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映画『ライフ』ラストはなぜ?後味悪い最後を解説。気まずいシーン、カルビンの正体、感想、口コミ評価。

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2017年7月8日、日本公開の映画『ライフ』。

地球外生命体を巡る国際宇宙ステーション内での出来事を描いた密室型スリラーです。

『デイ・アフター・トゥモロー』や『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』などに出演するジェイク・ギレンホール、『デッド・プール』や『フリー・ガイ』などに出演するライアン・レイノルズのほかに、日本人俳優としては真田広之が出演しています。

公開当時は『エイリアン』シリーズを想起させるコンセプトや演出が話題となり、エンディングにおける衝撃的な展開も大きな反響を呼びました。

ラストでなぜ?後味悪いバッドエンドを解説。

国際宇宙ステーションに乗り込んだ6名のうち、生き残ったミランダとデビッド。

彼らは最後の力を振り絞って、2つある脱出艇のうち、1つにミランダが乗り地球へ帰還、もう1つにデビッドがカルビンをおびき寄せて宇宙空間へと向かおうとしますが、結局計画はうまく行かずミランダの脱出艇は宇宙空間へ、そしてデビッドの脱出艇が地球へと不時着してしまいます。

その後、海で脱出艇を発見した地元の漁師たちがデビッドの忠告を無視して脱出艇を開けてしまうという後味の悪いラストが待ち受けます。

果たしてなぜ、ミランダとデビッドの計画は失敗に終わってしまったのでしょうか?

カルビンの仕業によって軌道が変えられた

デビッドの脱出艇が地球へと向かってしまった理由は、高い知能を持っているカルビンが彼らの計画を察知し、脱出艇の進路を地球へと変更したからです。

そして、ミランダの脱出艇が宇宙空間へと投げ出されてしまった理由は彼女の脱出艇が国際宇宙ステーションの破片とぶつかってしまい、軌道が変わってしまったことが原因だと考えられます。

地球に現れてしまったカルビンがその後、どうなってしまったのかは描かれていませんが、おそらく脱出艇を発見した漁師たちは犠牲となり、地球が大パニックになることは容易に想像がつきます。

カルビンが繁殖する能力を持っているかどうかについては定かではありませんが、もし繁殖する機能があるのであれば、地球は簡単に侵略されてしまうかもしれません。

印象的なバッドエンド

前述したように観客を恐怖に陥れるバッドエンドが印象的な映画『ライフ』。

同じく宇宙飛行士たちが謎の生命体によって犠牲となってしまう『エイリアン』シリーズも、基本的にバッドエンドで映画が締めくくられます。

映画『ライフ』と通ずるものがありますので、気になる方は『エイリアン』シリーズについても鑑賞することをオススメします。

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『ライフ』は気まずい映画というより、気分が落ちる映画

『ライフ』はSFスリラーとしての恐怖や緊張感に加え、観る相手によっては「気まずさ」を感じる場面があるのでは?と不安になる方もいるかもしれません。

ここでは、そうした懸念が必要かどうか、映画の内容に基づいて解説していきます。

ローリーのアメリカンジョーク

映画『ライフ』は、お色気シーンや下ネタなどもありませんので、特に気まずくなるようなことはありません。

ただ、ライアン・レイノルズ演じるお調子者の航空エンジニアであるローリーが飛ばすアメリカンジョークの中には、真田広之演じる日本人のシステムエンジニアであるショウの子どもが誕生した際に「父親は誰だ?」、「目が青かったぞ」といったドン引きしてしまう発言もあるため、家族と観る際には気を付けておいた方が良いかもしれません。

気分が落ちてしまう映画と言える

映画『ライフ』は気まずい映画というよりも、どちらかというと、気分が落ちてしまう映画であると言えます。

その理由は、映画の展開です。

カルビンによって、脱出艇の進路が変えられてしまい、地球への侵入を許してしまうというバッドエンドとなっており、観終わった後しばらくの間、気分が落ちてしまったという方が公開時に多く見受けられました。

そのため、メンタルが不調の際には鑑賞しない方が良いと思います。

バッドエンドが好きという方にはピッタリな作品ですので、オススメです。

カルビンの正体は不明。ヴェノムという噂も。

火星から採取された謎の生命体であるカルビン。

宇宙ステーションの乗組員たちを次々と襲っていく姿が作中で描かれていきますが、カルビンの正体は一体何だったのでしょうか?

カルビン=ヴェノム説があるが真実ではない

火星が生息地で非常に高い知能と攻撃力を兼ね備えているカルビンですが、その正体が何なのかについては一切明らかになってはいません。

ですが、配給会社が同じソニーピクチャーズであったことからカルビンの正体はヴェノムであるという説が公開当時語られていました。

ヴェノムは、MARVELコミックスに登場する宇宙の寄生生物シンビオートであり、2017年に映画『ライフ』が公開される翌年の2018年に映画『ヴェノム』が公開される予定だったことから、『ライフ』は『ヴェノム』の前日譚ではないかという噂が浮上したのです。

しかしながら、コメディテイストの強い『ヴェノム』と比べて、映画『ライフ』は非常にシリアスな内容となっており、この噂が真実ではなかったことが『ヴェノム』公開後に明らかとなりました。

カルビンが人々を殺した理由は電気ショックを与えられたから

保護された当初は、特に危害を加えることもなく、穏やかに見えたカルビンですが、突如として変貌し、人々を襲い始めました。

なぜ、カルビンは人々を襲ったのでしょうか?

その理由ですが、カルビンに電気ショックを与えたことが原因であると考えられます。

生物学者のヒューの管理ミスによって、カルビンが動かなくなってしまったことから、カルビンを救うためにヒューは電気ショックを与え、カルビンは意識を戻しますが、この電気ショックが自身への攻撃であると勘違いしてしまったカルビンが人間たちを敵であると判断してしまい、人間たちを襲い始めたと考察できます。

扱い方を間違わなければ、カルビンと友好な関係を築くことが出来たかもしれないのに、ヒューの管理不足によって悲劇が訪れてしまったわけですが、映画『ライフ』の戦犯はヒューであると言えるかもしれません。

映画『ライフ』のあらすじ

(以下、映画『ライフ』のあらすじです。)

『ライフ』のあらすじ|地球外生命体カルビンの発見

無人探査機ビルグリムの回収を行った国際宇宙ステーションの乗組員6名は、火星から持ち帰った土から生物を発見することに成功します。

初の地球外生命体の発見ということで地球でも大きく報道され、生命体はカルビンと名付けられ、生物学者のヒューが中心となって飼育されることとなります。

そんな中、ヒューの管理ミスによって、カルビンは突然動かなくなってしまいます。

蘇生するためにヒューが電気ショックを与え、カルビンが動き出したことに安堵しますが、突然凶暴化してしまい、ヒューに襲い掛かって気絶させ、更には実験用のマウスを体内に取り入れて巨大化します。

システムエンジニアのロイがなんとかヒューを救出しますが、ロイはマウスと同じように殺害されてしまいます。

『ライフ』のあらすじ|カルビンによって、次々と犠牲になっていく乗組員たち

高い知能を有していたカルビンは、地球との通信機器を破壊し、司令官であるキャットが船外に出て復旧作業を行いますが、迫りくるカルビンによって宇宙服の冷却システムを破壊されたことにより、冷却水が漏れ出てしまった挙句、溺死してしまいます。

船外にいるカルビンを燃料噴射によって駆除しようとしますが、度重なる噴射によって燃料切れを起こしてしまい、その結果、大気圏へと突入してしまいます。

その後、カルビンの船内侵入を許してしまい、ヒューが新たなる犠牲者となってしまいます。

『ライフ』のあらすじ|カルビンを宇宙空間へ連れて行くための計画

宇宙ステーションからの救難信号によって、地球からソユーズが飛んできて宇宙ステーションとドッキングしますが、ソユースは乗組員を救助するために派遣されたのではなく、地球から遠ざけるために派遣されており、宇宙ステーションを押し続け、やがて、システムエンジニアのショウもカルビンに殺害されてしまいます。

生き残った医師のデビッドと検疫官のノースは、救命艇にカルビンをおびき寄せて宇宙空間へ連れて行くことを計画するのでした。

以上、映画『ライフ』のあらすじでした。

果たして、デビッドとノースの計画は成功するのか?

結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。

映画『ライフ』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

(以下、映画『ライフ』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)

感想評価(※ネタバレ有)|衝撃のラストが待ち受けるSFホラー作品

2017年に公開された映画『ライフ』は、火星から採取した謎の生命体“カルビン”によって、次々と命を落としていく宇宙ステーション乗組員たちの恐怖を描いたSFホラー作品となっています。

ジェイク・ジレンホール、ライアン・レイノルズに日本人俳優である真田広之といった豪華キャストが集結したことでも話題を集めた映画『ライフ』は、宇宙ステーションの乗組員6名が火星無人探査機の回収に成功した場面から始まります。

探査機が採取した土からは生命体が発見され、地球外生命体の調査を目的にしていた乗組員たちが歓喜し、地球上も大きな話題を集め、生命体はカルビンと名付けられることとなります。

映画の前半では、カルビンが生命体として乗組員たちに反応を示す姿や乗組員の一人であるショウの妻が我が子を出産する場面など生命の神秘が描かれた穏やかな展開で進んでいきますが、電気ショックを与えたことによって凶暴化したカルビンが乗組員たちに被害を与えていく中盤以降はSF映画からホラー映画へと変貌を遂げていきます。

スプラッターホラーのように血がドバドバと吹き出るようなシーンはないものの、カルビンの乗組員たちを殺害していく姿はバラエティに富んでおり、絞め殺したり、宇宙服の冷却装置を破壊して溺死させるといったユニークなものから、体内に入り込んで臓器を食い尽くすといったショッキングなものまで幅広く、スプラッターホラー以上の痛みを感じる怖さが表現されています。

当然地球へと救難信号を送るものの、救助に来たと思ったソユースロケットは、危険な生命体を地球に入れないために宇宙ステーションを地球から遠ざけるために派遣されたものであり、どんどんと乗組員たちはカルビンの犠牲となってしまい、とことんまで救いのない展開となっていきます。

絶体絶命の状態の中、生き残ったデビッドとノースは2つある救命艇を利用し、片方にカルビンをおびき寄せてデビッドが乗り込み宇宙空間へと向かい、もう片方にノースが乗り地球へと帰還する計画が立てられます。

ようやく希望の光が見えたと思いきや、ノースの救命艇は破壊した宇宙ステーションの破片によって進路が変わってしまい宇宙空間へ、逆にカルビンとデビッドの救命艇はカルビンによって進路が変更されてしまい、地球へと向かってしまいます。

そして、地球へと不時着した救命艇をデビッドの警告を無視して地元の漁師が開けてしまうという今後地球に訪れるであろう恐るべき未来が予想されるなんとも後味の悪いシーンで映画は終わりを迎えます。

後を引く衝撃のラストは賛否両論あると思いますが、『エイリアン』といったSFホラー映画好きにはぴったりの作品だと思いますので、オススメです。

映画『ライフ』のみんなの口コミ評判レビュー

★★★☆☆星3

宇宙ステーションを舞台に火星の地球外生命体が大暴走するというSFパニックホラー映画です。

クリーチャーの描写がグロテスクで、エンディングもすっきりとしないものなので賛否両論分かれる作品だと思います。

仲間を助けるために次々と仲間たちが犠牲になってくというありきたりな胸糞展開が続きます。

ラストは助かったと思ったミランダは実は地球へはたどり着けず、カルビンを乗せたデビッドが地球へ到着してしまう…というバッドエンドではありますが、ちょっとしたどんでん返しの展開で面白いと感じました。

結局最後までカルビンの知性に勝つことのできなかった地球人達。

続きは描かれていませんが、地球滅亡エンドなんだろうなと予想ができました。

単純な展開ではありますが、分かりやすく見やすい定番SFパニックホラーという印象でした。

30代女性

★★★★☆星4

大型に成長して人間を襲ってくる、火星で見つけた地球外生命体「カルビン」が恐ろしいホラー映画というよりは、判断と選択を間違い続ける、6人の宇宙ステーション搭乗クルーにつっこみを入れたくなる、愚かな人間を描いたホラーコメディのような気持ちで見終えました。

宇宙生物学者のヒューに始まり、アジアの海に落ちた主役のデイビットまで、「何故…」と思うような愚かな選択で「カルビン」にやられていき、「ひとりくらい、賢いクルーが搭乗していてもよかったんじゃ…。カルビンは確かに強敵だけど、選択を間違わなければ、処理できた相手なのに」という気持ちになりました。

救援にきてくれたと勘違いして、「カルビン」の方へ向かってしまうSE役で真田広之さんがご出演で、それは嬉しかったです。

50代女性

★★★★☆星4

ライフは宇宙という限られた空間の中で未知の生物と対峙する絶望系パニック映画です。

火星から未知の生物のサンプルを入手することができて、順調に研究をして生育も問題なかったカルビンと名付けられたこの生命体にトラブルが起きて人間と敵対するようになります。

最初は小さくて可愛らしかった生物が人間の体内に入って内臓を食い破るという残忍な方法で殺戮を開始します。

エイリアンの酸でできた血液のようにこの生命体も形を自由に変えることができるのでどこにでも侵入できてしまいます。

この段階で人間に勝ち目はなさそうだと感じてしまいます。

生き残った二人の作戦で生命体を宇宙の彼方に追放しようとしましたが、地球に辿り着いた脱出ポットは地球が絶望を感じる光景というショッキングさがその後の恐怖を増大させている良くできた作品だと思います。

50代男性

★★★★☆星4

宇宙ステーションで地球外生命体の細胞を研究、調査している宇宙飛行士たち。

その細胞が成長して彼らを襲う恐怖の生命体へと進化していき、宇宙空間にある密室という舞台でその生命体との命をかけた闘いを余儀なくされ…というストーリーです。

冒頭では、地球外生命体の発見に対して研究者も世間もお祝いムードで、一体どんな生物が…という期待と希望に満ちた雰囲気に包まれています。

その生命体の名付けは大々的に公募をかけられ、採用された子どもも誇らしげに描かれていることからとてもポジティブなイメージがもたらされますが、宇宙ステーションでその生命体が成長するにしたがって、知能の高さや成長速度に宇宙飛行士たちも不安や恐怖を抱きます。

初めの明るいイメージから一変、どんどん不穏な雰囲気が漂っていきその過程には不安を煽られました。

逃げ場がない閉鎖空間で命を奪われそうになるというスリル、生命体と宇宙飛行士との緊迫感のある戦いを楽しめる映画だと思います。

そして絶対にネタバレしてはいけないラストだと思いました。

ずっとサスペンス・ホラー要素強めに物語が進んでいきますが、ラストで少しコメディ感が出るのは予想外でした。

30代女性

★★★☆☆星3

宇宙という極限環境で繰り広げられるサバイバルホラーとしてはなかなかの緊張感がありました。

登場人物の演技から、次に何が起こるのか分からない不安感がじわじわと伝わってきて宇宙での孤立という設定が上手く生かされていると思いました。

ただ全体的にどこか既視感のある展開が多く「エイリアン」シリーズや他のSFホラー作品のオマージュ的な印象が強くて、目新しさに欠ける部分も否めません。

クリーチャー「カルヴィン」の描写もやや説明不足でなぜここまで強大で残忍な存在に成長したのか納得しにくかったです。

結末は皮肉で印象的でしたが、人によっては「胸糞エンド」と受け取るかも

この手の終わり方は嫌いではありませんが、全体として物足りなさを感じたのは否定できません。

20代女性

*映画『ライフ』のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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