シネマヒッツでは、AIがあなたへのおすすめ映画を提案!作品の考察や感想評価と口コミ評判レビューが丸わかり

『キングコング:髑髏島の巨神』の吹き替えがひどいと酷評も。続編などシリーズ展開も解説

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -

2017年3月25日、日本公開。

今作との関連性はほとんどないものの2014年に公開された『GODZILLA ゴジラ』の続編となる「モンスター・ヴァース」シリーズの2作品目となっています。

トム・ヒドルストン(『マイティ・ソー』シリーズのロキ役で知られる)と、ブリー・ラーソン(『キャプテン・マーベル』)にサミュエル・L・ジャクソンなどアベンジャーズシリーズで活躍する豪華キャスト。

『キングコング』という名作のリブートでありながら、ゴジラと同じ世界に繋がる新たなシリーズ構想(モンスターヴァース)の起点としても重要な意味を持つ今作は怪獣映画ファンだけでなく、アクション・サバイバル・SF好きにも広くおすすめできる作品です。

『キングコング:髑髏島の巨神』が「ひどい」と言われる理由は吹き替えのせい?

本作『キングコング:髑髏島の巨神』ですが、ゴジラやキングコングといった巨大怪獣が同じ世界観で活躍する姿を描いたモンスターヴァースシリーズの第2作品目として2017年に公開され、全世界で興行収入5億6千万ドルを超える大ヒットを記録し、そのテンポの良いストーリー展開やコングの迫力ある躍動感に満ちた映像に高い評価が集まりました。

しかし、一部ではひどいという声も上がっています。

なぜ、そういった声が上がってしまったのか?

その理由について考察していきたいと思います。

吹き替えがひどい

今作が「ひどい」と言われる理由は、日本語吹き替え版に原因があると考えられます。

日本では、主人公のトム・ヒドルストン演じるジェームズ・コンラッドの吹き替えを歌手・タレントとして活躍するGACKTさん、ヒロインであるブリー・ラーソン演じるメイソン・ウィーバーの吹き替えを女優・モデルとして活躍する佐々木希さんが担当していましたが、お二人ともプロの声優ではないこともあり、不評を集める結果となり、ひどいという声に繋がったと考察できます。

特に主人公の吹き替えを担当したGACKTさんには、「声が小さい」や「演技が世界観に合っていない」、「演技が下手」といった厳しい声が集中する結果となってしまいました。

「キングコング」というコンテンツが本国アメリカと比べて、日本では人気がない事から話題性のためにGACKTさんと佐々木希さんが起用されたのだと思いますが、映画ファン、そしてキングコングファンにとっては許せない内容だったのかもしれません。

海外映画が日本で公開されるにあたって、プロの声優ではない芸能人がプロモーションのために吹き替えで起用されることが多くありますが、そのほとんどが不評を集めています。

ただ、結果的に本作の日本国内での興行収入も約20億円と大ヒットだったことから、お世辞にも演技は上手とは言えませんが、話題性の面では二人の起用は正解だったのかもしれません。

ストーリーやキャラクターに深みがないという声も

今作はアクション重視でテンポ良く進む一方で、「人物描写が浅い」「キャラクターの背景が描かれない」といった不満の声も一部で見られます。

特に、登場人物の感情や動機が描写不足で感情移入しづらいという意見や、モンスター同士の迫力ある戦闘シーンが多い分、人間ドラマが置き去りにされていると感じる視聴者もいたようです。

作品の性質上、怪獣映画としての魅力を優先した結果とも言えますが、「ストーリーにも深みがほしい」と考える層にとっては物足りなさが残った可能性があります。

おすすめ映画を10秒で教えてもらえるAIサービス開始!▶︎シネマヒッツのAI映画マイスターにおすすめ映画を教えてもらおう!
\コレが観たかった!が見つかる/

📖実質無料で映画を観よう!


\1,026円(税込)で14万本以上が見放題/

\とにかくアニメを見るなら/
※無料期間中はアニメが見放題です。

\好きな映画を無料で1本観る/

本ページの情報は2025年3月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

続編も公開済み!『ゴジラvsコング』へのつながりとは?

『キングコング:髑髏島の巨神』の後もモンスターヴァースシリーズは続き、複数の続編が制作されました。

作品同士のつながりや設定など『髑髏島の巨神』以降のシリーズ展開を整理していきます。

続編となる『ゴジラvsコング』

今作の続編にあたるのが、2021年に公開されたモンスターヴァース第4作品目となる『ゴジラvsコング』です。

タイトル通り、コングとゴジラの間には古くからの因縁があり、ゴジラと同じくらいの大きさまで成長した髑髏島で保護されていたコングがゴジラと壮絶な戦いを繰り広げる姿を描いた作品となっています。

▶︎関連記事『ゴジラvsコング』の吹き替えがひどいなどツッコミどころ解説!結局どちらが勝ったと言えるのかやメカゴジラの強い理由も

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』との繋がり

また、今作のラストでコンラッドとウィーバーが巨大生物の調査や研究を主に行う研究組織モナークに招かれ、古代の壁画を見せられるシーンがあり、そこには恐竜、翼竜、蛾、三首の竜が描かれていましたが、これはコングとは直接関係してはいないものの、2019年に公開されたモンスターヴァース第3作品目『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』に登場する怪獣ゴジラ、ラドン、モスラ、キングギドラのことを現わしており、4頭の怪獣が壮絶な戦いを繰り広げる続編の内容を暗示しています。

その後もモンスターヴァースシリーズは続いており、2024年には『ゴジラxコング 新たなる帝国』が公開され、2027年には更なる続編となる『Godzilla x Kong: Supernova(原題)』の公開も予定されています。

気になった方は、続編についても鑑賞することをオススメします。

関連記事▶︎『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』がひどい理由は吹き替えや母親クズとの声のせい?一方で最高傑作の呼び声も!

『キングコング:髑髏島の巨神』のあらすじ

『キングコング:髑髏島の巨神』のあらすじ|未知の島・髑髏島へと向かう調査隊

ベトナム戦争直後の1973年、研究機関モナークに所属するランダは未知の島である髑髏島の地質調査のためにベトナムから帰還予定のパッカード大佐率いるスカイデビルズ、案内役として元イギリス大尉のジェームズ、カメラマンのウィーバー、そして調査隊とともに髑髏島へと向かいます。

悪天候のため、船からヘリコプターに乗り換えて島に上陸し、調査のために爆弾を投下したところ、超巨大な類人猿コングが現れ、調査隊は次々とコングの犠牲になっていきます。

ジェームズたちは船からのヘリコプターとの集合場所に向かうため島の北部へと向かいますが、目の前で部下を殺されたパッカードはコングへの復讐を誓い、不時着した部下チャップマンを救うために島の西部へと向かいます。

『キングコング:髑髏島の巨神』のあらすじ|マーロウ大尉との出会い

島の北部へと向かう道中にジェームズたちは原住民であるイーウィス族、そして太平洋戦争以来、島での生活を余儀なくされていたマーロウ中尉と出会い、マーロウの小型船で北部を目指すこととなります。

移動中にパッカードたちと再会し、マーロウは西部には危険な巨大生物スカルクローラーの巣があることから西部に行くことを反対しますが、パッカードが押し切る形で結局西部に行くこととなってしまいます。

不時着していたチャップマンはすでにスカルクローラーによって殺害されており、ランダも犠牲となってしまいます。

それでも、なお西部へ向かおうとするパッカードとジェームズは対立し、再び二手に分かれることとなってしまいます。

『キングコング:髑髏島の巨神』のあらすじ|コングとスカルクローラーの死闘

復讐に燃えるパッカードはコングをおびき寄せて大量の爆弾でコングの命を狙います。

駆けつけたジェームズたちが止めるよう必死に説得し、パッカード以外のスカイデビルズのメンバーは従いますが、パッカードは意見を一切聞き入れることはありませんでした。

そんな状況の中でスカルクローラーが現れ、パッカード以外のメンバーは必死に逃げますが、逃げ遅れたパッカードは爆弾から目覚めたコングによって殺され、スカルクローラーとコングの壮絶な戦いが始まろうとしていました。

『キングコング:髑髏島の巨神』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

感想評価(※ネタバレ有)|キングコングがフィーチャーされた「モンスターヴァース」シリーズ第2弾

本作「キングコング:髑髏島の巨神」は、ゴジラやキングコングなど巨大怪獣が活躍する姿を描いた一連のシリーズ「モンスターヴァース」の第2弾作品となっており、前作ではゴジラがフィーチャーされていましたが、今作ではタイトル通り、キングコングがメインに描かれた作品となっており、全世界で5億6千万ドルを記録する大ヒットとなりました。

本作がここまでのヒットとなった理由は、その分かりやすいストーリーと迫力の映像にあると思います。

ストーリーはとてつもなく単純で髑髏島という未知の島の調査に訪れた主人公たちがキングコングやその他の巨大生物と出会い、島からの脱出を目指すといったストーリーとなっています。

おまけ程度に太平洋戦争やベトナム戦争についての描写もありますが、ストーリーの本筋に係るような部分でもないため、大人から子供まで楽しめる内容になっていると思います。

トム・ヒドルストン演じる冷静沈着な主人公ジェームズ、ブリー・ラーソン演じるワイルドなヒロインのウィーバーなど個性豊かなキャラクターも魅力的ですが、なんといってもインパクト大なのがサミュエル・L・ジャクソン演じるパッカード大佐で部下をコングに殺されたことを逆恨みし、コングへの復讐を誓う様子が描かれますが、主人公以上のインパクトがあるキャラクターとなっていますので、必見です。

そして、なんといっても素晴らしいのがその迫力ある映像です。

これまでキングコングは数多くの映画で描かれてきましたが、その滑らかな動きや感情豊かな表情などが非常にリアルに描かれています。

コング以外にもバンブースパイダー、スケルバッファロー、リバーデビルといった巨大生物が多数登場し、怪獣映画好きにはたまらない内容になっていると思います。

映画終盤の巨大生物スカルクローラーとの死闘も迫力たっぷりで息をするのも忘れてしまうほどのエキサイティングな映像に仕上がっています。

コングは女性に優しいという定説通りにスカルクローラーとの死闘の中でヒロインのウィーバーを救出し、無事にジェームズやウィーバーが島から脱出に成功するというハッピーエンドで映画は終わりを迎えます。

エンドロール後には、モンスターヴァースの次作を予感させるようなシーンもありますので、最後まで必見です。

とにかく分かりやすくて、何も考えずに楽しめるハリウッド映画が観たいという方にぜひオススメしたい作品となっています。

『キングコング:髑髏島の巨神』の皆んなの口コミ評判レビュー

★★★☆☆星3

話題作だったので鑑賞しました。好き嫌いは分かれると思いますが、個人的には好きです。ギタリストのMIYAVIさんが、カメオ出演しています。

一言で感想をいうと『過労死したくなければ、上司を置いてでも帰れ』を壮大にやったらこうなるかな、という感じ。というのも、作品の中でメインとして動く舞台はベトナム戦争から帰還間近だったアメリカ兵たち。

しかし、戦場から戻って普通の暮らしに戻ることに怯える上司の決断で髑髏島行となることに。この兵士たちの生死も、この『戦場から帰りたかったか?』が深く関わってくるので、兵士たちの様子を観察しながら推測してみてください。

正直、誰にでもお勧め!見どころたっぷり!な娯楽映画ではありませんでした。観察・推測が好きな方にはお勧めです。

30代女性

★★★☆☆星3

コングやスカル・クローラー、怪鳥との戦いは凄まじい迫力を感じて、ドキドキハラハラしました。その戦いはどれも手に汗握るものばかりで、惨劇シーンは怖かったです。

でも、コンラッドとウィーバーに心を許したようなコングが、ウィーバーを守りながら大型のスカル・クローラーを絶命させたところは格好良かったです。本当に守護神なのだと感じた瞬間でした。

そんなコングが、髑髏島から脱出できたコンラッドたちを島から見送ったシーンは、感動しました。マーロウも無事妻子と再会できて良かったです。

ハッピーエンドで終わったかに見えたこの映画の最後に、まだ他にも怪獣がいることを知った時は驚きました。モナークとコンラッドたちが、次にその怪獣たちを調査する日が楽しみです。

30代男性

★★★☆☆星3

本編は一連のゴジラシリーズに繋がる巨大モンスターパニックものです。探検隊が髑髏島でキングコングを発見するまでに巨大生物に次々と襲われ命を落としてゆくストーリー展開はよくあるパターンです。

自分が一番気持ち悪かったのは、谷底に落ちた探検隊員が巨大ワームに頭からゆっくり飲み込まれるシーンでした。襲われた本人のその時の心情たるやさぞ恐怖だったと、この場面だけは感情移入してしまいました。

その他のシーンやストーリー展開は途中で飽きてきてしまいました。特に原住民?らしき人たちとの交流の下りは取ってつけたかの様で頂けませんでした・・・。

また本編の結末も次につかがる様な含みを持たせているの事もよくあるパターンで、案の定後のハリウッドゴジラ作品への伏線でした。

40代男性

★★★★☆星4

この作品はスリルとアクションが迫力満点でその部分がとても面白い注目ポイントとなっていると思います。様々な巨大生物がでてきて襲われてしまいシーンがあります。そのとき、の緊張感やドキドキが画面からとても伝わってきます。

そしてこの作品はキングコングがいる島へと着陸し調査をするのですが、まだ人類未開の地ということで、見たことのない生物や豊かな自然が見事に表現されており、臨場感がとても伝わってきます。

また、やはり一番の見どころは巨大生物同士のバトルにあります。コングが他の巨大生物と戦うシーンは巨大生物同士のバトルということでド迫力のバトルシーンとなっています。

バトルシーンが好きな人や迫力のある映画が見たいひとにおすすめです。

20代男性

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Copyright© シネマヒッツ , 2025 All Rights Reserved.