『インクレディブル・ハルク』は見なくてもいい?俳優が変わった件も解説考察【あらすじネタバレや感想評価も】
2008年8月1日、日本公開の映画『インクレディブル・ハルク』。
『アイアンマン』の次に公開されたMCUシリーズの第2作品目。
主演を演じたエドワード・ノートンは脚本を書き直したものが使われなかったりと、マーベルとは対立した為、MCUシリーズでは映画『インクレディブル・ハルク』のみの出演となっています。
また、興行収入は約300億円となりましたが、マーベルシリーズでは最も低い興行収入となりました。
映画『インクレディブル・ハルク』の口コミ評判レビューには、
- アクションシーンは圧倒的
- 物語自体はシンプル
- バナーの苦悩を中心に据えたヒーロー映画
- エドワード・ノートンの演技が素晴らしい
- ハルクのCG表現は非常にリアル
- そこまで酷評されるほどでもない作品
- 壮大なシリーズ作品の中の一本としても観る価値あり
- MCUということは忘れて別物として見る方がよい
という声が多数集まっています。
- 『インクレディブル・ハルク』を見なくていいの声はなぜ?俳優が変わったことについても解説考察
- 『インクレディブル・ハルク』のあらすじ
- 『インクレディブル・ハルク』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
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見なくていいの声はなぜ?俳優が変わったことについても解説考察
映画『インクレディブル・ハルク』は、2008年の『アイアンマン』に続いて公開された「マーベル・シネマティック・ユニバース」の2作目です。
映画『インクレディブル・ハルク』は、心拍数が200を越えると緑の大男に変身してしまうブルース・バナーが、解毒剤を求めながら様々な困難に立ち向かったり、同じ科学者であるベティ・ロスとの恋愛模様も描かれるなど見所の多い内容となっています。
そんな映画『インクレディブル・ハルク』は人気がある反面、「見なくてもいい」という声も多くあるので、その理由を考察します。
管理人
見なくてもいい理由①『アベンジャーズ』から見始めた人が多かったから
1つ目の理由は、『アベンジャーズ』から見始めた人が多かったためと考えます。
2012年に公開された映画『アベンジャーズ』は、MCUの興行収入ランキングで第3位となる大人気作品で、キャプテン・アメリカ、アイアンマン、マイティー・ソー、ブラック・ウィドウ、ホークアイ、ハルクの6人がチームとなり、宇宙からの侵略を阻止するという内容になっています。
この作中でも「緑の大男」としてハルクは活躍を見せます。
しかし、制御が効かないことで仲間に迷惑をかけてしまうトラブルメーカーでもありました。
一方、チームの中心的存在となったキャプテン・アメリカ、アイアンマン、マイティー・ソーなどが人気を集めたことで、次々に公開されるマーベル作品の視聴を優先する人が増え、映画『インクレディブル・ハルク』を見る人が少なかったなど、見なくても困らない作品として認識されてしまったようです。
実際に映画『アベンジャーズ』を見れば、ハルクがどんなキャラクターなのかが十分に理解できるため、映画『インクレディブル・ハルク』見る必要性は感じない声も理解できます。
管理人
見なくてもいい理由②俳優が変わったから
2つ目の理由には、ハルクを演じる主演俳優が変更になったことにあると考えます。
映画『インクレディブル・ハルク』でハルク役を演じたのは、俳優のエドワード・ノートンですが、映画『アベンジャーズ』以降は俳優のマーク・ラファロンに変更されています。
そもそもエドワード・ノートンは、映画『インクレディブル・ハルク』の脚本や製作に関わるほど熱量を持った俳優でしたが、どの作品に対しても意見が多かったことやギャラ交渉が成立しなかったことなどの理由から降板となってしまい、MCUからは「全てを仕切りたがるエドワード・ノートンはアベンジャーズのようなオールスター映画には向かない」と言われてしまいます。
続投を望んでいたエドワード・ノートンは降板を悲しみますが、友人でもあるマーク・ラファロンがハルク役に起用されたことで納得したようです。
管理人
さらに、当時業界から評価の高かったマーク・ラファロンには大きな期待が寄せられました。
しかし実際、華奢で大人しそうなエドワード・ノートンが演じるハルクも、そのギャップが良い意味で面白さとなりファンも多かったため、残念がる声もあったようです。
このように、大人の事情でハルクを演じる俳優が変更になったため、映画『アベンジャーズ』から見始めた人は大きな違和感を感じ、映画『インクレディブル・ハルク』を見ない理由にもなりました。
確かに、映画『インクレディブル・ハルク』を見なくても困ることはありません。
が、どのようにハルクが誕生したのか、そのルーツを知ることでよりマーベル作品を楽しめると思います。
別々の俳優が演じるハルクを見比べてみるのも面白いのではないでしょうか?
管理人
『インクレディブル・ハルク』のあらすじ
(以下、映画『インクレディブル・ハルク』のあらすじです。)
『インクレディブル・ハルク』のあらすじ|謙虚で愛情深いブルース・バナーを襲う悲劇の研究実験
研究施設で働く科学者のブルース・バナーは、米陸軍のロス将軍に依頼された放射線実験を、自らが被験者となって行いました。
その実験中に事故が発生し、大量のガンマ線を浴びてしまったブルースは緑の大男に変身。
研究施設を破壊した後、そのまま姿を消してしまいます。
ブルースは心拍数が200を越えると緑の大男・ハルクに変身してしまうため、心拍数をコントロールできるよう訓練をしつつ、ブラジルのホッシーニャで静かに生活をしていました。
ソーダ工場で働き生計を立てるブルースは、仕事中に怪我をして出血します。
その血液が混入したソーダを飲んだ男性がガンマ線の影響で命を落としてしまいます。
その情報を得たロス将軍は、ブルースの居場所を特定するのでした。
一方、ミスター・ブルーと名乗る人物と出会ったブルースは、メールでやり取りをしながら、共に解毒薬の完成を目指します。
その後ロス将軍は、優秀な元海兵隊のエミル・ブロンスキーを加えた部隊と共に、ブルースの自宅を包囲しますが、気付かれ逃走されてしまいます。
追われるブルースは、自身が働いているソーダ工場に身を隠しますが、心拍数が200を越えハルクに変身します。
ブロンスキーらは必死に応戦しますが、ハルクは工場を破壊した後、再び姿を消してしまうのでした。
『インクレディブル・ハルク』のあらすじ|再会して引かれ合う二人に迫るロス将軍
ハルクの姿に動揺するブロンスキーに強化人間を作るためのスーパー・ソルジャー計画を再開したとロス将軍は話します。
一方、目覚めたブルースは解毒剤に必要な自身のデータを得るため、アメリカの大学へと向かいます。
大学では元恋人で細胞学者でもあるべティ・ロスを見かけますが、新しい恋人の姿にブルースは落胆します。
しかし、身を置かせてもらっていたスタンリーのピザ屋にべティが来店したことで、二人は再会し抱き合います。
べティの家に保管されていたデータを受け取ったブルースは、後ろ髪を引かれながらもべティの元を離れると告げるのでした。
しかし次の日、大学まで来たブルースとべティは共にロス将軍に追われます。
必死に逃げるブルースでしたが、手荒に扱われるべティを助けるためハルクに変身し、攻撃を受けながらも次々に部隊を追い込みます。
ですが、強化人間に改造されたブロンスキーが見事な戦闘能力を見せるなど、音波を使った兵器によりハルクは苦戦を強いられますがなんとか切り抜け、ブロンスキーを蹴り飛ばします。
その後ハルクは、ガンシップの銃撃に巻き込まれたべティを守り抜き、共に離れた洞窟へと移動をします。
ハルクの一蹴りで重症を負ったブロンスキーでしたが、強化された心臓のおかげで一命を取り止めるのでした。
『インクレディブル・ハルク』のあらすじ|ハルクを狙う新たな強敵の登場
朝を迎えたブルースとべティは、必要な物資を調達しながらホテルに移動します。
べティは、母の形見であるネックレスを質屋に預け、現金を用意するのでした。
その後、ミスター・ブルーとのメールをシールドに検知され、その人物がサミュエル・スターンズ博士だと特定されてしまいます。
スターンズ博士に会ったブルースは、人間に戻るための実験を受け見事成功しますが、スターンズ博士がブルースの血液を使って他にも実験を行っていたことが判明します。
全てを処分するよう話すブルースでしたが、包囲していたロス将軍らに捕まり、べティと共に移送されます。
その後、研究所に乗り込んだブロンスキーはスターンズ博士を脅し、ブルースの血液サンプルを体内に注入させますが、恐ろしい怪物へと変身してしまいます。
移送中のヘリコプターにいたロス将軍に、怪物が街で暴れているとの連絡が入ると、事態を収拾するためブルースが立ち上がり、ヘリコプターから飛び降りるのでした。
以上、映画『インクレディブル・ハルク』のあらすじでした。
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『インクレディブル・ハルク』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画『インクレディブル・ハルク』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|MCUが描く異色で唯一無二なスーパーヒーロー・ハルクの誕生秘話
映画『インクレディブル・ハルク』はMCUによって製作された、アイアンマンに続く二つ目の作品です。
誰もが気になる緑の大男・ハルクの誕生秘話や、恋人べティとの恋愛が描かれる映画『インクレディブル・ハルク』は2008年に公開され約276億円の興行収入となりました。
また、その後公開されるアベンジャーズでも、チーム1のパワープレーヤーとしてハルクが大活躍します。
映画『インクレディブル・ハルク』では、自らが被験者となった実験で事故が発生し、大量のガンマ線を浴びたブルースが、緑の大男・ハルクに変身。その後、研究所を破壊し姿を消してしまうという衝撃的なシーンから始まります。
管理人
その研究を指示していたロス将軍は証拠隠滅のため、優秀な元海兵隊のエミル・ブロンスキーを部隊に加え、ブルースを捜索します。
心拍数が200を越えるとハルクに変身するブルースは、ブラジルで静かに過ごしながら、ミスター・ブルーと名乗る人物と共に解毒剤の研究をしていました。
しかし、働いていた工場で自身の血液をソーダに混入させてしまい、ガンマ線による死者を出したことで居場所を特定されます。
ロス将軍らに追われたブルースはソーダ工場に身を隠しますが、心拍数が上昇しハルクに変身すると、再び工場を破壊し逃走します。
動揺するブロンスキーに、強化人間の計画を話すロス将軍。
一方、解毒剤に必要なデータを得るため大学に来たブルースは、元恋人のべティと再会し、自宅に保管されていたデータを無事に受け取ります。
翌日、再び大学へ行った二人はロス将軍に追われ、ブルースはハルクに変身します。
強化人間となったブロンスキーも必死に戦いますが、ハルクに蹴り飛ばされ重症を負ってしまいます。
ガンシップの銃撃からべティを守ったハルクは、共に洞窟へと避難します。
翌日二人はホテルに身を隠します。
が、連絡を取っていたミスター・ブルーがサミュエル・スターンズ博士だとロス将軍に特定されてしまいます。
スターンズ博士の研究所を訪れたブルースは、人間に戻るための実験を受け成功します。
が、博士がブルースの血液を使い他の実験を行っていたという事実を知ります。
全て処分するよう話すブルースでしたが、包囲していたロス将軍らに捕まり、べティと共に移送されます。
その後、ブルースの血液サンプルを自身に注入したブロンスキーは、怪物に変身してしまいます。
移送中のロス将軍に怪物が暴れているとの連絡が入ると、ブルースはヘリコプターから飛び降りるのでした。
とにかく攻撃的なハルクとは対照的に、内気で謙虚、そして愛情深さを持つブルース・バナー。この極端に違った性質こそが、この作品の面白さだと思います。
管理人
また、ダイナミックな戦闘シーンや逃走劇があるなど、べティとの恋愛模様も描かれているなど見所が多く、最後まで飽きることなく楽しめました。
映画のラストは、実験が成功し普通の人間に戻れたはずのブルースが、ヘリコプターから飛び降りハルクになるシーンから始まります。
ハルクよりも体の大きい怪物へと変身したブロンスキーは、ハルクの存在に気付き襲いかかります。
力の差で押されるハルクを援護するため、ロス将軍の乗るヘリコプターがブロンスキーに対し銃撃を行いますが、反対に目を付けられビルの屋上に墜落してしまいます。
べティらを助けながら戦うハルクは劣勢に追い込まれますが、ハルク・スマッシュを繰り出し形勢逆転し、ハルクは手元にあった鎖でブロンスキーを絞め殺そうとしますが、べティに止められます。
興奮するハルクにべティが声をかけると、ハルクはそのまま姿を消してしまうのでした。
時が過ぎ、ブルースの写真を見つめるべティ。
一方、ブリティッシュ・コロンビアで静かに暮らすブルースは、質屋に預けていたべティのネックレスを買い戻し、大学のべティ宛てに送付します。
その後、瞳を緑色に変化させ微笑みを浮かべるブルース。
そして、バーでやけ酒を飲むロス将軍の元にトニー・スタークが現れ、あるチームを編成していると告げるのでした。
『インクレディブル・ハルク』のみんなの口コミ評判レビュー
『インクレディブル・ハルク』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「ハルクとアボミネーションとのクライマックスのバトルは迫力満点」「ャラクターの感情的な発展や関係性の描写がやや薄い」「この作品の魅力は、アクションシーンの迫力だけでなく、ブルース・バナーというキャラクターの内面的な葛藤にある」「こういうヒーローも良いじゃないかと思わせてくれた作品」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★★★星5
アメリカではもう古典の域にいる永遠のヒーローたちの一人として、誰もが知る緑の巨人・ハルク。
映画『インクレディブル・ハルク』では彼の過去譚と、為人を丹念に描くスピンアウトのような位置づけの作品となっています。
緑色の異形の男が大暴れするイメージばかりが先行しているハルクですが、実は大変クレバーで、知的なキャラであったこと、そして壮絶な過去がベースにあり、今の戦う男へと変貌しいた物語が描かれています。
アベンジャーズの壮大なシリーズ作品の中の一本としても観る価値あり。
ハルク=ブルース(エドワード・ノートン)のギャップに溢れたキャラクターがハードなアクションとふと笑ってしまうようなコミカルな日常をつなぐ、良い緩衝材的な存在に仕上がっています。
いわゆる特撮系のCGはこの辺りから劇的に進化を遂げて行きますが、試行錯誤的な画面、キャラの構成にも着目してみてください。
きっと色々な楽しみ方ができる作品です。
50代女性
★★★★★星5
ハルクという存在を知ったのがまずアベンジャーズからだったので、どうしてこうなってしまったのかというのがよくわからなかったということもあってそういうところを知ることができたというだけでもこの映画を見る価値は私の中にはありました。
自分の内に潜む巨大で破壊的な力とどう向き合うのか、ということで結構テーマ性がしっかりとしているということもあり、苦悩やスリルがしっかりとある映画でした。
映像も非常に美しく、アクションシーンなんかに関しても非常に爽快で、迫力があるものでした。
話としてその内容がすっきりするというような感じでもないのでそういうものを求めてる人に会わないかもしれませんがハルクというキャラクターが好きな人にとっては是非とも見た方がいい映画の一つと言えるでしょう。
30代男性
★★★★☆星4
アメリカのヒーローの中ではやや暗い部分を持っているようなところがあり、やや異色な感じのあるハルクではありますが、正義面と悪の面を主演のエドワード・ノートンがしっかりと演じてくれたと思います。
特にハルクとして別人格が出ている時には、とても凶暴で攻撃的な側面が強く出ているので、そういった面が強く印象に残ります。
画面はやや暗く、それがより負の側面を出せているような感じがありました。
敵になる相手も同じく巨人であり、巨人対巨人の戦いというのもなかなか迫力があって、スマートな感じのある戦いよりも激しくて平か強い戦いがいいという人には合っていると思います。
脇を固める俳優陣もよく、最後まで楽しめる映画でした。
30代男性
★★★★☆星4
MCUファンの中では黒歴史扱いされている映画『インクレディブル・ハルク』。
MCU作品であることを考えず、この作品単品で見ると、そこまで酷評されるほどでもない作品だと思っています。
現在親しまれているコミカルさのあるゴツいハルクではなく、細身でシリアスなハルク。
俳優も違うので、自分としてはMCUということは忘れ、もう別物として見る方がよいと思います。
主人公ブルース・バナーの、強大な力を持つ化け物であるハルクに変身してしまう、その苦悩が見ていて心が苦しくなります。
力を制御できず、自分が世の中の危険な存在となることを恐れ、孤独感に苛まれる姿は胸が締め付けられます。
そんな彼の内面を重厚に描きつつ、アクションシーンはヒーローものらしくド派手!
そのギャップが上手に構成されているなと感じました。
ヒーローヒーローしたすっきり爽快なだけの映画ではないので、少し退屈に感じてしまう方もいるかもしれません。
が、こういうヒーローも良いじゃないかと思わせてくれた作品です。
30代女性
★★★★☆星4
全体的にダークな雰囲気が漂っていて、質感もとても良かったです。
特にエドワード・ノートンの悲しげな表情は印象的でした。
リヴ・タイラーが出演していることに気づかずに観たので、彼女の登場には驚きましたし、叫び声には父親譲りの迫力が感じられました。
タクシーのシーンでの悪態は非常に面白く、印象に残ります。
序盤の工場でのバトルシーンも注目ポイントです。
迫力があり、観る者を引き込む魅力があります。
また、ハルクシリーズの中でも以前の作品に寄せている要素が多く、以前からのファンにとっては嬉しい仕上がりだと感じました。
自分もハルクが好きなので、この映画はかなり好印象でした。
最後にハルクの肌装甲は本当に素晴らしく、何度見ても圧倒されます。
全体として、キャラクターの深みやアクションの迫力がうまく融合していて、見逃せない作品に仕上がっています。
50代男性
★★★☆☆星3
ハルク誕生の経緯を冒頭の回想シーン風にしたのはテンポ良くするため。
ファンやマーベル関連に触れた人なら良いけど、マーベル作品を知らない人からしたらどうだろうか?
CGのクオリティは置いといても、ストーリーに目新しさがなく、他のMCUに比べると独自の世界観が低いかな。
初期アベンジャーズメンバーでハルク関連の続編が続かないのも納得です。
ハルクとアボミネーションのラストバトルも同じ能力のぶつかり合いだから盛り上がらない。
多分、制作側も、映画『インクレディブル・ハルク』でハルクのダイナミックな闘い方はワンパターンで飽きられやすいと認識したからか、後のハルク参加作品ではソー、ハルクバスター、サノスといった異種格闘技をさせるようになったのだろうと思います。
映画『インクレディブル・ハルク』はハルクのワンパターンな魅力を浮き彫りにしたという点では、MCU作品への貢献度は高いのでは?
お気に入りは、酒浸りのロス将軍の尋ねるトニー・スタークのところが引き込まれたぐらいかな。
30代男性
★★★★☆星4
『インクレディブル・ハルク』は超人ハルクやハルクといったマーベルコミックシリーズのキャラクターの一人で天才科学者がガンマ線を浴びたことで怒りのコントロールができなくなると超人的な存在ハルクになるというお話です。
超人ハルクでは主人公であるバナー博士は危険人物だから倒さなきゃという感じでスタートするに対し、インクレディブルハルクは、実はバナー博士を理解している人が多くいて、どちらかというとハルクの秘密を暴いて軍事利用しようとしている人物がいるという点で評価が分かれる作品です。
しかし、今までのハルクと違い、ハルクになり暴れる理由というのが愛する人物を守ることであり、軍隊に対してもハルクになった博士はすまないという気持ちをもっていて、愛する人物を守るためとはいえ、軍隊を壊滅させていくことについて怒り以外に悲しみを持っていたというのが新鮮でした。
ただ、満点ではない理由はハルク役の役者さんがひょろひょろでこの人物がああなるの?という点で、原作コミックの博士と比較して評価を下げました。
40代男性
★★★☆☆星3
丁度、コミックス原作の作品で傑作とされるものが次々と作られていた黄金期のものに当たる。
具体的に言えば『ダークナイト』『サムライミ版のスパイダーマン』『ヘルボーイ』ect…
いずれも「リアル志向」と当時は呼ばれていて、本来現実にはあり得ない設定のアメコミをリブートしたような内容になっており、文字通り存在するはずがないヒーロー達がまるでどこかに存在しているようなリアリティを持って作られているものが多かったです。
前置きが長くなりましたが、そんな時期の作品である映画『インクレディブル・ハルク』。
リアル志向というにはアメコミ寄りだし、思い切りコミックスっぽいかというと微妙にアメコミちっくな感じが残っています。
他のこの時期に作られたり公開されていた作品の特色がもう一つあって、非常にダークであるという点なのだが映画『インクレディブル・ハルク』はその点でも中間、つまり思い切りダークな感じはない。
そういう意味ではちょっと物足りない感じがします。
当時のポスターヴィジュアルの、主人公が俯き街を行く姿は、明らかに当時の作品っぽさを持っていたので、ちょっとガッカリした記憶があります。
とは言え、往年のハルクのイメージをきちんと継承しているではないか、と言われれば「2000年代後半のこの時代の作品」と違い原作への愛を感じます。
という事で星は3つにしました。
星5とか4にならないのは「リアル志向」が好きな嗜好によるものです。
40代男性
*映画『インクレディブル・ハルク』のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。
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