オーシャンズ13のあらすじとネタバレ含む感想評価!続編のオーシャンズ14が製作されない理由が悲しすぎた

2007年8月10日、日本公開の映画『オーシャンズ13』。
『オーシャンズ11』から指揮を執ってきた監督であるスティーブン・ソダーバーグが「続編は作らない」と宣言しています。
なので、実質「男版」オーシャンズの完結作です。
▼前作オーシャンズ12の内容は覚えてる??▼
シリーズ3作目となった『オーシャンズ13』ですが、興行収入に関しては最も低いシリーズ作品となっています。
また、今までヒロイン役ポジションであったテス・オーシャン役のジュリア・ロバーツとイザベル・ラヒリ役のキャサリン・ゼタ=ジョーンズは登場していません。新しいキャストとしてアル・パチーノなどが加わっています。
- オーシャンズ13の続編オーシャンズ14が製作されない理由
- オーシャンズ13のあらすじ
- オーシャンズ13のネタバレ含む感想評価とみんなの口コミ評判レビュー
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目次
オーシャンズ13の続編であるオーシャンズ14が製作されない理由が悲しすぎる
オーシャンズシリーズの続編である、『オーシャンズ14』が何故製作されないのでしょうか?
オーシャンズシリーズは全部観ていて、こんなにも泥棒たちが格好良く、騙し合いが面白い映画の続編をファンとしては期待していました。
しかし、続編として製作されたのは『オーシャンズ14』ではなくリブート版の『オーシャンズ8』でした。
『オーシャンズ14』が製作されなかった理由を挙げられるとしたら、「オーシャンズ」シリーズに出演している俳優たちの仲の良さだと思います。
管理人
劇中でも、一緒に泥棒家業をするチームとして仲が良いオーシャンたちですが、そのオーシャンたちを演じている俳優たちも、公私ともに非常に仲が良いのです。そして「オーシャンズ」のメンバーの一人、フランク・キャットンを演じた俳優のバーニー・マックさんが、2008年8月9日に50歳という若さで亡くなってしまいました。
大事なキャストであり、仲間であるバーニーさんが欠けたまま、続編を制作することは、メンバーとしても制作陣からしてもあり得ないことなのでしょう。
バーニー・マックが亡くなったことから、「オーシャンズ」シリーズの制作の中心人物であるジョージ・クルーニーが、インタビューではっきりと「続編はない」と否定しています。そしてスティーブン・ソダーバーグ監督とジョージ・クルーニーが立ち上げた映画製作会社は既に解散しています。
バーニー・マックも入れて、全員で「オーシャンズ」というチームなのだと思います。
また、2020年6月29日に天才詐欺師のソール・ブルーム役で出演していたカール・ライナーも老衰のため、亡くなっています。
「オーシャンズ」の中には高齢な俳優もいるので、今までよりも迫力ある続編を制作するのは厳しいのではないでしょうか。
更に、興行収入に関しても、新しいシリーズの続編が出される度に下がっていってしまったのも大きかったかと思います。
ちなみに、映画『オーシャンズ12』が少し複雑すぎたストーリーとなってしまったため、続編である『オーシャンズ13』をシリーズ最終章として制作されたそうです。
管理人
実際、『オーシャンズ12』ではダニーとフォックスの泥棒対決、それに加わったルマークの作戦、イザベルとラスティの復縁問題、ライナスを成長させるための作戦と色々なことが同時に起きていました。これにより、すぐに物語の全てを理解することは難しくなってしまっていました。
『オーシャンズ12』で色々あった分、『オーシャンズ13』では今までのシリーズ作品の中で一番大きなミッションだったし、これまで関わってきた登場人物が勢揃いしていました。最終章にふさわしい物語だったと思うので、これ以上の作品を作るとなると難しいかもしれませんね。

オーシャンズ13のあらすじ|カジノホテル”バンク”への報復計画
(以下、映画「オーシャンズ13」のあらすじです。)
オーシャンズ13のあらすじ|バンクへの報復計画“カジノ強盗”
ルーベンが、悪名高いウィリー・バンクに裏切られたショックによって心筋梗塞で倒れてしまいました。これを聞き、ダニー・オーシャンと仲間たちは急遽ラスベガスへ向かいます。
時を遡ること4週間前、ルーベンはダニーたちの反対を押し切りバンクと契約します。ルーベンは相棒だと思っていたバンクとホテルの共同経営をしようとします。
しかしバンクは、共同経営するつもりはないことを明かしてルーベンは用済みだと告げます。今までずっと、バンクを“シナトラと握手した仲だ”と擁護してきたルーベンは、とてもショックでした。
裏稼業からは足を洗ったダニーでしたが、バンクにチャンスをくれと頼みます。しかし、バンクはルーベンを何とも思っておらず、最初から裏切るつもりだったことを知ります。
ダニーは怒り、バンクの経営するカジノホテル“バンク”への報復計画を考えるのでした。
オーシャンズ13のあらすじ|カジノ強盗計画に向けて、潜入調査開始!
再び集まった仲間たちと共に、ダニーはカジノ強盗計画を遂行します。ダニーたちは数ヵ月後にある、「バンク」のプレオープンに計画を実行するため準備に取り掛かります。
自尊心とダイヤモンドへの執念が強いバンクは、大金持ちを相手にする「5つダイヤ賞」確実のホテルとすべく、毎日ホテルの隅から隅までチェックします。バンクの右腕であるアビゲイル・スポンダーは、バンク同様にホテルの重要人物です。
プレオープンは7月3日、午前0時きっかりに花火を打ち上げてスタートします。
バンクには内部に敵がいると知ったダニーたちは、野心的なコンシェルジュのデビーを味方につけました。そして、国の指紋データベースに侵入したバンクの違法行為によってバンクのシステムに侵入できました。
オーシャンズ13のあらすじ|計画の実行に必要な協力者たち
そこでバンクの上客であるデニー・シールズを盗もうと、ダニーたちは企みます。デニーは自分のせいでトゥルアーと勝負させた罪滅ぼしとして、金持ち客18人の通称「クジラ」でカジノの経営破綻させるように仕向けさせます。
デニーたちは経営破綻させて立ち去らせるために、一晩で5億ドル大勝させねばなりません。その為にはブラックジャック、ルーレット、スロットに仕掛けを施します。
まずはダイスに超音波に反応するポリマーをライターに仕掛けてダイスを操作させます。そのダイスを製造する工場で仕込むため、バージルが単身潜入します。
次にブラックジャックはカードシャッフル機を細工するため、リヴィングストンがカードシャッフル機の作業員として潜入します。チップで動くスロットは、借金で首が回らない従業員のユージーンに借金返済の金を渡す代わりにプログラムを教えてもらいました。
最後にルーレットはオープン前のゲーム展にフランクを潜入させます。更に手癖の悪いフロア・マネージャーのニールを金食器泥棒なことを内緒にする代わりに協力を依頼します。
あとは、ゲーム展でバンクを嵌めるサクラと皆を脱出させる方法を見つけるのみです。
以上、映画『オーシャンズ13』のあらすじでした。
オーシャンズ13のネタバレ含む感想評価とみんなの口コミ評判レビュー
(以下、映画「オーシャンズ13」のネタバレを含む感想評価と口コミ評判です。)
ネタバレ注意!感想評価|キャストの豪華さは増しているものの…。
アルパチーノを悪役に迎え、より一層出演者の豪華さが増した本作品ですが、全体的には少し間延びしている感じがしました。仲間を裏切った相手に対して敵討ちをするためにみんなが立ち上がるというのはストーリーとして義理人情があり、日本人好みでよかったと思いますが、終始カジノの金を失くすこととホテルの評判を下げることに注視していて、途中飽きを感じてしまいました。
もう少し途中に違った展開があると良かったと思いました。
印象に残っているシーンとしては、ホテルの格付け委員がホテルから酷い対応を受けて、顔中に虫刺され状態になってホテルを追い出されるシーンは可哀そうで少し笑えました。
最後の最後にスロットで大儲けするシーンは、フォローが完璧でとても安心したのを覚えています。
ネタバレを含むみんなの口コミ評判レビュー
★★★☆☆星3
ルーベンが倒れたという報を聞いたかつての仲間たちが続々と集まり、ラスベガスを舞台にした犯罪エンターテインメントが再び幕を開けます。
今作は、「オーシャンズ11」「オーシャンズ12」で敵役だったアンディ・ガルシア演じるベネディクトとの共闘もあります。かつての敵と作戦を繰り広げる様子は、どこか日本の少年誌の漫画にも共通する面を感じます。
カジノへ打撃を与える側面と、開業間近のホテルの格付けを落とすという2つの側面があるため、ストーリーはスピーディーに展開していきます。最新鋭のシステムを突破するため、大規模な作戦も決行されます。
オーシャンズシリーズらしい、スカッとするクライマックスまで目が離せませんよ!
40代男性
★★★★☆星4
オーシャンズ3部作のラストを飾る今作は、裏切られ失意により倒れてしまった仲間の為に、史上最も大掛かりな仕掛けで仲間を騙した張本人のホテル王を懲らしめます。
相変わらず登場人物の個性もひかり、見るものを飽きさせない演出の数々、過去2作品を観た人なら「ここはなにかの伏線なのか?」なんて考えちゃうような場面も多く、あっと言う間の2時間ちょっとでした。
今作では過去の宿敵ベネディクトも仲間に加わり力を貸してくれます。まさに敵の敵は友。最後にはあのベネディクトが慈善活動までしちゃう始末です。ほっこりしました。
3部作のラストを飾るにふさわしい作品で、シリーズ全てに共通する観終わったあとのすっきり感。そのすっきり感が感じられるだけでも見る価値はあると思います。
20代男性
★★★☆☆星3
ベネディクトを巻き込んでこの最高のセキュリティに挑む超大作です!
天災、奇跡でもない限り崩せないセキュリティだが、本当に天災が?!今作では、ダニー達だけでなく、カジノに参加している人たちみんなが大金を手に入れることができる!?前作の自称世界一の大泥棒フランソワも再び出てきて、オーシャンズの邪魔をするが!?
前作同様、オーシャンズメンバーの個々の役どころも必見となっています。特にライナスの役が傑作!!笑いあり、衝撃あり、興奮が欠かせない対策となっています。
30代男性
★★★☆☆星3
ルーベンが信頼していたバンクに裏切られたショックで、心筋梗塞で倒れてしまったシーンは本当に悲しかったです。そんなお人好しすぎるルーベンのため、オーシャンたちがバンクに復讐したことは、仲間愛を感じるとともにスカッとしました。
しかも今回はベネディクトとも共謀して実行した作戦は、どのシーンもドキドキハラハラして面白かったです。ベネディクトはトゥルアーを使っていたし、やっぱり両者はライバル同士なのだなと思いました。
30代女性
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