『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』のキャスト相関図!タイトルの意味や続編を徹底解説【あらすじネタバレや感想評価も】
2020年1月31日、日本公開の『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』。
今ではすっかり007のジェームズボンドとして知られるようになったダニエル・クレイグを主演です。
そして、キャプテン・アメリカ役でお馴染みのクリス・エヴァンスや、ダニエル・クレイグと007で共演したアナ・デ・アルマスなどの豪華キャストとなっています。
アガサ・クリスティの推理小説を思わせるようなミステリー映画を作ってみたいというライアン・ジョンソンのもと制作された今作。
続編の『ナイブズアウト2』の公開も決まっています。
そんな映画『ナイブズアウト/名探偵と刃の館の秘密』の口コミ評判レビューには、
- 終盤まで真犯人は分からず、とても楽しめた
- 『007』のダニエル・クレイグやクリス・エヴァンスなど豪華キャスト
- あまり映画を見ない人でも、すんなり観れる良作
- 謎も綺麗に解明し、ラストの駆け引きも面白かった
- 割と王道の推理ものなのな感じ
- 謎を解き終わっても最後の最後までハラハラする展開で楽しめた
- 話はとても定番で分かりやすく、見やすいミステリー作品
- 伏線の回収がとても上手かった
という声が多数集まっています。
- 『ナイブズアウト/名探偵と刃の館の秘密』のキャスト相関図
- 『ナイブズアウト/名探偵と刃の館の秘密』のタイトルの意味や続編について解説
- 『ナイブズアウト/名探偵と刃の館の秘密』のあらすじ
- 『ナイブズアウト/名探偵と刃の館の秘密』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
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目次
『ナイブズアウト/名探偵と刃の館の秘密』のキャスト相関図
『ナイブズアウト/名探偵と刃の館の秘密』のキャスト相関図は、このようになっています。
『ナイブズアウト/名探偵と刃の館の秘密』のタイトルの意味や続編を徹底解説
「ナイブズアウト」のタイトルの意味について
映画「ナイブズ・アウト」、原題は「Knives Out」です。
「knives out」は直訳すると「複数のナイフが外に出ている状態」を表します。これだけではいまいちピンときませんね。
あまり聞き馴染みのないこのタイトルに込められた意味とは一体何なのでしょうか?
管理人
実は、英語の慣用句には「The knives are out.」という言葉があります。
この慣用句には「敵意をむき出しにしている状態/険悪な事態」や「批判の矛先を向ける」といった意味が込められています。
「knife(ナイフ)」は人々の怒りや批判などの比喩と思われます。
それが複数形の「knives」になっているということで、複数人やグループ単位で起こることのニュアンスが含まれているようです。
複数のナイフ(knives)が外に出た状態(out)が「敵意むき出し」を意味するとは、なかなか面白い慣用句です。
管理人
映画「ナイブズ・アウト」では、大富豪のハーランが残した多額の遺産を巡った家族間での対立や、険悪な様子が描かれています。
また、表面上は家族のように扱いながらも見下していた移民のマルタが遺産をすべて相続すると分かった瞬間、スロンビー家の面々はマルタへの敵意を剥き出しにします。
他にも、館のなかに置いてあり、劇中でもたびたび出てくる印象的な美術品として「たくさんのナイフが中心に向かって配置されているオブジェ」があります。
終盤、すべての謎が解明されたあと、マルタがそのオブジェの前に座り込みます。その際、オブジェのナイフがすべてマルタに向けられているように見える構造になります。
こちらも、マルタに向けられる家族の敵意(ナイフ)、ひいてはアメリカという国が移民に向ける敵意を視覚的に表しているのではないかと思います。
映画「ナイブズアウト」で描かれることはまさに「The knives are out.」の状態と言えます。
管理人
このことから、この慣用句がタイトルに込められていると考えて間違いないでしょう。
『ナイブズアウト』の続編について
2019年に公開され大ヒットを記録した「ナイブズ・アウト」。
実はすでに続編が決定しています。
管理人
続編は現時点で2本分の制作が決まっており、その権利はNetfilixが約4億6900万ドルで獲得したとのことです。
撮影はギリシャで2021年6月にスタートし、同年9月に終了したことを監督がTwitterで報告しました。
気になるのは続編のキャストです。
監督のライアン・ジョンソンは続編について、ブノワ・ブランを「エルキュール・ポアロ」のように描いていく意向を示しています。
エルキュール・ポアロといえば、監督の敬愛するミステリー作家アガサ・クリスティが生み出した人気の高い名探偵です。
ナイブズ・アウトのシリーズ化にあたっては、名探偵ブノワ・ブランというキャラクターが欠かせないということでしょう。
ブノワ・ブランを軸としたシリーズということで、彼を演じるダニエル・クレイグの続投は確定しています。
管理人
他にも、イーサン・ホーク、エドワード・ノートン、ケイト・ハドソン、デイヴ・バウティスタ、ジャネール・モネイ、キャスリン・ハーンなど、1作目に負けずとも劣らない豪華キャストの参加が発表されています。
では、1作目で大騒動を巻き起こしたスロンビー家の人々は続編には登場しないのでしょうか?
それに関してはリンダを演じたジェイミー・リー・カーティスが、このようにInstagramで報告していています。
私たちはギリシャでのミスター・ブランの撮影には参加しません。家族を代表して、映画制作者たちが新しい冒険に最善を尽くすことを祈っています。
このことからも、スロンビー家は続編には参加しないと考えられます。濃いキャラクター性を持つスロンビー家はもう見られないと考えると、少し寂しさもありますね。
また、ダニエル・クレイグとライアン・ジョンソンは現在確定している続編2本のさらに先も見据えているようです。
「ナイブズ・アウト」2作目となる続編は、本国では2022年秋に劇場公開&Netflix配信される予定です。
007のジェームズ・ボンドに続いて、名探偵ブノワ・ブランがダニエル・クレイグの新たな代表的キャラクターになる日も近いかもしれません。
『ナイブズアウト/名探偵と刃の館の秘密』のあらすじ
(以下、映画「ナイブズアウト/名探偵と刃の館の秘密」のあらすじです。)
『ナイブズアウト/名探偵と刃の館の秘密』のあらすじ|ミステリーの巨匠・ハーランの死
大富豪のミステリー作家、ハーラン・スロンビー。85歳を迎えた誕生日パーティーの翌日、部屋で遺体となって横たわっているのが発見されます。
警察は現場の状況から、自らナイフで首を切って亡くなったと結論付けます。
ハーランの死から1週間後、何者かによって依頼を受けた名探偵のブノワ・ブランは誕生日パーティーに参加した家族や使用人に事情聴取をおこないます。
ブランはハーランの死を自殺ではなく他殺だと睨んでいるようです。
事情聴取を受けるなかに、ハーランの看護師で良き話し相手のマルタがいました。
マルタは嘘をつくと嘔吐してしまう特殊な体質で、ハーランの死によって得しない唯一の関係者でした。
『ナイブズアウト/名探偵と刃の館の秘密』のあらすじ|ハーランの死の真相
しかし、ここでハーランの死の原因はマルタだったことが判明します。
薬の投与の際、マルタは誤って致死量のモルヒネをハーランに注射してしまったのです。
自分のせいで数分後にハーランが死に至ることになりパニック状態のマルタ。そんなマルタにハーランは、自分の死を自殺に見せかけるためのトリックを伝えます。
友人であるマルタとその家族を守るため、ハーランはマルタの罪を隠したかったのです。
そしてハーランに言われた通り行動したマルタは、事情聴取の際にも本当にあったことのみを話して難を逃れます。
その真相を知らないブランは、動機のないマルタを捜査に同行させます。マルタの特殊な体質のこともあり、彼女のことを信用しているようでした。
『ナイブズアウト/名探偵と刃の館の秘密』のあらすじ|ハーランの遺言とランサム・スロンビー
捜査が進むなか、ハーランの遺言開封があるためスロンビー家の家族が集まり、マルタも一応参加します。
ハーランの莫大な資産は当然家族に分与されるものだと誰もが考えていました。しかし遺言には、全資産をマルタに相続するという衝撃的な内容が書かれていたのです。
スロンビー家の人間は口々にマルタを罵り、こんな遺言は無効だと大騒ぎになります。
マルタ自身も混乱しているなか、スロンビー家の問題児とされているランサムがマルタに手を差し伸べ、2人はスロンビー家から逃げ出します。
もう真実を隠すのは限界だと、マルタはランサムにすべてを打ち明けます。するとランサムは、マルタが遺産を相続したときに分け前をもらえるなら秘密を守ると言います。
果たして、マルタは名探偵ブランの捜査から逃れることができるのか?
結末が気になる方は実際に映画を観てみることをオススメします。
以上、「ナイブズアウト/名探偵と刃の館の秘密」のあらすじでした。
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『ナイブズアウト/名探偵と刃の館の秘密』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画「ナイブズアウト/名探偵と刃の館の秘密」の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|現代アメリカを舞台とした、懐かしさもある王道ミステリー
キャプテン・アメリカ役で有名なクリス・エヴァンスのクズ演技が良い!
大のミステリー好きであるライアン・ジョンソン監督が、ミステリーの巨匠アガサ・クリスティーへのリスペクトを掲げて制作した「ナイブズアウト」。
完全オリジナル脚本となっており、超豪華なキャスト陣を迎えたことでも話題となりました。大富豪の館を舞台とした古き良き王道ミステリーの雰囲気が現代にぴったりとハマっており、逆に新鮮みを感じられるような作品でした。
アクの強いスロンビー家の人々のやりとりも楽しく、名探偵ブランとマルタもとても魅力的に演じられ、描かれていました。
キャプテン・アメリカ役で有名なクリス・エヴァンスは、そのイメージを覆すかのような最低のクズを見るからにノリノリで演じています。
キャプテン・アメリカのときには「頼もしさ」を感じさせてくれた彼の体の大きさが、今回は「態度のデカさ」を体現しているようで可笑しかったです。
管理人
そんなクリス・エヴァンスが演じるランサム。問題児に見せかけて根は良い奴なのかも…?と思わせておいて、終盤に驚きの展開が待ち受けていました。
真相は、マルタは薬品の取り違いなどしておらず、実はすべてを仕組んでいたのがランサムだったのです。
マルタは善良な人間ですが、事故とはいえハーランの命を奪ったことに変わりはないので真相が暴かれるのは辛いな…と感じていました。
なので、この展開は嬉しさも伴う驚きでした。
結果的にマルタはハーランの死に責任がなかったことが判明し、安心しました。
現代アメリカにおける移民についてのテーマを含んでいる
そして、単純にミステリーとしても面白い『ナイブズアウト/名探偵と刃の館の秘密』ですが、一方で、この作品はあるテーマを含んでいます。
それは「現代アメリカにおける移民」についてです。
スロンビー家の面々は、一見マルタを好意的に受け入れているようですが、内心では無関心で見下していると思われる描写が見られます。
マルタの出自に関してパラグアイやらウルグアイやらと口々に別の国を出すことや、食べ終わった皿を何も言わずにマルタに渡すことからも、彼女を軽く見ていることが分かります。おそらく本人たちも、自分のなかにある差別心には無自覚にやっているのでしょう。
管理人
スロンビー家はいわばアメリカの象徴です。
移民であるマルタを口では「家族同然」と言いながら、その優位性(今作で言えばハーランの残した遺産)を取られそうになると口々に罵ります。
遺産を手に入れられなかった原因は、自分自身にあることを誰も反省しないのが滑稽です。
単にその善良さから遺産を手にしたマルタを、「私たちは私たちの家にあなたを親切に迎え入れてあげたのに」と罵るセリフにもその傲慢さがうかがえます。
ラスト、遺産をすべて手に入れたマルタが屋敷の二階からスロンビー家の家族を見下ろすシーン。
手に持ったマグカップに書かれた「MY House」の文字が皮肉的で痛快ですね。
ミステリー作品が好きな人、深みのある作品が好きな人にオススメの一本です。
『ナイブズアウト/名探偵と刃の館の秘密』のみんなの口コミ評判レビュー
『ナイブズアウト/名探偵と刃の館の秘密』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「謎解きが好きな人も好きではない人も楽しめる作品」「しっかり楽しめる上質なミステリー」「ラストもスッキリできて良かった」「良くも悪くも王道ミステリーな感じ」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★★☆星4
「ナイブズ・アウト」は、俳優陣の豪華さに興味を持ち鑑賞しました。
ミステリー小説をそのまま現実世界に引っ張りだしてきたような、一つ一つの細かい描写や小道具が印象的でした。
前半部分では、犯人がどのように探偵であるブノワ・ブランを騙すのか、というお話だと思って観ていましたが読みは外れました。
割と王道の推理ものなので、こういったジャンルが好きな人からするともしかしたら先の展開が読めてしまって退屈かもしれません。
推理もの初心者の方やわかりやすい物語が好きな方にはすごくおすすめです。
名探偵ブランが鋭い観察力で全員の様子を伺いながら、冷静かつユーモアを交えて考察している姿が素敵でした。
謎を解いているときのブラン、目が輝いていてダニエル・クレイグの演技が光っているなと感心しました。
謎を解き終わっても最後の最後までハラハラする展開で楽しめました。続編も近々公開されるようで楽しみです!
10代女性
★★★★☆星4
NYの豪邸で世界的ミステリー作家の誕生日パーティーが開かれた翌朝、彼が遺体で発見される。
名探偵ブノワ・ブランは、匿名の人物からこの事件の調査依頼を受けることになります。
パーティーに参加していた資産家の家族や看護師、家政婦ら屋敷にいた全員が第一容疑者。
調査が進むうちに名探偵が家族のもつれた謎を解き明かし、事件の真相に迫っていくミステリー映画です。
話はとても定番で分かりやすいで、さらに皮肉など笑える部分やもあってテンポ感も良くとても見やすいミステリーになっています。
謎解きが好きな人も好きではない人も楽しめる作品になっています。
善良で優しい良い人間が報われる話になっているのでラストはスッキリすることができとても良かったです。
20代女性
★★★★☆星4
普段からミステリーものが好きで、ドラマ・映画問わずおもしろそうな作品は片っ端から視聴しています。
この『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』もその内の一つであろうと思い観始めましたが、序盤からどうもいつもとは様子が違いました。
犯人がもう分かってしまって良いのだろうか、倒叙ミステリーのたぐいなのかなと思いきや、犯人と思わしき人物があまりにも追い詰められて行く様がコメディにも見えて来て、後半に入るまで先の展開が全く読めずにものすごく翻弄されてしまいました。
嘘をつくと吐いてしまうという体質と、目に見えているものが真実とは限らないと言うこの部分を忘れずにラストシーンを視聴すると大変な痛快感を味わえます。
伏線の回収がとてもうまい作品で、自分としてはミステリーコメディという新しいジャンルを開拓する良い映画体験になりました。
30代女性
★★★★★星5
映画「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」は富豪が誕生日翌日に遺体で発見されその犯人を見つけ出すミステリー殺人事件の話です。
私はホラーや殺人の映画に恐怖を感じ普段鑑賞しないのですが、この映画内で映る色がとてもはっきりした鮮やかな色ばかり使用されているので、最初から最後まで殺人じみた内容に感じないのも、この映画の良さではないかと思います。
本編では「007」シリーズで主演を務めたダニエル・クレイグ演じる名探偵が匿名の依頼を受け、富豪に関わっていた人物たち一人ずつに話を聞いていくといった流れになります。関係者全員の証言が怪しく思えて最初鑑賞した時は犯人が最後までわかりませんでした。私が見ている中で1番意外な人物が犯人だったのでとても驚きました。
ラストを見てみんなお金に支配されているような怖さを感じ物語は幕を閉じました。
20代女性
★★★★☆星4
予習もせず、あらすじも分からない状態でこの映画を見ました。
なので、期待などもしてなかったのですが、物語が進むにつれて引き込まれ、高揚している自分がおりました。
「007」のダニエル・クレイグが好きなので、この映画に出てくるブノワ・ブラン役のダニエル・クレイグは、印象がまるで違うので少し驚きました。
人間の裏側がリアルに描かれており、憎悪などが渦巻いた人間模様が、見ているこちらを疑心暗鬼にさせてきます。被害者に仕えてる看護師が医療ミスにより招いた悲劇。
そうなのか、、と少しがっかりしていたところ、次々と新たな展開へとストーリーが進み、どんどん引き込まれていきました。
ダニエル・クレイグの新たな一面を見ることができ、嬉しい気分になりました。
40代女性
★★★☆☆星3
今ではすっかり007のジェームズボンドとして知られるようになったダニエル・クレイグ。そんな彼の新たな代表シリーズとなりえるのが本作です!
007シリーズではシリアスな展開が多いため、どちらかというと気難しそうな役どころだった分、本作のダニクレはとにかく楽しそうなところがまず良かったです。
普段は綺麗なイギリス英語のダニクレの訛り英語も可愛らしかったです。
ストーリーは正直めちゃくちゃなところはあります。ヒロインの嘔吐設定は特に、おいおいと思いましたがギャグ映画と思えば受け入れられる範囲ですかね。
あとは、自分が看護師ということもあり、ヒロインのアンプル違いに対する「彼女は何のミスもしていない」には、「えーっ」となりました。
現場でやったら確実に重大インシデントですね。
実はヒロイン役の女優さんとは、007でも共演しているんですよね。007とは全く雰囲気が違う、素朴なイメージでした。
20代男性
★★★★☆星4
ミステリー小説に夢中になり読み漁っていた時期に観た映画だったのですが、とてもテンポがいい作品で後半は特にスピーディーに話が進み終始飽きずに鑑賞出来ました。
ミステリー小説をワクワクしながら読んでいる感覚と同じで本当にあっという間でした。
作品の雰囲気やそれぞれの個性的なキャラクターが王道のミステリー映画という感じがしてとても良かったです。
でも、これは文章として小説などで読んだ方がもっと深く入り込めたかもしれません。その頃にはまっていたミステリー小説と比べるとなんだか簡単な感じもしました。
しかし、この映画を観たことがきっかけでミステリーにハマるというものにはうってつけの映画だと思いました。
結構笑える箇所もあったりするので、気を楽にして楽しめました。やっぱりたまに観る探偵ものの映画はいいですね。
30代女性
★★★★☆星4
しっかり楽しめる上質なミステリーだと思いました。
様々な思惑があって、そのなかには一見、人のことを考えているようでそうではない冷たさが光ったり、いい人そうに見えてそうではなかったり、まさかという癖が思わぬところで役に立ったりするなど要所に飽きさせない楽しませる仕掛けがありつつ、シリアスなムードでしっかりまとめてあります。
登場する人物が敵か味方かもすぐにはわかりませんが、それは普段の当たり前の生活においてもそういうものですよね。
最後に見事にどんでん返しになった状況において、お金持ちの独特の警戒心を持つ理由がよくわかった気がしますし、逆転する立場になった家族たちもまたそうで、入れ替わった立場になったそれぞれのもやっとしたラストシーンもムードもまた、この先を想像させる面白さをよく表しているようでした。
40代女性
*映画「」のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。