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『生きるLIVING』のラストシーンの意味やリメイク版の違いを解説考察!あらすじネタバレや感想評価も

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2023年3月31日、日本公開の映画『生きるLIVING』。

1952年公開、黒澤明監督の『生きる』をリメイク。

脚本には石黒一雄(作家・カズオイシグロ)が務め、内容には大きく変更はないものの、日本のオリジナル版とは違って1953年のイギリスを舞台にビル・ナイ演じる主人公が余命半年を宣告されてからの自分自身の人生を見つめなおす姿を描いています。

この順番でチェック
  • 『生きるLIVING』ラストシーンの意味とは?
  • 『生きるLIVING』と黒澤明の『生きる』とリメイク版の違いについて
  • 『生きるLIVING』のあらすじ
  • 『生きるLIVING』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

もし、まだあなたが一度も映画『生きるLIVING』を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。

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『生きるLIVING』ラストシーンの意味とは?

映画『生きるLIVING』は、余命宣告された主人公ロドニー・ウィリアムズが自分の人生を見つめ直していく姿を描いた作品となっています。

同僚であった若い女性マーガレットの活き活きとした姿を見て自分にやるべきことを考えた結果、ロドニーは後回しにしていた大戦の爆撃によって荒れ地になっている空き地を公園に整備する計画に残された時間の全てを尽くすことを決め、無事に完成させた後にロドニーはこの世を去ります。

その後は残された市民課の部下たち、そして同僚のマーガレット、息子のマイケルの姿が描かれていきますが映画のラストでは、ロドニーが生前に完成させた公園で近所の子どもたちが遊ぶ姿が映し出されるシーンで終わりを迎えます。

このラストシーンにはどういった意味が込められていたのでしょうか?考察して行きます。

管理人

公園で子どもたちが映し出されるラストシーンには、公園というロドニーが生きた証とも言うべき功績が新しい世代へ受け継がれていくことを意味していると考察できます。

映画はロドニーが亡くなった後、残された市民課の部下たち、そして同僚のマーガレット、息子のマイケルの姿が描かれていきますが特に重要となるキャラクターが市民課の新人であったピーター・ウェイクリングです。

ピーターたち市民課のメンバーはロドニーの生前の仕事ぶりを見習い、仕事を後回しにしたり、責任逃れをせずに精一杯仕事をすることをみんなで誓いますが、すぐに元の事なかれ主義の役所の雰囲気に戻ってしまいピーターは嫌気が差してしまいます。

そんな状況の中、ピーターは生前にロドニーが残した手紙にあったように仕事に行き詰まった時はやり遂げた公園を建築した偉業を思い出してほしいというメッセージをもとに公園を訪れますが、自分たちが建設に尽力した公園がすっかりと子どもたちの遊び場として馴染んでいることを知って腐りそうだった心が一気に晴れやかな気持ちになっていきます。

ロドニーは生前に一人で公園を訪れて雪の降る夜にブランコに乗りながら幸せそうに歌っている姿を目撃されており、その翌日に遺体として見つかりましたが、きっと自分が最後にやり遂げた功績を噛みしめて報われたような気持ちだったのではないでしょうか?

管理人

公園を建築した功績は手紙を残したピーターに受け継がれ、そして、やがて新しい世代にも受け継がれていく…。

そんなメッセージがラストシーンには込められていると思います。

ピーター以外の市民課のメンバーはすぐに元の無責任な仕事ぶりに戻っていました。

しかし、ロドニーからのあたたかいメッセージが込められた手紙を読んだピーターは、きっとこのような役所の腐敗した雰囲気に呑まれることなく、精一杯仕事を続けて、いつか役所全体を変えるような人間になっていくはず。

そんな非常にポジティブなメッセージが込められたラストだと考察できます。

管理人

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リメイク版の『生きるLIVING』と黒澤明の『生きる』との違いについて

映画『生きるLIVING』は1952年に公開されました。

巨匠・黒澤明監督の不朽の名作として、国内だけでなく海外でも高い人気を誇る名作『生きる』。

それをイギリスを舞台に、ノーベル賞作家であるカズオ・イシグロが脚本してそして、名優ビル・ナイ主演でリメイクした作品となっています。

そんなリメイク作品となっている映画『生きるLIVING』と黒澤明の『生きる』との違いについて解説します。

管理人

黒澤明の『生きる』との違いは大きく分けて3つあります。

リメイク版の違い①マーガレットの転職先

黒澤明の『生きる』では、主人公の勘治が元部下でおもちゃ会社の工場に転職した小田切とよの生命力に満ちた姿に惹かれていきますが、映画『生きるLIVING』で小田切とよに該当するキャラクターとなるマーガレットはカフェに転職することになっており、転職先が黒澤明版とは違います

また、マーガレットがオリジナル版には該当する人物が登場しないピーターというキャラクターと交際を始める点も違います。

ただ、マーガレットもオリジナル版のとよと同様に若々しく明るいキャラクターとして描かれており、そのあたりはオリジナル版に忠実に描かれています。

リメイク版の違い②ピーターの存在

映画『生きるLIVING』では、市民課の新人としてピーター・ウェイクリングという主人公ロドニーの意志を受け継ぐキャラクターが登場しますが、オリジナル版である黒澤明の『生きる』にはピーターに該当するキャラクターは登場しません

ピーターが登場することによって、ロドニーが残した公園という偉業や仕事への向き合い方が無駄では無く、新しい世代に受け継がれていくことが分かりやすく観客に伝わるようになっています。

リメイク版との違い③息子夫婦との関係性

オリジナル版もリメイク版も、同居している息子夫婦が主人公の退職金や貯金を充てにして別居しようと考えていたところ、主人公が貯金を引き出し無断欠勤して若い女性と関係を持っていると噂するところまでは同じです。

しかし、オリジナル版では、そのことについて、息子夫婦が主人公の勘治を責め立て親子関係が修復不可能な状態になる姿が描かれています。

リメイク版では息子のマイケルが妻からけしかけられはするものの、父親のロドニーに対して何も言うことは出来ずに沈黙するというシーンが描かれており、オリジナル版よりもソフトな描き方となっています。

映画『生きるLIVING』を鑑賞し、感銘を受けた方はぜひオリジナル版である黒澤明監督の『生きる』を鑑賞することをオススメします。

きっと新しい感動が待っているに違いありません。

『生きるLIVING』のあらすじ

以下、映画『生きるLIVING』のあらすじです。

『生きるLIVING』のあらすじ|余命宣告を受ける主人公ロドニー・ウィリアムズ

市役所に就職した新人のピーターは、配属先である市民課に初出勤しました。

課長のロドニーはハットを被り、仕立ての良いスーツを着た英国紳士風の佇まいをしていましたが毎日無遅刻無欠勤で淡々と仕事をこなし定時になればすぐに帰宅する面白みのない生活を送っていました。

書類が山積みになったデスクに戸惑うピーターに向かいの席のマーガレットは山積みだと忙しいフリが出来るとアドバイスしてピーターを和ませます。

そんな中、大戦時に爆撃され荒れ果てている空き地が下水の影響で不衛生になっているため子どもたちが遊べる公園として整備してほしいという陳情書を持った婦人たちが現れます。

婦人たちは公園課、下水道課とたらい回しにされており、ウィリアムズの指示によってピーターが付き添うことになりますが役所全体に蔓延する事なかれ主義によって再びたらい回しにされます。

結局市民課に戻ってきたピーターは陳情書をロドニーに渡し、ロドニーはいつものように書類を後回しにしました。

ロドニーはその日の午後、珍しく早退し病気に向かうと癌によって余命が半年~9ヶ月と申告されます。

落胆して帰宅したロドニーは息子マイケルとその妻に余命について伝えようとするも、息子たちは自分たちのことばかりで話を聞いてはくれませんでした。

誰もいないリビングで一人孤独にロドニーは亡き妻のことやマイケルが幼かった時のことを思い出していました。

『生きるLIVING』のあらすじ|マーガレットと出会い、人生を見つめ直す

翌日、ロドニーが無断欠勤したため、市民課の面々は驚きを隠せませんでした。

ロドニーは、貯金を下ろして海辺のリゾート地に向かい、現地のレストランで不眠症に悩まされる作家のサザーランドに出会います。

ロドニーは大量の睡眠薬で自殺しようと試みましたができなかったため睡眠薬をサザーランドに渡します。

余命宣告を受け人生を謳歌しようとしますが、楽しみ方が分からないロドニーはサザーランドにアドバイスを求め、サザーランドはその日の夜にロドニーをパブやダンスホールといったナイトレジャーに連れていきますがロドニーは孤独を感じるだけでした。

翌日ロンドンに戻ったロドニーは市民課のマーガレットと偶然会い、彼女は役所の仕事が合わずカフェに転職するため推薦状を書いてほしいとロドニーにお願いし2人はランチを共にしました。

ロドニーはマーガレットから生きながら死んでいるように見えるためゾンビというあだ名をこっそりつけられていたことを打ち明けられると妙に納得し、彼女の明るい人柄に憧れるようになりました。

そんなロドニーとマーガレットの様子を近所の住民が目撃し、噂が広まってしまいマイケルの妻はロドニーに忠告するようにお願いしますがマイケルは一向に伝えることができませんでした。

『生きるLIVING』のあらすじ|後回しにされていた公園整備に全力を尽くすロドニー

残された時間が刻一刻と進む中、ロドニーは今後の身の振り方を模索していました。

ロドニーはマーガレットが働く喫茶店を訪れ、彼女の仕事終わりに自分が余命わずかであることを伝え、どうすればマーガレットのように残りの人生を生きられるか相談しました。

ゾンビのような自分にも昔は輝くような毎日があったが、いつの間にか蝕まれてこのようなつまらない人間になったと打ち明けたロドニーはマーガレットに話を聞いてもらう中で自分が残りの人生にしなければならないことが分かりました。

それは婦人たちから依頼のあった公園の整備を進めることです。

次の日、久しぶりに出勤したロドニーは陳情書を手にすると、市民課のメンバーを従えて土砂降りの中、空き地へと向かいます。

その精力的なロドニーの姿は今まで見たことが無いほどでゾンビとあだ名を付けられたのが嘘のように生き生きとしていました。

それから数ヶ月後、ロドニーは息を引き取り、ピーターやマーガレットらは葬儀に参列します。

以上、映画『生きるLIVING』のあらすじでした。

果たして、ロドニーは無事に公園を整備することが出来たのか?

結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。

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『生きるLIVING』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

以下、映画『生きるLIVING』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。

感想評価(※ネタバレ有)|黒澤明監督 不朽の名作をイギリスを舞台にリメイクした人間ドラマ

映画『生きるLIVING』は、日本が世界に誇る映画監督である黒澤明が1954年に発表し、第4回ベルリン映画祭で審査員賞を受賞するなど国内外で高く評価される名作『生きる』を、イギリスを舞台にリメイクした作品です。

大まかなストーリーはオリジナル作品に忠実になっており、平凡な毎日を送る役所勤めの主人公ロドニー・ウィリアムズが癌によって余命宣告を受けたことから自分の人生について見つめ直していくことになります。

主人公を演じたビル・ナイはイギリスを代表するベテラン俳優として様々な作品に出演する役者ですが、山高帽を被って仕立ての良いスーツに身を包みいかにも立派な英国紳士という見た目でありながら、中身は何の面白味も無く空っぽであるというギャップを持ったロドニーというキャラクターを見事に演じています。

余命宣告を受けたロドニーは、初めて無断欠勤をして、残りの人生を謳歌しようとリゾート地で偶然出会った脚本家の男と一緒に夜の街を楽しみますが、孤独は深まるばかり。

そんな中、役所の同僚でカフェ店員に転職したマーガレットと偶然出会い、自分とは違って生き生きとした毎日を送る明るい彼女に憧れのような感情を持つようになります。

マーガレットを演じたのはNetflixドラマ『セックス・エデュケーション』で一躍脚光を浴びたエイミー・ルー・ウッドですが、屈託のないチャーミングな魅力を持ったエイミーの演技はマーガレットという役柄にピッタリとハマっています。

管理人

マーガレットとのやり取りの中で残りの人生をどう過ごすか考えた結果、役所でたらい回しにされていた大戦の爆撃によって荒れ果てた空き地を公園として整備する計画を進めるために職場へ復帰します。

マーガレットに影でゾンビと呼ばれるほど、退屈な人間であったロドニーが人が変わったように生き生きと仕事に励む姿が非常に印象的でした。

ロドニーの精力的な仕事ぶりによって公園は無事に完成しましたが、完成後に彼は息を引き取りました。

亡くなる前の精力的なロドニーの姿に感銘を受けた市民課のメンバーは彼の生き方を見習い、仕事を後回しにしたり、責任逃れをせずに精一杯仕事をしようと誓いを立てますが、結局そう簡単に人は変わることは出来ず、数ヶ月後には責任逃れをしてたらい回しにする元の役所に戻っていました。

そんな状況にうんざりしているのが新人のピーターですが、彼はロドニーが残した手紙に書かれていた「仕事に行き詰まった時はやり遂げた公園を建築した偉業を思い出してほしい」というメッセージを思い出し公園を訪れ、人生への活力を取り戻します。

ロドニーの意志がしっかりとピーターに受け継がれていることが分かるポジティブなシーンで映画は終わりを迎えます。

余命宣告という重いテーマでありながら、テンポの良いストーリー展開となっており意外にも観やすい作品となっています。

管理人

それでいて、観た人間それぞれが人生を見つめ直す重要なメッセージが伝わってくるバランスの良い内容になっているのは、ノーベル賞作家のカズオ・イシグロによる優れた脚本によるところが大きいのではないでしょうか。

これまで黒澤作品について敬遠していた方も、ぜひこの作品を鑑賞してオリジナル作品に触れるきっかけになれば良いなと思います。

『生きるLIVING』のみんなの口コミ評判レビュー

★★★★☆星4

映画『生きるLIVING』は1952年の黒澤明監督の日本映画『生きる』のリメイク作品です。

『わたしを離さないで』で一躍有名になった小説家のカズオ・イシグロが脚本を務めました。

黒沢監督の作品を観たことがない私にとって比較をすることは出来ませんが、原作と大きく変わっている点はないと記されていたと思います。

余命宣告をされた主人公が自分の人生を見つめなおし、余命半年を優しい空気の中で描かれています。

主人公を演じるビル・ナイは、カズオ・イシグロから「ユーモアのセンス、皮肉、ストイックさ、そして内面にメランコリーのようなものを持っている」という理由で抜擢されたそうで、見事にその役を演じきっていたと思います。

寒々しいイギリスの風景も相まって、とても感慨深い仕上がりでした。

20代女性

★★★★★星5

余命半年と宣言された頑固じいさん役人が、ふと我が単調な人生を振り返り、見失っていたモノを取り戻すべく鎧を脱ぎ捨て、たらい回しで放置されていた児童公園建設に奔走し、若手に希望を託そうと願う。

舞台は1950年代のロンドン、チャップリン的なトーキー映画(はもっと古いけれど)に彩色を施したような色調も渋くて良いです。

黒澤明『生きる(1952)』のリメイク、カズオ・イシグロ脚本という作品ですが、主人公の佇まいが笠智衆的で、何処か小津安二郎のような空気感が漂っていました。

とはいえ原作も観た事が無く、イシグロもそんなに読んだ事が無く、単に感じたままを書き散らす事しかできないけれど、久方ぶりにしみじみと感じ入り、何かの折にまた思い出すであろう作品でした。

何か(ヒトの良心の)象徴としてのモノを遺し、次世代に未来を託すという点では、アプローチや状況は全く違えど、クリント・イーストウッドの『グラン・トリノ』を思い出しました。

ビル・ナイの優しくささやくような歌声(スコットランド民謡 The Rowan Tree、ナナカマドの木)も、ラブ・アクチュアリーの時とも違って、とてもしみじみと味わい深かったです。

50代女性

★★★★☆星4

『生きるLIVING』は黒澤明監督の名作映画『生きる』を、ノーベル賞作家カズオ・イシグロの脚本によってイギリスでリメイクしたヒューマンドラマ。

人生の最後をどう迎えるのか?生きるとはなんだ?を改めて問われているような気がしました。

今を一生懸命「生きる」と同時に、何をどう遺すことが「生きた」ことに繋がるのか考えようと思いました。

物も建築も場所もいつかは消えるけれど、行いや心や記憶は間違いなく遺る。特に大きなリアクションはなくとも、日常の中で他人に必ず影響を与えている。

改めて、カズオ・イシグロの世界の深さを感じました

なんてことない同じ毎日を淡々と過ごす中で、改めて人生を見つめ直せばもっと楽しむ事について考えようとエネルギーが湧きました。

30代女性

★★★★☆星4

ご存知、黒澤明の永遠の名作のリメイク版です。ノーベル文学賞受賞者のカズオ・イシグロが脚本を手掛けました。

黒澤明版を観ている人は感じたでしょうが、ほとんどそれに忠実に、元版へのリスペクトを感じさせるリメイクです。

主演は、脇役としてもキャリア十分なビル・ナイ。

お話が1950年代のロンドンの公務員に変えています。冒頭のロンドンに向かう列車内のノスタルジーックな雰囲気や街全体のやや曇りがかった感じなど、情景の作り方がとてもていねいで、立派な映画を観たなという満足度に浸れます。

黒澤明版では、志村喬さんの渾身の名演技で観客を泣かせましたが、ビル・ナイさんは、あくまで紳士。

その紳士が命をかけて取り組んだ最後の仕事に心震えます。

50代男性

★★★★☆星4

生きることとは、なにかをシンプルに問いかけ、それでいて説教くささを感じさせない作品でした。

改めてごく日常のことが当たり前でないことを実感させられ、考えさせられる映画だったと思いました。

始めは舞台をイギリスに置き換えたことで、違和感があるのかなと思っていましたが、全く違和感がありませんでした。

時代は1950年代ですが、現代的なアレンジも組み込まれていたので、見飽きすることがありませんでした。

ただ、人によっては、映画『生きるLIVING』の『生きる』の方が良いと言った意見も多いなと言う印象です。

内容は殆ど変わりないですが、舞台がイギリスであった変化も理由の一つかも知れません。

しかし、私は『生きるLVING』には違った新しい部分も見つけて楽しく鑑賞できました

20代男性

★★★★☆星4

1952年に黒澤明監督によって発表された、『生きる』のリメイク版です。

舞台は1953年の英国ロンドン、ウィリアムズは勤続30年を黙々とこなし続けてきた自他共に認める、真面目な男でした。

穏やかに余生を過ごしてほしいと思わせる老年の細かい皺と、真っ白な髪の毛。自らのがん告知など、不幸なことも予測できてしまうのが経験豊富な大人の姿なのですが、「大人」「男」というレッテルが彼から、ショックなことがあっても動じてはいけないと自らを知らずに律している姿がつらかったです。

古き良き、英国紳士なので、ボーラーハットやスライプの背広など、ぴっしりし過ぎていないところ(今ほどアイロンやクリーニングが発展中だったからでしょうか)がこの時代を象徴していて見入ってしまいました

30代女性

*映画『生きるLIVING』のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。

引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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