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『グリーンランド -地球最後の2日間-』でなぜ選ばれたのか。イライラする自己中な登場人物、続編を解説。

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2021年6月4日、日本公開の映画『グリーンランド -地球最後の2日間-』。

冒頭で避難対象者に選ばれた主人公ですが、なぜ選ばれたのかよく分からなかった方も多いですよね。

なぜ選ばれたのか、その理由は、彗星落下後の世界を再建するために役立つ人材と判断されたからだと考察されます。

では、なぜ選ばれたのか理由の詳細共に、イライラする自己中な登場人物、続編について解説ていきます。

監督や作品の簡単な紹介 🙂

監督はリック・ローマン・ウォー、主演はジェラルド・バトラー。

突如として地球に接近する巨大隕石を題材に、人類滅亡が迫る中で生き延びようとする一家の姿を描いています。

パニック描写だけでなく、極限状況における家族の絆や人間模様を重視している点が特徴で、「災害サバイバル映画」として話題となりました。

なぜ選ばれたのか、理由は主人公が再建に役立つ人間と判断されたから。

突如として現れ、地球に落下する彗星クラークによって、滅亡の危機に瀕することとなる地球。

主人公たち家族は、政府からシェルターに避難することが出来る対象者に選ばれ、空軍基地へと向かうこととなります。

ちなみに、避難対象者として選ばれたのは、アメリカ国民の中で僅か2万人ということで、非常に少ない人数であることが分かります。

では、なぜ主人公たちは避難対象者に選ばれたのか、その理由はジェラルド・バトラー演じる主人公ジョン・ギャリティの職業が関係しています。

管理人

避難対象者の選定基準

映画の中で描かれる避難対象者の基準は、単に「生き延びるため」ではなく、彗星落下後の世界を再建するために役立つ人材を優先するものでした。

健康面や年齢層のバランスといった条件も考慮されました。

そして、限られた人数で新しい社会を再構築できるかどうかが、大きな判断材料となっています。

再建のために必要な人物たち

映画の中盤で避難対象者は、建築技術者や医者など地球が壊滅的な被害を受けた後、再建するために必要な職業に従事している人々であることが語られています。

主人公のジョンは、映画冒頭で高層ビルの現場を管理していることからも分かるように、建築技術者であり、その専門性から避難対象者に選ばれたことが分かります。

再建のために必要な専門的技術を持っている人々が選ばれたのです。

管理人

お金をたくさん持っている資産家や有名なインフルエンサーであっても、避難対象者に選ばれることはなかったと考えられます。

役立つ人材を優先せざるを得ないため、全員を救えなかった

選抜対象がアメリカ国内でわずか2万人に限られたのは、シェルターの収容人数に厳しい制限があったためです。

全員を救うことは不可能であり、結果的に「役立つ人材を優先せざるを得ない」という判断が下されました。

これは多くの人を見捨てることにもつながり、社会全体に混乱や絶望をもたらす要因となっています。

管理人

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イライラ?自己中な登場人物たち

映画『グリーンランド -地球最後の2日間-』を鑑賞した人々の感想の中で特に多かったのが、「イライラする」という声です。

その原因は、主人公キャリティ一家をはじめ、多くの登場人物が極限状況の中で自己中心的な行動を取っている点にあります。

特に目立ったイライラ要素について、夫ジョンの行動、妻アリソンの行動、登場人物達の自己中な行動をまとめていきます。

管理人

夫:ジョンの行動

インスリンを忘れて飛行機を降りる

妻と子どもが乗っていないことに気づき、飛行機を飛び降りるジョン。

その直前にはインスリンを忘れて車に戻るというミスもしており、結果的に飛行機は暴徒化した群衆によって爆破されてしまいます。

観客としては「忘れるな!」とツッコミたくなる場面です。

リストバンドを隠さない不用心

ヒッチハイクでトラックに乗り込む際、避難対象者のリストバンドを隠さなかったために襲われてしまいます。

希少なリストバンドを無防備に晒すジョンの不用心さは、観ていてイライラが募るポイントです。

飛行機に無理やり乗り込む

カナダ行きの飛行機を無理やり停めて乗り込むシーンも印象的です。

家族のためとはいえ、他者を顧みない自己中心的な行動に映ります。

妻:アリソンの行動

リストバンドを隠さない結果の悲劇

ジョンと同じく、ヒッチハイク中にリストバンドを隠さなかったため、息子ネイサンが誘拐される原因を作ってしまいます。

夫婦揃って不用心な行動は、観客の苛立ちを誘います。

職員への感謝がない

パニックの中でネイサンと再会できたにもかかわらず、助けてくれた職員にお礼を言わないアリソン。

その態度は「自己中」と感じざるを得ません。

インスリン管理の杜撰さ

糖尿病のネイサンに不可欠なインスリンを、子どものリュックに任せきりです。

命に直結する物を一つの管理方法に頼るのは不用心で、無責任にも映ります。

周囲の登場人物たちの自己中心的な行動

キャリティ一家だけでなく、他の名もなき登場人物たちも生存本能から自己中心的に行動します。

飛行機に殺到する群衆

ジョンが降りたことでパニックが広がり、暴徒化した群衆が飛行機を爆破。

自分の生存だけを考える必死さが、逆に多くの命を奪う結果となりました。

リストバンドを狙う人々

避難対象者であることが分かると、我先にとリストバンドを奪おうとする人々が群がります。

極限状況とはいえ、他人を蹴落とす姿は観ていて不快に感じます。

車に乗せてくれた夫婦

ヒッチハイクに応じたかと思えば、リストバンド欲しさにネイサンを誘拐する夫婦。人

の弱みを利用する卑劣な行動は、まさに自己中の極みです。

『グリーンランド』続編の真相|公開日や内容

2020年8月に公開された映画『グリーンランド-地球最後の2日間-』は、全世界で5000万ドルを超える興行収入を記録しました。

隕石災害の迫力と同時に、社会が崩壊していく中で揺れ動く人間模様が描かれ、災害サバイバル映画でありながら人間ドラマとしての側面も注目されました。

その後、映画『グリーンランド -地球最後の2日間-』に続編が制作されるという噂がファンの間で広がり、大きな注目を集めました。

果たしてその噂は本当なのか、そして気になる続編の内容とは一体どのようなものなのか、考察していきます。

管理人

荒廃した世界を旅することとなる一家の姿が描かれる続編

結論から言うと、続編公開の噂は事実で、2026年1月9日にアメリカで『Greenland 2: Migration(原題)』が公開予定となっています。

物語は、惑星クラークの衝突を生き延びたギャリティ一家が、シェルターから出た後の荒廃した世界を旅し、新しい居住地を探して移動していく姿を描くとのことです。

監督リック・ローマン・ウォーや、主演のジェラルド・バトラー(ジョン役)、モリーナ・バッカリン(アリソン役)ら主要キャストは前作から続投。

ただし前作の公開から実に6年という長い月日が経過し、成長してしまっているからか息子ネイサンを演じたロジャー・デイル・フロイドは続投せずに、代わりにローマン・グリフィン・デイヴィスが同役を演じるとのことです。

日本での公開日はまだ決定していませんが、前作の人気ぶりを考えると公開の可能性は十分にあるでしょう。

タイトル「Migration」が意味するもの

副題に付けられた「Migration(移住・大移動)」という言葉は、続編のテーマを象徴しています。

前作では「生き延びること」が目的でしたが、今作では、「どこで、どのように生きていくか」という次なる課題に焦点が当てられることになります。

ただ避難するだけでなく、荒廃した地球で新しい共同体や生活の基盤を築くための旅が描かれるとすれば、より人間ドラマ的な要素が強まることが予想されます。

『グリーンランド -地球最後の2日間-』のあらすじ

(以下、映画『グリーンランド -地球最後の2日間-』のあらすじです。)

『グリーンランド -地球最後の2日間-』のあらすじ|彗星クラークによって突然滅亡のカウントダウンが始まる地球

建築技術者として働くジョンは、午後休みを取り、別居中と見られる妻アリソンと息子のネイサンの待つ家へと久しぶりに帰ります。

世間は落下予定の彗星クラークの話題で持ち切りで、近所の友人家族たちと一緒に落下のライブ中継を観ようとアリソンは食事を用意していました。

スーパーマーケットまで買い出しに来ていたジョンのスマートフォンが鳴り響き、政府の避難対象者として選ばれたため、空軍基地へ向かうように通知が来ます。

危険性がないと言われていたクラークでしたが、地球に直撃し2日間で地球を滅亡させるほどのダメージを与えることが報道され、国中が大パニックとなります。

対象者の家族以外は空軍基地へ行くことは出来ないため、仕方なく助けを求める友人家族を振り切り、一家は空軍基地へと向かいます。

『グリーンランド -地球最後の2日間-』のあらすじ|様々なトラブルに見舞われる一家

群衆で混沌状態の空軍基地に辿り着いた3人は、対象者専用のリストバンドを装着されます。

が、糖尿病のネイサンに欠かせないインスリンを忘れてしまったことから、ジョンだけ車に戻ります。

先に基地へと入ったアリソンとネイサンでしたが、ネイサンが持病を持っていることから立ち入りを拒否されてしまいます。

仕方なく基地を後にし、ドラッグストアで薬を入手した後、ヒッチハイクした車で実家に向かうこととなります。

一方、基地に入り、飛行機に乗り込んだジョンでしたが、持病持ちは乗り込みを拒否されることを知ります。

そして、アリソンとネイサンが乗っていないことから、もう一度車へと戻り、アリソンから残されていたメモを見て実家へと向かいます。

『グリーンランド -地球最後の2日間-』のあらすじ|目指すはグリーンランドにある地下シェルター

アリソンたちを車に乗せてくれたのは親切そうな夫婦。

が、夫は二人が避難対象者であることが分かると、リストバンドを奪ってアリソンだけ車から降ろし、ネイサンの両親だと偽って空軍基地へと向かいます。

しかし、ネイサンが誘拐されたと訴えたため、夫婦は逮捕され、ネイサンは保護されます。

ほどなくして基地に辿り着いたアリソンはネイサンと再会し、もう一度実家へと向かいます。

一方、ジョンはヒッチハイクでトラックに乗せてもらいますが、対象者であることに気付かれてしまい、リストバンドを奪おうとする乗客との攻防が始まり、仕方なくジョンは乗客の一人を殺害してしまいます。

その後、車を盗んで実家へと辿り着き、アリソンとネイサンと再会したジョン。

シェルターがあるグリーンランドへ向かう旅客機がカナダから出航予定である、とトラックの中で聞き、その情報を頼りに、三人はカナダへと向かうのでした。

以上、映画『グリーンランド -地球最後の2日間-』のあらすじでした。

結末が気になる方はぜひ実際に映画を観てみて下さい。

『グリーンランド -地球最後の2日間-』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

(以下、映画『グリーンランド -地球最後の2日間-』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)

感想評価(※ネタバレ有)|滅亡が迫る地球で生存するために突き進んでいく一家の姿を描いたパニックSF

映画『グリーンランド -地球最後の2日間-』は、突如現れた彗星によって滅亡までわずか48時間となった地球で、生存のためにシェルターを目指す三人の家族を描いたパニックムービーとなっています。

滅亡が迫る地球で限られた対象者しか避難場所に向かうことが出来ないという混沌とした状況に翻弄される人々の姿がリアルに描かれます。

ごった返す空軍基地の前で我先に施設へ入ろうとする人々。妻アリソンと息子ネイサンの避難者専用リストバンドを見つけ、ネイサンを誘拐する夫婦。同じく夫ジョンのリストバンドを目撃し暴徒と化す人々。かたや地球滅亡を受け入れ、パーティーを楽しむ人々など、リアリティのある人物描写は見応えがあります。

そんな困難な状況の中で、必死にシェルターを目指して旅を続ける一家の姿が描かれます。

持病を持つネイサンの薬を忘れてしまっていたり、前述したようにリストバンドを堂々と装着してトラブルに巻き込まれてしまったり、出航直前の飛行機を無理やり止めて乗り込んだりなど、杜撰な姿も多く見受けられます。

しかし、いざ自分たちが同じ状況に陥ってしまった時は、同じような行動をしてしまうかもしれません。

管理人

家族愛が大きなテーマとなっていますが、旅を続ける中で別居状態であった夫婦の関係に大きな変化が訪れ、絆を深めていく姿も非常に印象的です。

少々自己中心的ではありながらも、家族を守るために必死に立ち向かっていく夫ジョンの姿は非常に魅力的です。

主人公の夫ジョンを演じたのは、これまで主演作『300』や『エンド・オブ』シリーズで強い男を演じてきたジェラルド・バトラー。

倦怠期を迎えた妻がいる中で、未曾有の危機の中で家族のために奮闘する父親を演じています。

時折見せるナイーブな人柄など、これまでの作品以上に感情移入しやすい役柄となっています。

最新のCG技術によって作られた隕石が落下する映像は非常にリアルで迫力があり、あっという間にディストピアと化していく姿も非常に見応えがあります。

映画のラストでは、一家が無事シェルターに辿り着き、最大の爆発に備えた人々が9カ月経過し、ようやく地下シェルターを脱出。

生存する姿が描かれる一応のハッピーエンドです。

どんな状況にあっても諦めずに突き進んでいく一家の姿には大きな勇気がもらえます。

これから大舞台を控えている人々や困難な状況に入る方々に、ぜひオススメしたい作品です。

『グリーンランド -地球最後の2日間-』みんなの口コミ評判レビュー

★★★☆☆星3

最初は派手に地球を救う系の映画なのかなと思っていたのですが、両親と子どもの3人が「とにかく手を離さない」っていう物語だったのがグッと来た感じです。

政府から突然「あなたは選ばれました。」と通知が来て、選ばれない人の視線の温度差がそれなりに怖いなと思いました。

子どものインスリンがタイムリミットになる設定もそれなりに印象的(というか効果的?)、時計の音が背中を叩かれるみたいな感じでした。

音響も良くて、フロントガラスに映る火の音のようなもの?が現実っぽい。

ただ、再会の偶然や移動のうまくいきすぎ感はどうなのかな?って感じもして、終盤も少し駆け足で余韻が薄いのは惜しい。

世界よりも目の前の家族を選び続ける強さは残っていたので、後味はそれなりに悪くはなかったかなと思います。

40代男性

★★★★☆星4

当時映画館で拝見しました。

SG映画の古典的なテーマである隕石墜落による地球滅亡ものの映画ですが、主人公自身が隕石をなんとかしてヒーローになる、という類のストーリーではなく、あくまで1市民に焦点を当てているところから、過去にあったデイアフタートゥモローなどのストーリーに似ていると感じました。

私はこういったディザスター映画においては映像が最も大事な要素だと思っています。

この映画の映像はとても素晴らしく、臨場感にあふれるものに仕上がっており、話にのめりこむには十分でした。

最終的なシェルターがあるグリーンランドにつくまでのドキドキ感と、最後はバッドエンドにならない部分も含めて、話としてもよくまとまっていてよかったと思います。

30代男性

★★★★☆星4

もし地球に隕石が落ちてきたら、人間は逃げられるのかという映画の大きなテーマにもハラハラしましたが・・・。

このような深刻すぎる災害が起こるのが分かったら、一般人にはすぐには知らされないんだろうなあとか、万が一、最優先避難者に選ばれたら、自分はどう行動するだろうとか、避難することを選択しても、次々襲ってくる、人間絡みの苦難の度、いちいち自分で選択して、結果は自己責任か・・・など、スリルを感じつつ、自分が主人公ならと考えると、疲れて落ち込んでしまうような映画でした。

ラスト、主人公が家族そろって、街は壊滅的に壊れてしまったけれど、それでも鳥は飛んでいる・・・という希望を思わせなくもない展開でしたが、生き残っても、また苦難か・・・と、かなり嫌な気持ちになってしまいました。

50代女性

*映画『グリーンランド -地球最後の2日間-』のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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