいたそうですが、映画同様に畳をめくると血痕があったり、洗面台の排水口からは白髪が混じった人毛が出てきたみたいです。

1件目に比べるとオーブが映り込んだりすることは少なかったようですが、玄関のドアノブをガチャガチャされたり郵便物がよくなくなるなどあったそうです。また映画内であった水中で喋っているような電話が掛かってくることは実際にもあったそうです。

映画内にはなかったですが、本当の恐怖は引っ越し後のことです。通り魔の事件があり、その犯人は松原タニシが住んでいた物件で母親の命を奪った息子と同一人物だったのです。

精神鑑定で不起訴になり、グループホームに入れられたが脱走して命を奪う相手を探していたのでした。ドアノブをガチャガチャされたり、郵便物がなくなったりしていたのは息子が戻ってきてやった仕業なのではないかと原作小説では語っています。

事故物件3件目

映画内では3件目の事故物件ですが、実際には4件目の事故物件です。ここについては実際あまり何も起こらなかったのか霊的なことはあまり語られていません。

しかし、後輩芸人を家に招いた際に頭痛が酷くなり、その後輩芸人は1ヶ月間ほど頭痛薬なしでは生活できなかったそうです。映画ではロフトのハシゴを使って首吊り自殺をしようとしていましたが、映画のオリジナルとなっています。

事故物件4件目

映画ではヤマメが関東でも事故物件を探して住むことになった場所ですが、映画内ではカップルが無理心中での事故物件となっていました。しかし原作小説での実際の話では薬の過剰摂取により女性が亡くなった事故物件と語られています。

映画のように防犯センサーが勝手に反応したり、金縛りにあって動けなくなったことも実話の部分です。この部屋に関しては、部屋に入ると強烈な倦怠感に襲われるため、数回しか戻っていなかったようです。

この部屋でテレビの取材が行われた際には、スタッフが女性の霊を見たことも語っています。

続編にも期待できる作品

以上、映画で登場した事故物件の元ネタなどを解説しました。原作小説である「事故物件 恐い間取り」の1作目に出てきた事故物件が元ネタとなっていますが、原作小説は2作目も出版されています。

映画の終わり方的にも続編がありそうな展開でしたが、興行収入的に見ても続編の可能性はあると思います。そうなると2作目の原作小説が元ネタになるとは思います。

映画の鑑賞前、鑑賞後でもホラー好きなら読んで欲しい本ですし、映画以外の恐い話も沢山あるので気になった方は、ぜひ読んで欲しいです。

▼最恐に怖い!ホラー映画特集▼

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